JPH11103936A - 熱交換器用清掃ブラシ - Google Patents

熱交換器用清掃ブラシ

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JPH11103936A
JPH11103936A JP26608197A JP26608197A JPH11103936A JP H11103936 A JPH11103936 A JP H11103936A JP 26608197 A JP26608197 A JP 26608197A JP 26608197 A JP26608197 A JP 26608197A JP H11103936 A JPH11103936 A JP H11103936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
fin
fins
cleaning brush
brush
Prior art date
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Pending
Application number
JP26608197A
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English (en)
Inventor
Hisanobu Ikejiri
寿信 池尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
REKKUSU TECHNO SYSTEMS KK
Original Assignee
REKKUSU TECHNO SYSTEMS KK
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Publication date
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Publication of JPH11103936A publication Critical patent/JPH11103936A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィン相互間に溜まった埃を、安全に且つ短
時間でほぼ完全に除去できる熱交換器用清掃ブラシを提
供すること。 【解決手段】 管Pの外周部に多数のフィンFを小ピッ
チで付設して成るフィン・チューブ熱交換器RGを清掃
するためのブラシであって、基板1と、前記基板1の一
方面に複数列に配置させた毛群2と、前記基板1の他方
面に設けられた把持部3とを具備し、前記毛群2をフィ
ンF,F相互間に最大限に挿入した状態において、毛群
2の先端が、管Pの配設エリアにとどく長さに設定して
ある。なお、フィン・チューブ熱交換器RGは略直方体
状であり、管PはフィンFの前後部間に複数配列してあ
り、毛群2を、最奥の管Pの配設エリアにとどく長さに
設定してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィン・チュー
ブ熱交換器を清掃するためのブラシに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ジュース等をペットボトルや缶に充填し
たものを販売する自動販売機には機内の温度を外気より
も低温に保つため図1に示すような、フィン・チューブ
熱交換器RGが使用されている。
【0003】前記フィン・チューブ熱交換器RGは、図
1に示すように、ジグザグ状に形成された管Pの外周部
に多数のフィンFを小ピッチで付設してなるもので、例
えば管Pを銅チューブにより、フィンFをアルミニウム
により構成してある。なお、この熱交換器RGが多数の
フィンFを設けてあるのは、気体側の熱伝達率が通常液
体に比べて小さいために熱伝導率を大きくとるためであ
る。
【0004】しかしながら、この形式の熱交換器RGで
は時間の経過とともにフィンF,F相互間に空気中の埃
が溜まってしまい、熱交換率が低下するという事態が発
生する。このため、一定期間使用するとフィンF,F相
互間に溜まった埃をブラシにより除去するようにしてい
る。
【0005】ここで、自動販売機に一般的に使われてい
るフィンFの奥行き寸法が80mm程度の熱交換器RG
における埃の溜まり具合、及び従来の埃の清掃について
具体的に説明すると、埃は、フィン前部から20〜25
mm程度が非常に多く溜まっており、奥になる程徐々に
減少し、フィン前部から50mmを越えると管Pの周り
に付着している程度になっている。したがって、先ず、
フィンFを清掃する場合、フィンFの前部分の埃を、図
8に示すような毛長25mmのブラシB1で除去し、続
いて、この部分において残留している埃及び管Pの周り
の埃を図9に示すような細い軸状のブラシB2を全ての
フィンF,F相互間に挿入して除去するようにしてい
る。
【0006】上述した如くフィンF,F相互間に溜まっ
た埃は、ブラシB1,B2により除去されるが、ブラシ
B1,B2により清掃した場合、ブラシB1による清掃
の際に柄を握っている手がフィンFと接触して傷付いた
り、また、ブラシB2による清掃が非常に面倒であり清
掃に時間を要するという問題があった。
【0007】なお、このような問題は、自動販売機に使
用されている熱交換器だけに生ずるものではなく、他の
機器であってもフィン・チューブ熱交換器であれば同様
に発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、フィン相互間に溜まった埃を、安全に且つ短時間で
ほぼ完全に除去できる熱交換器用清掃ブラシを提供する
ことを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、管Pの外周
部に多数のフィンFを小ピッチで付設して成るフィン・
チューブ熱交換器RGを清掃するためのブラシであっ
て、基板1と、前記基板1の一方面に複数列に配置させ
た毛群2と、前記基板1の他方面に設けられた把持部3
とを具備し、前記毛群2をフィンF,F相互間に最大限
に挿入した状態において、毛群2の先端が、管Pの配設
エリアにとどく長さに設定してある。
【0010】なお、上記熱交換器用清掃ブラシに関し
て、フィン・チューブ熱交換器RGは略直方体状であ
り、管PはフィンFの前後部間に複数配列してあり、毛
群2を、最奥の管Pの配設エリアにとどく長さに設定し
てある。
【0011】また、上記熱交換器用清掃ブラシに関し
て、毛群2が、基板1に対して着脱可能であることが好
ましい。
【0012】ここで、この発明の熱交換器用清掃ブラシ
の機能については、以下の発明の実施の形態の欄で説明
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面に従って説明する。 (実施形態1)図1〜図3はこの発明の実施形態のブラ
シで清掃されるフィン・チューブ熱交換器RGであり、
図4〜図7はこの発明の実施形態である熱交換器用清掃
ブラシBを示している。
【0014】フィン・チューブ熱交換器RGは、図1や
図2に示すように、ジグザグに形成された断面円形状の
銅製の管Pの外周部に多数のアルミ製のフィンFを小ピ
ッチで付設して構成してあり、全体が略直方体状に形成
されたものとしてある。そして、管Pは、図3に示すよ
うに、フィンFの前後間に千鳥状態に三列に配設される
ものとしてある。
【0015】ここで、このフィン・チューブ熱交換器R
Gでは、フィンFの奥行き寸法を80mmとしてあり、
一列目の管Pの位置はフィン前部から15mm、二列目
の管Pはフィン前部から35mm、三列目の管Pはフィ
ン前部から60mmに設定されている。
【0016】熱交換器用清掃ブラシBは、図4、図5、
図6に示すように、基板1と、前記基板1の一方面に2
5mmピッチで四列に配置させた毛群2と、前記基板1
の他方面の中程に設けられた把持部3とを具備するもの
としてある。
【0017】基板1は合成樹脂(例えばアクリル)によ
り構成されており、縦85mm×横150mm×厚み8
mmに設定してある。なお、このような握り手よりも大
きな寸法に設定してあるのは清掃時において基板1が楯
の役目をして把持部3を掴んだ手がフィンFの前端から
確実に保護されるようにするためである。
【0018】毛群2は、図6に示すように、0.5mm
径の多数の合成樹脂(例えばナイロン)の毛20を金属製
の細長い帯枠21内で固着して一体化したものであり、厚
み5mm,巾130mm,長さ70mmに仕上げてあ
る。なお、この毛群2は図7に示すように、帯枠21が金
属製の台座22にカシメ止めされており、台座22を基板1
にビス23によりネジ止めすることにより基板1に取り付
けられる。よって、毛群2が使用不可能になった場合、
新しい毛群2に容易に交換できる。ここで、この実施形
態では毛群2は上述した構成で基板1に取り付けられて
いるが、これに限定されず、多数の毛20を基板1に直接
植設する構成を採ってもよい。
【0019】把持部3は、図4に示すように、コ字状に
形成された合成樹脂(例えばアクリル)で、親指以外の
四指が挿入できる程度の大きさに設定してある。
【0020】この実施形態の熱交換器用清掃ブラシBは
上記構成であるから以下のようにすれば、フィン・チュ
ーブ熱交換器RGを綺麗に清掃できる。 洗浄液をきめの細かいアワ状にしてフィンFの前部及
び上部にかけ、埃が溜まっているフィンF,F相互間を
包囲する。 図2や図3に示す如く把持部3を掴んだ状態で、毛群
2をフィンF,F相互間に挿入し、熱交換器用清掃ブラ
シBを上下動しながら毛群2をフィンF,F相互間に最
大の65mm挿入していき、ブラシBの上下動を継続す
る。この状態では、毛群2の先端は三列目の管Pにまで
至っており、したがって、フィン前面から20〜25m
m程度に位置する埃や、一から三列目の全ての管Pの周
りに付着している埃が除去されている。すなわち、この
熱交換器用清掃ブラシBを使用すると簡単な作業でフィ
ン・チューブ熱交換器RGを非常に綺麗に清掃できる。
【0021】そして、この作業においては、埃はきめの
細かいアワ状の洗浄液に包囲されながら除去されるか
ら、作業時に埃がまわりに周辺に飛散するようなことは
ない。 また、図2や図3に示すように、清掃作業時におい
て、基板1が楯の役目をして把持部3を掴んだ手がフィ
ンFの前縁と接触することはないから、フィンFで手を
怪我するような事態は発生しない。 (他の実施形態)なお、上記実施形態1の熱交換器用清
掃ブラシBでは、清掃時に毛群2がフィンF,F相互間
に65mm挿入されるものとしてあるが、毛群2のフィ
ンF,F相互間への挿入長さはこれに限定されるもので
はない。すなわち、毛群2は、最奥の管Pの配設エリア
にとどく長さに設定してあり、前記最奥の管Pまで清掃
できるようにしてあればよいのである。
【0022】また、上記実施形態1の熱交換器用清掃ブ
ラシBでは、把持部3の形状をコ字状としてあるが、こ
れに限定されるものではなく、しかっりと基板1を支持
でき且つ怪我のしにくいものであればよい。例えば、基
板1に棒状の把持部3を立設し、これを握り込む形態の
ものでもよい。
【0023】さらに、熱交換器用清掃ブラシBの毛20の
径寸法,材質、及び毛群2の厚み,巾,長さは、上記実
施形態1のものに限定されることなく、適宜変更するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】この発明の構成は上記の通りであるから
以下の効果を奏する。
【0025】発明の実施の形態の欄の内容から明らかな
ように、フィン相互間に溜まった埃を、安全に且つ短時
間でほぼ完全に除去できる熱交換器用清掃ブラシを提供
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィン・チューブ熱交換器の外観斜視図。
【図2】前記フィン・チューブ熱交換器のフィン相互間
に、この発明の実施形態の熱交換器用清掃ブラシの毛群
を挿入した状態を示す上面図。
【図3】前記フィン・チューブ熱交換器のフィン相互間
に、この発明の実施形態の熱交換器用清掃ブラシの毛群
を挿入した状態を示す縦断面図。
【図4】前記熱交換器用清掃ブラシの外観斜視図。
【図5】前記熱交換器用清掃ブラシの外観斜視図。
【図6】前記毛群を基板に止める態様を示す斜視図。
【図7】前記毛群を基板に止めた状態を示す斜視図。
【図8】フィン・チューブ熱交換器を清掃するときに使
用されていた従来のブラシ。
【図9】フィン・チューブ熱交換器を清掃するときに使
用されていた従来のブラシ。
【符号の説明】 RG フィン・チューブ熱交換器 P 管 F フィン RG フィン・チューブ熱交換器 1 基板 2 毛群 3 把持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管(P)の外周部に多数のフィン(F)
    を小ピッチで付設して成るフィン・チューブ熱交換器
    (RG)を清掃するためのブラシであって、基板(1)
    と、前記基板(1)の一方面に複数列に配置させた毛群
    (2)と、前記基板(1)の他方面に設けられた把持部
    (3)とを具備し、前記毛群(2)をフィン(F)
    (F)相互間に最大限に挿入した状態において、毛群
    (2)の先端が、管(P)の配設エリアにとどく長さに
    設定してあることを特徴とする熱交換器用清掃ブラシ。
  2. 【請求項2】 フィン・チューブ熱交換器(RG)は略
    直方体状であり、管(P)はフィン(F)の前後部間に
    複数配列してあり、毛群(2)を、最奥の管(P)の配
    設エリアにとどく長さに設定してあることを特徴とする
    請求項1記載の熱交換器用清掃ブラシ。
  3. 【請求項3】 毛群(2)が、基板(1)に対して着脱
    可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の熱交
    換器用清掃ブラシ。
JP26608197A 1997-09-30 1997-09-30 熱交換器用清掃ブラシ Pending JPH11103936A (ja)

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