JPH11119651A - 電子透かしシステム - Google Patents

電子透かしシステム

Info

Publication number
JPH11119651A
JPH11119651A JP9253761A JP25376197A JPH11119651A JP H11119651 A JPH11119651 A JP H11119651A JP 9253761 A JP9253761 A JP 9253761A JP 25376197 A JP25376197 A JP 25376197A JP H11119651 A JPH11119651 A JP H11119651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
additional information
embedding
content
embedded
erasing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9253761A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3269015B2 (ja
Inventor
Seishi Kobayashi
誠士 小林
Shuichi Shimizu
周一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP25376197A priority Critical patent/JP3269015B2/ja
Priority to US09/115,406 priority patent/US6490681B1/en
Publication of JPH11119651A publication Critical patent/JPH11119651A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3269015B2 publication Critical patent/JP3269015B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • G06T1/0021Image watermarking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32101Display, printing, storage or transmission of additional information, e.g. ID code, date and time or title
    • H04N1/32144Display, printing, storage or transmission of additional information, e.g. ID code, date and time or title embedded in the image data, i.e. enclosed or integrated in the image, e.g. watermark, super-imposed logo or stamp
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2201/00General purpose image data processing
    • G06T2201/005Image watermarking
    • G06T2201/0051Embedding of the watermark in the spatial domain
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2201/00General purpose image data processing
    • G06T2201/005Image watermarking
    • G06T2201/0052Embedding of the watermark in the frequency domain
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2201/00General purpose image data processing
    • G06T2201/005Image watermarking
    • G06T2201/0061Embedding of the watermark in each block of the image, e.g. segmented watermarking

Abstract

(57)【要約】 【課題】可視マークを消去し、非可視マークを埋め込む
際に、可視マークの消去と非可視マークの埋め込みを不
可分にする電子透かしシステムを提供すること。 【解決手段】可視マークを消去し、非可視マークを埋め
込む際に、逐次的に可視マークを消去し、非可視マーク
を埋め込むのではなく、可視マークの消去と非可視マー
クの埋め込みを並行して行なうことにより、処理中にメ
モリのスナップショットをとられたとしても、可視マー
クあるいは非可視マークの埋め込まれていないオリジナ
ル画像データを入手することを困難にする。また可視マ
ークを消去し非可視マークを埋め込む際には、可視マー
クの埋め込んであった領域に非可視マークを埋め込む。
そのため、可視マーク消去前後の画像を比較しても、新
たに埋め込んだ非可視マークを推定することは困難とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、コンテンツへの付加情報
の埋め込み/消去に関し、特に付加情報消去と新たな情
報の埋込みを不可分に行うことにより、コンテンツの品
質を維持したまま著作権情報等を安全に埋め込むシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル化されたコンテンツの違法複
写、転用、再配布等を防止する手段として、デジタルコ
ンテンツへ直接付加情報を埋め込む(マーキング)技術が
ある。一般にこのマーキング技術は可視と非可視に区分
することが出来る。非可視のデータ埋め込み技術であ
る、電子透かし技術は、コンテンツの品質を損なうこと
なく付加情報を埋め込むことができ、一度埋め込まれた
データの完全な消去が困難であることが大きな特徴とい
える。しかし、逆に品質の劣化がなく非可視/不可聴で
情報が埋め込まれるため、コンテンツ配布時や、ラベリ
ング等の情報を埋め込んだ場合、そのコンテンツが実際
マークを埋め込んだものなのか否かの判定が視覚/聴覚
的に困難である。一方、従来の可視のマーキングは直観
的に情報付加の有無が解釈しやすいものの、コンテンツ
自身の品質が損なわれてしまうため、マークの埋め込み
可能な位置や用途に制限があった。また、可視マークを
施した画像を JPEG 圧縮すると、JPEG 圧縮はロゴや文
字など幾何模様の入った画像には向いていないため、可
視マークの周辺に不要な画像劣化が生じてしまう。その
ため、埋め込まれた情報の有無を明らかにしつつ、コン
テンツの品質を損なわずに情報の埋め込みを可能にする
ためには、「可視マークの埋め込み」→「可視マークの
消去」→「非可視マークの埋め込み」という機能をもつ
システムが有効である。
【0003】従来の可視情報埋め込み技術としては、"C
olor correct digital watermarking of images"(USP 5
