JPH11146494A - アンテナ - Google Patents
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- JPH11146494A JPH11146494A JP10255182A JP25518298A JPH11146494A JP H11146494 A JPH11146494 A JP H11146494A JP 10255182 A JP10255182 A JP 10255182A JP 25518298 A JP25518298 A JP 25518298A JP H11146494 A JPH11146494 A JP H11146494A
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Abstract
数に関する制約条件と非干渉性ノイズリダクションを固
定する非線形制約条件を備えた超指向性類の処理を受け
る。これらの制約条件の理論的式は以下の如く与えら
れ、 【数1】 及び 【数2】 であり、最初の制約条件は全体の変換関数が純粋な遅延
τであることを表し、第2制約条件は非干渉性ノイズリ
ダクションに対して限界が固定されることを表す。アン
テナは近場の受信を改善する目的で提供される。
Description
変換器で構成された音響アンテナに関するものであり、
特に音響受信アンテナ、即ち、複数個の音響センサー又
はマイクロフォンで構成された音響受信アンテナに関す
るものである。相反定理が適用される場合、本発明は
又、音響送信アンテナにも適用する。
の受信障害を低減化する一方、必要とされている情報、
即ち、スピーカー又は必要とされる音源によって送信さ
れる情報を保持することにある。
難点を一層良く理解する目的から不定の指向性ダイアグ
ラムを有する音響センサーで構成された不定の幾何形状
を備えたアンテナの場合を考慮に入れて音響アンテナ・
アレイの慣用的な理論的研究が今後開発されよう。
は(1)他の送信器;(2)マルチ・パス伝搬;(3)
多くの場合はエコー;(4)センサーと増幅器の電子ノ
イズ;(5)おそらくはディジタル処理の定量的ノイ
ズ、により与えられる。
劣化は考慮に入れないものである。引き続き、摂動
(1)乃至(3)は「空間的に干渉性のある」又は単に
「干渉性のある」と称し、一方、摂動(4)及び(5)
は「非干渉性のある」ものと称する。
の指向性ダイアグラムで与えられる。スピーカーは近場
に位置付けられるものと仮定し、これは関連ある方向と
は無関係に空間内の点が代わりとして関係があることを
意味している。干渉性摂動源は遠方場に在るものと仮定
する。
された無指向性センサーと比較して拡散場の仮定の下に
干渉性摂動比に対する信号の改善内容を表す式が適用さ
れている。反射は画像源として処理される。従って、自
由音場伝搬法と各センサーの指向性ダイアグラムを知る
ことで十分である。
ある。
び定量性ノイズ) 演算を簡略にするため、周波数場が入力される。
積として理解可能である。処理の出力における信号は以
下の式で表される。
ものと仮定する。慣用的なアンテナ処理は、主要ローブ
の開口と二次ローブのレベルの間に妥協点を確立する目
的上センサーの重み付けをする必要がある場合にその信
号の再位相化をすること及びその合計値を演算すること
で構成されている。これは1組の係数で以下の如く表現
可能である。
においては以下の式が得られる。
動及び非干渉性ノイズに対応している。この式は複合値
がgm(f) に対して許容される任意の線形処理の目的に使
用可能である。指向性因子を得る目的から摂動源の位置
は例えばp=2を変えることができなければならず、
又、摂動信号の残りの部分の平均値を演算しなければな
らない。振幅因子を最初に導入し、その最後の項は十分
大きい値であればその距離の値とは無関係の因子を得る
よう作用する。
合利得は
る。
無い自由な場において極めて十分適合される伝搬モデル
を基にしている。モデルが十分正確であることを証明し
ていない状況にこの演算を適合させる目的からその伝搬
モデルは測定により置換可能である。本例の場合、ベク
トルd2(f) は測定された伝搬ベクトルを表す。
の重み付けU(f,ψ,θ)を導入することにより一般化でき
る。
のセンサーへ関連性がないものであり、又、そのパワー
は全てのセンサーに対して
記載される。
け/合計値処理、遠方場焦点合わせを推論できる。セン
サーの均一な間隔dを備えた直線状アンテナに対しては
干渉性摂動信号G2の複合利得は以下の通りとなり、
の研究の課題となって来ている。「波と電子に対する
I.R.Eの措置」と題する技術ジャーナル、第34
巻、第6号、1946年6月号、335−348頁に記
載されたC.Nドルフの方法が知られている。この方法
においては、センサーは等距離に隔置され、その感度は
所定レベルの主要ローブ及び実際上等しい個数になって
いる下方レベルの多数の二次ローブを備えた応答を得る
ようチェビシェフ(Chebyshev) 多項式の係数に従ってセ
ットされる。センサー感度の一部のみが使用されるの
で、アレイは各センサーの完全な感度が使用される場合
における比より小さい信号/ノイズ比を有する応答を発
生する。その上、センサー同志の間の距離が波長の長さ
と比較した場合大き過ぎるか又は小さ過ぎる場合はアン
テナの性能が落ちる。
書にはセンサー信号の慣用的な合計を以て、線形音響ア
ンテナの幾何形状を最適化する方法の説明がある。可変
間隔を備えた遅延/合計線形アンテナに関するものであ
ることが考察可能である。このアンテナは狭いバンドに
おける周波数の近くでのみ十分動作し、アンテナは波長
に関して相対的に大きくなっている。
7の文書にはスピーカーに向かう凹状線の水平面でセン
サーが分布されるアンテナ幾何形状の説明がなされてい
る。センサーからの信号は位相様式にて合計される。ア
ンテナは夫々センサーの間の特定の間隔を特徴とし且つ
夫々周波数バンドの一部分に割り当てられたサブ・アン
テナに分割される。低周波数においては依然として難点
に遭遇する。
ローブの開口及び指向性ダイアグラムの二次ローブのレ
ベルを改変すべく異なる重み付け係数を選択した他の研
究者により研究されて来ている。これらの処理において
は、センサーの指向性ダイアグラムは使用されないこと
に注目すべきである。
Hz程度の低い周波数を含む信号を受信すべき場合に
は、この慣用的な処理では必然的にアンテナ内に多数の
センサーが必要であること及びアンテナの寸法が大きく
なるという2つの難点に遭遇する。従って、慣用的な処
理は高価で嵩高となる結果をもたらす。
処理が提案されており、この場合、指向性因子が最適化
される。この主題において、Y.T.ロー及びS.W.
リーにより1993年に編纂された「アンテナ便覧」と
いう著作物、第2II巻、「アレイ理論」との表題が付け
られた第11章、特にこの第11章の11−61頁乃至
11−79頁を参照できる。先に述べた本願の研究内容
によれば、遠距離音場源(αは全て1と等しい)に対す
る指向性因子(関係5)の最大化が以下の式より関係4
及び5から始まって表現されている。
数をセットする。
長と比較して短くなるよう低減化できる。従って、寸法
の小さいアンテナで良好な空間選択性が得られる。この
超指向性アンテナの欠点は頑丈性に劣ること即ち、最適
化が完全ではないか又は使用上の最適条件がはずれる場
合に性能上迅速な劣化があること;非干渉性ノイズの増
幅;情報が縦型方向から来ない場合の性能上の低下にあ
る。
中で、「音響スピーチと信号処理に関するIEEE会
報」第ASSP−34巻、第3号、1986年6月号に
て発行されたH.コックス等による393−398頁に
記載の「実際的超利得」と題する論文を引用できる。こ
の超指向性アンテナは係数が使用されていないため遠距
離音場向けて依然最適化される。その上、線形制約条件
が存在せず、センサーの指向性は依然考慮されない。重
み付けは関連付けられていない白色ノイズに関して利得
上、或る選択数にのみ条件付けられる。
可能とする適合性アルゴリズムを使用することにより性
能を改善する試みが再びなされて来ている。その結果は
以下の3つの条件、即ち、(1)供給源の個数がセンサ
ーの個数と比較して少なければならないこと;(2)周
囲雑音が入用源の間接的経路より多くのエネルギーを有
していること;及び(3)場における変動が早過ぎない
ことが満たされれば十分である。第1条件が満たされな
い場合は、不明瞭性が原因でその場を分析することが困
難である。第2の条件は入用信号にて最低にされる摂動
信号を混乱させないようにすることが必要である。第3
条件は不安定な作動を回避するのに十分小さい適用段階
を以てアルゴリズムが追随できるようにするため必要で
ある。
向性処理及び適合性アルゴリズムでの処理といったこれ
ら基本的処理から始まって、遅延/重み付け/合計化近
場での焦点合わせによるローブ形成の開発が求められて
来ていた。方向に対する遅延を等量化する代わりに、近
場点に対する遅延が等量化される。しかしながら、先に
示した公知の処理方法は指向性ダイアグラムが重み付け
のフーリエ変換で表現できることから十分理解される
が、近場焦点合わせに対しての満足の行く結果は殆ど刊
行されていない。
3−366頁にて発行されたJ.G.リアン及びR.
A.ゴーブランによる「マイクロフォン・アレイに対す
る近場ビーム形成」と題する論文においては、1/R項
が減衰のため考慮に入れてあり、従って、信号の係数が
使用される。直線状で均一に隔置された慣用的なアンテ
ナ幾何形状が再び使用される。しかしながら、センサー
の指向性ダイアグラムは一体化されない。その上、引き
続き明らかになる如く、処理されるべき信号に依存して
いる機能は最適化され、付加的線形制約条件は一体化さ
れない。
が例えば100乃至8000Hzの多数のオクターブを
占拠している広帯域の周波数スペクトルに属しており、
他方では面状波による音声波の伝搬の仮説が立証されな
い近場音源が存在することから今まで説明して来た処理
方法は一部の難点を解決していない。特に、小型の慣用
的なアンテナは低周波数においては、選択的にすること
ができない。
は、近場音響源から来る入用信号の歪みを導入しないよ
うにするために、係数が処理される超指向性類の処理か
ら始まる現存の慣用的な処理を改善することを可能に
し、又、多数の制約条件に合致するアンテナ処理を提供
することから成っている。
ーで構成され、そのセンサーの出力信号が処理され、処
理の出力信号が品質上その入用音響源が近場に位置付け
られる際に先行技術のアンテナによる出力信号より優れ
ているアンテナを提供することから成っている。
ことにあり、そのアンテナの処理は低周波数において良
好な選択度を提供することにある。
れば、複数個の音響センサーで形成されたアンテナが提
供され、そのセンサー出力信号は係数に関する制約条件
及び非干渉性ノイズ除去を固定する非線形制約条件を以
て超指向性類の処理を受け、これら制約条件の基本的式
は以下の通りとなっており、
であることを指定し、第2制約条件は非干渉性ノイズ減
少に対して限界が固定されることを指定している。
又、例えば1個以上の所定方向における指向性ダイアグ
ラムでの1個以上の0の存在を表している他の制約条件
を示しており、即ち、
(f)は各伝搬ベクトルに対する複合利得ベクトルであ
る。
性/係数/位相における数学的演算子又はSDMP流れ
図で実現され、その入力データはアンテナ幾何形状及び
伝搬モデル・データ、重み付けデータ及び先に述べた制
約条件に関係があるデータであり、その出力データは周
波数領域内において音響センサーと同様多数の複数個の
ディジタル・フィルターの係数である。
で形成されたアンテナが提供され、近場の入用源(near
wanted source)に対抗して設置されたその第1部分は第
1行に整合されたセンサーで構成され、又、近場入用源
に関連して第1行背後に設置されたその第2部分は少な
くとも第2行にて整合されたセンサーで構成されてい
る。
おけるセンサーの行の共通方向は入用音響波の中間方向
に対して横断する方向になっている。
おけるセンサーの行の共通方向は入用音響波の中間方向
に対して僅かに斜めになっている。
中間センサー周りに対数的様式にて対称的に分布されて
いる。
多数のサブ・アンテナに選択的に割り当てられ、各サブ
・アンテナは所定の周波数バンドと組み合っており、セ
ンサーは慣用的なプロセスで処理される出力信号を送出
するこのサブ・アンテナに選択的に割当てられ、この周
波数バンドは連続的になっており、全体としては実際
上、1kHzは下回らず、各処理は特定のフィルター処
理で構成され且つ各特定のフィルターの出力信号が合算
される。
以下の全ての処理、即ち、低周波数に対するSDMPア
ルゴリズム、対数的アンテナ法による周波数バンドへの
分割及びSDMPアルゴリズムにより処理されない周波
数に対する慣用的なチャンネル形成を実行するフィルタ
ーによって各センサー出力信号がフィルター処理され
る。
る。
使用される。
徴は例示的諸実施態様についての以下の説明を読むこと
から一層明らかになるものと思われ、その説明は貼付図
面に関連して行われる。
入用源のトポグラフ的レイアウトに関連したディジタル
・データを含むセット11、線形制約条件に関連したデ
ータを含むセット12、空間的重み付けに関係あるデー
タを含むセット13、選択された非干渉性ノイズ減少に
