JPH11140718A - 日避け笠 - Google Patents

日避け笠

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JPH11140718A
JPH11140718A JP9325325A JP32532597A JPH11140718A JP H11140718 A JPH11140718 A JP H11140718A JP 9325325 A JP9325325 A JP 9325325A JP 32532597 A JP32532597 A JP 32532597A JP H11140718 A JPH11140718 A JP H11140718A
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JP
Japan
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cap
hat
skeleton
vertical
ventilation hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP9325325A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Kumashiro
尚義 熊代
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で携帯性に優れ通風性の高い簡便な日避
け笠を提供する。 【解決手段】 合成樹脂材料で形成された柔軟性の帯部
材1、7で構成された笠骨格体Kと、笠骨格体Kを覆っ
て着脱自在に装着されるシート材からなる笠本体Tと、
を有してなる日避け笠において;笠骨格体Kは、頭鉢周
りの大きさの調節機構2を有する輪状の鉢巻帯部材1の
直径方向の位置にそれぞれ繋着部材3を有する水平張り
出し部4を設けるとともに、鉢巻帯部材1の水平張り出
し部4と直交方向の位置に繋着部材3を有する垂直張り
出し部6を設けた縦帯部材7の両端部をそれぞれ垂直に
結合して構成されており、一方、笠本体Tは、各張り出
し部4、6に対応する位置に繋着部材3と掛合する繋着
機構13が設けられているとともに、頂部に通風孔11
が形成されていることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直射日光を避ける
ために日避けとして頭部に直接被る日避け笠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直接頭部を覆って屋外での日差し
を避ける物として、一般には帽子が使用されており、古
くはあみ笠等が使用され、魚釣りなどの特殊な分野では
専用の折り畳み笠が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】普通の帽子は、通気孔
のあるものや麦藁帽子でも頭部との接触面が大きいので
通気性が悪く、充分に汗が発散されない。従って、温度
や湿度が上がると汗でべたつき易く、汗を多くかく人
や、頭髪の薄い人には不快感が強い。また、強風に吹き
飛ばされ易い。
【0004】また、旧来のあみ笠は、日避け部が大き
く、頭部と笠本体との間に通風空間を有するので汗の発
散性がよく、熱や湿気による蒸れが防止できる機能を有
している。しかしながら、重量が大きいうえに折り畳む
ことができないので携帯性が悪く、現在はあまり実用さ
れていない。
【0005】釣り人などに使用されている折り畳み笠
は、通風空間があって頭部の蒸れが防止できるともに笠
が窄まるので旧来のあみ笠に比較して携帯性に優れい
る。しかしながら、笠骨が耐久性のある金属や硬質の合
成樹脂材で形成されているので、ハンドバックなどに収
納するには嵩張り過ぎているうえに、高価であって無償
で提供できるような簡易なものではない。また、頭部へ
の固定は顎紐やバンドを使用するので顔が鬱陶しいと言
う問題もある。
【0006】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、旅行や屋外のスポーツ観戦に便利なように軽量で
携帯性に優れ、通風性の高い簡易にして安価な日避け笠
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂材料
で形成された柔軟性のある帯部材で構成された笠骨格体
と、前記笠骨格体を覆って着脱自在に装着されるシート
材からなる円錐台形の笠本体と、を有してなる日避け笠
において;前記笠骨格体は、頭鉢周りの大きさを調節す
る調節機構を有する輪状の鉢巻帯部材の直径方向の位置
にそれぞれ繋着部材を有する外向きの水平張り出し部を
設けるとともに、前記鉢巻帯部材の前水平記張り出し部
と直交方向の位置に繋着部材を有する外向きの垂直張り
出し部を設けた縦帯部材の両端部をそれぞれ垂直に結合
してアーチ状に立ち上げて構成されており、一方、笠本
体は、前記各張り出し部に対応する位置に前記繋着部材
と掛合する繋着機構が設けられているとともに、頂部に
通風孔が形成されていることを特徴としている。
【0008】また、前記各帯部材に多数の透孔を設けて
更に軽量化するとともに頭部との接触面積を小さくする
とよい。
【0009】また、前記通風孔に通風孔を開閉する遮蔽
板を設けてることにより、真上の日差しや雨を避けるよ
うにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の日避け笠の好適な
実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】図1乃至図4は、本発明の第一の実施の形
態を示すものであり、合成樹脂材料で形成された柔軟性
のある帯部材1、7で構成された笠骨格体Kと、この笠
骨格体Kを覆って着脱自在に装着されるシート材からな
る円錐台形の笠本体Tと、を有して構成されている。
【0012】笠骨格体Kは、頭鉢周りの大きさを調節す
る調節機構2を有する輪状の鉢巻帯部材1の直径方向の
位置にそれぞれ繋着部材3、3を有する外向きの水平張
り出し部4、4を設けるとともに、鉢巻帯部材1の前記
水平張り出し部4、4と直交方向の位置に繋着部材3、
3を有する外向きの垂直張り出し部6、6を設けた縦帯
部材7の両端部をそれぞれ垂直に結合してアーチ状に立
ち上げて構成されている。
【0013】各帯部材1、7は、ポリエチレンやポリプ
ロピレンなどのような可撓性を有する汎用合成樹脂材を
用いて柔軟な帯状に形成されており、通気性を良くして
軽量化をし、更に折り曲げ易くするために、図2に示す
ように、方形の透孔8が連続して設けられている。