530759) や "Method and apparatus for reducing quan
tization artifacts in a hierarchical image storage
and retrieval system"(USP5568570) があるが、いず
れの手法でも、埋め込んだ可視マークを消去し、同時に
非可視情報を埋め込む機能は実現されていない。
【0004】一方で、デジタルコンテンツを違法複写、
転用等から保護する目的として、スクランブル技術 "Sc
rambling Digital Image Data for Copyright Protecti
on",(SCIS96-9A) があり、そのスクランブル技術と電子
透かし技術とを組み合わせた画像配送システムとして N
TT の提案する、NIKKEI ELECTRONICS, No.694, 7-14(p
p.17-18),1997 がある。このシステムの概要を図2に示
す。図2では、画像の一部または全体に対しスクランブ
ルを掛けることで画像の品質を落し、スクランブルを解
く際にユーザーの ID 番号を電子透かし技術を用いて埋
め込んでいる。しかし、この様なシステムには以下に挙
げる欠点がある。・電子透かし情報の消去が可能であ
る。図3に示すように、スクランブル領域と電子透かし
埋め込み領域とが一致していないため、スクランブル解
除前後の画像の差分をとることにより、新たに埋め込ん
だ電子透かし情報の一部またはすべてを消去することが
できる。・メモリのスナップショットにより解読され
る。図4に示すように、スクランブル解除作業と電子透
かし情報の埋込み作業が並行して行われていないため
に、スクランブル解除作業時に、メモリのスナップを取
る(スクランブル解除処理中にメモリのダンプをとる)こ
とによりスクランブルも電子透かし情報も入っていない
原画像データを不正に入手することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、付加情報が埋め込まれたコンテン
ツから該付加情報の消去と新たな付加情報の埋め込みを
同時平行に行う、電子透かしのシステム、方法、及びプ
ログラムを含む媒体を提供することである。また別の課
題は、可視マークを消去し、非可視マークを埋め込む際
に、可視マークの消去と非可視マークの埋め込みを不可
分にする方法及びシステムを提供することである。また
別の課題は、可視マークを消去し、非可視マークを埋め
込む際に、メモリのスナップショットをとられたとして
も、可視マークあるいは非可視マークの埋め込まれてい
ないオリジナル画像データを入手することを困難にする
方法およびシステムを提供することである。また別の課
題は、安全にコンテンツを課金するための、コンテンツ
配布システム及び電子指紋システムを提供することであ
る。また別の課題は、複数のコンテンツを効率よく整理
し配信する、コンテンツ配信システムを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、デジタルコンテンツの利用形態や所持状態の変化に
従いマーキング手法を変化させ、別の情報を埋め込む方
法を採る。図5に本発明の概要を図示する。第1段階の
マーキングとして、特別な検出器を必要とせずに明示的
に示することができる可視マーキングにより所有者等の
情報を埋め込む。この際、可視マークを埋め込まれてい
る場所以外のところに所有者情報等を非可視マークとし
て埋め込んでおくことも可能である。このように可視マ
ークを施された画像が印刷される(利用形態の変化)又は
配送される(所有者の変化)際に、第二段階として、可視
マークとして埋め込まれていた情報を消去し、別の情報
(ユーザー情報)を別の形(非可視)で埋め込む。
【0007】可視マークを消去し、非可視マークを埋め
込む際に、逐次的に可視マークを消去し、非可視マーク
を埋め込むのではなく、可視マークの消去と非可視マー
クの埋め込みを並行して行なう(可視マークの消去が終
了する前に非可視マークの埋込みを行う)ことにより、
処理中にメモリのスナップショットをとられたとして
も、可視マークあるいは非可視マークの埋め込まれてい
ないオリジナル画像データを入手することを困難にす
る。図6にその様子を図示する。
【0008】また可視マークを消去し非可視マークを埋
め込む際には、可視マークの埋め込んであった領域に非
可視マークを埋め込む。そのため、可視マーク消去前後
の画像を比較しても、新たに埋め込んだ非可視マークを
推定することは困難となる。図7にその様子を図示す
る。可視マークの消去と非可視マークの埋め込みを並行
して行なうことと、可視マークの埋め込み領域への非可
視マーク埋め込みにより、可視マークの消去と非可視マ
ークの埋込みは不可分となる。
【0009】可視マーク埋め込み時に、可視マーク埋め
込み領域以外の場所にあらかじめ情報を非可視のかたち
で埋め込む。これにより可視マーク消去時にユーザー名
等、電子指紋情報(fingerprint)が埋め込まれた際に
は、2種類の情報が非可視のかたちで埋め込まれること
になる。あらかじめ埋め込んである非可視情報は共謀比
較操作によっても消去困難となる。
【0010】可視マークとして、社名ロゴや「見本」な
どといったマークを埋め込むことにより、コンテンツの
品質を下げるとともに、所有者証明や使用制限に関する
情報を明示的に表示する。これにより、可視マークを消
去しないままコンテンツが流通したとしても、権利の所
在や使用範囲を明確にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のシステムのブロック図を
図8に示す。ブロック80において、可視マークの埋め
込み/消去操作、非可視マーク埋込みに必要な鍵を生成
する。鍵はブロック82及びブロック84で使用され
る。ブロック82では、可視マークをコンテンツへ埋め
込む。その後、印刷や配信、配送などによりコンテンツ
の利用形態が変化し、ブロック84において、前記鍵を
用いて可視マークを消去し、同時平行に非可視マークの
埋込みを行う。ここで鍵は図9に図示されるように、可
視マーク埋め込みの可逆操作を選択するキーワード、可
視データ埋め込み開始位置、マークサイズ、マークドッ
トパターン情報を含む。
【0012】次に可視マークの埋め込み方法について図
10を参照して説明する。可視マークの埋め込みは、鍵
によって渡されるドットパターンを原画像上にマッピン
グすることで行なう。この可視マーク埋め込み操作は、
すべて鍵によって渡される情報に基づいて行なわれる。
ドットパターンの原画像上へのマッピングは、鍵によっ
て渡されるドットパターンd(i,j)が ON または OFF の
どちらか一方の時に、d(i,j)と対応づけられる原画像I
上の点I(x,y)で指定されるm×m のブロック内の画像構
成要素(ピクセル値/DCT係数値)に可逆操作を加える
ことで行なう。以降、原画像上で画像構成要素に可逆操
作を加える m×m のブロックを「操作対象ブロック」と
呼ぶことにする。(図10の拡大図参照) ここで原画像I(x、y)とドットパターンd(i、j)との対応
づけはたとえば、 (x+a,y+b) = m×(i,j) である。(a、b) は可視データ埋め込み開始位置を表す
ものとする。JPEG 圧縮された画像に対し場合には、ブ
ロックサイズ m は m = 8×n (n= 1,2,3,....) とする。操作対象ブロックへの可逆操作は、鍵中のキー
