JPH11155144A - 画像処理システム及びその制御方法、画像処理装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

画像処理システム及びその制御方法、画像処理装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ

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JPH11155144A
JPH11155144A JP18303298A JP18303298A JPH11155144A JP H11155144 A JPH11155144 A JP H11155144A JP 18303298 A JP18303298 A JP 18303298A JP 18303298 A JP18303298 A JP 18303298A JP H11155144 A JPH11155144 A JP H11155144A
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Miyuki Enokida
幸 榎田
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ/クライアントシステムによって階層
符号化画像データを管理する画像処理装置において、サ
ーバ・マシンとクライアント・マシン間で階層符号化画
像データの送受信を効率的に実行することができ、かつ
クライアント・マシンで受信した符号化画像データを高
速にデコード/表示することができる画像処理システム
を提供する。 【解決手段】 サーバ・マシン1は、階層符号化画像デ
ータから階層毎に指定された1階層分の符号化画像デー
タをネットワーク3を介してクライアント・マシン4に
送信する。クライアント・マシン4は、ネットワーク3
を介してサーバ・マシン1より階層単位で送信されてく
る符号化画像データを受信する。受信した各階層の符号
化画像データを1つの階層符号化画像データに再構築す
る。この場合、受信した最新の符号化画像データをその
前に受信した符号化画像データと結合し、1つの階層符
号化画像データに変換しながら保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階層符号化画像デ
ータを管理するサーバ・マシンと、前記階層符号化画像
データをデコード/表示するクライアント・マシンと、
前記サーバ・マシンと前記クライアント・マシン間を接
続するネットワークから構成される画像処理システム及
びその制御方法、画像処理装置及びその制御方法、コン
ピュータ可読メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークを通して、サーバ/
クライアント・マシン間で階層符号化画像データを送受
信する画像処理システムでは、クライアントより要求さ
れた階層符号化画像データを1度の転送要求で全レイヤ
の符号化画像データをサーバ・マシンがクライアント・
マシンに送信するように構成されている。
【0003】また、階層符号化画像データを複数回に分
けて転送する場合には、所定単位毎に階層符号化画像デ
ータを分割して転送されるように構成されている。
【0004】更に、1度転送された階層符号化画像デー
タを、クライアント側でデータ・キャッシュのように使
う場合、転送された階層符号化画像データのイメージを
そのままの形式でテンポラリのファイルとしてファイル
に蓄積するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理システムでは、クライアント・マシンから
サーバ・マシンへの1度の転送要求で、要求された階層
符号化画像データの全レイヤの符号化画像データを1度
の転送で送信するため、例えば、JBIG符号化方式や
JPEGのProgressive符号化方式のような階層符号化
方式で符号化されている階層符号化画像データの場合、
表示には使わないレイヤの符号化画像データまでもクラ
イアント・マシンに転送していた。そのため、サーバ・
マシンとクライアント・マシン間を接続するネットワー
クのトラフィックを上げる原因となるという問題点があ
った。また、転送のために必要な時間もかかるという問
題点があった。
【0006】また、JBIG符号化の場合、JBIG符
号化された階層符号化画像データのデコード処理は必ず
最低解像度のレイヤの符号化画像データから順にデコー
ドする。そのため、通常、HITOLO形式(高解像度
のレイヤの符号化画像データから低解像度のレイヤの符
号化画像データ)で構成される符号化画像データの場合
は、その構成順に符号化画像データがサーバ・マシンか
らクライアント・マシンへ転送されてくるため、クライ
アント・マシンは符号化画像データの最後に格納されて
いる最低解像度のレイヤの符号化画像からデコードを開
始しなければならず、デコード処理が複雑になるという
問題点があった。
【0007】また、所定単位毎に階層符号化画像データ
を分割して転送する場合には、ネットワークの転送能力
や使用状況に関らず固定の単位で転送している。そのた
め、例えば、使用するネットワークがあまり使われてい
ない場合も極少量のデータしか転送しなかったり、逆
に、ネットワークが混んでいる場合には、大量のデータ
を転送してしまう等のネットワークを効率的に使用でき
ないという問題点があった。
【0008】また、クライアント・マシンでデータ・キ
ャッシュのように1度転送されてきた階層符号化画像デ
ータをテンポラリの領域に蓄積する機能を有する場合、
送られてきた符号化画像データのイメージをそのまま蓄
積する。そして、階層符号化画像データのある階層の符
号化画像データのみを転送した場合は、データ・キャッ
シュには、分割されて転送された符号化画像データをそ
のままのイメージで保存される。そのため、再度、その
符号化画像データのデコード処理を行う場合でも、1回
目と同様の複雑な処理を行う必要があるという問題点が
あった。
【0009】また、このデータ・キャッシュにある分割
された各符号化画像データを直接読み出しデコードする
ためには、専用のデコード/表示アプリケーションが必
要になり汎用性に欠けるという問題点があった。
【0010】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、サーバ/クライアントシステムによって階層
符号化画像データを管理する画像処理装置において、サ
ーバ・マシンとクライアント・マシン間で階層符号化画
像データの送受信を効率的に実行することができ、かつ
クライアント・マシンで受信した符号化画像データを高
速にデコード/表示することができる画像処理システム
及びその制御方法、画像処理装置及びその制御方法、コ
ンピュータ可読メモリを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による画像処理システムは以下の構成を備え
る。即ち、また、好ましくは、階層符号化画像データを
管理するサーバ・マシンと、前記階層符号化画像データ
をデコード/表示するクライアント・マシンと、前記サ
ーバ・マシンと前記クライアント・マシン間を接続する
ネットワークから構成される画像処理システムであっ
て、前記サーバ・マシンは、前記階層符号化画像データ
から階層毎に指定された1階層分の符号化画像データを
前記ネットワークを介して前記クライアント・マシンに
送信する送信手段と、前記クライアント・マシンは、前
記ネットワークを介して前記サーバ・マシンより階層単
位で送信されてくる符号化画像データを受信する受信手
段と、前記受信手段で受信した各階層の前記符号化画像
データを1つの階層符号化画像データに再構築する再構
築手段とを備え、前記再構築手段は、前記受信手段で受
信した最新の符号化画像データをその前に受信した符号
化画像データと結合し、1つの階層符号化画像データに
変換しながら保存する。
【0012】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理システムの制御方法は以下の構成を備える。即
ち、階層符号化画像データを管理するサーバ・マシン
と、前記階層符号化画像データをデコード/表示するク
ライアント・マシンと、前記サーバ・マシンと前記クラ
イアント・マシン間を接続するネットワークから構成さ
れる画像処理システムの制御方法であって、前記階層符
号化画像データから階層毎に指定された1階層分の符号
化画像データを前記ネットワークを介して前記サーバ・
マシンより前記クライアント・マシンへ送信する送信工
程と、前記ネットワークを介して前記サーバ・マシンよ
り階層単位で送信されてくる符号化画像データを前記ク
ライアント・マシンにて受信する受信工程と、前記受信
工程で受信した各階層の前記符号化画像データを1つの
階層符号化画像データに再構築する再構築工程とを備
え、前記再構築工程は、前記受信工程で受信した最新の
符号化画像データをその前に受信した符号化画像データ
と結合し、1つの階層符号化画像データに変換しながら
保存する。
【0013】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
階層符号化画像データを管理するサーバ・マシンと、前
記階層符号化画像データをデコード/表示するクライア
ント・マシンと、前記サーバ・マシンと前記クライアン
ト・マシン間を接続するネットワークから構成される画
像処理システムの制御のプログラムコードが格納された
コンピュータ可読メモリであって、前記階層符号化画像
データから階層毎に指定された1階層分の符号化画像デ
ータを前記ネットワークを介して前記サーバ・マシンよ
り前記クライアント・マシンへ送信する送信工程のプロ
グラムコードと、前記ネットワークを介して前記サーバ
・マシンより階層単位で送信されてくる符号化画像デー
タを前記クライアント・マシンにて受信する受信工程の
プログラムコードと、前記受信工程で受信した各階層の
前記符号化画像データを1つの階層符号化画像データに
再構築する再構築工程のプログラムコードとを備え、前
記再構築工程は、前記受信工程で受信した最新の符号化
画像データをその前に受信した符号化画像データと結合
し、1つの階層符号化画像データに変換しながら保存す
る。
【0014】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、階層符号化
画像データを管理し、前記階層符号化画像データをデコ
ード/表示するクライアント・マシンとネットワークを
介して接続される画像処理装置であって、前記クライア
ント・マシンから送信対象の階層符号化画像データの階
層の指定を受信する受信手段と、前記受信手段で受信し
た前記階層符号化画像データから階層毎に指定された1
階層分の符号化画像データを前記ネットワークを介して
前記クライアント・マシンに送信する送信手段とを備え
る。
【0015】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、階層符号化
画像データを管理するサーバ・マシンとネットワークを
介して接続され、前記階層符号化画像データをデコード
/表示する画像処理装置であって、前記ネットワークを
介して前記サーバ・マシンより階層単位で送信されてく
る符号化画像データを受信する受信手段と、前記受信手
段で受信した各階層の前記符号化画像データを1つの階
層符号化画像データに再構築する再構築手段とを備え、
前記再構築手段は、前記受信手段で受信した最新の符号
化画像データをその前に受信した符号化画像データと結
合し、1つの階層符号化画像データに変換しながら保存
する。
【0016】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
階層符号化画像データを管理し、前記階層符号化画像デ
ータをデコード/表示するクライアント・マシンとネッ
トワークを介して接続される画像処理装置の制御方法で
あって、前記クライアント・マシンから送信対象の階層
符号化画像データの階層の指定を受信する受信工程と、
前記受信工程で受信した前記階層符号化画像データから
階層毎に指定された1階層分の符号化画像データを前記
ネットワークを介して前記クライアント・マシンに送信
する送信工程とを備える。
【0017】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
階層符号化画像データを管理するサーバ・マシンとネッ
トワークを介して接続され、前記階層符号化画像データ
をデコード/表示する画像処理装置の制御方法であっ
て、前記ネットワークを介して前記サーバ・マシンより
階層単位で送信されてくる符号化画像データを受信する
受信工程と、前記受信工程で受信した前記符号化画像デ
ータを1つの階層符号化画像データに再構築する再構築
工程とを備え、前記再構築工程は、前記受信手段で受信
した最新の符号化画像データをその前に受信した符号化
画像データと結合し、1つの階層符号化画像データに変
換しながら保存する。
【0018】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
階層符号化画像データを管理し、前記階層符号化画像デ
ータをデコード/表示するクライアント・マシンとネッ
トワークを介して接続される画像処理装置の制御のプロ
グラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリであ
って、前記クライアント・マシンから送信対象の階層符
号化画像データの階層の指定を受信する受信工程のプロ
グラムコードと、前記受信工程で受信した前記階層符号
化画像データから階層毎に指定された1階層分の符号化
画像データを前記ネットワークを介して前記クライアン
ト・マシンに送信する送信工程のプログラムコードとを
備える。
【0019】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
階層符号化画像データを管理するサーバ・マシンとネッ
トワークを介して接続され、前記階層符号化画像データ
をデコード/表示する画像処理装置の制御のプログラム
コードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、
前記ネットワークを介して前記サーバ・マシンより階層
単位で送信されてくる符号化画像データを受信する受信
工程のプログラムコードと、前記受信工程で受信した前
記符号化画像データを1つの階層符号化画像データに再
構築する再構築工程のプログラムコードとを備え、前記
再構築工程は、前記受信手段で受信した最新の符号化画
像データをその前に受信した符号化画像データと結合
し、1つの階層符号化画像データに変換しながら保存す
る。
【0020】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理システムは以下の構成を備える。即ち、階層符
号化画像データを管理するサーバ・マシンと、階層符号
化画像データをデコード/表示するクライアント・マシ
ンと、該サーバ・マシンと該クライアント・マシンを相
互に接続するネットワークから構成される画像処理シス
テムであって、前記サーバ・マシンに対し、送信対象と
する階層符号化画像データの階層を指定する指定手段
と、所定量のデータ転送単位を有する前記ネットワーク
での1回のデータ転送において、前記クライアント・マ
シンへ送信する前記指定手段で指定された指定階層を含
む1つ以上の階層の符号化画像データを決定する決定手
段と、前記決定手段で決定された前記指定階層を含む1
つ以上の階層の符号化画像データを前記クライアント・
マシンに送信する送信手段と、前記送信手段で送信され
てきた前記指定階層を含む1つ以上の階層の符号化画像
データを、その解像度に基づいて再構築する再構築手段
とを備える。
【0021】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理システムの制御方法は以下の構成を備える。即
ち、階層符号化画像データを管理するサーバ・マシン
と、階層符号化画像データをデコード/表示するクライ
アント・マシンと、該サーバ・マシンと該クライアント
・マシンを相互に接続するネットワークから構成される
画像処理システムの制御方法であって、前記サーバ・マ
シンに対し、送信対象とする階層符号化画像データの階
層を指定する指定工程と、所定量のデータ転送単位を有
する前記ネットワークでの1回のデータ転送において、
前記クライアント・マシンへ送信する前記指定工程で指
定された指定階層を含む1つ以上の階層の符号化画像デ
ータを決定する決定工程と、前記決定工程で決定された
前記指定階層を含む1つ以上の階層の符号化画像データ
を前記クライアント・マシンに送信する送信工程と、前
記送信工程で送信されてきた前記指定階層を含む1つ以
上の階層の符号化画像データを、その解像度に基づいて
再構築する再構築工程とを備える。
【0022】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
階層符号化画像データを管理するサーバ・マシンと、階
層符号化画像データをデコード/表示するクライアント
・マシンと、該サーバ・マシンと該クライアント・マシ
ンを相互に接続するネットワークから構成される画像処
理システムの制御のプログラムコードが格納されたコン
ピュータ可読メモリであって、前記サーバ・マシンに対
し、送信対象とする階層符号化画像データの階層を指定
する指定工程のプログラムコードと、所定量のデータ転
送単位を有する前記ネットワークでの1回のデータ転送
において、前記クライアント・マシンへ送信する前記指
定工程で指定された指定階層を含む1つ以上の階層の符
号化画像データを決定する決定工程のプログラムコード
と、前記決定工程で決定された前記指定階層を含む1つ
以上の階層の符号化画像データを前記クライアント・マ
シンに送信する送信工程のプログラムコードと、前記送
信工程で送信されてきた前記指定階層を含む1つ以上の
階層の符号化画像データを、その解像度に基づいて再構
築する再構築工程のプログラムコードとを備える。
【0023】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、階層符号化
画像データを管理する画像処理装置であって、 ネット
ワークを介して接続される他の画像処理装置より指定さ
れた指定階層の符号化画像データの送信の要求を受信す
る受信手段と、所定量のデータ転送単位を有する前記ネ
ットワークでの1回のデータ転送において、前記他の画
像処理装置に送信する前記指定階層を含む1つ以上の階
層の符号化画像データを決定する決定手段と、前記決定
手段で決定された前記指定階層を含む1つ以上の階層の
符号化画像データを前記他の画像処理装置に送信する送
信手段とを備える。
【0024】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
階層符号化画像データを管理する画像処理装置の制御方
法であって、ネットワークを介して接続される他の画像
処理装置より指定された指定階層の符号化画像データの
送信の要求を受信する受信工程と、所定量のデータ転送
単位を有する前記ネットワークでの1回のデータ転送に
おいて、前記他の画像処理装置に送信する前記指定階層
を含む1つ以上の階層の符号化画像データを決定する決
定工程と、前記決定工程で決定された前記指定階層を含
む1つ以上の階層の符号化画像データを前記他の画像処
理装置に送信する送信工程とを備える。
【0025】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、階層符号化
画像データを管理する第1画像処理装置とネットワーク
を介して接続される画像処理装置であって、前記第1画
像処理装置に対し、送信対象とする階層符号化画像デー
タの階層を指定する指定手段と、所定量のデータ転送単
位を有する前記ネットワークでの1回のデータ転送にお
いて、前記指定手段で指定した指定階層に基づいて決定
された該指定階層を含む1つ以上の階層の符号化画像デ
ータを前記第1画像処理装置より受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した前記指定階層を含む1つ以上の
階層の符号化画像データを、その解像度に基づいて再構
築する再構築手段とを備える。
【0026】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
階層符号化画像データを管理する第1画像処理装置とネ
ットワークを介して接続される画像処理装置の制御方法
であって、前記第1画像処理装置に対し、送信対象とす
る階層符号化画像データの階層を指定する指定工程と、
所定量のデータ転送単位を有する前記ネットワークでの
1回のデータ転送において、前記指定工程で指定した指
定階層に基づいて決定された該指定階層を含む1つ以上
の階層の符号化画像データを前記第1画像処理装置より
受信する受信工程と、前記受信工程で受信した前記指定
階層を含む1つ以上の階層の符号化画像データを、その
解像度に基づいて再構築する再構築工程とを備える。
【0027】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
階層符号化画像データを管理する画像処理装置の制御の
プログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリ
であって、ネットワークを介して接続される他の画像処
理装置より指定された指定階層の符号化画像データの送
信の要求を受信する受信工程のプログラムコードと、所
定量のデータ転送単位を有する前記ネットワークでの1
回のデータ転送において、前記他の画像処理装置に送信
する前記指定階層を含む1つ以上の階層の符号化画像デ
ータを決定する決定工程のプログラムコードと、前記決
定工程で決定された前記指定階層を含む1つ以上の階層
の符号化画像データを前記他の画像処理装置に送信する
送信工程のプログラムコードとを備える。
【0028】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
階層符号化画像データを管理する第1画像処理装置とネ
ットワークを介して接続される画像処理装置の制御のプ
ログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリで
あって、前記第1画像処理装置に対し、送信対象とする
階層符号化画像データの階層を指定する指定工程のプロ
グラムコードと、所定量のデータ転送単位を有する前記
ネットワークでの1回のデータ転送において、前記指定
工程で指定された指定階層に基づいて決定された該指定
階層を含む1つ以上の階層の符号化画像データを前記第
1画像処理装置より受信する受信工程のプログラムコー
ドと、前記受信工程で受信した前記指定階層を含む1つ
以上の階層の符号化画像データを、その解像度に基づい
て再構築する再構築工程のプログラムコードとを備え
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。 <実施形態1>図1は本発明の実施形態1の画像処理シ
ステムの概略構成を示す図である。
【0030】図1において、1はJBIG符号化された
符号化画像データ(以下、JBIGファイルと称する)
を大量に蓄積し、サーバ・マシンとして機能する端末で
ある。2はそれらのJBIGファイルを実際に蓄積し管
理している磁気ディスク装置である。4はサーバ・マシ
ン1に対するクライアント・マシンとして機能する端末
である。3はサーバ・マシン1とクライアント・マシン
4を接続しているネットワークである。
【0031】次に、サーバ・マシン1とクライアント・
マシン4の構成例(演算部)について、図2を用いて説
明する。
【0032】尚、実施形態1では、説明の簡略化のた
め、サーバ・マシン1とクライアント・マシン4におい
て基本構成は共に図2に示す構成を備えるものとする。
但し、各マシンで他に種々の構成を備えることは何ら差
し支えないことはもちろんである。
【0033】図2は本発明の実施形態1のサーバ・マシ
ンとクライアント・マシンの演算部の構成を示す図であ
る。
【0034】図2において、71は各構成要素を接続す
るためのバスである。72は実際に演算を行うCPUで
ある。73はCPU72で演算を行うためのプログラム
や、後述する各フローチャートを実行するためのプログ
ラムを記憶したり、一時的なワークメモリとして機能す
るメモリである。74はプログラムや、画像データを保
存するためのディスク装置部である。75はキーボード
やマウス等から構成される操作部である。
【0035】尚、以下の説明におけるフローチャート
は、CPU72がメモリ部73や操作部75よりの指示
に基づいて行われる。
【0036】実施形態1では、クライアント・マシン4
上で、JBIGファイルの検索/表示することを説明す
る。この場合の動作概略は、クライアント・マシン4か
ら必要なJBIGファイル中のレイヤ番号をサーバ・マ
シン1に送り、サーバ・マシン1からは指定されたレイ
ヤのJBIGデータをクライアント・マシン4に送信す
る。尚、この時のサーバ・マシン1とクライアント・マ
シン4間の接続形式は、特に問わないことにする。
【0037】次に、サーバ・マシン1で蓄積しているJ
BIGファイルのデータフォーマットについて、図3を
用いて説明する。
【0038】図3は本発明の実施形態1のサーバ・マシ
ンで蓄積しているJBIGファイルのデータフォーマッ
トを示す図である。
【0039】図3では、3種類のJBIGファイル2
0、21、22を示しており、各JBIGファイルは、
階層構造になっている。JBIGファイル20は、最下
層レイヤであるlowestレイヤ(Layer0)の
他、4階層のレイヤ(Layer4〜1)から構成さ
れ、高レイヤから低レイヤに並んで構成されるHITO
LO形式となっている。
【0040】尚、本発明では、便宜上、各レイヤの符号
化画像データをJBIGデータと称し、各レイヤのJB
IGデータすべて合わせたものがJBIGファイルとな
る。JBIGファイル21は、1つのレイヤ(Laye
rX)から構成されるJBIGファイルを示している。
JBIGファイル22は、低レイヤから高レイヤのJB
IGデータが並んで構成されるLOTOHI形式のJB
IGファイルを示している。
【0041】また、これらのJBIGファイルは、図4
に示すように、ディレクトリ“JBIGIMGS”の下
に、“FILE1.JBG”、“FILE2.JB
G”、“FILE3.JBG”、“FILE4.JB
G”というように“ファイル名.JBG”という形式
で、例えば、ディスク装置4に蓄積されている。JBI
Gファイルの原画像サイズは、例えば、4752Pix
els*3360Linesであり、階層数は4、lo
westレイヤのストライプ当たりのライン数は2、O
rderフィールドはHITOLOビットがオンの条件
で符号化されている。この場合のJBIGファイルのB
IH(Bilevel-Image_Header)は、図5の40に示すよ
うに設定される。また、図5において、DLフィールド
はJBIGファイル内の最低解像度レイヤ、Dフィール
ドはJBIGファイルの最終解像度レイヤ、Pフィール
ドはビットプレーン数(2値の場合は「1」)、Xdフ
ィールド、Ydフィールドは最高解像度の水平方向、垂
直方向のサイズ、L0フィールドは最低解像度のストラ
イプ当たりのライン数、Mxフィールド、Myフィール
ドはAT画素に許される最大の水平、垂直のオフセッ
ト、Orderフィールドはストライプデータを連結す
る順序(HITOLOビット)、Optionフィール
ドはオプションを示す。
【0042】尚、実施形態1では、説明を簡単にするた
め、サーバ・マシン1で管理されているJBIGファイ
ルは、全て図3の20で示す形式で管理されているもの
とする。
【0043】上記の環境の基で、クライアント・マシン
4よりJBIGファイルの検索/表示を行う時の動作を
説明する。以下の説明は、ファイル名“JBIGIMG
S/FILE1.JBG”のJBIGファイルを階層的
に表示する場合を例として説明をする。
【0044】まず、クライアント・マシン4からサーバ
マシン1に対して、“JBIGIMGS/FILE1.
