JPH11134698A - 光ピックアップ - Google Patents
光ピックアップInfo
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- JPH11134698A JPH11134698A JP9295994A JP29599497A JPH11134698A JP H11134698 A JPH11134698 A JP H11134698A JP 9295994 A JP9295994 A JP 9295994A JP 29599497 A JP29599497 A JP 29599497A JP H11134698 A JPH11134698 A JP H11134698A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光ピックアップにおける収差補正機能を簡単な
構造で、また容易に製造できるように実現することであ
る。 【解決手段】レーザ光の発光部と光ディスクの情報記録
面に収束され記録情報を持った反射レーザ光を受光する
受光部とからなる発光受光ユニットと、発光受光ユニッ
トから発射されたレーザ光と光ディスクから反射された
レーザ光を反射させる全反射ミラーと、全反射ミラーで
反射された反射レーザ光を光ディスクの情報記録面に収
束させる対物レンズと、発光受光ユニットと対物レンズ
間に設置されレーザ光の非点収差を補正する非点収差発
生部材と、筒形状をなし筒内部に複数の非点収差発生部
材を固定する固定手段等により構成されている。
構造で、また容易に製造できるように実現することであ
る。 【解決手段】レーザ光の発光部と光ディスクの情報記録
面に収束され記録情報を持った反射レーザ光を受光する
受光部とからなる発光受光ユニットと、発光受光ユニッ
トから発射されたレーザ光と光ディスクから反射された
レーザ光を反射させる全反射ミラーと、全反射ミラーで
反射された反射レーザ光を光ディスクの情報記録面に収
束させる対物レンズと、発光受光ユニットと対物レンズ
間に設置されレーザ光の非点収差を補正する非点収差発
生部材と、筒形状をなし筒内部に複数の非点収差発生部
材を固定する固定手段等により構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの記録
信号を読み取る際に光源から出射されたレーザー光を、
対物レンズにて光ディスクの情報記録面上でレーザース
ポットに収束させ、さらにその反射光を光検出部に導く
光学系に発生する非点収差を補正する非点収差発生手段
に関する。
信号を読み取る際に光源から出射されたレーザー光を、
対物レンズにて光ディスクの情報記録面上でレーザース
ポットに収束させ、さらにその反射光を光検出部に導く
光学系に発生する非点収差を補正する非点収差発生手段
に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクを記録媒体とする光学ディス
クプレーヤには、該光ディスクに記録された情報信号の
読み取り再生手段として光ピックアップが用いられてい
る。該光ピックアップは、レーザ光源から射出されたレ
ーザビームを対物レンズを介して光ディスクの信号記録
面に形成された微小な凹凸であるピット列にビームスポ
ット(1μm程度の径)として集光させ、前記ピット列
から反射された反射ビームの状態をフォトディテクタで
検出することによって情報信号の読み取り再生を行うも
のである。
クプレーヤには、該光ディスクに記録された情報信号の
読み取り再生手段として光ピックアップが用いられてい
る。該光ピックアップは、レーザ光源から射出されたレ
ーザビームを対物レンズを介して光ディスクの信号記録
面に形成された微小な凹凸であるピット列にビームスポ
ット(1μm程度の径)として集光させ、前記ピット列
から反射された反射ビームの状態をフォトディテクタで
検出することによって情報信号の読み取り再生を行うも
のである。
【0003】ところで、レーザビームが対物レンズを介
してビームスポットとして光ディスクの前記ピット列に
集光されるとき、レーザビームに不必要な収差がある
と、読み取り再生される情報信号にノイズ成分が重畳さ
れ再生特性が劣化したり、程度により情報信号の読み取
り再生が不能となることがある。そこで、光学ディスク
プレーヤや光学式の記録再生装置に用いられる光ピック
アップには、このようなレーザビームの収差を補正する
機能が必要となり、従来の光ピックアップでは次の様な
収差の補正が行われている。例えば、LDの非点収差を
補正するのにLDのカバーガラスに傾斜を付けて補正し
たり、また、対物レンズに発生する非点収差を利用した
り、あるいは、LDの出射直後の位置に平行平板を傾け
て配置して非点収差を補正している。
してビームスポットとして光ディスクの前記ピット列に
集光されるとき、レーザビームに不必要な収差がある
と、読み取り再生される情報信号にノイズ成分が重畳さ
れ再生特性が劣化したり、程度により情報信号の読み取
り再生が不能となることがある。そこで、光学ディスク
プレーヤや光学式の記録再生装置に用いられる光ピック
アップには、このようなレーザビームの収差を補正する
機能が必要となり、従来の光ピックアップでは次の様な
収差の補正が行われている。例えば、LDの非点収差を
補正するのにLDのカバーガラスに傾斜を付けて補正し
たり、また、対物レンズに発生する非点収差を利用した
り、あるいは、LDの出射直後の位置に平行平板を傾け
