JPH11134206A - 分散共有リソース管理方法ならびに並列処理環境提供システム、及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体 - Google Patents

分散共有リソース管理方法ならびに並列処理環境提供システム、及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体

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JPH11134206A
JPH11134206A JP9298064A JP29806497A JPH11134206A JP H11134206 A JPH11134206 A JP H11134206A JP 9298064 A JP9298064 A JP 9298064A JP 29806497 A JP29806497 A JP 29806497A JP H11134206 A JPH11134206 A JP H11134206A
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JP9298064A
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Hideaki Hirayama
秀昭 平山
Kuninori Tanaka
邦典 田中
Tetsuya Iinuma
哲也 飯沼
Toshio Shirokibara
敏雄 白木原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来は高価な分散共有メモリ型マ
ルチプロセッサ計算機やMPP計算機でしか実行できな
かった、大規模のDW/DMの処理を、Windows
パソコン等の安価な計算機を多数接続した分散システム
上で、容易にかつ高速に実行でき、かつ、分散共有リソ
ースの概念をミドルウェアレベルで実現することを主な
課題とする。 【解決手段】 本発明は、分散共有型のファィルマッ
プ、セマフォ、プロセス生成、終了の各機能を持つ分散
共有型のリソースを提供するシステムであって、他ノー
ド0(1,2,3)からのセマフォ獲得要求が規定数以
上蓄積されたら、ファイルマップ17(18,19,2
0)上で行なわれたデータ更新を他ノードに反映させ、
データ更新の反映が終了したら保持し続けたセマフォを
解放する一貫性保持プロトコルを持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散システム上で
実行する、データウェアハウス/データマイニングの処
理に適用される、分散共有リソース管理方法ならびに並
列処理環境提供システム、及び同方法がプログラムされ
記録される記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報処理システムにおいて、SM
P(Symmetric Multi-Processor )、MPP(Massiv
ely Parallel Processor )は高性能化のための技術
として定着してきた。単一のプロセッサ用に開発された
プログラムを並列化するのは自然な拡張であり、また、
SMP、MPPの普及に伴いプログラマがそれ用の並列
化作業に慣れ、それを受け入れやすい状況にある。
【0003】ところで、SMPは、バスのデータ転送能
力のその拡張性に限界があり、一般的に数台から数十台
のプロセッサ数が限界と言われている。その一方で分散
メモリ型マルチプロセッサは、数百台を超すプロセッサ
の接続も可能である。しかし、分散メモリ型マルチプロ
セッサは、共有メモリを持たず、プログラマの視点から
すると、単一プロセッサあるいはSMPとの間にギャッ
プがあり、プログラム開発が容易ではない。
【0004】この単一プロセッサあるいはSMPと、分
散メモリ型マルチプロセッサ間のギャップを埋めるもの
として、分散共有メモリ型マルチプロセッサがある。分
散共有メモリ型マルチプロセッサでは、プロセッサある
いはノード毎にメモリを持つが、アクセス時間の差はあ
るものの、自ノードのメモリのみならず、他ノードのメ
モリへのアクセスも可能にし、SMPの自然な拡張とし
てプロセッサの接続台数を大幅に増やしている。
【0005】現在のビジネス分野で、最も高い性能を必
要とするアプリケーションとして、データウェアハウス
(DW)とデータマイニング(DM)がある。これらの
アプリケーションには、以下に列挙する(1)〜(4)
の特徴がある。
【0006】(1)小規模から超大規模まで幅広い要求
がある。
【0007】(2)多プロセスを必要とする高い並列性
を持つ。
【0008】(3)64ビットアドレス空間を期待する
大容量データを扱う。
【0009】(4)データの参照は多いが、更新は少な
い特に大規模なDW/DMを処理する場合には、上述し
た高価な分散共有メモリ型ノルチプロセッサ計算機やM
