JPH1099548A - 浮上機能を備えた自在車 - Google Patents
浮上機能を備えた自在車Info
- Publication number
- JPH1099548A JPH1099548A JP27746696A JP27746696A JPH1099548A JP H1099548 A JPH1099548 A JP H1099548A JP 27746696 A JP27746696 A JP 27746696A JP 27746696 A JP27746696 A JP 27746696A JP H1099548 A JPH1099548 A JP H1099548A
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- vehicle body
- air
- floating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線操縦によって陸上や水上や空中を全方位
自由に移動することができる自在車の提供。 【解決手段】 側部全周に空気取り入れ用の開口部を設
けた車体と;前記車体の中心部に配置され、前記開口部
と連通する推進器室と;前記推進器室に水平方向に回動
自在に軸支され、空気の噴出による推力を有する推進器
と;前記車体に設けられ、空気の下方への噴出により車
体を浮上させる浮上用ファンと;操縦用送信機からの電
波を受信する受信機と;該受信機の信号により前記推進
器の作動調整と空気吹出方向の調整と浮上用ファンの作
動調整を行なうサ−ボ部とを有する操縦手段と;推進器
の回転中心まわりに配置されると共に任意方向に進行自
在に形成された車輪と;からなる自在車。
自由に移動することができる自在車の提供。 【解決手段】 側部全周に空気取り入れ用の開口部を設
けた車体と;前記車体の中心部に配置され、前記開口部
と連通する推進器室と;前記推進器室に水平方向に回動
自在に軸支され、空気の噴出による推力を有する推進器
と;前記車体に設けられ、空気の下方への噴出により車
体を浮上させる浮上用ファンと;操縦用送信機からの電
波を受信する受信機と;該受信機の信号により前記推進
器の作動調整と空気吹出方向の調整と浮上用ファンの作
動調整を行なうサ−ボ部とを有する操縦手段と;推進器
の回転中心まわりに配置されると共に任意方向に進行自
在に形成された車輪と;からなる自在車。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玩具や遊園地等で
使用する自動車型の乗り物であって、無線操縦によって
陸上や水上や空中を全方位自由に移動することができる
ようにした自在車に関する。
使用する自動車型の乗り物であって、無線操縦によって
陸上や水上や空中を全方位自由に移動することができる
ようにした自在車に関する。
【0002】
【従来の技術】無線操縦によって陸上や水上を全方位自
由に移動することができるようにした自在車としては、
先に本発明者が提案した特開平5−68751号公報記
載のものがある。これは、円盤状の車体と、車体の中心
部に設けられた推進器室と連通し車体の側部全周に設け
られた空気取り入れ用の開口部と、前記推進器室に開動
自在に軸支され、空気の噴出による推力を有する推進器
と、推進器の回転中心回りに配置され、任意方向に進行
自在に形成された車輪と、推進器の作動調整と空気吹き
出し方向の調整を行うサ−ボ部と、送信機からの電波を
受信し、サ−ボ部に作動信号を与える受信機とを備えた
構成からなるものである。
由に移動することができるようにした自在車としては、
先に本発明者が提案した特開平5−68751号公報記
載のものがある。これは、円盤状の車体と、車体の中心
部に設けられた推進器室と連通し車体の側部全周に設け
られた空気取り入れ用の開口部と、前記推進器室に開動
自在に軸支され、空気の噴出による推力を有する推進器
と、推進器の回転中心回りに配置され、任意方向に進行
自在に形成された車輪と、推進器の作動調整と空気吹き
出し方向の調整を行うサ−ボ部と、送信機からの電波を
受信し、サ−ボ部に作動信号を与える受信機とを備えた
構成からなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この自在車は、無線操
縦により陸上や水上を全方位自由に移動できる点で画期
的なものであるが、浮上機能を備えていないので、障害