て配置して非点収差を補正している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の光ピッ
クアップの非点収差の補正では、LDの非点収差を補正
するのにLDのカバーガラス光軸に対して斜めに傾けて
行う補正は、基本的に一枚の平行平板での対策となるた
めにコマの発生やビームシフトが発生する。また、対物
レンズの非点収差を利用する補正では、基本的に非点収
差のばらつきが非常に大きいのに加え、もともと非点収
差だけが発生していないレンズで非点収差を発生させよ
うとすると、コマも発生してしまいそのコマを補正しよ
うとレンズをチルト調整すると、非点収差は発散してし
まい効果が期待できなくなる。また、LDの発散光中に
平行平板を傾けて配置する補正では、平行平板を固定す
るための部品点数が増加するために部材費の増加、組立
工数の増加および調整工数等が増加する等の問題があ
る。
クアップの非点収差の補正では、LDの非点収差を補正
するのにLDのカバーガラス光軸に対して斜めに傾けて
行う補正は、基本的に一枚の平行平板での対策となるた
めにコマの発生やビームシフトが発生する。また、対物
レンズの非点収差を利用する補正では、基本的に非点収
差のばらつきが非常に大きいのに加え、もともと非点収
差だけが発生していないレンズで非点収差を発生させよ
うとすると、コマも発生してしまいそのコマを補正しよ
うとレンズをチルト調整すると、非点収差は発散してし
まい効果が期待できなくなる。また、LDの発散光中に
平行平板を傾けて配置する補正では、平行平板を固定す
るための部品点数が増加するために部材費の増加、組立
工数の増加および調整工数等が増加する等の問題があ
る。
【0005】本発明は上述の問題を解決するもので、光
ピックアップにおける収差補正機能を簡単な構造で、ま
た容易に製造できるように実現することを課題とする。
ピックアップにおける収差補正機能を簡単な構造で、ま
た容易に製造できるように実現することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するもので、レーザ光の発光部と光ディスクの情報
記録面に収束され記録情報を持った反射レーザ光を受光
する受光部とからなる発光受光ユニットと、前記発光受
光ユニットから発射されたレーザ光と前記光ディスクか
ら反射されたレーザ光を反射させる全反射ミラーと、前
記全反射ミラーで反射された反射レーザ光を光ディスク
の情報記録面に収束させる対物レンズと、前記発光受光
ユニットと前記対物レンズ間に設置されレーザ光の非点
収差を補正する非点収差発生部材と、筒形状をなし筒内
部に複数の前記非点収差発生部材を固定する固定手段と
からなることを特徴とするものである。
達成するもので、レーザ光の発光部と光ディスクの情報
記録面に収束され記録情報を持った反射レーザ光を受光
する受光部とからなる発光受光ユニットと、前記発光受
光ユニットから発射されたレーザ光と前記光ディスクか
ら反射されたレーザ光を反射させる全反射ミラーと、前
記全反射ミラーで反射された反射レーザ光を光ディスク
の情報記録面に収束させる対物レンズと、前記発光受光
ユニットと前記対物レンズ間に設置されレーザ光の非点
収差を補正する非点収差発生部材と、筒形状をなし筒内
部に複数の前記非点収差発生部材を固定する固定手段と
からなることを特徴とするものである。
【0007】また、前記固定手段は前記レーザ光の光軸
を中心に回動可能であることを特徴とするものである。
また、複数の前記非点収差発生部材が光透過性の平行平
板からなることを特徴とするものである。また、前記2
枚の平行平板は収差補正特性が同特性であると共に前記
レーザ光の光軸に対して垂直な平面に対して互いに対象
で該平面に対して傾くように設置されていることを特徴
とするものである。
を中心に回動可能であることを特徴とするものである。
また、複数の前記非点収差発生部材が光透過性の平行平
板からなることを特徴とするものである。また、前記2
枚の平行平板は収差補正特性が同特性であると共に前記
レーザ光の光軸に対して垂直な平面に対して互いに対象
で該平面に対して傾くように設置されていることを特徴
とするものである。
【0008】また、前記非点収差発生部材で発生させる
非点収差量は少なくとも補正を必要とする前記発光受光
ユニットのばらつきを含めた光学系全体の非点収差量よ
りも大きいことを特徴とするものである。
非点収差量は少なくとも補正を必要とする前記発光受光
ユニットのばらつきを含めた光学系全体の非点収差量よ
りも大きいことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】本発明の第1実施例を図1を用いて説明す
る。図1は本発明の第1実施例の光ピックアップの要部
を示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダのみ垂直
方向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直方向断面
拡大図、(c)は側面図である。
る。図1は本発明の第1実施例の光ピックアップの要部
を示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダのみ垂直
方向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直方向断面
拡大図、(c)は側面図である。
【0010】10は光ピックアップ10の要部で、可動
