JPH11114238A - 物品放出装置 - Google Patents
物品放出装置Info
- Publication number
- JPH11114238A JPH11114238A JP9283274A JP28327497A JPH11114238A JP H11114238 A JPH11114238 A JP H11114238A JP 9283274 A JP9283274 A JP 9283274A JP 28327497 A JP28327497 A JP 28327497A JP H11114238 A JPH11114238 A JP H11114238A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air tank
- cylindrical body
- goods
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大きな競技場や劇場の観客席に向けて、遠く
や近くの意図する場所、位置に野球ボ−ルや種々のグッ
ヅを詰めた容器を安全に投げ入れることのできる物品放
出装置を提供する。 【解決手段】 エアコンプレッサ2によりエアタンク3
に圧縮空気を充填し、該エアタンク3と内部で遊動する
ピストンを入れた筒体4との間に電磁弁6を設けた空気
導入用管路8を接続する。該筒体4に球状の包装容器G
を入れ、電磁弁6を作動させて圧縮空気を筒体4に導入
して球状の包装容器Gを放出する。
や近くの意図する場所、位置に野球ボ−ルや種々のグッ
ヅを詰めた容器を安全に投げ入れることのできる物品放
出装置を提供する。 【解決手段】 エアコンプレッサ2によりエアタンク3
に圧縮空気を充填し、該エアタンク3と内部で遊動する
ピストンを入れた筒体4との間に電磁弁6を設けた空気
導入用管路8を接続する。該筒体4に球状の包装容器G
を入れ、電磁弁6を作動させて圧縮空気を筒体4に導入
して球状の包装容器Gを放出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、野球場やサッカ
−場等の競技場だけでなく劇場等でも使用することので
きる物品放出装置、より詳しくは筒体から野球ボ−ルや
ボ−ル状の包装容器に入れたTシャツやハンカチ等の小
物グッヅ等を観客席へ向けて放出することのできる物品
放出装置に関する。
−場等の競技場だけでなく劇場等でも使用することので
きる物品放出装置、より詳しくは筒体から野球ボ−ルや
ボ−ル状の包装容器に入れたTシャツやハンカチ等の小
物グッヅ等を観客席へ向けて放出することのできる物品
放出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】野球場やサッカ−場等の競技場或いは劇
場等では、アトラクションとして試合や劇の始まる前等
に、人気選手や人気役者のサイン入りボ−ルやサイン入
りTシャツ等の各種グッヅを観客席に向けて放出するサ
−ビスが行われる。従来、このような物品を提供するに
は人気選手や役者或いは関係者が観客席に向けて投げ入
れる場合が殆どであった。
場等では、アトラクションとして試合や劇の始まる前等
に、人気選手や人気役者のサイン入りボ−ルやサイン入
りTシャツ等の各種グッヅを観客席に向けて放出するサ
−ビスが行われる。従来、このような物品を提供するに
は人気選手や役者或いは関係者が観客席に向けて投げ入
れる場合が殆どであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】競技場等でボ−ルや小
物等のグッヅを観客席に投げ入れる場合、数万人規模の
観客席となるとその量が多く、選手や関係者が遠く或い
は近くに投げ入れつつ一周するのは、はかなりきつい作
業である。また、遠くに届かず観客席の前側の一部のみ
に投げ入れることになると不公平ともなる。放出装置と
して、例えば、花火のように少量の火薬を筒体の下部に
入れ、その上にボ−ル等のグッヅを入れて打ち上げる装
置も考えられるが、取扱いに特別の免許を必要とした
り、例え微量であっても火薬を使用することは怪我や事
故につながりかねず危険である。
物等のグッヅを観客席に投げ入れる場合、数万人規模の
観客席となるとその量が多く、選手や関係者が遠く或い
は近くに投げ入れつつ一周するのは、はかなりきつい作
業である。また、遠くに届かず観客席の前側の一部のみ
