JPH11108464A - 自然エネルギー総合収集装置 - Google Patents

自然エネルギー総合収集装置

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JPH11108464A
JPH11108464A JP9269656A JP26965697A JPH11108464A JP H11108464 A JPH11108464 A JP H11108464A JP 9269656 A JP9269656 A JP 9269656A JP 26965697 A JP26965697 A JP 26965697A JP H11108464 A JPH11108464 A JP H11108464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar
solar heat
energy
wind power
natural energy
Prior art date
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Pending
Application number
JP9269656A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Hayashi
勇 林
Akio Kawaguchi
明男 川口
Isao Fukao
勲 深尾
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ENESAABU KK
Original Assignee
ENESAABU KK
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Publication date
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Publication of JPH11108464A publication Critical patent/JPH11108464A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/46Conversion of thermal power into mechanical power, e.g. Rankine, Stirling or solar thermal engines

Landscapes

  • Wind Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然エネルギーをまとめて利用することによ
りより経済的で、かつ、各々の自然エネルギーを、より
高い効率で利用する自然エネルギー総合収集装置を提供
する。 【解決手段】 太陽エネルギー,風力などの自然エネル
ギーを収集する自然エネルギー収集装置において、太陽
エネルギーのうちの太陽光を吸収するソーラパネル4を
貼り付けられた凹面部2を備え、凹面部2のソーラパネ
ル4に太陽エネルギのうちの太陽熱を反射する塗料を貼
付することによって太陽熱を収集し、かつ、風力を凹面
部2の傾斜により収集し、収集された風力がファン6を
回転することによって風力発電を行い、太陽光,太陽
熱,風力を同時に利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽エネルギー,
風力などの自然エネルギーを効率良く総合的に収集する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ソーラ発電、太陽熱,風力など
のエネルギー収集においては、それらの設備を作るの
に、それぞれ、単独に、または、別個に設備を作ってい
た。
【0003】また、特に、風力エネルギーについては、
一般の大きなプロペラ方式では、微風のときは微回転で
あるために、発電機能を停止する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、エネルギー収集を別個に行っていたために、基礎
構築物などにかなりの設備投資の費用を要し、従って、
三種類にエネルギー収集を行うとすれば、非可動(非機
能)部に対して単純に計算して、約3倍の費用を要する
ことになり、非常に高コストになってしまうという問題
があった。
【0005】また、太陽熱の収集は、一般に、数十度の
温水収集が主たるものであったが、これは、低温のた
め、風呂など用途が限定されるという問題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、自然エネルギー
をまとめて利用することによりより経済的な自然エネル
ギー総合収集装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、各々の自然エ
ネルギーを、より高い効率で利用する自然エネルギー総
合収集装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、太陽エネルギー,風力などの自然エネル
ギーを収集する自然エネルギー収集装置において、太陽
エネルギーのうちの太陽光を吸収するソーラパネルを貼
り付けられた凹面部を備え、凹面部が、太陽エネルギの
うちの太陽熱を反射することによって太陽熱を収集し、
風力を凹面部の傾斜により収集し、太陽光,太陽熱,風
力を同時に利用したことを特徴とする。
【0009】また、ソーラパネルの表面に、太陽熱を反
射する塗料を貼付して太陽熱を収集すると好ましい。
【0010】さらに、太陽熱が収集された部分に、太陽
熱を伝達するヒートパイプを連結すると好ましい。
【0011】またさらに、ヒートパイプに、太陽熱を利
用するための太陽熱利用設備を連結すると好ましい。
【0012】また、凹面部のほぼ中央をくり抜いて設け
られた円筒部に、凹面部により収集された風力で回転す
るファンを設けると好ましい。
【0013】さらに、ファンの回転により発電するファ
ン発電機を備えると好ましい。
【0014】またさらに、ファン発電機に、風力による
発電を利用する風力利用設備を設けると好ましい。
【0015】また、太陽熱および太陽光の利用を日照時
間中,昼間に行い、風力の利用を、悪天候のとき,夜間
に行うと好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施例について説明する。
【0017】図1は、本発明の自然エネルギー総合収集
装置の概略を示す立面図である。この装置は、本体1,
ソーラーパネル4,ソーラー発電利用設備5,ファン
6,ファン発電機7,風力利用設備8,太陽熱収集部
9,ヒートパイプ10,太陽熱利用設備11,支持軸1
3,設置台14からなる。本体1は、凹面部2,ファン
収納部3からなる。凹面部2は、凹面または円錐形であ
り、太陽エネルギー12が当たる内側の部分にソーラパ
ネル4を貼り付け、ソーラパネル4に接続したソーラ発
電利用設備5により、太陽エネルギー12を電気に変換
する。一方、凹面部2は、太陽エネルギー12を反射し
て、太陽エネルギー12の熱を太陽熱収集部9に集め、
この太陽エネルギー12を高温の太陽熱とする。この太
陽熱は、太陽熱収集部に連結されたヒートパイプ10を
介して太陽熱利用設備11に伝達され、高温の太陽熱を
利用することができる。また一方、ファン収納部3は、
凹面部2連結され、中心部をくり抜いた円筒形であり、
その部分にファン6を配置して、このファン6に風車型
発電機であるファン発電機7を接続し、ファン発電機7
に風力利用するための風力発電を行う風力利用設備8を
連結する。
【0018】図2は、本発明の概略を示す平面図であ
る。凹面2の中心に円筒形のファン収納部3がくり抜か
れ、このファン収納部3にファン6が収納され、風力が
収集される。
【0019】次に、上記三種類の太陽光,太陽熱,風力
の利用について、より詳細に説明すると、 (イ)太陽光発電 図1のように、凹面部2の内部にソーラパネル(セル)
4を貼付する。このソーラパネル(セル)4は、太陽輻
射光のうちの可視光部分で、例えば、アモルファスソー
ラセルのように発電するような物質を用いて、太陽輻射
光を太陽光発電して太陽エネルギーを収集する。 (ロ)太陽熱 上記の凹面部2に貼付したソーラセル4の表面に塗膜な
どを作り、太陽輻射光のうち長波長部(いわゆる熱線)
を反射するようにする。そして、この凹面部2の焦点部
に太陽熱収集部9を設け、この太陽熱収集部9は高温と
なり、ヒートパイプ10に連結されて、ヒートパイプ1
0の高温部となり、太陽熱の収集を行う。 (ハ)風力発電 図1のように、凹面部2に連結されたファン収納部3の
中心部にファン6,ファン発電機7を設置し、凹面部2
に吹き付ける風力によってファン6を回転させ、この風
力をファン発電機7によって発電し、風力利用設備によ
って伝達する。
【0020】また、追尾機能として、上記(イ)〜
(ハ)の機能を持たせた装置を原則として昼間の日照時
間中は、太陽熱と太陽光発電とを優先的に行うこともで
きる。また、悪天候や夜間などにおいては、風力発電用
の風力エネルギーの収集が可能となるように、エネルギ
ー追尾機能を持たせ、総合エネルギー総合収集効率をよ
り一層高めることができる。
【0021】このようにして、本発明の自然エネルギー
総合収集装置は、従来、ソーラ発電、太陽熱,風力など
のエネルギー収集は、それぞれ、単独に、または別個に
設備を作っていたものを一つの装置にして、少ない費用
でより高い効果を生むことができる。
【0022】また、従来、太陽熱の収集は、一般に、数
十度の温水収集が主たるものであったが、これは、低温
のため、風呂など用途が限定されていた。しかし、本発
明は、太陽エネルギーを収束してコレクトするため、1
00℃以上の高温エネルギー化を図ることができ、ヒー
トパイプで使用場所へ移し、用途が一挙に拡大して、太
陽熱エネルギーの有効利用を図ることができる。
【0023】さらに、ソーラーパネルは、アモルファス
型のように、可視光部(短波長部)で発電可能なセルを
用い、表面には長波長部(熱線)の輻射エネルギーを反
射するような素材を用いるか、または、塗料などによっ
て反射機能をもたせている。これによって、太陽エネル
ギーを、電気エネルギーと熱エネルギーとに有効に分離
し、太陽エネルギーを効率よく収集することができる。
【0024】またさらに、風力エネルギーを円錐型コレ
クタで受圧し、しかもこの中心部へ収束させることによ
って、ファンの回転効果を高める。一般の大きなプロペ
ラ方式では、微風のときは微回転であるために、発電機
能を停止する必要があった。しかし、本発明は、風力が
収束されるので、風力エネルギーを有効に利用すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】上記構成により、本発明は、少ない費用
でより高い効果を生むことができ、太陽光と太陽熱とを
効率よく収集でき、効率良い風力エネルギーを利用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略を示す立面図である。
【図2】本発明の実施例の概略を示す平面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 凹面部 3 ファン収納部 4 ソーラーパネル 5 ソーラー発電利用設備 6 ファン 7 ファン発電機 8 風力利用設備 9 太陽熱収集部 10 ヒートパイプ 11 太陽熱利用設備 12 太陽エネルギー 13 支持軸 14 設置台

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽エネルギー,風力などの自然エネルギ
    ーを収集する自然エネルギー収集装置において、 前記太陽エネルギーのうちの太陽光を吸収するソーラパ
    ネルを貼り付けられた凹面部を備え、 前記凹面部が、前記太陽エネルギのうちの太陽熱を反射
    することによって前記太陽熱を収集し、前記風力を前記
    凹面部の傾斜により収集し、 前記太陽光,前記太陽熱,前記風力を同時に利用したこ
    とを特徴とする自然エネルギー総合収集装置。
  2. 【請求項2】前記ソーラパネルの表面に、前記太陽熱を
    反射する塗料を貼付して前記太陽熱を収集することを特
    徴とする、請求項1に記載の自然エネルギー総合収集装
    置。
  3. 【請求項3】前記太陽熱が収集された部分に、前記太陽
    熱を伝達するヒートパイプを連結したことを特徴とす
    る、請求項1または2に記載の自然エネルギー総合収集
    装置。
  4. 【請求項4】前記ヒートパイプに、前記太陽熱を利用す
    るための太陽熱利用設備を連結したことを特徴とする、
    請求項3に記載の自然エネルギー総合収集装置。
  5. 【請求項5】前記凹面部のほぼ中央をくり抜いて設けら
    れた円筒部に、前記凹面部により収集された風力で回転
    するファンを設けたことを特徴とする、請求項1〜4の
    いずれかに記載の自然エネルギー総合収集装置。
  6. 【請求項6】前記ファンの回転により発電するファン発
    電機を備えたことを特徴とする、請求項5に記載の自然
    エネルギー総合収集装置。
  7. 【請求項7】前記ファン発電機に、前記風力による発電
    を利用する風力利用設備を設けたことを特徴とする、請
    求項6に記載の自然エネルギー総合収集装置。
  8. 【請求項8】前記太陽熱および前記太陽光の利用を日照
    時間中,昼間に行い、前記風力の利用を、悪天候のと
    き,夜間に行うことを特徴とする、請求項1〜7に記載
    の自然エネルギー総合収集装置。
JP9269656A 1997-10-02 1997-10-02 自然エネルギー総合収集装置 Pending JPH11108464A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001178163A (ja) * 1999-12-22 2001-06-29 Hamaguchi Noboru 太陽熱を利用した発電方法および発電装置
JP2015014248A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 浩明 植村 発電方法
CN107062636A (zh) * 2017-04-25 2017-08-18 东南大学 适用于太阳能热利用的复合聚光器
EP4007849A4 (en) * 2020-07-16 2023-09-13 Ozturk, Halil HYBRID POWER GENERATION WITH SOLAR CONCENTRATION AND WIND POWER

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CN107062636A (zh) * 2017-04-25 2017-08-18 东南大学 适用于太阳能热利用的复合聚光器
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