JPH11148667A - 空気調和機の空気清浄装置 - Google Patents

空気調和機の空気清浄装置

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JPH11148667A
JPH11148667A JP9319393A JP31939397A JPH11148667A JP H11148667 A JPH11148667 A JP H11148667A JP 9319393 A JP9319393 A JP 9319393A JP 31939397 A JP31939397 A JP 31939397A JP H11148667 A JPH11148667 A JP H11148667A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
light
ultraviolet lamp
deodorizing filter
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP9319393A
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English (en)
Inventor
Isao Kawasaki
功 川崎
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11148667A publication Critical patent/JPH11148667A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線ランプの光が本体外部に漏れることを
防止することができ、かつ光脱臭フィルタの着脱が可能
で設置スペースの縮小ができる空気調和機の空気清浄装
置を提供する。 【解決手段】 本体ベースの前面に装着され、上部に吸
込口、下部に吹出口を備えた前面パネルと、同前面パネ
ルの前面に着脱、開閉自在に取付けられた吸込グリル
と、前面パネルの格子部に着脱可能に取付けられ、光に
より励起され臭気成分を分解する光脱臭フィルタ8と、
前記吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と、
同熱交換器により熱交換された空気を前記吹出口へ向け
送出する送風ファン等を設けてなり、前記光脱臭フィル
タ8の前面の前面パネルに光源となる紫外線ランプ12を
配設すると共に、同紫外線ランプ12の上部に紫外線ラン
プ12からの光が本体外部に漏れることを防止する遮光手
段13を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の室内機
に係わり、より詳しくは、脱臭機能を備えた空気清浄装
置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室内機は、例えば図
7および図8に示すように、1は本体で、本体1はベー
ス2と、ベース2の前面に装着され、前面及び上面に吸
込口3を有し、前面下部に吹出口4を備えた前面パネル
5と、同前面パネル5の前面に着脱、開閉自在に取付け
られた吸込グリル6と、前記吸込口3と吹出口4とを結
び形成された空気通路7と、この空気通路7内には前面
パネル5及び吸込グリル6に沿わせて着脱可能に取付け
られた空気清浄フィルタ8'と、熱交換器9(9a,9b,9c)
と、送風ファン10とが配置され、熱交換器9により熱交
換された空気は送風ファン10により吹出口4に向け送出
され、室内への風向は風向板11によって調節されるよう
に構成されている。
【0003】前記空気清浄フィルタ8'は矩形状の上下一
対のフレームをヒンジ等により折り畳み式に形成された
フィルタ枠8a' 内に収容され、前記上部熱交換器9aに対
向する前記前面パネル5の前面の吸込口3に、同吸込口
3の左右下部に相対向し設けられた図示しないが案内レ
ール等に着脱可能に取付けられた構成となっている。
【0004】空気清浄フィルタは塵や煙を除去するだけ
でなく近年脱臭について機器に取り入れられるようにな
ってきた。脱臭については、活性炭が広く知られている
が、近年光脱臭の酸化チタン等が使用されてきた。酸化
チタンは紫外線を照射すると大気中の水蒸気を分解して
活性酸素を生成し、この活性酸素が吸着物質に吸着され
たアセトアルデヒド等の臭気物質を分解して無気とし空
気を脱臭する。また、紫外線には殺菌作用もあるので、
空気中のカビ、菌類の繁殖を防止する効果もある。しか
しながら、紫外線は室内ユニットより外部に漏れると人
体へ悪影響を及ぼすという危惧があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、光脱臭フィルタの前面に光源と
なる紫外線ランプを配設し、空気を脱臭すると共に、遮
光手段を設け、紫外線ランプの光が本体外部に漏れるこ
とを防止することができ、かつ光脱臭フィルタの着脱が
可能で設置スペースの縮小ができる空気調和機の空気清
浄装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためなされたもので、本体ベースの前面に装着さ
れ、上部に吸込口、下部に吹出口を備えた前面パネル
と、同前面パネルの前面に着脱、開閉自在に取付けられ
た吸込グリルと、前記前面パネルの格子部に着脱可能に
取付けられ、光により励起され臭気成分を分解する光脱
臭フィルタと、前記吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路
に、熱交換器と、同熱交換器により熱交換された空気を
前記吹出口へ向け送出する送風ファン等を設けてなり、
前記光脱臭フィルタ前面の前記前面パネルに光源となる
紫外線ランプを配設すると共に、同紫外線ランプの上部
に紫外線ランプからの光が本体外部に漏れることを防止
する遮光手段を設けた構成となっている。
【0007】また、前記紫外線ランプを前記光脱臭フィ
ルタの長手方向に延びる棒状のランプで形成した構成と
なっている。
【0008】また、前記遮光手段が前記紫外線ランプの
長手方向の上部を被う反射板により形成した構成となっ
ている。
【0009】また、前記反射板を前記紫外線ランプの周
縁に沿って略円弧状に形成した構成となっている。
