JPH1098477A - 経路選択方法および通信システム - Google Patents

経路選択方法および通信システム

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JPH1098477A
JPH1098477A JP8253186A JP25318696A JPH1098477A JP H1098477 A JPH1098477 A JP H1098477A JP 8253186 A JP8253186 A JP 8253186A JP 25318696 A JP25318696 A JP 25318696A JP H1098477 A JPH1098477 A JP H1098477A
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Yoshiaki Takahata
由彰 高畠
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワーク内の通信経路を選択する際に、通
信経路の選択が安全にしかも正確に行える経路選択方法
およびそれを用いた通信システムを提供する。 【解決手段】複数のスイッチ(101〜122)とこれ
らスイッチ間を接続するリンク(201〜228)から
構成される通信ネットワークを、少なくとも1つのスイ
ッチからなる論理スイッチ(31〜36)を含む論理ネ
ットワークとみなして通信経路を選択する際、各スイッ
チ(101〜122)は、論理スイッチ(31〜36)
を構成するスイッチのうち他の論理スイッチに接続する
少なくとも1組の境界スイッチ間のリンクの属性情報
と、この境界スイッチと前記他の論理スイッチとの間の
リンクの属性情報に基づき前記論理ネットワーク上の通
信経路を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ATM通
信システムに関し、特に、ATMスイッチノ一ド間での
コネクションの設定経路を探索する際に、ATMネット
ワーク内の一部分を論理的なATMスイッチノード(ピ
アグループ)として認識し、その論理的なATMスイッ
チノードを含んだ論理的なATMネットワーク上で経路
探索アルゴリズムを実行してコネクション設定を行なう
ATMネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ATM通信方式によるネットワー
ク製品が数多く市場に登場するようになってきている。
特に、ATM−Forumにおいて決定されたUNI
3.0やUNI3.1の標準に準拠したATMスイッチ
やATMインタフェースを持った製品が多く市場に登場
し、企業内のネットワークをATM−LANに置き換え
るところが徐々に増えてきている。
【0003】しかし、これまでのATM関連の製品は、
いわゆるスイッチと端末の間のインタフェースであるU
NIのみが搭載されており、いわゆるスイッチノード間
やATM−LAN間のインタフェースである、NNIの
インタフェースを持っていなかったため、UNIインタ
フェースを便宜的にNNIインタフェースとして使用す
るなどの方法が取られてきた。
【0004】NNIインタフェースの仕様の決定は、U
NIの仕様の決定に較べて遅れており、今だ、NNIイ
ンタフェースを搭載したATMスイッチは製品化されて
いないのが現状である。
【0005】しかし、このようなスイッチノード間イン
タフェースとして、ATM−ForumがP−NNI
(Private Network Network
Interface)の仕様を1996年2月に決定
し、そのP−NNI方式のインプリメントが多くのAT
Mスイッチペンダーによって開始されている。このP−
NNIインタフェース仕様では、複数のATMスイッチ
を接続したネットワークを仮想的な階層構造のネットワ
ークとして認識する。そして、この仮想的ネットワーク
においては、P−NNIインタフェース仕様においてピ
アグループと呼ばれる複数のスイッチノードからなるサ
ブネットを1つの論理的なノードと認識することで、記
憶するぺきトポロジー情報の削減を図っている。
【0006】このように、ネットワークトポロジーを仮
想的階層構成として認識した上でルーティングを行なう
際には、論理的なスイッチノードとして認識される各サ
ブネット内のトポロジー情報を、どのようにして作成す
るかという、縮退されたトポロジー情報の作成方式が問
題となる。
【0007】トポロジー情報の縮退方式としては、論理
的スイッチノードに固定的なトポロジー情報を割り当て
たり、逆に、この論理的スイッチノードはトポロジー情
報を持たないものとするような方式が考えられる。しか
し、このような方式では、ルーティング経路を探索する
際に、ルーティング経路のループが発生したり、最適で
ない経路ばかりを選択してしまい、ネットワークのリソ
ースを効率良く使用することが出来ないなどの問題があ
った。
【0008】図1に、このような問題が発生する通信ネ
ットワークのトポロジーとして、ATM通信方式を利用
した通信ネットワークの一例を示す。この通信ネットワ
ークには、複数のATMスイッチノード101、102
…122が存在し、それらのATMスイッチノード間が
リンク201、202…228によって接続されている
構成になっている。
【0009】図1においては、このATMスイッチノー