物があるときはそれを乗り越えて運行することができな
いという問題があった。また、自在車に荷重が加わり摩
擦力が大きいときは、水平方向の移動をスム−ズに行う
ことができないという問題もあった。本発明は、かかる
従来の問題点を解決するためになされたものであって、
その目的するところは、子供用自動車を操縦できないよ
うな子供でも乗せて走行させて自由な方向に操縦するこ
とができ、また、水上や空中でも進行可能にすると共
に、玩具としても使用することができるようにした自在
車を提供することにある。
縦により陸上や水上を全方位自由に移動できる点で画期
的なものであるが、浮上機能を備えていないので、障害
物があるときはそれを乗り越えて運行することができな
いという問題があった。また、自在車に荷重が加わり摩
擦力が大きいときは、水平方向の移動をスム−ズに行う
ことができないという問題もあった。本発明は、かかる
従来の問題点を解決するためになされたものであって、
その目的するところは、子供用自動車を操縦できないよ
うな子供でも乗せて走行させて自由な方向に操縦するこ
とができ、また、水上や空中でも進行可能にすると共
に、玩具としても使用することができるようにした自在
車を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として、本発明の請求項1記載の浮上機能を備え
た自在車では、側部全周に空気取り入れ用の開口部を設
けた車体と;前記車体の中心部に配置され、前記開口部
と連通する推進器室と;前記推進器室に水平方向に回動
自在に軸支され、空気の噴出による推力を有する推進器
と;前記車体に設けられ、空気の下方への噴出により車
体を浮上させる浮上用ファンと;操縦用送信機からの電
波を受信する受信機と;該受信機の信号により前記推進
器の作動調整と空気吹出方向の調整と浮上用ファンの作
動調整を行なうサ−ボ部とを有する操縦手段と、推進器
の回転中心まわりに配置されると共に任意方向に進行自
在に形成された車輪とを備えた構成とした。また、本発
明請求項2記載の浮上機能を備えた自在車では、前記車
体が円盤状に形成されている構成とした。また、本発明
請求項3記載の浮上機能を備えた自在車では、前記車体
が浮力を有する構造に形成されている構成とした。
の手段として、本発明の請求項1記載の浮上機能を備え
た自在車では、側部全周に空気取り入れ用の開口部を設
けた車体と;前記車体の中心部に配置され、前記開口部
と連通する推進器室と;前記推進器室に水平方向に回動
自在に軸支され、空気の噴出による推力を有する推進器
と;前記車体に設けられ、空気の下方への噴出により車
体を浮上させる浮上用ファンと;操縦用送信機からの電
波を受信する受信機と;該受信機の信号により前記推進
器の作動調整と空気吹出方向の調整と浮上用ファンの作
動調整を行なうサ−ボ部とを有する操縦手段と、推進器
の回転中心まわりに配置されると共に任意方向に進行自
在に形成された車輪とを備えた構成とした。また、本発
明請求項2記載の浮上機能を備えた自在車では、前記車
体が円盤状に形成されている構成とした。また、本発明
請求項3記載の浮上機能を備えた自在車では、前記車体
が浮力を有する構造に形成されている構成とした。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明請求項1記載の浮上機能を
備えた自在車では、前記構成としたため、操縦用送信機
で自在車を遠隔操縦することができる。このため、子供
用自動車を操縦できないような小さな子供を乗せて走行
させることができる。また、推進器の向きを変えて急角
度で方向転換することができる。また、障害物があると
きは、浮上させて空中を飛行させることができる。ま
た、地面や水面から浮上させて走行させることができる
ので、陸上や水上を高速走行させることができるし、荷
重が加わった場合でも摩擦力を軽減して水平移動をスム
−ズに行わせることができる。
備えた自在車では、前記構成としたため、操縦用送信機
で自在車を遠隔操縦することができる。このため、子供
用自動車を操縦できないような小さな子供を乗せて走行
させることができる。また、推進器の向きを変えて急角
度で方向転換することができる。また、障害物があると
きは、浮上させて空中を飛行させることができる。ま
た、地面や水面から浮上させて走行させることができる
ので、陸上や水上を高速走行させることができるし、荷
重が加わった場合でも摩擦力を軽減して水平移動をスム
