JPH11145972A - パケット通信方式 - Google Patents
パケット通信方式Info
- Publication number
- JPH11145972A JPH11145972A JP9304595A JP30459597A JPH11145972A JP H11145972 A JPH11145972 A JP H11145972A JP 9304595 A JP9304595 A JP 9304595A JP 30459597 A JP30459597 A JP 30459597A JP H11145972 A JPH11145972 A JP H11145972A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- mobile
- packet data
- packet
- control circuit
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 網内の無線パケットデータサービス制御回路
の無駄な占用をなくして資源の有効利用とサービス性の
向上を共に図ることができる。 【解決手段】 無線パケット通信において、無線パケッ
トデータがあるときのみ無線パケットデータサービス制
御回路５をハントし、無線パケットデータがない場合に
は、無線パケットデータサービス制御回路５を解放す
る。
の無駄な占用をなくして資源の有効利用とサービス性の
向上を共に図ることができる。 【解決手段】 無線パケット通信において、無線パケッ
トデータがあるときのみ無線パケットデータサービス制
御回路５をハントし、無線パケットデータがない場合に
は、無線パケットデータサービス制御回路５を解放す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線基地局を介
してネットワーク側に設置された無線パケットデータサ
ービス制御回路の保留時間を短縮するパケット通信方式
に関する。
してネットワーク側に設置された無線パケットデータサ
ービス制御回路の保留時間を短縮するパケット通信方式
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のパケット通信方式は、例えばパケ
ット通信システムの物理チャネル上に設定された通信パ
スの無通信状態をタイマにより監視し、一定時間以上通
信が行われていない場合には、前記通信パスを無条件に
解放し、資源の効率的利用を図るというものであった。
ット通信システムの物理チャネル上に設定された通信パ
スの無通信状態をタイマにより監視し、一定時間以上通
信が行われていない場合には、前記通信パスを無条件に
解放し、資源の効率的利用を図るというものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のパケット通信方式にあっては、例えば移動無線端
末と移動通信交換局を介して無線パケットデータサービ
ス制御回路との間でパケット通信を再開しようとする場
合には、再び通信パスの設定処理や認証の処理が必要と
なり、結果的に、移動無線端末の利用者に余分で煩わし
い通信路設定，認証処理を実行させなければならず、サ
ービス性が悪いという課題があった。
従来のパケット通信方式にあっては、例えば移動無線端
末と移動通信交換局を介して無線パケットデータサービ
ス制御回路との間でパケット通信を再開しようとする場
合には、再び通信パスの設定処理や認証の処理が必要と
なり、結果的に、移動無線端末の利用者に余分で煩わし
い通信路設定，認証処理を実行させなければならず、サ
ービス性が悪いという課題があった。
【０００４】この発明は前記のような課題を解決するも
のであり、網内のリソース源である無線パケットデータ
サービス制御回路の無駄な占用をなくして、資源の有効
利用とサービス性の向上を共に図ることができるパケッ
ト通信方式を得ることを目的とする。
のであり、網内のリソース源である無線パケットデータ
サービス制御回路の無駄な占用をなくして、資源の有効
利用とサービス性の向上を共に図ることができるパケッ
ト通信方式を得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項１の発明にかかるパケット通信方式は、無線パケ
ット通信において無線パケットデータがあるときのみ、
無線パケットデータサービス制御回路をハントし、無線
パケットデータがない場合には、前記無線パケットデー
タサービス制御回路を解放するようにしたものである。
請求項１の発明にかかるパケット通信方式は、無線パケ
ット通信において無線パケットデータがあるときのみ、
無線パケットデータサービス制御回路をハントし、無線
パケットデータがない場合には、前記無線パケットデー
タサービス制御回路を解放するようにしたものである。
【０００６】また、請求項２の発明にかかるパケット通
信方式は、前記無線パケット通信が一定時間中断された
場合に、前記移動無線端末の無線パケット通信中断要求
を受けて、移動通信交換局が前記無線パケットデータサ
ービス制御回路を解放し、該無線パケットデータサービ
ス制御回路が復旧すると、前記移動通信交換局が移動無
線端末に対しパケット通信再開のために乱数を組み込ん
