JPH11136743A - 無線パケット周波数選択方法 - Google Patents

無線パケット周波数選択方法

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JPH11136743A
JPH11136743A JP9301449A JP30144997A JPH11136743A JP H11136743 A JPH11136743 A JP H11136743A JP 9301449 A JP9301449 A JP 9301449A JP 30144997 A JP30144997 A JP 30144997A JP H11136743 A JPH11136743 A JP H11136743A
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斉 高梨
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英俊 加山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線パケットを用いて無線基地局と移動局と
が通信を行うシステムにおけるキャリア(周波数)の選
択方法に関し、限られた周波数を有効に活用することの
できる周波数選択方法の実現を目的とする。 【解決手段】 無線基地局は下記に示す方法で選択した
周波数で周期的に移動局への報知信号と無線パケット信
号のタイミング同期を確立するビーコンを送信すると共
に各周波数の干渉波レベルを測定し、それが全て許容さ
れるレベル以下であれば、最も干渉波レベルが高い周波
数を選択し、干渉波レベルが一部の周波数で許容干渉波
レベル以下であれば、その中で干渉波レベルが最も高い
周波数を選択し、干渉波レベルが全ての周波数で許容干
渉波レベル以上であれば、許容干渉波レベル以上の干渉
波数を上記ビーコンを受信することで数え、それが1波
の場合はその周波数を選択し、干渉波数が最も少ない周
波数が2波以上の場合は干渉波レベルが最も高い周波数
を選択するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線パケットを用
いて無線基地局と移動局とが無線通信を行うシステムに
おいて、周波数の選択アルゴリズムを工夫して、各セル
(無線基地局がカバーするエリア)毎に、自律的に、隣
接する他の無線基地局及び移動局との干渉により伝送効
率が低下することの低減を図り、限られた周波数を有効
に活用して通信を行うことのできる無線パケット周波数
選択方法に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、無線パケットを用いた無線LAN
等では、同一の周波数をスペクトル拡散を用いて共用し
て通信するシステム(IEEE 802.11標準)が一般的であっ
た。しかし、このようなシステムでは、高速のデータ伝
送を行うためには、伝送速度よりかなり速い速度でスペ
クトル拡散を行わなければならないので、それに伴い広
帯域の周波数が要求される。これは、限られた無線周波
数資源の中では実現することが難しい。
【0003】そこで、スペクトル拡散を行わず、1つ以
上の周波数を、複数の無線セルで共用し、必要であれ
ば、同一周波数を時分割で使うことが検討されている。
このとき、干渉波が多いと使用できる時間率が低くなる
ので、干渉波のレベルが最も少ない周波数を動的に選択
する方法が提案されている(文献:石井、大澤、「無線
LANシステム用Shared−PDCAの提案」、電子情報
通信学会1997年通信ソサエティ大会B-5-174、平成9年
9月参照)。
【0004】このような方法を採る場合の、具体的なア
ルゴリズムの例を図7に示す。同図において、S−71
〜S−7−5の符号は、以下の括弧内のそれと対応す
る。まず、全ての周波数(キャリア)で干渉波が規定レ
ベル以下であるか否かを調べる(S−71)。若し、全
てのキャリアで干渉波が規定レベル以下である場合に
は、ランダムにキャリアを選択する(S−72)。
【0005】そうでなければ、規定干渉波レベル以下の
キャリアがあるか否かを調べる(S−73)。干渉波レ
ベルが規定値以下のキャリアがあれば、干渉波レベルが
最も低いキャリアを選択する(S−74)。干渉波レベ