−ズに行わせることができる。
【0006】また、本発明請求項2記載の浮上機能を備
えた自在車では、前記構成としたため、いずれの方向に
走行しても不自然でなく、停止させておく方向も自在で
ある。
えた自在車では、前記構成としたため、いずれの方向に
走行しても不自然でなく、停止させておく方向も自在で
ある。
【0007】また、本発明請求項3記載の浮上機能を備
えた自在車では、前記構成としたためミズスマシのよう
な形状をした子供用のボ−トとして使用することができ
る。
えた自在車では、前記構成としたためミズスマシのよう
な形状をした子供用のボ−トとして使用することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、実施例の構成を説明する。この実施例の自
在車Aは、図1〜図4に示すように車体1と、推進器室
2と、推進器3と、浮上用ファン4と、車輪5と、受信
機6と、サ−ボ部7と、衝撃緩衝材8とを主要な構成と
している。
する。まず、実施例の構成を説明する。この実施例の自
在車Aは、図1〜図4に示すように車体1と、推進器室
2と、推進器3と、浮上用ファン4と、車輪5と、受信
機6と、サ−ボ部7と、衝撃緩衝材8とを主要な構成と
している。
【0009】前記車体1は、自在車Aの外殻をなすと共
に子供を収容するキャビン11やエンジンを設置した機
械室12を備えたものであって、全体が円盤状に形成さ
れ、外周縁の全周に亘って空気取入口と噴出口とを兼用
する開口部13が設けられている。また、該開口部13
と車体1の中心部とを連通する連通路14が設けられ、
該連通路14には、図2に示すように、連通路14を中
心部まで等ピッチで区画するリブ15が設けられてい
る。また、各部は防水構造で形成され十分な浮力を有し
ている。また、車体1には上下を貫通する上下開口部1
6が3個設けられている。
に子供を収容するキャビン11やエンジンを設置した機
械室12を備えたものであって、全体が円盤状に形成さ
れ、外周縁の全周に亘って空気取入口と噴出口とを兼用
する開口部13が設けられている。また、該開口部13
と車体1の中心部とを連通する連通路14が設けられ、
該連通路14には、図2に示すように、連通路14を中
心部まで等ピッチで区画するリブ15が設けられてい
る。また、各部は防水構造で形成され十分な浮力を有し
ている。また、車体1には上下を貫通する上下開口部1
6が3個設けられている。
【0010】前記推進器室2は、推進器3を収納するも
のであって、中空の円形状に形成され、図2に示すよう
に、前記車体1の中心部に固定されている。また、該推
進器室2の水平部分は図1,図3に示すように、全周に
亘って開口されると共に前記連通路14と連通されてい
る。
のであって、中空の円形状に形成され、図2に示すよう
に、前記車体1の中心部に固定されている。また、該推
進器室2の水平部分は図1,図3に示すように、全周に
亘って開口されると共に前記連通路14と連通されてい
る。
【0011】前記推進器3は、排気による推力で車体1
を走行させるためのものであって、図3に示すように、
前記推進器室2の上下で軸支20され水平方向に360
度回動自在に保持されたフレ−ム30と該フレ−ム30
に内蔵されたファン31とを備えている。そして、開口
部13の一方側から大気を吸収し、その後方側の開口部
13から排出するように形成されている。
を走行させるためのものであって、図3に示すように、
前記推進器室2の上下で軸支20され水平方向に360
度回動自在に保持されたフレ−ム30と該フレ−ム30
に内蔵されたファン31とを備えている。そして、開口
部13の一方側から大気を吸収し、その後方側の開口部
13から排出するように形成されている。
【0012】前記浮上用ファン4は、車体1を浮上させ
るためのものであって、前記上下開口部16に設けられ
ている。浮上用ファン4は、ジャイロ(図示せず)で制
御され、3個の浮上用ファン4を操作して車体1の姿勢
制御をするように形成されている。
るためのものであって、前記上下開口部16に設けられ
ている。浮上用ファン4は、ジャイロ(図示せず)で制
御され、3個の浮上用ファン4を操作して車体1の姿勢
制御をするように形成されている。
【0013】前記車輪5は、陸上走行時の車輪であっ
て、飛行機と同様のものが使用され、推進器3の軸支2
0のまわりに3個設けられている。この車輪5の支柱部