PP計算機を利用していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】大規模なDW/DMを
処理する場合に利用される分散共有型マルチプロセッサ
計算機やMPP計算機は非常に高価であり、Windo
ws等のパソコンとの価格差は極めて大きい。即ち、大
規模なDW/DMを処理するためには、多大な費用がか
かるという問題があった。また、MPP計算機は、共有
メモリを持たないため、DW/DMのプログラム開発が
困難であるという問題があった。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、分散共有型のファィルマップ、セマフォ、プロセ
ス生成/終了の各機能を持つ分散共有型のリソースを提
供するシステムを実現することにより、従来は高価な分
散共有メモリ型マルチプロセッサ計算機やMPP計算機
でしか実行できなかった、大規模のDW/DMの処理
を、Windowsパソコン等の安価な計算機を多数接
続した分散システム上で、容易にかつ高速に実行するこ
とが可能な、分散共有リソースの概念をミドルウェアレ
ベルで実現する、分散共有リソース管理方法ならびに並
列処理環境提供システム、及び同方法がプログラムされ
記録される記録媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の分散共有リソー
ス管理方法は、複数のノードから構成される分散システ
ムで、任意のノード上のプロセスが、任意ノード上のフ
ァイルを、自身のアドレス空間にマップしてプロセッサ
のロード/ストア命令によってアクセスし、任意のノー
ド上のプロセスによるリソースへのアクセスを排他制御
するとともに、任意ノード上のプロセスが、任意のノー
ド上に新たなプロセスを生成、もしくは任意ノード上で
実行中のプロセスを終了させることのできる分散共有型
のリソースを提供し、異なるノード上のプロセスが同一
のファイルを各々のプロセスのアドレス空間にマップし
て並列更新する場合に、プロセスが分散共有型のセマフ
ォを獲得し、セマフォを獲得できたら分散共有型のファ
イルマップ上のデータを更新し、ファイルマップのデー
タの更新が済んでも獲得していたセマフォを、そのノー
ドで保持し続け、他ノードからそのセマフォの獲得要求
を既定数以上受けたら、ファイルマップ上の更新データ
を他ノードに反映させ、更新データの反映が完了した
ら、保持し続けていたセマフォを解放することを特徴と
する。
【0013】また、異なるノード上のプロセスが、同一
のファイルを各々のプロセスのアドレス空間にマップし
て、並列更新する場合に、ファイルマップ上の更新デー
タを他ノードに反映させて、そのノードで保持している
ノードセマフォのうち、そのノードセマフォに対応して
いるプロセスセマフォが獲得されていないものを全て解
放する処理の前に、事前に更新データを含むページのリ
ストを作成し、既定時間経過するまでの間、更に更新さ
れたページは前記リストから削除し、既定時間経過後に
前記リストに残ったページ上の更新データを、通常処理
と並行して他ノードに反映させておくことによりセマフ
ォ解放時に他ノードに反映する必要のある更新データを
減らしておき、その後、ノードセマフォを解放する前に
ファイルマップ上の残りの更新データを他ノードに反映
させて、そのノードで保持しているノードセマフォのう
ち、そのノードセマフォに対応しているプロセスセマフ
ォが獲得されていないものを全て解放することも特徴と
する。
【0014】本発明の並列処理環境提供システムは、複
数のノードから構成される分散システムで、任意のノー
ド上のプロセスが、任意ノード上のファイルを、自身の
アドレス空間にマップしてプロセッサのロード/ストア
命令によってアクセスし、任意のノード上のプロセスに
よるリソースへのアクセスを排他制御するとともに、任
意ノード上のプロセスが、任意のノード上に新たなプロ
セスを生成、もしくは任意ノード上で実行中のプロセス
を終了させることのできる分散共有型のリソースを提供
し、異なるノード上のプロセスが、同一のファイルを各
々のプロセスのアドレス空間にマップして並列更新する
場合に、プロセスがリソースにアクセスするのを排他制
御するプロセスセマフォと、プロセスセマフォと1対1
に対応し、プロセスセマフォを保持しているノードを示
すノードセマフォを持つことを特徴とする。
【0015】本発明の記録媒体は、コンピュータ読み取
り可能であって、その記録媒体は、複数のノードから構
成される分散システムで、任意のノード上のプロセス
が、任意ノード上のファイルを、自身のアドレス空間に
マップしてプロセッサのロード/ストア命令によってア
クセスし、任意のノード上のプロセスによるリソースへ
のアクセスを排他制御するとともに、任意ノード上のプ
ロセスが、任意のノード上に新たなプロセスを生成、も
しくは任意ノード上で実行中のプロセスを終了させるこ
とのできる分散共有型のリソースを提供し、プロセスが
各リソースに対しアクセスするのを排他制御するための
プロセスセマフォと、プロセスセマフォと1対1に対応