部20,サスペンションワイヤ22,ダンパー・ヨーク
部23,基板,レーザホログラムユニット(発光受光ユ
ニットに相当))25,全反射ミラー28および非点収
差発生部00等により構成されている。可動部20は対
物レンズ21,レンズホルダ,フォーカス(上下)方向
の調整コイルおよびトラッキング(左右)方向の調整コ
イル(いずれも図示省略)等により構成されている。可
動部20の側部には上下にそれぞれ2本づつ4本の極小
径の弾性体(例えば、ベリリュウム銅,燐青銅,ばね用
ステンレス等)のサスペンションワイヤ22が固定され
ており、上下のサスペンションワイヤ22のもう一方の
端は基板のランド部にそれぞれはんだ付け固定されてい
る。尚、基板は、基板支持部(図示省略)に固定されて
いるので、対物レンズ21を含む可動部20はサスペン
ションワイヤ22により弾性支持されている。そして、
上下のサスペンションワイヤ22の基板に近い部分は弾
性体の樹脂材、例えばシリコン樹脂等で固めたダンパー
部が形成される。尚、可動部20は追従性の向上及び不
要共振(ピッチング、ローリング、ヨーイング等)を防
ぐために、可動部20の全体重量を軽減するような形状
および材料の選択が行われている。
部20,サスペンションワイヤ22,ダンパー・ヨーク
部23,基板,レーザホログラムユニット(発光受光ユ
ニットに相当))25,全反射ミラー28および非点収
差発生部00等により構成されている。可動部20は対
物レンズ21,レンズホルダ,フォーカス(上下)方向
の調整コイルおよびトラッキング(左右)方向の調整コ
イル(いずれも図示省略)等により構成されている。可
動部20の側部には上下にそれぞれ2本づつ4本の極小
径の弾性体(例えば、ベリリュウム銅,燐青銅,ばね用
ステンレス等)のサスペンションワイヤ22が固定され
ており、上下のサスペンションワイヤ22のもう一方の
端は基板のランド部にそれぞれはんだ付け固定されてい
る。尚、基板は、基板支持部(図示省略)に固定されて
いるので、対物レンズ21を含む可動部20はサスペン
ションワイヤ22により弾性支持されている。そして、
上下のサスペンションワイヤ22の基板に近い部分は弾
性体の樹脂材、例えばシリコン樹脂等で固めたダンパー
部が形成される。尚、可動部20は追従性の向上及び不
要共振(ピッチング、ローリング、ヨーイング等)を防
ぐために、可動部20の全体重量を軽減するような形状
および材料の選択が行われている。
【0011】対物レンズ21はレーザ光源から出射され
たレーザビームを光ディスク12の信号記録面に収束さ
せるレンズで、レンズホルダに保持されている。レンズ
ホルダは対物レンズ15とフォーカス方向の調整コイル
およびトラッキング方向の調整コイル等を保持する部材
で、樹脂材が用いられ成形加工により形成される。レー
ザホログラムユニット25は、半導体レーザチップ,信
号検出用フォトダイオード,モニタ用フォトダイオード
およびホログラム等が同一のパッケージに収まりユニッ
ト化されている。レーザホログラムユニット25は、半
導体レーザチップからレーザビームの発射と、光ディス
ク12の信号記録面のピット列から反射して戻ってきた
反射ビームを信号検出用フォトダイオードにて検出し電
気信号に変換して取り出される。
たレーザビームを光ディスク12の信号記録面に収束さ
せるレンズで、レンズホルダに保持されている。レンズ
ホルダは対物レンズ15とフォーカス方向の調整コイル
およびトラッキング方向の調整コイル等を保持する部材
で、樹脂材が用いられ成形加工により形成される。レー
ザホログラムユニット25は、半導体レーザチップ,信
号検出用フォトダイオード,モニタ用フォトダイオード
およびホログラム等が同一のパッケージに収まりユニッ
ト化されている。レーザホログラムユニット25は、半
導体レーザチップからレーザビームの発射と、光ディス
ク12の信号記録面のピット列から反射して戻ってきた
反射ビームを信号検出用フォトダイオードにて検出し電
気信号に変換して取り出される。
【0012】全反射ミラー28は、ビーム入射角方向に
対して45度傾斜した反射面が形成されておりホルダ2
9と30の2つの部品により挟持されている。非点収差
発生部50は、レーザホログラムユニット25(光源)
から出射されたレーザー光が対物レンズにて光ディスク
の情報記録面上でレーザースポットに収束させ、さらに
その反射光を光検出部に導く光学系に発生する非点収差
を補正するものである。非点収差発生部50は、前記非
点収差を補正する複数の非点収差発生部材(例えばシリ
ンドリカルレンズ26と27)が保持部品51と55に
より一体にユニット化されている。保持部品51は筒形
状をなし孔の中央部にはシリンドリカルレンズ26と2
7が当接する段差部(当接部)52が形成されており、
外周部の一部は取付け易いように平取部53と取付ねじ
孔等が形成されている。また、保持部品55はシリンド
リカルレンズ26と27を段差部52に押しつけ固定す
る部品で、円筒形状をなし外周は保持部品51の孔に係
合するように形成されている。尚、非点収差発生部50
はレーザホログラムユニット25と全反射ミラー28と
の間に設置されている。また、シリンドリカルレンズ2
6と27の数量は必要により増減してもよい。
対して45度傾斜した反射面が形成されておりホルダ2
9と30の2つの部品により挟持されている。非点収差
発生部50は、レーザホログラムユニット25(光源)
から出射されたレーザー光が対物レンズにて光ディスク