JBG”のlowestレイヤのJBIGデータの要求
を送信する。この“JBIGIMGS/FILE1.J
BG”のlowestレイヤのJBIGデータの要求を
受けたサーバマシン1では、図6に示すフローチャート
に従い転送用JBIGファイルを作成し、クライアント
・マシン4に送信する。
【0045】[サーバ・マシンの処理]図6は本発明の
実施形態1のサーバ・マシン1で実行される処理を示す
フローチャートである。
【0046】まず、ステップS50にて、クライアント
・マシン4から要求されたファイル名のJBIGファイ
ルをオープンする。この場合は、ファイル名“JBIG
IMGS/FILE1.JBG”のJBIGファイルを
オープンする。次に、ステップS51にて、ステップS
50でオープンしたJBIGファイルの先頭に格納され
ているBIHを読み出す。
【0047】続いて、ステップS52にて、クライアン
ト・マシン4から要求されたレイヤ(この例では、lo
westレイヤなので「0」)が、このJBIGファイ
ル中に有るか否かを判断する。尚、この判断はエラー処
理であり、もしJBIGファイル中に無いレイヤが要求
された場合に、クライアント側にエラー・メッセージを
返すためのものである。
【0048】クライアント・マシン4から要求されたレ
イヤがこのJBIGファイル中にない場合、つまり、エ
ラーであれば、ステップS53に進み、エラーコード等
のエラーメッセージを返して異常終了する。一方、クラ
イアント・マシン4から要求されたレイヤがJBIGフ
ァイル中にある場合(正常な場合)は、ステップS54
に進み、転送用BIHを作成する。尚、転送用BIHの
詳細については後述する。
【0049】その後、ステップS55にて、該当するレ
イヤのJBIGデータをJBIGファイルから読み出
し、ステップS54で作成した転送用BIHと読み出し
たJBIGデータを転送用JBIGファイルとしてクラ
イアント・マシン4に送信し、サーバ・マシン1の処理
は終了する。
【0050】次に上述したステップS54の転送用BI
Hの詳細について説明する。
【0051】転送用JBIGファイルは、実施形態1の
場合、必ずレイヤ数は1になる。そして、転送用BIH
の内容は、lowestレイヤの場合とその他のレイヤ
の場合で若干異なる。lowestレイヤの場合は、D
L=0、D=0になり、その他のレイヤの場合は、DL
が要求されたレイヤ番号、D=1となる。また、Xd、
Ydフィールドは、原画像のサイズから要求されたレイ
ヤ番号に対応する画像サイズx、yを計算する。この計
算は、以下のようになる。
【0052】 x=BIH中のXd; y=BIH中のYd; for(i=0;i<BIH中のD−要求レイヤ番号;i++) { x=(x+1)/2; y=(y+1)/2; } 例えば、原画像の画像サイズが4752*3360で、
要求されたレイヤ番号が0の場合は、画像サイズx、y
は297*210となる。また、要求されたレイヤ番号
が1の場合は、画像サイズx、yは594*420とな
る。また、OrderフィールドのHITOLOビット
は、オフにリセットする。その他のフィールドは、元の
BIHの値をコピーする。
【0053】以上の手順に従うと、上記の例における転
送用JBIGファイルのデータフォーマットは、図3の
21のようになる。また、その転送用BIHの実際の値
の例としてを、lowestレイヤの場合を図5の4
1、レイヤ1の場合を図5の42に示す。
【0054】[クライアント・マシンの処理]クライア
ント・マシン4の処理は、サーバ・マシン1に対してJ
BIGファイルを要求する処理、要求したJBIGファ
イルを受信する処理、その後、その受信したJBIGフ
ァイルをデコード/表示する処理の3つに大きく分ける
ことができる。これらの処理の内、サーバ・マシン1に
対してJBIGファイルを要求する処理と、受信したJ
BIGファイルをデコード/表示する処理は周知の手法
を用いて実現できるので、ここでは省略する。そして、
本発明の特徴的な処理となるJBIGファイルを受信す
る処理について、図7を用いて説明する。
【0055】図7は本発明の実施形態1のクライアント
・マシンで実行される処理を示すフローチャートであ
る。
【0056】まず、ステップS60にて、今回要求する
JBIGファイルがlowestレイヤであるか否かを
判断する。lowestレイヤの場合(ステップS60
でYES)、ステップS61に進み、JBIGファイル
をテンポラリ・ファイルを管理するディレクトリに保存
する。尚、この時の保存するファイル名を“A.JB
G”とする。一方、lowestレイヤでない場合(ス
テップS60でNO)、ステップS62に進む。
【0057】ステップS62にて、以前に保存したJB
IGファイル、実施形態1では、ファイル名“A.JB
G”のJBIGファイルをオープンする。次に、ステッ
プS63にて、そのオープンしたJBIGファイルのB
IHをリードする。次に、ステップ64にて、今回送信
されてきたlowestレイヤ以外のJBIGファイ
ル、例えば、ファイル名“B.JBG”のJBIGファ
イルをオープンする。次に、ステップS65にて、その
JBIGファイルのBIHをリードする。
【0058】次に、ステップS66にて、ステップS6
3とステップS65でリードしたBIHから、“A.J
BG”のJBIGファイルと“B.JBG”のJBIG
ファイルから新しく構築するJBIGファイル(ファイ
ル名“C.JBG”)のBIHを生成する。尚、この新
しく構築するJBIGファイルのBIHを生成する方法
の詳細については、後述する。次に、ステップS67に
て、ファイル名“A.JBG”のJBIGファイルをリ
ードする。次に、ステップS68にて、ファイル名
“B.JBG”のJBIGファイルをリードする。そし
て、このリードされたJBIGファイルを、LOTOH
I形式になるようにファイル名“C.JBG”のJBI
Gファイルに格納する。
【0059】ここで、リードされたJBIGファイルを
LOTOHI形式でファイル名“C.JBG”のJBI
Gファイルに格納するためには、ファイル名“A.JB
G”のJBIGファイルを先にファイル名“C.JB
G”のJBIGファイルに格納した後、ファイル名
“B.JBG”のJBIGファイルを格納すればよい。
【0060】リードされたJBIGファイルの全てがフ
ァイル名“C.JBG”のJBIGファイルに格納され
たら、ステップS69にて、ファイル名“C.JBG”
をファイル名“A.JBG”に変更する。これにより、
“A.JBG”ファイルが1レイヤ以上のJBIGファ
イルがアペンドされたJBIGファイルとして生成され
る。これと同時に、ファイル名“B.JBG”とファイ
ル名“C.JBG”のJBIGファイルを消去する。
【0061】次に、ステップS66における上述した新
しく構築するJBIGファイルのBIHを生成する方法
の詳細について説明する。
【0062】例えば、lowestレイヤのBIHが図
5の41、レイヤ1のBIHが図5の42であるとす
る。この2つのBIHから新しく構築するJBIGファ
イルのBIHを生成するには、DL、P、L0、Mx、
My、Order、Optionの各フィールドはlo
westレイヤの値、Dフィールドはlowestレイ
ヤのDフィールドに1を加えた値、Xdフィールド、Y
dフィールドはレイヤ1のXdフィールド、Ydフィー
ルドの値を各々セットする。この結果、新しく構築する
JBIGファイルのBIHとして、図5の43が生成さ
れる。
【0063】以上説明した処理を、サーバ・マシン1で
管理されているJBIGファイルのレイヤ数分繰り返
し、全てのレイヤのJBIGデータを受信すると、クラ
イアント・マシン4上に全レイヤのJBIGデータから
なる完全なJBIGファイルを作成することができる。
また、途中のレイヤまでのJBIGファイルしか受信し
ていない場合でも、そのレイヤまでのJBIGファイル
として扱うことが可能である。そして、この受信したJ
BIGファイルは、JBIGファイルの表示をサポート
しているデコード/表示アプリケーションを用いること
で表示することができる。
【0064】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、サーバ・マシン1とクライアント・マシン4間で、
クライアント・マシン4から要求があったレイヤのJB
IGデータのみをネットワーク3を通して転送するよう
に、サーバ・マシン1でJBIGデータの処理を行う。
また、クライアント・マシン4では、サーバ・マシン1
から送信されてきたJBIGファイルをデータ・キャッ
シュのようにテンポラリとして保存する機能を有する。
そして、このテンポラリ・ファイルに保存する際に、今
回転送されてきたJBIGファイルが最低解像度のレイ
ヤのJBIGデータの場合は、そのまま保存する。一
方、それ以外のレイヤのJBIGデータの場合には、J
BIGデータを以前に転送されたJBIGデータと結合
し、そのレイヤまでのJBIGデータで1つのJBIG
ファイルとして保存する。また、この結合のときにLO
TOHI形式で結合することにより、再度、このJBI
Gファイルをデコードする際には、デコード処理を簡単
に行うことができる。
【0065】また、サーバ・マシン1とクライアント・
マシン4間で、必要となるレイヤのJBIGデータのみ
を転送し、かつクライアント・マシン4上でデコードし
やすい形式にデータ形式を変更しながら、ある領域に以
前に転送したJBIGファイルにアペンドして保存する
ように制御する。このため、JBIGファイルを表示で
きるアプリケーションで、例えば、1度、サーバ・マシ
ン1から受信したJBIGファイルのあるレイヤのJB
IGデータがある場合には、クライアント・マシン4自
身上で処理を行うことができる。そして、クライアント
・マシン4上にJBIGファイルのあるレイヤのJBI
Gデータが必要になった場合にのみ、サーバ・マシン1
に対して、必要なレイヤのJBIGデータの送信要求を
出すように制御する。そのため、ネットワーク3上を流
れるデータ量を最小限に押えることができ、ネットワー
ク3のトラフィックを上げることなく画像の検索表示を
行なうことが可能となる。 <実施形態2>実施形態1では、サーバ・マシン1とク
ライアント・マシン4間では、レイヤ単位でJBIGデ
ータを送受信する構成であったが、実施形態2では、ネ
ットワーク3のデータ転送能力に応じて、1度に複数レ
イヤ分のJBIGデータを送受信する構成を実現する。
【0066】実施形態2で実行される処理の概要を説明
すると、上記の環境において、クライアント・マシン4
