JPH11151932A - ハイブリッド式車両用空調装置 - Google Patents

ハイブリッド式車両用空調装置

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JPH11151932A
JPH11151932A JP32311497A JP32311497A JPH11151932A JP H11151932 A JPH11151932 A JP H11151932A JP 32311497 A JP32311497 A JP 32311497A JP 32311497 A JP32311497 A JP 32311497A JP H11151932 A JPH11151932 A JP H11151932A
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JP
Japan
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electric energy
battery
generator
air
temperature
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Application number
JP32311497A
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English (en)
Inventor
Yutaro Kaneko
雄太郎 金子
Shinichiro Kitada
眞一郎 北田
Toshio Kikuchi
俊雄 菊池
Hiroyuki Hirano
弘之 平野
Eiji Inada
英二 稲田
Takeshi Aso
剛 麻生
Ryuichi Idoguchi
隆一 井戸口
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池の残容量や、車両走行中の環境温度、
あるいは電池の温度によらず安定した暖房運転が可能な
ハイブリッド式車両用空調装置を提供する。 【解決手段】 制御部50は、車室外気温測定用の外気
温センサ54、車室内気温測定用の内気温センサ52お
よびエンジン冷却水温測定用の水温センサ3からの信号
と空調設定パネル56で設定される目標室内温度に基づ
き、空調ダクト20に配設される電熱ヒータ24から発
生させる加熱熱量を算出する。制御部50はまた、S0
C42より電池40の残容量情報を、電池温度センサ4
4より電池温度情報を入力する。制御部50は、上述の
加熱熱量、残容量、電池温度などをもとにパワーコント
ローラ26および発電機コントローラ6に制御信号を発
し、発電機5から電熱ヒータ24に供給する電気エネル
ギと電池40から電熱ヒータ24に供給する電気エネル
ギとの比率を調節しながら電熱ヒータ20に供給する電
気エネルギ量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド式車
両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイブリッド式車両、たとえばハイブリ
ッド式電気自動車(以下、HEVと称する)で暖房を行
う場合、たとえば以下の二つの熱源、すなわちヒータコ
アおよびヒートポンプを熱源として用いることが考えら
れる。ここで二つの熱源について説明する。 ヒータコア:これは、蓄電池(以下、電池と称する)
に充電用の電気エネルギを供給するための発電用エンジ
ンを冷却する冷却水(排熱)を熱源とするものである。
つまり、ヒータコアを空調ダクト内に設置し、このヒー
タコア内に発電用エンジン冷却後の熱水を循環させて空
調ダクト内を流動する空気を加熱するものである。 ヒートポンプ:これは、発電用を兼ねるエンジンによ
りコンプレッサを駆動して熱交換媒体を圧縮・循環さ
せ、空調ダクト内に配設されるサブコンデンサで熱交換
媒体より放熱させるものである。これにより空調ダクト
内を流動する空気を加熱する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のHE
Vにおいて暖房を行う場合に電池の残容量が多い場合、
電池の過充電防止のために発電用のエンジンの出力を上
げることができない。このため、のヒータコアを熱源
とする場合にエンジンから十分な熱量の排熱を得ること
ができずに暖房のための熱量が不足すると云う問題点が
ある。また、のヒートポンプを用いる場合も同様の問
題がある。つまり、ヒートポンプのコンプレッサは上述
した発電用エンジンを駆動源としている。したがって、
上記理由により発電用エンジンの出力を上げることがで
きない場合、ヒートポンプにより得られる熱量も限られ
てしまう。
【0004】これに対し、上述の二つの熱源のうち、ヒ
ートポンプに代えて電熱ヒータを用いる方法も考えられ