【0014】鉢巻帯部材1は、利用者の頭鉢に締着する
ものであり、頭鉢周りの大きさを調節する護謨紐などに
よる調節機構2により伸縮性の輪状に形成されている。
尚、調節機構2は護謨紐に限るものではなく、鉢巻帯部
材1の輪状の大きさを調節できる機構であればよい。
【0015】また、鉢巻帯部1の直径方向の位置には、
鉢巻帯部材1と同材を用いた水平張り出し部4、4が外
向き弓なりに弾性的に張り出して設けてあり、各水平張
り出し部4、4の突端には笠本体Tを繋着する繋着部材
3、3が取り付けられている。
【0016】繋着部材3、3は、図3(b)に示すよう
に、軸部5と軸部5両端の短杆部5a、5aとからなる
軟質合成樹脂製の略工字形の繋着具であって、水平張り
出し部4、4の透孔8、8に一方の短杆部5aを挿通し
掛け止めされている。尚、繋着部材3、3は、図示のも
のに限るものではなく、例えば、水平張り出し部4、4
に紐を結びつけ、紐の先端に短杆を取り付けたものでも
良い(図示省略)。
【0017】縦帯部材7は、鉢巻帯部材1にその両端部
を溶着や掛け止めなど周知の適宜手段で結合されてアー
チ状に立ち上っており、利用者の頭頂部で支持されるも
のである。また、縦帯部材7の両端部近傍に沿って弓な
りに設けられた垂直張り出し部6、6およびその突端部
の繋着部材3、3の構成は、先の水平張り出し部4、4
で説明した内容とほぼ同様であるのでその説明は省略す
る。
【0018】以上のように柔軟性のある各帯部材1、7
で構成された笠骨格体Kは、纏めてコンパクトに折り畳
んだり丸めることが可能であり、適度の弾力性があって
自己復元性を有している。
【0019】一方、笠本体Tは、図3(a)に示すよう
に、紙材や合成樹脂製シート材を使って中心部に通風孔
11となる丸孔のある円形に打ち抜き、傘本体Tが所定
の傾斜の円錐台形となるようにその一部を開放状態に切
除した形状の笠部材10を用いて形成する。
【0020】前記傘部材10には、傘骨格体Kの各張り
出し部4、6と対応する位置に透孔からなる繋着機構1
3が穿孔されている。尚、繋着部材3と繋着機構13は
傘本体Tを傘骨格体Kに取り付ける手段であるので、例
えば、取り付け手段がファスナーの場合は両者をファス
ナーとすればよく、図示の形態に限るものではない。
【0021】以上の笠部材10を笠状に丸めてその端縁
部12、12を重ね合わせて接着するか、又は、重ね合
わせた端縁部12、12の取り付け孔13、13に傘骨
格体Kの繋着部材3を掛合して図4に示す円錐台形の傘
本体Tに形成する。後者の場合、傘本体Tの上部は図3
(b)に示す笠骨格体Kとは掛合していない独立した繋
着部材3を用いて接合する。
【0022】また、傘部材10には美麗な印刷が可能で
あり、商品やイベントなどの広告面として利用すること
ができる。従って、本発明の日避け笠を安価な販促品と
してイベント会場や屋外スポーツ観戦場所、観光地など
の客に提供することにより有効な広告手段とすることが
できる。
【0023】以上の笠骨格体Kと笠本体Tとを組み付け
るには、各張り出し部4、6の繋着部材3の短杆部5a
を笠本体Tの繋着機構13である透孔に挿通して掛け止
めすればよい。また、各笠体部材K、Tを個別に折り畳
んだり丸めて携帯し、着用の際に組み立ててもよく、ま
た、予め組立てておいて纏めて携帯することも可能であ
る。
【0024】組立られた本実施の形態の日避け笠は、約
15〜20グラムと軽量であり、頭部に着用した際その
重さをほとんど感じることがなく使用できる。
【0025】また、頭部と笠本体Tとの間は各張り出し
部4、6によって充分な通風空間を有し、且つ頂部には
通風孔11を有しているので、ほとんど無風状態の場合
でも笠の内部には頭部の温度により上昇気流が発生し、
涼感を得ることができる。
【0026】また、強風があっても、通風孔11から吹
き抜けるので、笠を吹き飛ばされることがない。
【0027】図5および図6は別の実施の形態を示すも
のであり、笠本体Tの通風孔11の開口縁に通風孔11
を開閉する遮蔽板14が一体に設けてある。遮蔽板14
の裏面先端部には面状ファスナー15が添着されてお
り、この面状ファスナー15に対応する通風孔11の周
縁部には、もう一方の面状ファスナー16が添着されて
いる。
【0028】本実施の形態にあっては、通常の日差しを
避ける場合は遮蔽板14を開いて通風孔11を開放した
状態で通気を高めて使用するが、真上の強い日差しや降
雨を避ける場合には、遮蔽板14を閉じてファスナー1
5、16で接着し通風孔11を塞いて使用する。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】本発明によれば、笠骨格体と笠本体とを着
脱可能に組み付けて構成し、笠骨格体を軽量で僅かな数
量の帯部材で形成したので頗る軽量であるとともに、笠
骨格体を柔軟な可撓性のある合成樹脂製の帯部材で構成
したので折り畳んだり丸めても簡単に自己復帰する。従
って、笠本体と共に笠骨格体をコンパクトに収納して携
帯することができる。
【0031】また、笠骨格体を構成する各帯部材に透孔
を連続して設けることにより、更に軽量化できるととも
に頭部との接触面が少なくなり、従って、発汗によるべ
たつきのない軽くて使用感のよい笠とすることができ
る。
【0032】着用した笠は、笠本体と頭部との間に充分
な通風空間があるとともに、笠の頂部に通風孔を設けた
ので、頭鉢周りに上昇気流が発生し、日陰で着用しても
頭部に涼感を得ることができる。また、強風にあっても
風は通風孔を吹き抜けるので、軽量であっても笠を吹き
飛ばされることがない。
【0033】また、通風孔に開閉自在な遮蔽板を設ける
ことにより、急場の簡易な雨用笠としても利用できる。
【0034】しかも、材料も安価で製造も簡単であるの
で安価に提供できるとともに、笠本体に印刷を施して広
告面とすることができるので、広告手段としても利用価
値の高い日避け笠である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の日避け笠の実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1に示す笠骨格体の帯部材を示す部分拡大平
面図。
【図3】図1に示す笠本体のシート状の笠部材を示す展
開図。
【図4】図1に示す笠本体の斜視図。
【図5】別の実施の形態の笠本体のシート状の笠部材を
示す展開図。
【図6】図5に示す別の実施の形態の笠本体の斜視図。
【符号の説明】
1 鉢巻帯部材,2 調節機構,3 繋着部材,4 水
平張り出し部,6 垂直張り出し部,7 縦帯部材,8
透孔,11 通風孔,13 繋着機構,14遮蔽板,
K 笠骨格体,T 笠本体,