ド間のインタフェースとしてATM−Forumが規定
したP−NNI方式を用いているものとし、このATM
スイッチノード間で、各ATMスイッチノードや論理的
ATMスイッチノードのトポロジー情報の授受を行なっ
ているものとする。
【0010】図1の通信ネットワークにおいて、上記2
2個のATMスイッチノードを6つのATMスイッチノ
ード(ピアグループ)310、320、330、34
0、350、360に分割し、それぞれのピアグループ
を論理的なATMスイッチノード31〜36と認識する
ようになっている。よって、図1の下部に示した22個
の実在するATMスイッチノードによって構成されるネ
ットワークのトポロジーを仮想的な下位階層のトポロジ
ーとし、図1の上部に示した6個の論理的なATMスイ
ッチノードによって構成される論理的なネットワークの
トポロジーを仮想的な上位階層のトポロジーとする。
【0011】このような仮想的階層構成のトポロジーと
なった図1の通信ネットワーク内の例えば、ATMスイ
ッチノード101は、図1の通信ネットワークの全体の
トポロジーを図2に示すような論理的トポロジーと認識
することになる。そして、ATMスイッチノード101
からATMコネクシヨンを設定する場合には、この図2
に示したトポロジーのネットワークを用いて、ATMコ
ネクシヨンの設定経路を探索し、ATMコネクシヨン設
定のためのシグナリング処理を実行することになる。
【0012】通常、ネットワーク内に通信を行うための
最適となる通信経路を求めるためには、ネットワーク内
の各リンクに重み(例えば、遅延時間、帯域に関する重
み)を与え、通信を行う端末間で、その重みの和が最小
になるような(すなわち、例えば、遅延時間が最小、あ
るいは必要な帯域が確保できる)通信経路を選択する方
式が用いられている。
【0013】図3に、図2に示したネットワーク上での
リンクの重みの一例を示す。図2のネットワーク上で
は、図1の論理的なATMスイッチノード31〜36内
には、実際にはATMスイッチノードやリンクが複数存
在しているにも関わらず、各論理的なATMスイッチノ
ードが、トポロジー情報となるリンクの重みを持ってい
ないとした場合を示している。つまリ、図3のネットワ
ークトポロジーには、論理的なATMスイッチノード3
2、33、34、35、36内のリンクのトポロジー情
報が欠落していることになる。このようなトポロジー認
識を行うATMネットワーク上で、前述のような通信経
路探索アルゴリズムを実行して、ATMコネクションを
設定する方法の一例として、以下に、図1のネットワー
ク中のATMスイッチノード101から122へのAT
Mコネクシヨンを設定する場合のATMコネクシヨン設
定方法を示していく。
【0014】まず、スイッチノード101は図2のよう
にネットワークトポロジーを認識しているので、図2の
論理的なATMネットワーク上でATMコネクションの
設定経路探索アルゴリズムを実行する。
【0015】このとき、ATMコネクション設定先のA
TMスイッチノード122は、論理的なATMスイッチ
ノード36に属しているので、実際に経路探索アルゴリ
ズムを実行する際には、ATMスイッチノード101か
ら論理的ATMスイッチノード36へのATMコネクシ
ヨン設定経路を探索することになる。
【0016】図3に示すようにネットワーク内のリンク
の重み情報が与えられたとすると、リンクの重みの値の
和が最小になる経路としては、ATMスイッチノード1
01から順に、102→104→32→34→35→3
6というATMスイッチノードや論理的なATMスイッ
チノードを経由する経路が選択されることになる。ここ
で、図2に示した論理的なATMネットワークでは、論
理的なATMスイッチノード32、33、34、35、
36内のトポロジー情報を隠蔽しているので、実際にA
TMコネクションを設定する場合には、これらの論理的
なATMスイッチノード内に設定するATMコネクショ
ンの経路を、各論理的なATMスイッチノードにおい
て、それぞれ独自に設定しなければならない。
【0017】よって、図2の論理的なATMネットワー
クトポロジー上でのATMコネクションの経路が選択さ
れた後に、論理的なATMスイッチノード32内の経路
が選択され、順次、論理的なATMスイッチノード3
4、35、36内の経路が選択されていくことになる。
【0018】しかし、従来の方式では、論理的なATM
スイッチノード32、34、35、36内のATMスイ
ッチノードやリンクの存在を無視する形で、各論理的な
ATMスイッチノードが経路探索アルゴリズムを実行す
るので、以下のような問題が生じる。
【0019】一例として、論理的なATMスイッチノー
ド34内のリンクの実際の重みが、図4のようになって
いた場合を想定する。図4では、例えば、論理的なAT
Mスイッチノード内のリンク215と216に重み「5
0」が与えられ、リンク219には重み「60」、リン
ク218には重み「100」が与えられている。図2の
ATMネットワーク上で選択されたコネクション経路に
沿ってATMコネクションが順次設定されてゆき、論理
的なATMスイッチノード34まで処理がやってきたと
する。この時、コネクションの設定処理は、論理的なA
TMスイッチノード32からコネクション設定処理を渡
された、論理的なATMスイッチノード34の中の実際