【0010】また、前記反射板を前記紫外線ランプの周
縁に沿って三角形状または多角形状に形成した構成とな
っている。
【0011】また、前記反射板の内壁に光の反射率が高
くなるコーティングを施した構成となっている。
【0012】また、前記光脱臭フィルタを前記吸込口と
前記熱交換器の間にそれぞれと平行になるように設けた
構成となっている。
【0013】また、前記光脱臭フィルタの短手方向の断
面形状が吸込口側に向け凹形となる略円弧状に形成した
構成となっている。
【0014】また、前記光脱臭フィルタの短手方向の断
面形状が吸込口側に向け凹形となる多角形状に形成した
構成となっている。
【0015】また、前記光脱臭フィルタを酸化チタン系
の材料で形成した構成となっている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面図1〜図6の実施例に基づいて説明する。図におい
て、1は本体で、本体1はベース2と、ベース2の前面
に装着され、前面及び上面に吸込口3を有し、前面下部
に吹出口4を備えた前面パネル5と、同前面パネル5の
前面に着脱、開閉自在に取付けられた吸込グリル6と、
前記吸込口3と吹出口4とを結び形成された空気通路7
と、この空気通路7内には前面パネル5及び吸込グリル
6に沿わせて前面パネル5の格子部に着脱可能に取付け
られ、光により励起され臭気成分を分解する光脱臭フィ
ルタ8と、熱交換器9と、送風ファン10とが配置さ
れ、熱交換器9により熱交換された空気は送風ファン1
0により吹出口4に向け送出され、室内への風向は風向
板11によって調節されるように構成されている。
【0017】前記熱交換器9は空気通路7に、その前面
を空気通路7の前方に傾斜させた上部熱交換器9aと、同
上部熱交換器9aの上部に連設して空気通路7の後方に傾
斜させた後部熱交換器9bと、上部熱交換器9aの下部に連
設して垂直に立設した下部熱交換器9cとをほぼ逆V字状
に組合わせられ形成されている。
【0018】前記光脱臭フィルタ8は矩形状の上下一対
のフレームをヒンジ等により折り畳み式に形成されたフ
ィルタ枠8a内に収容され、前記上部熱交換器9aに対向す
る前記前面パネル5の前面の格子部の吸込口3に、同吸
込口3の左右下部に相対向し設けられた案内レール5aに
着脱可能に取付けられた構成となっている。また、前記
フィルタ枠8aは前後に前記光脱臭フィルタ8を押さえる
複数の中桟8cを有し、フィルタ枠8aの前面下部の外縁中
央に着脱用の把手8cを備えた構造となっている。
【0019】前記光脱臭フィルタ8は酸化チタン系の材
料を用い、短手方向の断面形状が吸込口3の風上側に向
け凹形となる略円弧状または、多角形状に形成した構成
となっている。
【0020】前記光脱臭フィルタ8の長手方向の前面に
光源となる紫外線ランプ12を配設すると共に、同紫外線
ランプ12の光が本体外部に漏れることを防止する遮光手
段となる反射板13を、前記紫外線ランプ12の長手方向の
上部を被うように設けた構成となっている。また、前記
紫外線ランプ12および前記反射板13の取付け方法は、前
記前面パネル5の前記案内レール5aの上面左右の中央部
に形成された一対の支持具14に挟持され取付ける構成と
なっている。
【0021】前記反射板13は前記紫外線ランプ12の周縁
に沿って形成され、その断面形状が略円弧状か、三角形
状または多角形状に形成した構成となっている。また、
前記反射板13の内壁に光の反射率が高くなるようコーテ
ィングを施した構成となっている。
【0022】上記構成において、略円弧状または多角形
状に形成された前記光脱臭フィルタ8に前記紫外線ラン
プ12からの紫外線が直接照射されると共に、コーティン
グされた前記反射板13に反射され照射されるため、光脱
臭フィルタ8全体に均一に効率良く紫外線が照射される
一方、前記反射板13が前記紫外線ランプ8全体を上部よ
り被うために、本体外部に紫外線が漏れないような構造
となっている。
【0023】前記光脱臭フィルタ8として用いる酸化チ
タンは紫外線を照射すると大気中の水蒸気を分解して活
性酸素を生成し、この活性酸素が吸着物質に吸着された
アセトアルデヒド等の臭気物質を分解して無気とし空気
を脱臭する。また、前記紫外線ランプ12からの紫外線に
は殺菌作用もあるので、空気中のカビ、菌類の繁殖を防
止する効果もある。このように、酸化チタンフィルタの
前面に光源となる紫外線ランプ12を配設し、空気を脱
臭、殺菌すると共に、反射板13を設け、紫外線ランプ12
からの紫外線が本体外部に漏れることを防止することが
でき、かつフィルタの着脱が可能な空気調和機の空気清
浄装置となる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したよに本発明であるなら
ば、酸化チタンフィルタの前面に光源となる紫外線ラン
プを配設し紫外線を酸化チタンに照射することにより、
空気を脱臭、殺菌すると共に、反射板を設けたことによ
り、紫外線ランプからの紫外線が本体外部に漏れること
を防止することができ、かつフィルタの着脱が可能な空
気調和機の空気清浄装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による室内機の内部構成を表す側断面図
である。
【図2】本発明による室内機の外観を表す概略斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施例を表す概略斜視図である。
【図4】本発明の一実施例を表す要部拡大図で、(A)
は要部斜視図、(B)は(A)のA矢視図、(C)は
(A)のa-a 側断面図である。
【図5】本発明の要部分解斜視図である。
【図6】本発明による反射板形状の他の実施例を示す図
である。
【図7】従来例による室内機の内部構成を表す側断面図
である。
【図8】従来例による要部斜視図である。
【符号の説明】
1 室内機本体 2 ベース 3 吸込口 4 吹出口 5 前面パネル 5a 案内レール 6 吸込グリル 7 空気通路 8 光脱臭フィルタ 8a フィルタ枠 8b 中桟 8c 把手 9 熱交換器 9a 上部熱交換器 9b 後部熱交換器 9c 下部熱交換器 10 送風ファン 11 風向板 12 紫外線ランプ 13 反射板(遮光手段) 14 支持具