ルが規定値以下のキャリアがなければ、干渉波レベルが
最も低いキャリアを選択する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、スペ
クトル拡散を利用したシステムでは、高速データ伝送を
行うための周波数帯域の確保が困難であると同時に、高
速のクロックで動作するハードウェアの実現も難しいと
いう問題があった。更に、高速のクロックでハードウェ
アを動作させると、消費電力が多くなるので、移動機を
小形軽量化することが困難であることから、移動通信に
適さないという問題もあった。
【0007】また、同一周波数を時分割して共用するシ
ステムでは、干渉波レベルが規定値以下の周波数が無い
場合に、干渉波レベルが低い周波数を選択するが、これ
は、たとえ干渉波レベルが低くとも干渉が存在すること
は事実なので、その周波数は、その干渉波が送信されて
いるときには同時には使えないから周波数利用効率の改
善を図ることはできないという問題があった。
【0008】これは、互いに干渉となる無線基地局間、
無線基地局と移動局間、或いは移動局間の距離を十分に
離せないために生じる現象である。この場合、干渉波の
受信レベルがなるべく低い周波数を選ぶことから、ある
程度離れたセル間で同じ周波数を共用することとなり、
どの場所でもその周波数は干渉があることになる。
【0009】このとき更に、同じ周波数を使用するセル
が離れているので、互いに干渉にはなるが、正しく復調
できないので、そのセルでの通信状態を傍受することが
できず、そのためその情報を用いた干渉回避制御ができ
ないという課題があった。
【0010】本発明は、上述のような従来の課題を解決
するために、無線パケットを用いて無線基地局と移動局
とが無線通信を行うシステムにおける周波数の選択アル
ゴリズムを工夫して、各セル毎に、隣接する他の無線基
地局及び移動局との干渉により伝送効率が低下すること
の低減を図り、限られた周波数を、有効に活用して通信
を行うことのできる無線パケット周波数選択方法を提供
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記「特許請求の範囲」に記載した手段により
解決される。
【0012】すなわち、請求項1の発明は、複数の無線
基地局、及びそれらと無線通信をする移動局とからなる
系で、無線区間を伝送するデータがあるときに、該デー
タが発生した後のスロットで、そのデータを、複数の中
から1波を選択してその周波数を複数の無線基地局或い
は移動局で共有する無線パケットとして送信する時分割
多元接続を行うシステムにおいて、
【0013】無線基地局は下記に示す方法で選択した周
波数で周期的に移動局への報知信号と無線パケット信号
のタイミング同期を確立するビーコンを送信し、該無線
基地局は使用可能な全ての周波数の干渉波レベルを測定
し、干渉波レベルがそれら全ての周波数で許容されるレ
ベル以下である場合には、その全ての周波数の中で最も
干渉波レベルが高い周波数を選択して、
【0014】その周波数で無線基地局と移動局との間で
パケット通信を行い、上記干渉波レベル測定結果が全て
ではなく一部の周波数で許容干渉波レベル以下である場
合には、その許容干渉波レベル以下の干渉波の中で干渉
波レベルが最も高い周波数を選択して、その周波数で無
線基地局と移動局との間でパケット通信を行い、上記干
渉波レベル測定結果が全ての周波数で許容干渉波レベル
以上である場合には、許容干渉波レベル以上の干渉波数
を上記ビーコンを受信することで数え、
【0015】その干渉波数が最も少ない周波数が1波の
場合はその周波数を選択してその周波数で無線基地局と
移動局とのあいだでパケット通信を行い、その干渉波数
が最も少ない周波数が2波以上の場合は干渉波レベルが
最も高い周波数を選択してその周波数で無線基地局と移
動局とのあいだでパケット通信を行う無線パケット周波
数選択方法である。
【0016】請求項2の発明は、複数の無線基地局及び
それらと無線通信をする移動局からなる系で無線区間を
伝送するデータがあるときにそのデータが発生した後の
スロットでそのデータを複数の中から1波を選択してそ
の周波数を複数の無線基地局或いは移動局で共有する無
線パケットとして送信する時分割多元接続を行うシステ
ムにおいて、
【0017】無線基地局は使用可能な全ての周波数の干
