JPH11108936A - 免疫測定装置 - Google Patents

免疫測定装置

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JPH11108936A
JPH11108936A JP26868597A JP26868597A JPH11108936A JP H11108936 A JPH11108936 A JP H11108936A JP 26868597 A JP26868597 A JP 26868597A JP 26868597 A JP26868597 A JP 26868597A JP H11108936 A JPH11108936 A JP H11108936A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急検査専用の機器、試薬を準備することな
く緊急検査を通常検査とともに行える免疫測定装置を提
供する。 【解決手段】 免疫測定装置は、測定対象の検体を収納
する検体収納ユニットと、測定項目の試薬を収納する試
薬収納ユニットと、供給される前記検体の抗原抗体反応
を制御する反応ユニットとを備え、所定の指示があった
検体に対して通常の反応試薬とともに反応促進剤を反応
ユニットに供給する試薬供給手段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は免疫測定装置に関
し、さらに詳しくは、感染症項目のような緊急検査が求
められる検査項目を測定する免疫測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】免疫測定は、通常、血液等の生体成分中
の微量蛋白である腫瘍マーカや感染症等に関連する複数
の検査項目について抗原抗体反応に基づく免疫測定を行
い、この抗原抗体反応に特異的な反応から検体の免疫化
学的判定を行う。その測定方法には、ネフェロメータ
法、放射線免疫測定法(RIA)、酵素免疫測定法(E
IA)、免疫凝集測定法(CIA)が知られているが、
いずれの測定方法も抗原抗体反応を1抗体法でも1度、
2抗体法では2度行わなければならないため、測定に時
間がかかり測定方法によっては数時間を要するものがあ
る。
【0003】しかし、感染症等の緊急検査が求められる
検査項目については、例えば、CIA法の測定時間であ
る15分よりも速く検査結果を要する場合もあり、抗原
抗体反応の反応時間については、より短い方法が望まれ
ている。反応時間を短縮する手法のひとつとして抗原抗
体反応を促進する反応促進剤を試薬に添加することが知
られている(例えば特開平2−238361号公報)。
しかし、反応促進剤としていろいろな種類の物質が検討
されているが、いずれも本来の抗原抗体反応に特異的な
反応のみならず、抗原抗体反応以外の反応、いわゆる非
特異反応を起こしやすいので、各測定法の各測定項目試
薬ごとに微妙な適正条件を検討してからでないとその使
用は出来なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】緊急検査のような場合
には、非特異反応が起こる可能性が幾分かあっても検査
結果をすぐにだすことが重要視されることがある。その
ため、反応促進剤を添加した試薬を緊急検査用試薬とし
て用いることが考えられる。その際、その緊急検査用試
薬で通常検査をも行うことは、非特異反応が起こる頻度
より好ましくない。そこで、通常検査用と緊急検査用の
2種類の試薬を用意することがさらに考えられる。しか
し、この分野の検査は複数の測定項目を有するので試薬
収納のスペースが大きくなる。さらに、この分野の試薬
はどうしても有効期限が限られるため、緊急検査の検査
数が少ない場合、緊急検査のみにしか使えない試薬を有
効に管理することは難しい。
【0005】この発明の目的の1つは、通常検査を行え
る状態で随時緊急検査をも別途に反応試薬を用意するこ
となく迅速で効率よく行い得る免疫測定装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、測定
対象の検体を収納する検体収納ユニットと、測定項目の
試薬を収納する試薬収納ユニットと、供給される前記検
体と試薬の抗原抗体反応を制御する反応ユニットとを備
えた免疫測定装置において、所定の指示があった場合
に、その検体とその測定項目の試薬とともに反応促進剤
を供給する試薬供給手段を具備することを特徴とする免
疫測定装置が提供される。
【0007】すなわち、この発明は、特定の試薬収納ユ
ニットと試薬供給手段とを具備し、通常検査の際は、検
体に反応試薬が供給されて検査部で測定が行われるが、
緊急検査の指示があった場合に、その検体とその測定項
目の試薬とともに試薬供給手段から反応促進剤がただち
に供給される構成を備えているので、緊急検査を随時行
うことができるとともに迅速に対応でき、しかも高精度
でかつ容易に行うことができる。
【0008】この発明における検体収納ユニットとは、
血清や尿等の検体を入れる容器、例えばサンプルカップ
や採血管を複数収納できるユニットをさし、測定中でも
容器に入れた検体を追加もしくは割り込める機能を備え
ることが好ましい。
【0009】この発明における反応ユニットとは、免疫
反応を制御するための機構部であって、一定の温度に保
温する恒温部と一定の振盪を加える振盪部を備える。複
数の検査を高速で行うために、反応槽を多数備え、測定
後の反応槽に対しては洗浄による再利用もしくは未使用
の反応槽と交換する機能を備えることが好ましい。
【0010】この発明における緊急検査とは、通常検査
よりも速く検査結果を求められる検査、通常のルーチン
検査に割り込んででも優先して行われるべき検査を指
し、感染症の分野でよく行われる。
【0011】この発明における反応促進剤とは、免疫反
応の測定において、抗原抗体反応の促進や測定感度の向
上に用いられる添加剤を指す。水溶性もしくは親水性の
高分子の水溶液が用いられており、ポリエチレングリコ
ール、多糖類や多糖類の誘導体の水溶液の使用が好まし
い。また、このような試薬は測定感度の向上を主目的と
する意味で増感剤とも呼ばれる。反応促進剤が、複数の
検査項目に対して共通であるように構成すれば、検査項
目毎に試薬を使い分ける手間が省ける。
【0012】この発明における試薬供給手段とは、試
薬、すなわち通常の反応試薬及び反応促進剤あるいは検
体が収納されたユニット(容器)から前記のそれぞれを
分取し、反応ユニットへ相対移動して分取したそれぞれ
を分注可能なピペットで行われるのが好ましい。このピ
ペットには、洗浄液を給排してピペットの内外を洗浄す
るための洗浄機構を具備するものがさらに好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態に基づ
いてこの発明を詳述する。なお、これによってこの発明
が限定されるものではない。図1は、この発明の一つの
実施形態による免疫測定装置10の概略構成を示す。な
お、この装置は、免疫測定装置としてCIA法を用いる
PAMIA−30(東亞医用電子株式会社の同製品型
番)に基づく。
【0014】免疫測定装置10は、検出ユニット1と、
反応ユニット2と、検体、反応試薬類及び確認用吸収液
等を分注する分注ユニット3(試薬供給手段であって検
体の供給手段を兼ねる)と、試薬類を設置する試薬収納
ユニット4と、検体を設置する検体収納ユニット5とか
ら主に構成される。なお、反応促進剤は、複数の検査項
目に対して共通の1つの試薬であるデキストラン2.5
%溶液を使用する。
【0015】検出ユニット1は、フローセル11と、フ
ローセル11を通過する、反応試料を測定する光学系1
2と、反応ユニット2から分注された反応試料をフロー
セル11に導入するためのチャンバ13とからなる。光
学系12は、フローセル11を間にして対向するレーザ
ー光源14及び受光素子を有する光電変換部15からな
る。
【0016】光電変換部15からの信号は、解析部であ
るAD変換部16、解析計数部17、濃度変換部18及
び表示部19へ送られる。表示部19はLCD及び印字
部を有する。フローセル11とチャンバ13とはシース
液供給用の配管21で接続され、配管21にはシース液
供給口部22、排出口部23、シリンジポンプ24及び
複数の制御弁25が介接されている。
【0017】反応ユニット2は、複数の反応槽26aが
配列された反応プレート26と、反応プレート26を載
置可能な反応トレイ27と、反応プレート26を反応ト
レイ27へ搬入可能なトレイ搬送部28とからなる。反
応トレイ27は、その上部に搬入された反応プレート2
6に収納された反応試料にインキュベーションを施すた
めの図示しない恒温ヒータを備える。
【0018】分注ユニット3は、反応プレートキャッチ
ャー30と、ピペット31と、ピペット31をテーブル
上でXY軸方向に移動させるXY移動手段32とからな
る。反応プレートキャッチャー30とピペット31は、
Z軸方向に移動可能なZ移動手段37を備え、このZ移
動手段37を介してXY移動手段32に取り付けられて
いる。ピペット31の一端は可撓性チューブ33を介し
て分注用シリンジ34に接続され、このチューブ33に
は制御弁35を備えたシース液供給口部36が分岐して
いる。分注用シリンジ34を駆動すると、シース液供給
口部36からチューブ33内に供給されたシース液が反
応試料の分注を可能にするとともに、チューブ33及び
ピペット31の洗浄液となる。
【0019】試薬収納ユニット4は、緩衝液、ラテック
ス試薬、反応促進剤及び検体希釈液をピペット31が分
注可能なように、それぞれの容器に収納して配設する。
検体収納ユニット5は、複数の検体用サンプルカップ5
1aを収納できるサンプラ51から構成され搬送ラック
52により水平移動が可能である。
【0020】前記した各機構の入出力部は、後述する制
御部と接続されている。図2は、免疫測定装置10の制
御ブロック構成図である。免疫測定装置10は、CP
U,ROM,RAM,タイマー、カウンター等を有する
マイクロコンピュータを含む制御部6を備える。制御部
6には、図示しないキー入力部61、表示部19、シリ
ンジポンプ24、制御弁25、トレイ搬送部28、XY
移動手段32、分注用シリンジ34、制御弁35、Z移
動手段37、搬送ラック52及び反応トレイ27の各入
出力部が接続されている。
【0021】図3のフローチャートに基づき免疫測定装
置10の動作の一例を説明する。以下の動作は制御部6
の指令により制御される。ステップS1において初期設
定がなされた後、ステップS2で緊急検査のオーダーが
入力されているか否かを判断する。緊急検査のオーダー
が入力されていないと判断した場合は、ステップS3に
移行する。ステップS3では、XY移動手段32及びZ
移動手段37によりピペット31を移動させるとともに
分注用シリンジ34を駆動して、サンプラ51の検体用
サンプルカップ51aから反応プレート26の反応槽2
6aへ検体10μlを分注する。
【0022】次に、ステップS4では、ピペット31を
移動させるとともに分注用シリンジ34を駆動して、試
薬収納ユニット4の緩衝液80μlを検体が収容された
前記反応槽26aへ分注する。ステップS5では、反応
プレート26に収納された反応試料を反応温度45℃、
反応時間約1分でプレインキュベーションを施す。これ
により、検体に含まれる、非特異反応を惹起する因子は
緩衝液によって吸収・緩衝される。
【0023】次に、ステップS6では、ピペット31を
移動させるとともに分注用シリンジ34を駆動して、試
薬テーブル4のラテックス試薬10μlを前記反応槽2
6a内の反応試料に添加する。このラテックス試薬の添
加により抗原抗体反応(抗原抗体反応)が開始される。
【0024】次に、ステップS7では、反応プレート2
6に収納された反応試料の通常検査用反応時間を計時す
る。反応時間15分が経過すると、ステップS8に移行
する。ステップS8では、ピペット31を移動させると
ともに分注用シリンジ34を駆動して、反応槽26a内
の反応試料19μlをチャンバ13に分注する。チャン
バ13にはシリンジポンプ24により予め950μlの
シース液が充填されており、このシース液により反応試
料は51倍に希釈されることになる。反応試料は希釈さ
れることで抗原抗体反応を停止させるとともに測定に適
切な粒子濃度に調整される。
【0025】次に、この測定用に希釈された反応試料を
シリンジポンプ24によりフローセル11に圧送し、フ
ローセル11を通過する凝集ラテックス粒子を光学系1
2で測定する。測定された全てのラテックス粒子の内
の、2個以上に凝集したラテックス粒子数の割合を凝集
率P/T(%)とする。測定された凝集率(P/T)を
予め作成された通常検査用検量線で換算した値が表示部
19に表示される(ステップS9〜10)。
【0026】一方、ステップS2において緊急検査のオ
ーダーが入力されたと判断した場合は、測定対象の検体
を緊急検査用の検体とみなし、ステップS11に移行す
る。ステップS11では、ピペット31を移動させると
ともに分注用シリンジ34を駆動して、サンプラ51の
緊急用の位置の検体用サンプルカップ51bから、ある
いは割り込み測定用検体載置部(図示せず)から反応プ
レート26の反応槽26aへ検体10μlを分注する。
【0027】次に、ステップS12では、ピペット31
を移動させるとともに分注用シリンジ34を駆動して、
試薬テーブル4の緩衝液80μlを緊急検査用検体が収
容された前記反応槽26aへ分注する。ステップS13
では、反応プレート26に収納された反応試料を反応温
度45℃、反応時間約1分でプレインキュベーションを
施す。これにより、検体に含まれる非特異反応を惹起す
る因子は緩衝液により吸収・緩衝される。
【0028】次に、ステップS14では、ピペット31
を移動させるとともに分注用シリンジ34を駆動して、
試薬収納ユニット4のラテックス試薬10μlを前記反
応槽26a内の試料に添加する。このラテックス試薬の
添加により抗原抗体反応が開始される。次に、ステップ
S15では、ピペット31を移動させるとともに分注用
シリンジ34を駆動して、ラテックス試薬が添加された
前記反応試料に、試薬収納ユニット4の反応促進剤20
μlを添加する。なお、ステップS14とステップS1
5は同時におこなっても構わない。
【0029】次に、ステップS16では、反応プレート
26の反応槽26a内の反応促進剤が添加された反応試
料について反応時間を計時する。反応試料は、通常反応
が15分を要するのに対し反応促進剤が添加され抗原抗
体反応が促進されるので、約5分で終了させることがで
きる。
【0030】反応時間5分が経過すると、ステップS1
7に移行してピペット31を移動させるとともに分注用
シリンジ34を駆動して、反応槽26a内の反応試料1
9μlをチャンバ13に分注する。チャンバ13にはシ
リンジポンプ24により予め950μlのシース液が充
填されており、このシース液により反応試料は51倍に
希釈されることになる。反応試料は希釈されることで抗
原抗体反応を停止させるとともに測定に適切な粒子濃度
に調整される。
【0031】次に、測定用に希釈された反応試料をシリ
ンジポンプ24によりフローセル11に圧送し、フロー
セル11を通過するラテックス粒子を光学系12で測定
する。光学系12では、測定された凝集率(P/T)を
予め作成された緊急検査用検量線で換算する。緊急検査
の結果は、優先的に表示部19に表示される(ステップ
S18〜19)。
【0032】ここで反応を促進するために添加された反
応促進剤が特異反応だけでなく非特異反応をも促進して
いる場合があるので、緊急検査の結果を確認するため
に、通常検査を補足して行うことができる。すなわち、
ステップS20で緊急検査の測定値あるいはオーダーの
有無から通常検査を行うか否かを判断する。非特異反応
が反応促進剤によって促進されても特異的な抗原抗体反
応ほど強く起こる可能性は低いので、カットオフ値付近
の値を通常検査の再検範囲に設定してもよいし、より確
度を高めるためカットオフ値以上の陽性を全て再検範囲
に設定してもよい。場合によっては緊急検査の全てを再
検することもできる。この場合は緊急検査用の検体分注
時に、確認用通常検査にも検体を分注し、確認用通常検
査を緊急検査と並行して行うことが速く結果を出すため
に好ましい。
【0033】ステップS20で確認用通常検査のオーダ
ーがあると判断した場合はステップS3に移行する。ス
テップS3では、前記と同様にピペット31を移動させ
るとともに分注用シリンジ34を駆動して、サンプラ5
1の所定の反応槽51aから反応プレート26の反応槽
26bへ反応促進剤を添加しない対応する検体10μl
を分注する。そしてステップS4〜10において前記と
同様に通常検査を行う。
【0034】再検で行った通常検査の測定値が、緊急検
査の測定値と異なり、陰性の値であった場合は、緊急検
査の測定値(陽性)が非特異反応による誤りであったと
考えられるので、その旨を警告する。上記の実施形態で
示した緊急検査と通常検査のHBs抗原における凝集率
(P/T)を図4に示す。反応促進剤を添加すると0濃
度の凝集率も上昇するが、0濃度の値を校正する検量線
を用いることで対応できる。
【0035】また反応促進剤の添加量は特異反応の感度
と非特異反応の頻度との両方より設定される。反応促進
剤使用量の最適条件が検査項目によって異なっていて
も、分注ユニット3が、制御部6の指令により反応ユニ
ット2へ供給する反応促進剤の量を検査項目に応じて変
更可能であるため、複数の検査項目に対して同一の反応
促進剤での対応が可能となる。制御部6が、緊急検査の
結果に応じて反応促進剤を添加しない対応する検体に対
して予め設定された通常の反応時間に反応容器部2から
測定部1に供給し、通常検査を補足して行うべく分注ユ
ニット3を駆動させるので、非特異的な反応の可能性の
ある緊急検査の結果を通常検査で確認することができ
る。
【0036】
【発明の効果】この発明の免疫測定装置によれば、通常
検査の際に緊急検査の指示があった検体に対しては試薬
供給手段により反応促進剤がただちに供給される構成を
備えているので、緊急検査を随時行うことができるとと
もに迅速に対応でき、反応促進剤を準備する以外は通常
検査と同一試薬によって行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施形態による免疫測定装置
の概略構成図。
【図2】図1の免疫測定装置の制御ブロック図。
【図3】図1の免疫測定装置の動作を説明するフローチ
ャート。
【図4】この発明による緊急検査(添加あり)と通常検
査(添加なし)のHBs抗原における凝集率(P/T)
を示すグラフ。
【符号の説明】
1 検出ユニット 2 反応ユニット 3 分注ユニット(試薬供給手段) 4 試薬収納ユニット 10 免疫測定装置 31 ピペット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象の検体を収納する検体収納ユニ
    ットと、測定項目の試薬を収納する試薬収納ユニット
    と、供給される前記検体と試薬の抗原抗体反応を制御す
    る反応ユニットとを備えた免疫測定装置において、 所定の指示があった場合に、その検体とその測定項目の
    試薬とともに反応促進剤を供給する試薬供給手段を具備
    することを特徴とする免疫測定装置。
  2. 【請求項2】 反応促進剤が、複数の検査項目に対して
    共通である請求項1に記載された免疫測定装置。
  3. 【請求項3】 反応促進剤が、ポリエチレングリコー
    ル、多糖類または多糖類誘導体の水溶液である請求項2
    に記載された免疫測定装置。
  4. 【請求項4】 試薬供給手段が、供給する反応促進剤の
    量を測定項目に応じて変更可能に構成されてなる請求項
    1〜3のいずれかに記載された免疫測定装置。
  5. 【請求項5】 検体に反応促進剤を添加した測定結果が
    所定範囲の場合に、検体収納ユニットから前記検体を再
    分取し、この検体を測定項目の試薬のみの測定を確認用
    に行わせる機能を備えた請求項1に記載された免疫測定
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009098014A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Olympus Corp 分析装置および分析方法
JP2015179022A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社東芝 臨床検査装置

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