はJBIGファイルの検索/表示を行う。その際の動作
としては、まず、例えば、ファイル名“JBIGIMG
S/FILE1.JBG”のJBIGファイルに関する
情報の要求をサーバ・マシン1に対して送信する。これ
により、サーバ・マシン1では、該当するJBIGファ
イルの全レイヤ数をクライアント・マシン4に送信す
る。クライアント・マシン4では、送信されたJBIG
ファイルの情報に基づいて、そのJBIGファイルのフ
ァイル名90とそのJBIGファイルを構成する全レイ
ヤ数91を図8に示す管理テーブルで管理する。この場
合、JBIGファイルのファイル名として“JBIGI
MGS/FILE1.JBG”、全レイヤ数が4で管理
される。
【0067】その後、サーバ・マシン1に対して、lo
westレイヤ(レイヤ0)のJBIGファイルを要求
する。これにより、サーバ・マシン1は、転送用JBI
Gファイルを作成し、その作成した転送用JBIGファ
イルをクライアント・マシン4に送信する。
【0068】[サーバ・マシンの処理]図9は本発明の
実施形態2のサーバ・マシンで実行される処理を示すフ
ローチャートである。
【0069】尚、実施形態2におけるサーバ・マシン1
とクライアント・マシン4間を接続するネットワーク3
におけるデータ転送は、パケット単位で行い、このパケ
ットのデータ長は4096バイトであるとする。また、
ネットワーク3の使用されている頻度は低い状態である
とする。
【0070】まず、ステップS70にて、要求されたフ
ァイル名“JBIGIMGS/FILE1.JBG”の
JBIGファイルをオープンする。次に、ステップS7
1にて、オープンしたJBIGファイルのBIHをリー
ドする。
【0071】次に、ステップS72にて、1パケット内
で転送可能な転送レイヤ数を計算する。この処理の詳細
について、図8を用いて説明する。
【0072】図10は本発明の実施形態2の転送レイヤ
数を計算する処理の詳細を示すフローチャートである。
【0073】まず、ステップS100にて、要求があっ
たレイヤのJBIGデータのバイト数をレジスタTot
al(不図示)にセットする。また、そのレイヤのレイ
ヤ番号もセットする。次に、ステップS101にて、レ
ジスタTotalの内容が1パケットのバイト数より小
さいか否かを判断する。レジスタTotalの内容が1
パケットのバイト数より小さい場合(ステップS101
でYES)、ステップS102に進み、次のレイヤのJ
BIGデータのバイト数を計算し、レジスタTotal
に加算する。一方、レジスタTotalの内容が1パケ
ットのバイト数より大きい場合(ステップS101でN
O)、本処理を終了する。
【0074】ここで、具体例を挙げて本処理を説明す
る。今、ネットワーク3のパケットのバイト数が409
6バイト、要求したJBIGファイルの各レイヤのJB
IGデータのバイト数が図11に示すようになっている
とする。例えば、クライアント・マシン4からレイヤ0
のJBIGデータを要求されている場合には、レイヤ0
のJBIGデータのバイト数が1kバイトなので、ステ
ップS100で、レジスタTotalには1024(1
K)をセットし、また、レイヤ番号を0にセットする。
【0075】次に、ステップS101にて、レジスタT
otalの内容が1パケットのバイト数4096より小
さいか否かを判断する。この場合、レジスタTotal
の内容は1024なので、ステップS102に進む。ス
テップS102にて、レイヤ番号0に1を加え、次のレ
イヤはレイヤ1となる。この場合、このレイヤ番号がJ
BIGファイルの全レイヤ数を越えていないかを判断
し、越えている場合は、処理を終了する。
【0076】同時に、レイヤ1のJBIGデータのバイ
ト数1.5Kを、レジスタTotalに加算する。この
結果、レジスタTotalの内容は、2.5K(256
0)に更新される。この場合も、レジスタTotalの
内容は、1パケットのバイト数よりも小さいので、次の
レイヤに対し上記の処理を実行する。
【0077】そして、レイヤ2のJBIGデータのバイ
ト数(2Kバイト)をレジスタTotalに加算したと
ころで、レジスタTotalの内容が1パケットのバイ
ト数4096よりも大きくなるので、処理を終了する。
【0078】以上のように、上記の例では、1パケット
でレイヤ0とレイヤ1のJBIGデータを転送すること
ができる。また、この時のレイヤ番号は0から1にな
る。
【0079】再び、図7の説明に戻る。
【0080】ステップS74にて、クライアント・マシ
ン4に転送するための転送用BIHを作成する。次に、
ステップ75にて、ステップS73の計算結果に基づい
て、1パケットで転送可能なレイヤのJBIGデータを
読み出し、転送用BIHと共にクライアント・マシン4
に送信する。 一方、クライアント・マシン4で実行さ
れる処理は、実施形態1の図7で説明した処理と同様な
ので、ここでは省略する。
【0081】以上説明した処理を、図8に示したクライ
アント・マシン4上の管理テーブルと、既に受信したJ
BIGファイルに基づいて、サーバ・マシン1に対し必
要なJBIGファイルを要求し、全てのレイヤのJBI
Gデータを受信すると、クライアント・マシン4上に全
レイヤのJBIGデータから構成される完全なJBIG
ファイルを作成することができる。また、途中のレイヤ
までのJBIGデータしか受信していない場合でも、そ
のレイヤまでのJBIGファイルとして扱うことが可能
である。そして、この受信したJBIGファイルは、J
BIGファイルの表示をサポートしているデコード/表
示アプリケーションを用いることで表示することができ
る。
【0082】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、サーバ・マシン1とクライアント・マシン4間で、
必要となるレイヤのJBIGデータのみを送受信するこ
とができる。また、クライアント・マシン4上でデコー
ドしやすい形式でJBIGファイルを保存しておき、新
たに受信したJBIGファイルを保存しているJBIG
ファイルにアペンドして保存しておくことができる。そ
のため、1度サーバ・マシン1から受信したJBIGフ
ァイルを再度クライアント・マシン4上で必要とする場
合でも、クライアント・マシン1でそのJBIGファイ
ルを保存しているので、サーバ・マシン1に再度、その
JBIGファイルを要求する必要がなくなる。これによ
り、ネットワーク3上を流れるデータ量を最小限に押さ
えることができ、ネットワーク3のトラフィックを上げ
ることなくJBIGファイルの表示を行うことが可能と
なる。
【0083】また、ネットワーク3の転送能力が充分に
あり、使用頻度が低い場合には、要求されたレイヤを含
む複数のJBIGデータを1度に転送することができる
ので、更にネットワーク3のトラフィックを下げること
が可能となる。また、この処理は、サーバ・マシン1の
みで行えば良く、クライアント・マシン4における仕様
の変更を必要としない。 <実施形態3>実施形態2では、ネットワーク3の使用
頻度が低い場合において、サーバ・マシン1とクライア
ント・マシン4で実行される処理について説明した。こ
れに対し、実施形態3では、ネットワーク3の使用頻度
が高い場合、あるいはネットワーク3の転送能力が低い
場合において、サーバ・マシン1とクライアント・マシ
ン4で実行される処理について説明する。
【0084】尚、ネットワーク3の使用頻度が高いか否
かを判断する方法は特に限定するものではなく、周知の
方法を用いて行うことももちろん可能である。
【0085】まず、実施形態3におけるサーバ・マシン
1で実行される処理について、図12を用いて説明す
る。また、クライアント・マシン4で実行される処理
は、図12で説明するサーバ・マシン1が実行する処理
に対し、図7で説明した処理を実行すれば良いので、こ
こでは省略する。
【0086】図12は本発明の実施形態2のサーバ・マ
シンで実行される処理を示すブローチャートである。
【0087】尚、図12に示すフローチャートにおい
て、図9のフローチャートと同じ処理には同じステップ
番号を付加しており、その詳細については省略する。実
施形態2と異なる点は、図9のフローチャートのステッ
プS72の処理を動的に切り換える点である。
【0088】つまり、ステップS120にて、クライア
ント・マシン4に対し複数のレイヤのJBIGデータを
転送するか否かを判断する。複数のレイヤのJBIGデ
ータを転送する場合(ステップS120YES)、ステ
ップS72に進む。一方、複数のレイヤのJBIGデー
タを転送しない場合(ステップS120でNO)、ステ
ップS74に進む。そして、要求されたレイヤのJBI
Gデータのみをクライアント・マシン4に対して送信す
れば良い。
【0089】以上説明したように、実施形態3によれ
ば、ネットワーク3の使用頻度、あるいは転送能力に応
じて転送レイヤ数を決定するので、ネットワーク3の使
用頻度が高かったり、あるいは転送能力が低くても、最
適な転送レイヤ数でJBIGファイルをサーバ・マシン
1とクライアント・マシン4で送受信することができ
る。
【0090】尚、ステップS120における判断条件
は、実施形態3で説明したものに限らず、他の条件を用
いることも可能である。 <実施形態4>実施形態2、実施形態3では、サーバ・
マシン1とクライアント・マシン4がそれぞれ1台であ
る場合において、サーバ・マシン1とクライアント・マ
シン4で実行される処理について説明したが、実施形態
4では、サーバ・マシンとクライアント・マシンが各々
複数台ある場合において、サーバ・マシンとクライアン
ト・マシンで実行される処理について説明する。
【0091】この場合、サーバ・マシンで実行される処
理は、特に変更はなく、JBIGファイルの要求があっ
たクライアント・マシンに対してJBIGファイルを送
信するように動作すれば良い。
【0092】一方、クライアント・マシンでは、JBI
Gファイルの要求対象となるサーバ・マシンを管理すれ
ば良く、例えば、図13に示すような管理テーブルを各
クライアント・マシンに持たせ、これに基づいて実施形
態2の図10で説明した処理を適用すれば良い。図13
に示す管理テーブルは、各JBIGファイルの全レイヤ
数を管理する管理テーブルであり、実施形態2の図8に
示した管理テーブルと同一の機能を果たす。図8と異な
る点は、110のサーバ・マシンのマシン名を管理する
フィールドが追加されている点である。この110に各
JBIGファイルが管理されているサーバ・マシンのマ
シン名を格納しておくことにより、複数のサーバ・マシ
ン上にあるJBIGファイルを把握することが可能とな
る。