渉波レベルを測定し、それら全ての周波数でそのレベル
が許容される干渉波レベル以下である場合にその全ての
周波数の中で最も干渉波レベルが高い周波数を選択して
その周波数で無線基地局と移動局との間でパケット通信
を行い、
【0018】上記干渉波レベル測定結果が全てではなく
一部の周波数で許容干渉波レベル以下である場合にその
許容干渉波レベル以下の干渉波である周波数の中で干渉
波レベルが最も高い周波数を選択してその周波数で無線
基地局と移動局との間でパケット通信を行い、
【0019】上記干渉波レベル測定結果が全ての周波数
で許容干渉波レベル以上である場合に全ての周波数或い
は複数の周波数で許容干渉波レベル以上の干渉波が受信
される時間率を予め定めた時間測定することで求め、そ
の干渉波受信時間率が最も少ない周波数が1波の場合は
その周波数を選択してその周波数で無線基地局と移動局
との間でパケット通信を行い、
【0020】その干渉波受信時間率が最も少ない周波数
が2波以上の場合はその周波数の中で干渉波レベルが最
も高い周波数を選択してその周波数で無線基地局と移動
局との間でパケット通信を行う無線パケット周波数選択
方法である。
【0021】請求項3の発明は、複数の無線基地局、及
びそれらと無線通信をする移動局とからなる系で、無線
区間を伝送するデータがあるときに、該データが発生し
た後のスロットで、そのデータを、複数の中から1波を
選択してその周波数を複数の無線基地局或いは移動局で
共有する無線パケットとして送信する時分割多元接続を
行うシステムにおいて、
【0022】無線基地局は下記に示す方法で選択した周
波数で周期的に移動局への報知信号と無線パケット信号
のタイミング同期を確立するビーコンを送信し、該無線
基地局は使用可能な全ての周波数の干渉波レベルを測定
し、干渉波レベルがそれら全ての周波数で許容されるレ
ベル以下である場合には、その全ての周波数の中で最も
干渉波レベルが高い周波数を選択して、
【0023】その周波数で無線基地局と移動局との間で
パケット通信を行い、上記干渉波レベル測定結果が全て
ではなく一部の周波数で許容干渉波レベル以下である場
合には、その許容干渉波レベル以下の干渉波の中で干渉
波レベルが最も高い周波数を選択して、その周波数で無
線基地局と移動局との間でパケット通信を行い、
【0024】干渉波レベル測定結果が全ての周波数で許
容干渉波レベル以上である場合には、許容干渉波レベル
以上の干渉波数を上記ビーコンを受信することで数え、
その干渉波数が最も少ない周波数が1波の場合はその周
波数を選択してその周波数で無線基地局と移動局とのあ
いだでパケット通信を行い、
【0025】その干渉波数が最も少ない周波数が2波以
上の場合はその周波数の中で干渉波受信時間率が最も少
ない周波数を選択してその周波数で無線基地局と移動局
との間でパケット通信を行う無線パケット周波数選択方
法である。
【0026】本発明によれば、スペクトル拡散方式を用
いず、高速データ通信を可能とする時分割多元接続を用
いたシステムで、無線基地局が多く、同一周波数を複数
のセルで共用しなければならない状況の場合、互いに干
渉となるセルをなるべく近くに配置する。これにより、
互いに干渉となるセルを限定でき、広い範囲でその周波
数が互いに干渉になることを避けられる。
【0027】具体例として、7セルで3周波数を共用す
るときの様子を図1(a)に示す。同図で周波数f1を
使用しているセルが4つある。f1を使用するグループ
Aの2セルは互いに干渉するが、グループAのセルとグ
ループBのセル間は、距離が離れているので干渉が生じ
ない。
【0028】よって、両グループのセルとも1周波数を
2セルで共用している。また、f2を使用するグループ
Bのセルも互いに干渉する距離なので、1周波数を共用
している。f3を使用しているセルは周辺に同じ周波数
を使用するセルが無いので1周波数を独占している。
【0029】セルにおける時間軸上での周波数の使用
(占有)時間率を使用率ということにすると、グループ
A、グループB、及びグループCの計6セルでは、f1
の1セル当たりの使用率は、1周波数を2セルで共用し
ているために、1/2となる。f3を使用するセルのそ
れは1となる。よって、システム全体では 1/2×6+1=4 となる。すなわち、1セル平均の使用率は4/7とな
る。
【0030】従来の技術では、干渉波がお互いになるべ
く低くなるように使用するので、周波数が十分にあり、
複数のセルで1つの周波数を共用する必要がないときに
はいいが、図1(b)に示す例のように、f1を使用す
る中央のセルは、3局で共用し、
【0031】f1を使用する両端のセルは互いに干渉し
ないので、それぞれ中央のセルと2局でf1を共用し、
f2及びf3では2局で同一周波数を共用する場合を考
えると、1セル当たりの使用率は 1/2×6+1/3=10/3 となる。すなわち、1セル平均の使用率は10/21と
なるから、同図(a)よりも劣る。セルの数が多くな
り、しかも2次元配置になった場合にはこの差は顕著に
なる。
【0032】また、図1(b)では同一周波数を使用す
るセル同士がお互いに干渉領域内に位置するため、同時
に使用すると干渉するので、同時には使用できない。共
用しているセルの1つで信号を送信しているときに、同
一周波数を使用している他のセルで、その信号は必ずし
も正しく受信できるとは限らない。
【0033】これは、互いが干渉領域内にあるためであ
る。一方、図1(a)の場合には、干渉となるセルが隣
なので、その信号レベルは高く、正しく受信できる確率
が高い。これが正しく受信できると、互いに通信を行う
ためにその共用している周波数を占有する時間を相手に
通知でき、1つの周波数を効率よく使用できる。
【0034】これは、例えば、IEEE802.11で他の無線局
がパケットの衝突無しの条件で通信を行う際に、他の無
線局に指定時間まで送信を行わないように指示する方法
が定められている。本発明によれば、同一の周波数を共
用するセルが隣接するので、この標準化された規定を十
分に活用することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施の形態の第
1の例を示す図であって、請求項1の発明に対応してい
る。図中の符号S−21〜S−28は、それぞれステッ
プを示すものであって、以下の説明中の記載と対応す
る。
【0036】同図において、まず、全ての使用しようと
する、或いは使用可能なキャリア(周波数)で干渉波レ
ベルを測定し、その値が干渉波として許容される予め定
めた値(レベル)以下であるか否かを調べる(S−2
1)。全てのキャリアで干渉波が規定レベル以下であれ
ば、その中から、干渉波レベルが最も高いキャリアを選
択する(S−22)。このように干渉波レベルが最も高
いキャリアを選択することにより、干渉の影響無く、か
つ近い距離でのキャリアの繰り返し利用が図られる。
【0037】全てのキャリアで干渉波が規定レベル以下
ではないが、規定干渉波レベル以下のキャリアが存在す
るとき(S−23)、規定干渉波レベル以下のキャリア
の中で干渉波レベルが最大のキャリアを選択する(S−
24)。S−23で規定干渉波レベル以下のキャリアが
無ければ規定レベルを超える干渉波数Niをビーコンを
受信することによって、数える(S−25)。
【0038】そして、その干渉波数Niが最も少ない周
波数(キャリア)が1波の場合は(S−26)、当該キ
ャリアを選択する(S−27)。若し、Niが最小のキ
ャリアが2つ以上存在するならば、Niが最小のキャリ
アの中で、干渉波レベルが最大のキャリアを選択する
(S−28)。
【0039】上記S−23でノー(N)の場合のよう
に、全てのキャリアで干渉波が規定レベル以上ある場合
には、同一の周波数を複数のセルで共用しなければなら
ない。そこで、規定の干渉波レベルを超える干渉波数を
数える。この干渉波の数が最も少ないキャリアを選択す
ることで共用するセル数を最小にできる。但し、共用す
るセル数が同じ場合には、共用するセルのビーコンレベ
ルが最大、即ち最も干渉波としては高いキャリアを選択
する。これらの手順により、図1で示したような、近く
のセルで同じキャリアを自律的に選択できる。
【0040】図3は、本発明の実施の形態の第2の例を
示す図であって、請求項2の発明に対応している。図中
の符号S−31〜S−38は、それぞれステップを示す
ものであって、以下の説明中の記載と対応する。
【0041】同図において、まず、全ての使用しようと
する、或いは使用可能なキャリア(周波数)で干渉波レ
ベルを測定し、その値が干渉波として許容される予め定
めた値(レベル)以下であるか否かを調べる(S−3
1)。全てのキャリアで干渉波が規定レベル以下であれ
ば、その中から、干渉波レベルが最も高いキャリアを選
択する(S−32)。このように干渉波レベルが最も高
いキャリアを選択することにより、干渉の影響無く、か
つ近い距離でのキャリアの繰り返し利用が図られる。
【0042】全てのキャリアで干渉波が規定レベル以下
ではないが、規定干渉波レベル以下のキャリアが存在す
るとき(S−33)、規定干渉波レベル以下のキャリア
の中で干渉波レベルが最大のキャリアを選択する(S−
34)。干渉波レベル測定結果が、全ての周波数で許容
干渉波レベル以上である場合、すなわち、S−33で規
定干渉波レベル以下のキャリアが無ければ、全ての周波
数で、規定レベルを超える干渉波が予め定めた一定の時
間内で受信される時間を調べ、これから時間率ρをもと
める(3−35)。
【0043】そして、その時間率ρが最も少ない周波数
(キャリア)が1波の場合は(S−36)、当該キャリ
アを選択する(S−37)。若し、時間率ρが最小のキ
ャリアが2つ以上存在するならば、時間率ρが最小のキ
ャリアの中で、干渉波レベルが最大のキャリアを選択す
る(S−38)。
【0044】上記S−33でノー(N)の場合のよう
に、全てのキャリアで干渉波が規定レベル以上ある場合
には、同一の周波数を複数のセルで共用しなければなら
ない。そこで、規定の干渉波レベルを超える時間率ρを
調べる。この時間率ρが最も少ないキャリアを選択する
ことで共用するセル数を最小にできる。但し、共用する
セル数が同じ場合には、最も干渉波レベルが高いキャリ
アを選択する。これらの手順により、図1で示したよう
な、近くのセルで同じキャリアを自律的に選択できる。
【0045】本実施の形態の例が先に説明した実施の形
態の第1の例と異なる点は、干渉波となるレベルの高い
ビーコンの数を数える代わりに、干渉波のレベルが規定
値以上となる時間率を測定する点にある。この時間率が
高いときには、そのキャリアが使用されている確率が高
いので、そのキャリアを使用すると、パケットのスルー
プットが低くなってしまうので選択せずに、時間率の低
い周波数を選択するのである。
【0046】図4は、本発明の実施の形態の第3の例を
示す図であって、請求項3の発明に対応している。図中
の符号S−41〜S−48は、それぞれステップを示す
ものであって、以下の説明中の記載と対応する。
【0047】同図において、まず、全ての使用しようと
する、或いは使用可能なキャリア(周波数)で干渉波レ
ベルを測定し、その値が干渉波として許容される予め定
めた値(レベル)以下であるか否かを調べる(S−4
1)。全てのキャリアで干渉波が規定レベル以下であれ
ば、その中から、干渉波レベルが最も高いキャリアを選
択する(S−42)。このように干渉波レベルが最も高
いキャリアを選択することにより、干渉の影響無く、か
つ近い距離でのキャリアの繰り返し利用が図られる。
【0048】全てのキャリアで干渉波が規定レベル以下
ではないが、規定干渉波レベル以下のキャリアが存在す
るとき(S−43)、規定干渉波レベル以下のキャリア
の中で干渉波レベルが最大のキャリアを選択する(S−
44)。S−43で規定干渉波レベル以下のキャリアが
無ければ、全ての周波数で、規定レベルを超える干渉波
の数Niを求める(S−45)。
【0049】そして、その干渉波の数Niが最も少ない
周波数(キャリア)が1波の場合は(S−46)、当該
キャリアを選択する(S−47)。若し、干渉波の数N
iが最小のキャリアが2つ以上存在するならば、規定レ
ベルを超える干渉波の時間率ρを測定し、ρが最小のキ
ャリアを選択する(S−48)。
【0050】上記S−43でノー(N)の場合のよう
に、全てのキャリアで干渉波が規定レベル以上ある場合
には、同一の周波数を複数のセルで共用しなければなら
ない。そこで、規定の干渉波レベルを超える干渉波の数
Niを計数する。Niが最も少ないキャリアを選択する
ことで共用するセル数を最小にできる。
【0051】これらは、先に述べた実施の形態の第1の
例の場合と同様である。本実施の形態の例が先に説明し
た実施の形態の第1の例と異なる点は、同一のキャリア
を共用しているセルの数が複数あるときに、トラヒック
の少ない方のキャリアを選択する点である。これは、規
定の干渉波レベルを超える時間率を測定し、その時間率
を低い方のキャリアを選択することで実現している。
【0052】図5に(縦方向9局×横方向9局=81
局)での周波数選択例を示す。これは、本発明の動作確
認した結果でもある。縦、横に9セル、合計81セルが
配置され、これら81セルで4キャリアを共用し、伝搬
損失が距離の2.5乗に反比例して低減し、所要CIR
(希望信号電力対干渉波信号電力比)が20dBの条件
でシミュレーションによる評価を行ったものである。
【0053】周波数を81セルで共用する場合に、遠方
のセル間では、干渉を生じないため同一周波数(キャリ
ア)を使用することができるが、本発明の方法によれ
ば、同図(a)の左の図で示すように、隣接したセルで
も、同じ周波数を使用することが多い。
【0054】これに対し、同図(b)の左の図に示すよ
うに、従来の技術を適用した場合には近隣で同じキャリ
アを選択することは少ない。各セルの干渉波数を比較し
た結果が同図右側の数字である。本発明によれば、干渉
の多い中心付近でも多くて10波程度の干渉だが、従来
技術では20波以上の干渉があることが分かる。
【0055】これを、81局の平均共用セル数で評価し
た結果を図6に示す。所要CIRが増加するに伴い、同
一キャリアを共用しなければならないセル数は増加する
が、本発明によりその数が著しく低減されていることが
示されている。通常のシステムでは、所要のCIRが1
5〜25dB程度であり、この範囲で改善度が高い。
【0056】なお、従来技術の評価には、図7に示され
るアルゴリズムを用いた。以上の評価は各セルが自律的
にキャリアを選択した結果である。このように自律的に
周波数を選択することで、トラヒックに応じて、即ち干
渉状態に応じて、最適なキャリアを選択することができ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、無線パケット通信
を行うシステムにおいて、本発明により、効率よく、少
ない周波数資源を複数のセルで共用することが可能とな
る。これによって、システムとしては周波数利用効率が
高くなり、ユーザにとってはパケット間の干渉(衝突)
が減るのでスループットが高くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的原理を説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態の第1の例を示す流れ図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態の第2の例を示す流れ図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態の第3の例を示す流れ図で
ある。
【図5】本発明による周波数選択結果を示す図である。
【図6】本発明の効果を示す図である。
【図7】従来のキャリア選択方法の例を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
S−21〜S−28,S−31〜S−38,S−41〜
S−48 周波数選択の手順を示すステップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線基地局、及びそれらと無線通
    信をする移動局とからなる系で、無線区間を伝送するデ
    ータがあるときに、該データが発生した後のスロット
    で、そのデータを、複数の中から1波を選択してその周
    波数を複数の無線基地局或いは移動局で共有する無線パ
    ケットとして送信する時分割多元接続を行うシステムに
    おいて、 無線基地局は下記に示す方法で選択した周波数で周期的
    に移動局への報知信号と無線パケット信号のタイミング
    同期を確立するビーコンを送信し、 該無線基地局は使用可能な全ての周波数の干渉波レベル
    を測定し、 干渉波レベルがそれら全ての周波数で許容されるレベル
    以下である場合には、その全ての周波数の中で最も干渉
    波レベルが高い周波数を選択して、その周波数で無線基
    地局と移動局との間でパケット通信を行い、 上記干渉波レベル測定結果が全てではなく一部の周波数
    で許容干渉波レベル以下である場合には、その許容干渉
    波レベル以下の干渉波の中で干渉波レベルが最も高い周
    波数を選択して、その周波数で無線基地局と移動局との
    間でパケット通信を行い、 上記干渉波レベル測定結果が全ての周波数で許容干渉波
    レベル以上である場合には、許容干渉波レベル以上の干
    渉波数を上記ビーコンを受信することで数え、 その干渉波数が最も少ない周波数が1波の場合はその周
    波数を選択してその周波数で無線基地局と移動局とのあ
    いだでパケット通信を行い、 その干渉波数が最も少ない周波数が2波以上の場合は干
    渉波レベルが最も高い周波数を選択してその周波数で無
    線基地局と移動局とのあいだでパケット通信を行うこと
    を特徴とする無線パケット周波数選択方法。
  2. 【請求項2】 複数の無線基地局及びそれらと無線通信
    をする移動局からなる系で無線区間を伝送するデータが
    あるときにそのデータが発生した後のスロットでそのデ
    ータを複数の中から1波を選択してその周波数を複数の
    無線基地局或いは移動局で共有する無線パケットとして
    送信する時分割多元接続を行うシステムにおいて、 無線基地局は使用可能な全ての周波数の干渉波レベルを
    測定し、 それら全ての周波数でそのレベルが許容される干渉波レ
    ベル以下である場合にその全ての周波数の中で最も干渉
    波レベルが高い周波数を選択してその周波数で無線基地
    局と移動局との間でパケット通信を行い、 上記干渉波レベル測定結果が全てではなく一部の周波数
    で許容干渉波レベル以下である場合にその許容干渉波レ
    ベル以下の干渉波である周波数の中で干渉波レベルが最
    も高い周波数を選択してその周波数で無線基地局と移動
    局との間でパケット通信を行い、 上記干渉波レベル測定結果が全ての周波数で許容干渉波
    レベル以上である場合に全ての周波数或いは複数の周波
    数で許容干渉波レベル以上の干渉波が受信される時間率
    を予め定めた時間測定することで求め、 その干渉波受信時間率が最も少ない周波数が1波の場合
    はその周波数を選択してその周波数で無線基地局と移動
    局との間でパケット通信を行い、 その干渉波受信時間率が最も少ない周波数が2波以上の
    場合はその周波数の中で干渉波レベルが最も高い周波数
    を選択してその周波数で無線基地局と移動局との間でパ
    ケット通信を行うことを特徴とする無線パケット周波数
    選択方法。
  3. 【請求項3】 複数の無線基地局、及びそれらと無線通
    信をする移動局とからなる系で、無線区間を伝送するデ
    ータがあるときに、該データが発生した後のスロット
    で、そのデータを、複数の中から1波を選択してその周
    波数を複数の無線基地局或いは移動局で共有する無線パ
    ケットとして送信する時分割多元接続を行うシステムに
    おいて、 無線基地局は下記に示す方法で選択した周波数で周期的
    に移動局への報知信号と無線パケット信号のタイミング
    同期を確立するビーコンを送信し、 該無線基地局は使用可能な全ての周波数の干渉波レベル
    を測定し、 干渉波レベルがそれら全ての周波数で許容されるレベル
    以下である場合には、その全ての周波数の中で最も干渉
    波レベルが高い周波数を選択して、その周波数で無線基
    地局と移動局との間でパケット通信を行い、 上記干渉波レベル測定結果が全てではなく一部の周波数
    で許容干渉波レベル以下である場合には、その許容干渉
    波レベル以下の干渉波の中で干渉波レベルが最も高い周
    波数を選択して、その周波数で無線基地局と移動局との
    間でパケット通信を行い、 干渉波レベル測定結果が全ての周波数で許容干渉波レベ
    ル以上である場合には、許容干渉波レベル以上の干渉波
    数を上記ビーコンを受信することで数え、 その干渉波数が最も少ない周波数が1波の場合はその周
    波数を選択してその周波数で無線基地局と移動局との間
    でパケット通信を行い、 その干渉波数が最も少ない周波数が2波以上の場合はそ
    の周波数の中で干渉波受信時間率が最も少ない周波数を
    選択してその周波数で無線基地局と移動局との間でパケ
    ット通信を行うことを特徴とする無線パケット周波数選
    択方法。
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