ワードにより生成されるランダム系列にしたがって予め
用意されている可逆操作を選択して行なってゆく。可逆
操作は1つの操作対象ブロックに対し複数回繰り返し、
埋め込まれた可視データの不正削除を困難にする。ここ
で、鍵により選択される、操作対象ブロックへの可逆変
換操作としては例えば以下のものが挙げられる。
【0013】<ブロック内ピクセル値/DCT係数値の
交換>m×m ブロック内の各ピクセルやDCT係数のス
キャン順序をブロック内で交換する。交換する手法とし
ては、以下のような操作が挙げられる。 ・ピクセル値/DCT係数値のスキャン順序の交換 m×mブロック内のピクセル/DCT係数のスキャン順を
あらかじめ定められた順番で並べ変えることで可視マー
クを埋め込む。並べ変える方法としては、ランダムに1
対1でスキャン位置をスクランブルする方法や、ブロッ
クを図11に示すようにある軸に沿って回転、折り返
し、平行移動する方法などがある。 ・カラーコンポーネント間でのピクセル値/DCT係数
値の交換 カラー画像の場合、画像を構成するコンポーネント(RG
B、YUVなど)間で、通常ピクセル値DCT係数値が異な
っていることが多い。そのため、画像コンポーネント間
で対応するピクセル値/DCT係数値を交換する。
【0014】<ブロック内ピクセル値/DCT係数値の
変更>ブロック内の各ピクセル/DCT係数の値を変更
することで可視マークを付加する。ピクセル値/DCT
係数値の変更は、逆関数の存在する演算で、元の値を1
対1に写像することにより行なう。ピクセル値/DCT
係数値の変更方法としては、以下のような操作が挙げら
れる。 ・正則なm×mの行列による演算 操作対象ブロックBと同サイズ(m×m)の正則な正方行列
A を掛け合わせる。ここで、A の行列式 det(A) が 1
であるとき逆行列の要素はすべて整数となり、除算なし
に演算をおこなうことができる。(丸め誤差なし)
【0015】<ピクセル値/DCT係数値への値の付加
>操作対象ブロック内の複数のピクセルまたはDCT係
数を選択し、鍵中のキーワードにより生成されるランダ
ム系列に従って変分ΔB(x,y)を算出し、選択されたピク
セル/DCT係数にその値を付加してゆく。選択された
ピクセル値をB(x,y)とすると、B(x,y)= B(x,y)+ΔB(x,
y) である。
【0016】<ピクセル値/DCT係数値の排他的論理
和>鍵中のキーワードより生成されるランダム系列によ
り、あるマスクを生成し、そのマスクと操作対象ブロッ
ク内のピクセル値/DCT係数値との排他的論理和をと
ることにより、ピクセル値/DCT係数値を変更する。
【0017】次に可視マークの消去と非可視マークの埋
め込みについて説明する。可視マークを埋め込んだ画像
の操作対象ブロックに対し、マーク埋め込みに使用した
ものと同一の鍵を用いて、マーク埋め込み時に行なった
操作の逆操作を施すことで埋め込み可視マークを消去す
る。可視マーク消去時には、同時に非可視マークを埋め
込む。ここで、埋め込む非可視マークは、タイムスタン
プ、ユーザー名など、可視マークの消去行為と関連のあ
る電子指紋情報(fingerprint)とする。可視マークを
消去し非可視マークを埋め込む際には、以下に記す機能
を持たせることにより視情報消去から非可視情報埋め込
みにかけての不正行為を防止する。
【0018】<非可視マーク埋め込み領域>可視マーク
埋め込み領域と非可視マーク埋め込み領域とが一致しな
い場合には、可視マーク消去前後の画像の差分をとるこ
とで、新たに加えた非可視マークの一部またはすべてを
取り出し、非可視マークが不正に消去することが可能で
ある。これを避けるため、可視マーク消去によって新た
に埋め込まれる非可視マークは、すべて可視マークの埋
め込まれていた領域を使用して埋め込むものとする。こ
れにより、可視マーク消去前後の画像の差分からは、埋
め込み非可視マークの推定は困難となる。
【0019】<可視マーク消去/非可視マーク埋め込み
操作不可分>可視マーク消去操作と非可視マーク埋め込
み操作を逐次的に行なうと、メモリのスナップショット
により、可視マークも非可視マークもない状態でデジタ
ルコンテンツのデータを得ることも可能である。そのた
め、可視マークの消去操作と非可視マーク埋め込み操作
を並行して行なうこととする。これにより、可視マーク
消去操作と非可視マーク埋め込み操作は分離困難とな
り、どの時点でメモリのスナップショットがとられたと
しても、可視マークも非可視マークもない完全な状態で
オリジナルコンテンツを取り出すことはできない。
【0020】<段階的な可視マーク消去/非可視マーク
埋め込み>可視マークは、複数回の可逆操作の組合せで
埋め込まれているため、鍵情報から得られるランダム系
列にしたがって、操作対象ブロック毎に違った回数の逆
操作をかけてゆくことにより、徐々に可視マークを消去
してゆく。一方で、非可視マークは、操作対象ブロック
毎に違ったタイミングで、可視マークが完全に消されな
い状況で埋め込んでゆく。すなわち可視マークの消去が
終了する前に非可視マーク埋込みが開始される。そのた
め、非可視マークを埋め込む際には、埋め込むパターン
に対し、埋め込む操作対象ブロックにかかっている可逆
操作をあらかじめかけそのパターンを足し込む。これに
より、可視マーク消去/非可視マーク埋め込み操作途中
に、複数のメモリスナップショットを取ったとしても、
それらの差分からでは、各操作対象ブロックに対して行
なわれた操作が、可視マーク消去のための逆操作なの
か、非可視マーク埋め込み操作としてのパターンが埋め
込まれているのかを断定することが困難となる。
【0021】具体的な、可視マーク消去/非可視マーク
埋め込み操作は以下に示す。まずはじめに、 k回の可逆
操作により可視マークを埋め込んだ操作対象ブロックB
(k)の一部に対し、k-m 回 (m < k)の逆操作をかけ、部
分的に可視マークを薄める。ついで、薄められた可視マ
ークの操作対象ブロックB(m)に対し、非可視マークの埋
め込みを行なう。非可視マークの埋め込みは、埋め込む
パターン Pに可視マーク埋め込みで行った可逆操作を m
回行なったパターンP(m)を、可視マークの薄まっている
状態ブロックB(m)に上書きすることにより行なう。すな
わち可視マーク消去の終了前に非可視マーク埋め込みが
行われることになる。これにより、可逆操作を m回行っ
たパターンP(m)を付加した操作対象ブロック B'(m)=B
(m)+P(m) に対し、最終的に残り m回の逆操作をするこ
とにより、非可視マークを埋め込んだブロックB'を得る
ことができる。上記の一連の非可視マーク埋め込み操作
を、可視マーク操作対象ブロック毎に、鍵により渡され
る情報をもとに得られるランダム系列にしたがって、違
ったタイミングで行なう。
【0022】図14に、オリジナルコンテンツがJPE
G画像の場合における可視マーク(情報)埋込みのフロ
ーチャートを示す。まずステップ400においてコンテ
ンツであるJPEG画像をハフマン復号にかける。ステ
ップ420では、複合されたコンテンツと、埋め込む情
報であるドットパターン410及び鍵のキーワードから
生成されるランダム系列(疑似乱数系列1)から特定さ
れる埋込み手法の選択430が入力となり、DC/AC
係数の操作(DC/AC Coefficient Modification)が行わ
れる。この時DC/AC係数を選ばれた埋込み手法に従
って複数回重ね書きすることにより可視マークを埋め込