のATMスイッチノード112が実行することになる。
【0020】図5に、ATMスイッチノード112が認
識している図1に示したATMネットワークのトポロジ
ー情報を示す。図5のネットワークトポロジー上で、A
TMスイッチノード112が宛先のATMスイッチノー
ド122(論理的なATMスイッチノード36)までの
最適経路を求めた場合には、先にATMスイッチノード
101が選択した経路とは異なり、112→32→33
→35→36という経路が最適経路であるという結果に
なる。このため、実際のATMコネクションを設定する
際に、論理的なATMスイッチノード32と34の間で
(実際にはATMスイッチノード107と112の間
で)、コネクション設定のループが発生することにな
る。
【0021】このような、コネクション設定のループの
発生を回避するために、ATM−Forum P−NN
I方式では、論理的なトポロジー構成の認識方法とし
て、Radiusと呼ばれるリンクで構成される、仮想
的なスター型トポロジーを想定して論理ノードのトボロ
ジー情報を認識する方式が示されているが、そのRad
iusと呼ばれる仮想的なリンクのトポロジー情報の作
成方式については言及されていない。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来技術のトポロジー情報の作成方法では、論理的スイッ
チノードのトポロジー情報を正確かつ安全側に見積もる
ことが出来ないので、ネットワーク内にコネクションを
設定しようとした際に、コネクション経路にループが発
生するという問題があった。
【0023】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、通信ネットワーク内の各スイッチノードが、そのス
イッチノードが含まれる論理的スイッチノードのトポロ
ジー情報を作成する際に、その論理的スイッチノードを
構成するスイッチノード間に与えられるトポロジー情報
を安全側に見積もることにより、ルーティング実行時に
コネクションのループの発生しない、すなわち、通信経
路の選択が安全にしかも正確に行える経路選択方法およ
びそれを用いた通信システムを提供することを目的とす
る。
【0024】また、呼設定時にユーザから申告される要
求品質を保証できる必要帯域、遅延時間を満足する通信
経路の選択が容易にしかも確実に行える経路選択方法お
よびそれを用いた通信システムを提供することを目的と
する。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の経路選択方法
は、複数のスイッチと前記複数のスイッチ間を接続する
リンクから構成される通信ネットワークを、少なくとも
1つのスイッチからなる論理スイッチを含む論理ネット
ワークとみなして通信経路を選択する経路選択方法にお
いて、前記各スイッチは、前記論理スイッチを構成する
スイッチのうち他の論理スイッチに接続されるスイッチ
を境界スイッチとして、少なくとも1対の境界スイッチ
間のリンクの属性情報と、この境界スイッチと前記他の
論理スイッチとの間のリンクの属性情報に基づき前記論
理ネットワーク上の通信経路を選択することにより、ネ
ットワーク全体を論理的なトポロジー情報を用いて認識
する際に、実際のトポロジー情報に近い値で認識するこ
とができるようになる。従って、通信経路の選択が安全
にしかも正確に行える。
【0026】また、本発明の経路選択方法は、複数のス
イッチと前記複数のスイッチ間を接続するリンクから構
成される通信ネットワークを、少なくとも1つのスイッ
チからなる論理スイッチを含む論理ネットワークとみな
して通信経路を選択する経路選択方法において、前記各
スイッチは、前記論理スイッチを構成するスイッチのう
ち他の論理スイッチに接続されるスイッチを境界スイッ
チとして、少なくとも1対の境界スイッチ間の最適経路
のうち、安全マージンが最大である前記最適経路のリン
クの属性情報と、この境界スイッチと前記他の論理スイ
ッチとの間のリンクの属性情報に基づき前記論理ネット
ワーク上の通信経路を選択することにより、ネットワー
ク全体を論理的なトポロジー情報によって認識する際
に、より安全側に論理的なネットワークトポロジー情報
を提供することができる。従って、通信経路の選択が安
全にしかも正確に行える。
【0027】また、各スイッチ間での通信方式としてA
TM通信方式を用いているので、高速・広帯域の情報を
転送する場合のネットワークにも利用することができ
る。また、リンク属性情報として情報転送遅延時間に関
する重みを用いることにより、通信の転送遅延に厳しい
条件を要求する、音声情報などのリアルタイム情報を転
送するコネクションを設定する場合にも、その要求品質
を確実に提供できるコネクション経路を設定することが
できる。
【0028】また、リンクの属性情報として、利用可能
な帯域幅に関する重みを用いることにより、大きな通信
帯域を要求する、画像情報などの広帯域情報を転送する
コネクションを設定する場合にも、その要求品質を確実
に提供できるコネクション経路を設定することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。本発明の通信システ
ムにて構成される通信ネットワークのトポロジーの一例
として、図1に示した通信ネットワークを用いて、本発