る。つまり、電池から供給される電気エネルギによって
発熱する電熱ヒータを空調ダクト内に配設し、この発熱
により空調ダクト内を流動する空気を加熱する方法であ
る。ところが、暖房が必要となるような低温環境下で車
両が走行する場合、電池が冷えていることもある。この
場合、電池の容量や出力が低下してしまい、十分な電気
エネルギが得られないと云う問題点がある。逆に、連続
放電等によって電池が発熱し、過熱状態にあるときにも
電池から十分な電気エネルギを得ることは困難である。
また、大きな加熱熱量が必要な場合に電池のみでこの加
熱熱量を発生するのに必要なエネルギをまかなうために
は、大きな容量の電池が必要となる。これにより車両重
量や電池の収納スペースが大きくなると云う問題も生じ
る。
【0005】本発明の目的は、上述した課題を解決し、
電池の残容量や車両走行中の環境温度、あるいは電池の
温度によらず安定した暖房運転ができ、電池の容量も比
較的小容量とすることが可能なハイブリッド式車両用空
調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
に対応付けて本発明を説明する。 (1) 請求項1に記載の発明は、内燃機関2と;内燃
機関2を駆動源として電気エネルギを発生する発電機5
と;発電機5より発生する電気エネルギを蓄積する蓄積
手段40と;発電機5で発生する電気エネルギと、蓄積
手段40より供給される電気エネルギとの少なくともい
ずれか一方により空調ダクト20内を流動する空気を加
熱する電気加熱手段24と;蓄積手段40に蓄積された
電気エネルギの残存容量を検出する残存容量検出手段4
2と;残存容量検出手段42で検出される蓄積手段40
の残存容量に応じて、発電機5より電気加熱手段24へ
供給される電気エネルギの割合と、蓄積手段40より電
気加熱手段24へ供給される電気エネルギの割合とを制
御する制御手段50とを有することにより上述した目的
を達成する。 (2) 請求項2に記載の発明において制御手段50
は、残存容量検出手段42で検出される蓄積手段40の
残存容量が所定値以上の場合に、蓄積手段40より供給
される電気エネルギの割合を100%に制御するもので
ある。 (3) 請求項3に記載の発明は、内燃機関2と;内燃
機関2を駆動源として電気エネルギを発生する発電機5
と;発電機5より発生する電気エネルギを蓄積する蓄積
手段40と;発電機5で発生する電気エネルギと、蓄積
手段40より供給される電気エネルギとの少なくともい
ずれか一方により空調ダクト20内を流動する空気を加
熱する電気加熱手段24と;空調ダクト20内を流動す
る空気を電気加熱手段24により加熱する熱量の大小に
応じて、発電機5より電気加熱手段24に供給される電
気エネルギの割合と、蓄積手段40より電気加熱手段2
4に供給される電気エネルギの割合とを制御する制御手
段50とを有するものである。 (4) 請求項4に記載の発明は、内燃機関2と;内燃
機関2を駆動源として電気エネルギを発生する発電機5
と;発電機5より発生する電気エネルギを蓄積する蓄積
手段40と;発電機5で発生する電気エネルギと、蓄積
手段40より供給される電気エネルギとの少なくともい
ずれか一方により空調ダクト20内を流動する空気を加
熱する電気加熱手段24と;蓄積手段40の温度を検出
する温度検出手段44と;温度検出手段44で検出され
る温度に応じて、発電機5より電気加熱手段24へ供給
される電気エネルギの割合と、蓄積手段40より電気加
熱手段24へ供給される電気エネルギの割合とを制御す
る制御手段50とを有するものである。 (5) 請求項5に記載の発明において制御手段50
は、温度検出手段44で検出される温度が所定値以上の
場合に、蓄積手段40より供給される電気エネルギの割
合を0%に制御するものである。 (6) 請求項6に記載の発明は、蓄積手段40を収納
する収納室46と;空調ダクト20内を流動する際に加
熱された空気のうち、車室へ導く風量と収納室46に導
く風量との比を調節可能な配風比調節手段28dとをさ
らに有するものである。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0008】
【発明の効果】(1) 請求項1に記載の発明によれ
ば、蓄積手段の残存容量検出結果に応じて発電機から電
気加熱手段に供給される電気エネルギの割合と蓄積手段
から電気加熱手段に供給される電気エネルギの割合とを
制御することにより、蓄積手段の残存容量によらず、電
気加熱手段に安定して電気エネルギを供給することがで
きる。これにより、常に安定して車室内を暖房すること
ができる。 (2) 請求項2に記載の発明によれば、蓄積手段に蓄
積される電気エネルギの残容量が所定値を越していると
きには蓄積手段から電気加熱手段に供給する電気エネル
ギの割合を100%にすることにより、蓄積手段にそれ
以上の充電ができず、したがって発電機から電気エネル
