JPH11146373A - 情報中継装置 - Google Patents
情報中継装置Info
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- JPH11146373A JPH11146373A JP9307675A JP30767597A JPH11146373A JP H11146373 A JPH11146373 A JP H11146373A JP 9307675 A JP9307675 A JP 9307675A JP 30767597 A JP30767597 A JP 30767597A JP H11146373 A JPH11146373 A JP H11146373A
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- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
所定の放送システムの対応するチヤンネルに配信する情
報中継装置において、簡易な構成によつて所望の放送番
組を選択し得る情報中継装置を提案する。 【解決手段】放送波S1から所定のトランスポンダによ
つて中継されたデータストリームD25A、D25B、
……D25Nを抽出し、当該データストリームの中から
任意のパケツトD32A、D32B、……D32Nを指
定するとともにこれを取り出し、当該取り出されたパケ
ツトを所定の放送システムの所定のチヤンネルに送出す
ることにより、放送波に多重化された複数の放送のなか
から所望のチヤンネルを所定の放送システムの所望のチ
ヤンネルに送出することができる。
Description
し、例えば複数チヤンネルの番組が多重化されてなるデ
イジタル衛星放送波を受信し、任意のチヤンネルを抽出
した後、有線放送システムの所望のチヤンネルに配信す
る情報中継装置に適用して好適なものである。
方法として、MPEG2(Moving Picture Experts Grou
p Phase 2)と呼ばれる圧縮符号化方法がある。かかる圧
縮符号化方法を用いて、映像及び音声の放送データを圧
縮符号化し、地上波または衛星波を用いて番組を放送す
るデイジタル放送システムとして、DVB(Digital Vi
deo Broadcasting)方式が提案されている。この放送シ
ステムでは、MPEG2方式で圧縮符号化した放送デー
タを所定ブロツク毎にパケツト化し、その結果得られる
パケツト列を送信するようになされている(以下、パケ
ツトをTS(Transport Stream)パケツトと呼び、当該T
Sパケツトの列をトランスポートストリームと呼ぶ)。
またデイジタル放送システムでは、このようにパケツト
化された複数の番組チヤンネルの放送データを多重化
し、これにより一つの回線で複数番組チヤンネルを放送
し得る。
れたものを一つの伝送チヤンネルと呼び、当該一つの伝
送チヤンネルを通信衛星の対応する一つのトランスポン
ダで中継する。通信衛星には複数のトランスポンダが設
けられており、これにより複数の伝送チヤンネルの放送
データが中継されて地上に送信される。
てテレビジヨン番組等の情報を配信するケーブルテレビ
ジヨンシステム(以下これをCATV(Cable Televisi
on) と呼ぶ)においては、通信衛星を介して配信される
デイジタル多重衛星放送波を受信し、これをケーブルテ
レビジヨン番組放送として再配信する中継装置が考えら
れている。
Vに配信する一つの方法として、通信衛星の一つのトラ
ンスポンダで中継された信号を復調してトランスポート
ストリームを生成した後、当該トランスポートストリー
ムにCATVに応じた変調を行い、これを一つのCAT
Vチヤンネルに送出する方法が考えられる。この方法の
場合、図8に示すように、所定のトランスポンダによつ
て中継された伝送チヤンネルに含まれるすべての番組チ
ヤンネルは、一つのCATVチヤンネルに配信されるこ
とになる。例えば、衛星放送のトランスポンダTr1と
CATVのCATVチヤンネルCh1が対応している場
合、CATVチヤンネルCh1に多重化される番組チヤ
ンネルは、トランスポンダTr1に中継されて配信され
る伝送チヤンネルに多重化されている番組チヤンネルC
1、C2及びC3となる。
多重衛星放送をCATVに再配信する場合、一つのCA
TVチヤンネルに対して一つのトランスポンダで中継さ
れる伝送チヤンネルが配信されることになり、当該CA
TVチヤンネルに対して他のトランスポンダで中継され
る番組チヤンネルを選択配信することが困難になり、複
数の伝送チヤンネルの中から所望の番組チヤンネルを一
つのCATVチヤンネルに配信し得ず、使い勝手が悪い
問題があつた。
で、簡易な構成によつて所望の放送番組を選択し配信し
得る情報中継装置を提案しようとするものである。
め本発明においては、複数の放送を多重化してなる放送
波を受信し、所定の放送システムの対応するチヤンネル
に配信する情報中継装置において、放送波から所定のト
ランスポンダによつて中継されたデータストリームを抽
出し、当該データストリームの中から任意のパケツトを
指定するとともにこれを取り出し、当該取り出されたパ
ケツトを所定の放送システムの所定のチヤンネルに送出
することにより、放送波に多重化された複数の放送のな
かから所望のチヤンネルを取り出して所定の放送システ
ムの所望のチヤンネルに送出することができる。
施の形態を詳述する。
ステムを示し、通信衛星(図示せず)によつて中継され
た衛星放送信号S1をアンテナ5において受信し、情報
中継装置としての受信配信装置10に供給する。受信配
信装置10において、衛星放送信号S1はN個の同一構
成でなるチユーナ部25A〜25Nに供給される。ここ
で、チユーナ部25A〜25Nの個数Nは、通信衛星が
有するトランスポンダの数と同一である。
号S1のそれぞれ対応するトランスポンダに同調して復
調及び誤り訂正を行い、各トランスポンダによつて中継
された伝送チヤンネルのトランスポートストリームD2
5A〜D25Nを抽出して多重化部50に供給する。こ
れらのトランスポートストリームD25A〜D25N
は、それぞれ複数の番組チヤンネルを多重化したもので
ある。多重化部50は、トランスポートストリームD2
5A〜D25Nを、それぞれを構成するTSパケツトに
一旦分離した後、当該複数のTSパケツトのうち一つの
CATVチヤンネルに割り当てる複数番組チヤンネルの
TSパケツトを再多重化し、対応するCATVチヤンネ
ルに配信する。
ヤンネルが設けられており、各CATVチヤンネルに対
して、N個のトランスポンダを介して得られる各番組チ
ヤンネルが任意に組み合わされて配信される。このよう
にして多重化部50において再多重化された結果得られ
るトランスポートストリームD50A〜D50Mは、そ
れぞれ対応するCATVチヤンネルに配信され、各CA
TVチヤンネルに設けられた変調部70A〜70Mに供
給される。
すなわち衛星放送の各番組チヤンネルC1〜C9をCA
TVに再配信する際のチヤンネルの組み換えの例を示
す。通信衛星が有するトランスポンダTr1によつて中
継される伝送チヤンネルには番組チヤンネルC1、C2
及びC3の3チヤンネルが多重化されている。同様にト
ランスポンダTr2によつて中継される伝送チヤンネル
には番組チヤンネルC4、C5及びC6の3チヤンネル
が多重化され、トランスポンダTr3によつて中継され
る伝送チヤンネルには番組チヤンネルC7、C8及びC
9の3チヤンネルが多重化されている。
〜C9の計9チヤンネルのうち、任意のチヤンネルを選
択し組み合わせることにより再多重化処理を行う。例え
ば、第1のCATVチヤンネルCh1には番組チヤンネ
ルC2、C5及びC6を再多重化し、第2のCATVチ
ヤンネルCh2には番組チヤンネルC3、C8及びC9
を再多重化する。ここで、番組チヤンネルC1、C4及
びC7はCATVチヤンネルに再多重化されず配信され
ない。このように、多重化部50は衛星放送に多重化さ
れている番組チヤンネルのうち任意の番組チヤンネルを
選択し、任意の組み合わせにより再多重化処理を行う。
調部70A〜70MはトランスポートストリームD50
A〜D50Mに対し64QAM(Quadrature Amplitude
Moduration )方式による変調を行い、送信信号S70
A〜S70Mとしてヘツドエンド部80に供給する。ヘ
ツドエンド部80は、送信信号S70A〜S70Mを周
波数多重処理し、これを送信信号S80としてCATV
ケーブル90に送出する。これにより送信信号S80
は、CATV加入者が有するSTB(Set Top Box )1
00において復調処理、チヤンネル選択及び復号処理を
受け、テレビジヨン受像器(図示せず)に送出され表示
される。
して受信配信装置10を示し、受信基板部20A〜20
N、CPU基板部56及び変調基板部60が内部多重バ
スBUSに接続されている。トランスポンダの数に等し
いN個の受信基板部20A〜20Nはそれぞれ同一構成
でなり、各基板上にはチユーナ部25A、25B、…
…、25N及びCATVチヤンネル数(M個)に対応し
た数のパケツト選択部30A〜30Mがそれぞれ設けら
れている。またCPU基板部56及び変調基板部60も
同様にそれぞれ個別の基板を構成するものであり、変調
基板部60にはCATVチヤンネル数に対応した数の変
調部70A〜70Mが設けられている。
アンテナ5(図1)によつて受信した衛星放送信号S1
を復調及び誤り訂正処理し、これをトランスポートスト
リームD25AとしてM個のパケツト選択部30A〜3
0Mに送出する。ここで、パケツト選択部30A〜30
Mの個数Mは、CATVチヤンネルのチヤンネル数と同
一である。図4は全体としてパケツト選択部30Aを示
し、トランスポートストリームD25Aは、NIT(Ne
twork Information Table )/PAT(Program Associ
ation Table )/PMT(Program Map Table )バージ
ヨン監視部31に供給される。
EG2方式により定義された階層構造のシステム情報で
あり、それぞれがトランスポートストリームの所定の位
置に割り当てられている。NITは、階層構造を有する
システム情報の最上位に位置付けられており、通信衛星
が有する各トランスポンダの周波数情報や、各番組チヤ
ンネルについて当該番組チヤンネルを中継するトランス
ポンダの情報が割り当てられている。PATは、各トラ
ンスポートストリームにおける、PMTのパケツト識別
子PID(Packet Identifier )の値(すなわちPMT
の位置)が割り当てられたテーブルである。因みに、P
MTは、トランスポートストリームにおける各番組チヤ
ンネルごとに設けられるものであり、各番組チヤンネル
のTSパケツトに付せられているPIDの値(すなわち
番組チヤンネルのTSパケツトの位置)のデータが割り
当てられたテーブルである。
受信システムにおいて、ユーザが所望の番組チヤンネル
を選択する場合、当該受信システムは、まずNITを参
照して所望の番組チヤンネルを中継するトランスポンダ
を判別するとともに当該トランスポンダの周波数にチユ
ーニングする。これによりユーザが所望とする番組チヤ
ンネルが多重化された伝送チヤンネルのトランスポート
ストリームが受信される。
ンスポートストリームに割り当てられているPATを参
照し、これにより所望とする番組チヤンネルのPMTの
位置(すなわちPMTのPID)を認識する。かくして
受信システムはユーザが所望とする番組チヤンネルのP
MTを参照することができ、これにより当該番組チヤン
ネルの各TSパケツトのPIDを認識し、複数の番組チ
ヤンネルが多重化されたトランスポートストリームか
ら、所望の番組チヤンネルを構成するTSパケツトのみ
を選択することができる。
Vに再配信するシステム(1)において、図4に示すN
IT/PAT/PMTバージヨン監視部31は、トラン
スポートストリームD25Aに割り当てられているNI
T、PAT及びPMTを抽出し、これをNIT/PAT
/PMTメモリ部35に格納する。これにより当該NI
T/PAT/PMTメモリ部35を参照することによ
り、各番組チヤンネルのTSパケツトの位置を認識し得
ることになる。
ATVチヤンネルに配信すべき番組チヤンネルを予め設
定している。例えば第1のCATVチヤンネルに配信す
べき番組チヤンネルについて、CPU部55(図3)は
図4に示す第1のCATVチヤンネルに対応したパケツ
ト選択部30AのNIT/PAT/PMTメモリ部35
から、第1のCATVチヤンネルに配信すべき番組チヤ
ンネルのTSパケツトの位置(すなわち当該TSパケツ
トのPID)を読み出し、これをPID情報D37とし
てPID指定メモリ部37に格納する。
するトランスポートストリームD25Aの中から、PI
D情報D37によつて指定されたTSパケツトのみを取
り出して続くFIFO(First In First Out)33に送出
する。これにより、当該FIFO33には、通信衛星の
第1のトランスポンダを介して中継されたトランスポー
トストリームD25Aのうち、第1のCATVチヤンネ
ルに配信すべき番組チヤンネルのTSパケツトのみが供
給される。
においては、NIT、PAT及びPMTとして常に同一
の情報が繰り返し割り当てられているが、デイジタル多
重衛星放送の放送内容に変化が生じた場合として、例え
ばトランスポンダと番組チヤンネルの組み合わせが変更
された場合には当該NIT、PAT及びPMTの情報も
更新される。ここで、NIT、PAT及びPMTはバー
ジヨン情報を有しており、かかる放送内容の変化が生じ
た場合、バージヨン情報は同時に更新される。従つて、
NIT、PAT及びPMTのバージヨン情報を監視する
ことにより、当該NIT、PAT及びPMTの更新を検
出することができる。
に再配信するシステム(1)において、図4に示すNI
T/PAT/PMTバージヨン監視部31は、トランス
ポートストリームD25Aに割り当てられたNIT、P
AT及びPMTを常に監視しており、初期状態において
入力されるトランスポートストリームD25AのNI
T、PAT及びPMTを検出し、これをNIT/PAT
/PMTデータD31としてNIT/PAT/PMTメ
モリ部35に記憶するとともに、当該初期状態以降にお
いてNIT、PAT及びPMTのバージヨンの更新を検
出した場合、当該NIT、PAT及びPMTをNIT/
PAT/PMTデータD31としてNIT/PAT/P
MTメモリ部35に更新記憶する。これによりNIT/
PAT/PMTメモリ部35には常に最新のNIT、P
AT及びPMTが記憶されることになる。
PAT/PMTメモリ部35を常に監視している。ここ
でNIT、PAT及びPMTのバージヨンの更新をCP
Uイターフエース36が検出すると、このことはデイジ
タル多重衛星放送の番組チヤンネルの割り当て等に変更
が生じたことを表しており、当該CPUインターフエー
ス36はCPU部55(図3)に対しバージヨン更新通
知D36を送出する。CPU部55はバージヨン更新通
知D36を受け取ると、NIT/PAT/PMTメモリ
部35から最新のNIT/PAT/PMTデータD31
を読み出し、当該NIT/PAT/PMTデータD31
を基にCATVのチヤンネル構成に対応したCATV用
のNIT/PAT/PMTデータD56(図3)を作成
して内部多重バスBUSに繰り返し送出する。
組チヤンネル構成に変化が生じた場合においても、常に
CATVチヤンネルに対して予め決められた番組チヤン
ネルが配信されるようなCATV用のNIT/PAT/
PMTデータD56(図3)が得られる。
図3に示す変調基板部60の読出制御部65Aから送出
される読出命令D66Aに応じて当該FIFO33に書
き込まれている選択TSパケツトD32Aを読み出し、
PCR(Program Clock Reference )付加部34を介し
てバスBUSに送出する。
時間基準情報であり、27[MHz] のシステムクロツクによ
りカウントされる、24時間を表現する42[Bit] のカウ
ント値であり、トランスポートストリーム内の所定のT
Sパケツトに記録されている。MPEG2方式におい
て、PCRはTSパケツトが形成された時点において送
信装置により当該TSパケツトに記録され、受信装置で
は当該TSパケツトが到着した時点において当該受信装
置のシステムクロツクを当該PCRの示す値にリセツト
することにより、送信装置のシステムクロツクと受信装
置のシステムクロツクが同期するようになされている。
においては、受信装置は図1に示すSTB100に相当
する。FIFO33において、選択TSパケツトD32
Aは当該FIFO33に書き込まれてから読み出される
までに待機時間を生じるが、当該待機時間は一定ではな
く、各パケツト選択部30A〜30M(図3)のFIF
O33におけるTSパケツトD32A〜D32Mの占有
量等に応じて変動する。この待機時間の変動により、選
択TSパケツトD32Aが送信装置から送信されてから
STB100に到着するまでの時間の変動が生じる。こ
の時間変動をジツタと呼び、かかるジツタが生じると、
送信装置のシステムクロツクと受信装置のシステムクロ
ツクがSTB100のシステムクロツクと同期し得なく
なる。このため、選択TSパケツトデータD32Aが有
するPCRを、当該選択TSパケツトD32AのFIF
O33における待機時間に応じて修正する。
常にFIFO33を監視し、選択TSパケツトD32A
が当該FIFO33に書き込まれてから読み出されるま
での待機時間を、待機時間情報D33として得る。そし
て、PCR算出部38はトランスポートストリームD2
5Aから得られる選択TSパケツトD32AのPCR値
を待機時間情報D33に応じて修正し、修正PCR値D
38としてPCR付加部34に送出する。PCR付加部
34は、選択TSパケツトD32AのPCRを修正PC
R値D38が示す値に修正してバスBUSに送出する。
通信衛星の第1のトランスポンダを介して中継された伝
送チヤンネル(トランスポートストリームD25A)を
受信する受信基板部20A(図3)の第1のパケツト選
択部30A(図3、図4)においては、第1のCATV
チヤンネルに配信すべき番組チヤンネルのTSパケツト
のみを選択TSパケツトD32Aとして選択し、これを
第1のCATVチヤンネルに対応する内部多重バスBU
Sのチヤンネルに送出する。
第2〜第Mのパケツト選択部30B〜30Mは、それぞ
れ通信衛星の第1のトランスポンダによつて中継された
伝送チヤンネルのうち、第2のCATVチヤンネル〜第
MのCATVチヤンネルに配信すべき番組チヤンネルの
TSパケツトをCPU部55の制御によつて選択し、こ
れを対応する内部多重バスBUSのチヤンネルに送出す
る。
衛星の第1のトランスポンダによつて中継された伝送チ
ヤンネルに多重化された複数の番組チヤンネルのなかか
ら、予めCPU部55によつて指定されている各CAT
Vチヤンネルに配信すべき番組チヤンネルのTSパケツ
トをそれぞれ選択し、対応する内部多重バスBUSのチ
ヤンネルに送出する。
信基板部20B〜20Nは、通信衛星の第2〜第Nのト
ランスポンダによつて中継された伝送チヤンネルにそれ
ぞれ多重化されている複数の番組チヤンネルの各TSパ
ケツトを対応するパケツト選択部によつて選択し、対応
する内部多重バスBUSのチヤンネルに送出する。
応して複数のチヤンネルを有し、例えば第1のCATV
チヤンネルに対応するチヤンネルには、各受信基板部2
0A〜20Nの第1のCATVチヤンネルに対応したパ
ケツト選択部30Aからそれぞれ選択出力される選択T
SパケツトD32Aが供給される。また、第2のCAT
Vチヤンネルに対応するチヤンネルには、各受信基板部
20A〜20Nの第2のCATVチヤンネルに対応した
パケツト選択部30Bからそれぞれ選択出力される選択
TSパケツトD32Bが供給される。
チヤンネルには各伝送チヤンネルから分離された各CA
TVチヤンネルに配信すべき複数の番組チヤンネルの各
TSパケツト(選択TSパケツト)が対応するCATV
チヤンネルに割り当てられる。
ATVチヤンネルに対応してM個の読出制御部65A〜
65Mを有し、当該各読出制御部65A〜65Mは、そ
れぞれ対応するパケツト選択部30A〜30MのFIF
O33(図4)を内部多重バスBUSを介して常に監視
している。そして、各読出制御部65A〜65Mは、F
IFO33におけるTSパケツトD32A〜D32Mの
占有量を基に当該FIFO33に対し所定の順序で読出
命令D66A〜D66Mを送出し、順次FIFO33内
の選択TSパケツトD32A〜D32Mを内部多重バス
BUSに読み出してCATVチヤンネルごとに多重化す
る。
ンダによつて中継された第1の伝送チヤンネルに多重化
されている複数の番組チヤンネルのうち、第1のCAT
Vチヤンネルに配信されるべき番組チヤンネルのTSパ
ケツトは、第1の受信基板部20Aの第1のパケツト選
択部30Aによつて選択され、第1のCATVチヤンネ
ルの読出制御部65Aによつて当該第1のCATVチヤ
ンネルに配信される。
た複数の番組チヤンネルのうち、第1のCATVチヤン
ネルに配信されるべき番組チヤンネルのTSパケツト
は、第2の受信基板部20Bの第1のパケツト選択部3
0Aによつて選択され、第1のCATVチヤンネルの読
出制御部65Aによつて当該第1のCATVチヤンネル
に配信される。
化された複数の番組チヤンネルのうち、第1のCATV
チヤンネルに配信されるべき番組チヤンネルのTSパケ
ツトは、各受信基板部20A〜20Nに設けられた第1
のCATVチヤンネルに対応した第1のパケツト選択部
30Aによつて選択され、第1のCATVチヤンネルの
読出制御部65Aによつて読み出され、CATV配信用
として多重化される。
おいても同様にして、通信衛星の各トランスポンダに対
応した伝送チヤンネルにそれぞれ多重化された複数の番
組チヤンネルのうち、各CATVチヤンネルに配信すべ
き番組チヤンネルのTSパケツトを対応するパケツト選
択部から読み出して多重化する。
5から繰り返し供給されているNIT/PAT/PMT
データD56に同期して読出命令D66A〜D66Mを
送出することにより、各CATVチヤンネルに対応した
トランスポートストリームD50A〜D50Mを形成す
るとともに、各トランスポートストリームD50A〜D
50Mに対して対応するCATV用のNIT/PAT/
PMTデータD56を付加することにより、各トランス
ポートストリームD50A〜D50MにCATVのチヤ
ンネル構成に応じたNIT、PAT及びPMTが書き込
まれる。
内部多重バスBUSに送出された選択TSパケツトD3
2Aは、当該内部多重バスBUSにおいてトランスポー
トストリームD50Aを形成し、読出制御部65Aを経
由して第1のCATVチヤンネルの変調部70Aに供給
される。変調部70Aにおいてトランスポートストリー
ムD50Aは64QAM変調を受け、送信信号S70A
として図1に示すヘツドエンド部80に送出され、再多
重化処理が完了する。
同様にして、対応するパケツト選択部30B〜30Mか
ら内部多重バスBUSに送出された選択TSパケツトD
32B〜D32Mは、それぞれ当該内部多重バスBUS
においてトランスポートストリームD50B〜D50M
を形成し、読出制御部65B〜D65Mを経由して第2
〜第MのCATVチヤンネルの変調部70B〜70Mに
それぞれ供給される。変調部70B〜70Mにおいてト
ランスポートストリームD50B〜D50Mはそれぞれ
64QAM変調を受け、送信信号S70B〜S70Mと
して図1に示すヘツドエンド部80に送出され、再多重
化処理が完了する。
0の匡体15は複数の基板を収納するようになされてお
り、変調基板部60、CPU基板部56及び衛星のトラ
ンスポンダ数と同数のN〔個〕の受信基板部20A〜2
0Nが収容されている。CPU基板部56にはPC(Pe
rsonal Computer )90が接続されており、当該PC9
0を用いてCPU部55を制御することにより、再多重
化処理におけるチヤンネルの組み合わせを変更するよう
になされている。
ランスポンダに対応したN個の受信基板部20A〜20
Nを有し、各受信基板部20A〜20Nはそれぞれ対応
するトランスポンダからのデイジタル多重衛星放送波を
受信する。
るデイジタル多重衛星放送波は、それぞれ異なる複数の
番組チヤンネルを多重化した伝送チヤンネルであり、C
ATVチヤンネルの数に対応して設けられたMチヤンネ
ル分のパケツト選択部30A〜30Mにおいて各CAT
Vチヤンネルに配信されるべき番組チヤンネルのTSパ
ケツトのみが選択される。
0Mにおいて対応するCATVチヤンネルに配信すべき
TSパケツトのみを通過させる処理を行うことにより、
当該パケツト選択部30A〜30Mの数はCATVチヤ
ンネルの数と一致する数に限定される。
択部30A〜30Mにおいて選択された選択TSパケツ
トは、CATVチヤンネルごとに対応する内部多重バス
BUSに送出される。これにより、各CATVチヤンネ
ルに対して配信されるべき番組チヤンネルの選択TSパ
ケツトが各受信基板部20A〜20Nから抽出され、C
ATVチヤンネルごとにまとめられて多重化される。
ンスポンダによつて中継された各伝送チヤンネルに多重
化された複数の番組チヤンネルは、それぞれ配信される
べきCATVチヤンネルにまとめられることにより、異
なるトランスポンダを介して中継された複数の番組チヤ
ンネルを1つのCATVチヤンネルに配信することがで
きる。
られるパケツト選択部30A〜30Mの数は、CATV
チヤンネルの数だけ用意すれば良く、一旦全番組チヤン
ネルを抽出した後、必要な番組チヤンネルを選択する場
合に比べて構成を簡易化し得る。
20Nを衛星のトランスポンダ数と同一個数であるN個
有するようにしたが、本発明はこれに限らず、受信基板
を衛星のトランスポンダ数よりも多い数、例えばN+1
個設けるようにしても良い。この場合、通常はN個の受
信基板部を現用系として使用し、残りの1個の受信基板
部は予備系として通常は使用しない。そして、現用系の
受信基板に故障が生じた場合、図5に示すPC90によ
りCPU部55を制御し、当該故障が生じた受信基板が
行つていた受信処理を予備系に代行させることにより、
受信配信装置10の冗長性を高め、受信基板部の故障に
伴うCATVサービスの停止を防止し得る。
信装置10には衛星信号S1のみを供給するようにした
が、本発明においてはこれに限らず、受信配信装置に対
してCATV独自の画像信号も供給するようにしても良
い。すなわち、図1と同一部分に同一符号を付して示す
図6において、2は全体として衛星放送配信CATVシ
ステムを示し、番組供給部6A〜6Nより供給されるC
ATV独自の画像信号S6A〜S6Nは、符号化部7A
〜7NにおいてMPEG2方式により圧縮符号化され、
独自番組トランスポートストリームD7A〜D7Nとし
て多重化部に送出される。
7において、11は全体として受信配信装置を示し、N
個の同一構成でなる受信基板21A〜21N、CPU部
55及び変調基板60がバスBUSに接続されている。
受信配信装置11の構成は、受信基板21A〜21N内
の構成以外は図3に示す受信配信装置10と同一であ
る。
ートストリームD7Aは、受信基板21Aの入力選択部
26に供給される。ここで入力選択部26には、チユー
ナ部25Aから、衛星信号S1を復調及び誤り訂正処理
を行なつて得られたトランスポートストリームD25A
が同時に供給されている。CPU部55は、入力選択部
26に対し選択信号D55を送出し、CATVの自主放
送による独自番組トランスポートストリームD7Aまた
はトランスポートストリームD25Aのいずれか一方を
選択し、トランスポートストリームD26Aとしてパケ
ツト選択部30A〜30Mに供給する。かくして、受信
配信装置11は衛星信号及びCATV独自の画像信号を
選択して配信することができる。
N個の受信基板全てが入力選択部26を有するようにし
たが、本発明はこれに限らず、N個の受信基板のうちの
一部のみが入力選択部26を有するようにしても良い。
タル多重放送波S1をCATVに再配信する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、地上波として他の
放送システムに再配信する等、再配信の対象となる放送
システムは種々のものを適用し得る。
及び音声からなる番組を放送する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、中継対象としては例えばデ
ータ通信等、種々のものを適用し得る。
送を多重化してなる放送波を受信し、所定の放送システ
ムの対応するチヤンネルに配信する情報中継装置におい
て、放送波から所定のトランスポンダによつて中継され
たデータストリームを抽出し、当該データストリームの
中から任意のパケツトを指定するとともにこれを取り出
し、当該取り出されたパケツトを所定の放送システムの
所定のチヤンネルに送出することにより、放送波に多重
化された複数の放送のなかから所望のチヤンネルを取り
出して所定の放送システムの所望のチヤンネルに送出す
ることができる。
示すブロツク図である。
ある。
である。
る。
ステムを示すブロツク図である。
ツク図である。
示す略線図である。
11……受信配信装置、25A〜25N……チユーナ
部、30A〜30M……パケツト選択部、50、51…
…多重化部、60……変調基板、70A〜70M……変
調部、80……ヘツドエンド部。
Claims (6)
- 【請求項1】複数の放送を多重化してなる放送波を受信
し、上記放送を所定の放送システムに配信する情報中継
装置において、 上記放送波から所定のトランスポンダによつて中継され
たデータストリームを抽出するデータストリーム抽出手
段と、 上記データストリームの中から任意のパケツトを指定し
取り出すパケツト抽出手段と、 上記抽出されたパケツトを上記所定の放送システムの所
定のチヤンネルに送出する送出手段とを具えることを特
徴とする情報中継装置。 - 【請求項2】上記情報中継装置は、 異なる複数の上記トランスポンダを介して中継された複
数の放送波からそれぞれのデータストリームを抽出する
複数の上記データストリーム抽出手段と、 上記各データストリーム抽出手段によつて抽出された複
数のデータストリームごとに上記任意のパケツトを抽出
する複数の上記パケツト抽出手段と、 上記各パケツト抽出手段によつて抽出された複数種類の
パケツトを再多重化して上記所定の放送システムの所定
のチヤンネルに送出する上記送出手段とを具えることを
特徴とする請求項1に記載の情報中継装置。 - 【請求項3】上記情報中継装置は、 上記複数のデータストリーム抽出手段ごとに対応して、
上記所定の放送システムの送出対象チヤンネルの数に応
じた上記パケツト抽出手段を具えることを特徴とする請
求項2に記載の情報中継装置。 - 【請求項4】上記情報中継装置は、 上記データストリーム抽出手段に代わる第1の代替手段
と、 上記パケツト抽出手段及び上記送出手段に代わる第2の
代替手段とを具えることを特徴とする請求項1に記載の
情報中継装置。 - 【請求項5】上記情報中継装置は、 上記放送波又は所定の放送源からの自主放送波を切り換
えて上記データストリーム抽出手段に入力する選択手段
を具えることを特徴とする請求項1に記載の情報中継装
置。 - 【請求項6】上記放送波の配信対象となる上記所定の放
送システムは、 有線放送システムであることを特徴とする請求項1に記
載の情報中継装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9307675A JPH11146373A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 情報中継装置 |
MYPI98005033A MY119530A (en) | 1997-11-10 | 1998-11-05 | Information repeater system |
EP98309045A EP0915617A3 (en) | 1997-11-10 | 1998-11-05 | Relaying information and information repeater system |
US09/187,657 US6487182B1 (en) | 1997-11-10 | 1998-11-06 | Information repeater system |
CNB981116590A CN1240195C (zh) | 1997-11-10 | 1998-11-10 | 信息中继系统和信息中继方法 |
KR1019980047927A KR19990045146A (ko) | 1997-11-10 | 1998-11-10 | 정보 중계기 시스템 및 정보 중계 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9307675A JPH11146373A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 情報中継装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11146373A true JPH11146373A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17971896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9307675A Pending JPH11146373A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 情報中継装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11146373A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003524351A (ja) * | 2000-02-23 | 2003-08-12 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ストリームを送信する方法、送信器、及び伝送システム |
JP2008541573A (ja) * | 2005-05-04 | 2008-11-20 | トムソン ライセンシング | 周波数を変換する装置及び方法 |
-
1997
- 1997-11-10 JP JP9307675A patent/JPH11146373A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008541573A (ja) * | 2005-05-04 | 2008-11-20 | トムソン ライセンシング | 周波数を変換する装置及び方法 |
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US8005121B2 (en) | 2005-05-04 | 2011-08-23 | Thomson Licensing | Apparatus and method for re-synthesizing signals |
JP2012161099A (ja) * | 2005-05-04 | 2012-08-23 | Thomson Licensing | 周波数を変換する装置及び方法 |
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