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材料で形成された柔軟性のある
    帯部材で構成された笠骨格体と、前記笠骨格体を覆って
    着脱自在に装着されるシート材からなる円錐台形の笠本
    体と、を有してなる日避け笠において;前記笠骨格体
    は、頭鉢周りの大きさを調節する調節機構を有する輪状
    の鉢巻帯部材の直径方向の位置にそれぞれ繋着部材を有
    する外向きの水平張り出し部を設けるとともに、前記鉢
    巻帯部材の前水平記張り出し部と直交方向の位置に繋着
    部材を有する外向きの垂直張り出し部を設けた縦帯部材
    の両端部をそれぞれ垂直に結合してアーチ状に立ち上げ
    て構成されており、一方、笠本体は、前記各張り出し部
    に対応する位置に前記繋着部材と掛合する繋着機構が設
    けられているとともに、頂部に通風孔が形成されている
    ことを特徴とする日避け笠。
  2. 【請求項2】 各帯部材に多数の透孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の日避け笠。
  3. 【請求項3】 通風孔に通風孔を開閉する遮蔽板が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の日避け笠。
JP9325325A 1997-11-11 1997-11-11 日避け笠 Pending JPH11140718A (ja)

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JP9325325A JPH11140718A (ja) 1997-11-11 1997-11-11 日避け笠

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JP9325325A JPH11140718A (ja) 1997-11-11 1997-11-11 日避け笠

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JPH11140718A true JPH11140718A (ja) 1999-05-25

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ID=18175565

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JP9325325A Pending JPH11140718A (ja) 1997-11-11 1997-11-11 日避け笠

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JP (1) JPH11140718A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1053903A2 (en) 1999-05-20 2000-11-22 Nissan Motor Company, Limited Vehicular velocity controlling apparatus and method to follow up a preceding vehicle.
JP2007162179A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Yellow:Kk 折畳み式帽子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1053903A2 (en) 1999-05-20 2000-11-22 Nissan Motor Company, Limited Vehicular velocity controlling apparatus and method to follow up a preceding vehicle.
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