の情報記録面上でレーザースポットに収束させ、さらに
その反射光を光検出部に導く光学系に発生する非点収差
を補正するものである。非点収差発生部50は、前記非
点収差を補正する複数の非点収差発生部材(例えばシリ
ンドリカルレンズ26と27)が保持部品51と55に
より一体にユニット化されている。保持部品51は筒形
状をなし孔の中央部にはシリンドリカルレンズ26と2
7が当接する段差部(当接部)52が形成されており、
外周部の一部は取付け易いように平取部53と取付ねじ
孔等が形成されている。また、保持部品55はシリンド
リカルレンズ26と27を段差部52に押しつけ固定す
る部品で、円筒形状をなし外周は保持部品51の孔に係
合するように形成されている。尚、非点収差発生部50
はレーザホログラムユニット25と全反射ミラー28と
の間に設置されている。また、シリンドリカルレンズ2
6と27の数量は必要により増減してもよい。
【0013】次に、光ピックアップ10の光学系の動作
について説明する。レーザホログラムユニット25内の
半導体レーザチップから発射されたレーザビームがホロ
グラムを通過し、非点収差発生部50のシリンドリカル
レンズ26と27にてレーザビームの収差が補正され全
反射ミラーで直角方向(対物レンズ21方向)へ反射す
る。そして、反射したレーザビームは対物レンズ21で
1μm程度の径のビームスポットに収束され、光ディス
ク12の信号記録面に形成された微小な凹凸であるピッ
ト列に集光する。集光したレーザビームは前記ピット列
で反射し、信号をもったレーザビームとなり同じ光道を
通ってレーザホログラムユニット25に戻ってくる。そ
して、戻ってきたレーザビームはホログラムによって所
定の方向へ曲げられ検出用フォトダイオードに達し電気
信号に変換されて取り出される。
について説明する。レーザホログラムユニット25内の
半導体レーザチップから発射されたレーザビームがホロ
グラムを通過し、非点収差発生部50のシリンドリカル
レンズ26と27にてレーザビームの収差が補正され全
反射ミラーで直角方向(対物レンズ21方向)へ反射す
る。そして、反射したレーザビームは対物レンズ21で
1μm程度の径のビームスポットに収束され、光ディス
ク12の信号記録面に形成された微小な凹凸であるピッ
ト列に集光する。集光したレーザビームは前記ピット列
で反射し、信号をもったレーザビームとなり同じ光道を
通ってレーザホログラムユニット25に戻ってくる。そ
して、戻ってきたレーザビームはホログラムによって所
定の方向へ曲げられ検出用フォトダイオードに達し電気
信号に変換されて取り出される。
【0014】以上説明したように本実施例によれば、レ
ーザビームの収差を補正するシリンドリカルレンズ26
と27とが保持部品51と55により一体にユニット化
されているので、部品点数が削減され光ピックアップ1
0の組立および調整が容易になり組立および調整の工数
が低減される。次に、本発明の第2実施例を図2を用い
て説明する。
ーザビームの収差を補正するシリンドリカルレンズ26
と27とが保持部品51と55により一体にユニット化
されているので、部品点数が削減され光ピックアップ1
0の組立および調整が容易になり組立および調整の工数
が低減される。次に、本発明の第2実施例を図2を用い
て説明する。
【0015】図2は本発明の第2実施例の光ピックアッ
プの要部を示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダ
のみ垂直方向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直
方向断面拡大図、(c)は側面図である。尚、第2実施
例は第1実施例の一部を除きその他については第1実施
例と略同じであるので、第1実施例と同じ構成について
は同じ符号を付し説明を省略する。
プの要部を示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダ
のみ垂直方向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直
方向断面拡大図、(c)は側面図である。尚、第2実施
例は第1実施例の一部を除きその他については第1実施
例と略同じであるので、第1実施例と同じ構成について
は同じ符号を付し説明を省略する。
【0016】60は非点収差発生部で、レーザホログラ
ムユニット25(光源)から出射されたレーザー光が対
物レンズにて光ディスクの情報記録面上でレーザースポ
ットに収束させ、さらにその反射光を光検出部に導く光
学系に発生する非点収差を補正するものである。非点収
差発生部60は、前記非点収差を補正する複数の非点収
差発生部材(例えば光透過部材を用いた平行平板34と
35)が保持部品61と65および66により一体にユ
ニット化されている。保持部品61は円筒形状をなし孔
の中央部には平行平板34と35が当接する段差部(当
接部)62が平行平板34と35の取付け角度と同じ角
度に形成されており、外周部の一部は取付け易いように
平取部63と取付ねじ孔等が形成されている。また、保
持部品65,66は平行平板34と35を段差部62に
押しつけ固定する部品で、円筒形状をなし押圧端面部は
平行平板34と35の取付け角度と同じ角度に形成され
外径は保持部品61の孔に係合するように形成されてい
る。尚、非点収差発生部60はレーザホログラムユニッ
ト25と全反射ミラー28との間に設置されている。
尚、平行平板34と35の枚数は必要により増減しても