ギを出力することが困難な場合であっても電気加熱手段
に安定して電気エネルギを供給することができる。これ
により、常に安定して車室内を暖房することができる。 (3) 請求項3に記載の発明によれば、空調ダクト内
を流動する空気を電気加熱手段によって加熱する際の加
熱熱量の大小に応じて発電機から電気加熱手段に供給さ
れる電気エネルギの割合と、蓄積手段から電気加熱手段
に供給される電気エネルギの割合とを制御することによ
り、蓄積手段の容量不足で加熱手段が必要とする電気エ
ネルギを出力し続けることができない場合であっても発
電機から電気エネルギを供給することができる。したが
って、蓄積手段の大きさは小さくて済むので、蓄積手段
の重量や設置スペースを低減することができる。 (4) 請求項4に記載の発明によれば、蓄積手段の温
度に応じて発電機から電気加熱手段に供給される電気エ
ネルギの割合と、蓄積手段から電気加熱手段に供給され
る電気エネルギの割合とを制御することにより、蓄積手
段が高温、あるいは低温になっていて、蓄積手段が多量
の電気エネルギを出力することができない場合であって
も発電機より電気加熱手段に安定して電気エネルギを出
力し続けることができる。これにより、常に安定して車
室内を暖房することができる。 (5) 請求項5に記載の発明によれば、蓄積手段の温
度が所定値以上の場合には、蓄積手段から電気加熱手段
に供給する電気エネルギの割合を0%とすることによ
り、蓄積手段が過熱状態にあって電気エネルギを出力し
続けることが困難な場合には蓄積手段から電気加熱手段
に供給する電気エネルギ量を0とすることができる。こ
れにより、蓄積手段の温度低下を促すことが可能であ
り、同時に電気加熱手段には発電機から電気エネルギが
供給されるので安定して車室内を暖房することができ
る。 (6) 請求項6に記載の発明によれば、空調ダクト内
で加熱された空気を収納室に導くことができるので、蓄
積手段の温度が低いために蓄積手段から十分な出力が得
られにくい場合に蓄積手段を温めることができる。これ
により蓄積手段からの出力を増すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図7を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明をHEVに
適用した場合の概略的構成を示すブロック図である。
【0010】図1において、HEVの空調装置の動作を
制御する制御部50は、空調設定パネル56、外気温セ
ンサ54、内気温センサ52、ファンモータ10、水温
センサ3、発電機コントローラ6、パワーコントローラ
26、SOC検出器42、電池温度センサ44、送風モ
ード制御ユニット30、ドアアクチュエータ28aと接
続される。
【0011】ここで、上述のように制御部50に接続さ
れる空調装置の構成要素について説明する。空調設定パ
ネル56は、車室内のインストルメントパネル(不図
示)に設置され、乗員がこれを操作して空調モードや目
標室内温度等を設定する。外気温センサ56は車室外の
気温を検出する。内気温センサ52は車室内の気温を検
出する。ファンモータ10は、ブロアファン12を回転
駆動して空調ダクト20の内部に送気する。水温センサ
3は、エンジン2を冷却した冷却媒体(以下、冷却水と
称する)の温度を検出する。発電機コントローラ6は、
発電機5から出力される電気エネルギの量を調節する。
パワーコントローラ26は、発電機コントローラ6より
供給される電気エネルギや電池40に蓄積される電気エ
ネルギを制御する(パワーコントローラ26の詳細につ
いては後述する)。電池40としては、ニッケル水素電
池や、リチウムイオン電池などの繰り返し充放電可能な
2次電池が用いられる。SOC検出器42は、電池40
の充放電電流をもとに電池40の残存容量、すなわち電
池40の充電状態(State Of Charge)
を監視する。電池温度センサ44は電池40の温度を検
出する。送風モードユニット30は、空調ダクト20の
内部で空調された空気を、空調ダクト20の後方に連設
されるデフ吹出口32a、ベント吹出口32b、そして
フット吹出口32cなどに所定の配風比で導き出す。ド
アアクチュエータ28aは、電池室ドア28dを開閉駆
動する。
【0012】エンジン2から発生する駆動力は、ベルト
やギヤなどの伝導装置4を介して発電機5に伝達され
る。発電機5から発生する電気エネルギは発電機コント
ローラ6を介してパワーコントローラ26および電池4
0に導かれる。
【0013】空調ダクト20の内部にはエンジン2冷却
後の冷却水を熱源とするヒータコア22、電熱ヒータ2
4、電池室ドア28d、送風モード制御ユニット30な
どが配設される。この空調ダクト20には、内部に電池
40を収納する電池室46が連設される。
【0014】以上のように構成されるHEV用空調装置