む。ステップ440で重ね書き回数が終了を迎えたかを
判断する。その結果がNoであればステップ420へ戻
る。その結果がYesであれば、可視マークの埋込みは
終了である。
【0023】図15に、JPEG画像に付加情報として
可視マークが埋め込まれている場合の、可視マーク消去
及び非可視マーク埋込みのフローチャートを示す。まず
ステップ500において可視マークが埋め込まれている
JPEG画像をハフマン復号で復号し、ステップ520
で付加情報であるマークを消去する。ステップ530で
は変換されたパターンの埋込みを行い、ステップ540
で可視マーク消去が終了しているか判断され、Noであ
れば再びステップ520へ戻どる。ステップ540の結
果がYesであれば非可視マークが付加されたイメージ
の完成である。ここで最も重要なことは、ステップ56
0において、鍵のキーワードから生成された疑似乱数系
列2に基づきマーク消去のタイミングが選択され、この
タイミングにより、ステップ520のマーク消去とステ
ップ530の埋込みが同時平行して行われることであ
る。なお埋込みパターンの変換を行うステップ580で
は、ステップ560からのタイミング指定の他、ステッ
プ550における、鍵のキーワードから生成された疑似
乱数系列3を用いて非可視マークパターンの選択も入力
として与えられる。
【0024】
【実施例】図1には、本発明において使用される電子透
かしシステムのハードウェア構成の一実施例を示す概観
図が示されている。システム100は、中央処理装置
(CPU)1とメモリ4とを含んでいる。CPU1とメ
モリ4は、バス2を介して、補助記憶装置としてのハー
ドディスク装置13(またはMO、CD−ROM23、
DVD等の記憶媒体駆動装置)とIDEコントローラ2
5を介して接続してある。同様にCPU1とメモリ4
は、バス2を介して、補助記憶装置としてのハードディ
スク装置30(またはMO28、CD−ROM23、D
VD等の記憶媒体駆動装置)とSCSIコントローラ2
7を介して接続してある。フロッピーディスク装置20
はフロッピーディスクコントローラ19を介してバス2
へ接続されている。
【0025】フロッピーディスク装置20には、フロッ
ピーディスクが挿入され、このフロッピーディスク等や
ハードディスク装置13(またはMO、CD−ROM、
DVD等の記憶媒体)、ROM14には、オペレーティ
ングシステムと協働してCPU等に命令を与え、本発明
を実施するためのコンピュータ・プログラムのコード若
しくはデータを記録することができ、メモリ4にロード
されることによって実行される。このコンピュータ・プ
ログラムのコードは圧縮し、または、複数に分割して、
複数の媒体に記録することもできる。
【0026】システム100は更に、ユーザ・インター
フェース・ハードウェアを備え、入力をするためのポイ
ンティング・デバイス(マウス、ジョイスティック等)
7またはキーボード6や、視覚データをユーザに提示す
るためのディスプレイ12を有することができる。ま
た、パラレルポート16を介してプリンタを接続するこ
とや、シリアルポート15を介してモデムを接続するこ
とが可能である。このシステム100は、シリアルポー
ト15およびモデムまたは通信アダプタ18(イーサネ
ットやトークンリング・カード)等を介してネットワー
クに接続し、他のコンピュータ等と通信を行うことが可
能である。またシリアルポート15若しくはパラレルポ
ート16に、遠隔送受信機器を接続して、赤外線若しく
は電波によりデータの送受信を行うことも可能である。
【0027】スピーカ23は、オーディオ・コントロー
ラ21によってD/A(デジタル/アナログ変換)変換
された音声信号を、アンプ22を介して受領し、音声と
して出力する。また、オーディオ・コントローラ21
は、マイクロフォン24から受領した音声情報をA/D
(アナログ/デジタル)変換し、システム外部の音声情
報をシステムにとり込むことを可能にしている。
【0028】このように、本発明の電子透かしシステム
は、通常のパーソナルコンピュータ(PC)やワークス
テーション、ノートブックPC、パームトップPC、ネ
ットワークコンピュータ、コンピュータを内蔵したテレ
ビ等の各種家電製品、通信機能を有するゲーム機、電
話、FAX、携帯電話、PHS、電子手帳、等を含む通
信機能有する通信端末、または、これらの組合せによっ
て実施可能であることを容易に理解できるであろう。た
だし、これらの構成要素は例示であり、その全ての構成
要素が本発明の必須の構成要素となるわけではない。
【0029】本電子透かしシステムを応用したシステム
としては、以下のものがある。 (1)デジタルコンテンツ配布時の電子指紋システム インターネットの世界においては、コンテンツの取り引
きが頻繁に行われている。このようなネットワークを通
じたコンテンツ配布において著作権情報等を安全に守り
ながら、かつスムーズに、コンテンツの品質を保ちなが
ら取り引きを行うシステムを提供する。デジタルコンテ
ンツを配布し課金をするようなシステムでは、良質を保
ったままの不可視のマーキングでは、配布されたコンテ
ンツがオリジナルと比べ遜色なく使用出来てしまう(1
10)。このため課金に対しユーザー側の支払意識が低
くなる可能性がある。本デジタルコンテンツ配布システ
ムは、コンテンツに可視マークを埋め込み(120)、
その可視マークの消去に必要な鍵の受渡しと課金とを連
動して行なう(130)。可視マーク消去の際には、非
可視情報として、可視マーク消去作業を行なったログ
(ユーザー名、ホスト名、時刻等)を埋め込む(14
0)。これにとより、いつどこから誰に与えられたかを
追跡することが可能とする電子指紋(fingerprinting)
システムが構築される。
【0030】(2)デジタルコンテンツ管理及び配信シ
ステム 視覚的な管理情報埋め込みシステムを映像・放送業界、
印刷業界におけるコンテンツの数は膨大である。このよ
うな環境では効率的な整理は大きな課題である。社内で
のコンテンツの移動も多い。さらにこの膨大なコンテン
ツをお客に渡す場合は、社内の整理番号を視覚的に消す
必要もある。本デジタルコンテンツ配信システムは、コ
ンテンツ移動の管理やコンテンツの整理のために、コン
テンツ整理番号等を含むメモ情報等を可視マークとして
一時的に埋め込む。これにより社内でのコンテンツ管理
は効率よく行われる(210)。外部にコンテンツを配
信(配布)する際には、社内でのみ必要であった可視情
報を除去し、コンテンツ所有権情報等(所有権情報、使
用許諾情報、あるいは使用許諾条件等)を非可視で埋め
込む(220)。これによりコンテンツの管理及び所有
権確保が両立する。また他の態様として、デジタルカメ
ラで取得した画像に消去可能な形でタイムスタンプなど
を付加し(230)、印刷時にその情報を消去する(2
40)システムも同様に実施可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明により、可視マークの消去と非可
視マークの埋め込みを不可分にする方法が可能となる。
これにより、安全にコンテンツを課金するための、コン
テンツ配布システム及び電子指紋システム、及び複数の
コンテンツを効率よく整理し配信する、コンテンツ配信
システムを提供することできる。さらに、可視マーク埋
め込み時に、可視マーク埋め込み領域以外の場所にあら
かじめ情報を非可視のかたちで埋め込むことで、可視マ
ーク消去時にユーザー名等、電子指紋情報が埋め込まれ