よい。また、平行平板34と35の設置角度、平行平板
34と35の厚みおよび材質等は必要によりそれぞれ異
ったものを用いてもよい。
ムユニット25(光源)から出射されたレーザー光が対
物レンズにて光ディスクの情報記録面上でレーザースポ
ットに収束させ、さらにその反射光を光検出部に導く光
学系に発生する非点収差を補正するものである。非点収
差発生部60は、前記非点収差を補正する複数の非点収
差発生部材(例えば光透過部材を用いた平行平板34と
35)が保持部品61と65および66により一体にユ
ニット化されている。保持部品61は円筒形状をなし孔
の中央部には平行平板34と35が当接する段差部(当
接部)62が平行平板34と35の取付け角度と同じ角
度に形成されており、外周部の一部は取付け易いように
平取部63と取付ねじ孔等が形成されている。また、保
持部品65,66は平行平板34と35を段差部62に
押しつけ固定する部品で、円筒形状をなし押圧端面部は
平行平板34と35の取付け角度と同じ角度に形成され
外径は保持部品61の孔に係合するように形成されてい
る。尚、非点収差発生部60はレーザホログラムユニッ
ト25と全反射ミラー28との間に設置されている。
尚、平行平板34と35の枚数は必要により増減しても
よい。また、平行平板34と35の設置角度、平行平板
34と35の厚みおよび材質等は必要によりそれぞれ異
ったものを用いてもよい。
【0017】次に、光ピックアップ10の光学系の動作
について説明する。レーザホログラムユニット25内の
半導体レーザチップから発射されたレーザビームがホロ
グラムを通過し、平行平板34と35にてレーザビーム
の収差が補正され全反射ミラーで直角方向(対物レンズ
21方向)へ反射する。そして、反射したレーザビーム
は対物レンズ21で1μm程度の径のビームスポットに
収束され、光ディスク12の信号記録面に形成されたピ
ット列に集光する。集光したレーザビームは前記ピット
列で反射し、信号をもったレーザビームとなり同じ光道
を通ってレーザホログラムユニット25に戻ってくる。
そして、戻ってきたレーザビームはホログラムによって
所定の方向へ曲げられ検出用フォトダイオードに達し電
気信号に変換されて取り出される。
について説明する。レーザホログラムユニット25内の
半導体レーザチップから発射されたレーザビームがホロ
グラムを通過し、平行平板34と35にてレーザビーム
の収差が補正され全反射ミラーで直角方向(対物レンズ
21方向)へ反射する。そして、反射したレーザビーム
は対物レンズ21で1μm程度の径のビームスポットに
収束され、光ディスク12の信号記録面に形成されたピ
ット列に集光する。集光したレーザビームは前記ピット
列で反射し、信号をもったレーザビームとなり同じ光道
を通ってレーザホログラムユニット25に戻ってくる。
そして、戻ってきたレーザビームはホログラムによって
所定の方向へ曲げられ検出用フォトダイオードに達し電
気信号に変換されて取り出される。
【0018】以上説明したように本実施例においても、
第1実施例と同じようにレーザビームの収差を補正する
平行平板34と35とが保持部品61と65および66
により一体にユニット化されているので、部品点数が削
減され光ピックアップ10の組立および調整が容易にな
り組立および調整の工数低減と部材費の節減が図れる。
また、平行平板34と35とがユニット化されることに
より光ピックアップ10の品質の安定向上が図れる。
第1実施例と同じようにレーザビームの収差を補正する
平行平板34と35とが保持部品61と65および66
により一体にユニット化されているので、部品点数が削
減され光ピックアップ10の組立および調整が容易にな
り組立および調整の工数低減と部材費の節減が図れる。
また、平行平板34と35とがユニット化されることに
より光ピックアップ10の品質の安定向上が図れる。
【0019】次に、本発明の第3実施例を図3を用いて
説明する。図3は本発明の第3実施例の光ピックアップ
の要部を示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダの
み垂直方向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直方
向断面拡大図、(c)は側面図である。尚、第3実施例
は第2実施例の一部を除きその他については第2実施例
と略同じであるので、第2実施例と同じ構成については
同じ符号を付し説明を省略する。
説明する。図3は本発明の第3実施例の光ピックアップ
の要部を示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダの
み垂直方向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直方
向断面拡大図、(c)は側面図である。尚、第3実施例
は第2実施例の一部を除きその他については第2実施例
と略同じであるので、第2実施例と同じ構成については
同じ符号を付し説明を省略する。
【0020】70は非点収差発生部で、レーザホログラ
ムユニット25(光源)から出射されたレーザー光が対
物レンズにて光ディスクの情報記録面上でレーザースポ
ットに収束させ、さらにその反射光を光検出部に導く光
学系に発生する非点収差を補正するものである。非点収
差発生部70は、前記非点収差を補正する複数の非点収
差発生部材、例えば光透過部材を用いた平行平板41と
42が保持部品71と75と76および77により一体