に投げ入れることになると不公平ともなる。放出装置と
して、例えば、花火のように少量の火薬を筒体の下部に
入れ、その上にボ−ル等のグッヅを入れて打ち上げる装
置も考えられるが、取扱いに特別の免許を必要とした
り、例え微量であっても火薬を使用することは怪我や事
故につながりかねず危険である。
【0004】この発明は、上記する課題に対処するため
になされたものであり、大きな競技場や劇場の観客席に
向けて、遠くや近くの意図する場所、位置に野球ボ−ル
や種々のグッヅを詰めた容器を安全に投げ入れることの
できる物品放出装置を提供することを目的としている。
になされたものであり、大きな競技場や劇場の観客席に
向けて、遠くや近くの意図する場所、位置に野球ボ−ル
や種々のグッヅを詰めた容器を安全に投げ入れることの
できる物品放出装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、物品放出装置は、高圧空気
発生器、例えばエアコンプレッサ(2)と、該エアコン
プレッサ(2)に接続した空気導入用管路(7)により
圧縮空気を充填するエアタンク(3)と、該エアタンク
(3)との間に空気導入用管路(8)を接続し且つ内部
で遊動するピストン(5)を入れた筒体(4)と、該筒
体(4)とエアタンク(3)の間の空気導入用管路
(8)に配置する電磁弁(6)と、前記電磁弁(6)を
作動させるための蓄電池(9)と、を移動用台車(1)
に搭載してなることを特徴とする。
る課題を解決するために、物品放出装置は、高圧空気
発生器、例えばエアコンプレッサ(2)と、該エアコン
プレッサ(2)に接続した空気導入用管路(7)により
圧縮空気を充填するエアタンク(3)と、該エアタンク
(3)との間に空気導入用管路(8)を接続し且つ内部
で遊動するピストン(5)を入れた筒体(4)と、該筒
体(4)とエアタンク(3)の間の空気導入用管路
(8)に配置する電磁弁(6)と、前記電磁弁(6)を
作動させるための蓄電池(9)と、を移動用台車(1)
に搭載してなることを特徴とする。
【0006】また、前記の手段の前記筒体(4)
は、その端部をエアタンク(3)に固定した固定部材
(14)に回動自在に枢着してあり、且つ該筒体(4)
とエアタンク(3)との間には、角度調節リンク(1
5)を設けてその傾斜角度を調節可能としたものである
ことを特徴とする。
は、その端部をエアタンク(3)に固定した固定部材
(14)に回動自在に枢着してあり、且つ該筒体(4)
とエアタンク(3)との間には、角度調節リンク(1
5)を設けてその傾斜角度を調節可能としたものである
ことを特徴とする。
【0007】或いは、前記又はの手段の前記筒体
(4)は、開口部(4b)近傍の内周に、内側端部縁
(4e)を滑らかに形成したストッパリング(4s)を
固定したものであることを特徴とする。
(4)は、開口部(4b)近傍の内周に、内側端部縁
(4e)を滑らかに形成したストッパリング(4s)を
固定したものであることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施の形
態についし図面を参照しながら説明する。図1は、この
発明の物品放出装置の側面図であり、図2は図1のA−
A矢視正面図である。この物品放出装置は、例えば軽四
輪車や電気自動車等の駆動用車両で引くための台車1に
搭載される。該台車1には、高圧気体を発生するための
高圧気体発生器、例えはエアコンプレッサ2と、該エア
コンプレッサ2から圧縮空気を充填するエアタンク3,
3,・・と、該エアタンク3から高圧空気を導入する筒
体4と、電磁弁6と、前記エアコンプレッサ2からエア
タンク3へ空気を送る管路7と、エアタンク3から筒体
4へ空気を送る管路8と、バッテリ−(蓄電池)9と、
該バッテリ−9を充電するための充電器(図示省略)等
が載置される。前記エアタンク3は、単数でもよいが台
車1の上の台1aに複数個を設置してある。尚、前記充
電器は台車1にエンジン10を搭載して駆動しバッテリ
−9を充電するが、このエンジン10はコンプレッサ−
2駆動用のエンジンと兼用してもよい(但し、エンジン
と充電器やエアコンプレッサ−との接続機構は省略す
る)。また、高圧空気発生器としてのエアコンプレッサ
−2の代わりに高圧の空気や窒素ガス等を入れたボンベ
を使用してもよい。更に、前記台車1は人力で引っ張る
ようにしてもよい。
態についし図面を参照しながら説明する。図1は、この
発明の物品放出装置の側面図であり、図2は図1のA−
A矢視正面図である。この物品放出装置は、例えば軽四
輪車や電気自動車等の駆動用車両で引くための台車1に
搭載される。該台車1には、高圧気体を発生するための
高圧気体発生器、例えはエアコンプレッサ2と、該エア
コンプレッサ2から圧縮空気を充填するエアタンク3,
3,・・と、該エアタンク3から高圧空気を導入する筒
体4と、電磁弁6と、前記エアコンプレッサ2からエア
タンク3へ空気を送る管路7と、エアタンク3から筒体
4へ空気を送る管路8と、バッテリ−(蓄電池)9と、
該バッテリ−9を充電するための充電器(図示省略)等
が載置される。前記エアタンク3は、単数でもよいが台
車1の上の台1aに複数個を設置してある。尚、前記充
電器は台車1にエンジン10を搭載して駆動しバッテリ
−9を充電するが、このエンジン10はコンプレッサ−
2駆動用のエンジンと兼用してもよい(但し、エンジン
と充電器やエアコンプレッサ−との接続機構は省略す
る)。また、高圧空気発生器としてのエアコンプレッサ
−2の代わりに高圧の空気や窒素ガス等を入れたボンベ
を使用してもよい。更に、前記台車1は人力で引っ張る
ようにしてもよい。
【0009】図3は、前記エアタンク3と筒体4と該エ
アタンク3から筒体4へ空気を送る管路7等の配置を示
す正面方向からの図である。前記エアコンプレッサ2か
らエアタンク3へ空気を送る管路7には、圧力調整用の
バルブ11が配置してある。また、前記エアタンク3か
ら筒体4へ空気を送る管路8には、電磁弁6が配置して
ある。該電磁弁6は、台車1に搭載したバッテリ−9を
電源として作動させるが、該バッテリ−9の容量がなく
なるとエンジン10と充電器で充電することができる。
また、この電磁弁6は、操作者が必要な時にONとして
エアタンク3から筒体4へ高圧空気(例えば8kgf/
cm2 )を送るようにしてある。エアコンプレッサ2を
駆動する駆動源としては電動モ−タでもよく或いは別個
にエンジンを台車1に搭載してもよい。また、エアタン
ク3には、圧力計12と安全弁13とが取り付けてあ
る。
アタンク3から筒体4へ空気を送る管路7等の配置を示
す正面方向からの図である。前記エアコンプレッサ2か
らエアタンク3へ空気を送る管路7には、圧力調整用の
バルブ11が配置してある。また、前記エアタンク3か
ら筒体4へ空気を送る管路8には、電磁弁6が配置して
ある。該電磁弁6は、台車1に搭載したバッテリ−9を
電源として作動させるが、該バッテリ−9の容量がなく
なるとエンジン10と充電器で充電することができる。
また、この電磁弁6は、操作者が必要な時にONとして
エアタンク3から筒体4へ高圧空気(例えば8kgf/
cm2 )を送るようにしてある。エアコンプレッサ2を
駆動する駆動源としては電動モ−タでもよく或いは別個
にエンジンを台車1に搭載してもよい。また、エアタン
ク3には、圧力計12と安全弁13とが取り付けてあ
る。
【0010】前記筒体4は、その端部を管路8の端部8
aを軸として、固定部材であるブラケット14に回動自
在に枢着してある。そして該筒体4とエアタンク3との
間には、角度調節リンク15を取り付け、連結部に取り
付けた例えばボルトとナットを緩め、その傾斜角度を調
節して、固定することが出来るようにしてある。この角
度変更の操作は手動で調節しても良いし、或いは自動的
に変更できるようにしても良い。また、筒体4は、管路
8の端部8aを軸として回動自在に枢着するのではな
く、管路8としてはフレキシブルな管路を用いるように
して別個にブラケット14に回動自在に枢着するように
してもよい。
aを軸として、固定部材であるブラケット14に回動自
在に枢着してある。そして該筒体4とエアタンク3との
間には、角度調節リンク15を取り付け、連結部に取り
付けた例えばボルトとナットを緩め、その傾斜角度を調
節して、固定することが出来るようにしてある。この角
度変更の操作は手動で調節しても良いし、或いは自動的
に変更できるようにしても良い。また、筒体4は、管路
8の端部8aを軸として回動自在に枢着するのではな
く、管路8としてはフレキシブルな管路を用いるように
して別個にブラケット14に回動自在に枢着するように
してもよい。
【0011】次に、図4(A)は、前記筒体4の断面図
である。該筒体4は、円筒状(ただし必ずしも円筒でな
くてもよい)に形成され、一方は底板4aで閉鎖し、他
方は開口してあるが、該開口部4bにはストッパリング
4sを溶接等により固定して少し径を小さくしてある。
該筒体4の底板4a近傍には穴を穿設すると共に該穴に
前記管路8の端部8aが、筒体4内に連通し高圧空気を
送り込むことができるようにして固定されている。更
に、該筒体4の内部には、ピストン5が該筒体4内で自
由に遊動できるように入れてある。即ち、該ピストン5
は、開口部4bのストッパリング4sと管路8の端部8
aとの間で自由に移動できるように嵌め入れられてい
る。該ピストン5は、開口部4b近くのストッパリング
4sに当接するが、筒体4内の圧力が低くなったとき自
由落下する。また、該ピストン5が下方にあるとき、筒
体4の内部に幾つかのボ−ルやTシャツ等のグッヅを入
れた球状の包装容器G,G,・・ を入れることができ
るようにしてある。そして該ピストン5は、図4(B)
に示すように、筒体4を上方に向け管路8の端部8aよ
り高圧空気を導入したとき高圧力でボ−ル或いはグッヅ
を入れた球状の包装容器G,G,・・を開口部4bより
高速で放出する。
である。該筒体4は、円筒状(ただし必ずしも円筒でな
くてもよい)に形成され、一方は底板4aで閉鎖し、他
方は開口してあるが、該開口部4bにはストッパリング
4sを溶接等により固定して少し径を小さくしてある。
該筒体4の底板4a近傍には穴を穿設すると共に該穴に
前記管路8の端部8aが、筒体4内に連通し高圧空気を
送り込むことができるようにして固定されている。更
に、該筒体4の内部には、ピストン5が該筒体4内で自
由に遊動できるように入れてある。即ち、該ピストン5
は、開口部4bのストッパリング4sと管路8の端部8
aとの間で自由に移動できるように嵌め入れられてい
る。該ピストン5は、開口部4b近くのストッパリング
4sに当接するが、筒体4内の圧力が低くなったとき自
由落下する。また、該ピストン5が下方にあるとき、筒
体4の内部に幾つかのボ−ルやTシャツ等のグッヅを入
れた球状の包装容器G,G,・・ を入れることができ
るようにしてある。そして該ピストン5は、図4(B)
に示すように、筒体4を上方に向け管路8の端部8aよ
り高圧空気を導入したとき高圧力でボ−ル或いはグッヅ
を入れた球状の包装容器G,G,・・を開口部4bより
高速で放出する。
【0012】前記ピストン5は、図5(A)及び図5
(B)に示すように、二枚の円板5a,5bとこれら円
板5a,5bの間に固定され、該円板5a,5bよりも
径の少し小さな筒体5cと、で構成されている。該ピス
トン5の材質は金属でもよく或いは合成樹脂等でもよ
い。また、該ピストン5の円板5a,5bの径d3 は、
筒体4の内径d1 より少し小さく且つ開口部4bのスト
ッパリング4sの内径d2より少し大きくしてある。ま
た、前記ストッパリング4sの内側端部の縁4eは、テ
−パ状か、或いは丸くしてある。これは、後述するよう
に、ボ−ルやボ−ル状の包装容器G等が飛び出すとき傷
付かずスム−ズに飛び出させるようにするためである。
(B)に示すように、二枚の円板5a,5bとこれら円
板5a,5bの間に固定され、該円板5a,5bよりも
径の少し小さな筒体5cと、で構成されている。該ピス
トン5の材質は金属でもよく或いは合成樹脂等でもよ
い。また、該ピストン5の円板5a,5bの径d3 は、
筒体4の内径d1 より少し小さく且つ開口部4bのスト
ッパリング4sの内径d2より少し大きくしてある。ま
た、前記ストッパリング4sの内側端部の縁4eは、テ
−パ状か、或いは丸くしてある。これは、後述するよう
に、ボ−ルやボ−ル状の包装容器G等が飛び出すとき傷
付かずスム−ズに飛び出させるようにするためである。
【0013】この発明の物品放出装置は、以上のような
構成からなり、野球場やサッカ−場等の競技場で、観客
席に向けて種々のグッヅ類を入れた球状の包装容器Gを
放出するときにはコンプレッサ2やエアタンク3等を搭
載した台車1を電気自動車等の駆動車で引きながら競技
場の観客席近くを周回するが、次の要領で行う。 (1) 前記エアタンク3には、コンプレッサ−2より管路
7のバルブ11を利用して高圧の空気を充填する。所定
の空気圧(例えば8kgf/cm2 )となったらコンプ
レッサ−2からの空気導入を止める。 (2) エアタンク3に回動自在に取り付けた筒体4は、傾
斜角度を付けて観客席の斜め上方へその開口部4bを向
ける。該筒体4の中にはボ−ル或いは種々のグッヅを詰
めた球状の包装容器G,G,G,・・を数個入れる(図
4(A))。 (3) タイミングを見計らって、電磁弁6,6,・・を作
動させ管路8を『開』として筒体4内に高圧の空気を瞬
間的に入れる。するとピストン5が高速で上方向へ移動
してボ−ルや包装容器G,G,G,・・を高く放出する
ことができる(図4(B))。 (4) 放出されたボ−ルやグッヅ入りの球状容器G,G,
G,・・は大きく弧を描いて観客席の中に飛び込んで行
く。この場合、筒体4の角度を角度調節リンク15で種
々の角度に調節することにより観客席の色々な場所に均
等に球状容器G,G,G,・・を放出することができ
る。
構成からなり、野球場やサッカ−場等の競技場で、観客
席に向けて種々のグッヅ類を入れた球状の包装容器Gを
放出するときにはコンプレッサ2やエアタンク3等を搭
載した台車1を電気自動車等の駆動車で引きながら競技
場の観客席近くを周回するが、次の要領で行う。 (1) 前記エアタンク3には、コンプレッサ−2より管路
7のバルブ11を利用して高圧の空気を充填する。所定
の空気圧(例えば8kgf/cm2 )となったらコンプ
レッサ−2からの空気導入を止める。 (2) エアタンク3に回動自在に取り付けた筒体4は、傾
斜角度を付けて観客席の斜め上方へその開口部4bを向
ける。該筒体4の中にはボ−ル或いは種々のグッヅを詰
めた球状の包装容器G,G,G,・・を数個入れる(図
4(A))。 (3) タイミングを見計らって、電磁弁6,6,・・を作
動させ管路8を『開』として筒体4内に高圧の空気を瞬
間的に入れる。するとピストン5が高速で上方向へ移動
してボ−ルや包装容器G,G,G,・・を高く放出する
ことができる(図4(B))。 (4) 放出されたボ−ルやグッヅ入りの球状容器G,G,
G,・・は大きく弧を描いて観客席の中に飛び込んで行
く。この場合、筒体4の角度を角度調節リンク15で種
々の角度に調節することにより観客席の色々な場所に均
等に球状容器G,G,G,・・を放出することができ
る。
【0014】尚、上記(1) 〜(4) の操作は、劇場の舞台
の上から観客席に向けてグッヅ類を放出する場合にも同
様に行うことができる。この場合もこの物品放出装置
は、筒体4の角度を種々に変えながら電磁弁6を操作す
るだけで観客席の適宜な位置にボ−ルやグッヅ類を放出
することができる。しかも、ボ−ル等の放出に当たって
は高圧空気を利用するだけであるから安全である。
の上から観客席に向けてグッヅ類を放出する場合にも同
様に行うことができる。この場合もこの物品放出装置
は、筒体4の角度を種々に変えながら電磁弁6を操作す
るだけで観客席の適宜な位置にボ−ルやグッヅ類を放出
することができる。しかも、ボ−ル等の放出に当たって
は高圧空気を利用するだけであるから安全である。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の物品放
出装置によれば、大きな野球場や競技場の観客席に向け
て、遠くや近くの意図する場所や位置に野球ボ−ルや種
々のグッヅを詰めた容器を安全に投げ入れることができ
る。また、この物品放出装置は電磁弁を操作して高圧の
空気を放出するだけであるから労力を要せず、全く安全
である。更に、エアコンフレッサ−により高圧空気を必
要なだけいつでも用意することが可能であり、バッテリ
−も充電することができるので途中で物品の放出を中止
することも無く最後まで物品を放出することができる。
出装置によれば、大きな野球場や競技場の観客席に向け
て、遠くや近くの意図する場所や位置に野球ボ−ルや種
々のグッヅを詰めた容器を安全に投げ入れることができ
る。また、この物品放出装置は電磁弁を操作して高圧の
空気を放出するだけであるから労力を要せず、全く安全
である。更に、エアコンフレッサ−により高圧空気を必
要なだけいつでも用意することが可能であり、バッテリ
−も充電することができるので途中で物品の放出を中止
することも無く最後まで物品を放出することができる。
【図1】この発明の物品放出装置の側面図である。
【図2】この発明の物品放出装置の側面図のA−A矢視
正面図である。
正面図である。
【図3】この発明の物品放出装置を構成するエアタンク
と筒体と空気を送る管路回りを示す正面方向からの図で
ある。
と筒体と空気を送る管路回りを示す正面方向からの図で
ある。
【図4】図4(A)は、この発明の物品放出装置を構成
する筒体の断面図であり、図4(B)は、同じく筒体の
断面図であって物品を放出した状態を示す図である。
する筒体の断面図であり、図4(B)は、同じく筒体の
断面図であって物品を放出した状態を示す図である。
【図5】図5(A)は、この発明の物品放出装置を構成
する筒体に入れるピストンの側面図でり、図5(B)は
正面図である。
する筒体に入れるピストンの側面図でり、図5(B)は
正面図である。
1 台車 2 エアコンプレッサ 3 エアタンク 4 筒体 5 ピストン 6 電磁弁 7 管路 8 管路 9 バッテリ− 11 バルブ 12 圧力計 13 安全弁 15 角度調節リンク G ボ−ル或いは球状の包装容器
Claims (3)
- 【請求項1】 高圧空気発生器と、該高圧空気発生器と
の間に接続した空気導入用管路により圧縮空気を充填す
るエアタンクと、該エアタンクとの間に空気導入用管路
を接続し且つ内部で遊動するピストンを入れた筒体と、
該筒体とエアタンクの間の空気導入用管路に配置する電
磁弁と、前記電磁弁を作動させるための蓄電池と、を移
動用台車に搭載してなる物品放出装置。 - 【請求項2】 筒体は、その端部をエアタンクに固定し
た固定部材に回動自在に枢着してあり、且つ該筒体とエ
アタンクとの間には、角度調節リンクを設けてその傾斜
角度を調節可能としたものであることを特徴とする請求
項1に記載の物品放出装置。 - 【請求項3】 筒体は、開口部近傍の内周に、内側端部
縁を滑らかに形成したストッパリングを固定したもので
あることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の物
品放出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9283274A JPH11114238A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 物品放出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9283274A JPH11114238A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 物品放出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11114238A true JPH11114238A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17663344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9283274A Pending JPH11114238A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 物品放出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11114238A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58183183U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | 松下電工株式会社 | 郵便受箱 |
JPS60189793U (ja) * | 1984-05-28 | 1985-12-16 | 明昌特殊産業株式会社 | 圧縮空気型発射装置 |
JPH02503062A (ja) * | 1987-03-25 | 1990-09-27 | テニス ツーター インコーポレーテッド | 携帯的動力駆動投球装置 |
JPH0852246A (ja) * | 1994-08-10 | 1996-02-27 | Izu Tec Kk | バッティングマシーン |
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-
1997
- 1997-10-16 JP JP9283274A patent/JPH11114238A/ja active Pending
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