において、制御部50は空調設定パネル56で搭乗者に
より設定される目標温度を入力する。制御部50はさら
に、外気温センサ54、内気温センサ52、水温センサ
3、電池温度センサ44で検知される温度に関する情報
を入力するとともにSOC検出器42から電池40の充
電状態に関する情報を入力する。
【0015】制御部50は、上述の情報入力結果に基づ
いて発電機コントローラ6、パワーコントローラ26、
送風モード制御ユニット30に制御信号を発するととも
にファンモータ10、ドアアクチュエータ28aを駆動
制御する。これにより、矢印F1、F2で示すように空
調ダクト20内に導かれた空気は、ヒータコア22およ
び電熱ヒータ24で加熱されて車室内に設置されるデフ
ロスタ吹出口32a、ベンチレータ吹出口32b、フッ
ト吹出口32cなどを経て室内に吹き出す。
【0016】ここで、図1の中の主要な構成要素につい
て説明する。エンジン2は一般的な熱機関であり、ガソ
リンエンジン、ディーゼルエンジン、ガスタービンエン
ジン、CNG(圧縮天然ガス)エンジンなどを用いるこ
とが可能である。エンジン2は、ECU8によってその
出力を制御される。
【0017】発電機5は、永久磁石式の同期発電機であ
り、その発電量は発電機コントローラ6によって制御さ
れる。発電機コントローラ6は、制御部50から入力さ
れる制御信号に基づき、ECU8に対してエンジン2の
出力制御に関する信号を発するとともに発電機5の負荷
トルクを決定する。
【0018】空調ダクト20の内部に配設されるヒータ
コア22は、偏平管と波型のフィンとを積層・一体化し
た熱交換器である。エンジン2を冷却する際に加熱され
た冷却水の一部は、不図示のウオータポンプによって管
路21aを経てヒータコア22に導かれ、空調ダクト内
で熱交換されて冷えた水は管路21bを経てエンジン2
に還流される。
【0019】電熱ヒータ24は、発電器コントローラ6
と電池40とを接続する強電線7に、パワーコントロー
ラ26を介して接続される。後述するパワーコントロー
ラ26の作用により、電熱ヒータ24は発電機5と、電
池40との少なくともいずれか一方から供給される電気
エネルギにより発熱して空調ダクト内を流動する空気を
加熱する。
【0020】パワーコントローラ26は、制御部50に
よって制御され、発電機5で発生する電気エネルギを電
熱ヒータ24および電池40に供給する際の比率を制御
する。パワーコントローラ26はまた、制御部50から
の制御信号に基づいて電池40から電熱ヒータ24に供
給する電気エネルギの量についても制御する。
【0021】空調ダクト20は、ヒータコア22および
電熱ヒータ24配設部分の後方で二股に分岐していて、
そのうちの一方のダクトは空調後の空気を送風モード制
御ユニット30に導き、他方のダクトは空調後の空気
を、電池室46に導くように構成される。
【0022】電池室ドア28dは、ドアアクチュエータ
28aにより開閉駆動される。制御部50は、電池温度
センサ44から出力される電池40の温度に関する情報
に基づき、電池を暖める必要ありと判定するとドアアク
チュエータ28aを介して電池室ドア28dの開度を制
御し、所定風量の暖気を電池室46に導く。
【0023】図2〜図6を参照し、図1に示すHEV用
空調装置が暖房モードで作動する場合における制御部5
0の空調制御手順について説明する。図2〜図6で示さ
れる制御部50の空調制御手順は、空調装置制御のため
のメインプログラムによって適宜の時間間隔をおいてコ
ールされるサブプログラムである。
【0024】上記サブプログラムに基づく制御部50の
空調制御手順について、まず大まかに説明する。このサ
ブプログラムによって制御部50は、 1)空調ダクト20内を流動する空気をヒータコア22
および電熱ヒータ24で加熱する際の電熱ヒータ24が
分担する加熱熱量を求め、 2)電池40の残存容量を検出(入力)し、 3)電池40の温度を検出(入力)し、 4)上記1)〜3)の結果に基づいて電熱ヒータ24か
ら熱を発生させるための電気エネルギの配分、すなわち
発電機5から供給される電気エネルギ(電力)と、電池
40から供給される電気エネルギとの比率を求め、 5)上記4)で求めた比率に基づいて発電機5および電
池40のそれぞれから供給される電気エネルギ量を調節
しながら電熱ヒータ24から発生する熱量を制御する。
【0025】図2のステップS101〜S104におい
て制御部50は、外気温センサ54から外気温度に関す
る情報を、内気温センサ52から車室内温度に関する情
報を、水温センサ3から冷却水温に関する情報を、そし
て空調設定パネル56から室内温度設定値に関する情報
を入力する。ステップS105において制御部50は、
上述の外気温度、車室内温度、室内温度設定値に関する
情報に基づいて、空調ダクト20の内部を流動する空気
の加熱に必要な暖房要求熱量を算出する。ステップS1
06において制御部50は、上述の暖房要求熱量とステ
ップS103で入力した冷却水温に関する情報とに基づ
いて電熱ヒータ24から発生する必要のある熱量、すな
わち要求加熱熱量Qを算出する。ステップS107〜S
108において制御部50は、SOC検出器42から電
池40の残容量に関する情報を、そして電池温度センサ
44から電池40の温度に関する情報を入力する。
【0026】ステップS109において制御部50はス
テップS106で算出された要求加熱熱量Qの大、中、
小を判定する。そして所定値qh、qc(qh>qc)
を判定基準とし、要求加熱熱量Qが所定値qh以上の場
合には(図3)に、所定値qh未満かつ所定値qcを
越す場合には(図4)に、所定値qc以下の場合には
(図5)に分岐する。
【0027】図1のステップS109において電熱ヒー
タ24の要求加熱熱量Qが比較的高いと判定された場
合、図3に示す処理が実行される。
【0028】ステップS201において制御部50は、
ステップS107(図2)でSOC検出器42より入力
した電池40の残存容量に関する情報をもとに残存電池
容量Rの多・中・少を判定する。そして所定値a、b
(a>b)を判定基準とし、残存電池容量Rが所定値a
以上のときにはステップS203に、所定値a未満かつ
所定値bを越す場合にはステップS202に、そして所
定値b以下の場合にはステップS204に分岐する。
【0029】ステップS201で残存電池容量Rが比較
的多いと判定された場合、制御部50はステップS20
3において、ステップS108で入力した電池温度に関
する情報をもとに電池温度Tの高・中・低を判定する。
そして、所定値H、L(H>L)を判定基準値とし、電
池温度Tが所定値H以上のときにはAに、所定値H未満
かつ所定値Lを越す場合にはDに、そして所定値L以下
の場合にはBに分岐する。
【0030】ステップS201において残存電池容量R
が中程度であると判定された場合の分岐先であるステッ
プS202において制御部50は、上述した電池温度T
の高・中・低を判定する。そして、電池温度Tが所定値
H以上のときにはAに、所定値H未満かつ所定値Lを越
す場合にはCに、そして所定値L以下の場合にはBに分
岐する。
【0031】ステップS201において残存電池容量R
が少ないと判定された場合、制御部50はステップS2
04において上述の電池温度Tが高いか否かを判定す
る。そして、電池温度Tが所定値H以上のときにはA
に、所定値H未満の場合にはBに分岐する。
【0032】図1のステップS109において電熱ヒー
タ24の要求加熱熱量Qが中程度と判定された場合、図
4に示す処理が実行される。
【0033】ステップS301において制御部50は、
ステップS107(図2)で入力した電池40の残存容
量に関する情報をもとに残存電池容量Rの多・中・少を
判定する。そして所定値a、b(a>b)を基準とし、
残存電池容量Rが所定値a以上のときにはステップS3
03に、所定値a未満かつ所定値bを越す場合にはステ
ップS302に、そして所定値b以下の場合にはステッ
プS304に分岐する。
【0034】ステップS301で残存電池容量Rが比較
的多いと判定された場合、制御部50はステップS30
3において、ステップS108で入力した電池温度に関
する情報をもとに、電池温度Tが所定値Hよりも高いか
否かを判定する。そして、電池温度Tが所定値H以上の
ときにはAに、所定値H未満の場合にはEに分岐する。
【0035】ステップS301において残存電池容量R
が中程度であると判定された場合の分岐先であるステッ
プS302において制御部50は、上述した電池温度T
の高・中・低を判定する。そして、所定値H、L(H>
L)を基準とし、電池温度Tが所定値H以上のときには
Aに、所定値H未満かつ所定値Lを越す場合にはDに、
そして所定値L以下の場合にはCに分岐する。
【0036】ステップS301において残存電池容量R
が少ないと判定された場合、ステップS304において
制御部50は、上述の電池温度Tが高いか否かを判定す
る。そして、電池温度Tが所定値H以上のときにはA
に、所定値H未満の場合にはBに分岐する。
【0037】図1のステップS109において電熱ヒー
タ24の要求加熱熱量Qが比較的低いと判定された場
合、図5に示す処理が実行される。
【0038】ステップS401において制御部50は、
ステップS107(図2)で入力した電池40の残存容
量に関する情報をもとに残存電池容量Rが多いか否かを
判定する。そして残存電池容量Rが所定値a以上のとき
にはステップS402に、所定値a未満の場合にはステ
ップS403に分岐する。
【0039】ステップS401で残存電池容量Rが比較
的多いと判定された場合、制御部50はステップS40
2において、ステップS108で入力した電池温度に関
する情報をもとに、電池温度Tが所定値Hよりも高いか
否かを判定する。そして、電池温度Tが所定値H以上の