明の実施形態について説明する。
【0030】図1の通信ネットワークは、複数のATM
スイッチノード101〜122が存在し、これらATM
スイッチノード間がリンク201〜228によって接続
されて構成されている。
【0031】上記の22個のATMスイッチノードを6
つのATMスイッチノード(ピアグループ)に分割し、
それぞれのピアグループを論理的なATMスイッチノー
ド31〜36とする。
【0032】図1においては、このATMスイッチノー
ド間のインタフェースとして、例えば、ATM−For
umが規定したP−NNI方式を用いているものとし、
このATMスイッチノード間で、各ATMスイッチノー
ドや論理的ATMスイッチノードのトポロジー情報の授
受を行なっているものとする。
【0033】前述したように、図1の下部に示した22
個の実在するATMスイッチノードによって構成される
ネットワークのトポロジーを仮想的な下位階層のトポロ
ジーとし、図1の上部に示した6個の論理的なATMス
イッチノードによって構成される論理的なネットワーク
のトポロジーを仮想的な上位階層のトポロジーとする。
【0034】このような仮想的階層構成のトポロジーと
なった図1の通信ネットワーク内の例えば、ATMスイ
ッチノード101は、図1の通信ネットワークの全体の
トポロジーを図2に示すような論理的トポロジーと認識
することになる。すなわち、ATMスイッチノード10
1から認識される論理的ネットワークは、ATMスイッ
チノード102〜104、論理的ATMスイッチノード
32〜36、およびこれらを接続するリンク201〜2
05、209、210、219、220、224から構
成されるもので、ATMスイッチノード101は、この
構成と各リンク201〜205、209、210、21
9、220、224に関する情報をトポロジー情報とし
て認識することになる。
【0035】次に、図1の各ATMスイッチノードにつ
いて、図6および図7を参照して説明する。図1に示す
ように、本発明の適用される通信ネットワーク中のAT
Mスイッチノードには、自ノードおよび自ノードに接続
しているリンクのトポロジー情報のみを作成する通常の
ATMスイッチノード101、103〜105、107
〜109、111〜112、114〜117、119〜
121と、各ピアグループ毎に、各ピアグループの論理
的なトポロジー情報を作成する論理的トポロジー情報作
成ノード(以下、ピアグループリーダーと呼ぶ)10
2、106、110、113、118、122の2種類
が存在する。
【0036】通常のATMスイッチノード(装置)の内
部構成の一例を図6に示す。図6に示すように、通常の
ATMスイッチノード600は、他のATMスイッチノ
ードからリンクを介して通知されるトポロジー情報を受
信して、それらの情報を記憶しておくトポロジー情報受
信/記憶部601と、それらのトポロジー情報をもと
に、ネットワーク全体のトポロジー情報を作成するネッ
トワークトポロジー作成部602と、ネットワークトポ
ロジー作成部602で作成されたネットワークトポロジ
ーを基にコネクションの設定経路を計算するルーティン
グ制御部603と、各ATMスイッチノード内に設定さ
れているコネクションの状態を基に、自ノードおよび自
ノードに接続しているリンクのトポロジー情報を作成す
る、自ノードトポロジー情報作成部605と、その作成
した自ノードトポロジー情報を他のATMスイッチに対
してリンクを介して通知するトポロジー情報通知部60
4を具備している。
【0037】ピアグループリーダーとなるATMスイッ
チノード(装置)の内部構成の一例を図7に示す 。図
7に示すように、ピアグループリーダーとなるATMス
イッチノード700は、通常のATMスイッチノード6
00と同様に、他のATMスイッチノードからトポロジ
ー情報を受信して記憶しておくトポロジー情報受信/記
憶部701と、それらのトポロジー情報をもとに、ネッ
トワーク全体のトポロジー情報を作成するネットワーク
トポロジー作成部702と、コネクションの設定経路を
計算するルーティング制御部703と、自ノードおよび
自ノードに接続しているリンクのトボロジー情報を作成
する、自ノードトポロジー情報作成部704を具備して
いる。
【0038】さらに、ピアグループリーダーとなるAT
Mスイッチノード700は、トポロジー情報受信/記憶
部701に記憶されている、自ピアグループ以外のAT
Mスイッチノードと接続しているATMスイッチノード
(以下、ボーダーノードと呼ぶ)との間のトボロジー情
報から、ボーダーノード間の最適経路を求め、各ボーダ
ーノード間のトポロジー情報を作成するボーダーノード
間トボロジー情報作成部706と、求められた各ボーダ
ーノード間のトポロジー情報を基に、自ピアグループの
論理的なトポロジー情報を作成する論理的トポロジー情
報作成部707を具備している。
【0039】ピアグループリーダーとなるATMスイッ
チノード700内のトポロジー情報通知部705から
は、自ノードトポロジー情報作成部704で作成された
自ノードトポロジー情報とともに、論理的トポロジー情
報作成部707で作成された自ピアグループの論理的ト
ポロジー情報も、他のATMスイッチノードに対してリ
ンクを介して通知されることになる。
【0040】図6、図7に示したような構成のATMス
イッチノードによって構成される、通信ネットワークに