【0093】以上説明したように、実施形態4によれ
ば、複数のサーバ・マシンと複数のクライアント・マシ
ンにおいても、図13に示す管理テーブルを各クライア
ント・マシンに持たせることで、実施形態2と同様の効
果を得ることができる。
【0094】また、各レイヤのJBIGデータを管理す
るサーバ・マシンを示す情報をクライアント・マシンで
管理するので、サーバ・マシンとクライアント・マシン
が各々複数台存在する場合にも、容易に本発明を適用す
ることが可能となる。
【0095】尚、上記実施形態1〜実施形態4によれ
ば、サーバ・マシンで管理しているJBIGファイルが
HITOLO形式であっても、クライアント・マシンで
は、LOTOHI形式に変更するので、クライアントマ
シン上でのデコード処理を高速に行うことが可能とな
る。 <実施形態5>実施形態5では、実施形態1〜実施形態
4で説明した処理を、JPEGのProgressive符号化方
式(以下、JPEG符号化のProgressive符号化方式を
JPEG方式と略す)で階層符号化された階層符号化画
像データ(以下、JPEGファイルと称する)を適用し
た場合について説明する。この場合、サーバ・マシン1
のディスク装置2は、JPEGファイルを蓄積している
ことになる。また、便宜上、JPEGファイルを構成す
る各レイヤの符号化画像データをJPEGデータと称
し、各レイヤのJPEGデータすべて合わせたものがJ
PEGファイルとなる。
【0096】実施形態5では、サーバ・マシン1に蓄積
されるJPEGファイルに対し、クライアント・マシン
4上で所望のJPEGファイルを検索/表示することを
説明する。動作概略は、まず、クライアント・マシン4
から指定したJPEGファイル中のレイヤ番号をサーバ
・マシン1に送信する。この送信によって、サーバ・マ
シン1から指定されたレイヤのJPEGデータをクライ
アント・マシン4に送信する。そして、クライアント・
マシン4でそのJPEGデータをデコード/表示する。
尚、この時のサーバ・マシン1とクライアント・マシン
4間の接続形式は特に問わないこととする。
【0097】次に、サーバ・マシン1で管理しているJ
PEGファイルのデータフォーマットについて、図14
を用いて説明する。
【0098】図14は本発明の実施形態5のサーバ・マ
シンで管理しているJPEGファイルのデータフォーマ
ットを示す図である。
【0099】図14において、30は、一般的な形式の
JPEGファイルである。31は、実施形態5で使用す
る形式のJPEGファイルの一例である。この例では、
JPEGファイルは、5つのスキャンSCAN1〜SC
AN5に分割された階層構造となっている。実施形態5
では、説明を簡単にするため、サーバ・マシン1に管理
されているJPEGファイルは、31に示す形式である
とする。
【0100】上記の環境において、クライアント・マシ
ン4はJPEGファイルの検索/表示を行う。その際の
動作としては、まず、クライアント・マシン4からある
JPEGファイル、例えば、ファイル名“A.JPG”
のJPEGファイルに対し、特に、最下層レイヤのJP
EGデータをサーバ・マシン1に要求する。尚、JPE
Gファイルの場合には、そのファイル中にスキャンの数
等の情報は無いため、クライアント・マシン4で更に高
解像度の画像にするためのJPEGデータがあるか否か
を判断する必要がある。
【0101】クライアント・マシン4から要求がある
と、サーバ・マシン1は、図15に示すフローチャート
に従い、転送用JPEGファイルを作成し、クライアン
ト・マシン4に送信する。
【0102】クライアント・マシン4では、受信したJ
PEGデータのデコード/表示処理を行う。また、クラ
イアント・マシン4で更に高解像度のJPEGデータを
表示したい場合は、サーバ・マシン1に対して次のレイ
ヤのJPEGデータを要求する。
【0103】以下、サーバ・マシン1、クライアント・
マシン4で実行される処理について、それぞれ説明す
る。 [サーバ・マシンの処理]図15は本発明の実施形態5
のサーバ・マシンで実行される処理を示すフローチャー
トである。
【0104】尚、実施形態5におけるサーバ・マシン1
とクライアント・マシン4間を接続するネットワーク3
におけるデータ転送は、パケット単位で行い、このパケ
ットのデータ長は4096バイトであるとする。また、
ネットワーク3の使用されている頻度は低い状態である
とする。つまり、一度に、複数レイヤのJPEGデータ
を転送可能な状態であるとする。
【0105】まず、ステップS201にて、クライアン
ト・マシン4から要求されたファイル名“A.JPG”
のJPEGファイルをオープンする。次に、ステップS
202にて、1パケットのバイト数以下で、より多くの
JPEGデータを転送するために、1パケット内で転送
可能な転送レイヤ数を計算する。この処理の詳細につい
て、図16を用いて説明する。
【0106】図16は本発明の実施形態5の転送レイヤ
数を計算する処理の詳細を示すフローチャートである。
【0107】まず、ステップS171にて、要求があっ
たレイヤのJPEGデータのバイト数をレジスタTot
al(不図示)にセットする。次に、ステップS172
にて、複数レイヤ転送するか否かを判断する。複数レイ
ヤ転送しない場合(ステップS172でNO)、本処理
を終了する。一方、複数レイヤ転送する場合(ステップ
S172でYES)、ステップS173に進む。
【0108】ステップS173にて、レジスタTota
lの内容が1パケットのバイト数より小さいか否かを判
断する。レジスタTotalの内容が1パケットのバイ
ト数より小さい場合(ステップS173でYES)、ス
テップS174に進み、次のレイヤのバイト数を計算
し、レジスタTotalに加算する。一方、レジスタT
otalの内容が1パケットのバイト数より大きい場合
(ステップS174でYES)、本処理を終了する。
【0109】ここで、具体例を挙げて本処理を説明す
る。今、ファイル名“A.JPG”のJPEGファイル
の各レイヤ(スキャン)のJPEGデータのバイト数が
図17に示すようになっているとする。そして、例え
ば、クライアント・マシン4からスキャン1のJPEG
データを要求されている場合には、まず、ステップS1
71で、レジスタTotalにバイト数3072をセッ
トする。次に、ステップS172で、複数レイヤ転送す
るか否かを判断する。この場合は、複数レイヤ転送する
ので、ステップS173に進む。ステップS173で
は、レジスタTotalの内容(3072)が1パケッ
トのバイト数4096より小さいので、ステップS74
に進む。そして、ステップS174で、次のレイヤであ
るスキャン2のJPEGデータのバイト数512バイト
を、レジスタTotalに加算する。その結果、レジス
タTotalの内容は3584になる。再び、ステップ
S173に戻り、レジスタTotalの内容(358
4)が1パケットのバイト数4096より小さいので、
再び、ステップS174に進む。そして、ステップS1
74で、次のレイヤであるスキャン3のJPEGデータ
のバイト数2048バイトを、レジスタTotalに加
算する。その結果、レジスタTotalの内容は563
2になる。再び、ステップS173に戻り、レジスタT
otalの内容(5632)が1パケットのバイト数4
096より大きくなったので、本処理を終了する。この
場合、スキャン1とスキャン2の2レイヤが転送するこ
とができる。
【0110】再び、図15の説明に戻る。
【0111】ステップS203にて、ステップS202
の計算結果に基づいて、1パケットで転送可能なレイヤ
のJPEGデータをJPEGファイルの中から取り出
す。この取り出しは、例えば、各JPEGデータ毎に先
頭からのオフセットとバイト数を管理しておき、この情
報に基づいてJPEGデータを取り出しても良いし、あ
るいは、ダイナミックにスキャン・ヘッダーのマーカー
・コードを探し出しても良い。この取り出しの方法は、
特に限定するものではない。
【0112】その後、ステップS204にて、取り出し
たJPEGデータを転送用JPEGデータに変換する。
この転送用JPEGファイルの一例を、図14の32に
示す。図中、32−1は、その転送用JPEGファイル
のフレームヘッダ部分であり、この部分はJPEGファ
イルの先頭のレイヤのJPEGデータを転送する場合に
は必須であるが、先頭以外のレイヤのJPEGデータを
転送する場合は必要ない。32−2は、実際のJPEG
データの部分であり、ここに、ステップS203で取り
出した1レイヤ以上のJPEGデータが構成されること
になる。そして、ステップS205にて、ステップS2
04で作成した転送用JPEGファイルをクライアント
・マシン4に送信する。 [クライアント・マシンの処理]クライアント・マシン
4で実行される処理としては、以下のようなものがあ
る。
【0113】(1)すでに途中までのレイヤのJPEG
データを持っている場合は、更に次のレイヤのJPEG
データが存在するか否かを判断する処理 (2)サーバ・マシン1に対して新しいレイヤのJPE
Gデータを要求し、受信する処理 (3)受信したJPEGデータをデコード/表示する処
理 (4)受信したJPEGデータを既に受信しているJP
EGデータと結合する処理 まず、処理(1)は、JPEG方式による符号化の場
合、全てのDCT係数の値が全て揃ったか否かを判断す
ることによって行えばよい。処理(2)、(3)は、周
知の手法を用いて実現できるので、ここでは省略する。
そして、本発明の特徴的な処理となる処理(4)につい
て、図18を用いて説明する。
【0114】図18は本発明の実施形態5のクライアン
ト・マシンで実行される処理を示すフローチャートであ
る。
【0115】まず、ステップS161にて、今回受信し
たJPEGデータが、先頭のレイヤのJPEGデータを
含むか否かを判断する。先頭のレイヤのJPEGデータ
を含む場合(ステップS161でYES)、ステップS
162に進み、そのまま保存する。一方、先頭のレイヤ
のJPEGデータを含まない場合(ステップS161で
NO)、ステップS163に進む。尚、実施形態5の場
合は、受信したJPEGデータがスキャン1とスキャン
2で構成されているので、ステップS162に移動し、
そのまま保存する。この場合のファイル名は、サーバ・
マシン1に要求したファイル名を使用する。つまり、フ
ァイル名“A.JPG”を使用する。
【0116】ステップS163にて、以前に保存したJ
EPGファイル、実施形態5では、ファイル“A.JP
G”のJPEGファイルをオープンする。次に、ステッ
プS164にて、今回転送されてきたファイル名“B.