だパケット通信中断応答を出し、このパケット通信中断
の応答を受けて、前記移動無線端末が前記乱数で演算し
た結果を付加してパケット通信の再開を要求したとき、
前記移動通信交換局に、新たな認証キーの付与なくし
て、移動通信交換局内での演算および無線パケットデー
タサービス制御回路のハントのみで移動無線端末に対
し、パケット通信再開応答を返えさせるようにしたもの
である。
信方式は、前記無線パケット通信が一定時間中断された
場合に、前記移動無線端末の無線パケット通信中断要求
を受けて、移動通信交換局が前記無線パケットデータサ
ービス制御回路を解放し、該無線パケットデータサービ
ス制御回路が復旧すると、前記移動通信交換局が移動無
線端末に対しパケット通信再開のために乱数を組み込ん
だパケット通信中断応答を出し、このパケット通信中断
の応答を受けて、前記移動無線端末が前記乱数で演算し
た結果を付加してパケット通信の再開を要求したとき、
前記移動通信交換局に、新たな認証キーの付与なくし
て、移動通信交換局内での演算および無線パケットデー
タサービス制御回路のハントのみで移動無線端末に対
し、パケット通信再開応答を返えさせるようにしたもの
である。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図１はこの発明のパケット通信方
式の実施に用いる移動通信システムを示すブロック図で
あり、同図において、１は移動無線端末（ＭＳ）、２は
移動無線端末１との無線回線を構築する無線基地局（Ｂ
ＴＳ）で、これが、基地局変復調装置，基地局増幅装
置，基地局アンテナおよび試験用送受信機などを有す
る。また、３は無線基地局２に接続された基地局制御装
置（ＢＳＣ）で、これが音声の符号化，復号化を行う音
声処理装置および一斉呼出信号の分配を行う無線回線制
御装置などを有する。
図について説明する。図１はこの発明のパケット通信方
式の実施に用いる移動通信システムを示すブロック図で
あり、同図において、１は移動無線端末（ＭＳ）、２は
移動無線端末１との無線回線を構築する無線基地局（Ｂ
ＴＳ）で、これが、基地局変復調装置，基地局増幅装
置，基地局アンテナおよび試験用送受信機などを有す
る。また、３は無線基地局２に接続された基地局制御装
置（ＢＳＣ）で、これが音声の符号化，復号化を行う音
声処理装置および一斉呼出信号の分配を行う無線回線制
御装置などを有する。
【０００８】さらに、４は基地局制御装置３に接続され
て、呼制御やサービス制御を行うディジタル交換機とし
ての移動通信交換局（ＭＳＣ）、５は網内の共通リソー
スである無線パケットデータサービス制御回路（ＤＳＣ
Ｐ）で、これは無線パケットデータの通信パス確立後に
移動無線端末からの制御信号により移動通信交換局４に
選択接続され、さらに、網側のデータ通信終端機能を担
っている。
て、呼制御やサービス制御を行うディジタル交換機とし
ての移動通信交換局（ＭＳＣ）、５は網内の共通リソー
スである無線パケットデータサービス制御回路（ＤＳＣ
Ｐ）で、これは無線パケットデータの通信パス確立後に
移動無線端末からの制御信号により移動通信交換局４に
選択接続され、さらに、網側のデータ通信終端機能を担
っている。
【０００９】また、７はホームロケーションレジスタ
（ＨＬＲ）で、これが移動機番号や在圏エリアなどの加
入者情報を登録し、ＩＴＵ−Ｔ Ｎｏ．７共通線信号方
式によって、ＩＴＵ−Ｔ Ｎｏ．７の共通線信号網８を
介して接続されている。
（ＨＬＲ）で、これが移動機番号や在圏エリアなどの加
入者情報を登録し、ＩＴＵ−Ｔ Ｎｏ．７共通線信号方
式によって、ＩＴＵ−Ｔ Ｎｏ．７の共通線信号網８を
介して接続されている。
【００１０】次に動作を、図２のシーケンス図に従って
説明する。まず、移動通信の開始に当って、移動無線端
末１がパケット通信開始要求を無線基地局２へ送信す
る。このため、この通信開始要求が基地局制御装置３を
介して移動通信交換局４に送られ、この移動通信交換局
４はホームロケーションレジスタ７に対し、加入者情報
読出を要求する。このためホームロケーションレジスタ
７は認証キーを付与した加入者情報応答を返し、これを
受けて移動通信交換局４が移動無線端末１へ乱数による
認証要求を行う。
説明する。まず、移動通信の開始に当って、移動無線端
末１がパケット通信開始要求を無線基地局２へ送信す
る。このため、この通信開始要求が基地局制御装置３を
介して移動通信交換局４に送られ、この移動通信交換局
４はホームロケーションレジスタ７に対し、加入者情報
読出を要求する。このためホームロケーションレジスタ
７は認証キーを付与した加入者情報応答を返し、これを
受けて移動通信交換局４が移動無線端末１へ乱数による
認証要求を行う。
【００１１】一方、この認証要求に対し、移動無線端末
１は認証応答し、これにもとづき移動通信交換局４は無
線パケットデータサービス制御回路５を起動させ、無線
パケットデータサービス制御回路５から起動応答があっ
たとき、移動無線端末１へパケット通信開始の応答を行
って通信パスを開き、ここで、パケットデータの通信が
行われる。
１は認証応答し、これにもとづき移動通信交換局４は無
線パケットデータサービス制御回路５を起動させ、無線
パケットデータサービス制御回路５から起動応答があっ
たとき、移動無線端末１へパケット通信開始の応答を行
って通信パスを開き、ここで、パケットデータの通信が
行われる。
【００１２】そして、このパケットデータの通信におい
て、一定時間、パケットデータの通信が行われない場合
には、移動無線端末１はパケット通信の中断要求を送信
する。移動通信交換局４では、これを受けて無線パケッ
トデータサービス制御回路５を解放する。ここまでは、
前記パケット通信の終了時と同じ処理となる。
て、一定時間、パケットデータの通信が行われない場合
には、移動無線端末１はパケット通信の中断要求を送信
する。移動通信交換局４では、これを受けて無線パケッ
トデータサービス制御回路５を解放する。ここまでは、
前記パケット通信の終了時と同じ処理となる。
【００１３】ところで、この状態からパケット通信を再
開しようとする場合には、再び前記同様の認証の処理が
必要となり、この認証の処理を行うと、その通信の準備
に時間が掛かるほか、認証キーを取得するためのノード
間のトラヒックの増加が避けられない。そこで、無線パ
ケットデータサービス制御回路５からの復旧指令を待っ
て、移動通信交換局４は移動無線端末１に対するパケッ
ト通信中断応答の中に、パケット通信再開のための乱数
を予め加入しておき、パケット通信中断から再びパケッ
ト通信を再開するために移動無線端末１から送信するパ
ケット通信再開要求の中に乱数を演算した結果を付加し
ておく。
開しようとする場合には、再び前記同様の認証の処理が
必要となり、この認証の処理を行うと、その通信の準備
に時間が掛かるほか、認証キーを取得するためのノード
間のトラヒックの増加が避けられない。そこで、無線パ
ケットデータサービス制御回路５からの復旧指令を待っ
て、移動通信交換局４は移動無線端末１に対するパケッ
ト通信中断応答の中に、パケット通信再開のための乱数
を予め加入しておき、パケット通信中断から再びパケッ
ト通信を再開するために移動無線端末１から送信するパ
ケット通信再開要求の中に乱数を演算した結果を付加し
ておく。
【００１４】このため、パケット通信再開時に、移動無
線端末１に対して認証キーを付与する処理を省くことが
できる。一方、移動通信交換局４では、パケット通信中
断応答時に移動無線端末１の認証キーをキャッシングし
ておくことで、パケット通信再開要求によるパケット通
信再開時に、ホームロケーションレジスタ７に対して問
い合わせする処理を省くことができる。従って、パケッ
ト通信再開要求後、無線パケットデータサービス制御回
路５の起動と起動応答に続いて、パケット再開応答がな
される。すなわち、移動通信交換局４内での前記演算と
無線パケットデータサービス制御回路５のハントのみ
で、移動無線端末１にパケット通信再開応答を速やかに
送出できる。
線端末１に対して認証キーを付与する処理を省くことが
できる。一方、移動通信交換局４では、パケット通信中
断応答時に移動無線端末１の認証キーをキャッシングし
ておくことで、パケット通信再開要求によるパケット通
信再開時に、ホームロケーションレジスタ７に対して問
い合わせする処理を省くことができる。従って、パケッ
ト通信再開要求後、無線パケットデータサービス制御回
路５の起動と起動応答に続いて、パケット再開応答がな
される。すなわち、移動通信交換局４内での前記演算と
無線パケットデータサービス制御回路５のハントのみ
で、移動無線端末１にパケット通信再開応答を速やかに
送出できる。
【００１５】なお、前記パケット通信の中断要求による
中断が長時間である場合には、キャッシュの内容をクリ
アし、無駄なリソースの占有をなくすることができる。
また、キャッシュがクリアされていた場合には、パケッ
ト通信再開要求がパケット通信開始要求と同一の意味を
持つこととなる。
中断が長時間である場合には、キャッシュの内容をクリ
アし、無駄なリソースの占有をなくすることができる。
また、キャッシュがクリアされていた場合には、パケッ
ト通信再開要求がパケット通信開始要求と同一の意味を
持つこととなる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、無線
パケット通信において無線パケットデータがあるときの
み、無線パケットデータサービス制御回路をハントし、
無線パケットデータがない場合には、前記無線パケット
データサービス制御回路を解放するようにしたので、無
線パケットデータサービス制御回路の保留時間を短縮で
き、網内のリソース源である無線パケットデータサービ
ス制御回路の無駄な占用をなくして、資源の有効利用と
サービス性の向上を共に図ることができるという効果が
得られる。
パケット通信において無線パケットデータがあるときの
み、無線パケットデータサービス制御回路をハントし、
無線パケットデータがない場合には、前記無線パケット
データサービス制御回路を解放するようにしたので、無
線パケットデータサービス制御回路の保留時間を短縮で
き、網内のリソース源である無線パケットデータサービ
ス制御回路の無駄な占用をなくして、資源の有効利用と
サービス性の向上を共に図ることができるという効果が
得られる。
【図１】 この発明の実施の一形態によるパケット通信
方式実施のための移動通信システムを示すブロック図で
ある。
方式実施のための移動通信システムを示すブロック図で
ある。
【図２】 この発明の実施の一形態によるパケット通信
方式の実施手順を示すシーケンス図である。
方式の実施手順を示すシーケンス図である。
１ 移動無線端末 ４ 移動通信交換局 ５ 無線パケットデータサービス制御回路
Claims (2)
- 【請求項１】 移動無線端末からの制御信号によって、
移動通信交換局が、無線パケット通信パスを確立した後
に網内の無線パケットデータサービス制御回路を接続す
るパケット通信方式において、 前記無線パケット通信において無線パケットデータがあ
るときのみ、前記無線パケットデータサービス制御回路
をハントし、無線パケットデータがない場合には、前記
無線パケットデータサービス制御回路を解放することを
特徴とするパケット通信方式。 - 【請求項２】 前記無線パケット通信が一定時間中断さ
れた場合に、前記移動無線端末の無線パケット通信中断
要求を受けて、移動通信交換局が前記無線パケットデー
タサービス制御回路を解放し、 該無線パケットデータサービス制御回路が復旧すると、
前記移動通信交換局が移動無線端末に対しパケット通信
再開のために乱数を組み込んだパケット通信中断応答を
出し、 このパケット通信中断の応答を受けて、前記移動無線端
末が前記乱数で演算した結果を付加してパケット通信の
再開を要求したとき、前記移動通信交換局が、新たな認
証キーの付与なくして、移動通信交換局内での演算およ
び無線パケットデータサービス制御回路のハントのみで
移動無線端末に対し、パケット通信再開応答を返すこと
を特徴とする請求項１に記載のパケット通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9304595A JPH11145972A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | パケット通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9304595A JPH11145972A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | パケット通信方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11145972A true JPH11145972A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17934903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9304595A Pending JPH11145972A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | パケット通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11145972A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2381164A (en) * | 2001-08-22 | 2003-04-23 | Nec Corp | Reducing time required for an attach process or location registration to alleviate traffic congestion in w-cdma systems |
-
1997
- 1997-11-06 JP JP9304595A patent/JPH11145972A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2381164A (en) * | 2001-08-22 | 2003-04-23 | Nec Corp | Reducing time required for an attach process or location registration to alleviate traffic congestion in w-cdma systems |
| GB2381164B (en) * | 2001-08-22 | 2003-12-10 | Nec Corp | Mobile communications system and control method, mobile terminal device and control method, and recording medium |
| US6961588B2 (en) | 2001-08-22 | 2005-11-01 | Nec Corporation | Mobile communications system and communications control method and mobile terminal device used therefor, control method thereof, and recording medium |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020226 |