し、プロセスセマフォを保持しているノードを示すノー
ドセマフォを持ち、プロセスセマフォの獲得を要求する
ステップと、獲得要求されたプロセスセマフォに対応す
るノードセマフォがそのノード上に保持されているか否
か調べるステップと、保持されている場合、そのプロセ
スセマフォを獲得し、保持していない場合、他ノードに
対してノードセマフォの獲得を要求するステップと、そ
のノードセマフォの獲得を待ち、ノードセマフォが獲得
されたら、そのプロセスセマフォが他のプロセスに獲得
されているか否かを調べるステップと、そのプロセスセ
マフォが他のプロセスに獲得されていれば、それが解放
されるのを待ち、そのプロセスセマフォが他の他のプロ
セスから解放されたときにそのプロセスセマフォを獲得
するステップとがプログラムされ記録される。
【0016】また、データAを保護するプロセスセマフ
ォAを獲得してデータAを更新するステップと、プロセ
スセマフォAを解放してデータBを保護するプロセスセ
マフォBを獲得してデータBを更新し、プロセスセマフ
ォBを解放するステップと、プロセスセマフォA,Bに
対応するノードセマフォA,Bを解放するために更新さ
れたデータA,Bを他ノードに反映させ、ノードセマフ
ォA,Bを解放するステップとがプログラムされ記録さ
れることも特徴とする。
【0017】このことにより、従来は高価な分散共有メ
モリ型マルチプロセッサ計算機やMPP計算機でしか実
行できなかった、大規模のDW/DMの処理を、例え
ば、Windows等の安価な計算機を多数接続した分
散システム上で、容易にかつ高速に実行できるようにな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示すブ
ロック図である。
【0019】図において、0、1、2、3は計算機のノ
ードであり、各ノードにはディスク装置5、6、7、8
が接続され、各ディスク装置5,6,7,8の中には
9、10、11、12で示す、それぞれファイルF0
(9), F1(10), F2(11), F3(12)が
存在する。また、ノード0、1、2、3内には、13、
14、15、16で示すプロセスのアドレス空間が存在
し、各アドレス空間には17、18、19、20で示す
ファイルマップが存在し、各々がファイルF0,F1,
F2,F3をマップしている。
【0020】図1に示す分散共有型のファイルマップ1
7,18,19では、複数のノード0,1,2,3上の
プロセスが、複数のノード0,1,2,3のディスク装
置5,6,7,8上に存在するファイル9,10,1
1,12を、自分のアドレス空間内にマップし、プロセ
ッサのロード/ストア命令等でアクセスし、並列に更新
する。
【0021】即ち、本発明で提供されるシステムは、分
散システムの異なるノード上のプロセスが、任意のノー
ドのディスク内に存在するファイルを、自身のアドレス
空間にマップして並列に更新する機能を提供するもので
ある。一見すれば、米国サンマイクロシステムズ社が提
供するNFS(Network File Syste
m)が持つ機能を用いれば同じことが実現できるように
思えるが実際にはそうではない。NFSを用いた場合、
異なるノード上のプロセスが同一のファイルを各々のア
ドレス空間にマップして並列に更新した場合、データの
一貫性が保持されない。これに対し本発明のシステムで
はデータの一貫性を保持できるていう点でNFSとは明
らかに異なる。以下、その特徴を詳述する。
【0022】分散共有型のファイルマップ17,18,
19,20では、ファイルマップ17,18,19,2
0上のデータを、複数のノード0,1,2,3上のプロ
セスが並列に更新するため、ファイルマップ17,1
8,19,20上のデータの一貫性を保持するためのプ
ロトコルが必要となる。
【0023】本発明の実施形態では、以下のプロトコル
に従うことにより、ファイルマップ17,18,19,
20上のデータを、複数のノード0,1,2,3上のプ
ロセスが並列に更新することを、可能にしている。
【0024】(1)プロセスセマフォを獲得する、
(2)ファイルマップ上のデータを更新する、(3)プ
ロセスセマフォを解放する、本発明の実施形態では、プ
ロセスが各リソース(ファイルマップ上のデータ)に対
しアクセスするのを排他制御するためのセマフォを一対
のプロセスセマフォとノードセマフォによって実現す
る。プロセスセマフォは、プロセスがアクセスするリソ
ースを保証するためのセマフォで、ノードセマフォは、
それと対をなすプロセスセマフォを保持しているノード
を管理するためのセマフォである。
【0025】図6は上述したプロセスセマフォとノード
セマフォの関係を示す図であり、リソースAを保護する
ためのプロセスセマフォはPS−Aで、PS−Aに対応
するノードセマフォはNS−Aである。同様に、リソー
スBを保護するためのプロセスセマフォはPS−Bで、
PS−Bに対応するノードセマフォはNS−Bであり、
リソースCを保護するためのプロセスセマフォはPS−
Cで、PS−Cに対応するノードセマフォはNS−Cで
ある。
【0026】プロセスが、あるリソースにアクセスする
ためには、そのリソースを保護するプロセスセマフォの
獲得を要求する。プロセスがプロセスセマフォの獲得要
求を行った場合には、以下に列挙する手順に基づきプロ
セスセマフォの獲得が行われる。
【0027】(1)そのプロセスセマフォに対応したノ
ードセマフォが、そのノードに保持されていて、かつ、
そのプロセスセマフォが他のプロセスに獲得されていな
ければ、そのプロセスはそのプロセスセマフォを獲得す
る。
【0028】(2)そのプロセスセマフォに対応したノ
ードセマフォが、そのノードに保持されていなければ、
他ノードにそのノードセマフォの獲得要求を出し、その
ノードセマフォが獲得できたら、そのプロセスはそのプ
ロセスセマフォを獲得する。
【0029】図2は上記(2)の場合の処理の様子をタ
イムテーブル上で示した図である。
【0030】時刻t1において、ノード0上のプロセス
0が、リソースAにアクセスするために、リソースAを
保護しているプロセスセマフォPS−Aの獲得を要求し
ている。この時、ノード0は、プロセスセマフォPS−
Aに対応するノードセマフォNS−Aを保持していない
ので、他ノードにノードセマフォNS−Aの獲得を要求
する。
【0031】時刻t2において、ノードセマフォNS−
Aが他ノードから獲得され、それによりプロセス0は、
プロセスセマフォPS−Aを獲得できるようになる。プ
ロセスセマフォPS−Aを獲得したことにより、プロセ
ス0はプロセスセマフォPS−Aにより保護されている
リソースAにアクセスできるようになる。
【0032】時刻t3において、プロセス0はリソース
Aのアクセスを終え、プロセスセマフォPS−Aを解放
するが、それに対応するノードセマフォNS−Aは、そ
のままノード0上で保持し続けられる。
【0033】図3は上記(1)の場合の処理の様子をタ
イムテーブル上で示した図である。
【0034】時刻t1において、ノード0上のプロセス
0が、リソースAにアクセスするために、リソースAを
保護しているプロセスセマフォPS−Aの獲得を要求し
ている。この時ノード0は、プロセスセマフォPS−A
に対応するノードセマフォNS−Aを保持している。し
かもプロセスセマフォPS−Aは、他のプロセスによっ
て獲得されていない。従って、プロセス0は、すぐにプ
ロセスセマフォPS−Aを獲得する。
【0035】時刻t2において、プロセス0はリソース
Aのアクセスを終え、プロセスセマフォPS−Aを解放
するが、それに対応するノードセマフォNS−Aは、ノ
ード0上で保持し続けられる。
【0036】図4はプロセスセマフォを獲得する際の処
理の流れを示す図である。図中、41はプロセスセマフ
ォの獲得を要求するステップである。ステップ42では
獲得要求されたプロセスセマフォに対応するノードセマ
フォが、そのノード上に保持されているか否かを検査し
ている。ここで、もしそのノードセマフォが保持されて
いる場合には、ステップ45でプロセスセマフォを即時
に獲得する。しかしそのノードセマフォが保持されてい
ない場合は、ステップ43で他ノードにノードセマフォ
の獲得を要求し、ステップ44でノードセマフォが獲得
されるのを待つ。
【0037】ノードセマフォが獲得されたら、ステップ
45で、そのプロセスセマフォが、他のプロセスに獲得
されているか否かを調べる。もし、そのプロセスセマフ
ォが、他のプロセスに獲得されているのであれば、それ
が解放されるのを待ち、そのプロセスセマフォが他のプ
ロセスに獲得されていなくなったら、ステッブ46で、
そのプロセスセマフォを獲得する。
【0038】分散共有型のファイルマップでは、プロセ
スのアドレス空間にファイルをマップする。この際、更
新データを含むページを監視するために、一旦全てのペ
ージを書き込み禁止状態でマップする。そして本来書き
込み可能なページに対して書き込みが行われた場合、そ
れに伴って発生するページフォールトの処理ルーチン
で、そのページが更新されたことを記録し、更新前の状
態でのページのコピーを保存し、そのページを書き込み
可能状態でマップし直す。
【0039】更新データを他ノードに反映する場合に
は、更新が記録されたページのみ、保存しておいた更新
前の状態でのページのコピーと、現在の状態でのページ
を比較し、異なっている部分のみを、他ノードに反映さ
せ、再びそのページを書き込み禁止状態にする。更新デ
ータを他ノードに反映させ、ノードセマフォを解放する
ための条件は、本発明の実施形態に従えば以下の何れか
が成立した場合となっている。
【0040】(1)他ノードからのノードセマフォ獲得
要求が既定数以上溜まった。
【0041】(2)ノードセマフォ獲得要求を行ったプ
ロセスを待たせると、そのプロセス(ノードセマフォ獲
得要求を行ったプロセス)を実行しているノード上の実
行可能プロセスの数が、そのノードに存在するプロセッ
サの数より少なくなる。
【0042】(3)他ノードからのノードセマフォ獲得
要求があってから、既定時間を経過した。
【0043】(4)そのノード(ノードセマフォ獲得要