JPG”のJPEGファイルをオープンする。その後、
ステップS165にて、ファイル名“B.JPG”のJ
PEGファイルのJPEGデータ部分のみをファイル名
“A.JPG”のJPEGファイルにアペンドする。そ
の後、ファイル名“A.JPG”のJPEGファイルと
ファイル名“B.JPG”のJPEGファイルをクロー
ズし、ファイル名“B.JPG”のJPEGファイルを
消去する。
【0117】以上の処理を繰り返すことにより、クライ
アント・マシン4上のファイル名“A.JPG”のJP
EGファイルは、徐々に高解像度のJPEGデータが追
加され、最終的にはサーバ・マシン1上で管理されてい
るJPEGと同一のJPEGファイルが再構築されるこ
とになる。また、常に、レイヤ単位でサーバ・マシン1
からJPEGファイルを受信しているので、途中のレイ
ヤまでのJPEGファイルしか受信していない場合で
も、そのレイヤまでのJPEGファイルとしてクライア
ント・マシン4は管理することができるため、そのJP
EGファイルをデコードし表示することが可能である。
【0118】以上説明したように、実施形態5によれ
ば、サーバ・マシン1とクライアント・マシン4間で必
要となるレイヤのJPEGデータのみを転送し、かつ、
クライアント・マシン4上でデコードしやすい形式にJ
PEGデータを変換すると同時に以前転送されてきたJ
PEGファイルに追加しながら保存する。これにより、
以前サーバ・マシン1から受信したJPEGデータがク
ライアント・マシン4上にある場合は、自身のクライア
ント・マシン4のみでそのJPEGデータに対する処理
を行うことができる。そして、自身に有さないレイヤの
JPEGデータが必要になった時のみサーバ・マシン1
に対して、その必要なレイヤのJPEGデータを要求す
れば良い。これにより、ネットワーク3のトラフィック
を最小限に押さえた画像検索を行うことができる。
【0119】また、1つのJPEGファイルをレイヤ毎
のJPEGデータとしてに別々に転送されても、クライ
アント・マシン4で1つのJPEGファイルに変換する
ことができる。そのため、クライアント・マシン4では
レイヤ毎に別々のJPEGファイルを扱うことも無く、
常に1つのJPEGファイルに対しての処理を行え、処
理も簡便になる。
【0120】また、JPEG方式による階層符号化画像
データの場合、最初のレイヤの符号化画像データ以外
は、クライアント・マシン4において要求したレイヤと
受信したレイヤの順がネットワーク3の状況によって一
致していないことが発生していも受信した符号化画像デ
ータを順次デコードできる。そのため、クライアント・
マシン4におけるJPEGファイル結合の処理は簡単に
行うことができる。 [実施形態6]実施形態5では、ネットワーク3の使用
頻度が低い場合において、サーバ・マシン1とクライア
ント・マシン4で実行される処理について説明した。こ
れに対しネットワーク3の使用頻度が高い場合、あるい
はネットワーク3の転送能力が低い場合は、以下に説明
するような処理を行う。つまり、サーバ・マシン1は実
施形態4の図16のステップS172において、複数レ
イヤ転送しない、つまり、必ず1レイヤずつのJPEG
データを転送するように制御する。それ以外の処理は、
実施形態4と同じである。また、クライアント・マシン
4は、このサーバ・マシン1から1レイヤずつ転送され
てくるJPEGデータに対し、実施形態5の図18で説
明した処理を実行すれば良い。
【0121】尚、ネットワーク3の使用頻度が高いか否
か、また、ネットワーク3の転送能力を判断する方法は
特に限定するものではなく、周知の方法を用いて行うこ
とももちろん可能である。
【0122】以上説明したように、実施形態6によれ
ば、ネットワーク3の使用頻度、あるいは転送能力に応
じて転送レイヤ数を決定するので、ネットワーク3の状
態に応じたJPEGファイルの転送が可能になる。 [実施形態7]実施形態5、実施形態6では、サーバ・
マシン1とクライアント・マシン4がそれぞれ1台であ
る場合において、サーバ・マシン1とクライアント・マ
シン4で実行される処理について説明したが、実施形態
7では、サーバ・マシンとクライアント・マシンが各々
複数台ある場合において、サーバ・マシンとクライアン
ト・マシンで実行される処理について説明する。
【0123】この場合、サーバ・マシンで実行される処
理は、特に変更する必要は無く、JEPGファイルの要
求があったクライアント・マシンに対してJPEGファ
イルを送信するように動作すれば良い。
【0124】一方、クライアント・マシンでは、JPE
Gファイルの要求対象となるサーバ・マシンを管理すれ
ば良く、例えば、図14の33に示すように、クライア
ント・マシン上のJPEGファイル内にCOMMENT
マーカー・コードを設け、そこに、サーバ・マシンを識
別するための情報(マシン名等)を格納しておくことで
対応できる。そして、既に途中までのレイヤのJPEG
データがクライアント・マシン上にあり、更に高解像度
のレイヤのJPEGデータを要求する場合には、このC
OMMENTマーカー・コードに格納されている情報を
読み出し、その情報に基づいて決定されるサーバ・マシ
ンから必要なレイヤのJPEGデータを要求することが
できる。
【0125】以上説明したように、実施形態7によれ
ば、複数のサーバ・マシンと複数のクライアント・マシ
ンにおいても、JPEGファイルにCOMMENTマー
カー・コードを設けることで、実施形態5と同様の効果
を得ることができる。
【0126】尚、本発明では、処理対象の画像データと
してJBIGファイル、JPEGファイルを例に挙げて
説明したが、階層符号化された符号化画像データであれ
ば、本発明を適用することが可能である。
【0127】また、サーバ・マシン1とクライアント・
マシン4における処理は上記各実施形態で説明したもの
に限るものではなく、本発明を実現可能な範囲の設計的
変更が可能であることは言うまでもない。
【0128】また、JBIGファイルあるいはJPEG
ファイルのデコード/表示アプリケーションのデコード
処理は、常にJBIGファイル形式あるいはJPEG形
式のみの既存のデコード処理を用いることができる。
【0129】また、クライアント・マシン4上でテンポ
ラリ・ファイルのディレクトリに作成したJBIGファ
イルあるいはJPEGファイルは、転送が途中レイヤの
場合でも、そのレイヤまでのJBIGファイルあるいは
JPEGファイルとして再構築しているため、通常のJ
BIGファイルあるいはJPEGファイルの表示アプリ
ケーションが表示することも可能となり、個人的な画像
データの保存としても利用可能である。
【0130】また、クライアント・マシン4におけるJ
BIGファイルあるいはJPEGファイルの保存方法や
ファイル名の付け方などは、特に限定するものではな
い。また、テンポラリ・ファイルのディレクトリは、ユ
ーザーが設定しても、あるいは固定ディレクトリでも良
く、クライアント・マシン4あるいはユーザが認識して
いるのであればどれでも良い。
【0131】また、ネットワーク3上での通信プロトコ
ルは、どのようなものを用いてもよいことは言うまでも
ない。
【0132】また、クライアント・マシン4における処
理とJBIGファイルあるいはJPEGファイルを表示
/検索する表示/検索アプリケーションとの関係も特に
限定するものではない。
【0133】また、複数の機器(例えばホストコンピュ
ータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)か
ら構成されるシステムに適用しても、一つの機器からな
る装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適
用してもよい。
【0134】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0135】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0136】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0137】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0138】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーバ/クライアントシステムによって階層符号化画像
データを管理する画像処理装置において、サーバ・マシ
ンとクライアント・マシン間で階層符号化画像データの
送受信を効率的に実行することができ、かつクライアン
ト・マシンで受信した符号化画像データを高速にデコー
ド/表示することができる画像処理システム及びその制
御方法、画像処理装置及びその制御方法、コンピュータ
可読メモリを提供できる。
【0140】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の画像処理システムの概略
構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態1のサーバ・マシンとクライ
アント・マシンの演算部の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態1のサーバ・マシンで蓄積し
ているJBIGファイルのデータフォーマットを示す図
である。
【図4】本発明の実施形態1のJBIGファイルの一例
を示す図である。
【図5】本発明の実施形態1のBIHの一例を示す図で
ある。
【図6】本発明の実施形態1のサーバ・マシン1で実行
される処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態1のクライアント・マシンで
実行される処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態2の管理テーブルの一例を示
す図である。
【図9】本発明の実施形態2のサーバ・マシンで実行さ
れる処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態2の転送レイヤ数を計算す
る処理の詳細を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態2のJBIGファイルの各
レイヤのJBIGデータのバイト数の一例を示す図であ
る。
【図12】本発明の実施形態2のサーバ・マシンで実行
される処理を示すブローチャートである。
【図13】本発明の実施形態3の管理テーブルの一例を
示す図である。
【図14】本発明の実施形態5のサーバ・マシンで管理
しているJPEGファイルのデータフォーマットを示す
図である。
【図15】本発明の実施形態5のサーバ・マシンで実行
される処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の実施形態5の転送レイヤ数を計算す
る処理の詳細を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施形態5のJPEGファイルの各
レイヤのJPEGデータのバイト数の一例を示す図であ
る。
【図18】本発明の実施形態5のクライアント・マシン
で実行される処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバ・マシン 2 磁気ディスク装置 3 ネットワーク 4 クライアント・マシン 71 バス 72 CPU 73 メモリ 74 ディスク装置部 75 操作部

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層符号化画像データを管理するサーバ
    ・マシンと、前記階層符号化画像データをデコード/表
    示するクライアント・マシンと、前記サーバ・マシンと
    前記クライアント・マシン間を接続するネットワークか
    ら構成される画像処理システムであって、 前記サーバ・マシンは、 前記階層符号化画像データから階層毎に指定された1階
    層分の符号化画像データを前記ネットワークを介して前
    記クライアント・マシンに送信する送信手段と、 前記クライアント・マシンは、 前記ネットワークを介して前記サーバ・マシンより階層
    単位で送信されてくる符号化画像データを受信する受信