にユニット化されている。尚、平行平板41と42とが
主光軸gに対して垂直な平面に対して対象で、該平面に
対して傾くように設置する。即ち、平行平板41と42
の法線eとfとが主光軸gに対して略同角度でしかも反
対方向へ傾けて取付けられている。但し、平行平板41
と42は少なくとも収差補正特性を揃える必要があるの
で、平行平板41と42は所定の波長を有する光に対し
て屈折率が略一致した部材を用い、しかも2枚の平行平
板41と42の厚みを同じ厚みに統一して形成されてい
る。
ムユニット25(光源)から出射されたレーザー光が対
物レンズにて光ディスクの情報記録面上でレーザースポ
ットに収束させ、さらにその反射光を光検出部に導く光
学系に発生する非点収差を補正するものである。非点収
差発生部70は、前記非点収差を補正する複数の非点収
差発生部材、例えば光透過部材を用いた平行平板41と
42が保持部品71と75と76および77により一体
にユニット化されている。尚、平行平板41と42とが
主光軸gに対して垂直な平面に対して対象で、該平面に
対して傾くように設置する。即ち、平行平板41と42
の法線eとfとが主光軸gに対して略同角度でしかも反
対方向へ傾けて取付けられている。但し、平行平板41
と42は少なくとも収差補正特性を揃える必要があるの
で、平行平板41と42は所定の波長を有する光に対し
て屈折率が略一致した部材を用い、しかも2枚の平行平
板41と42の厚みを同じ厚みに統一して形成されてい
る。
【0021】保持部品71は、円筒形状をなし孔の中央
部には平行平板41と42が当接する段差部(当接部)
72が平行平板41と42の取付け角度と同じ角度に形
成されており、外周部には平行平板41と42を保持し
た保持部品71を回動させて非点収差の調整をするため
の凹部74等が形成されている。保持部品75と76は
平行平板41と42を段差部72と73に押しつけ固定
する部品で、円筒形状をなし押圧端面部は平行平板41
と42の取付け角度と同じ角度に形成され円筒の外径は
保持部品71の孔に係合するように形成されている。保
持部品77は円筒形状をなし内径は保持部品71が回動
可能に形成されており、外周部の一部には取付け易いよ
うに平取部78と取付ねじ孔および調整窓79(保持部
品71の凹部74に対応する位置)等が形成されてい
る。尚、非点収差発生部70はレーザホログラムユニッ
ト25と全反射ミラー28との間に設置されている。
尚、平行平板41と42の枚数は必要により増減しても
よい。
部には平行平板41と42が当接する段差部(当接部)
72が平行平板41と42の取付け角度と同じ角度に形
成されており、外周部には平行平板41と42を保持し
た保持部品71を回動させて非点収差の調整をするため
の凹部74等が形成されている。保持部品75と76は
平行平板41と42を段差部72と73に押しつけ固定
する部品で、円筒形状をなし押圧端面部は平行平板41
と42の取付け角度と同じ角度に形成され円筒の外径は
保持部品71の孔に係合するように形成されている。保
持部品77は円筒形状をなし内径は保持部品71が回動
可能に形成されており、外周部の一部には取付け易いよ
うに平取部78と取付ねじ孔および調整窓79(保持部
品71の凹部74に対応する位置)等が形成されてい
る。尚、非点収差発生部70はレーザホログラムユニッ
ト25と全反射ミラー28との間に設置されている。
尚、平行平板41と42の枚数は必要により増減しても
よい。
【0022】次に、光ピックアップ10の光学系の動作
について説明する。レーザホログラムユニット25内の
半導体レーザチップから発射されたレーザビームがホロ
グラムを通過し、平行平板41と42にてレーザビーム
の収差が補正される。もし、補正が不十分の場合には非
点収差発生部70の保持部品71の凹部74に工具を挿
入し円周方向へ回動させて最も収差が補正された所で固
定する。平行平板41と42にて補正されたレーザビー
ムは全反射ミラーで直角方向(対物レンズ21方向)へ
反射する。そして、反射したレーザビームは対物レンズ
21で1μm程度の径のビームスポットに収束され、光
ディスク12の信号記録面に形成されたピット列に集光
する。集光したレーザビームは前記ピット列で反射し、
信号をもったレーザビームとなり同じ光道を通ってレー
ザホログラムユニット25に戻ってくる。そして、戻っ
てきたレーザビームはホログラムによって所定の方向へ
曲げられ検出用フォトダイオードに達し電気信号に変換
されて取り出される。
について説明する。レーザホログラムユニット25内の
半導体レーザチップから発射されたレーザビームがホロ
グラムを通過し、平行平板41と42にてレーザビーム
の収差が補正される。もし、補正が不十分の場合には非
点収差発生部70の保持部品71の凹部74に工具を挿
入し円周方向へ回動させて最も収差が補正された所で固
定する。平行平板41と42にて補正されたレーザビー
ムは全反射ミラーで直角方向(対物レンズ21方向)へ
反射する。そして、反射したレーザビームは対物レンズ
21で1μm程度の径のビームスポットに収束され、光
ディスク12の信号記録面に形成されたピット列に集光
する。集光したレーザビームは前記ピット列で反射し、
信号をもったレーザビームとなり同じ光道を通ってレー
ザホログラムユニット25に戻ってくる。そして、戻っ
てきたレーザビームはホログラムによって所定の方向へ
曲げられ検出用フォトダイオードに達し電気信号に変換
されて取り出される。
【0023】以上説明したように本実施例においても、
第2実施例と同じようにレーザビームの収差を補正する
平行平板41と42とが保持部品71と75と76およ
び77により一体にユニット化されているので、部品点
数が削減され光ピックアップ10の組立および調整が容
易になり組立および調整の工数低減と部材費の節減が図
れる。また、平行平板41と42の法線eとfとが主光
軸gに対して略同角度でしかも反対方向へ傾けて取付け
られているのでビームシフト量およびコマ量の低減が図
れる。また、保持部品71に保持された平行平板41と
42とを回動させることにより、非点収差発生部70の
非点収差補正量の調整およびレーザホログラムユニット
25の非点隔差補正量の調整が可能となり、光ピックア
ップ10の品質の安定向上が図れる。その他に、平行平
板41と42を同一硝種を用い、しかも厚みを同じ厚み
に統一することによりコスト低減を図ることができる。
第2実施例と同じようにレーザビームの収差を補正する
平行平板41と42とが保持部品71と75と76およ
び77により一体にユニット化されているので、部品点
数が削減され光ピックアップ10の組立および調整が容
易になり組立および調整の工数低減と部材費の節減が図
れる。また、平行平板41と42の法線eとfとが主光
軸gに対して略同角度でしかも反対方向へ傾けて取付け
られているのでビームシフト量およびコマ量の低減が図
れる。また、保持部品71に保持された平行平板41と
42とを回動させることにより、非点収差発生部70の
非点収差補正量の調整およびレーザホログラムユニット
25の非点隔差補正量の調整が可能となり、光ピックア
ップ10の品質の安定向上が図れる。その他に、平行平
板41と42を同一硝種を用い、しかも厚みを同じ厚み
に統一することによりコスト低減を図ることができる。
【0024】次に、本発明の第4実施例を説明する。本
発明は第1実施例、第2実施例および第3実施例で説明
したレーザビームの収差を補正する非点収差発生部材
(シリンドリカルレンズ,平行平板)に関するもので、
非点収差発生部で発生する非点収差量が少なくとも補正
するレーザホログラムユニット25のばらつきを含めた
光学系全体の非点収差量よりも大きくなるように構成さ
れている。尚、非点収差発生部材の非点収差量を大きく
するには、屈折率の大きい硝種の採用、厚みを厚くす
る、設置角度(主光軸に対する非点収差発生部材の法線
の角度)を大きくする等により非点収差量を大きくする
ことができる。
発明は第1実施例、第2実施例および第3実施例で説明
したレーザビームの収差を補正する非点収差発生部材
(シリンドリカルレンズ,平行平板)に関するもので、
非点収差発生部で発生する非点収差量が少なくとも補正
するレーザホログラムユニット25のばらつきを含めた
光学系全体の非点収差量よりも大きくなるように構成さ
れている。尚、非点収差発生部材の非点収差量を大きく
するには、屈折率の大きい硝種の採用、厚みを厚くす
る、設置角度(主光軸に対する非点収差発生部材の法線
の角度)を大きくする等により非点収差量を大きくする
ことができる。
【0025】以上説明したように本実施例によれば、非
点収差発生部で発生する非点収差量が大きくなることに
よりレーザホログラムユニット25の非点収差量のばら
つき総てを補正することができる。従って、光ピックア
ップ10の品質の安定向上が図れる。
点収差発生部で発生する非点収差量が大きくなることに
よりレーザホログラムユニット25の非点収差量のばら
つき総てを補正することができる。従って、光ピックア
ップ10の品質の安定向上が図れる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
ピックアップにおけるレーザビームの収差補正機能が簡
単な構造で、しかも容易に製造することができる。従っ
て、光ピックアップの組立および調整が容易なり、組立
および調整工数の低減が図れる。その他に光ピックアッ
プの品質の安定向上が図れる。
ピックアップにおけるレーザビームの収差補正機能が簡
単な構造で、しかも容易に製造することができる。従っ
て、光ピックアップの組立および調整が容易なり、組立
および調整工数の低減が図れる。その他に光ピックアッ
プの品質の安定向上が図れる。
【図1】本発明の第1実施例の光ピックアップの要部を
示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダのみ垂直方
向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直方向断面拡
大図、(c)は側面図である。
示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダのみ垂直方
向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直方向断面拡
大図、(c)は側面図である。
【図2】本発明の第2実施例の光ピックアップの要部を
示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダのみ垂直方
向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直方向断面拡
大図、(c)は側面図である。
示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダのみ垂直方