50は、前記車体1に設けられた格納庫(図示せず)内
に出し入れ自在に形成され、水上走行時には車輪5ごと
格納庫内に収納するように形成されている。また、この
車輪5は、前記推進器3の向きと同調して走行方向が変
わるように形成されている。尚、内部にはブレ−キが設
けられていて、推進器3の逆向き排気によるブレ−キと
適宜併用される。尚、該車輪5をエンジンの動力で駆動
させて、一時的に走行用補助として使用してもよい。
て、飛行機と同様のものが使用され、推進器3の軸支2
0のまわりに3個設けられている。この車輪5の支柱部
50は、前記車体1に設けられた格納庫(図示せず)内
に出し入れ自在に形成され、水上走行時には車輪5ごと
格納庫内に収納するように形成されている。また、この
車輪5は、前記推進器3の向きと同調して走行方向が変
わるように形成されている。尚、内部にはブレ−キが設
けられていて、推進器3の逆向き排気によるブレ−キと
適宜併用される。尚、該車輪5をエンジンの動力で駆動
させて、一時的に走行用補助として使用してもよい。
【0014】前記受信機6は、送信機(図示せず)から
の電波を受信するものであって、実施例では、走行制御
用、舵取り用、ブレ−キ用と浮上用の4チャンネルのも
のを使用している。図中60はアンテナである。
の電波を受信するものであって、実施例では、走行制御
用、舵取り用、ブレ−キ用と浮上用の4チャンネルのも
のを使用している。図中60はアンテナである。
【0015】前記サ−ボ部7は、受信機6からの信号を
増幅して作動する前記走行制御用や舵取り用、ブレ−キ
用、浮上用等のサ−ボモ−タ(図示せず)等を備えてい
る。また、サ−ボ部7にはジャイロ(図示せず)が備え
られ、これで浮上時には前記浮上用ファン4を制御して
車体1の姿勢制御を行うようにしている。
増幅して作動する前記走行制御用や舵取り用、ブレ−キ
用、浮上用等のサ−ボモ−タ(図示せず)等を備えてい
る。また、サ−ボ部7にはジャイロ(図示せず)が備え
られ、これで浮上時には前記浮上用ファン4を制御して
車体1の姿勢制御を行うようにしている。
【0016】前記衝撃緩衝材8は、追突時の子供や諸機
器をショックから守るものであって、タイヤ状緩衝材8
0に高圧空気等を圧入して形成されている。そして、車
体1の開口部13の上下部全周に亘って固定されてい
る。
器をショックから守るものであって、タイヤ状緩衝材8
0に高圧空気等を圧入して形成されている。そして、車
体1の開口部13の上下部全周に亘って固定されてい
る。
【0017】次に、実施例の作用を説明する。キャビン
11に子供を乗せた状態で送信機によりサ−ボ部7のブ
レ−キ用サ−ボモ−タでブレ−キを解除すると共に、走
行制御用サ−ボモ−タでエンジンを調整し走行させる。
この走行中は、舵取り用サ−ボモ−タで推進器3の向き
を変えて舵取りを行なう。また、水上を走らせる場合
は、車輪5を格納庫に収納した状態で行なうことにな
る。この水上走行の場合も陸上走行と同様にして操縦す
ることができる。尚、水上走行の際、浮上ファン4を作
動させて水上を浮上させるとホバ−クラフトのように使
用することができる。
11に子供を乗せた状態で送信機によりサ−ボ部7のブ
レ−キ用サ−ボモ−タでブレ−キを解除すると共に、走
行制御用サ−ボモ−タでエンジンを調整し走行させる。
この走行中は、舵取り用サ−ボモ−タで推進器3の向き
を変えて舵取りを行なう。また、水上を走らせる場合
は、車輪5を格納庫に収納した状態で行なうことにな
る。この水上走行の場合も陸上走行と同様にして操縦す
ることができる。尚、水上走行の際、浮上ファン4を作
動させて水上を浮上させるとホバ−クラフトのように使
用することができる。
【0018】次に、走行中に障害物があるときは、浮上
制御用サ−ボモ−タで浮上用ファン4を調整し浮上させ
る。姿勢制御はジャイロ(図示せず)を用いて行う。浮
上させた車体1は、舵取り用サ−ボモ−タで推進器3の
向きを変えて舵取りを行ないながら、飛行させることが
できる。
制御用サ−ボモ−タで浮上用ファン4を調整し浮上させ
る。姿勢制御はジャイロ(図示せず)を用いて行う。浮
上させた車体1は、舵取り用サ−ボモ−タで推進器3の
向きを変えて舵取りを行ないながら、飛行させることが
できる。
【0019】以上、説明してきたように、本実施例の自
在車にあっては、送信機で遠隔操作して操縦することが
できる。このため、小さな子供を乗せて安全に遊ばせる
ことができる。また、急角度で方向転換できるので自在
車同士が迫りあっても空いた方へ脱出することができ
る。また、水上を陸上と同じ要領で自在に走行させるこ
とができる。また、障害物があるときは浮上させて空中
を飛行させることができる。また、ホバ−クラフトのよ
うに地面や水面から浮上させて走行することができるの
で、陸上や水上を高速走行させることができるし、荷重
が加わった場合でも摩擦力を軽減して水平移動をスム−
ズに行わせることができる。
在車にあっては、送信機で遠隔操作して操縦することが
できる。このため、小さな子供を乗せて安全に遊ばせる
ことができる。また、急角度で方向転換できるので自在
車同士が迫りあっても空いた方へ脱出することができ
る。また、水上を陸上と同じ要領で自在に走行させるこ
とができる。また、障害物があるときは浮上させて空中
を飛行させることができる。また、ホバ−クラフトのよ
うに地面や水面から浮上させて走行することができるの
で、陸上や水上を高速走行させることができるし、荷重
が加わった場合でも摩擦力を軽減して水平移動をスム−
ズに行わせることができる。
【0020】以上、本発明の実施例を詳述してきたが、
本発明の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば、実施例では、サ−ボ
部7は4チャンネルのものを使用するとしたが、送・受
信機やサ−ボ部の形式等は任意である。また、実施例で
は、車輪5は格納庫に収納するとしたが、車輪構造は任
意である。また、走行方向を変える構造も任意である。
また、浮上用ファンも3個でなく4個あるいはそれ以上
設けてもよい。また、玩具やおもちゃとしてだけでな
く、実用機とすることもできる。また、ホバ−クラフト
のように自在車の周りを柔軟材料等のスカ−トで囲ん
で、ここから加圧された空気が噴出されるようにしても
よい。
本発明の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば、実施例では、サ−ボ
部7は4チャンネルのものを使用するとしたが、送・受
信機やサ−ボ部の形式等は任意である。また、実施例で
は、車輪5は格納庫に収納するとしたが、車輪構造は任
意である。また、走行方向を変える構造も任意である。
また、浮上用ファンも3個でなく4個あるいはそれ以上
設けてもよい。また、玩具やおもちゃとしてだけでな
く、実用機とすることもできる。また、ホバ−クラフト
のように自在車の周りを柔軟材料等のスカ−トで囲ん
で、ここから加圧された空気が噴出されるようにしても
よい。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明請求項1
記載の浮上機能を備えた自在車にあっては、前記構成と
したため、無線送信機で遠隔操作して操縦することがで
きる。このため、遠隔操作で自在な方向に走行できる玩
具として使用したり、子供用自動車を操縦できないよう
な小さな子供を乗せて安全に遊ばせることができる。ま
た、急角度で方向転換できるので、狭いコ−ナ部も簡単
に曲がることができるし、自在車が迫りあっていても空
いた方へ脱出することができる。また、障害物があると
きは浮上させて飛行させることにより、障害物を乗り越
えさせることができるという効果がある。また、水上を
浮上させてホバ−クラフトのように走行させることがで
きる。また、本発明請求項2記載の浮上機能を備えた自
在車にあっては、前記構成としたため、いずれの方向に
走行しても不自然でなく、また、停止するときいずれの
方向を向いて停止しても同じ状態となるので、整理や出
し入れを簡単にすることができる。また、本発明請求項
3記載の浮上機能を備えた自在車にあっては、前記構成
としたため、ミズスマシのような形状をした子供が喜ぶ
ボ−トとして使用することができる等の効果が得られ
る。
記載の浮上機能を備えた自在車にあっては、前記構成と
したため、無線送信機で遠隔操作して操縦することがで
きる。このため、遠隔操作で自在な方向に走行できる玩
具として使用したり、子供用自動車を操縦できないよう
な小さな子供を乗せて安全に遊ばせることができる。ま
た、急角度で方向転換できるので、狭いコ−ナ部も簡単
に曲がることができるし、自在車が迫りあっていても空
いた方へ脱出することができる。また、障害物があると
きは浮上させて飛行させることにより、障害物を乗り越
えさせることができるという効果がある。また、水上を
浮上させてホバ−クラフトのように走行させることがで
きる。また、本発明請求項2記載の浮上機能を備えた自
在車にあっては、前記構成としたため、いずれの方向に
走行しても不自然でなく、また、停止するときいずれの
方向を向いて停止しても同じ状態となるので、整理や出
し入れを簡単にすることができる。また、本発明請求項
3記載の浮上機能を備えた自在車にあっては、前記構成
としたため、ミズスマシのような形状をした子供が喜ぶ
ボ−トとして使用することができる等の効果が得られ
る。
【図1】本発明実施例の浮上機能を備えた自在車を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】同上の連通路を示す説明図である。
【図3】同上の推進器の作動状態を示す説明図である。
【図4】同上の自在車を示す底面図である。
A 自在車 1 車体 2 推進器室 3 推進器 4 浮上用ファン 5 車輪 6 受信機(操縦手段) 7 サ−ボ部(操縦手段) 60 アンテナ
Claims (3)
- 【請求項1】 側部全周に空気取り入れ用の開口部を設
けた車体と;前記車体の中心部に配置され、前記開口部
と連通する推進器室と;前記推進器室に水平方向に回動
自在に軸支され、空気の噴出による推力を有する推進器
と;前記車体に設けられ、空気の下方への噴出により車
体を浮上させる浮上用ファンと;操縦用送信機からの電
波を受信する受信機と;該受信機の信号により前記推進
器の作動調整と空気吹出方向の調整と浮上用ファンの作
動調整を行なうサ−ボ部とを有する操縦手段と;推進器
の回転中心まわりに配置されると共に任意方向に進行自
在に形成された車輪と;からなることを特徴とする浮上
機能を備えた自在車。 - 【請求項2】 前記車体が円盤状に形成されていること
を特徴とする請求項1記載の浮上機能を備えた自在車。 - 【請求項3】 前記車体が浮力を有する構造に形成され
ていることを特徴とする請求項1又は2記載の浮上機能
を備えた自在車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27746696A JPH1099548A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 浮上機能を備えた自在車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27746696A JPH1099548A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 浮上機能を備えた自在車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099548A true JPH1099548A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17583998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27746696A Pending JPH1099548A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 浮上機能を備えた自在車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1099548A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012236546A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Toyota Motor Corp | 車両姿勢制御装置 |
CN104943675A (zh) * | 2015-06-19 | 2015-09-30 | 北京特种机械研究所 | 一种适用于有害环境下的智能气垫悬浮运输车 |
KR101626495B1 (ko) * | 2015-02-06 | 2016-06-01 | 동의과학대학 산학협력단 | 놀이용 공기부양정 |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP27746696A patent/JPH1099548A/ja active Pending
Cited By (3)
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