    手段と、 前記受信手段で受信した各階層の前記符号化画像データ
    を1つの階層符号化画像データに再構築する再構築手段
    とを備え、 前記再構築手段は、前記受信手段で受信した最新の符号
    化画像データをその前に受信した符号化画像データと結
    合し、1つの階層符号化画像データに変換しながら保存
    することを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記階層符号化画像データは、JBIG
    符号化で階層符号化されていることを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記階層符号化画像データは、JPEG
    符号化のProgressive符号化方式で階層符号化されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記再構築手段は、前記階層符号化画像
    データをデコードしやすいように符号変換することを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記再構築手段による変換は、JBIG
    方式のHITOLO形式に変換することを特徴とする請
    求項4に記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】 前記再構築手段で再構築された階層符号
    化画像データは、途中階層でもその階層までの階層符号
    化画像データになっていることを特徴とする請求項1に
    記載の画像処理システム。
  7. 【請求項7】 階層符号化画像データを管理するサーバ
    ・マシンと、前記階層符号化画像データをデコード/表
    示するクライアント・マシンと、前記サーバ・マシンと
    前記クライアント・マシン間を接続するネットワークか
    ら構成される画像処理システムの制御方法であって、 前記階層符号化画像データから階層毎に指定された1階
    層分の符号化画像データを前記ネットワークを介して前
    記サーバ・マシンより前記クライアント・マシンへ送信
    する送信工程と、 前記ネットワークを介して前記サーバ・マシンより階層
    単位で送信されてくる符号化画像データを前記クライア
    ント・マシンにて受信する受信工程と、 前記受信工程で受信した各階層の前記符号化画像データ
    を1つの階層符号化画像データに再構築する再構築工程
    とを備え、 前記再構築工程は、前記受信工程で受信した最新の符号
    化画像データをその前に受信した符号化画像データと結
    合し、1つの階層符号化画像データに変換しながら保存
    することを特徴とする画像処理システムの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記階層符号化画像データは、JBIG
    符号化で階層符号化されていることを特徴とする請求項
    7に記載の画像処理システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記階層符号化画像データは、JPEG
    符号化のProgressive符号化方式で階層符号化されてい
    ることを特徴とする請求項7に記載の画像処理システム
    の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記再構築工程は、前記階層符号化画
    像データをデコードしやすいように符号変換することを
    特徴とする請求項7に記載の画像処理システムの制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記再構築工程による変換は、JBI
    G方式のHITOLO形式に変換することを特徴とする
    請求項10に記載の画像処理システム。
  12. 【請求項12】 前記再構築工程で再構築された階層符
    号化画像データは、途中階層でもその階層までの階層符
    号化画像データになっていることを特徴とする請求項7
    に記載の画像処理システムの制御方法。
  13. 【請求項13】 階層符号化画像データを管理するサー
    バ・マシンと、前記階層符号化画像データをデコード/
    表示するクライアント・マシンと、前記サーバ・マシン
    と前記クライアント・マシン間を接続するネットワーク
    から構成される画像処理システムの制御のプログラムコ
    ードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、 前記階層符号化画像データから階層毎に指定された1階
    層分の符号化画像データを前記ネットワークを介して前
    記サーバ・マシンより前記クライアント・マシンへ送信
    する送信工程のプログラムコードと、 前記ネットワークを介して前記サーバ・マシンより階層
    単位で送信されてくる符号化画像データを前記クライア
    ント・マシンにて受信する受信工程のプログラムコード
    と、 前記受信工程で受信した各階層の前記符号化画像データ
    を1つの階層符号化画像データに再構築する再構築工程
    のプログラムコードとを備え、 前記再構築工程は、前記受信工程で受信した最新の符号
    化画像データをその前に受信した符号化画像データと結
    合し、1つの階層符号化画像データに変換しながら保存
    することを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  14. 【請求項14】 階層符号化画像データを管理し、前記
    階層符号化画像データをデコード/表示するクライアン
    ト・マシンとネットワークを介して接続される画像処理
    装置であって、 前記クライアント・マシンから送信対象の階層符号化画
    像データの階層の指定を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した前記階層符号化画像データから
    階層毎に指定された1階層分の符号化画像データを前記
    ネットワークを介して前記クライアント・マシンに送信
    する送信手段とを備えることを特徴とする画像処理装
    置。
  15. 【請求項15】 階層符号化画像データを管理するサー
    バ・マシンとネットワークを介して接続され、前記階層
    符号化画像データをデコード/表示する画像処理装置で
    あって、 前記ネットワークを介して前記サーバ・マシンより階層
    単位で送信されてくる符号化画像データを受信する受信
    手段と、 前記受信手段で受信した各階層の前記符号化画像データ
    を1つの階層符号化画像データに再構築する再構築手段
    とを備え、 前記再構築手段は、前記受信手段で受信した最新の符号
    化画像データをその前に受信した符号化画像データと結
    合し、1つの階層符号化画像データに変換しながら保存
    することを特徴とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】 階層符号化画像データを管理し、前記
    階層符号化画像データをデコード/表示するクライアン
    ト・マシンとネットワークを介して接続される画像処理
    装置の制御方法であって、 前記クライアント・マシンから送信対象の階層符号化画
    像データの階層の指定を受信する受信工程と、 前記受信工程で受信した前記階層符号化画像データから
    階層毎に指定された1階層分の符号化画像データを前記
    ネットワークを介して前記クライアント・マシンに送信
    する送信工程とを備えることを特徴とする画像処理装置
    の制御方法。
  17. 【請求項17】 階層符号化画像データを管理するサー
    バ・マシンとネットワークを介して接続され、前記階層
    符号化画像データをデコード/表示する画像処理装置の
    制御方法であって、 前記ネットワークを介して前記サーバ・マシンより階層
    単位で送信されてくる符号化画像データを受信する受信
    工程と、 前記受信工程で受信した前記符号化画像データを1つの
    階層符号化画像データに再構築する再構築工程とを備
    え、 前記再構築工程は、前記受信手段で受信した最新の符号
    化画像データをその前に受信した符号化画像データと結
    合し、1つの階層符号化画像データに変換しながら保存
    することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 階層符号化画像データを管理し、前記
    階層符号化画像データをデコード/表示するクライアン
    ト・マシンとネットワークを介して接続される画像処理
    装置の制御のプログラムコードが格納されたコンピュー
    タ可読メモリであって、 前記クライアント・マシンから送信対象の階層符号化画
    像データの階層の指定を受信する受信工程のプログラム
    コードと、 前記受信工程で受信した前記階層符号化画像データから
    階層毎に指定された1階層分の符号化画像データを前記
    ネットワークを介して前記クライアント・マシンに送信
    する送信工程のプログラムコードとを備えることを特徴
    とするコンピュータ可読メモリ。
  19. 【請求項19】 階層符号化画像データを管理するサー
    バ・マシンとネットワークを介して接続され、前記階層
    符号化画像データをデコード/表示する画像処理装置の
    制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読
    メモリであって、 前記ネットワークを介して前記サーバ・マシンより階層
    単位で送信されてくる符号化画像データを受信する受信
    工程のプログラムコードと、 前記受信工程で受信した前記符号化画像データを1つの
    階層符号化画像データに再構築する再構築工程のプログ
    ラムコードとを備え、 前記再構築工程は、前記受信手段で受信した最新の符号
    化画像データをその前に受信した符号化画像データと結
    合し、1つの階層符号化画像データに変換しながら保存
    することを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  20. 【請求項20】 階層符号化画像データを管理するサー
    バ・マシンと、階層符号化画像データをデコード/表示
    するクライアント・マシンと、該サーバ・マシンと該ク
    ライアント・マシンを相互に接続するネットワークから
    構成される画像処理システムであって、 前記サーバ・マシンに対し、送信対象とする階層符号化
    画像データの階層を指定する指定手段と、 所定量のデータ転送単位を有する前記ネットワークでの
    1回のデータ転送において、前記クライアント・マシン
    へ送信する前記指定手段で指定された指定階層を含む1
    つ以上の階層の符号化画像データを決定する決定手段
    と、 前記決定手段で決定された前記指定階層を含む1つ以上
    の階層の符号化画像データを前記クライアント・マシン
    に送信する送信手段と、 前記送信手段で送信されてきた前記指定階層を含む1つ
    以上の階層の符号化画像データを、その解像度に基づい
    て再構築する再構築手段とを備えることを特徴とする画
    像処理システム。
  21. 【請求項21】 前記決定手段は、前記階層符号化画像
    データの各階層の符号化画像データのサイズを算出する
    算出手段を備え、 前記算出手段によって算出される前記指定階層の符号化
    画像データのサイズと、前記ネットワークのデータ転送
    単位とを比較することで、前記クライアント・マシンに
    送信する該指定階層を含む1つ以上の階層の符号化画像
    データを決定することを特徴とする請求項20に記載の
    画像処理システム。
  22. 【請求項22】 前記算出手段は、前記階層符号化画像
    データの各階層の符号化画像データに関する情報を示す
    管理情報を管理し、その管理情報に基づいて、該各階層