おいては、従来例に示したコネクション設定時のループ
の発生を回避するために、図1の論理的ATMスイッチ
ノード31〜36にも、各々、トポロジー情報を与える
ようになっている。
【0041】次に、図8を参照して、図4に示したよう
なトポロジー情報を持っている論理的ATMスイッチノ
ード34の、論理的トポロジー情報の与え方の一例を説
明する。
【0042】図8では、論理的ATMスイッチノード3
4内のリンクの重みが図4のようになっているので、論
理的ATMスイッチノード34自身がリンクの重み情報
を持つようになっている。このとき、論理的ATMスイ
ッチノード34が持つ重み情報は、論理的ATMスイッ
チノード34内のATMスイッチ112、113、11
4、115の中で、論理的ATMスイッチノード34内
のATMスイッチノードと接続しているATMスイッチ
ノード112と115の間のトポロジー情報をもとに作
られる。例えば、この場合には、ATMスイッチノード
112と115の間の最適な経路である、リンク21
5、217の重み情報の和「50」+「60」=「11
0」を論理的ATMスイッチノードの重み情報として、
ピアグループリーダであるATMスイッチノード113
の論理トポロジー情報作成部707で作成される。
【0043】当然、この論理的スイッチノードの重み情
報としては、ATMスイッチノード112〜115間の
最適な重み情報(重み値が最小の値のもの)ではなく、
ATMスイッチノード112〜115間の最悪の重み情
報(重み値が最大の値のもの)を用いる場合や、論理的
ATMスイッチノード34内の全てのATMスイッチノ
ード間の最適な重み情報を用いる場合や、論理的ATM
スイッチノード独自の重み情報を与える場合などが考え
られる。
【0044】論理的ATMスイッチノード独自の重み情
報を与える方法を具体的に説明する。例えば、図1に示
したネットワークトポロジーの各論理的ATMスイッチ
ノード31、32、33、34、35、36の重み情報
が上記のような方法によって、それぞれ、「20」、
「30」、「40」、「50」、「60」、「70」と
いう値が与えられた場合に、その重み情報の中の最悪の
値「70」を用いる方法がなどが考えられる。
【0045】しかし、このように論理的ATMスイッチ
ノードに重み情報を付加する方式では、ノードに重み情
報(トポロジー情報)が付加されているので、従来のよ
うな、リンクの重みを用いた最適経路の探索アルゴリズ
ムを、そのまま使用することができなくなる。よって、
この論理的ATMスイッチノードのトポロジー(重み)
情報を、論理的ATMスイッチノードが外部のATMス
イッチノードに接続しているリンクに持たせる方法も考
えられる。
【0046】この方法を図9を参照して説明する。具体
的には、論理的ATMスイッチノード34と論理的AT
Mスイッチノード32の間のリンクに、論理的ATMス
イッチノードの重み情報を加算し、論理的ATMスイッ
チノード34と論理的ATMスイッチノード35の間の
リンクにも、論理的ATMスイッチノード34の重み情
報を加算する。すなわち、図9に示すように、図8で求
めたATMスイッチノード112〜115の間のトポロ
ジー情報(重み「110」)を、論理的ATMスイッチ
ノード34に接続している双方のリンクに各々加算する
ようになっている。
【0047】このような重み情報を各リンクに持たせる
ことによって、従来のリンクの重み情報による経路探索
アルゴリズムによって、論理的ATMスイッチノード内
のトボロジー情報も加味した、コネクション設置経路の
探索が実行できる。
【0048】このような論理的ATMスイッチノードの
トポロジー情報をリンク情報に加味する方法としては、
図9に示した方法だけではなく、図10に示すように、
論理的ATMスイッチノード34に接続している2つの
リンクに、論理的ATMスイッチノード34のトポロジ
ー情報(重み「110」)の半分ずつ(重み「55」)
を加算する方法も考えられる。
【0049】図9、図10では、論理的ATMスイッチ
ノードが2つのATMスイッチノードと接続している場
合を示したが、実際の論理的なATMスイッチノードは
図1のATMネットワークに示した論理的ATMスイッ
チノード32のように2つ以上のATMスイッチノード
と接続している場合もある。このような多数のATMス
イッチノードと接続している論理的ATMスイッチノー
ドのトポロジー情報の構成方法を以下に示す。一例とし
て、論理的なATMスイッチノード32のトポロジー情
報の構成方法を示す。
【0050】図1のATMネットワークに示されるよう
に、論理的ATMスイッチノード32内には3つのAT
Mスイッチノード105、106、107が存在する。
これらのスイッチノード間のリンクの重み情報の一例を
図11に示す。
【0051】図11では、ATMスイッチノード105
と106の間のリンク206に重み「10」を与え、A
TMスイッチノード105と107の間のリンク207
に重み「20」を与え、ATMスイッチノード106と
107の間のリンク208に重み「50」を与えてい
る。
【0052】図11に示した論理的ATMスイッチノー
ド32内の3つのATMスイッチノードは、全て論理的
ATMスイッチノード32外のATMスイッチノードと
接続しているので、論理的ATMスイッチノード32の
トポロジー情報としては、これらの全てのATMスイッ
チノード間のリンクの重み情報を比較しなければならな
い。
【0053】このとき、ATMスイッチノード105と
106の間のリンクの重みとしては、重み「10」が最
適の値である。また、ATMスイッチノード105と1
07の間のリンクの重みとしては、重み「20」が最適
である。さらに、ATMスイッチノード106と107
の間では、リンク207、206を経由する場合のリン
クの重み「10」+「20」=「30」が最適の値であ
る。
【0054】これらの値の中から、論理的ATMスイッ
チノード32のトポロジー情報(重みの値)を求める方
法としては、前述の方法と同様に、最も重みの値の少な
いもの(すなわち、論理的ATMスイッチノードを構成
する各ATMスイッチノード間のリンクの最適な重みの
値のうちのさらに最適な値)を用いる方法として、AT
Mスイッチノード105と106の間の重み「10」を
用いる方法や、逆に、最も重みの値の大きなもの(すな
わち、論理的ATMスイッチノードを構成する各ATM
スイッチノード間のリンクの最適な重みの値のうちの最
悪な値、言い換えれば安全マージンの最も大きい値)を
用いる場合として、ATMスイッチノード106と10
7の間の重み「30」を用いる方法などが考えられる。
【0055】ここで、論理的ATMスイッチノード32
のトポロジー情報として、最も重みの値の大きなもの
(最悪な重み値)、すなわち、図11の例で言えば、A
TMスイッチノード106と107の間の重み「30」
という値を用いると(図12参照)、全ての場合におい
て安全側に重み情報を与えることができる。
【0056】図12のような、論理的ATMスイッチノ
ードを構成する各ATMスイッチノード間のリンクの最
適な重みの値のうちの最悪な値を論理的ATMスイッチ
ノード32のトポロジー情報として用いれば、図2に示
したような論理的ATMネットワーク上でコネクション
経路を設定する場合にも、前述の、コネクシヨン設定の
ループを発生させることなくATMコネクシヨンを設定
することができるようになる。
【0057】また、このような3つ以上のATMスイッ
チノードと接続している論理的ATMスイッチノードの
トポロジー情報の表し方は、先の場合と同様に、図12
に示したような、論理的ATMスイッチノードそのもの
に重み情報を与える方式だけではない。図13に示すよ
うに、論理的なスイッチノード31、33、34の間の
リンク205、209、210の全てに、論理的スイッ
チノード32の重み情報を加算する方式や、論理的スイ
ッチノード31、33、34の間のリンク205、20
9、210の全てに、論理的スイッチノード32の重み
情報の1/2か1/3の値を与える方式などが考えられ
る。
【0058】さらに、このような3つ以上のATMスイ
ッチノードと接続している論理的ATMスイッチノード
のトポロジー情報の表し方は他にも考えられる。例え
ば、論理的スイッチノード32の全てのボーダーノード
間のトポロジー情報の中の、最も重みの評価値の大きな
ものを用いるのではなく、任意のボーダーノード間のト
ポロジー情報をそのまま論理的なATMスイッチノード
のトポロジー情報としてしまうことも考えられる。
【0059】なお、ATMスイッチノード間のトポロジ
ー情報、すなわち、リンクの重みとは、具体的には、例
えば、そのリンクに与えられた、セルを転送する際の遅
延時間、利用可能な帯域幅に関して設定されるリンクの
属性情報である。このようなリンク属性情報を用いて、
前述したような方法で経路選択を行えば、呼設定時にユ
ーザから申告される要求品質(QoS)を保証できる必
要帯域、遅延時間を満足する経路の選択が容易にしかも
確実に行える。
【0060】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、通信ネットワーク上の各スイッチ(101〜12
2)が、論理スイッチ(31〜36)を構成するスイッ
チのうち他の論理スイッチに接続する少なくとも1組の
境界スイッチ(ボーダーノード)間のリンクの属性情報
(トポロジー情報)と、その境界スイッチと前記他の論
理スイッチとの間のリンクの属性情報(トポロジー情
報)に基づき論理ネットワーク上の通信経路を選択する
ことにより、ネットワーク全体を論理的なトポロジー情
報を用いて認識する際に、実際のトポロジー情報に近い
値で認識することができるようになり、従って、図2に
示したような論理的ATMネットワーク上でコネクショ
ン経路を設定する場合にも、前述の、コネクシヨン設定
のループを発生させることなくATMコネクシヨンを設
定することができるようになる。
【0061】また、通信ネットワーク上の各スイッチ
が、論理スイッチを構成するスイッチのうち他の論理ス
イッチに接続する少なくとも1組の境界スイッチ間の最
適経路のうち、安全マージンの最も大きい最適経路のリ
ンクの属性情報と、その境界スイッチと前記他の論理ス
イッチとの間のリンクの属性情報に基づき前記論理ネッ
トワーク上の通信経路を選択することにより、ネットワ
ーク全体を論理的なトポロジー情報によって認識する際
に、より安全側に論理的なネットワークトポロジー情報
を提供することが出来るようになる。従って、図2に示
したような論理的ATMネットワーク上でコネクション
経路を設定する場合にも、前述の、コネクシヨン設定の
ループを発生させることなくATMコネクシヨンを設定
することができるようになる。
【0062】また、各スイッチ間での通信方式としてA
TM通信方式を用いていることにより、高速・広帯域の
情報を転送する場合のネットワークにも利用することが
できる。
【0063】また、ピアグループ(論理スイッチ)の論
理的トポロジー情報を作成する際にその論理スイッチ内
のボーダーノード(境界スイッチ)間のリンク属性情報
として情報転送遅延時間に関する重みを用いることによ
り、通信の転送遅延に厳しい条件を要求する、音声情報
などのリアルタイム情報を転送するコネクションを設定
する場合にも、その要求品質を確実に提供できるコネク
ション経路を設定することができる。
【0064】また、ピアグループ(論理スイッチ)の論
理的トポロジー情報を作成する際にその論理スイッチ内
のボーダーノード(境界スイッチ)間のリンク属性情報
として利用可能な帯域幅に関する重みを用いることによ
り、大きな通信帯域を要求する、画像情報などの広帯域
情報を転送するコネクションを設定する場合にも、その
要求品質を確実に提供できるコネクション経路を設定す
ることができる。
【0065】また、ピアグループ(論理スイッチ)の論
理的トポロジー情報を作成する際には、前記ボーダーノ
ード間の全ての重み情報を求める必要がないので、論理
スイッチのトポロジー情報を作成するために必要なスイ
ッチノード装置内のプロセッサ能力を削減することがで
きる。
【0066】なお、上記実施形態に記載した方法は、各
スイッチノード装置を制御するプログラムとして、フロ
ッピーディスク、CD−ROM、半導体メモリなどの記
録媒体に格納することもできる。
【0067】複数のスイッチと、前記複数のスイッチ間
を接続するリンクから構成される通信ネットワークを、
少なくともつのスイッチからなる論理スイッチを含む論
理ネットワークとみなして通信経路を選択するためのプ
ログラムであって、前記論理スイッチを構成するスイッ
チのうち他の論理スイッチに接続されるスイッチを境界
スイッチとして、少なくとも1対の境界スイッチ間のリ
ンクの属性情報と、この境界スイッチと前記他の論理ス
イッチとの間のリンクの属性情報に基づき前記論理ネッ
トワーク上の通信経路を選択するよう前記各スイッチを
制御するためのプログラムを格納した記録媒体。
【0068】複数のスイッチと、前記複数のスイッチ間
を接続するリンクから構成される通信ネットワークを、
少なくとも1つのスイッチからなる論理スイッチを含む
論理ネットワークとみなして通信経路を選択するための
プログラムであって、前記論理スイッチを構成するスイ
ッチのうち他の論理スイッチに接続されるスイッチを境
界スイッチとして、少なくとも1対の境界スイッチ間の
最適経路のうち、安全マージンが最大である前記最適経
路のリンクの属性情報と、この境界スイッチと前記他の
論理スイッチとの間のリンクの属性情報に基づき前記論
理ネットワーク上の通信経路を選択するよう前記各スイ
ッチを制御するためのプログラムを格納した記録媒体。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による通信
ネットワークによれば、ネットワーク内の通信経路を選
択する際に、通信経路の選択が安全にしかも正確に行え
るとともに、呼設定時にユーザから申告される要求品質
を保証できる必要帯域、遅延時間を満足する通信経路の
選択が容易にしかも確実に行える経路選択方法およびそ
れを用いた通信システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る通信ネットワークの物
理的接続トポロジーの一例を示した図。
【図2】図1の通信ネットワークの論理的接続トポロジ
ーの一例を示した図。
【図3】図2の通信ネットワークの論理的スイッチノー
ド内のトポロジー情報の一例を示した図。
【図4】論理的スイッチノード内のトポロジー情報の一
例を示した図。
【図5】図4に示した論理スイッチノード内のスイッチ
ノードが認識している論理ネットワークのトポロジー情
報の一例を示した図。
【図6】ATMスイッチノードの要部の構成例を概略的
に示した図。
【図7】ATMスイッチノードの要部の構成例を概略的
に示した図で、ピアグループリーダの場合を示してい
る。
【図8】論理的スイッチノード(ボーダーノードが2つ
の場合)のトポロジー情報の作成方法を説明するための
図。
【図9】論理的スイッチノード(ボーダーノードが2つ
の場合)のトポロジー情報の他の作成方法を説明するた
めの図。
【図10】論理的スイッチノード(ボーダーノードが2
つの場合)のトポロジー情報のさらに他の作成方法を説
明するための図。
【図11】論理的スイッチノード(ボーダーノードが3
つの場合)のトポロジー情報の作成方法を説明するため
の図。
【図12】論理的スイッチノード(ボーダーノードが3
つの場合)のトポロジー情報の他の作成方法を説明する
ための図。
【図13】論理的スイッチノード(ボーダーノードが3
つの場合)のトポロジー情報のさらに他の作成方法を説
明するための図。
【符号の説明】
101〜122…ATMスイッチノード、201〜22
8…ATMスイッチノード間リンク、31〜36…論理
的スイッチノード。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチと前記複数のスイッチ間
    を接続するリンクから構成される通信ネットワークを、
    少なくとも1つの複数のスイッチからなる論理スイッチ
    を含む論理ネットワークとみなして通信経路を選択する
    経路選択方法において、 前記各スイッチは、前記論理スイッチを構成するスイッ
    チのうち他の論理スイッチに接続されるスイッチを境界
    スイッチとして、少なくとも1対の境界スイッチ間のリ
    ンクの属性情報と、この境界スイッチと前記他の論理ス
    イッチとの間のリンクの属性情報に基づき前記論理ネッ
    トワーク上の通信経路を選択することを特徴とする経路
    選択方法。
  2. 【請求項2】 複数のスイッチと前記複数のスイッチ間
    を接続するリンクから構成される通信ネットワークを、
    少なくとも1つのスイッチからなる論理スイッチを含む
    論理ネットワークとみなして通信経路を選択する経路選
    択方法において、 前記各スイッチは、前記論理スイッチを構成するスイッ
    チのうち他の論理スイッチに接続されるスイッチを境界
    スイッチとして、少なくとも1対の境界スイッチ間の最
    適経路のうち、安全マージンが最大となる前記最適経路
    のリンクの属性情報と、この境界スイッチと前記他の論
    理スイッチとの間のリンクの属性情報に基づき前記論理
    ネットワーク上の通信経路を選択することを特徴とする
    経路選択方法。
  3. 【請求項3】 前記通信ネットワークはATM通信ネッ
    トワークであることを特徴とする請求項1または2記載
    の経路選択方法。
  4. 【請求項4】 前記リンクの属性情報は、情報転送遅延
    時間に関する情報であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の経路選択方法。
  5. 【請求項5】 前記リンクの属性情報は、帯域に関する
    情報であることを特徴とする請求項1または2記載の経
    路選択方法。
  6. 【請求項6】 複数のスイッチと前記複数のスイッチ間
    を接続するリンクから構成される通信ネットワークを、
    少なくとも1つのスイッチからなる論理スイッチを含む
    論理ネットワークとみなして通信経路を選択し、この選
    択された通信経路を介して情報の転送を行う通信システ
    ムにおいて、 前記各スイッチは、 前記論理スイッチを構成するスイッチのうち他の論理ス
    イッチに接続されるスイッチを境界スイッチとして、少
    なくとも1対の境界スイッチ間のリンクの属性情報と、
    この境界スイッチと前記他の論理スイッチとの間のリン
    クの属性情報に基づき前記論理ネットワーク上の通信経
    路を選択する手段を具備したことを特徴とする通信シス
    テム。
  7. 【請求項7】 複数のスイッチと前記複数のスイッチ間
    を接続するリンクから構成される通信ネットワークを、
    少なくとも1つのスイッチからなる論理スイッチを含む
    論理ネットワークとみなして通信経路を選択し、この選
    択された通信経路を介して情報の転送を行う通信システ
    ムにおいて、 前記各スイッチは、 前記論理スイッチを構成するスイッチのうち他の論理ス
    イッチに接続されるスイッチを境界スイッチとして、少
    なくとも1対の境界スイッチ間の最適経路のうち、安全
    マージンが最大となる前記最適経路のリンクの属性情報
    と、この境界スイッチと前記他の論理スイッチとの間の
    リンクの属性情報に基づき前記論理ネットワーク上の通
    信経路を選択する手段を具備したことを特徴とする通信
    システム。
  8. 【請求項8】 前記通信ネットワークはATM通信ネッ
    トワークであることを特徴とする請求項6または7記載
    の通信システム。
  9. 【請求項9】 前記リンクの属性情報は、情報転送遅延
    時間に関する情報であることを特徴とする請求項6また
    は7記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 前記リンクの属性情報は、帯域に関す
    る情報であることを特徴とする請求項6または7記載の
    通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6289096B1 (en) 1997-06-18 2001-09-11 Nec Corporation Call routing method using prioritized source-destination routes
JP2011517220A (ja) * 2008-04-10 2011-05-26 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド トポロジ抽出方法、トポロジ抽出装置、およびルートコントローラ
JP2015029346A (ja) * 2010-11-01 2015-02-12 日本電気株式会社 通信システム、制御装置、パケット転送経路の制御方法およびプログラム

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