た際には、2種類の情報が非可視のかたちで埋め込まれ
る。あらかじめ埋め込んである非可視情報は共謀比較操
作によっても消去困難となる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハードウェア構成の一実施例を示す図
である。
【図2】従来技術の画像配送システムの例を示す図であ
る。
【図3】従来技術に対してスクランブル解除前後の画像
の差分を取る例である。
【図4】従来技術に対してメモリのスナップを取る例で
ある。
【図5】本発明の方法の概要を示す図である。
【図6】本発明の方法に対してメモリのスナップを取る
例である。
【図7】本発明の方法に対してスクランブル解除前後の
画像の差分を取る例である。
【図8】本発明のシステムのブロック図である。
【図9】鍵のデータ・フォーマット例を示す図である。
【図10】可視マーク(情報)の埋込みの具体例を示す
図である。
【図11】ピクセル値/DCT係数値のスキャン順序の
交換を示す図である。
【図12】コンテンツ配布システム及び電子指紋システ
ムを示す図である。
【図13】コンテンツ管理及び配信システムを示す図で
ある。
【図14】可視マーク(情報)埋込みのフローチャート
である。
【図15】可視マーク消去及び非可視マーク埋込みのフ
ローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 周一 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】付加情報が埋め込まれたコンテンツから該
    付加情報の消去と新たな付加情報の埋め込みを行う、電
    子透かしシステムであって、該システムが、(1)埋め
    込まれた付加情報Aをコンテンツから消去する手段と、
    (2)電子透かし技術を用いて、新たに付加情報Bを前
    記付加情報Aの埋め込まれた領域に埋め込む手段と、 を具備し、前記手段(1)による消去が終了する前に前
    記手段(2)による埋込みを開始することを特徴とす
    る、電子透かしシステム。
  2. 【請求項2】前記付加情報Aが可視若しくは可聴の情報
    であり、前記付加情報Bが不可視若しくは非可聴の情報
    である、請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】前記手段(2)が、前記付加情報Aを消去
    する際に、前記コンテンツに付加情報Aを埋め込む時に
    用いられた鍵と同一の鍵を用いて、前記付加情報Aを消
    去することを特徴とする、請求項1乃至請求項2の何れ
    かに記載のシステム。
  4. 【請求項4】コンテンツへの付加情報の埋め込み及び消
    去を行う、電子透かしシステムであって、該システム
    が、(1)付加情報Aをコンテンツへ、埋め込む手段
    と、(2)前記付加情報Aをコンテンツから、消去する
    手段と、(3)電子透かし技術を用いて、新たに付加情
    報Bを前記付加情報Aの埋め込まれた領域に、埋め込む
    手段と、 を具備し、前記手段(2)による消去が終了する前に前
    記手段(3)による埋込みを開始することを特徴とす
    る、電子透かしシステム。
  5. 【請求項5】前記付加情報Aが可視若しくは可聴の情報
    であり、前記付加情報Bが不可視若しくは非可聴の情報
    である、請求項4記載のシステム。
  6. 【請求項6】前記手段(1)が、付加情報Aを可視若し
    くは可聴の情報として埋め込むと同時に、さらに付加情
    報Cを電子透かし技術を用いて不可視若しくは非可聴の
    情報として埋め込む手段を具備する、請求項5記載のシ
    ステム。
  7. 【請求項7】前記手段(1)が、付加情報Aの埋込みに
    際し、特定の鍵を用いて埋め込み、前記手段(2)が、
    該鍵を用いて前記付加情報Aを消去することを特徴とす
    る、請求項4乃至請求項6の何れかに記載のシステム。
  8. 【請求項8】コンテンツ配布システムであって、該シス
    テムが、(1)特定の鍵を用いて可視若しくは可聴の付
    加情報Aをコンテンツへ埋め込む手段と、(2)ユーザ
    からコンテンツの要求を受け取る手段と、(3)前記要
    求に対して、課金する手段と、(4)コンテンツから前
    記付加情報Aを消去するための、前記鍵をユーザへ送付
    する手段と、 を具備することを特徴とする、コンテンツ配布システ
    ム。
  9. 【請求項9】電子指紋システムであって、該システムが
    (1)コンテンツの要求をコンテンツ配布システムへ送
    付する手段と、(2)コンテンツに付加された可視若し
    くは可聴の付加情報Aを消去するための鍵を、コンテン
    ツ配布システムから受け取る手段と、(3)前記鍵を用
    いてコンテンツに付加された前記付加情報を消去する手
    段と、(4)電子透かし技術を用いて、新たに不可視若
    しくは非可聴の付加情報Bを、コンテンツの前記付加情
    報Aの埋め込まれた領域に埋め込む手段と、 を具備し、前記手段(3)による消去が終了する前に前
    記手段(4)による埋込みを開始することを特徴とす
    る、電子指紋システム。
  10. 【請求項10】コンテンツの管理及び配信システムであ
    って、該システムが、(1)複数のコンテンツを管理す
    るために、該複数のコンテンツへ、各々のコンテンツに
    対して異なる鍵を用いて可視若しくは可聴の付加情報を
    埋め込む手段と、(2)コンテンツの配信時に、該コン
    テンツの付加情報Aの埋込み時に用いられた鍵を用い
    て、付加情報Aを消去する手段と、(3)新たに電子透
    かし技術を用いて、新たに不可視若しくは非可聴の付加
    情報Bを、前記付加情報Aの埋め込まれた領域に埋め込
    む手段と、(4)前記付加情報Bが付加された前記コン
    テンツを配信する手段と、 を具備し、前記手段(2)による消去が終了する前に前
    記手段(3)による埋込みを開始することを特徴とす
    る、コンテンツの管理及び配信システム。
  11. 【請求項11】前記付加情報Aが、前記コンテンツに関
    する整理番号等の識別情報を含む、請求項10記載のシ
    ステム。
  12. 【請求項12】前記付加情報Bが、前記コンテンツに関
    する所有権情報、使用許諾情報、あるいは使用許諾条件
    等の少なくとも1つを含む、請求項11記載のシステ
    ム。
  13. 【請求項13】付加情報が埋め込まれたコンテンツから
    該付加情報の消去と新たな付加情報の埋め込みを行う電
    子透かしの方法であって、(1)埋め込まれた可視若し
    くは可聴の付加情報Aをコンテンツから消去するステッ
    プと、(2)電子透かし技術を用いて、新たに不可視若
    しくは非可聴の付加情報Bを前記付加情報Aの埋め込ま
    れた領域に埋め込むステップと、 を有し、前記ステップ(2)による消去が終了する前に
    前記ステップ(3)による埋込みを開始することを特徴
    とする方法。
  14. 【請求項14】付加情報が埋め込まれたコンテンツから
    該付加情報の消去と新たな付加情報の埋め込みを行うた
    めのプログラムを含む媒体であって、該プログラムが、
