JPH11133903A - 回転体用イルミネーション装置 - Google Patents

回転体用イルミネーション装置

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JPH11133903A
JPH11133903A JP9314350A JP31435097A JPH11133903A JP H11133903 A JPH11133903 A JP H11133903A JP 9314350 A JP9314350 A JP 9314350A JP 31435097 A JP31435097 A JP 31435097A JP H11133903 A JPH11133903 A JP H11133903A
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Hideo Nakajima
英夫 中陦
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車の車輪などの回転体に取付けることに
より、観者の強い興味を引くと共に、交通安全などにも
役立つイルミネーション装置を提供すること。 【解決手段】 本イルミネーション装置は、回転体(1
1)に取り付ける本体2と、その本体2に整列された発
光体素子群3と、発光体素子群3を予め設定された基準
により発光させる制御手段(20)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車の車輪などの
回転体に取り付けられるイルミネーション装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、健康の維持や増進のために自転車
を使用したサイクリングがその簡便性から見直され、老
若男女を問わず多くの人々が自転車に乗る姿を街や郊外
で見受けられる。しかし自転車に乗る者の人数および範
囲が広がるにつれ、交通事故も増大する傾向にある。一
般に雨天、濃霧、夕暮、夜間においての交通安全対策と
しては、前照灯および尾灯の点灯が有用であるが、側面
に対する対策については十分とは言えないのが実状であ
る。一方、自転車はこのように手軽なスポーツ対象とし
て多くの人に愛用されているが、単純であるので飽きや
すいという面もある。そのため種々の付属物やアクセサ
リーが市販されているが、特に大きく興味を引くものは
これまでには見当たらなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は自転車
におけるこのような問題を解決するため、その車輪に取
り付ける特別なイルミネーション装置を提供することを
主な課題とするものである。なお、本発明のイルミネー
ション装置は自転車の車輪以外に、例えば遊園地のゴー
カートの車輪など、他の回転体にも適用できるものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1に記載
の発明は、回転体に取り付ける本体と、その本体に整列
された発光体素子群と、それら発光体素子群を予め設定
された基準により発光させる制御手段を備えていること
を特徴とする回転体用イルミネーション装置である。上
記イルミネーション装置を回転体に取り付けることによ
り、回転体の回転に伴って発光した発光体素子群が綺麗
な軌跡を描くので、回転体の側面を遠方から見てもよく
目立ち、興味を強く引きつける効果がある。また、娯楽
用具としても極めて価値がある。
【0005】請求項2に記載の発明は、回転体(11)
自体の表面に直接に取付または埋設して整列された発光
体素子群3と、該発光体素子群3を予め設定された基準
により発光させる制御手段(20)を備えていることを
特徴とする回転体用イルミネーション装置である。この
ように構成することにより、例えば自転車の車輪のフレ
ーム及びスポークがプラスチックの成形体からなる場合
に、その表面に発光体素子群3を直接埋設または取付け
ることが可能となるので、違和感のない、体裁のよいイ
ルミネーション装置を提供できる。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明の好ましい実施の形態であって、
回転体の回転角度を検出する回転角度検出手段をさらに
備え、制御手段が回転角度検出手段により検出される回
転角度に応じて発光体素子群の発光を制御するようにし
たことを特徴とするものである。このように回転角度に
応じて発光体素子群の発光を制御することにより、回転
速度が変化しても同一のイルミネーシンを形成できると
共に、制御手段により種々のイルミネーションパターン
を形成させることができるので、より一層興味を引く装
置を構成することができる。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明の好ましい実施の形態であって、整列した発光体
素子群を有する本体を複数組み合わせてなり、それら本
体を回転体の所定位置に取り付けて回転角度に応じて発
光体素子群を制御するようにしたことを特徴とするもの
である。このように構成すると、回転体の回転によりさ
らに複雑で綺麗なイルミネーションパターンを形成でき
る装置とすることができる。
【0008】請求項5に記載の発明は、上記いずれかに
記載の発明の好ましい実施の形態であって、回転体が自
転車の車輪であることを特徴とするものである。このよ
うに本発明のイルミネーション装置を自転車の車輪に取
り付けることにより、自転車に対する側方からの安全対
策に供することができると共に、強い興味を引く娯楽用
としても使用することができる。請求項6に記載の発明
は、上記いずれかに記載の発明の実施の形態であって、
発光体の電源として回転体の回転により発電する発電装
置または本体に設けた電池装置を使用することを特徴と
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明のイルミネーション
装置の1例を示す斜視図である。イルミネーション装置
1は、自転車の車輪などの回転体に取り付ける本体2
と、該本体2に複数の発光体素子を整列した発光体素子
群3を備えている。発光体素子の数は多いほど表示が鮮
明になるので好ましいが、上限は寸法的な制約から定め
られる。そしてこの発光体素子群3は、本体2内に収容
された制御手段(後述)で予め設定された基準により発
光される。なお本体2の側部には、制御手段の電源装置
としての電池を収容する電池収容部4、および制御手段
の制御プログラム等を外部から設定したり変更するため
や、発光体素子群3の複数使用時の相互間信号授受をす
る防水型の蓋付きのコネクタ5が設けられる。収容され
る電池は交換可能とされ、所望によりその端子電圧を検
出する電圧センサを設けて、電圧低下時に警報表示など
を行うこともできる。
【0010】本体2はこの例では自転車の車輪における
2本のスポークに取り付けられるように上側の幅が下側
より拡大され、その表面中央部に縦長の発光体素子取付
部6が設けられている。そして、発光体素子取付部6の
中央部に発光体素子群3が縦方向1列に設けられてい
る。また本体2の上下2箇所において、横に細長く両端
部が浮き上がった板状の取付部材7,7がネジ8により
着脱自在に取り付けられている。さらに本体2の上部に
は、回転体の回転角度を検出するための検出部9が設け
られる。
【0011】図2は図1のイルミネーション装置1を自
転車10の前輪11におけるスポーク12に取り付けた
状態を示す図である。取り付けに際しては、先ず取付部
材7,7をそれぞれのネジ8を外すことにより緩め、ま
たは取り外し、両端部の浮き上がった部分の内側に2本
のスポーク12を収め、次いでネジ8を締めつけること
により本体2の取り付けが完了する。なお、イルミネー
ション装置1は図2のように前輪11の片面のみなら
ず、両面にそれぞれ取り付けることもできる。さらに前
輪11の代わり、またはそれと共に後輪の片面もしくは
両面にイルミネーション装置1を取り付けることもでき
る。さらには本体2に貫通孔を設け、その貫通孔内に発
光体素子を挿入することにより車輪の両側からそれを見
ることもできる。次に、自転車の車輪がプラスチックの
成形体からなる場合には、その車輪の両側面に発光体素
子群3,検出部9を取り付けるための取付孔を設けてお
くことができる。この場合には、前述の取付部材等を省
略できる。
【0012】図1において、発光体素子群3を構成する
各発光体素子としては、小型で高い輝度を有する素子、
例えばLED素子を使用することができる。また、半導
体レーザー素子も使用できる。素子の発光色は、黄また
はオレンジが雨天,夕暮,霧中などにおいても見やすい
ので好ましいが、赤,青なども使用できる。発光体素子
の整列形態は図1のように1列でもよいが、複数列を平
行に整列したり、Y型、十字型、円形などに整列するこ
ともできる。さらに面状に整列することもできる。ま
た、本体2を軟質樹脂等のフレキシブルな材料で平面と
し、その本体2に発光体素子を分散配置してもよい。
【0013】回転体の回転角度を検出するための検出部
9としては、例えば自転車の車輪に対するホーク13
(図2参照)の相対的通過を光の反射変化としてパルス
状に検出する光センサや、磁気変化としてパルス状に検
出する磁気センサのような非接触型センサが好ましい
が、マイクロスイッチのような接触型センサでもよい。
このようなパルス型の検出部9を使用する場合は、後述
するように、パルス検出時の時間経過で回転角度を演算
することができる。さらに回転エンコーダのように、直
接回転角度を検出できるものを使用してもよい。
【0014】制御手段(およびそれによって制御される
発光体素子群3)に電源を供給する電源装置としては、
前記のように本体2内に電池を設ける方法でもよいが、
回転体の回転により発電する発電装置から電源供給をす
ることもできる。例えば自転車の場合、発電装置として
前照灯用の発電器から分岐配線をすることができる。さ
らに図3のように、本発明のイルミネーション装置用に
発電装置を別途設けることもできる。
【0015】図3は図2に示す自転車10の前輪11に
おけるハブ14部分に発電装置を取り付けた例である。
ホーク13に連結された固定軸15に回転自在にハブ1
4が軸支され、そのハブ14と共にスポーク12および
本体2が回転する。固定軸15には内周面に歯部を形成
した皿形の内歯車16が固定され、その内歯車16に小
歯車17が噛合されている。小歯車17の回転軸は本体
2内に延長され、そこに取り付けた発電器18に連結さ
れている。したがって、前輪11が回転すると小歯車1
7が公転しながら自転するので、発電器18が回転駆動
して発電が行われる。なお、回転体の回転により発電す
る発電装置を設ける場合には、発電装置に並列に小型の
充填式バッテリー(例えばリチウムイオンバッテリー)
を接続してもよい。
【0016】図4は本発明の回転体用イルミネーション
装置1を回転体に120度間隔で3組取り付けた例を模
式的に示す図である。この例は回転体の回転角度を検出
し、その検出値に応じて制御装置がそれぞれの発光体素
子群3の各発光体素子を選択的に点滅し、図示のような
静止した三角形のイルミネーションパターンを形成する
ものである。すなわち、回転体に取り付けられた3組の
始めの位置をA,B,Cとすると、その状態では3組共
に一番外側の発光体素子を点灯させる。次に、発光体素
子群3がその位置から60度回転してa,b,cの位置
になったときは、図示のように3組共に一番内側の発光
体素子を点灯させる。また、A,B,Cとa,b,cの
中間位置では、角度に応じて中間に位置する発光体素子
を点灯させる。
【0017】このような各発光体素子の点滅制御を行う
ことにより、図示のような三角形の光の軌跡が形成され
る。また、各発光体素子の点滅タイミングを車輪の回転
速度に非同期とすれば、三角形が車輪と同方向または逆
方向に回転するイルミネーションパターンを形成するこ
とができる。なお、図4の例のように回転体用イルミネ
ーション装置1を3組設ける代わりに、1つの車輪の側
面をほぼ覆う本体2に120度ずらせた3つの発光体素
子群3を設けたものを使用することもできる。
【0018】図5〜丸内の30は、本発明の回転体用イ
ルミネーション装置を1組または複数組使用して、図4
と同様な手法により形成可能な種々のイルミネーション
パターンの例である。これらにおいて、実線は静止した
イルミネーションパターンを示し、点線はそのパターン
が回転,位置移動,伸縮等の変化する状態を示す。ま
た、回転方向が車輪の回転方向であっても、その逆方向
であってもよい。位置の移動は円に沿ってする場合、十
字に沿って、或いは上下に揺動、左右に往復移動、その
他いろいろな変化が考えられる。
【0019】は静止円、は静止三角および回転する
(正転、逆転を含む、以下他のパターンも同様)三角で
ある。(スペード、ハートであってもよい)は四角形
(またはダイヤ形)、は星形、は桜の花びら模様、
は帯状円または二重円、は渦巻き、はその逆渦巻
き、は二重円の直径が縮小および拡大するパターン、
丸内の10(以下、丸内を省略する)は小円が中心の回り
に回転するパターン、11は星形(または三角形)が同様
に回転、12は弧状体が位置変化するパターン、13は長円
が回転移動するパターン、14は太鼓形が伸縮,回転等の
変化をするパターン、15は長円が同様に伸縮,回転等の
変化をするパターン、16は四つの小円が上下左右に移
動,回転するパターン、17は弧状体が尺取り虫のように
上下等に移動するパターン、18は鼓形が伸縮,回転する
パターン、19は足跡形が移動するパターン、20は棒状体
が揺動するパターン、21は棒状体が左右に移動および揺
動するパターン、22は棒状体が縦の状態で左右にまた
は、横の状態で上下に移動するパターン、23は棒状体が
左右にまたは上下に往復移動するパターン、24は縦棒が
上端または下端を中心に左右に揺動するパターン、25は
多数の小円による十字体が縮小拡大位置変更するパター
ン、26は鳥形が羽ばたくパターン、27はサッカーボール
形、28はY字形、29はクローバ形、30は速度表示であ
る。その他として、スネークモーション(蛇歩き)等が
考えられる。
【0020】図6は図1の回転体用イルミネーション装
置に使用される制御装置のブロック図である。制御装置
20は、電源装置(図示せず)からの電源を装置に供給
する電源スイッチ21、発光体素子の点滅を回転体の回
転に連動させるか否かを選択する回転連動選択スイッチ
22、検出部9からパルスが発生しているか否かを判定
するパルス有無判定部23、該パルス有無判定部23の
判定基準となるパルス間隔の下限値を設定するパルス間
隔下限設定部24、パルス有無判定部23からのパルス
有り信号により作動状態となり、回転体の回転角度を演
算する回転角度演算部25、回転時のイルミネーション
パターンを記憶している記憶部26、非回転時のイルミ
ネーションパターンを記憶している記憶部27、非連動
時のイルミネーションパターンを記憶している記憶部2
8、記憶部26のイルミネーションパターンと回転角度
演算部25からの回転角度、または記憶部27もしくは
記憶部28から、それぞれに応じて発光体素子の点滅タ
イミングを演算して出力する点滅制御部29を備えてい
る。そして検出部9と回転角度演算部25により、回転
角度検出手段が構成される。
【0021】なお回転角度演算部25は、例えば検出部
9からの一発目のパルスで演算を開始し、パルス間の時
間を回転体の360度回転時間として回転角度を演算す
る。上記のうち電源スイッチ21および回転連動選択ス
イッチ22は、本体2の外部から操作できるようにする
こともできる。なお、回転をパルスとして検出する検出
部9の代わりに回転エンコーダなどを使用し、直接回転
角度を出力する回転角度検出手段を使用する場合には、
図6におけるパルス有無判定部23と回転角度演算部2
5を使用せず、点線のように回転角度検出装置30から
の回転角度検出出力を直接点滅制御部29に入力すると
共に、回転角度検出装置30からの非回転信号を記憶部
27に入力する。この非回転信号は、回転エンコーダに
回転ゼロ(または設定された最低回転速度以下)を出力
する手段を設けることにより行われる。
【0022】制御装置20の制御部本体は、好ましくは
マイクロコンピュータなどの超小型の計算機が使用され
る。また記憶装置26,27および28はRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)またはROM(リードオンリメモ
リ)が使用され、その他の演算プログラム等はROMま
たはRAMが使用される。そしてこれら記憶装置や演算
部等は、1個または複数個の大規模集積回路に収めるこ
とができる。
【0023】図7は図6の制御装置にマイクロコンピュ
ータを使用した場合の制御フローチャートの例である。
次に図7を参照しながら、図6の制御装置の作用を説明
する。先ずステップS1において、予め各記憶装置にイ
ルミネーションパターンを記憶する。すなわち記憶装置
26には、回転体が回転しているときに表示すべきイル
ミネーションパターン(例えば図5に示す何れかのパタ
ーン)を読み込む。なおこの読み込み操作は、図示しな
い携帯型キーボードを図1に示したコネクタ5に接続し
て行う。
【0024】記憶装置27には、回転体が停止もしくは
略停止している時に表示したいイルミネーションパター
ンを、例えば図5に示す中から選択して記憶する。その
パターンは静的なものでもよいし、一定速度で移動もし
くは形状変化するような動的なものでもよい。記憶装置
28には、回転角度に関係なく表示したいイルミネーシ
ョンパターンを、例えば図5に示す中から選択して記憶
する。この場合も記憶装置27と同様に、静的または動
的いずれも可能である。
【0025】次にステップS2において、電源スイッチ
がオンになっていることを確認してステップS3に移
る。ステップS3では回転連動選択スイッチ22が回転
にイルミネーションパターンを連動させるか否かの選択
を確認し、連動を選択している場合はステップS4に進
み、非連動を選択している場合はステップS9に進む。
なおステップS9では、記憶装置28に記憶しているイ
ルミネーションパターンを読み出して後述するステップ
S7に進む。ステップS4では検出部9からのパルス間
隔がパルス間隔下限設定部24の設定値より小さいか否
かを判定し、もし小さい場合はパルス有り(回転体が規
定以上の速度で回転している)と判定してステップS7
に進み、小さくない場合はパルス無し(回転体が規定以
下の速度で回転しているかまたは停止している)と判定
してステップS10に進む。なおステップS10では、
記憶装置27に記憶しているイルミネーションパターン
を読み出して、後述するステップS7に進む。
【0026】ステップS5では、回転角度演算部25に
より検出部9からのパルスにより回転体の回転角度を演
算する。(この演算結果は、ステップS7における演算
に使用される。)そして演算が終了したら、ステップS
6に進む。なおパルス型の検出部9の代わりに、前記の
ような回転角度検出装置30を使用するときには、ステ
ップS3からステップS11を経由して、ステップS6
に進む。ステップS6では、記憶装置26に記憶してい
るイルミネーションパターンを読み出し、次のステップ
S7に進む。
【0027】ステップS7では、点滅制御部29による
各発光体素子の点滅タイミングの演算が行われる。この
演算は、各記憶装置の選択とその記憶内容により異なる
演算が行われる。例えば、回転体が回転している場合は
ステップS6からの指令により記憶装置26に記憶して
いるイルミネーションパターン(例えば図4の三角形パ
ターン)と、ステップS5(またはステップS11)か
らの回転角度情報に基づいて、回転角度に同期するかま
たは非同期したイルミネーションパターンを形成するた
めのタイミングを演算する。一方、回転体と非連動のス
テップS9からの指令により、記憶装置28に記憶して
いる内容に基づいたイルミネーションパターンを形成す
るためのタイミングを演算する。
【0028】また、回転体が停止もしくは略停止してい
る時のステップS10からの指令により記憶装置27に
記憶している内容に基づいたイルミネーションパターン
を形成するためのタイミングを演算する。ステップS7
の演算が終了するとステップS8に進み、点滅タインミ
ング指令を各発光体素子に出力する。ステップS8が終
了したら、ステップS3に戻り以下同様のステップを繰
り返す。
【0029】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載のイルミ
ネーション装置を回転体に取り付けることにより、回転
体の回転に伴って発光した発光体素子群が綺麗な軌跡を
描くので、回転体の側面を遠方から見てもよく目立ち、
興味を強く引きつける効果があると共に、娯楽用具とし
ても極めて価値がある。また請求項2に記載の発明によ
れば、例えば自転車の車輪のフレーム及びスポークがプ
ラスチックの成形体からなる場合に、その表面に発光体
素子群3を直接埋設または取付けることが可能となるの
で、違和感のない、体裁のよいイルミネーション装置を
提供できる。
【0030】次に請求項3に記載の発明によれば、回転
角度に応じて発光体素子群の発光を制御することによ
り、種々のイルミネーションパターンを形成させること
ができるので、より一層興味を引く装置を構成すること
ができる。さらに請求項4に記載の発明によれば、回転