求を出されたノード)で、実行可能なプロセスが無くな
った。
【0044】図7にノードセマフォを解放する際の手順
を示す。
【0045】PS−A,PS−Bは、データA,Bを保
護するためのプロセスセマフォである。NS−A,NS
−Bは、プロセスセマフォPS−A,PS−Bに対応し
たノードセマフォである。
【0046】図7ではデータA,Bを更新した後、それ
を保護するプロセスセマフォに対応するノードセマフォ
を解放するまでの手順を示している。ステップS71で
は、プロセスセマフォPS−Aを獲得している。ステッ
プS72では、データAを更新している。ステップS7
3では、データAの更新を終え、プロセスセマフォPS
−Aを解放しているが、ノードセマフォNS−Aは、そ
のノードで保持されたままになっている。ステップS7
4では、プロセスセマフォPS−Bを獲得している。ス
テップS75では、データBを更新している。ステップ
S76では、データBの更新を終え、プロセスセマフォ
PS−Bを解放しているが、ノードセマフォNS−B
は、そのノードで保持されたままになっている。
【0047】ステップS77では、プロセスセマフォP
S−A,PS−Bに対応するノードセマフォNS−A,
NS−Bを解放するために、更新されたデータA,Bを
他ノードに反映させている。ステップS78では、更新
データA,Bを他ノードに反映させたので、ノードセマ
フォNS−A,NS−Bを解放している。
【0048】図5(a)は、更新データを他ノードに反
映させ、ノードセマフォを解放するまでの処理の様子を
タイムテーブル上に示す図である。時刻t1までの間
に、ページA,B,C,Dが更新されている。時刻t1
では更新ページA,B,C,Dの更新データを他ノード
に反映させ、それが完了した時刻t2において、現在こ
のノードで保持されているノードセマフォのうち、その
ノードセマフォに対応したプロセスセマフォが、どのプ
ロセスからも獲得されていないものを全て解放する。
【0049】しかし図5(a)に示す手順では問題があ
る。本発明の実施形態に従えば、更新データを他ノード
に反映させ、ノードセマフォを解放するタイミングをな
るべく遅らせ、分散共有型のファイルマップ上のデータ
の一貫性保持のオーバヘッドを低減させている。しかし
ながらタイミングを遅らせている分だけ、一旦その状況
になった場合には、速やかに更新データを他ノードに反
映させ、ノードセマフォを解放したい。ところが逆に、
タイミングを遅らせている分だけ、多くの更新データが
溜り、更新データの他ノードへの反映に時間がかかって
しまう。
【0050】そこで本発明では図5(b)に示す手順で
更新データを他ノードに反映させている。図5(b)で
は、更新データを他ノードに反映させるタイミングは時
刻t3である。しかしこの方法では、以前に更新された
後、更新されなくなったページの更新データを、t3の
タイミング以前に通常処理と並行して、他ノードに反映
してしまうことにより、セマフォ解放時に、他ノードに
反映する必要のあるページを減らしている。図5(b)
では、ページA,Bは時刻t1には更新されたが、その
後更新されなくなったページである。時刻t1において
それまでに更新されたページのリストを作成し、その後
時刻t2までの間それらのページが更に更新されないか
どうかを、検査している。もし更に更新されたページが
あれば、それらを前記のリストから外す。時刻t2に達
した時点で、前記のリストに残っているページA,B上
の更新データを、通常処理と並行して他ノードに反映さ
せる。これにより時刻t3で更新データを他ノードに反
映させるページは、C,Dの2つだけになっているた
め、更新データの他ノードへの反映時間が短くなり、時
刻t4において、短時間で現在このノードで保持されて
いるノードセマフォのうち、そのノードセマフォに対応
したプロセスセマフォが、どのプロセスからも獲得され
ていないものを全て解放することができる。
【0051】尚、以上説明した本発明の実施形態は、単
一のプロセッサあるいはSMPを各ノードとする分散シ
ステムにおいて実現されるものである。本発明は、この
ソフトウェアによって実現される分散共有リソースの概
念をミドルウェアレベルで実現するものであり、具体的
にこのソフトウェアは、フロッピーディスク、磁気ディ
スク、CD−ROM、MO、DVD等の記憶媒体に記録
され、提供される。
【0052】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、分散共有型
のファイルマップ、セマフォ、プロセスの生成/終了の
各機能を持つ分散共有型のリソースを提供するシステム
であって、異なるノード上のプロセスが同一のファイル
を各々のプロセスのアドレス空間にマップして並列更新
する場合に、プロセスが分散共有型のセマフォを獲得
し、セマフォを獲得できたら分散共有型のファイルマッ
プ上のデータを更新し、ファイルマップ上のデータの更
新が済んでも獲得していたセマフォを、そのノードで保
持し続け、他ノードからそのセマフォの獲得要求を既定
数以上受けたら、ファイルマップ上の更新データを他ノ
ードに反映させ、更新データの反映が完了したら、保持
し続けていたセマフォを解放する手順をミドルウェアレ
ベルで実現するものであり、このことにより、従来は高
価な分散共有メモリ型マルチプロセッサ計算機やMPP
計算機でしか実行できなかった、大規模のDW/DMの
処理を、例えば、Windows等の安価な計算機を多
数接続した分散システム上で、容易にかつ高速に実行で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図、
【図2】本発明の実施形態の動作をタイムテーブル上に
示した図、
【図3】本発明の実施形態の動作をタイムテーブル上に
示した図、
【図4】本発明の実施形態の動作手順をフローチャート
で示した図、
【図5】本発明の実施形態の動作をタイムテーブル上に
示した図、
【図6】プロセスとセマフォの関係を示す図、
【図7】本発明の実施形態の動作手順をフローチャート
で示した図、
【符号の説明】
0(1,2,3)…ノード、4…ネットワーク、5
(6,7,8)…ディスク装置、9(10,11,1
2)…ファイル、13(14,15,16)…プロセス
nのアドレス空間、17(18,19,20)…ファイ
ルマップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白木原 敏雄 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードから構成される分散システ
    ムで、任意ノード上のプロセスが任意ノード上のファイ
    ルを自身のアドレス空間にマップしてプロセッサのロー
    ド/ストア命令によってアクセスし、任意ノード上のプ
    ロセス間でリソースへのアクセスを排他制御するととも
    に、任意ノード上のプロセスが任意ノード上に新たなプ
    ロセスを生成、もしくは任意ノード上で実行中のプロセ
    スを終了させ、上記システム全体でプロセスがファイル
    マップ、セマフォを共有することにより協調処理を行う
    仮想的な並列処理環境を提供することを特徴とする分散
    共有リソース管理方法。
  2. 【請求項2】 複数のノードから構成される分散システ
    ムで、任意のノード上のプロセスが、任意ノード上のフ
    ァイルを、自身のアドレス空間にマップしてプロセッサ
    のロード/ストア命令によってアクセスし、任意のノー
    ド上のプロセスによるリソースへのアクセスを排他制御
    するとともに、任意ノード上のプロセスが、任意のノー
    ド上に新たなプロセスを生成、もしくは任意ノード上で
    実行中のプロセスを終了させることのできる分散共有型
    のリソースを提供するシステムであって、異なるノード
    上のプロセスが同一のファイルを各々のプロセスのアド
    レス空間にマップして同時更新する場合に、(1) プ
    ロセスが分散共有型のセマフォを獲得し、(2) セマ
    フォを獲得できたら分散共有型のファイルマップ上のデ
    ータを更新し、(3) ファイルマップ上のデータの更
    新が済んでも獲得していたセマフォを、そのノードで保
    持し続け、(4) 他ノードからのそのセマフォの獲得
    要求を既定数以上受けたら、ファイルマップ上の更新デ
    ータを他ノードに反映させ、(5) 更新データの反映
    が完了したら、保持し続けていたセマフォを解放するこ
    とを特徴とする分散共有リソース管理方法。
  3. 【請求項3】 ファイルマップにアクセスするプロセス
    の数をノード毎にカウントし、異なるノード上のプロセ
    スが、同一のファイルを各々のプロセスのアドレス空間
    にマップして同時更新する場合に、(1) プロセスが
    セマフォを獲得し、(2) セマフォを獲得できたら分
    散共有型のファイルマップ上のデータを更新し、(3)
    ファイルマップの更新が済んでも獲得していたセマフ
    ォを、そのノードで保持し続け、(4) 他ノードから
    そのセマフォの獲得要求があった場合に、セマフォの獲
    得を要求したプロセスを待たせてしまうと、セマフォの
    獲得を要求したプロセスが実行中のノード上で実行可能
    なプロセスの数が、そのノード上に存在するプロセッサ
    の数より少なくなってしまう場合には、ファイルマップ
    上の更新データを他ノードに反映させ、(5) 更新デ
    ータの反映が完了したら、保持し続けていたセマフォを
    解放することを特徴とする分散共有リソース管理方法。
  4. 【請求項4】 異なるノード上のプロセスが、同一のフ
    ァイルを各々のプロセスのアドレス空間にマップして、
    同時更新する場合に、(1) プロセスがセマフォを獲
    得し、(2) セマフォを獲得できたら分散共有型のフ
    ァイルマップ上のデータを更新し、(3) ファイルマ
    ップ上のデータの更新が済んでも獲得していたセマフォ
    を、そのノードで保持し続け、(4) 他ノードからそ
    のセマフォの獲得要求があってから、既定時間以上経過
    した場合には、ファイルマップ上の更新データを他ノー
    ドに反映させ、(5) 更新データの反映が完了した
    ら、保持し続けていたセマフォを解放することを特徴と
    する分散共有リソース管理方法。
  5. 【請求項5】 異なるノード上のプロセスが、同一のフ
    ァイルを各々のプロセスのアドレス空間にマップして、
    同時更新する場合に、(1) プロセスがセマフォを獲
    得し、(2) セマフォを獲得できたら分散共有型のフ
    ァイルマップ上のデータを更新し、(3) ファイルマ
    ップ上のデータの更新が済んでも獲得していたセマフォ
    を、そのノードで保持し続け、(4) 他ノードからそ
    のセマフォの獲得要求があっても、セマフォの獲得を要
    求したプロセスを待たせておき、セマフォを保持してい
    るノード上に実行可能なプロセスが無くなった場合に、
    ファイルマップ上の更新データを他ノードに反映させ、
    (5) 更新データの反映が完了したら、保持し続けて
    いたセマフォを解放することを特徴とする分散共有リソ
    ース管理方法。
  6. 【請求項6】 複数のノードから構成される分散システ
    ムで、任意のノード上のプロセスが、任意ノード上のフ
    ァイルを、自身のアドレス空間にマップしてプロセッサ
    のロード/ストア命令によってアクセスし、任意のノー
    ド上のプロセスによるリソースへのアクセスを排他制御
    するとともに、任意ノード上のプロセスが、任意のノー
    ド上に新たなプロセスを生成、もしくは任意ノード上で
    実行中のプロセスを終了させることのできる分散共有型
    のリソースを提供する並列処理環境システムであって、
    異なるノード上のプロセスが、同一のファイルを各々の
    プロセスのアドレス空間にマップして同時更新する場合
    に、プロセスが共有リソースにアクセスするのを排他制
    御するためのプロセスセマフォと、プロセスセマフォと
    1対1に対応し、プロセスセマフォを保持しているノー
    ドを示すノードセマフォを持つことを特徴とする分散共
    有リソースを用いた並列処理環境提供システム。
  7. 【請求項7】 プロセスが共有リソースをアクセスする
    場合に、それを保護するためのセマフォを一組のプロセ
    スセマフォとノードセマフォで構成し、プロセスがプロ
    セスセマフォの獲得要求を行った場合に、そのプロセス
    セマフォに対応するノードセマフォが、そのノードに保
    持されていて、かつ、そのノード上で他にそのプロセス
    セマフォを既に獲得しているプロセスがなければ、その
    プロセスはそのプロセスセマフォを獲得して共有リソー
    スへのアクセスを許可され、そのプロセスセマフォに対
    応したノードセマフォが、そのノードに保持されていな
    ければ、他ノードにそのノードセマフォの獲得要求を出
    し、そのノードセマフォが獲得できたら、そのプロセス
    はそのプロセスセマフォを獲得することを特徴とする請
    求項6記載の分散共有リソースを用いた並列処理環境提
    供システム。
  8. 【請求項8】 プロセスがプロセスセマフォの解放を行
    った場合に、プロセスセマフォはそのプロセスから解放
    されるが、そのプロセスセマフォに対応したノードセマ
    フォは、そのノード上で保持を継続することを特徴とす
    る請求項6記載の分散共有リソースを用いた並列処理環
    境提供システム。
  9. 【請求項9】 複数のノードから構成される分散システ
    ムで、任意のノード上のプロセスが、任意ノード上のフ
    ァイルを、自身のアドレス空間にマップしてプロセッサ
    のロード/ストア命令によってアクセスし、任意のノー
    ド上のプロセスによるリソースへのアクセスを排他制御
    するとともに、任意ノード上のプロセスが、任意のノー
    ド上に新たなプロセスを生成、もしくは任意ノード上で
    実行中のプロセスを終了させることのできる分散共有型
    のリソースを提供するシステムであって、 異なるノード上のプロセスが、同一のファイルを各々の
    プロセスのアドレス空間にマップして、並列更新する場
    合に、ファイルマップ上の更新データを他ノードに反映
    させて、そのノードで保持しているノードセマフォのう
    ち、そのノードセマフォに対応しているプロセスセマフ
    ォがいかなるプロセスからも獲得されていないノードセ
    マフォを全て解放する処理の前に、(1) 事前に更新
    データを含むページのリストを作成し、(2) 既定時
    間の間、それらのページが更新されたか否かを監視し、