    (1)埋め込まれた可視若しくは可聴の付加情報Aをコ
    ンテンツから消去する機能と、(2)電子透かし技術を
    用いて、新たに不可視若しくは非可聴の付加情報Bを前
    記付加情報Aの埋め込まれた領域に埋め込む機能と、 を有し、前記機能(2)による消去が終了する前に前記
    機能(3)による埋込みを開始することを特徴とする、
    プログラムを含む媒体。
JP25376197A 1997-09-18 1997-09-18 電子透かしシステム Expired - Fee Related JP3269015B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25376197A JP3269015B2 (ja) 1997-09-18 1997-09-18 電子透かしシステム
US09/115,406 US6490681B1 (en) 1997-09-18 1998-07-14 Electronic watermarking system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25376197A JP3269015B2 (ja) 1997-09-18 1997-09-18 電子透かしシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11119651A true JPH11119651A (ja) 1999-04-30
JP3269015B2 JP3269015B2 (ja) 2002-03-25

Family

ID=17255782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25376197A Expired - Fee Related JP3269015B2 (ja) 1997-09-18 1997-09-18 電子透かしシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6490681B1 (ja)
JP (1) JP3269015B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003530035A (ja) * 2000-04-05 2003-10-07 ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド ウォーターマークが付されたマテリアルの処理システム
JP2004510192A (ja) * 2000-09-20 2004-04-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ コンテンツの配信
US6965996B2 (en) 1999-12-16 2005-11-15 Fujitsu Limited Method for facilitating legitimate use of digital content
US7443982B2 (en) 2000-12-07 2008-10-28 Sony United Kingdom Limited Watermarking and transferring material
US7571323B2 (en) 2003-01-22 2009-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Image processor, method thereof, computer program, and computer readable storage medium
JP2015053619A (ja) * 2013-09-07 2015-03-19 日本放送協会 多重化装置、逆多重化装置及びプログラム

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748763A (en) * 1993-11-18 1998-05-05 Digimarc Corporation Image steganography system featuring perceptually adaptive and globally scalable signal embedding
US6560349B1 (en) 1994-10-21 2003-05-06 Digimarc Corporation Audio monitoring using steganographic information
US6577746B1 (en) * 1999-12-28 2003-06-10 Digimarc Corporation Watermark-based object linking and embedding
US7532740B2 (en) 1998-09-25 2009-05-12 Digimarc Corporation Method and apparatus for embedding auxiliary information within original data
US7197156B1 (en) 1998-09-25 2007-03-27 Digimarc Corporation Method and apparatus for embedding auxiliary information within original data
US7373513B2 (en) 1998-09-25 2008-05-13 Digimarc Corporation Transmarking of multimedia signals
US6963884B1 (en) * 1999-03-10 2005-11-08 Digimarc Corporation Recoverable digital content degradation: method and apparatus
US7062651B1 (en) * 1999-05-25 2006-06-13 Silverbrook Research Pty Ltd Network printer registration protocol
US6775381B1 (en) * 1999-07-19 2004-08-10 Eastman Kodak Company Method and apparatus for editing and reading edited invisible encodements on media
US7372594B1 (en) * 1999-09-30 2008-05-13 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method, and storage medium
US8355525B2 (en) 2000-02-14 2013-01-15 Digimarc Corporation Parallel processing of digital watermarking operations
EP1336299A1 (en) * 2000-11-08 2003-08-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and device for communicating a command
WO2002039714A2 (en) * 2000-11-08 2002-05-16 Digimarc Corporation Content authentication and recovery using digital watermarks
GB2379295A (en) * 2001-08-31 2003-03-05 Sony Uk Ltd A system for distributing audio/video material to a potential buyer
US7006662B2 (en) 2001-12-13 2006-02-28 Digimarc Corporation Reversible watermarking using expansion, rate control and iterative embedding
US8059815B2 (en) * 2001-12-13 2011-11-15 Digimarc Corporation Transforming data files into logical storage units for auxiliary data through reversible watermarks
AU2002357259A1 (en) * 2001-12-13 2003-07-09 Digimarc Corporation Reversible watermarking
US7187780B2 (en) * 2001-12-13 2007-03-06 Digimarc Corporation Image processing methods using reversible watermarking
US7515730B2 (en) * 2001-12-13 2009-04-07 Digimarc Corporation Progressive image quality control using watermarking
JP3782369B2 (ja) * 2002-04-05 2006-06-07 株式会社日立製作所 ストレージ装置、コンテンツ配信システム及びコンテンツの配信方法
US7349553B2 (en) * 2002-04-29 2008-03-25 The Boeing Company Watermarks for secure distribution of digital data
US20030202659A1 (en) * 2002-04-29 2003-10-30 The Boeing Company Visible watermark to protect media content from server to projector
US20060078157A1 (en) * 2003-01-22 2006-04-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Perceptible reversible watermarks
US20040202324A1 (en) * 2003-04-11 2004-10-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd Program electronic watermark processing apparatus
US20050044387A1 (en) * 2003-08-18 2005-02-24 Ozolins Helmars E. Portable access device
US8572280B2 (en) * 2004-05-06 2013-10-29 Valve Corporation Method and system for serialization of hierarchically defined objects
JP4098313B2 (ja) * 2005-06-02 2008-06-11 富士通株式会社 画像処理装置
US20080015997A1 (en) * 2006-07-13 2008-01-17 General Instrument Corporation Method and apparatus for securely moving and returning digital content
US8274872B2 (en) * 2007-08-07 2012-09-25 Lite-On It Corporation Optical record carrier with a visually detectable pattern as well as an apparatus and a method for recording a visually detectable pattern on an optical record carrier
JP4903670B2 (ja) * 2007-10-31 2012-03-28 京セラミタ株式会社 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム
US8243984B1 (en) 2009-11-10 2012-08-14 Target Brands, Inc. User identifiable watermarking
JP2012064135A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Sony Corp 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム
CN107682643A (zh) * 2016-08-02 2018-02-09 杭州海康威视数字技术股份有限公司 一种图像处理方法及装置
CN117041531B (zh) * 2023-09-04 2024-03-15 无锡维凯科技有限公司 一种基于图像质量评估的手机摄像头聚焦检测方法和系统

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL78541A (en) 1986-04-18 1989-09-28 Rotlex Optics Ltd Method and apparatus for encryption of optical images
IN173621B (ja) * 1987-12-04 1994-06-18 Portals Ltd
US5493677A (en) 1994-06-08 1996-02-20 Systems Research & Applications Corporation Generation, archiving, and retrieval of digital images with evoked suggestion-set captions and natural language interface
US5568550A (en) 1994-10-05 1996-10-22 Shmuel Ur Method and system for identifying documents generated by an unauthorized software copy
US5530759A (en) 1995-02-01 1996-06-25 International Business Machines Corporation Color correct digital watermarking of images
US5664018A (en) * 1996-03-12 1997-09-02 Leighton; Frank Thomson Watermarking process resilient to collusion attacks
US5949885A (en) * 1996-03-12 1999-09-07 Leighton; F. Thomson Method for protecting content using watermarking
US5915027A (en) * 1996-11-05 1999-06-22 Nec Research Institute Digital watermarking
US6037984A (en) * 1997-12-24 2000-03-14 Sarnoff Corporation Method and apparatus for embedding a watermark into a digital image or image sequence
US6021196A (en) * 1998-05-26 2000-02-01 The Regents University Of California Reference palette embedding

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6965996B2 (en) 1999-12-16 2005-11-15 Fujitsu Limited Method for facilitating legitimate use of digital content
JP2003530035A (ja) * 2000-04-05 2003-10-07 ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド ウォーターマークが付されたマテリアルの処理システム
US7895439B2 (en) 2000-04-05 2011-02-22 Sony Europe Limited Watermarked material processing
JP2004510192A (ja) * 2000-09-20 2004-04-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ コンテンツの配信
US7443982B2 (en) 2000-12-07 2008-10-28 Sony United Kingdom Limited Watermarking and transferring material
US7962964B2 (en) 2000-12-07 2011-06-14 Sony United Kingdom Limited Watermarking and transferring material
US7571323B2 (en) 2003-01-22 2009-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Image processor, method thereof, computer program, and computer readable storage medium
JP2015053619A (ja) * 2013-09-07 2015-03-19 日本放送協会 多重化装置、逆多重化装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US6490681B1 (en) 2002-12-03
JP3269015B2 (ja) 2002-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3269015B2 (ja) 電子透かしシステム
EP1515534B1 (en) Electronic watermark system
JP4185335B2 (ja) マテリアルへのデータ埋込
US6359985B1 (en) Procedure for marking binary coded data sets
US8355525B2 (en) Parallel processing of digital watermarking operations
US7006661B2 (en) Digital watermarking systems and methods
CN101273367B (zh) 用于媒体鉴别的隐蔽且鲁棒的标记
US7318158B2 (en) Derivation and quantization of robust non-local characteristics for blind watermarking
EP0898396B1 (en) Electronic watermark system, electronic information distribution system, and image filing apparatus
US8650128B2 (en) Rights management system and methods
CN100536559C (zh) 用于压缩数字信息的安全发布和评估的系统与方法
KR100383312B1 (ko) 식별정보를 디지털 콘텐츠 내로 전사하고, 그 전사된 정보를판독하는 방법과 장치
EP1137250A1 (en) Improvements relating to digital watermarks
EP1143698A2 (en) Data processing apparatus and method, and storage medium
US20030059086A1 (en) Data processing apparatus and method, data processing program, and storage medium
US6912652B2 (en) Method and apparatus for imprinting ID information into a digital content and for reading out the same
EP1865459A1 (en) The method of digital watermark and the corresponding device, and digital camera which can append watermark
JP2002101288A (ja) 画像伝送システム及び方法並びに記録媒体
EP1528506B1 (en) Post decode watermarking of media
US7636847B2 (en) Material distribution apparatus
GB2330031A (en) Copying control for watermarked digital data
US6473859B1 (en) Image processing apparatus, method, and system, and computer-readable storage medium having program stored therein
EP0854633A2 (en) Image data illegal use prevention system
JP2000350007A (ja) 電子透かし方法、電子透かし装置および記録媒体
KR20000047641A (ko) 데이타 표시 시스템, 데이타 표시 장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees