JPH11145948A - コンテンツ提供方法およびこの方法を記録した記録媒体 - Google Patents
コンテンツ提供方法およびこの方法を記録した記録媒体Info
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- JPH11145948A JPH11145948A JP9306271A JP30627197A JPH11145948A JP H11145948 A JPH11145948 A JP H11145948A JP 9306271 A JP9306271 A JP 9306271A JP 30627197 A JP30627197 A JP 30627197A JP H11145948 A JPH11145948 A JP H11145948A
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Abstract
後にコンテンツ提供者から利用者へコンテンツを安全に
送信すること。 【解決手段】 認証装置103において、セッション識
別子を、利用装置101が保持するパスワードを鍵とし
て暗号化することにより、このセッション識別子を利用
装置101でのみ復号し、取得することを可能とし、同
様に、セッション識別子を、コンテンツ提供装置102
が保持するパスワードを用いて暗号化することにより、
このセッション識別子をコンテンツ提供装置102での
み復号し、取得することを可能とする。コンテンツ提供
装置102において復号され、取得されたセッション識
別子を鍵としてコンテンツを暗号化することにより、セ
ッション識別子を保持する利用装置101でのみ、コン
テンツを取得することが可能になる。
Description
ような安全性が十分でないネットワークを介してコンテ
ンツの提供を行う場合に、コンテンツを暗号化すること
により、安全なコンテンツの提供を実現可能とするコン
テンツ提供方法に関するものである。
ツ提供に対して課金を行い、課金されたコンテンツをイ
ンターネットを介して安全に提供したいという要求が多
くなってきている。従来の技術では、インターネット上
で課金を行ってコンテンツを提供する場合、大きく分け
てクレジットカード決済によるものとプリペイド決済に
よるものとに分類することができる。
レジットカード決済方法は、クレジットカード番号を入
力する必要があるため、インターネット上をクレジット
カード番号そのものが流れないように公開鍵系の暗号化
アルゴリズムを用いて安全性を高めている。しかし、こ
の方法では、処理能力の低い端末から利用する場合、端
末での処理負担が大きく、処理に時間がかかるなどの問
題があり、利用する端末が制限される。これに対して、
比較的少額の決済に用いられるプリペイド決済方法は、
秘密鍵系の暗号化アルゴリズムを使用しているため、利
用装置での負担が軽く、処理能力の低い端末でも利用す
ることができるという利点がある。
ナルコンピュータに比べて処理能力の低いインターネッ
ト家電が市場に投入されようとしている(例えば、荒
川,鎌田:“インターネット家電がもたらす情報ネット
ワーク革命”信学技報、OFS96−1,pp.1−6
を参照)。そのため、処理能力の比較的低い端末から利
用できる、プリペイド決済方法を用いた少額決済を対象
としたコンテンツの提供が増加してくるものと考えられ
る。
ト上でコンテンツを入手するための基本的な手続きは、
次の通りである。まず、利用者はプリペイドカードを購
入し、予め課金サーバに登録されたパスワードを入手す
る。利用者はインターネット上で自分が必要とするコン
テンツを選択し、パスワードを入力する。コンテンツ提
供者は入力されたパスワードとコンテンツの価格情報を
課金サーバへ送信する。課金サーバで利用者の正当性が
認証され、プリペイドカードの残金がコンテンツの対価
を上回っている場合、コンテンツの提供が可能であるこ
とをコンテンツ提供者へ通知し、残金の情報を更新す
る。認証終了後、利用者はコンテンツを取得することが
できる。
は、次のような問題がある。 (1)回線盗聴によってパスワードが盗取される可能性が
ある。 (2)回線盗聴によってコンテンツが盗見される可能性が
ある。 (3)課金サーバでは、コンテンツが利用者に確実に届い
たかどうかを確認することができない。
法としては、送信するパスワードを暗号化し、一つのパ
スワードから毎回異なるパスワードを生成して送信す
る、ワンタイムパスワードを用いることが有効である。
第2の問題を解決する方法としては、コンテンツを暗号
化することが考えられるが、これには、利用者が不特定
であるため、コンテンツ提供者と利用者との間で、処理
能力の低い端末でも利用することが可能な暗号化に用い
られる秘密鍵を予め共有することが困難であるという別
の問題がある。第3の問題は、従来は考慮されていなか
った点である。
のような問題を解消し、安全性が十分でないネットワー
ク上で、認証後にコンテンツ提供者から利用者へコンテ
ンツを安全に送信し、更には、認証側で利用者がコンテ
ンツ提供者からコンテンツを受け取ったという情報を得
ることが可能な技術を提供することにある。
め、本発明においては、コンテンツを暗号化し、暗号化
されたコンテンツを復号する鍵の配送方法と、コンテン
ツの取得方法を工夫したことを特徴としている。すなわ
ち、本発明に係る第1のコンテンツ提供方法は、 (1)利用者の認証を行う認証装置では、コンテンツを取
得しようとする利用者からの要求が正当な要求であるこ
とが証明された後、利用者からの要求に対応するセッシ
ョン識別子を生成する。そして、このセッション識別子
を利用装置と認証装置とが予め共有している利用者パス
ワードを鍵として暗号化し、コンテンツを提供するコン
テンツ提供装置へ送信する。また、コンテンツ提供装置
と認証装置とが予め共有している提供者パスワードを用
いて上記セッション識別子を暗号化し、この提供者パス
ワードで暗号化されたセッション識別子をコンテンツ提
供装置へ送信する。
パスワードで暗号化されたセッション識別子をコンテン
ツ提供装置が保持するパスワードで復号し、この復号さ
れたセッション識別子を鍵として利用者に送信するコン
テンツを暗号化する。そして、この暗号化されたコンテ
ンツと上記利用者パスワードで暗号化されたセッション
識別子とを利用装置へ送信する。 (3)利用装置では、上記利用者パスワードで暗号化され
たセッション識別子を利用装置が保持するパスワードで
復号して上記セッション識別子を取得し、この取得した
セッション識別子を用いて上記セッション識別子で暗号
化されたコンテンツを復号し、コンテンツを取得する。
というものである。
方法は、上記(1)の段階を終了した後、 (2’)コンテンツ提供装置では、上記提供者パスワード
で暗号化されたセッション識別子をコンテンツ提供装置
が保持する提供者パスワードで復号し、この復号された
セッション識別子を鍵として利用者に送信するコンテン
ツを暗号化する。また、コンテンツ提供装置では、コン
テンツに対するコンテンツ識別子を生成し、て、このコ
ンテンツ識別子と上記暗号化されたコンテンツとを利用
装置へ送信する。 (3’)利用装置では、上記コンテンツ識別子を利用者パ
スワードで暗号化し、コンテンツ提供装置へ送信する。
テンツ識別子を提供者パスワードで暗号化し、上記提供
者パスワードで暗号化されたコンテンツ識別子と利用者
パスワードで暗号化されたコンテンツ識別子とを認証装
置へ送信し、また、上記利用者パスワードで暗号化され
たセッション識別子を利用装置へ送信する。 (3”)利用装置では、上記利用者パスワードで暗号化さ
れたセッション識別子を利用者パスワードで復号してセ
ッション識別子を取得し、この取得したセッション識別
子を用いて上記セッション識別子で暗号化されたコンテ
ンツを復号し、コンテンツを取得する。
ドで暗号化されたコンテンツ識別子と利用者パスワード
で暗号化されたコンテンツ識別子とを復号し、コンテン
ツ識別子を比較する。但し、コンテンツ提供装置におい
てコンテンツ識別子を提供者パスワードを鍵として用い
て暗号化するのは、前記暗号化されたコンテンツ識別子
を認証装置へ送信する前、コンテンツ識別子の生成後で
あればいつでもよい。
用装置が保持するパスワードを鍵として暗号化すること
により、前記セッション識別子は利用装置でのみ復号
し、取得することが可能になる。同様に、セッション識
別子をコンテンツ提供装置が保持するパスワードを用い
て暗号化することにより、このセッション識別子はコン
テンツ提供装置でのみ復号し、取得することができる。
コンテンツ提供装置において復号され、取得したセッシ
ョン識別子を鍵としてコンテンツを暗号化することによ
り、セッション識別子を保持する装置、すなわち利用装
置でのみコンテンツを取得することが可能になる。
ンテンツを取得したことを示す利用者パスワードで暗号
化された利用者暗号化コンテンツ識別子と、提供者パス
ワードで暗号化された提供者暗号化コンテンツ識別子と
を、認証装置において取得することにより、コンテンツ
提供者から利用者へコンテンツが提供されたことを認証
装置で把握することが可能になる。コンテンツ提供装置
において暗号化されたコンテンツは、認証装置を経由す
ることなく利用装置へ送信することができる。
づいて詳細に説明する。実施例1として、利用者が予め
プリペイドカードを購入し、インターネット上でコンテ
ンツ提供者からコンテンツを購入する際の、第1のコン
テンツ提供方法について説明する。図1は、本実施例に
係るコンテンツ提供方法を実現するための装置構成例を
示すものである。また、図2は、本実施例に係るコンテ
ンツ提供方法の処理手順の要部を示すものである。
SA260が認証装置103に登録されたプリペイドカ
ード105を購入し、利用者パスワードSAとユーザI
Dを取得する。コンテンツ提供者のパスワードK270
は、予め認証装置に登録されている。ここで、認証方法
としては、本出願人が先に特願平09−247133号
「ユーザ認証機能を有する情報送受信制御方法およびそ
の方法を記録した記録媒体」により提案したユーザ認証
方法が好適に用い得る。
置103において、利用者104が正当であると認証さ
れ、利用者の所有するプリペイドカード105の残額が
コンテンツの価格より大きく、コンテンツの提供が可能
であることが証明されているものとする。コンテンツの
価格比較は、コンテンツ提供装置102において、利用
装置101から受け取る認証情報と、コンテンツ提供装
置102が保持するコンテンツの価格を認証装置103
へ送信し、認証装置103において、利用者104のプ
リペイドカード105の残額とコンテンツの価格と比較
することにより、コンテンツの提供が可能かどうか判断
する。
た場合、認証装置103において利用者104の要求に
対応したセッション識別子(要求整理番号)RIDSを生
成する(処理211)。そして、利用者パスワードSA
を鍵として、セッション識別子RIDSを暗号化し(処理
212)、コンテンツ提供装置102と予め共有してい
る提供者パスワードK270を鍵として、セッション識
別子RIDSを暗号化する(処理213)。暗号化された
セッション識別子ESA(RIDS)とEK(RIDS)をコン
テンツ提供装置102へ送信する(処理220)。
EK(RIDS)を提供者パスワードK270を用いて復号
し、セッション識別子RIDSを取得する(処理23
1)。取得したセッション識別子RIDSを鍵としてコン
テンツCを暗号化し(処理232)、暗号化されたコン
テンツERIDS(C)をコンテンツ提供装置に送信する
(処理240)。利用装置101では、受信したE
SA(RIDS)を利用者パスワードSAを用いて復号し、
セッション識別子RIDSを取得する(処理251)。取
得したセッション識別子RIDSを用いて、取得した暗号
化されたコンテンツERIDS(C)を復号し、コンテンツ
Cを取得する(処理252)。
ネットワーク上で、利用者104からの要求が正当であ
ることが証明された後に暗号化されたコンテンツを送信
することで、コンテンツの盗見を防ぐことが可能にな
る。また、認証装置103において送信先のパスワード
を用いてセッション識別子を暗号化/復号したものを鍵
とすることにより、送信先でしか鍵を復号することがで
きなくなり、ネットワーク上で鍵が漏洩することがなく
なる。更に、暗号化されたコンテンツは認証装置102
を経由することなく利用装置101へ送信されるため、
認証装置102での処理の負荷を減じることができる。
03で、暗号化されたセッション識別子ESA(RIDS)
を、コンテンツ提供装置102経由で利用装置101に
送信しているが、暗号化されたセッション識別子E
SA(RIDS)を、コンテンツ提供装置102を経由せず
に直接利用装置101に送信する方法もある。この方法
によれば、コンテンツ提供装置102での処理がより簡
単化されると共に、コンテンツ提供装置102で暗号化
されたセッション識別子ESA(RIDS)が不正に変更さ
れるのを防止することができる。
ペイドカードを購入し、インターネット上でコンテンツ
提供者からコンテンツを購入し、利用者がコンテンツを
入手したかどうかを認証装置が確認することができるコ
ンテンツ提供方法について説明する。図3に、本実施例
に係るコンテンツ提供方法の処理手順を示す。本実施例
においても、利用者がパスワードSA260が認証装置
103に登録されたプリペイドカード105を購入し、
利用者パスワードSAとユーザIDを取得する。また、
コンテンツ提供者のパスワードK270は、予め認証装
置に登録されている。
正当であると証明され、コンテンツの提供が可能である
と判断された後、利用者104の要求に対応したセッシ
ョン識別子RIDSを生成する。また、利用者パスワード
SA260を鍵として、セッション識別子RIDSを暗号
化し、提供者パスワードK270を鍵として、セッショ
ン識別子RIDSを暗号化する(処理301)。次に、暗
号化されたセッション識別子ESA(RIDS)とEK(R
IDS)を、コンテンツ提供装置102へ送信する(処理
302)。
EK(RIDS)を、提供者パスワードKを用いて復号し、
セッション識別子RIDSを取得する。そして、取得した
セッション識別子RIDSを鍵としてコンテンツCを暗号
化する(処理303)。暗号化されたコンテンツERIDS
(C)とコンテンツ識別子RIDCを利用装置101へ送
信する(処理304)。利用装置101では、取得した
コンテンツ識別子RIDCを利用者パスワードSAを鍵と
して暗号化し(処理305)、暗号化コンテンツ識別子
ESA(RIDC)をコンテンツ提供装置102へ送信する
(処理306)。
スワードSAで暗号化されたコンテンツ識別子ESA(R
IDC)を利用装置101へ送信し(処理307)、提供
者パスワードKを鍵としてコンテンツ識別子RIDCを暗
号化する(処理309)。そして、利用者パスワードS
Aで暗号化されたコンテンツ識別子ESA(RIDC)と提
供者パスワードKで暗号化されたコンテンツ識別子EK
(RIDC)とを、認証装置103へ送信する(処理31
0)。
IDS)を利用者パスワードSAを用いて復号し、セッシ
ョン識別子RIDSを取得する(処理308)。取得した
セッション識別子RIDSを用いて、取得した暗号化され
たコンテンツERIDS(C)を復号し、コンテンツCを取
得する(処理308)。認証装置103では、利用者パ
スワードで暗号化されたESA(RIDC)と提供者パスワ
ードで暗号化されたコンテンツ識別子EK(RIDC)か
ら、コンテンツ識別子RIDC)を比較し(処理31
1)、暗号化されたコンテンツERIDS(C)が正しく利
用者104に届けられたかどうかを確認する。
ネットワーク上で、認証後にコンテンツ提供者から利用
者へコンテンツを安全に送信することが可能になると共
に、利用者がコンテンツ提供者から利用者パスワードを
鍵として暗号化されたコンテンツを受け取ったという証
明書を認証装置へ送信し、コンテンツ提供者において
も、証明書を提供者パスワードを鍵として暗号化した
後、認証装置へ送信することにより、認証装置において
もコンテンツが利用者に届けられたことを把握可能にな
る。
01で、利用者パスワードで暗号化されたコンテンツ識
別子ESA(RIDC)を、コンテンツ提供装置102経由
で認証装置103に送信しているが、暗号化されたコン
テンツ識別子ESA(RIDC)を、コンテンツ提供装置1
02を経由せずに直接認証装置103に送信する方法も
ある。この方法によれば、コンテンツ提供装置102で
の処理がより簡単化されると共に、コンテンツ提供装置
102で暗号化されたコンテンツ識別子ESA(RIDC)
が不正に変更されるのを防止することができる。
ドで暗号化されたコンテンツ識別子ESA(RIDC)
を、別途、利用装置101に直接送信する方法もある。
この方法によれば、コンテンツ提供装置102での処理
がより簡単化されると共に、コンテンツ提供装置102
で暗号化されたコンテンツ識別子ESA(RIDC)が不正
に変更されてもこれを見破ることができる。
ものであり、本発明はこれに限定されるべきものではな
いことは言うまでもないことである。例えば、各装置間
を専用線などで結ぶことにより、通信内容の盗取を押さ
えることができるのはいうまでもない。また、通信中盗
取された情報からパスワードを解読することの困難さ
は、暗号化アルゴリズムに依存することはいうまでもな
い。
課金サーバ内の内容を基に課金システム運用会社からコ
ンテンツ提供者へ料金が支払われるが、本発明に係る方
法を適用することにより、コンテンツ提供者がコンテン
ツの提供を行ったように見せかけ、実際にはコンテンツ
の提供を行わなかった場合、課金システム運用会社はコ
ンテンツ提供者への支払いを控えることが可能になる。
予め決められた回数まで何度でもコンテンツの提供を受
けることができるシステムに本発明に係る方法を適用す
ることにより、整理番号に提供回数情報を組み込む事に
より、認証装置,コンテンツ提供装置,利用装置の各装
置において何回無料で提供(利用)可能か把握すること
が可能になる。
れば、安全性が十分でないネットワーク上で、認証後に
コンテンツ提供者から利用者へコンテンツを安全に送信
し、認証側で利用者がコンテンツ提供者からコンテンツ
を受け取ったという情報を得ることが可能な技術を実現
できるという顕著な効果を奏するものである。
ある。
図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 コンテンツの取得要求を行う利用者が、
予め認証情報を生成するための利用者パスワードと利用
者識別子を取得し、前記利用者が前記コンテンツ取得要
求のための操作を行う利用装置で、前記利用者が取得し
ようとするコンテンツと前記利用装置で算出した認証情
報をコンテンツ提供者のコンテンツ提供装置に通知し、
前記コンテンツ提供装置では前記利用者の認証情報と前
記コンテンツの価値を示す情報とを前記利用者の認証を
行う認証装置へ送信して、該認証装置では、前記利用者
の認証を行い、前記利用者が不当である場合、前記コン
テンツ取得要求の受け付けが不可能であることを前記コ
ンテンツ提供装置に通知し、また、前記利用者が正当で
ある場合、前記コンテンツを利用可能であることを前記
コンテンツ提供装置に通知し、該コンテンツ提供装置で
は、前記利用者の前記コンテンツ利用が可能である場合
には前記コンテンツを前記利用装置へ送信し、前記コン
テンツ利用が不可能である場合には利用不可能であるこ
とを前記利用装置へ通知するコンテンツ提供方法におい
て、 前記認証装置で前記利用者の正当性が証明された後、前
記利用者の要求に対応したセッション識別子を生成し、
前記利用者と前記認証装置とで予め共有している利用者
パスワードを鍵として前記セッション識別子を暗号化し
た利用者暗号化セッション識別子と、前記コンテンツ提
供装置と前記認証装置とで予め共有している提供者パス
ワードを鍵として前記セッション識別子を暗号化した提
供者暗号化セッション識別子とを前記コンテンツ提供装
置へ送信し、 前記コンテンツ提供装置では、前記提供者暗号化セッシ
ョン識別子を前記コンテンツ提供装置で復号して前記セ
ッション識別子を取得し、前記セッション識別子を鍵と
して前記コンテンツを暗号化し、前記暗号化されたコン
テンツと前記利用者暗号化セッション識別子とを前記利
用装置へ送信し、 前記利用装置では前記利用者暗号化セッション識別子を
復号し、該復号して得られたセッション識別子を用いて
前記暗号化したコンテンツを復号し、前記コンテンツを
取得することを特徴とするコンテンツ提供方法。 - 【請求項2】 前記コンテンツ提供装置で、前記認証装
置から受け取った前記提供者暗号化セッション識別子と
前記利用者暗号化セッション識別子のうち、前記提供者
暗号化セッション識別子を復号して前記セッション識別
子を取得し、前記セッション識別子を鍵として前記コン
テンツを暗号化し、前記コンテンツに対するコンテンツ
識別子を生成し、前記暗号化されたコンテンツと前記コ
ンテンツ識別子とを前記利用装置へ送信し、 前記利用装置では、前記利用者パスワードを鍵として前
記受信したコンテンツ識別子を暗号化し、前記暗号化さ
