JPH11132545A - 風向調整装置および空気清浄装置 - Google Patents

風向調整装置および空気清浄装置

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JPH11132545A
JPH11132545A JP30123897A JP30123897A JPH11132545A JP H11132545 A JPH11132545 A JP H11132545A JP 30123897 A JP30123897 A JP 30123897A JP 30123897 A JP30123897 A JP 30123897A JP H11132545 A JPH11132545 A JP H11132545A
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air volume
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明久 柿本
Shunichi Nunokawa
俊一 布川
Yasuhiro Oda
康弘 小田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気清浄装置等で、ハウジングの吹出口からの
吹出風は、大風量時に騒音が大きい。 【解決手段】本空気清浄装置1では、ハウジング10上
面の吹出口12aに、本風向調整装置30を備えた。風
向調整装置30は、吹出風を偏向させるフラップ31を
有する。フラップ31をステッピングモータ32によっ
て、吹出風の風量に応じて制御する。大風量時に、偏向
角度D1を相対的に小さくする。 【効果】吹出口が上面にある空気清浄装置に好適。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】空気清浄装置、および空気清
浄装置等のハウジングからの吹出風の方向を調整する風
向調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】風向調整装置は、例えば、空気清浄装置
等のハウジングの空気吹出口に設けられて、吹出風の方
向を偏向させて規制するための板状のルーバを備えてい
る。また、このルーバの傾きをモータ等を含む駆動機構
によって変化できるようにして、規制される吹出風の方
向を連続的に変化させることができるものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、吹出風の風
量が大きくなると、ルーバが吹出風を偏向する際に、騒
音が生じることがある。特に、偏向角度が大きい場合
に、騒音が大きくなる傾向にある。また、吹出風の風量
が大きくなると、ユーザに対して吹出風が当たることに
よって生ずる不快なドラフト感を与えることもある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、吹出風の風量が大きい場合の騒音を抑制で
きる風向調整装置と、これを備えた空気清浄装置とを提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明の風向調整装置は、吹出風の
偏向角度を異ならせるように吹出口に変位可能に設けら
れて吹出口からの吹出風の方向を規制する風向規制部材
と、この風向規制部材を変位させる駆動機構と、駆動機
構を制御する制御手段とを備えた風向調整装置におい
て、上記制御手段は、吹出風の風量に応じた偏向角度に
なるように、駆動機構を制御することを特徴とする。
【0006】この構成によれば、以下の作用を奏する。
すなわち、吹出風を風量に応じた偏向角度にできるの
で、吹出風をきめ細かく調整できる結果、例えば、大風
量での騒音を低減することができる。なお、吹出風の偏
向角度とは、吹出風が風向規制部材を通過する直前の流
れ方向と、通過直後の流れ方向とでなす角度であり、0
度の場合を含んでもよい。
【0007】請求項2にかかる発明の風向調整装置は、
請求項1記載の風向調整装置において、上記制御手段
は、吹出風の風量が大なるときの偏向角度を、吹出風の
風量が小なるときの偏向角度よりも小さくすることを特
徴とする。この構成によれば、請求項1に記載の発明の
作用に加えて、以下の作用を奏する。すなわち、大風量
での偏向角度を確実に小さくできるので、大風量且つ大
偏向角度の際に生じる騒音を確実に低減することができ
る。
【0008】なお、吹出風の風量の大小に対する偏向角
度の大小関係は、例えば、吹出風の最大風量での偏向角
度と、吹出風の最小風量での偏向角度との間に、上述の
大小関係があればよい。請求項3にかかる発明の風向調
整装置は、請求項1または2に記載の風向調整装置にお
いて、上記制御手段は、風向規制部材を所定の変動範囲
で往復変位させるとともに、吹出風の風量が大なるとき
の偏向角度の変動範囲の幅を、吹出風の風量が小なると
きの偏向角度の変動範囲の幅よりも小さくすることを特
徴とする。
【0009】この構成によれば、請求項1または2に記
載の発明の作用に加えて、以下の作用を奏する。すなわ
ち、大風量で偏向角度の変動範囲の幅を小さくしている
ので、変動範囲のなかで最も大きい偏向角度を小さくす
ることができる。その結果、吹出風の過度な偏向を防止
できるので、上述の騒音をより一層確実に低減すること
ができる。
【0010】なお、大風量のときの変動範囲のなかで最
も大きい偏向角度が、小風量のときの変動範囲のなかで
最も大きい偏向角度よりも小さくできればより好まし
い。請求項4にかかる発明の空気清浄装置は、請求項3
記載の風向調整装置と、この風向調整装置が設けられた
吹出口を上面に有するハウジングとを備えたことを特徴
とする。
【0011】この構成によれば、請求項3記載の発明の
作用に加えて、以下の作用を奏する。すなわち、上面に
ある吹出口では、一般に吹出風を前方へ促すことが必要
である関係上、吹出風の偏向角度が大きくなって、騒音
が大きくなる傾向にある。このような場合でも、大風量
での騒音を抑えることができ、しかも、上面にある吹出
口からの吹出風は主に上方に向くので、吹出風によるド
ラフト感をユーザが受け難い快適な空気清浄装置を得る
ことができる。
【0012】請求項5にかかる発明の風向調整装置は、
吹出風の偏向角度を異ならせるように吹出口に変位可能
に設けられて吹出口からの吹出風の方向を規制する風向
規制部材と、この風向規制部材を変位させる駆動機構
と、駆動機構を制御する制御手段とを備えた風向調整装
置において、上記制御手段は、運転風量が最大風量未満
で予め定められた風量以下になるときに、駆動機構を停
止させておくことを特徴とする。
【0013】この構成によれば、以下の作用を奏する。
すなわち、一般に、風量が小さくなると、風による騒音
が減少するので、風向規制部材を駆動する際に生ずる駆
動音が体感上大きくなって耳障りになってくる傾向にあ
る。そこで、風量が比較的小さいときに、駆動機構を停
止させておくことによって、駆動音による耳障りな騒音
の発生を確実に抑制するようにした。
【0014】また、制御手段は、駆動機構を停止させて
おくときに、駆動機構を駆動する操作を受け付けなくし
ている場合には、上述の作用効果を確実に得られてより
好ましい。請求項6にかかる発明の風向調整装置は、請
求項5記載の風向調整装置において、予め定められた風
量は、最小風量とすることを特徴とする。
【0015】この構成によれば、請求項5記載の発明の
作用に加えて、以下の作用を奏する。すなわち、運転風
量が最小風量のときには、上述の駆動音が体感上最も耳
障りである。この最も耳障りな駆動音の発生を確実に防
止できるので、最小風量のときに低騒音を確実に得るこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を添付
図面を参照しつつ説明する。以下では、光触媒が汚染物
質を浄化する機能と、イオン化による塵埃除去機能とを
有した空気清浄装置1を例に説明する。図1は、本発明
の一実施の形態の空気清浄装置の分解斜視図である。図
2は、図1の空気清浄装置の概略構成の断面側面図であ
る。
【0017】空気清浄装置1は、内部に空気風路を区画
する箱状のハウジング10と、ハウジング10内の空気
風路に風を流す送風手段としての送風ファン27とを備
えている。ハウジング10は、前ケース11と後ケース
12とで構成され、空気風路の入口となる吸込口11a
が前ケース11前面に形成されている。また、後ケース
の、空気風路の途中となる部分に送風ファン27が設け
られ、後ケース12の上面12eに空気風路の出口とな
る吹出口12aが形成されている。この吹出口12aに
は、吹出口12aからの吹出風の方向を規制するための
風向調整装置30が備えられている。
【0018】送風ファン27は、例えば、所定の方向の
通気流を生成するためのシロッコファンからなり、送風
ファン用モータ28で回転駆動される。送風ファン27
は、後ケース12の後部に一体に形成されたケーシング
12d内に取りつけられている。ケーシング12dは、
空気風路の一部を区画し、前面に前ケース11内につな
がる開口を有し、また、上方の吹出口12aに連通して
いる。
【0019】空気風路は、吸込口11aから、前ケース
11内、後ケース12内を前から後ろへ流れて、ケーシ
ング12d内で方向を上方に向けて、吹出口12aに至
る風路である。送風ファン27に入るまでの空気風路の
部分で、空気は浄化手段20によって浄化される。浄化
手段20は、ハウジング10内で空気風路に沿って順に
配置された以下の各部によって構成されている。すなわ
ち、比較的大きなごみや塵を除去するためのプレフィル
タ21と、空気風路に沿う流れ(通気流)中の塵埃粒子
をイオン化するイオン化部22と、イオン化された塵埃
粒子を吸着する静電フィルタ23aおよび光触媒を担持
した脱臭フィルタ23bを含むロールフィルタ23と、
光触媒を保持するための光触媒エレメント25と、光触
媒エレメント25等に紫外線を照射して光触媒を励起さ
せることによって汚染物質を浄化させるための光源26
とが、通気流の流れ方向の上流から下流に向けて配置さ
れている。
【0020】イオン化部22は、通気流方向と直交する
方向に延び且つ互いに平行な複数の放電線としてのイオ
ン化線22aと、これらのイオン化線22aを挟んで対
向配置された各一対の対向極板22bとを備えている。
イオン化部22は、コロナ放電により生成するイオンシ
ャワーにより通気流中の塵埃粒子を帯電させる。帯電さ
れた塵埃粒子は、静電フィルタ23aによって電気的に
吸着される。
【0021】光触媒エレメント25は、紫外線の照射を
受けて臭い成分等を分解する光触媒を、通気面を有する
光触媒担持体の表面または内部に担持している。光触媒
は、光を吸収してそのエネルギを反応物質に与えて化学
反応をおこさせる物質を意味し、具体的には、アナター
ス型の結晶構造を有する酸化チタン(TiO2 )、酸化
亜鉛(ZnO)および酸化タングステン(WO3 )を例
示できる。光源26は、例えば、波長320〜420n
mの光を発することができ、この光が、光触媒を活性化
させて汚染物質を浄化することができる。
【0022】この空気清浄装置1によれば、送風ファン
27を運転すると、空気は、吸込口11aから吸い込ま
れ、上述の空気風路を流れる間に、プレフィルタ21で
比較的大きな塵埃が捕獲され、細かな塵埃がイオン化部
22で帯電されて静電フィルタ23aで捕獲され、臭い
成分等の汚染物質が光触媒エレメント25および脱臭フ
ィルタ23bで浄化される。このようにして浄化された
空気が、吹出口12aから吹き出される(矢印A〜
C)。
【0023】ところで、この空気清浄装置1では、床面
TFまたは卓上に設置される第1の設置態様、および壁
面W0に設置される第2の設置態様が選択可能である。
このため、ハウジング10は、各設置態様での設置にそ
れぞれ用いる部分を有している。また、吹出口12aか
らの吹出風は、選択された設置態様に適した方向に向け
て風向調整装置30によって吹き出されるようにされて
いる。
【0024】以下、詳細に説明する。ハウジング10の
後ケース12の後面には、第2の設置態様で使用する際
に用いることができるフック部12bが一体に形成され
ている。このフック部12bを、壁面W0に固定された
取付金具W1に引っ掛け係合させて、空気清浄装置1を
壁面W0に設置することができる。また、後ケース12
の下面には、第1の設置態様で使用する際に用いること
ができる複数箇所の脚部12cが一体に形成されてい
る。
【0025】風向調整装置30は、吹出口12aに変位
可能に設けられて吹出風の方向を規制する風向規制部材
としてのフラップ31と、このフラップ31を変位させ
る駆動機構としてのステッピングモータ32(SPモー
タ)とを備えている。フラップ31は、吹出風を偏向さ
せる、例えば、凹湾曲面からなる下面31bを有した板
状部材であり、吹出口12aとほぼ同じ大きさの一枚板
状に形成されている。フラップ31は、後端縁近傍に設
けられた、水平方向に一直線上に延びた一対の回転中心
軸31aを有し、これらの回転中心軸31aは、後ケー
ス12に回転自在に支持されている。また、一方の回転
中心軸31aは、ステッピングモータ32の出力軸に直
結状態で駆動連結されている。
【0026】ステッピングモータ32は、所定の駆動信
号を入力されると、その信号に応じた角度位置に出力軸
を変位することができる。フラップ31の動作を説明す
る。ステッピングモータ32を駆動すると、フラップ3
1が回転中心軸31aを中心として回転変位するので、
吹出口12aを通る空気の流れを偏向させて、吹出風が
フラップ31を通過する直前の流れ方向(本実施の形態
では、鉛直方向となる。)と通過直後の流れ方向とでな
す偏向角度(図3にD1で図示)を異ならせることがで
きる。その結果、吹出風の吹出方向を、例えば、下から
上へ向かう流れ方向から、前向き寄りに変化させること
ができる。
【0027】フラップ31には、設置態様や風量に応じ
て複数の規制位置が予め設定されている。フラップ31
は、後述するように、各規制位置で停止され、それに応
じて吹出風の方向も決められる。また、フラップ31
は、規制位置を含むある範囲内の位置間で変動変位さ
れ、それに応じて吹出風の方向も変化する。フラップ3
1の規制位置は、具体的には以下の各位置が各設置態様
に応じてそれぞれ設定されている。例えば、フラップ3
1を後ケース12上面12eと面一状に収納して吹出口
12aを閉成状態とした閉成位置(P0)。閉成位置か
ら吹出口12aを開ける方向(図3で時計回り方向)に
フラップ31を20度回転変位させた第1の位置(P
1)。第1の位置から上述の開ける方向にフラップ31
を10度上向きに回転変位させた第2の位置(P2)。
第2の位置から開ける方向にフラップ31を10度回転
変位させた第3の位置(P3)。第3の位置から開ける
方向にフラップ31を30度回転変位させて、フラップ
31を吹出口12aに略起立状態として吹出口12aを
開成状態とした第4の位置(P4)。第1の位置のフラ
ップ31での偏向角度D1は70度、第2の位置での偏
向角度D1は60度、第3の位置での偏向角度D1は5
0度、第4の位置での偏向角度D1は20度となる。
【0028】このように、本空気清浄装置を上述の設置
態様の何れかで使用する際、その設置態様に応じた規制
位置にフラップ31を駆動機構によって変位させること
ができるので、設置態様に適した偏向角度D1に切り換
えることができる。その結果、例えば、ユーザに接近し
て設置されることの想定される第1の設置態様で、大偏
向角度での大風量での騒音を防止でき、運転音の静かな
空気清浄装置1を実現できる。
【0029】また、空気清浄装置1は、駆動機構を介し
てフラップ31の位置を制御するための制御手段として
の制御部40と、第1および第2の設置態様のいずれで
あるかを設定する設定手段としての設置スイッチ33
(設置SW)と、制御部40に対して各種設定や指令を
与えて操作するための操作手段としての操作パネル34
およびリモコン操作装置35とを備えている。
【0030】制御部40は、ハウジング10内に設けら
れており、マイクロコンピュータ等により構成されたC
PU、RAM、ROM等を含んでいる。制御部40は、
ROM等に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて
制御を行なう。また、制御部40は、クロック(図示せ
ず)を含み、後述するようにステッピングモータ32を
一時停止する際の間隔を計時することができる。
【0031】制御部40は、設置スイッチ33および操
作パネル34と接続されており、設置スイッチ33や、
操作パネル34の各スイッチからの信号が入力される。
また、制御部40には、赤外線等を介して信号を受信で
きる接続回路(図示せず)が接続されており、空気清浄
装置本体と分離して設けられた遠隔操作用のリモコン操
作装置35からの信号を制御部40に入力することがで
きる。
【0032】また、制御部40は、送風ファン用モータ
28、ステッピングモータ32等の動作を駆動回路(図
示せず)を介して制御することができる。例えば、送風
ファン用モータ28は、風量可変に駆動され、操作手段
からの指令に応じて、吹出風の風量を、大風量(風量
H)、中風量(風量M)、小風量(風量L)および微風
量(風量LL)とすることができる。ここで、風量間の
関係は、H>M>L>LLである。
【0033】設置スイッチ33は、手動操作可能なスイ
ッチである。設置スイッチ33は、第1および第2の設
置態様に応じた2つの状態、例えば、開状態と閉状態に
操作することができ、その状態を保持することができる
ものである。設置スイッチ33は、後ケース12前面に
配置されており、不案内なユーザによる不適切な操作を
防止するために、前ケース11を取り外した状態で操作
可能とされている。なお、設定手段は、上述のように手
動操作に応答するものでもよいが、設置態様を自動的に
設定するように構成してもよい。
【0034】このように、設置スイッチ33によって何
れかの設置態様が設定されると、設定された設置態様に
応じた規制位置にフラップ31を制御手段によって自動
的に変位できるので、設置態様に適した偏向角度で吹出
風を得ることができる。操作手段は、具体的に、本空気
清浄装置の各部を運転するための以下の各スイッチを有
している。これらの各スイッチは、操作パネル34およ
びリモコン操作装置35の両方に設けられている。各ス
イッチは、人間の操作を受けて、所定の信号を制御部4
0に出力する。これらのスイッチとしては、電源を入り
切りするための電源スイッチ、送風ファン27および浄
化手段20を運転して空気清浄運転するためのスタート
スイッチ、吹出風の風量を設定するための風量スイッ
チ、フラップ31の規制位置に関わる信号として、フラ
ップ31を変動変位させるスイング運転の指令(スイン
グ入力)を行なうためのスイングスイッチ等を例示でき
る。
【0035】次に、制御内容を説明する。本空気清浄装
置1では、上述のように設定された設置態様の内容に応
じて、自動的に、または、手動操作によって選択可能に
して運転される。以下、第1の設置態様であるとき
に、スイング運転させる場合、第1の設置態様である
ときに、スイング運転しない場合、第2の設置態様の
場合のそれぞれについて、図4〜図8のフローチャート
を参照しつつ説明する。また、図9(a)〜(l)に、
それぞれの場合のフラップ31の位置の模式図を、設置
態様、スイング入力および風量に応じて図示している。
【0036】この空気清浄装置では、これが設置されて
いる設置態様が、いずれの設置態様であるかは、設置ス
イッチ33を手動操作することによって予め設定されて
いる。先ず、図4を参照する。 第1の設置態様である場合に、スイング運転させる
場合。
【0037】電源投入されると、最初に、スイング入力
を受け付けないようにされる(ステップS1)。次に、
ステッピングモータ32を駆動して、フラップ31を閉
成位置となるようにして、フラップ31を復帰動作させ
る(ステップS2)。次いで、設置スイッチ33に設定
された内容を読み込む(ステップS3)。ステップS4
では、設置スイッチ33に設定された内容に基づいて、
設置態様を判断する。すなわち、設置スイッチ33が閉
状態(H)であれば、第1の設置態様(卓上設置)であ
ると判断できる。一方、設置スイッチ33が開状態
(L)であれば、第2の設置態様(壁面設置)であると
判断できる。この判断された内容に応じて、制御が行な
われる。
【0038】第1の設置態様では(ステップS4でYE
S)、図5に示すスイング制御(ステップS5)が行な
われる。操作手段によって、風量等の設定が行なわれた
後、スタートスイッチの操作により運転が開始される。
これにより、スイング制御が開始される(ステップS2
1でYES)、まず、フラップ31を初期位置に変位さ
せるフラップ位置セット処理(ステップS22)が行な
われる。ここでの初期位置は、フラップ31を変動変位
させる際の開始位置である。
【0039】フラップ位置セット処理では、図7に示す
ように、先ず、設置スイッチ33の内容に応じて(ステ
ップS11でYES)、スイング入力の受付禁止が解除
され(ステップS12)、フラップ31の往復変動また
は停止を選択することができるようにされる。次に、ス
テッピングモータ32の回転速度が設定される(ステッ
プS13)。この回転速度は、往復変動させる際の回転
速度よりも速く、例えば、2倍に設定されており、フラ
ップ31を開始位置に速やかに配置することができる。
【0040】第1の設置態様である場合には(ステップ
S14でNO)、吹出風の風量に応じて、初期位置が設
定されている。すなわち、風量がLLまたはLの場合に
は(ステップS15でYES)、フラップ31が第3の
位置に変位するようにステッピングモータ32が駆動さ
れる(ステップS16)。また、風量がMまたはHの場
合には(ステップS15でNO)、フラップ31が第4
の位置に変位するようにステッピングモータ32が駆動
される(ステップS17)。
【0041】図5に戻って説明する。その後、スイング
入力および運転停止入力の有無が常時、監視されつつ、
制御が行なわれる。ステップS23では、スイング入力
の有無が判断される。スイング運転の場合(ステップS
23でYES)、まず、ステッピングモータ32の回転
速度が設定される(ステップS24)。この回転速度
は、フラップ31を往復変動させる際の回転速度であ
る。例えば、毎秒5度の回転速度に設定される。
【0042】次に、吹出風の風量に応じて、フラップ3
1の位置制御の内容が設定されている。すなわち、風量
がHの場合には(ステップS25でYES)、フラップ
31が第4の位置と第3の位置の間を連続的に往復変動
するように、ステッピングモータ32が駆動される(ス
テップS26)(図9の(a)参照)。また、風量がM
の場合には(ステップS25でNO,ステップS27で
YES)、フラップ31が第4の位置と第2の位置の間
を連続的に往復変動するように、ステッピングモータ3
2が駆動される(ステップS28)(図9の(b)参
照)。
【0043】また、風量がLの場合には(ステップS2
7でNO,ステップS29でYES)、フラップ31が
第4の位置と第1の位置の間を連続的に往復変動するよ
うに、ステッピングモータ32が駆動される(ステップ
S30)(図9の(c)参照)。また、風量がLLの場
合(ステップS29でNO)、フラップ31が第3の位
置で停止するようにされている(ステップS31)(図
9の(d)参照)。
【0044】このように、風量に応じたフラップ31の
位置により、風量に応じて適切な方向の吹出風を得るこ
とができる。その後、図4に示すように、運転停止が指
令されると(ステップS7でYES)、停止処理が行な
われる(ステップS8)。停止処理では、図8に示すよ
うに、まず、スイング入力を受け付けないようにされ
(ステップS81)、次に、フラップ31を閉成位置に
変位させるように、ステッピングモータ32を駆動する
(ステップS82)。
【0045】 第1の設置態様である場合に、スイン
グ運転させない場合 この場合には、ステップS5のスイング制御の内容が、
上述のの場合と異なっている。先ず、図5に示すよう
に、フラップ位置セット処理(ステップS22)で変位
される初期位置は、フラップ31を停止させておく規制
位置となる。上述のように、風量がLLまたはLの場合
には(図7のステップS15でYES)、フラップ31
は第3の位置に停止される(ステップS16)。また、
風量がMまたはHの場合には(ステップS15でN
O)、フラップ31は第4の位置に停止される(ステッ
プS17)。
【0046】スイング運転されない場合には(図5のス
テップS23でNO)、上述のように規制位置で停止さ
れたフラップ31によって、吹出風の方向が決められ
る。すなわち、風量MまたはHの場合、フラップ31は
第4の位置に停止し(図9の(e),(f)参照)、風
量LまたはLLの場合、フラップ31は第3の位置に停
止する(図9の(g),(h)参照)。
【0047】その後、上述のように、運転停止が指令さ
れると(図4のステップS7でYES)、停止処理が行
なわれる(ステップS8)。このように、第1の設置態
様であることが設定され、且つ操作手段によりフラップ
31を停止させておくように操作されたときに、フラッ
プ31は風量に応じた停止位置に停止するようにされて
いる(図9(e)〜(h)参照)。これによって、吹出
風を風量に応じた吹出風の方向に固定できるので、吹出
風に起因するドラフト感を風量に応じて確実に防止する
ことができる。例えば、大風量の吹出風は不快なドラフ
ト感を与えやすいので、吹出風がユーザに向かないよう
にするのがよい。また、操作を簡素化することができ
る。
【0048】さらに、フラップ31を風量に応じて停止
させる停止位置は、大風量時には吹出風の方向が相対的
に上向きにするようにし、小風量時には吹出風の方向が
相対的に前向きにするようされている。これによって、
相対的に上向きの大風量の吹出風は、ユーザに当たり難
いので、ユーザにドラフト感を与えずに済む。また、ド
ラフト感の虞のない小風量時には、前向きで快適な吹出
風とすることができる。
【0049】例えば、相対的に大なる風量Hではフラッ
プ31は第4の位置にあり、これに対して、相対的に小
なる風量Lではフラップ31は第3の位置にある。な
お、相対的に上向きとは、真上方向に近いことであり、
相対的に前向きとは、真正面方向に近いことである。例
えば、第4の位置にあるフラップ31は、第3の位置に
対して相対的に上向きであり、逆に、第3の位置にある
フラップ31は、第4の位置に対して相対的に前向きで
ある。
【0050】 第2の設置態様の場合 この場合には(図4のステップS4でNO)、フラップ
制御(ステップS6)が行なわれる。このの場合に
は、操作手段によるスイング入力は受け付けないように
されており、予め設定された態様でフラップ31の位置
が制御される。図6に示すように、操作手段によって風
量等の設定が行なわれた後、スタートスイッチの操作に
より、運転が開始されると、フラップ制御が開始される
(ステップS61でYES)。まず、フラップ31を初
期位置に変位させるフラップ位置セット処理(ステップ
S62)が行なわれる。
【0051】フラップ位置セット処理では、図7に示す
ように、の場合(ステップS11でNO)、即座にス
テッピングモータ32の回転速度が設定される(ステッ
プS13)。第2の設置態様である場合には(ステップ
S14でYES)、吹出風の風量に関係なく、初期位置
が設定されている。すなわち、フラップ31が第3の位
置に変位するように、ステッピングモータ32が駆動さ
れる(ステップS16)。これにより、制御の簡素化が
図られている。これは、第2の設置態様の空気清浄装置
は天井に接近して設置されることが想定され、吹出風の
方向の採用できる範囲が狭くなる結果、フラップ31の
規制位置の範囲も狭いからである。
【0052】図6に戻って説明する。その後、運転停止
入力の有無が常時、監視されつつ、運転が行なわれる。
先ず、ステッピングモータ32の回転速度が設定される
(ステップS63)。この回転速度は、フラップ31を
往復変動させる際の回転速度である。例えば、毎秒5度
の回転速度に設定される。
【0053】次に、吹出風の風量に応じてフラップ31
が位置制御される。風量がHの場合には(ステップS6
4でYES)、フラップ31が第3の位置で停止するよ
うにされている(ステップS65)(図9の(i)参
照)。また、風量がMの場合には(ステップS64でN
O,ステップS66でYES)、フラップ31が第3の
位置と第2の位置の間を、両位置で一時停止しながら往
復変動するように、ステッピングモータ32が駆動され
る(ステップS67)。例えば、フラップ31は第3の
位置から第2の位置へ変位し、第2の位置で例えば、1
0秒間停止した後、第2の位置から第3の位置へ変位
し、第3の位置で例えば、10秒間停止する、このサイ
クルが繰り返される(図9の(j)参照)。
【0054】また、風量がLの場合には(ステップS6
6でNO)、フラップ31が第3の位置と第1の位置の
間を、両位置で一時停止しながら往復変動するように、
ステッピングモータ32が駆動される(ステップS6
8)。例えば、フラップ31は第3の位置から第1の位
置へ変位し、第1の位置で例えば10秒間停止した後、
第1の位置から第3の位置へ変位し、第3の位置で例え
ば10秒間停止する、このサイクルが繰り返される(図
9の(k)参照)。
【0055】風量がLLの場合には(ステップS64で
YES)、フラップ31が第3の位置で停止するように
されている(ステップS65)(図9の(l)参照)。
このように、風量に応じたフラップ31の位置および動
きにより、風量に応じて適切な方向の吹出風を得ること
ができる。その後、図4に示すように、操作手段から運
転停止が指令されると(ステップS7でYES)、停止
処理が行なわれる(ステップS8)。
【0056】このように本実施の形態によれば、吹出風
の風量に応じた偏向角度D1になるように、フラップ3
1は制御されている。これにより、吹出風を風量に応じ
た偏向角度D1にできるので、吹出風をきめ細かく調整
できる結果、例えば、大風量での騒音を低減することが
できる。特に、吹出風の風量に応じた偏向角度D1とし
ては、吹出風の風量が大なるときの偏向角度D1が、吹
出風の風量が小なるときの偏向角度D1よりも小さくな
る大小関係が成り立つようにされている。これによっ
て、大風量での偏向角度D1を確実に小さくできるの
で、大風量且つ大偏向角度の際に生じる騒音を確実に低
減することができる。なお、この大小関係は、一部で成
り立てばよい。
【0057】例えば、図9(a)〜(c)の各場合で
は、大風量Hでの偏向角度は20度〜50度、中風量M
での偏向角度は20度〜60度、小風量Lでの偏向角度
は20度〜70度であり、風量が小さくなる程に、大き
な偏向角度D1となる吹出風を含んでいる。また、図9
(e)〜(h)の各場合では、風量H,Mでの偏向角度
は20度で、風量L,LLでの偏向角度の50度に対し
て小さくされている。また、図9(i)〜(k)の各場
合では、大風量Hでの偏向角度は50度、中風量Mでの
偏向角度は50度〜60度、小風量Lでの偏向角度は5
0度〜70度であり、風量が小さくなる程、大きな偏向
角度D1となる吹出風を含んでいる。
【0058】また、フラップ31が往復変動変位する場
合には、吹出風の風量が大なるときの偏向角度D1の変
動範囲の幅を、吹出風の風量が小なるときの偏向角度D
1の変動範囲の幅よりも小さくなる大小関係が成り立つ
ようにしている。これによって、変動範囲のなかで最も
大きい偏向角度D1を小さくできるので、吹出風の過度
な偏向を防止できる結果、上述の騒音をより一層確実に
低減することができる。
【0059】例えば、図9(a)〜(c)の各場合で
は、風量が小さくなる程、偏向角度D1の変動範囲の幅
DDが大きくなっており、すなわち、大風量Hでの偏向
角度は20度〜50度で幅DDは30度、中風量Mでの
偏向角度は20度〜60度で幅DDは40度、小風量L
での偏向角度は20度〜70度で幅DDは50度であ
る。また、図9(k)の場合の小風量Lでの偏向角度は
50度〜70度で幅DDは20度であり、図9(j)の
場合の中風量Mでの偏向角度が50度〜60度で幅DD
が10度に比べて、偏向角度の変動範囲の幅DDが大き
くなっている。
【0060】特に、大風量のときの変動範囲の幅のなか
の最大の偏向角度が、小風量のときの変動範囲の幅のな
かの最大の偏向角度よりも小さければより好ましい。例
えば、図9(a)〜(c)の各場合では、大風量Hでの
最大の偏向角度は50度、中風量Mでの最大の偏向角度
は60度、小風量Lでの最大の偏向角度は70度であ
り、風量が大きい程、最大の偏向角度は小さい。また、
図9(j)の場合の中風量Mでの最大の偏向角度は60
度で、図9(k)の場合の小風量Lでの最大の偏向角度
の70度よりも小さくされている。
【0061】また、風量がLLの場合には、図9
(d),(h),(l)に示すように、スイング運転不
可にして、フラップ31を第3の位置に停止させてい
る。これにより、駆動機構の動作音を防止して、運転音
をより一層低くすることができる。というのは、一般
に、風量が小さくなると、風による騒音が減少するの
で、フラップ31を駆動する際に生ずる、例えば、ステ
ッピングモータ32の音や各部からの機械的な音等の駆
動音が体感上大きくなって耳障りになってくる傾向にあ
る。特に、運転風量が最小風量(LL)のときには、上
述の駆動音が体感上最も耳障りであるからである。
【0062】そこで、運転風量が比較的小さい所定風量
以下になるときに、駆動機構を停止させておくことによ
って、小風量のときに耳障りになる駆動音を発生しない
ようにできるので、小風量時の体感上の騒音を確実に減
少することができる。特に、駆動機構を最小風量のとき
に停止させておくことによって、最小風量のときに最も
耳障りになる駆動音の発生を確実に防止できるので、最
小風量での体感上の騒音を確実に減少させることができ
る。
【0063】また、制御部40は、駆動音を抑制するた
めに駆動機構を停止させておくときに、駆動機構を駆動
する操作を受け付けなくして、確実に停止させるように
しているので、上述の作用効果を確実に得られてより好
ましい。なお、本実施の形態では、制御部40が駆動音
を抑制するために駆動機構を停止させているのは、最小
風量(LL)のときとされていたが、これには限定され
ない。例えば、運転風量が最大風量(H)のときにだけ
駆動機構を運転し、運転風量が最大風量未満で予め定め
られた風量以下(風量M以下)になるときに駆動機構を
停止させるようにしてもよい。
【0064】また、この空気清浄装置1では、吹出口1
2aがハウジング10の上面12eにあるので、一般に
吹出風を前方へ促すことが必要である関係上、吹出風の
偏向角度D1が大きくなって、騒音が大きくなる傾向に
ある。このような場合でも、風量に応じた偏向角度D1
としているので、大風量での騒音を抑えることができ
る。
【0065】なお、フラップ31および駆動機構の構成
は、上述のものに限定されない。例えば、フラップ31
は複数の部材で構成されたグリル状のものでもよい。ま
た、駆動機構は、リンク機構等の運動変換機構や、位置
検知センサ等を含んでもよい。要は、フラップ31は、
吹出口に変位可能に設けられ、各設置態様に応じた規制
位置にて吹出口からの吹出風の方向を規制できる風向規
制部材であればよく、また、駆動機構は、風向規制部材
を規制位置に変位できればよい。
【0066】また、上述の実施の形態では、風量は段階
的に変化させるようにしていたが、連続的に変化するも
のでもよい。また、空気清浄装置の浄化手段20の構成
は、上述の構成に限定されない。例えば、他の公知の浄
化手段を利用してもよい。本風向調整装置30は、浄化
手段20を通る風が吹出口12aから吹き出される空気
清浄装置に適用することができる。
【0067】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、風量に応
じた偏向角度で、吹出風をきめ細かく調整できるので、
例えば、大風量での騒音を低減することができる。請求
項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果
に加えて、大風量での偏向角度を確実に小さくできて、
大風量且つ大偏向角度の際に生じる騒音を確実に低減す
ることができる。
【0069】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2に記載の発明の効果に加えて、大風量で偏向角度
の変動範囲の幅を小さくして、吹出風の過度な偏向を防
止できるので、上述の騒音をより一層確実に低減するこ
とができる。請求項4記載の発明の空気清浄装置によれ
ば、請求項3記載の発明の効果に加えて、騒音が大きく
なる傾向の上面にある吹出口であっても、大風量での騒
音を抑えることができ、しかも、上面にある吹出口から
の吹出風により、ドラフト感をユーザが受け難い快適な
空気清浄装置を得ることができる。
【0070】請求項5記載の発明によれば、駆動機構を
停止させておくことによって、小風量のときに耳障りに
なる駆動音を発生しないようにできるので、小風量時の
体感上の騒音を確実に減少することができる。請求項6
記載の発明によれば、請求項5記載の発明の効果に加え
て、最小風量のときに最も耳障りになる駆動音の発生を
確実に防止できるので、最小風量での体感上の騒音を確
実に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の空気清浄装置の分解斜
視図である。
【図2】図1の空気清浄装置の概略構成の断面側面図で
ある。
【図3】図1の空気清浄装置の風向調整装置の断面側面
図である。
【図4】図1の空気清浄装置の制御内容の概要のフロー
チャートである。
【図5】図4のスイング制御の詳細のフローチャートで
ある。
【図6】図4のフラップ制御の詳細のフローチャートで
ある。
【図7】図4のフラップ位置セット処理の詳細のフロー
チャートである。
【図8】図4の停止処理の詳細のフローチャートであ
る。
【図9】図1の空気清浄装置のフラップの位置の模式図
であり、(a)〜(l)に設置態様、スイング入力およ
び風量に応じて図示されている。
【符号の説明】
1 空気清浄装置 10 ハウジング 12a 吹出口 12e 上面 30 風向調整装置 31 フラップ(風向規制部材) 32 ステッピングモータ(駆動機構) 40 制御部(制御手段) D1 偏向角度 DD 偏向角度の変動範囲の幅

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吹出風の偏向角度(D1)を異ならせるように
    吹出口(12a) に変位可能に設けられて吹出口(12a) から
    の吹出風の方向を規制する風向規制部材(31)と、この風
    向規制部材(31)を変位させる駆動機構(32)と、駆動機構
    (32)を制御する制御手段(40)とを備えた風向調整装置(3
    0)において、 上記制御手段(40)は、吹出風の風量に応じた偏向角度(D
    1)になるように、駆動機構(32)を制御することを特徴と
    する風向調整装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の風向調整装置(30)におい
    て、 上記制御手段(40)は、吹出風の風量が大なるときの偏向
    角度(D1)を、吹出風の風量が小なるときの偏向角度(D1)
    よりも小さくすることを特徴とする風向調整装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の風向調整装置(3
    0)において、 上記制御手段(40)は、風向規制部材(31)を所定の変動範
    囲で往復変位させるとともに、吹出風の風量が大なると
    きの偏向角度(D1)の変動範囲の幅(DD)を、吹出風の風量
    が小なるときの偏向角度(D1)の変動範囲の幅(DD)よりも
    小さくすることを特徴とする風向調整装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の風向調整装置(30)と、 この風向調整装置(30)が設けられた吹出口(12a) を上面
    (12e) に有するハウジング(10)とを備えたことを特徴と
    する空気清浄装置。
  5. 【請求項5】吹出風の偏向角度(D1)を異ならせるように
    吹出口(12a) に変位可能に設けられて吹出口(12a) から
    の吹出風の方向を規制する風向規制部材(31)と、この風
    向規制部材(31)を変位させる駆動機構(32)と、駆動機構
    (32)を制御する制御手段(40)とを備えた風向調整装置(3
    0)において、 上記制御手段(40)は、運転風量が最大風量未満で予め定
    められた風量以下になるときに、駆動機構(32)を停止さ
    せておくことを特徴とする風向調整装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の風向調整装置(30)におい
    て、 予め定められた風量は、最小風量とすることを特徴とす
    る風向調整装置。
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