体の回転によりさらに複雑で綺麗なイルミネーションパ
ターンを形成できる装置とすることができる。次に請求
項5に記載の発明のように、回転体として自転車の車輪
に本発明を適用した場合は、自転車の特に側方からの安
全対策に供することができると共に、強い興味を引く娯
楽用としても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイルミネーション装置の1例を示す斜
視図。
【図2】図1のイルミネーション装置1を自転車10に
おける前輪11のスポーク12に取り付けた状態を示す
図。
【図3】図2に示す自転車10における前輪11のハブ
14部分に発電装置を取り付けた例を示す拡大図。
【図4】本発明の回転体用イルミネーション装置1を回
転体に120度間隔で3組取り付けた例を模式的に示す
図。
【図5】本発明の回転体用イルミネーション装置を1組
または複数組使用し、図4と同様な手法により形成可能
な種々のイルミネーションパターンの模式的な図。
【図6】図1の回転体用イルミネーション装置に使用さ
れる制御装置のブロック図。
【図7】図6の制御装置の制御フローチャート。
【符号の説明】
1 イルミネーション装置 2 本体 3 発光体素子群 4 電池収容部 5 コネクタ 6 発光体素子取付部 7 取付部材 8 ネジ 9 検出部 10 自転車 11 前輪 12 スポーク 13 ホーク 14 ハブ 15 固定軸 16 内歯車 17 小歯車 18 発電器 20 制御装置 21 電源スイッチ 22 回転連動選択スイッチ 23 パルス有無判定部 24 パルス間隔下限設定部 25 回転角度演算部 26 記憶部 27 記憶部 28 記憶部 29 点滅制御部 30 回転角度検出装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体(11)に取り付ける本体2と、
    該本体2に整列された発光体素子群3と、該発光体素子
    群3を予め設定された基準により発光させる制御手段
    (20)を備えていることを特徴とする回転体用イルミ
    ネーション装置。
  2. 【請求項2】 回転体(11)自体の表面に直接に取付
    または埋設して整列された発光体素子群3と、該発光体
    素子群3を予め設定された基準により発光させる制御手
    段(20)を備えていることを特徴とする回転体用イル
    ミネーション装置。
  3. 【請求項3】 回転体(11)の回転角度を検出する回
    転角度検出手段(9、25、30)をさらに備え、制御
    手段(20)が回転角度検出手段(9、25、30)に
    より検出される回転角度に応じて発光体素子群3の発光
    を制御するようにした請求項1または請求項2に記載の
    回転体用イルミネーション装置。
  4. 【請求項4】 整列された発光体素子群3を有する本体
    2を複数組み合わせてなり、それら本体2を回転体(1
    1)の所定位置に取り付けて回転角度に応じて発光体素
    子群3を制御するようにした請求項3に記載の回転体用
    イルミネーション装置。
  5. 【請求項5】 回転体(11)が自転車10の車輪であ
    る請求項1〜請求項4のいずれかに記載の回転体用イル
    ミネーション装置。
  6. 【請求項6】 発光体の電源として回転体(11)の回
    転により発電する発電装置または本体2に設けた電池装
    置を使用する請求項1〜請求項5のいずれかに記載の回
    転体用イルミネーション装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021172334A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 中信戴▲か▼股▲ふん▼有限公司CITIC Dicastal Co., Ltd ホイール画像形成角度監視装置
US11724647B2 (en) 2020-04-03 2023-08-15 Citic Dicastal Co., Ltd. Rotary imaging device for wheels and automobile

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