    の符号化画像データのサイズを算出することを特徴とす
    る請求項21に記載の画像処理システム。
  23. 【請求項23】 前記階層符号化画像データは、JBI
    G符号化で階層符号化されていることを特徴とする請求
    項20に記載の画像処理システム。
  24. 【請求項24】 前記階層符号化画像データは、JPE
    G符号化のProgressive符号化方式で階層符号化されて
    いることを特徴とする請求項20に記載の画像処理シス
    テム。
  25. 【請求項25】 前記再構築手段は、前記送信手段で送
    信されてきた前記指定階層を含む1つ以上の階層の符号
    化画像データを、低解像度順に再構築することを特徴と
    する請求項20に記載の画像処理システム。
  26. 【請求項26】 階層符号化画像データを管理するサー
    バ・マシンと、階層符号化画像データをデコード/表示
    するクライアント・マシンと、該サーバ・マシンと該ク
    ライアント・マシンを相互に接続するネットワークから
    構成される画像処理システムの制御方法であって、 前記サーバ・マシンに対し、送信対象とする階層符号化
    画像データの階層を指定する指定工程と、 所定量のデータ転送単位を有する前記ネットワークでの
    1回のデータ転送において、前記クライアント・マシン
    へ送信する前記指定工程で指定された指定階層を含む1
    つ以上の階層の符号化画像データを決定する決定工程
    と、 前記決定工程で決定された前記指定階層を含む1つ以上
    の階層の符号化画像データを前記クライアント・マシン
    に送信する送信工程と、 前記送信工程で送信されてきた前記指定階層を含む1つ
    以上の階層の符号化画像データを、その解像度に基づい
    て再構築する再構築工程とを備えることを特徴とする画
    像処理システムの制御方法。
  27. 【請求項27】 前記決定工程は、前記階層符号化画像
    データの各階層の符号化画像データのサイズを算出する
    算出工程を備え、 前記算出工程によって算出される前記指定階層の符号化
    画像データのサイズと、前記ネットワークのデータ転送
    単位とを比較することで、前記クライアント・マシンに
    送信する該指定階層を含む1つ以上の階層の符号化画像
    データを決定することを特徴とする請求項26に記載の
    画像処理システムの制御方法。
  28. 【請求項28】 前記算出工程は、前記階層符号化画像
    データの各階層の符号化画像データに関する情報を示す
    管理情報を管理し、その管理情報に基づいて、該各階層
    の符号化画像データのサイズを算出することを特徴とす
    る請求項27に記載の画像処理システムの制御方法。
  29. 【請求項29】 前記階層符号化画像データは、JBI
    G符号化で階層符号化されていることを特徴とする請求
    項26に記載の画像処理システムの制御方法。
  30. 【請求項30】 前記階層符号化画像データは、JPE
    G符号化のProgressive符号化方式で階層符号化されて
    いることを特徴とする請求項26に記載の画像処理シス
    テムの制御方法。
  31. 【請求項31】 前記再構築工程は、前記送信工程で送
    信されてきた前記指定階層を含む1つ以上の階層の符号
    化画像データを、低解像度順に再構築することを特徴と
    する請求項26に記載の画像処理システムの制御方法。
  32. 【請求項32】 階層符号化画像データを管理するサー
    バ・マシンと、階層符号化画像データをデコード/表示
    するクライアント・マシンと、該サーバ・マシンと該ク
    ライアント・マシンを相互に接続するネットワークから
    構成される画像処理システムの制御のプログラムコード
    が格納されたコンピュータ可読メモリであって、 前記サーバ・マシンに対し、送信対象とする階層符号化
    画像データの階層を指定する指定工程のプログラムコー
    ドと、 所定量のデータ転送単位を有する前記ネットワークでの
    1回のデータ転送において、前記クライアント・マシン
    へ送信する前記指定工程で指定された指定階層を含む1
    つ以上の階層の符号化画像データを決定する決定工程の
    プログラムコードと、 前記決定工程で決定された前記指定階層を含む1つ以上
    の階層の符号化画像データを前記クライアント・マシン
    に送信する送信工程のプログラムコードと、 前記送信工程で送信されてきた前記指定階層を含む1つ
    以上の階層の符号化画像データを、その解像度に基づい
    て再構築する再構築工程のプログラムコードとを備える
    ことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  33. 【請求項33】 階層符号化画像データを管理する画像
    処理装置であって、 ネットワークを介して接続される他の画像処理装置より
    指定された指定階層の符号化画像データの送信の要求を
    受信する受信手段と、 所定量のデータ転送単位を有する前記ネットワークでの
    1回のデータ転送において、前記他の画像処理装置に送
    信する前記指定階層を含む1つ以上の階層の符号化画像
    データを決定する決定手段と、 前記決定手段で決定された前記指定階層を含む1つ以上
    の階層の符号化画像データを前記他の画像処理装置に送
    信する送信手段とを備えることを特徴とする画像処理装
    置。
  34. 【請求項34】 前記決定手段は、前記階層符号化画像
    データの各階層の符号化画像データのサイズを算出する
    算出手段を備え、 前記算出手段で算出された前記指定階層の階層符号化画
    像データのサイズと、前記ネットワークのデータ転送単
    位とを比較することで、前記他の画像処理装置に送信す
    る前記指定階層を含む1つ以上の階層を決定することを
    特徴とする請求項33に記載の画像処理装置。
  35. 【請求項35】 前記算出手段は、前記階層符号化画像
    データの各階層の符号化画像データに関する情報を示す
    管理情報を管理し、その管理情報に基づいて、前記指定
    階層の符号化画像データのサイズを算出することを特徴
    とする請求項34に記載の画像処理装置。
  36. 【請求項36】 階層符号化画像データを管理する画像
    処理装置の制御方法であって、 ネットワークを介して接続される他の画像処理装置より
    指定された指定階層の符号化画像データの送信の要求を
    受信する受信工程と、 所定量のデータ転送単位を有する前記ネットワークでの
    1回のデータ転送において、前記他の画像処理装置に送
    信する前記指定階層を含む1つ以上の階層の符号化画像
    データを決定する決定工程と、 前記決定工程で決定された前記指定階層を含む1つ以上
    の階層の符号化画像データを前記他の画像処理装置に送
    信する送信工程とを備えることを特徴とする画像処理装
    置の制御方法。
  37. 【請求項37】 前記決定工程は、前記階層符号化画像
    データの各階層の符号化画像データのサイズを算出する
    算出工程を備え、 前記算出工程で算出された前記指定階層の階層符号化画
    像データのサイズと、前記ネットワークのデータ転送単
    位とを比較することで、前記他の画像処理装置に送信す
    る前記指定階層を含む1つ以上の階層を決定することを
    特徴とする請求項36に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  38. 【請求項38】 前記算出工程は、前記階層符号化画像
    データの各階層の符号化画像データに関する情報を示す
    管理情報を管理し、その管理情報に基づいて、前記指定
    階層の符号化画像データのサイズを算出することを特徴
    とする請求項37に記載の画像処理装置の制御方法。
  39. 【請求項39】 階層符号化画像データを管理する第1
    画像処理装置とネットワークを介して接続される画像処
    理装置であって、 前記第1画像処理装置に対し、送信対象とする階層符号
    化画像データの階層を指定する指定手段と、 所定量のデータ転送単位を有する前記ネットワークでの
    1回のデータ転送において、前記指定手段で指定した指
    定階層に基づいて決定された該指定階層を含む1つ以上
    の階層の符号化画像データを前記第1画像処理装置より
    受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した前記指定階層を含む1つ以上の
    階層の符号化画像データを、その解像度に基づいて再構
    築する再構築手段とを備えることを特徴とする画像処理
    装置。
  40. 【請求項40】 前記再構築手段は、前記受信手段で受
    信した前記指定階層を含む1つ以上階層の符号化画像デ
    ータを、低解像度順に再構築することを特徴とする請求
    項39に記載の画像処理装置。
  41. 【請求項41】 階層符号化画像データを管理する第1
    画像処理装置とネットワークを介して接続される画像処
    理装置の制御方法であって、 前記第1画像処理装置に対し、送信対象とする階層符号
    化画像データの階層を指定する指定工程と、 所定量のデータ転送単位を有する前記ネットワークでの
    1回のデータ転送において、前記指定工程で指定した指
    定階層に基づいて決定された該指定階層を含む1つ以上
    の階層の符号化画像データを前記第1画像処理装置より
    受信する受信工程と、 前記受信工程で受信した前記指定階層を含む1つ以上の
    階層の符号化画像データを、その解像度に基づいて再構
    築する再構築工程とを備えることを特徴とする画像処理
    装置の制御方法。
  42. 【請求項42】 前記再構築工程は、前記受信工程で受
    信した前記指定階層を含む1つ以上階層の符号化画像デ
    ータを、低解像度順に再構築することを特徴とする請求
    項41に記載の画像処理装置の制御方法。
  43. 【請求項43】 階層符号化画像データを管理する画像
    処理装置の制御のプログラムコードが格納されたコンピ
    ュータ可読メモリであって、 ネットワークを介して接続される他の画像処理装置より
    指定された指定階層の符号化画像データの送信の要求を
    受信する受信工程のプログラムコードと、 所定量のデータ転送単位を有する前記ネットワークでの
    1回のデータ転送において、前記他の画像処理装置に送
    信する前記指定階層を含む1つ以上の階層の符号化画像
    データを決定する決定工程のプログラムコードと、 前記決定工程で決定された前記指定階層を含む1つ以上
    の階層の符号化画像データを前記他の画像処理装置に送
    信する送信工程のプログラムコードとを備えることを特
    徴とするコンピュータ可読メモリ。
  44. 【請求項44】 階層符号化画像データを管理する第1
    画像処理装置とネットワークを介して接続される画像処
    理装置の制御のプログラムコードが格納されたコンピュ
    ータ可読メモリであって、 前記第1画像処理装置に対し、送信対象とする階層符号
    化画像データの階層を指定する指定工程のプログラムコ
    ードと、 所定量のデータ転送単位を有する前記ネットワークでの
    1回のデータ転送において、前記指定工程で指定された
    指定階層に基づいて決定された該指定階層を含む1つ以
    上の階層の符号化画像データを前記第1画像処理装置よ
    り受信する受信工程のプログラムコードと、 前記受信工程で受信した前記指定階層を含む1つ以上の
    階層の符号化画像データを、その解像度に基づいて再構
    築する再構築工程のプログラムコードとを備えることを
    特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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