れたコンテンツ識別子を前記コンテンツ提供装置へ送信
し、 前記コンテンツ提供装置では、前記利用者暗号化セッシ
ョン識別子を前記利用装置へ送信し、前記提供者パスワ
ードを鍵として前記コンテンツ識別子を暗号化して、前
記提供者パスワードによって暗号化されたコンテンツ識
別子と、前記利用者パスワードによって暗号化されたコ
ンテンツ識別子とを前記認証装置へ送信し、 前記利用装置で、前記利用者暗号化セッション識別子を
前記利用者パスワードで復号して前記セッション識別子
を取得し、前記取得したセッション識別子を用いて前記
暗号化されたコンテンツを復号し、前期コンテンツを取
得し、 前記認証装置で、前記取得した利用者パスワードを鍵と
して暗号化されたコンテンツ識別子を前記認証装置が保
持している利用者パスワードによって復号し、前記取得
した提供者パスワードを鍵として暗号化されたコンテン
ツ識別子を前記認証装置が保持している提供者パスワー
ドによって復号し、前記利用者によって暗号化されたコ
ンテンツ識別子から取得したコンテンツ識別子と前記提
供者パスワードを鍵として暗号化されたコンテンツ識別
子から取得したコンテンツ識別子とを比較して前記コン
テンツが利用者に送信されたことを確認することを特徴
とする請求項1記載のコンテンツ提供方法。 - 【請求項3】 前記認証装置で、前記コンテンツを利用
したことを示す利用証を生成し、前記利用証を前記利用
者パスワードで暗号化し、該暗号化された利用証を前記
コンテンツ提供装置へ送信し、 前記コンテンツ提供装置では、前記暗号化された利用証
を前記利用装置へ送信し、 前記利用装置では、前記暗号化された利用証を前記利用
者パスワードを用いて復号し、前記コンテンツを利用し
たことを示す利用証を取得することを特徴とする請求項
1または2記載のコンテンツ提供方法。 - 【請求項4】 前記認証装置から、前記暗号化されたセ
ッション識別子を前記利用装置へ直接送信することを特
徴とする請求項1記載のコンテンツ提供方法。 - 【請求項5】 前記利用装置から、前記利用者パスワー
ドで暗号化されたコンテンツ識別子を、前記認証装置へ
直接送信することを特徴とする請求項2記載のコンテン
ツ提供方法。 - 【請求項6】 前記認証装置から、前記利用者パスワー
ドで暗号化された利用証を、別途、前記利用装置へ直接
送信することを特徴とする請求項3記載のコンテンツ提
供方法。 - 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載のコン
テンツ提供方法のプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30627197A JP3542007B2 (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | コンテンツ提供方法およびこの方法を記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30627197A JP3542007B2 (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | コンテンツ提供方法およびこの方法を記録した記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11145948A true JPH11145948A (ja) | 1999-05-28 |
JP3542007B2 JP3542007B2 (ja) | 2004-07-14 |
Family
ID=17955081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30627197A Expired - Lifetime JP3542007B2 (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | コンテンツ提供方法およびこの方法を記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3542007B2 (ja) |
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