    更新されたページは前記リストから削除し、(3) 既
    定時間経過後に前記リストに残ったページ上の更新デー
    タを、通常処理と並行して他ノードに反映させておくこ
    とにより、他ノードに更新データを反映する必要のある
    ページを減らしておき、(4) 前記ノードセマフォを
    解放する場合には、ファイルマップ上の残りの更新デー
    タを他ノードに反映させて、そのノードで保持している
    ノードセマフォのうち、そのノードセマフォに対応して
    いるプロセスセマフォがいかなるプロセスからも獲得さ
    れていないものを全て解放することにより、ノードセマ
    フォの解放時間を短縮することを特徴とする分散共有リ
    ソース管理方法。
  10. 【請求項10】 複数のノードから構成される分散シス
    テムで、任意のノード上のプロセスが、任意ノード上の
    ファイルを、自身のアドレス空間にマップしてプロセッ
    サのロード/ストア命令によってアクセスし、任意のノ
    ード上のプロセスによるリソースへのアクセスを排他制
    御するとともに、任意ノード上のプロセスが、任意のノ
    ード上に新たなプロセスを生成、もしくは任意ノード上
    で実行中のプロセスを終了させることのできる分散共有
    型のリソースを提供し、プロセスが各リソースに対しア
    クセスするのを排他制御するためのプロセスセマフォ
    と、プロセスセマフォと1対1に対応し、プロセスセマ
    フォを保持しているノードを示すノードセマフォを持
    ち、プロセスセマフォの獲得を要求するステップと、獲
    得要求されたプロセスセマフォに対応するノードセマフ
    ォがそのノード上に保持されているか否か調べるステッ
    プと、保持されている場合には、そのプロセスセマフォ
    を獲得し、保持していない場合には、他ノードに対して
    ノードセマフォの獲得を要求するステップと、そのノー
    ドセマフォの獲得を待ち、ノードセマフォが獲得された
    ら、そのプロセスセマフォが他のプロセスに獲得されて
    いるか否かを調べるステップと、そのプロセスセマフォ
    が他のプロセスに獲得されていれば、それが解放される
    のを待ち、そのプロセスセマフォが他のプロセスから解
    放されたときにそのプロセスセマフォを獲得するステッ
    プとがプログラムされ記録されるコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 複数のノードから構成される分散シス
    テムで、任意のノード上のプロセスが、任意ノード上の
    ファイルを、自身のアドレス空間にマップしてプロセッ
    サのロード/ストア命令によってアクセスし、任意のノ
    ード上のプロセスによるリソースへのアクセスを排他制
    御するとともに、任意ノード上のプロセスが、任意のノ
    ード上に新たなプロセスを生成、もしくは任意ノード上
    で実行中のプロセスを終了させることのできる分散共有
    型のリソースを提供し、プロセスが各リソースに対しア
    クセスするのを排他制御するプロセスセマフォと、プロ
    セスセマフォと1対1に対応し、プロセスセマフォを保
    持しているノードを示すノードセマフォを持ち、データ
    Aを保護するプロセスセマフォAを獲得してデータAを
    更新するステップと、プロセスセマフォAを解放してデ
    ータBを保護するプロセスセマフォBを獲得してデータ
    Bを更新し、プロセスセマフォBを解放するステップ
    と、プロセスセマフォA,Bに対応するノードセマフォ
    A,Bを解放するために更新されたデータA,Bを他ノ
    ードに反映させ、ノードセマフォA,Bを解放するステ
    ップとがプログラムされ記録されるコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
JP9298064A 1997-10-30 1997-10-30 分散共有リソース管理方法ならびに並列処理環境提供システム、及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体 Pending JPH11134206A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190015817A (ko) * 2017-08-07 2019-02-15 주식회사 케이티 미들웨어를 이용한 모니터링 방법, 장치 및 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190015817A (ko) * 2017-08-07 2019-02-15 주식회사 케이티 미들웨어를 이용한 모니터링 방법, 장치 및 시스템

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