ときにはAに、所定値H未満の場合にはEに分岐する。
【0040】ステップS401において残存電池容量R
が多くはないと判定された場合、制御部50はステップ
S403において、上述の電池温度Tが高いか否かを判
定する。そして、電池温度Tが所定値H以上のときには
Aに、所定値H未満の場合にはBに分岐する。
【0041】図6を参照し、図3〜図5に示すフローチ
ャートの分岐先であるA〜Eにおける制御部50の空調
制御手順について説明する。図6(a)は、図3〜図5
に示す分岐先A〜Eにおける制御部50の空調制御手順
を説明するフローチャートである。図6(b)は、図6
(a)に示すフローチャートの処理内容により、電熱ヒ
ータ24に対して発電機5、電池40から供給される電
気エネルギの比率が変化する様子をグラフ化して示すも
のである。
【0042】図6(a)におけるステップS501〜S
505の処理手順はいずれも発電機5と、電池40との
少なくともいずれか一方から電熱ヒータ24に電気エネ
ルギを供給する際のエネルギ配分を決定する処理であ
る。
【0043】ステップS501において制御部50は、
発電機コントローラ6に対して発電指令に関する制御信
号を出力する。発電機コントローラ6はこの制御信号を
受け、ECU8に対してエンジン駆動指令に関する制御
信号を出力する。これを受けてECU8は不図示のスロ
ットルアクチュエータおよびフュエルインジェクタを駆
動してエンジン2の出力を制御する。制御部50はま
た、ステップS501において、パワーコントローラ2
6に対して制御信号を発する。パワーコントローラ26
は、電池40から電熱ヒータ24への通電を断つととも
に、発電機コントローラ6から所定量の電気エネルギを
電熱ヒータ24に供給する。したがって電熱ヒータ24
は、発電機5から供給される電気エネルギのみで発熱す
る。つまり、このとき電熱ヒータ24に供給される電気
エネルギの全体量に対する電池40から供給される電気
エネルギの比率(以下、これを電池エネルギ比と称す
る)は、図6(b)のAで示すように0%となる。
【0044】ステップS502において制御部50は、
発電機コントローラ6に対して発電指令に関する制御信
号を出力するとともに、パワーコントローラ26に対し
て制御信号を出力する。パワーコントローラ26は、電
池40から電熱ヒータ24への電気エネルギの供給量を
少な目に制御する一方、発電機コントローラ6から電熱
ヒータ24への電気エネルギの供給量を多めに制御す
る。その結果、電池エネルギ比は比較的低い状態、すな
わち電熱ヒータ24は主として発電機5から供給される
電気エネルギによって発熱する(図6(b)のBを参
照)。
【0045】ステップS503において制御部50は、
発電機コントローラ6に対して発電指令に関する制御信
号を出力するとともに、パワーコントローラ26に対し
て制御信号を出力する。パワーコントローラ26は、電
池40から電熱ヒータ24への電気エネルギの供給量
と、発電機コントローラ6から電熱ヒータ24への電気
エネルギの供給量とが等しくなるように電気エネルギの
供給量を制御する。このときの電池エネルギ比は図6
(b)のCで示すように50%となる。
【0046】ステップS504において制御部50は、
発電機コントローラ6に対して発電指令に関する制御信
号を出力するとともに、パワーコントローラ26に対し
て制御信号を出力する。パワーコントローラ26は、電
池40から電熱ヒータ24への電気エネルギの供給量を
多めに制御する一方、発電機コントローラ6から電熱ヒ
ータ24への電気エネルギの供給量を少なめに制御す
る。その結果、電池エネルギ比は比較的高い状態、すな
わち電熱ヒータ24は主として電池40から供給される
電気エネルギによって発熱する(図6(b)のDを参
照)。
【0047】ステップS505において制御部50は、
発電機コントローラ6に対して発電指令に関する制御信
号を出力する。発電機コントローラ6はこの制御信号を
受け、ECU8に対してエンジン駆動停止指令に関する
制御信号を出力する。これを受けてECU8は不図示の
スロットルアクチュエータおよびフュエルインジェクタ
を駆動してエンジン2を停止する。制御部50はまた、
ステップS505において、パワーコントローラ26に
対して制御信号を発する。パワーコントローラ26は、
発電機コントローラ6から電熱ヒータ24への通電を断
つとともに電池40から電熱ヒータ24に所定量の電気
エネルギを供給する。したがって電熱ヒータ24は、発
電機5から供給される電気エネルギのみで発熱する。つ
まり、このときの電気エネルギ比率は、図6(b)のE
で示すように100%となる。
【0048】以上、図2〜図6を参照して説明したよう
に、制御部50は、 1)電熱ヒータ要求加熱熱量Qの多・中間・少を判定
し、 2)残存電池容量Rの多・中間・少を判定し、 3)電池温度Tの高・中間・低を判定し、 4)上記1)〜3)の判定結果に基づいて発電機コント
ローラ6およびパワーコントローラ26を制御し、電池
エネルギ比を0%〜100%の間で調節する。
【0049】以上の制御により、例えば電池温度Tが所
定値Hを越す高温状態となっていて、これ以上電池40
から放電するのは望ましくない場合、電池エネルギ比を
0%として電池温度Tの低下を促すことができる。ま
た、逆に電池温度Tが高くなく、かつ残存電池容量Rが
多い場合には電池エネルギ比を100%として空調を行
うことができる。このとき、要求加熱熱量Qが大きい場
合には電池エネルギ比を低下、すなわち発電機5からも
電熱ヒータ24に電気エネルギを供給することにより所
望の要求加熱熱量Qを満たすことができる。さらに、電
池温度Tが低く、電池40から電熱ヒータ24に供給可
能な電気エネルギが多くない場合に、電池エネルギ比を
図6(b)のBに示すように調節することも有効であ
る。すなわち、図6(b)のBに示す電池エネルギ比に
おいて電池40は、若干量の電気エネルギを放電し続け
ることになる。これにより、電池温度Tを自ら高めるこ
とができる。
【0050】なお、以上の実施の形態の説明において制
御部50は、電池エネルギ比を段階的に変化させるもの
であったが、連続的に変化させるものであってもよい。
【0051】図7を参照して図1に示す電池室ドア28
dの開閉制御について説明する。図7は、図1に示すH
EVの空調装置の制御部50によって実行される電池室
ドア28dの開度の制御手順を示すフローチャートであ
る。この電池室ドア開度制御プログラムは、空調装置制
御のためのメインプログラムによってコールされるサブ
プログラムであり、上述した加熱熱量制御プログラムと
ともに適宜の時間間隔をおいてコールされる。
【0052】図7に示す電池室ドア開度の制御手順は、
電池40の温度が低い場合に空調ダクト20(図1)内
部で加熱された空気を電池室46に導き、電池40を暖
めるためのものである。
【0053】図7を参照して制御部50により実行され
る電池室ドア開度制御手順について説明する。ステップ
S601において制御部50は電池温度センサ44から
電池温度Tに関する情報を入力する。ステップS602
において制御部50は、外気温センサ54から外気温に
関する情報を入力する。ステップS603において制御
部50は、図2のステップS105で算出された暖房要
求熱量を、この暖房要求熱量が一時的にストアされてい
るメモリから読み込む。ステップS604において制御
部50は、電池室温度情報T、外気温、そして暖房要求
熱量に基づき、電池室ドア28dの開度θを算出する。
そして制御部50は、ステップS605において電池室
ドアアクチュエータ28aを駆動して電池室ドア28d
の開度を調節する。
【0054】以上のステップS601〜S605の制御
手順により、電池40が冷えている場合には電池室46
に暖気を送気して電池40を暖めるので電池40の実質
的な残容量および出力を増すことができる。このとき、
電池室ドア28dの開度θは電池温度T、外気温、そし
て暖房要求熱量に基づいて決定されるので、電池40を
暖めるのに必要十分な暖気を電池室46に導くことがで
きる。また、電池室46へ暖気を送り始めてからの時間
の経過、あるいは電池40の放電に伴い、電池温度が上
昇すると電池室ドア28dの開度θは小さくなるように
制御される。このため、電池40を過度に温めすぎるこ
ともない。
【0055】なお、以上の説明では、電池室46に暖気
を導いて冷えた電池40を温めるようにしたが、空調装
置が冷房モードで運転されているときに冷気を電池室4
6に導き、電池40が発熱している場合に冷却すること
も可能である。
【0056】以上の発明の実施の形態と請求項との対応
において、エンジン2が内燃機関を、電池40が蓄積手
段を、電熱ヒータ24が電気加熱手段を、SOC検出器
42が残存容量検出手段を、制御部50が制御手段を、
電池温度センサ44が温度検出手段を、電池室46が収
納室を、電池室ドア28dが配風比調節手段をそれぞれ
構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るハイブリッド式車両
用空調装置の概略構成を示す図。
【図2】空調装置の制御部により実行される加熱熱量制
御プログラムを説明するフローチャート。
【図3】図2のフローチャートの後に続くフローチャー
ト。
【図4】図2のフローチャートの後に続くフローチャー
ト。
【図5】図2のフローチャートの後に続くフローチャー
ト。
【図6】発電機および電池から電熱ヒータに供給される
電気エネルギの配分比が制御部によって制御される様子
を説明する図であり、(a)が図3〜図5のフローチャ
ートに続くフローチャートを、(b)が上記電気エネル
ギの配分比をグラフ化したものである。
【図7】制御部50によって制御される電池室ドア開度
の制御手順を説明するフローチャート。
【符号の説明】
2 エンジン 5 発電機 20 空調ダクト 22 ヒータコア 24 電熱ヒータ 26 パワーコントローラ 28a ドアアクチュエータ 28d 電池室ドア 40 電池 42 SOC検出器 44 電池温度センサ 46 電池室 50 制御部 52 内気温センサ 54 外気温センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 弘之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 稲田 英二 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 麻生 剛 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 井戸口 隆一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関と、 前記内燃機関を駆動源として電気エネルギを発生する発
    電機と、 前記発電機より発生する電気エネルギを蓄積する蓄積手
    段と、 前記発電機で発生する電気エネルギと、前記蓄積手段よ
    り供給される電気エネルギとの少なくともいずれか一方
    により空調ダクト内を流動する空気を加熱する電気加熱
    手段と、 前記蓄積手段に蓄積された電気エネルギの残存容量を検
    出する残存容量検出手段と、 前記残存容量検出手段で検出される前記蓄積手段の残存
    容量に応じて、前記発電機より前記電気加熱手段へ供給
    される電気エネルギの割合と、前記蓄積手段より前記電
    気加熱手段へ供給される電気エネルギの割合とを制御す
    る制御手段と、 を有することを特徴とするハイブリッド式車両用空調装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハイブリッド式車両用
    空調装置において、 前記制御手段は、前記残存容量検出手段で検出される前
    記蓄積手段の残存容量が所定値以上の場合に、前記蓄積
    手段より供給される電気エネルギの割合を100%に制
    御することを特徴とするハイブリッド式車両用空調装
    置。
  3. 【請求項3】 内燃機関と、 前記内燃機関を駆動源として電気エネルギを発生する発
    電機と、 前記発電機より発生する電気エネルギを蓄積する蓄積手
    段と、 前記発電機で発生する電気エネルギと、前記蓄積手段よ
    り供給される電気エネルギとの少なくともいずれか一方
    により空調ダクト内を流動する空気を加熱する電気加熱
    手段と、 前記空調ダクト内を流動する空気を前記電気加熱手段に
    より加熱する熱量の大小に応じて、前記発電機より前記
    電気加熱手段に供給される電気エネルギの割合と、前記
    蓄積手段より前記電気加熱手段に供給される電気エネル
    ギの割合とを制御する制御手段と、 を有することを特徴とするハイブリッド式車両用空調装
    置。
  4. 【請求項4】 内燃機関と、 前記内燃機関を駆動源として電気エネルギを発生する発
    電機と、 前記発電機より発生する電気エネルギを蓄積する蓄積手
    段と、 前記発電機で発生する電気エネルギと、前記蓄積手段よ
    り供給される電気エネルギとの少なくともいずれか一方
    により空調ダクト内を流動する空気を加熱する電気加熱
    手段と、 前記蓄積手段の温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段で検出される温度に応じて、前記発電
    機より前記電気加熱手段へ供給される電気エネルギの割
    合と、前記蓄積手段より前記電気加熱手段へ供給される
    電気エネルギの割合とを制御する制御手段と、 を有することを特徴とするハイブリッド式車両用空調装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のハイブリッド式車両用
    空調装置において、 前記制御手段は、前記温度検出手段で検出される温度が
    所定値以上の場合に、前記蓄積手段より供給される電気
    エネルギの割合を0%に制御することを特徴とするハイ
    ブリッド式車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のハ
    イブリッド式車両用空調装置は、 前記蓄積手段を収納する収納室と、 前記空調ダクト内を流動する際に加熱された空気のう
    ち、車室へ導く風量と前記収納室に導く風量との比を調
    節可能な配風比調節手段と、 をさらに有することを特徴とするハイブリッド式車両用
    空調装置。
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