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ベースの前面に装着され、上部に吸
    込口、下部に吹出口を備えた前面パネルと、同前面パネ
    ルの前面に着脱、開閉自在に取付けられた吸込グリル
    と、前記前面パネルの格子部に着脱可能に取付けられ、
    光により励起され臭気成分を分解する光脱臭フィルタ
    と、前記吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器
    と、同熱交換器により熱交換された空気を前記吹出口へ
    向け送出する送風ファン等を設けてなり、 前記光脱臭フィルタ前面の前記前面パネルに光源となる
    紫外線ランプを配設すると共に、同紫外線ランプの上部
    に紫外線ランプからの光が本体外部に漏れることを防止
    する遮光手段を設けてなることを特徴とする空気調和機
    の空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 前記紫外線ランプを前記光脱臭フィルタ
    の長手方向に延びる棒状のランプで形成したことを特徴
    とする請求項1記載の空気調和機の空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 前記遮光手段が前記紫外線ランプの長手
    方向の上部を被う反射板により形成されてなることを特
    徴とする請求項1記載の空気調和機の空気清浄装置。
  4. 【請求項4】 前記反射板を前記紫外線ランプの周縁に
    沿って略円弧状に形成してなることを特徴とする請求項
    3記載の空気調和機の空気清浄装置。
  5. 【請求項5】 前記反射板を前記紫外線ランプの周縁に
    沿って三角形状または多角形状に形成してなることを特
    徴とする請求項3記載の空気調和機の空気清浄装置。
  6. 【請求項6】 前記反射板の内壁に光の反射率が高くな
    るコーティングを施したことを特徴とする請求項3、請
    求項4または請求項5記載の空気調和機の空気清浄装
    置。
  7. 【請求項7】 前記光脱臭フィルタを前記吸込口と前記
    熱交換器の間にそれぞれに平行となるように設けてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の空気清浄
    装置。
  8. 【請求項8】 前記光脱臭フィルタの短手方向の断面形
    状が吸込口側に向け凹形となる略円弧状に形成してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の空気清浄
    装置。
  9. 【請求項9】 前記光脱臭フィルタの短手方向の吸込口
    側に向け断面形状が凹形となる多角形状に形成してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の空気清浄
    装置。
  10. 【請求項10】 前記光脱臭フィルタを酸化チタン系の
    材料で形成してなることを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機の空気清浄装置。
JP9319393A 1997-11-20 1997-11-20 空気調和機の空気清浄装置 Pending JPH11148667A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024043535A1 (ko) * 2022-08-23 2024-02-29 삼성전자주식회사 환기 장치

Cited By (1)

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