対する制約条件に関係があるデータを含むセット14及
びサブ・アンテナ定義付けに関連したデータを含むセッ
ト15からの入力データを受け取るSDMP流れ図表1
0を記号的に示す。SDMP流れ図表10は出力データ
をセット16に搬送し、その出力データは周波数領域内
のMディジタル・フィルターの係数の組に関係があり、
Mはアンテナ・センサーの個数と等しい。
明のSDMP流れ図の配置を本明細書の最後における付
録に示す。この流れ図は当分野の通常の知識を有する者
に良く知られているMATLAB言語で記載されてい
る。
けると、乗算での周波数帯域におけるフィルター処理が
実施可能とされるか又はフィルターのセットを時間領域
内で得る目的上、「一般化された最小自乗法」形式のア
ルゴリズムを一例として慣用的なフィルター設計アルゴ
リズムにより行われる変換を実施できる。
入用音響源23に対して相互にその背後に設置された2
個の音響センサー又はマイクロフォン21、22でアン
テナが形成される。センサー21及び22並びに入用音
響源23は整合される。センサー同志の間の距離dは例
えば、30cmであり、これはセンサー21から入用音
響源23までの距離と等しい。従って、この極めて簡単
なアンテナは近場音のピック・アップをシンボル化して
いる。その上、依然、簡略化の目的上、2個のセンサー
は無指向指向性ダイアグラムを備えているものと仮定す
る。
・フィルター24、25の入力に接続され、その出力は
27の箇所でアンテナ出力信号を出す合算器26の入力
に接続される。
る遅延の等量化、次に合算化」という慣用的な処理によ
り、全ての方向から来る干渉性摂動は位相様式で合算さ
れ、これは前掲の式(2)によりパワーを4倍にする。
ンサー22上での信号の振幅はセンサー21上での大き
さの半分であり、これが入用信号のパワーの増幅を
りに減算が実施される場合は、この減算は
ば、指向性因子は不定に向かう傾向がある。他方、入用
信号はこの出力において弱くなっているため、その処理
は影響を受け易くなっている。信号の増幅化は2個のセ
ンサー21及び22では等しくなっていない数値即ち、
パワー的に追加される非干渉性ノイズ 12 + 12 = 2 を増幅し、これは入用信号と比較した非干渉性ノイズの
増幅を意味している。
合、小さい値にとどまる。本発明の処理は指向性因子と
非干渉性ノイズの増幅の間の補償を見い出すことができ
ることを示している。
況で調べられた。 −仮定(a)の場合、非干渉性ノイズの増幅に制約条件
が無い、 −仮定(b)の場合、0と5dBの間の非干渉性ノイズ
の増幅が受容される、及び −仮定(c)の場合、慣用的な解決策と等しい非干渉ノ
イズ減少が問われる、即ち、
ー24及び25が使用され、このフィルターに対しては
周波数の関数として係数のダイアグラムが夫々図3に示
してある。f=0に対しては、2つの係数の振幅が等し
く、これは前掲の等式外になっていることが理解でき
る。400Hzを越えると、この振幅は実質的にフィル
ター24に対しては−12dBで且つフィルター25に
対しては−18dBになるよう−4dBから減少する。
成成分を強調する目的から遅延の事実を考慮に入れる図
4での周波数の関数としてその位相差のダイアグラムは
フィルター24、25の応答がf=0に対しては反位相
であるが、実際は400Hzを越える同じ値を有してい
ることを示している。
サー21、22の出力における処理−フィルター処理と
合算化処理の例示的実施態様を示している。センサー2
1、22の出力は夫々マイクロフォン増幅器28、29
の入力に接続され、その出力は夫々アナログ対ディジタ
ル変換器30、31の入力に接続され、その変換器の出
力は夫々例えば32セルを有するシフト・レジスターで
構成されたメモリー32、33の入力に接続されてい
る。センサー24と組み合っているメモリー30のセル
の横方向出力はゲート34.1.nの1つの入力に接続
され、その第2入力は係数信号h.1.nを受信する。
センサー25と組み合っているメモリー31のセルの横
方向出力はゲート34.2.nの1つの入力に接続さ
れ、その第2入力は係数信号h.2.nを受信する。先
に述べたパラメーターnはシフト・レジスター内のセル
のランクに従って1から32まで個別的に変動する。ゲ
ート34.1.n及び34.2.nの出力はディジタル
合算器26の対応する入力に接続され、その出力は17
の箇所でアンテナ信号を搬送する。
の関数としての指向性因子における変動は曲線1aで示
され、これは100Hzを下回る25dBから5dBへ
減少し、低周波数性能が曲線1dで示された慣用的アン
テナの場合と比較して改善されることを示している。曲
線2aは減少における変動を示している。
非干渉性ノイズの増幅が受容される仮定(b)の下で
は、曲線1bは低周波数性能が5dBに改善されること
を示しており、即ち、慣用的な解決策が良好に作用しな
いことを示している。曲線2bは設定された最低減少の
変動に対応している。
イズ減少が取られた仮定(c)においては、曲線1cは
低周波数に対する2dBと高周波数に対する0.6dB
の間を得ることができることを示している。直線2dと
等しい直線2cは設定された最低減の変動に対応してい
る。
ズ減少が大きくなればなる程、アンテナの指向性は低く
なること、本発明のアルゴリズムは曲線1cと1dと比
較した場合、慣用的な解決策1d及び2dより良好な結
果を示していること及び指向性因子は低周波数に対して
は高くできることに注目できる。
の間の補償を選択できる。
実施例においては前方、即ち、アンテナに関して供給源
100を含む領域に向かって心臓形の指向性図を有する
センサーである13個のセンサー101乃至113から
成るUアンテナを模式的に表している。最初の9個のセ
ンサー101乃至109は第1直線D1上のセンサー1
05の周りに対称的に整合しており、次の2つのセンサ
ー110及び111は第2直線D2上に配設され、最後
の2つのセンサー112及び113は第3直線D3上に
配設されている。直線D1、D2及びD3は平行であ
り、センサー105を貫通する且つ入用源100の装備
される直線D4に直角になっている。一例として、入用
源100から直線D1までの距離は60cmであり、直
線D2及びD3は夫々15cm及び30cmの箇所で直
線D1の背後に設置してある。センサー111及び11
2はセンサー101の背後で整合しており、センサー1
11及び113はUの脚部を形成すべくセンサー109
の背後で整合している。
103、102及び101の間のインターバルはセンサ
ー105、106、107、108及び109の間のイ
ンターバルと同様、対数的様式及び対称的に増加変動す
る。
2.5cmであり;104と103の間のインターバル
は2.5cmであり;103と102の間のインターバ
ルは5cmであり;102と101の間のインターバル
は10cmである。センサー110はセンサー101の
背後で15cmの箇所に設置され、同様に、センサー1
11はセンサー109の背後に設置され、センサー11
2はセンサー110の背後の15cmに設置され、同様
にセンサー113はセンサー112の背後に設置され
る。
至113の出力信号のフィルター処理を頻繁に実行する
ことを示している。センサー101は出力が加算器SO
Mの対応する入力に接続されているフィルターD01の
直列入力に接続された急速フーリエ変換アルゴリズム
(ゼロ・パッディングのRFT)に従って動作する回路
C01に引き続くアナログ対ディジタル変換器B01に
続く増幅器A01にセンサー101が供給する。フィル
ターD01の並列入力はこのフィルターに対するSDM
P流れ図で演算された係数の組を受け取る。
接続されているフィルターD13の直列入力に接続され
た回路C01と同様に動作する回路C13に続くアナロ
グ対ディジタル変換器B13に続く増幅器A13に供給
するセンサー113を示している。フィルターD13の
並列入力は又、SDMP流れ図で演算された係数の組を
受け取る。
搬送するディジタル・アナログ変換器Fに続く逆急速フ
ーリエ変換アルゴリズム(オーバーラップ追加を備えた
IRFT)に従って動作する回路Eに接続されている。
ス・インスツルメンツ社のC50)を使用してリアル・
タイムに実施可能である。
は4個のサブ・アンテナに分割され、その最初の3個の
サブ・アンテナで直線D1のセンサー101乃至109
が役割りを果しているサブ・センサーは3個の高周波数
オクターブをカバーする目的に使用され、センサー10
1乃至113が全ての役割りを果たしている第4サブ・
アンテナは0乃至1kHzの低周波数をカバーする目的
に使用される。
101乃至109は対数的様式にて対称的に分布され、
これはそれ自体公知の如くセンサーの個数、本例の場合
9個を低減化することが可能となる。オクターブ・バン
ドあたり5個のセンサーという数字が十分であることが
証明されている。第1サブ・アンテナを構成するセンサ
ー103乃至107は4乃至7kHzのバンドを対象に
使用され;第2サブ・アンテナを構成するセンサー10
2、103、105、107及び108はバンド2乃至
4kHzを対象に使用され;第3サブ・アンテナを構成
するセンサー101、102、105、108及び10
9はバンド1乃至2kHzを対象に使用される。
は本発明のアルゴリズムを使用する即ち図2のアンテナ
に対して先に説明した処理と類似した様式にてセンサー
110乃至113上での係数の差と位相の差を考慮に入
れる全てのセンサー101乃至113が含まれる。
チ等、20Hz乃至7kHzにわたるバンド等、周波数
の広帯域について有用である。
入用源200とは対抗して心臓形方向性ダイアグラムを
有する13個のセンサー101乃至113を備えてい
る。最初の9個のセンサー201乃至209は第1直線
D1上でのセンサー205の周りに対称的に整合し、次
の2つのセンサー210及び211は第2直線D2上に
配設され、最後の2つのセンサー212及び213は第
3直線D3上に整合されている。直線D1乃至D3は平
行であり且つセンサー205と入用源200を貫通する
直線D4に対して直角になっている。図示の例において
は、直線D1乃至D3及び入用源200の間の相互の距
離は図6のアンテナに関して最初に述べた距離と同様に
なっている。
の間の相互距離はセンサー101乃至109の間に存在
する距離と同様になっている。
1乃至202の中間の背後で整合され、センサー211
及び213はセグメント208ー209の中間の背後で
整合される。深さ方向において、その相互の距離は図7
における場合と同様になっている。アンテナの中心に向
かうセンサー210乃至213の相対的変位はPiアン
テナとの表示がなされる。
性/係数/位相流れ図に従って処理される。
数は入用源300に対抗して心臓形指向性ダイアグラム
を有する13個のセンサー301乃至313を備えてい
る。最初の9個のセンサー301乃至309は直線D1
上では図6の最初の9個のセンサーと同じ配設になって
いる。
センサー301乃至309と共にTアンテナを形成する
よう305の背後で図6の同じ直線D4に沿って連続的
に整合されている。センサー310乃至305の間の距
離は、センサー311と310の間、312と311の
間及び313と312の間と同様10cmと等しくなっ
ている。
/係数/位相流れ図に従って処理される。
たUアンテナ、Piアンテナ又はTアンテナに直線状構
造を与える代わりに改変例としてはこれらのアンテナに
斜めになった構造を与えることができ、即ち、直線D
1、D2、D3は直線D4に対して最早直角ではなく、
むしろ或る角度になされ、入用源の位置は依然直線D4
と整合した状態にする。
グラフ的レイアウトに関連したディジタル・データを含
むセット11を表している。このセット11には又、伝
搬モデル及び/又は先に述べた如くパルス応答の測定値
を表すデータが含まれる。
B言語で書かれたSDMP流れ図が示されている。
た出力信号を処理することを図解している図。
に関する2つの係数ダイアグラムと2個の位相差ダイア
グラムを表す。
に関する2つの係数ダイアグラムと2個の位相差ダイア
グラムを表す。
信号を処理する回路の模式図。
数として3個の応答曲線を模式的に表す。
態様の模式図。
信号を処理する回路の模式図。
施態様の模式図。
施態様の模式図。
源 24 ローパス・フィルター 25 ローパス
・フィルター 26 合算器 27 アンテナ
出力信号 28 マイクロフォン増幅器 29 マイクロ
フォン増幅器 30 アナログ・ディジタル変換器 31 アナログ
・ディジタル変換器 32 メモリー 33 メモリー 34 ゲート 100 入用源 101〜113 センサー 200 入用
源 201〜213 センサー 301〜30
9 センサー 310〜313 センサー A13 増幅
器 C01 回路 C13 回路 D01〜D13 直線 E 回路 F ディジタル・アナログ変換器 SOM 加算
器
Claims (11)
- 【請求項1】 複数個の音響センサーで形成されたアン
テナであって、係数に関する制約条件及び非干渉性ノイ
ズリダクションを固定する非線形制約条件にてセンサー
出力信号が超指向性類の処理を受け、これらの前記制約
条件の理論式が以下の如く表され、 【数1】 及び 【数2】 第1制約条件は全体の変換関数が純粋な遅延τであるこ
とを表し、第2制約条件は非干渉性ノイズリダクション
に対して限界が固定されていることを表すことを特徴と
するアンテナ。 - 【請求項2】 1個以上の所定方向における指向性図で
の1個以上の0の存在を表す他の制約条件に依存し、即
ち、 【数3】 ここで、C(f) は伝搬ベクトルの行列であり、p(f) は各
伝搬ベクトルに対する複合利得ベクトルであることを特
徴とする請求項1記載のアンテナ。 - 【請求項3】 前記処理が所謂超指向性/係数/位相又
はSDMP流れ図における数学的演算子で実現され、その入
力データがアンテナ幾何学及び伝搬モデル・データ、重
み付けデータ及び先に述べた制約条件に関係あるデータ
であり、その出力データが周波数領域内で音響センサー
と同程度に多数の複数個のディジタル・データの係数で
あることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のアン
テナ。 - 【請求項4】 複数個の音響センサーで形成され、近入
用源に対抗して設置されるセンサーの第1部分が第1行
内に整列されたセンサーで構成され、前記近入用源に関
連して第1行背後に設置されたその第2部分が少なくと
も第2行内に整合したセンサーで構成されることを特徴
とする請求項1乃至請求項3の各項記載のアンテナ。 - 【請求項5】 第1部分と第2部分におけるセンサーの
行の共通方向が入用音響波の平均方向を横切るようにし
たことを特徴とする請求項4記載のアンテナ。 - 【請求項6】 第1部分と第2部分におけるセンサーの
行の共通方向が入用音響波の平均方向に関連して僅かに
斜めになっていることを特徴とする請求項4記載のアン
テナ。 - 【請求項7】 第1部分のセンサーが中央センサーの周
りで対数的様式にて対称的に分布されていることを特徴
とする請求項4乃至請求項6の各項記載のアンテナ。 - 【請求項8】 第1部分のセンサーが多数のサブ・アン
テナに対して選択的に割り当てられ、各サブ・アンテナ
が所定周波数バンドと組み合っており、当該サブ・アン
テナに選択的に割り当てられたセンサーが慣用的なプロ
セスで処理される出力信号を出し、周波数バンドが連続
的であり、全体的に実際上1kHzを下回らず、各処理
が特定のフィルター処理で構成され、各特定のフィルタ
ーの出力信号が合計されることを特徴とする請求項7記
載のアンテナ。 - 【請求項9】 低周波数に対するSDMPアルゴリズム、対
数性アンテナ法による周波数バンドへの分割及び前記SD
MPアルゴリズムに従って処理されない周波数に対しての
慣用的なチャンネル形成といった全ての動作を行うフィ
ルターでフィルター処理されることを特徴とする請求項
8記載のアンテナ。 - 【請求項10】 伝搬モデルが使用されることを特徴と
する請求項1乃至請求項9の各項記載のアンテナ。 - 【請求項11】 伝搬性ベクトルの測定が使用されるこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項9の各項記載のアン
テナ。
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