向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直方向断面拡
大図、(c)は側面図である。
【図3】本発明の第3実施例の光ピックアップの要部を
示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダのみ垂直方
向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直方向断面拡
大図、(c)は側面図である。
示す概略構成図で、(a)は正面図(ホルダのみ垂直方
向に断面)、(b)は非点収差発生部の垂直方向断面拡
大図、(c)は側面図である。
10・・・・・光ピックアップ 12・・・・・光ディスク 20・・・・・可動部 21・・・・・対物レンズ 22・・・・・サスペンションワイヤ 23・・・・・ダンパ・ヨーク部 25・・・・・レーザホログラムユニット 26,27・・シリンドリカルレンズ 28・・・・・全反射ミラー 29,30・・ホルダ 34,35,41,42・・平行平板 50,60,70・・非点収差発生部 51,55,61,65,66,71,75,76,7
7・・保持部品 52,62,72,73・・・・・段差部 53,63,78・・平取部 74・・・・・凹部 79・・・・・調整窓 e,f・・・・法線 g・・・・・・主光軸
7・・保持部品 52,62,72,73・・・・・段差部 53,63,78・・平取部 74・・・・・凹部 79・・・・・調整窓 e,f・・・・法線 g・・・・・・主光軸
Claims (5)
- 【請求項1】 レーザ光の発光部と光ディスクの情報記
録面に収束され記録情報を持った反射レーザ光を受光す
る受光部とからなる発光受光ユニットと、 前記発光受光ユニットから発射されたレーザ光と前記光
ディスクから反射されたレーザ光を反射させる全反射ミ
ラーと、 前記全反射ミラーで反射された反射レーザ光を光ディス
クの情報記録面に収束させる対物レンズと、 前記発光受光ユニットと前記対物レンズ間に設置されレ
ーザ光の非点収差を補正する非点収差発生部材と、 筒形状をなし筒内部に複数の前記非点収差発生部材を固
定する固定手段とからなることを特徴とする光ピックア
ップ。 - 【請求項2】 前記固定手段は前記レーザ光の光軸を中
心に回動可能であることを特徴とする請求項1記載の光
ピックアップ。 - 【請求項3】 複数の前記非点収差発生部材が光透過性
の平行平板からなることを特徴とする請求項1または請
求項2記載の光ピックアップ。 - 【請求項4】 前記2枚の平行平板は収差補正特性が同
特性であると共に前記レーザ光の光軸に対して垂直な平
面に対して互いに対象で該平面に対して傾くように設置
されていることを特徴とする請求項3記載の光ピックア
ップ。 - 【請求項5】 前記非点収差発生部材で発生させる非点
収差量は少なくとも補正を必要とする前記発光受光ユニ
ットのばらつきを含めた光学系全体の非点収差量よりも
大きいことを特徴とする請求項1、2、3または4記載
の光ピックアップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9295994A JPH11134698A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9295994A JPH11134698A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 光ピックアップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11134698A true JPH11134698A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17827767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9295994A Withdrawn JPH11134698A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 光ピックアップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11134698A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7519979B2 (en) | 2004-07-06 | 2009-04-14 | Panasonic Corporation | Optical head having a position detection portion and optical disk device utilizing the optical head |
-
1997
- 1997-10-28 JP JP9295994A patent/JPH11134698A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7519979B2 (en) | 2004-07-06 | 2009-04-14 | Panasonic Corporation | Optical head having a position detection portion and optical disk device utilizing the optical head |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |