JPH1098468A - ネットワーク検証システム - Google Patents

ネットワーク検証システム

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JPH1098468A
JPH1098468A JP8269205A JP26920596A JPH1098468A JP H1098468 A JPH1098468 A JP H1098468A JP 8269205 A JP8269205 A JP 8269205A JP 26920596 A JP26920596 A JP 26920596A JP H1098468 A JPH1098468 A JP H1098468A
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JP
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program
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network
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Application number
JP8269205A
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English (en)
Inventor
Kazuko Iwatsuki
和子 岩月
Yukio Shimamoto
幸夫 島本
Riichi Yasue
利一 安江
Takahisa Miyamoto
貴久 宮本
Hidemitsu Higuchi
秀光 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】実際のネットワーク環境での個々のノード間の
接続性及び転送性能の検証の自動化を図る。 【解決手段】検証スケジュールテーブルの登録内容に従
って自動的に検証プログラムを起動して1つ以上の被検
証ノードとの間で接続性検証を連続して実行し、また自
動的に転送性能測定プログラムを起動して1つ以上の被
検証ノードとの間で転送性能検証を連続して実行し、得
られた以上の結果を検証結果テーブルのファイルに出力
する。さらにデータベースファイル へ検証結果テーブ
ルのデータを追加出力するボタンを表示するHTMLプログ
ラムを検証結果出力ファイルに加えることにより、デー
タベース登録支援手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置やネ
ットワーク接続装置からなるネットワークにおいて、所
望のノード間の接続性やそれらのノード間の転送性能を
検証し、その検証結果を管理・配布するネットワーク検
証システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置やネットワーク接続
装置からなるネットワークにおいて、ノード(情報処理
装置及びネットワーク接続装置)間の接続性を検証する
手段の一つとして、SNMP(Simple Network Management P
rotocol)やRMON(Remote Network Monitoring MIB) 等の
ネットワーク管理手法がある。SNMPでは、ネットワーク
を構成する装置群の内の管理装置にSNMPマネージャを置
き、管理対象となる情報処理装置やネットワーク接続装
置にSNMPエージェントまたはRMONエージェントを置い
て、該マネージャとエージェント間でSNMPプロトコルに
よる通信を行い、該マネージャは該エージェントが備え
るMIBまたはRMON MIBと呼ばれる管理情報データベース
上のデータを収集する。このMIB情報の中には個々の装
置の通信履歴やトラフィック統計情報などが含まれてお
り、エージェントをルータ及びスイッチやインテリジェ
ント・ハブに置くことにより、ネットワーク全体のトラ
フィック情報をモニタしたり、定常状態と比較して障害
を検出したり出来る。また、情報処理装置のMIB上の通
信履歴のエラー情報から情報処理装置間の障害検出も部
分的に行える。
【0003】その一方、SNMPでは統計情報を元にしてい
るため、リアルタイムの障害検出は行わず、任意に選択
したノード間の接続性をリアルタイムに確認することも
出来ない。統計情報を取得した時点における状況を確認
できるのみである。また、パソコン(PC)やワークステー
ション(WS)等の一般の情報処理装置にエージェントを置
く場合はその負荷の影響にも注意しなければならない。
そのため、これまではリアルタイムに所望のノード間の
接続性を検証する場合、ノードとなる装置に一般的に備
わっているTCP/IP標準の接続確認コマンド(ping)や仮想
端末接続プログラム(telnet利用)やファイル転送接続プ
ログラム(ftp利用)を利用し、検証実施者が個々の装置
(接続性を検証したいノード)を一台一台廻って上述の
プログラムを起動して各装置のディスプレイ画面に表示
される結果を目視確認することにより検証している。
【0004】また、ノード間のネットワーク性能検証に
ついては、従来シミュレータ(アナライザ)等の専用装
置を利用している。この場合、シミュレータから発信さ
れたデータフレームの応答時間から転送遅延時間(レイ
テンシー)を測定できるが、これはシミュレータと測定
対象ノードとの間の転送性能を示すものであるので、所
望のノード間のネットワークにおける単位時間当たりの
データ転送能力を示す転送速度による実効性能を測定す
ることにはならない。そのため、所望のノード間の転送
性能検証を行う場合は、対象となるノードの装置に転送
性能測定用プログラムを個別にインストールし、該プロ
グラムを起動して各装置のディスプレイ画面に表示され
る結果を目視確認することにより検証している。
【0005】また、従来、検証結果のデータベース化は
前記検証作業とは別の作業として行われている。さらに
該データベース公開にあたり、セキュリティ保証のため
アクセス制限を行う場合、該データベース参照希望者の
認証登録申請・許可の手続きも前記検証作業とは別の作
業として行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】係る従来の方法におい
ては、次のような課題がある。
【0007】従来、実際のネットワーク環境での個々の
ノード(情報処理装置及びネットワーク接続装置)間の
接続性及び転送性能の検証には、各装置に一般的に備わ
っているTCP/IP標準の接続確認コマンド(ping)や仮想端
末接続プログラム(telnet利用)やファイル転送接続プロ
グラム(ftp利用)を、検証実施者が各装置を廻って一台
一台起動して目視確認をしている。あるいは、各装置上
にそれぞれ個別にテスト用ソフトウェアをインストール
し、該ソフトウェアをそれぞれ独立に起動している。こ
のように一台一台の装置上で独立して起動させる方法で
は、大規模なネットワークを検証するのに膨大な時間と
手間がかかる。
【0008】また、上記のような個々のノード間の検証
を個別に実施する方式では、検証結果も個別に得られる
ので、1カ所に検証データを集めて分析・評価するのに
時間がかかり、迅速に分析結果を参照することを必要と
している分析結果参照希望者に通知するのが遅れてしま
う。さらに、当該分析・評価した結果をデータベース化
し、該データベースを参照希望者に公開する作業工程を
実施する装置や方法がシステム化されていないため、参
照希望者の要求に応じて紙面にプリントアウトして参照
希望者毎に手渡すなどという人間の手作業に労力がかか
っている。
【0009】また、従来方式では、測定・分析結果を公
開する際にセキュリティを保証するため、予め、検証シ
ステムとは別の作業工程で文書・電話等を用いて参照希
望者に対して使用者名やパスワードによる使用許可を与
えている。この場合、文書では時間がかかり、電話では
データベース管理者に応対の手間がかかり、電子メール
等でもフリーフォーマットでは認証許可に必要な情報が
不足していたりするなどの不都合がある。
【0010】本発明は、多数のノードで構成されるネッ
トワークシステムの接続性検証及び転送性能検証にかか
る時間及び人員を省力化することを目的とする。また、
検証結果をデータベース化して迅速に参照希望者に公開
できるようにすることを目的とする。さらに、検証結果
を公開する際のセキュリティを保証するための認証許可
を簡単に行なえるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、複数の情報処理装置及びネ
ットワーク接続装置をノードとして構成されるネットワ
ークにおける任意のノード間の接続性を検証するための
ネットワーク検証システムであって、前記ネットワーク
内に検証コントロールセンタサーバのノードと検証基準
ノードとを設け、前記検証基準ノードは、接続確認の相
手先ノードである被検証ノードに対して特定のデータフ
レームを発行し、該データフレームを受け取った被検証
ノードが発行元の検証基準ノードへ特定の応答フレーム
を送り返すことを確認することによって、両者間の接続
確認を行う接続性検証プログラムを備えており、前記検
証コントロールセンタサーバは、検証実施者が入力した
接続確認の相手先ノードである被検証ノードと該被検証
ノードとの間の接続確認の条件となる1組以上のパラメ
ータ群との組合せを1組以上記憶するための検証スケジ
ュールテーブルと、検証結果を記録する検証結果テーブ
ルと、前記検証スケジュールテーブルの登録内容に従う
検証の開始を指示する指示手段と、前記指示手段により
検証開始を指示されたとき、前記検証スケジュールテー
ブルの登録内容に従って、前記検証基準ノードの接続性
検証プログラムを動作させる接続性検証プログラム起動
手段と、前記接続性検証プログラム起動手段によって接
続性検証プログラムを動作させることにより、前記検証
基準ノードから前記検証スケジュールテーブルに登録さ
れている被検証ノードに対して接続検証データフレーム
を発行し、前記検証スケジュールテーブルに登録されて
いるパラメータ群の条件を満たす応答フレームを返した
被検証ノードを接続可能と判定し、返せなかった被検証
ノードを接続不可能ノードと判定する応答出力判定手段
と、前記応答出力判定手段で接続可能と判定した被検証
ノードに関しては接続成功メッセージを、接続不可能と
判定した被検証ノードに関しては接続失敗メッセージ
を、それぞれ前記検証結果テーブルに追加出力する検証
結果登録手段とを備え、検証実施者が前記指示手段によ
り指示した任意のタイミングで、前記検証スケジュール
テーブルに登録された1つ以上の被検証ノードに対し
て、前記接続性検証プログラム起動手段と前記応答出力
判定手段と前記検証結果登録手段とを用いて接続性検証
を連続して自動的に実行することを特徴とする。
【0012】これにより、検証コントロールセンタサー
バから検証基準ノードの接続性検証プログラムを起動
し、該接続性検証プログラムが被検証ノードに対して接
続検証データフレームを発行しその応答状況を自動的に
分析して、検証結果を検証コントロールセンタサーバ上
に集中して登録することが出来るため、多数のノードで
構成されるネットワークシステムの接続性検証にかかる
時間及び人員の省力化が可能となる。また、ほとんどの
ノードとなる装置に予め備わっている既存の接続性検証
プログラムを利用することができるので、前記検証コン
トロールセンタサーバとする装置に前記手段を備えるだ
けで前記接続性検証が可能となる。
【0013】請求項2に係る発明は、複数の情報処理装
置及びネットワーク接続装置をノードとして構成される
ネットワークにおける任意のノード間のネットワーク性
能を測定するためのネットワーク検証システムであっ
て、前記ネットワーク内に検証コントロールセンタサー
バのノードと検証基準ノードとを設け、前記検証基準ノ
ードは、ネットワーク性能測定の相手先ノードである被
検証ノード上で実行中のエージェント・プログラムとネ
ットワーク経由で相互通信することにより、両ノード間
のネットワーク性能を測定するネットワーク性能測定プ
ログラムを備えており、前記検証コントロールセンタサ
ーバは、検証実施者が入力したネットワーク性能測定の
相手先ノードである被検証ノードと該被検証ノードとの
間のネットワーク性能測定時に用いる1組以上のパラメ
ータ群との組合せを1組以上記憶するための検証スケジ
ュールテーブルと、検証結果を記録する検証結果テーブ
ルと、前記検証スケジュールテーブルの登録内容に従う
ネットワーク性能測定の開始を指示する指示手段と、前
記指示手段によりネットワーク性能測定開始を指示され
たとき、前記検証スケジュールテーブルの登録内容に従
って、前記検証基準ノードのネットワーク性能測定プロ
グラムを動作させるネットワーク性能測定プログラム起
動手段と、前記ネットワーク性能測定プログラム起動手
段によってネットワーク性能測定プログラムを動作させ
ることにより、前記検証基準ノードから前記検証スケジ
ュールテーブルに登録されている被検証ノードに対して
性能測定コマンドを発行し、該性能測定コマンドに対し
て被検証ノード上のエージェント・プログラムからの測
定結果を受け取り、その結果を前記検証結果テーブルに
追加出力するネットワーク性能測定手段とを備え、検証
実施者が前記指示手段により指示した任意のタイミング
で、前記検証スケジュールテーブルに登録された1つ以
上の被検証ノードに対して、前記ネットワーク性能測定
プログラム起動手段と前記ネットワーク性能測定手段と
を用いてネットワーク性能測定を連続して自動的に実行
することを特徴とする。
【0014】これにより、検証コントロールセンタサー
バから検証基準ノードのネットワーク性能測定プログラ
ムを起動し、該ネットワーク性能測定プログラムが被検
証ノードに対して性能測定コマンドを発行しその測定結
果を受け取って検証コントロールセンタサーバ上に集中
して登録することが出来るため、多数のノードで構成さ
れるネットワークシステムのネットワーク性能測定にか
かる時間及び人員の省力化が可能となる。なお、請求項
1及び2において、検証コントロールセンタサーバのノ
ードと検証基準ノードとを同一の装置で構成するように
してもよい。
【0015】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
ネットワーク検証システムにおいて、前記検証基準ノー
ドは、ネットワーク経由で他のノードにログインできる
仮想端末接続プログラムを備え、前記検証コントロール
センタサーバは、前記検証スケジュールテーブルに、前
記接続性検証プログラムとして前記仮想端末接続プログ
ラムを用いる旨、並びに、前記検証基準ノードから発行
するコマンド及び期待する応答フレームを1組以上登録
しておくとともに、一般的な接続性が確認された1つ以
上の被検証ノードに対して、前記検証結果テーブルの内
容及び前記検証スケジュールテーブルの登録内容に従っ
て連続して仮想端末接続フレーム及び登録したコマンド
を発行し、期待する応答フレームが返るか否かによっ
て、該被検証ノードが所定のプログラム実行ファイルを
備えているか否か、また、該被検証ノードにおいて該所
定のプログラムが実行中であるか否かを判定し、該判定
結果を前記検証結果テーブルに追加出力する被検証ノー
ド状態判定及び結果登録手段と、前記検証スケジュール
テーブルの登録内容及び前記被検証ノード状態判定結果
を加えた前記検証結果テーブルの内容に従って、前記所
定のプログラムが起動していない被検証ノードの内の1
つ以上の被検証ノードに対し連続して仮想端末接続フレ
ーム及び登録したコマンドを発行して、該被検証ノード
が備える前記所定のプログラムをネットワーク経由で起
動し、前記検証結果テーブルの該被検証ノードの状態を
「所定プログラム実行中」へと修正するプログラムリモ
ート起動手段及び判定結果修正手段を備えたことを特徴
とする。
【0016】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
ネットワーク検証システムにおいて、前記検証基準ノー
ドは、ネットワーク経由でノード間のファイル転送を行
うファイル転送接続プログラムを備え、前記検証コント
ロールセンタサーバは、前記検証スケジュールテーブル
に、前記接続性検証プログラムとして前記ファイル転送
接続プログラムを用いる旨、並びに、前記検証基準ノー
ドから発行するコマンド及び期待する応答フレームを1
組以上登録しておくとともに、一般的な接続性が確認さ
れ、かつ請求項3の被検証ノード状態判定及び結果登録
手段によって前記所定のプログラム実行ファイルが無い
ことを確認された1つ以上の被検証ノードに対して、前
記検証結果テーブルの内容及び前記検証スケジュールテ
ーブルの登録内容に従って連続してファイル転送接続フ
レーム及び前記登録したコマンドを発行して、前記所定
のプログラム実行ファイルを前記1つ以上の被検証ノー
ドに配布し、前記検証結果テーブルの該被検証ノードの
状態を「所定プログラム有り」へと修正するファイル配
布手段及び判定結果修正手段を備えたことを特徴とす
る。
【0017】これにより、接続性検証での検証結果テー
ブルに記録された被検証ノード状態判定結果を用いる例
えばftpプロトコルを利用した任意のプログラム自動配
布手段、及びtelnetプロトコルを利用した該プログラム
遠隔起動手段を実現できる。接続確認できた各被検証ノ
ードに該検証コントロールセンタサーバから転送性能測
定プログラムのエージェント・プログラムを配布して遠
隔起動をかけ、該エージェント・プログラム実行中の被
検証ノードとの間でネットワーク性能測定を行い、その
転送性能検証結果を該検証コントロールセンタサーバ上
に集中して登録することが出来るため、多数のノードで
構成されるネットワークシステムの転送性能検証にかか
る時間及び人員の省力化も可能となる。
【0018】請求項5に係る発明は、請求項1または請
求項2に記載のネットワーク検証システムにおいて、前
記検証コントロールセンタサーバは、接続確認できた被
検証ノードを第2検証基準ノードとし、該第2検証基準
ノードとの間で接続確認できた接続性検証プログラムを
用いて、該第2検証基準ノードが備える接続性検証プロ
グラムをネットワーク経由で起動するリモート起動手段
と、前記検証スケジュールテーブルの登録内容に従って
該第2検証基準ノードの接続性検証プログラムを実行す
ることにより該第2検証基準ノードと他の被検証ノード
との間の接続性検証を行う手段と、その検証結果を前記
検証結果テーブルに追加出力する手段と、前記第2検証
基準ノードとの間で接続確認できた接続性検証プログラ
ムを用いて、該第2検証基準ノードが備えるネットワー
ク性能測定プログラムをネットワーク経由で起動し、前
記検証スケジュールテーブルの登録内容に従って該第2
検証基準ノードと他の被検証ノードとの間のネットワー
ク性能測定を行い、その結果を前記検証結果テーブルに
追加出力するリモートネットワーク性能測定手段とを備
え、前記検証基準ノードと被検証ノードとの間の接続性
検証あるいはネットワーク性能測定に引き続いて、前記
第2検証基準ノードと被検証ノードとの間の接続性検証
あるいはネットワーク性能測定の一連の処理を任意のタ
イミングで自動的に実行することを特徴とする。
【0019】これにより、検証基準ノードと被検証ノー
ドとの間の接続性検証や性能測定に引き続いて、接続性
が確認された被検証ノードを第2検証基準ノードとして
接続性検証あるいはネットワーク性能測定を実行でき
る。
【0020】請求項6に係る発明は、請求項1または請
求項2に記載のネットワーク検証システムにおいて、前
記検証コントロールセンタサーバは、前記検証結果テー
ブルの内容をHTML(HyperText Markup Language)形式フ
ァイルに変換する手段と、該HTMLファイルを表示するツ
ールであるブラウザ上で該ファイルを表示したときに、
前記検証結果テーブルの内容を表示すると共に、クリッ
クすると別に設けたHTML形式のデータベースファイルへ
前記検証結果テーブルの内容を追加出力するボタンを表
示するHTMLプログラムを該ファイルに加えるデータベー
ス登録手段と、前記データベースファイルを記録するノ
ードが該ファイルに対して前記ブラウザを介して新たに
検証結果テーブルの内容を追加登録するときに、該デー
タベースファイルとリンクしたHTMLファイルを前記ブラ
ウザ上に表示するデータベース参照手段と、前記データ
ベースファイルが予め参照許可された者だけがアクセス
できるように設定されているときに、前記データベース
ファイルとリンクしたHTMLファイルを前記ブラウザ上に
表示すると共に、該HTMLファイルに参照許可申請フォー
ムを追加表示するデータベース参照許可申請手段とをさ
らに備えたことを特徴とする。
【0021】これにより、検証結果テーブルの内容をデ
ータベースに登録するか否かを検証者が選択可能とし、
検証コントロールセンタサーバに登録される接続性や転
送性能の検証結果を、同様に他の検証コントロールセン
タサーバの検証結果と共に一箇所にデータベース化して
保存し、データベース登録直後に該検証コントロールセ
ンタサーバから他の検証コントロールセンタサーバの検
証結果を含む該データベースを参照することが可能とな
る。また、該データベースにセキュリティ保証のために
アクセス制限を設ける場合でも、参照権を持たない参照
希望者に前記許可申請手段を使用させることで、該デー
タベース管理者のデータベース参照権授与業務を省力化
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のネットワーク検
証システムの実施の形態の一例について説明する。図1
は、本発明の検証システムの基本概念図である。
【0023】本システムの基本構成は、検証テスト基準
サーバである検証基準ノードを制御する手段を有する検
証コントロールセンタサーバ1と、該検証基準ノード2
と、検証対象とするネットワーク上の相手先ノードであ
る被検証ノード3及び4と、検証結果を記憶・蓄積する
手段や公開する手段を有する検証結果データベースサー
バ5と、検証結果を参照する手段を有する情報処理装置
である検証結果参照クライアント6からなる。
【0024】検証コントロールセンタサーバ1、検証基
準ノード2、及び検証結果データベースサーバ5は、一
台のノード(情報処理装置及びネットワーク接続装置)
に論理的に備えられた機能である場合や、それぞれを3
つのノードに機能分散している場合がある。また、検証
基準ノード2は複数ある場合もあり、その内の一つが検
証コントロールセンタサーバ1と同じ装置にあることも
ある。検証基準ノード2との接続確認がなされた被検証
ノードは第2検証基準ノード4となり、該第2検証基準
ノード4と被検証ノード3(検証基準ノード2も、第2
検証基準ノード4から見た被検証ノード3の1つであ
る)との間でさらに検証を進める。ここで、検証コント
ロールセンタサーバ1、検証基準ノード2、被検証ノー
ド3及び4、並びに検証結果データベースサーバ5は、
LAN(Local Area Network)またはWAN(Wide Area N
etwork)で接続されている。また、検証結果データベー
スサーバ5及び検証結果参照クライアント6は、インタ
ーネット(Internet)またはイントラネット(Intranet)等
で接続されている。
【0025】当該LANは、Ethernet、高速Ethernet(1
00BaseTx,100VG-anyLAN等)、ATM-LAN、無線LAN、PHS
-LAN、PBX-LAN、CATV-LAN(Ethernetはゼロックス社の
商品名、100BaseTx及び100VG-anyLANはIEEE標準規格
名、ATMはAsynchronous Transfer Modeの略称、PHSはパ
ーソナル・ハンディホン・システムの略称、PBXは構内
交換機の略称、CATVはcommunity antenna televisionの
略称)等のネットワークで接続されているノード(情報
処理装置とネットワーク接続装置等)で構成できる情報
処理装置通信網を示す。当該WANは、情報処理装置と
局交換機とターミナルアダプタとモデム等の回線接続装
置で構成できる公衆・専用電話回線利用型情報処理装置
網を示す。また、当該インターネットは、情報処理装置
や高度映像送受像機と当該LAN又は当該WANで構成
できるTCP/IPプロトコルによる世界規模の情報通信網を
示し、当該イントラネットは外部からのアクセスを制限
した一定規模のTCP/IPプロトコルによる情報通信網を示
す。
【0026】このネットワーク検証システムでの検証
は、接続性検証と転送性能検証の2つに大きく分けられ
る。検証手順の概要を以下に述べる。
【0027】(1)接続性検証 (1−1)検証基準ノード2と被検証ノード3との間で
telnet及びftpを含む数種類の接続性検証プログラムに
よる接続確認を行い、結果を記録する。検証基準ノード
2から見て被検証ノード3となり得るノードは、検証基
準ノード2が備えている接続機器データファイルにIPア
ドレス及びログイン情報が記載されているノードであ
る。 (1−2)上記(1−1)でtelnetにより接続確認され
たすべての被検証ノード3を第2検証基準ノード4と
し、該第2検証基準ノード4とそれに接続されている被
検証ノード3(第2検証基準ノード4が備えている接続
機器データファイルにIPアドレス及びログイン情報が記
載されているノード)との間で(1−1)と同様にして
接続性検証を実行し、結果を記録する。
【0028】(2)転送性能検証(上記(1)の接続性
検証がなされていることを前提とする) (2−1)前記第2検証基準ノード4であってtelnet及
びftpにより接続確認がなされたノードに対しtelnetを
利用して転送性能測定プログラム及びそのエージェント
・プログラムの有無を確認し、ある場合は該エージェン
ト・プログラムをtelnetを利用して起動する。無い場合
はftpを利用して該両プログラムを転送し、同様に起動
する。なお、telnetにより接続確認されたすべての被検
証ノード3が第2検証基準ノード4として扱われるの
で、例えば図1の検証基準ノード2に接続されている被
検証ノード3(検証基準ノード2のみと接続されてお
り、他に接続されているノードが無いもの)に対しても
転送性能測定プログラム及びそのエージェント・プログ
ラムの有無の確認、無い場合の転送処理、及びそれらの
起動処理を実行する。 (2−2)前記エージェント・プログラムを配布された
第2検証基準ノード4との間でtelnet及びftpにより接
続確認された被検証ノード3において、(2−1)と同
様にして、転送性能測定プログラム及びそのエージェン
ト・プログラムの有無の確認、無い場合の転送処理、及
びそれらの起動処理を実行する。 (2−3)検証基準ノード2と被検証ノード3,4との
間で前記転送性能測定プログラムによる転送性能検証を
行い、結果を記録する。 (2−4)第2検証基準ノード4と被検証ノード3(検
証基準ノード2も含まれる)との間で前記転送性能測定
プログラムによる転送性能検証を行い、結果を記録す
る。
【0029】以上の手順は必須ではなく、別の手段で接
続確認された場合やエージェント・プログラムの起動確
認がなされている場合は前半の手順を省いて実行でき
る。
【0030】図2は、図1の基本概念システムを実際の
ネットワークに適用した例を示す。
【0031】図2において、ワークステーション(WS)21
は、図1における検証コントロールセンタサーバ1と検
証基準ノード2の機能をソフトウェアプログラムとして
備えている。また、WS22及び23、LANスイッチ(LAN-SW)2
4、並びにパーソナルコンピュータ(PC)25は、図1にお
ける被検証ノード3,4に相当する。上述したように、
検証基準ノード2から見て被検証ノード3,4となり得
るノードは検証基準ノード2が備えている接続機器デー
タファイルにIPアドレス及びログイン情報が記載されて
いるノードであるから、図2の場合は、WS21が備えてい
る接続機器データファイルに22〜25の各機器が登録され
ているということである。以下に、先に述べた検証手順
(1)及び(2)を具体的に説明する。
【0032】まず、WS21上で、検証コントロールセンタ
サーバ1の機能を実現する検証システムプログラムを起
動する。該プログラムは、図3に示すように主プログラ
ム41、操作画面制御部42、n種類の検証プログラム起動
処理部43(43-1から43-n)、共通処理部44、及び全自動
検証処理部45を備えている。該検証システムプログラム
を起動すると、図4のような操作画面がWS21のディスプ
レイ上に現れる。該操作画面でマウス操作及びキー入力
により、該プログラムが備える検証スケジュールテーブ
ル46(図5)に必要項目を設定したり、指定した検証プ
ログラムを起動したりするなど、検証に必要な全ての処
理を操作する。検証スケジュールテーブル46には図5に
示すような項目を設定するが、そのうち設定が必須の必
要項目は、検証種別、検証対象と検証パラメータ群の組
合せ、検証結果出力先及び検証結果出力形式である。
【0033】図5の検証スケジュールテーブル46に設定
する各項目について説明する。検証種別には接続性検証
プログラム及び転送性能測定プログラムの種別を指定
し、検証対象には被検証ノードのホスト名を指定し、検
証パラメータ群には指定された検証種別に対応するパラ
メータ群を指定する。検証対象と検証パラメータ群の組
合せは複数設定できる。また、検証パラメータ群として
送信フレームと期待される応答フレームとを設定するこ
とで、telnetやftpを検証種別とした場合、単なる接続
性検証だけでなくファイル転送や被検証ノードの状態判
定を実施できる。検証結果出力先には画面出力、ローカ
ルディスク、プリンタ、及びリモートのデータベースサ
ーバ等の中から検証結果を出力する先を指定し、検証結
果出力形式には出力ファイルのフォーマットとして、te
xt形式、rtf形式、ps(ポストスクリプト)形式、World-W
ide-Webに対応するHTML形式等の中から指定する。オプ
ションとして、結果出力ファイル名には、検証結果を出
力するファイル名を指定する。検証結果出力先としてデ
ータベースサーバを指定したときには、検証結果データ
ベースサーバの項目に該データベースサーバのURL(Unif
orm Resource Locator)などを指定する。
【0034】該検証スケジュールテーブル46への設定に
おいて、該検証システムプログラムの共通処理部44は、
デフォルト値を記憶した初期設定ファイルから起動時に
該デフォルト値を読み出して検証スケジュールテーブル
46へ設定する手段を備えている。これにより、繰り返し
て検証を行う際に上述の設定情報を繰り返し選択する手
間が省けるようになっている。また、複数の異なる組合
せの設定内容を別ファイルに保存し、該プログラム起動
後に読み出して一度に設定し直すこともできる。
【0035】該検証スケジュールテーブル46への設定
後、図4の操作画面上で操作することにより検証開始を
指示すると、指定した検証種別に対応する検証プログラ
ム起動処理部43(43-1〜43-nのうちの1つ)により、検
証基準ノード2としてのWS21が備える、指定した検証種
別に対応する検証プログラム47(47-1〜47-nのうちの1
つ)が実行される。検証対象と検証パラメータ群の組合
せが複数ある場合は連続して実行される。ここでは前記
検証システムプログラムと該検証プログラムとが連動し
て動作する。従って、図2の例と異なり、検証基準ノー
ド2と検証コントロールセンタサーバ1の機能が別々の
機器上にある場合は、各々の機器上に備わる検証システ
ムプログラムと検証プログラムとが連動出来るように両
機器間を接続してから該検証システムプログラムを起動
する。
【0036】接続性検証では、検証基準ノード2として
のWS21が標準に備えるTCP/IPコマンドpingやftp及びtel
netプロトコル、あるいは別に作成して組み込まれた接
続性検証プログラムを利用する。WS21上の検証プログラ
ム起動処理部43により起動された検証プログラム47は、
指定された被検証ノード3に対して接続性検証フレーム
を送出する。ここで該被検証ノード3としてWS22が指定
された場合、該検証フレームを受信したWS22は、WS22に
標準に備わっているTCP/IPコマンドpingやftp及びtelne
tプロトコル、あるいは別に作成して組み込まれた接続
性検証プログラムを利用して、該検証フレームに対応す
る応答フレームを検証基準ノード2であるWS21に送信す
る。該検証基準ノード2(WS21)は、該検証プログラム
起動処理部43からの制御に従って、該被検証ノード3
(WS22)との間でフレームの送受を繰り返し、受信した
フレームを該検証プログラム起動処理部43に伝える。途
中で該検証パラメータ群で設定した条件(例えば、登録
した時間内に特定の応答フレームを返した被検証ノード
を接続可能と判定し、返せなかった被検証ノードを接続
不可能ノードと判定するなど)に合わなくなれば、その
時点で該検証プログラム起動処理部43は処理を中止し、
該検証システムプログラムが備える検証結果テーブルの
接続性検証結果エリアに失敗メッセージを記載・記憶す
る。最後まで条件を満足するフレームの送受が完了した
場合には、該接続性検証結果エリアに成功メッセージ
(及び応答フレームを返すまでの時間などの関連情報)
を記載・記憶する。
【0037】前記検証スケジュールテーブル46で複数の
被検証ノードと検証パラメータ群の組合せが設定されて
いる場合は、前記検証プログラム起動処理部43は、設定
されているすべての被検証ノードと検証パラメータ群の
組合せについて上記のような検証を繰り返し、検証結果
を前記検証結果テーブルの接続性検証結果エリアに記載
・記憶する。
【0038】全検証の終了後、前記検証結果テーブルの
内容は、先に指定した検証結果出力先に同様に先に指定
した検証結果出力形式で出力される。該検証システムプ
ログラムは、該検証結果について、先に指定した出力先
及び出力方式と違う出力先及び出力方式で出力し直す手
段を備えており、初めに画面出力で検証結果を表示し、
保存する価値のある検証結果か否かを確認後にローカル
ディスクやデータベースサーバにファイル保存すること
ができる。
【0039】この後、別の検証スケジュールテーブル46
の内容で検証を続けるときは、その検証スケジュールテ
ーブルの内容が記憶されているファイルを読み出して検
証スケジュールテーブル46の内容を一度に設定し直し、
再度対応する検証プログラム起動処理部43を起動させ
る。また、新たに検証スケジュールテーブル46を個々の
項目ごとに指定し直して再起動させることもできる。
【0040】検証システムプログラムは、図4の操作画
面のメニューで終了を選択すると終了し、該操作画面が
消える。
【0041】以上が、検証基準ノード2であるWS21と被
検証ノード3であるWS22及び23、LANスイッチ(LAN-SW)2
4、並びにパーソナルコンピュータ(PC)25との間の接続
性検証の手順の説明であるが、続いて上記の操作で検証
基準ノード2との接続性が確認された被検証ノード3を
第2検証基準ノード4として接続性検証を続ける手順に
ついて説明する。
【0042】例として、検証基準ノード2であるWS21と
被検証ノード3であるWS22及び23との間でtelnetプロト
コルによる接続性検証の結果が成功であったとする。こ
の場合、前記WS21が備える検証システムプログラムは、
該被検証ノード3であるWS22及び23を第2検証基準ノー
ド4とし、該第2検証基準ノード4が標準に備えるTCP/
IPコマンドpingやftp及びtelnetプロトコルを利用し
て、PC26及び30(WS22が備えている接続機器データファ
イルにはPC26が登録されており、WS23が備えている接続
機器データファイルにはPC30が登録されているものとす
る)を被検証ノード3として接続性検証を進めることが
できる。ここで、別に作成した接続性検証プログラムを
使用する場合は、該第2検証基準ノード4が該(別に作
成した)検証プログラムを備えていないことが考えられ
るが、検証基準ノード2と当該第2検証基準ノード4と
の間でftpプロトコルによる接続性検証の結果が成功で
あった場合には、該ftpプロトコルによる接続性検証プ
ログラムを用いて、検証パラメータ群の設定により該
(別に作成した)検証プログラムのファイル転送を実行
する。このとき、前記検証システムプログラムは、該第
2検証基準ノード4での該(別に作成した)検証プログ
ラムの有無の確認についてはtelnetプロトコルによる接
続性検証プログラムを用いて行い、さらに、telnetプロ
トコルにより前記(別に作成した)検証プログラムを起
動しておく。
【0043】このあと、前記検証システムプログラム
は、前記検証基準ノード2と被検証ノード3との間の場
合と同様の操作で第2検証基準ノード4と被検証ノード
3との間の接続性検証を進めるが、このとき前記検証プ
ログラム起動処理部43と第2検証基準ノード4内の前記
検証プログラム48との間の制御はtelnetプロトコルを介
して行う。
【0044】一方、接続性が確認された検証基準ノード
2と被検証ノード3,4を結ぶネットワークシステムに
対して、前記検証システムプログラムは以下の手順で転
送性能検証を行うことができる。例として、検証基準ノ
ード2であるWS21と被検証ノード3であるWS23との間で
telnetプロトコルによる接続性検証の結果が成功であっ
たとする。この場合、前記検証システムプログラムは、
該telnetプロトコルによる接続性検証プログラムを用い
て、検証基準ノード2としてのWS21が備える転送性能測
定プログラムと連動するエージェント・プログラムがWS
23に備わっているか、さらに該エージェント・プログラ
ムが起動しているかどうか確認する。起動していなけれ
ば、telnetプロトコルにより該プログラムを起動し、ま
た該プログラム自体がなければftpプロトコルによる接
続性検証プログラムを用いて該プログラムをファイル転
送した後、起動する。エージェント・プログラムが実行
中であることは検証結果テーブルに該ノードの状態とし
て記載しておく。起動したエージェント・プログラムは
WS23のエージェント・プロセスとして動作し、WS21上の
該転送性能測定プログラムからの転送性能測定要求コマ
ンドに対して測定結果を返す。
【0045】この後の転送性能検証の実行は、先に説明
した接続性検証と同様に行えばよい。すなわち、WS21の
検証システムプログラムが備える前記検証スケジュール
テーブル46において検証種別、検証対象と検証パラメー
タ群の組合せ、検証結果出力先、及び検証結果出力形式
を設定し、図4の操作画面で、該検証種別で設定した転
送性能測定プログラムを起動(検証開始)する。
【0046】以上の操作による転送性能検証は、先に説
明した接続性検証と同様に、第2検証基準ノード4とそ
の先の被検証ノード3との間でも実行できる。なお、こ
こでの被検証ノード3には検証基準ノード2であるWS21
も含まれ、前述の転送性能検証と送受の役割を入れ替え
た場合の転送性能検証を行う。
【0047】ここまでは、検証プログラムの種別ごとに
検証スケジュールテーブル46を設定し、該種別ごとに操
作画面上の操作で検証を開始する手順について説明した
が、該検証システムプログラムは複数の検証プログラム
を連続的に起動して接続性検証から転送性能検証までを
自動的に実行する手段を備えており、以下にその動作を
説明する。
【0048】図6〜図8は、接続性検証から転送性能検
証までを自動的に実行する手順を示すフローチャートで
ある。ここでは、例として、ping、telnet及びftpの3
種類の接続性検証プログラム、並びに、被検証ノード上
のエージェント・プログラムと連動する転送性能測定プ
ログラムに対応する計4種類の検証プログラム起動処理
部43を備える検証システムプログラムを取り上げる。
【0049】まず、検証システムプログラム起動で表示
される図4の操作画面の検証種別のメニューから全自動
検証を指定する(ステップ61)。次に該操作画面で該4
種類の検証に必要なパラメータ群を検証スケジュールテ
ーブル46へ設定し(ステップ62)、該操作画面上の操作
で検証を開始する(ステップ63)と、図3に示す全自動
検証処理部45が前記4種類の検証プログラム起動処理部
43と順々に連動して検証処理を進める。ここで、被検証
ノード3としては、検証基準ノード2であるWS21が備え
る接続機器データファイル49にIPアドレス及びログイン
情報が記載されている全ノードを対象とする。
【0050】該全自動検証を開始する(ステップ63)
と、該検証システムプログラムは、全ての被検証ノード
3(接続機器データファイル49に登録されているノー
ド)に対して、ping、telnet及びftpの順に、先に接続
性検証の説明で述べた手順で接続性を確認し、その結果
を全自動検証用の検証結果テーブルに記録する(ステッ
プ67,68,69)。ステップ67のpingテストは、具体的に
は、まず接続機器データファイルから被検証ノードを1
つ選んでpingの接続確認を行い(ステップ64)、結果を
検証結果テーブルへ記録し(ステップ65)、全被検証ノ
ードに対して接続確認が終了したか否か判別する(ステ
ップ66)処理である。未だ接続確認されていない被検証
ノードがあればステップ64に戻って接続確認の処理を続
ける。全被検証ノードに対して接続確認が終了したら、
次のステップ68に進む。ステップ68のtelnetテスト、及
びステップ69のftpテストは、ステップ67のpingテスト
と同様である。
【0051】続いて、転送性能検証の実行のために性能
測定プログラム本体とエージェント・プログラムの配布
・起動及び第2検証基準ノードからのテストを実行する
(ステップ70)。まず、検証結果テーブルを参照し、ス
テップ67〜69の3種類全ての接続確認がとれた被検証ノ
ード3(第2検証基準ノード4となるもの)から1つを
選んでtelnetでログインし、所定のディレクトリへ移動
する(ステップ71)。このディレクトリは、性能測定プ
ログラム本体とエージェント・プログラムを格納するデ
ィレクトリであり、そのディレクトリ名はどのノードに
おいても同じとする。次に、その被検証ノード3の所定
のディレクトリに性能測定プログラム本体とエージェン
ト・プログラムが有るかどうか判別する(ステップ7
2)。有ればステップ75に進み、無ければステップ73に
進む。これらのプログラムが無い場合は、ログアウトし
てftpで再ログインし、所定のディレクトリへ移動し
(ステップ73)、性能測定プログラム本体とエージェン
ト・プログラムを該ディレクトリへ転送し(ステップ7
4)、ログアウトしてtelnetで再度ログインして(ステ
ップ75)、ステップ75へ進む。ステップ75では、前記デ
ィレクトリに存在するエージェント・プログラムを起動
する。起動したエージェント・プログラムは該被検証ノ
ード3(第2検証基準ノード4となるノード)のエージ
ェント・プロセスとして動作する。なお、エージェント
・プログラムを起動したときは、検証結果テーブルの該
被検証ノード3の状態を「エージェント・プログラム実
行中」に修正しておく。
【0052】続いて、前記エージェント・プログラムを
起動した被検証ノード3を第2検証基準ノード4とし
て、該第2検証基準ノード4(リモートマシン)からの
接続性検証及びプログラム配布・起動を行う(ステップ
76)。まず、このリモートマシンの接続機器データファ
イル50にIPアドレス及びログイン情報が記載されている
全被検証ノード3に対しpingの接続確認を行い、結果を
検証コントロールセンタサーバ1であるWS21上の検証結
果テーブルへ記録する(ステップ77)。次に、telnet,f
tpについてもpingと同様に接続確認し、結果を記録する
(ステップ78)。そして、接続性検証の全テストがOK
の被検証ノード全てに対して、性能測定プログラム本体
とエージェント・プログラムの有無を調べ、無ければこ
れらのプログラムを配布し、さらに該エージェント・プ
ログラムを起動しておく(ステップ79)。なお、エージ
ェント・プログラムを起動したときは、検証結果テーブ
ルの該被検証ノード3の状態を「エージェント・プログ
ラム実行中」に修正しておく。
【0053】その後、全ての第2検証基準ノード4(ス
テップ67〜69の3種類全ての接続確認がとれた被検証ノ
ード3の全て)についてテストが終了したか(すなわち
ステップ71〜79が終了したか)を判別し、終了していな
ければステップ71に戻って、次の第2検証基準ノード4
について処理を進める。全ての第2検証基準ノード4に
ついてテストが終了したら、全自動検証結果テーブル完
成となる(ステップ81)。このテーブルには、転送性能
測定可能なノードの組合せが全て記載されている。
【0054】上記全自動検証では、図4の操作画面上で
の検証開始の操作により、以上で説明した処理を全て実
行する。該全自動検証完了後、検証コントロールセンタ
サーバ1であるWS21には、前記全自動検証用の検証結果
テーブルの内容が、前記検証スケジュールテーブル46に
設定された出力先に、同様に設定された出力形式で、出
力されている。該検証結果テーブルには、接続確認され
た検証基準ノード2・第2検証基準ノード4と被検証ノ
ード3との組合せが全て記録されており、各ノードには
転送性能測定プログラム本体及びエージェント・プログ
ラムが配布されており、さらにエージェント・プログラ
ムが起動済みになっている。該検証コントロールセンタ
サーバ1からは、これらの組合せの中から適宜選択して
転送性能検証を実行できる。
【0055】該検証コントロールセンタサーバ1及び検
証基準ノード2の機能を実現する検証システムプログラ
ムには、telnetを利用して指定したファイルを削除する
機能を実現するパラメータ群があり、ネットワーク検証
が不要になった場合は、telnetによる接続性検証で該パ
ラメータ群を指定することにより、配布したプログラム
を削除する。
【0056】以上の検証手順により得られた検証結果
は、検証実施者の判断・操作により検証結果データベー
スサーバ5であるWS28へ登録される。該検証結果データ
ベースサーバ5は、Webサーバとして動作しており、検
証コントロールセンタサーバ1であるWS21からのhttpプ
ロトコルによるデータファイル転送の受付けや検証結果
参照クライアントであるPC29及び30上のWebブラウザか
らの参照アクセスに応答する。さらに、以上で説明した
ネットワーク検証システムと同様の構成である他のネッ
トワーク検証システム31からの検証結果登録も受け付け
る。
【0057】WS21上で動作している前記検証システムプ
ログラムは、検証結果出力形式設定でHTML形式が指定さ
れていた場合、作成するHTMLファイルにHTMLのフォーム
機能を使用して検証結果のファイルをWebサーバ(WS2
8)に転送する手段を作り込む。これにより検証実施者
は、WS21のWebブラウザで表示された該ファイルの表示
画面上の転送用ボタンをクリックすることで、データベ
ース登録要求を検証結果データベースサーバ5であるWS
28へ発行する。
【0058】該検証結果データベースサーバ5(WS28)
は、検証結果登録処理プログラムを備えており、該デー
タベース登録要求を受け付けると該検証結果登録処理プ
ログラムが起動し、WS21のWebブラウザ上に登録申請画
面を表示し、検証実施者に関する情報(例えば氏名、連
絡先)の入力を指示する。検証実施者がこれらの情報の
入力を完了すると、該プログラムは入力内容をチェック
して判定基準を満たしていれば、前記検証結果ファイル
を該検証実施者に関する情報と共にWS28上のデータベー
スへ登録し、WS21のWebブラウザ上に登録完了通知画面
を表示する。該登録完了通知画面を表示するHTMLファイ
ルは該データベースファイルにリンクしており、WS21の
Webブラウザ上から該データベースにアクセスする場合
は、該登録完了通知画面の特定部分をクリックすると該
データベースにアクセスできるようになっている。
【0059】検証結果データベースサーバ5であるWS28
において予め認証登録された参照者だけにデータベース
のアクセス許可を与えたい場合は、前記登録完了通知画
面を表示するHTMLファイルに、HTMLのフォーム機能を使
用した認証登録申請手段を作り込んでおく。そして、前
記登録完了通知画面の特定部分(認証登録申請を行うた
めのボタン)をクリックすると、WS28のWebサーバが備
えるアクセス制限機構が、WS21のWebブラウザ上に認証
確認画面を表示してユーザ名とパスワードの入力を要求
する。認証登録していない検証実施者は、認証登録を希
望する場合、前記登録完了通知画面に表示されている認
証登録申請画面の指示に従い該検証実施者に関する情報
(例えば氏名、連絡先)を入力し、前記HTMLのフォーム
機能により該情報を該検証結果データベースサーバ5
(WS28)の前記検証結果登録処理プログラムへ転送す
る。該プログラムは、入力内容をチェックして判定基準
を満たしていれば、該プログラム内に設定されている該
検証結果データベースサーバ管理者のメールアドレス宛
に該検証実施者の認証登録申請のメールを送信し、WS21
のWebブラウザ上に申請受付完了通知画面を表示する。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、検
証コントロールサーバのノードから、該ノードを含むネ
ットワークシステムを構成する各ノードに一般に備わっ
ているTCP/IP標準の接続確認コマンド(ping)や仮想端末
接続プログラム(telnet利用)やファイル転送接続プログ
ラム(ftp利用)を起動して、1つ以上の被検証ノードに
対して連続して自動的に接続性検証を行うことができ
る。
【0061】また、検証コントロールセンタサーバか
ら、検証基準ノードが備えるネットワーク性能測定プロ
グラムを起動して、1つ以上の被検証ノードに対して連
続して性能測定コマンドを発行して被検証ノード上のエ
ージェント・プログラムからの測定結果を受け取り、転
送性能検証を行うことができる。
【0062】このとき、前記検証コントロールセンタサ
ーバがさらに仮想端末接続プログラムを用いる被検証ノ
ード状態判定及び結果登録手段と、プログラムリモート
起動手段及び判定結果修正手段を備えることにより、前
記接続性検証により接続確認された被検証ノードがネッ
トワーク性能測定プログラムファイル及びエージェント
・プログラムファイルを備えているか否か、また、該被
検証ノードにおいて該エージェント・プログラムが実行
中であるか否かを判定し、該判定結果をもとに該エージ
ェント・プログラムが起動していない被検証ノードに対
し、該エージェント・プログラムをネットワーク経由で
起動し、前記検証結果テーブルにおいて該被検証ノード
の状態判定結果を「エージェント:実行中」と修正する
ことができる。
【0063】同様に、前記検証コントロールセンタサー
バがファイル転送接続プログラムを用いるファイル配布
手段及び判定結果修正手段を備えるようにすれば、前記
被検証ノードの状態判定結果をもとに、前記接続性検証
により接続確認され、かつ前記ネットワーク性能測定プ
ログラムファイル及びエージェント・プログラムファイ
ルが無いことを確認された1つ以上の被検証ノードに対
し該ファイルを配布し、前記検証結果テーブルにおいて
該被検証ノードの状態判定結果を「性能測定プログラム
ファイル及びエージェント・プログラムファイル:有
り」と修正することができる。
【0064】さらに、前記検証コントロールセンタサー
バからの接続性検証や性能測定は、指示手段による指示
に応じて任意のタイミングで実行できる。また、検証結
果テーブルをもとに該検証コントロールセンタサーバと
接続確認され、かつ性能測定プログラムファイルを備え
る被検証ノードを第2検証基準ノードとして該第2検証
基準ノードが備える接続性検証プログラムをネットワー
ク経由で起動し、他のノードとの間の接続性検証を行っ
たり、該第2検証基準ノードが備えるネットワーク性能
測定プログラムをネットワーク経由で起動し、他のノー
ドとの間のネットワーク性能測定を行ったりすることが
できる。
【0065】その結果、多数のノードで構成されるネッ
トワークシステムの接続性検証及び転送性能検証にかか
る時間及び人員の省力化が可能となる。また、ほとんど
のノードとなる装置に予め備わっている既存の接続性検
証プログラムを利用できるので、転送遅延時間しか計測
できない特別な専用装置を接続して使用する必要性が無
く、実際に運用予定のネットワーク上のノードをネット
ワークの接続性と転送性能の検証基準ノードとして使用
して、ノード間の接続性と転送性能を検証することがで
きる。また、その検証結果を該検証コントロールセンタ
サーバ上に集中して記録できる。
【0066】また、前記検証結果テーブルの内容をHTML
(HyperText Markup Language)形式ファイルに変換する
手段と、該ファイルのデータベース登録手段と、データ
ベース登録時に該データベースファイルとリンクしたHT
MLファイルを前記ブラウザ上に表示するデータベース参
照手段と、データベース参照許可申請手段とを、前記検
証コントロールセンタサーバに備えることにより、ある
検証コントロールセンタサーバで複数回行われた検証の
個々の結果や、複数の検証コントロールセンタサーバで
行われた検証の個々の結果を、1ヶ所に集めてデータベ
ース化できる。このとき、接続性と転送性能の検証結果
を検証操作と連動して検証結果データベースサーバにベ
ータベース化するため、迅速に検証結果を参照希望者に
公開することが可能となる。該検証結果をデータベース
化するときに、再検証実施か否か、または、データベー
ス化するか否か選択することが画面上の操作で可能とな
るため、公開する価値ある検証結果だけをデータベース
に保持して置くことができる。該検証結果が他の検証コ
ントロールセンタサーバの検証結果と共に一箇所にデー
タベース化して保存される場合、データベース登録直後
に前記検証コントロールセンタサーバから他の検証コン
トロールセンタサーバの検証結果を含む該データベース
を参照することが可能となる。さらに、データベース登
録時に参照のための認証登録申請画面が現れるため、該
データベース管理者側から連絡を取れる申込者の氏名と
電話番号やメールアドレス情報等の最小限必要な情報を
入力すると、当該データベース管理者宛てに当該情報を
記載したメールを自動転送するようにできるので、電話
申込などでデータベース管理者が煩わされることなく、
安全に参照希望者の身元を確認しながら正当なデータベ
ース参照希望者に認証を与えることができる。また、該
データベースにセキュリティ保証のためにアクセス制限
を設ける場合でも、参照権を持たない参照希望者に前記
許可申請手段を使用させることで、該データベース管理
者のデータベース参照権授与業務を省力化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本検証システム概念図
【図2】本発明のネットワークシステムへの適用例
【図3】本発明の検証システムを実現するプログラム構
成図
【図4】本発明の検証システムを実現するプログラムが
起動時に画面に表示する操作画面
【図5】本発明の検証システムを実現するプログラムが
備える検証スケジュールテーブル
【図6】全自動検証の手順を示すフローチャート(その
1)図
【図7】全自動検証の手順を示すフローチャート(その
2)図
【図8】全自動検証の手順を示すフローチャート(その
3)図
【符号の説明】
1…検証コントロールセンタサーバ、2…検証基準ノー
ド、3…被検証ノード、4…被検証ノード兼第2検証基
準ノード、5…検証結果データベースサーバ、6…検証
結果参照クライアント、41…検証システムプログラムの
主プログラム、42…検証システムプログラムの操作画面
制御部、43…検証システムプログラムの検証プログラム
起動処理部、44…検証システムプログラムの共通処理
部、45…検証システムプログラムが読み出し・書き込み
する検証スケジュールテーブル、46…検証システムプロ
グラムの全自動検証処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 貴久 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報・通信開発本部内 (72)発明者 樋口 秀光 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報・通信開発本部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の情報処理装置及びネットワーク接続
    装置をノードとして構成されるネットワークにおける任
    意のノード間の接続性を検証するためのネットワーク検
    証システムであって、 前記ネットワーク内に検証コントロールセンタサーバの
    ノードと検証基準ノードとを設け、 前記検証基準ノードは、 接続確認の相手先ノードである被検証ノードに対して特
    定のデータフレームを発行し、該データフレームを受け
    取った被検証ノードが発行元の検証基準ノードへ特定の
    応答フレームを送り返すことを確認することによって、
    両者間の接続確認を行う接続性検証プログラムを備えて
    おり、 前記検証コントロールセンタサーバは、 検証実施者が入力した接続確認の相手先ノードである被
    検証ノードと該被検証ノードとの間の接続確認の条件と
    なる1組以上のパラメータ群との組合せを1組以上記憶
    するための検証スケジュールテーブルと、 検証結果を記録する検証結果テーブルと、 前記検証スケジュールテーブルの登録内容に従う検証の
    開始を指示する指示手段と、 前記指示手段により検証開始を指示されたとき、前記検
    証スケジュールテーブルの登録内容に従って、前記検証
    基準ノードの接続性検証プログラムを動作させる接続性
    検証プログラム起動手段と、 前記接続性検証プログラム起動手段によって接続性検証
    プログラムを動作させることにより、前記検証基準ノー
    ドから前記検証スケジュールテーブルに登録されている
    被検証ノードに対して接続検証データフレームを発行
    し、前記検証スケジュールテーブルに登録されているパ
    ラメータ群の条件を満たす応答フレームを返した被検証
    ノードを接続可能と判定し、返せなかった被検証ノード
    を接続不可能ノードと判定する応答出力判定手段と、 前記応答出力判定手段で接続可能と判定した被検証ノー
    ドに関しては接続成功メッセージを、接続不可能と判定
    した被検証ノードに関しては接続失敗メッセージを、そ
    れぞれ前記検証結果テーブルに追加出力する検証結果登
    録手段とを備え、 検証実施者が前記指示手段により指示した任意のタイミ
    ングで、前記検証スケジュールテーブルに登録された1
    つ以上の被検証ノードに対して、前記接続性検証プログ
    ラム起動手段と前記応答出力判定手段と前記検証結果登
    録手段とを用いて接続性検証を連続して自動的に実行す
    ることを特徴とするネットワーク検証システム。
  2. 【請求項2】複数の情報処理装置及びネットワーク接続
    装置をノードとして構成されるネットワークにおける任
    意のノード間のネットワーク性能を測定するためのネッ
    トワーク検証システムであって、 前記ネットワーク内に検証コントロールセンタサーバの
    ノードと検証基準ノードとを設け、 前記検証基準ノードは、 ネットワーク性能測定の相手先ノードである被検証ノー
    ド上で実行中のエージェント・プログラムとネットワー
    ク経由で相互通信することにより、両ノード間のネット
    ワーク性能を測定するネットワーク性能測定プログラム
    を備えており、 前記検証コントロールセンタサーバは、 検証実施者が入力したネットワーク性能測定の相手先ノ
    ードである被検証ノードと該被検証ノードとの間のネッ
    トワーク性能測定時に用いる1組以上のパラメータ群と
    の組合せを1組以上記憶するための検証スケジュールテ
    ーブルと、 検証結果を記録する検証結果テーブルと、 前記検証スケジュールテーブルの登録内容に従うネット
    ワーク性能測定の開始を指示する指示手段と、 前記指示手段によりネットワーク性能測定開始を指示さ
    れたとき、前記検証スケジュールテーブルの登録内容に
    従って、前記検証基準ノードのネットワーク性能測定プ
    ログラムを動作させるネットワーク性能測定プログラム
    起動手段と、 前記ネットワーク性能測定プログラム起動手段によって
    ネットワーク性能測定プログラムを動作させることによ
    り、前記検証基準ノードから前記検証スケジュールテー
    ブルに登録されている被検証ノードに対して性能測定コ
    マンドを発行し、該性能測定コマンドに対して被検証ノ
    ード上のエージェント・プログラムからの測定結果を受
    け取り、その結果を前記検証結果テーブルに追加出力す
    るネットワーク性能測定手段とを備え、 検証実施者が前記指示手段により指示した任意のタイミ
    ングで、前記検証スケジュールテーブルに登録された1
    つ以上の被検証ノードに対して、前記ネットワーク性能
    測定プログラム起動手段と前記ネットワーク性能測定手
    段とを用いてネットワーク性能測定を連続して自動的に
    実行することを特徴とするネットワーク検証システム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のネットワーク検証システ
    ムにおいて、 前記検証基準ノードは、ネットワーク経由で他のノード
    にログインできる仮想端末接続プログラムを備え、 前記検証コントロールセンタサーバは、 前記検証スケジュールテーブルに、前記接続性検証プロ
    グラムとして前記仮想端末接続プログラムを用いる旨、
    並びに、前記検証基準ノードから発行するコマンド及び
    期待する応答フレームを1組以上登録しておくととも
    に、 一般的な接続性が確認された1つ以上の被検証ノードに
    対して、前記検証結果テーブルの内容及び前記検証スケ
    ジュールテーブルの登録内容に従って連続して仮想端末
    接続フレーム及び登録したコマンドを発行し、期待する
    応答フレームが返るか否かによって、該被検証ノードが
    所定のプログラム実行ファイルを備えているか否か、ま
    た、該被検証ノードにおいて該所定のプログラムが実行
    中であるか否かを判定し、該判定結果を前記検証結果テ
    ーブルに追加出力する被検証ノード状態判定及び結果登
    録手段と、 前記検証スケジュールテーブルの登録内容及び前記被検
    証ノード状態判定結果を加えた前記検証結果テーブルの
    内容に従って、前記所定のプログラムが起動していない
    被検証ノードの内の1つ以上の被検証ノードに対し連続
    して仮想端末接続フレーム及び登録したコマンドを発行
    して、該被検証ノードが備える前記所定のプログラムを
    ネットワーク経由で起動し、前記検証結果テーブルの該
    被検証ノードの状態を「所定プログラム実行中」へと修
    正するプログラムリモート起動手段及び判定結果修正手
    段を備えたことを特徴とするネットワーク検証システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のネットワーク検証システ
    ムにおいて、 前記検証基準ノードは、ネットワーク経由でノード間の
    ファイル転送を行うファイル転送接続プログラムを備
    え、 前記検証コントロールセンタサーバは、 前記検証スケジュールテーブルに、前記接続性検証プロ
    グラムとして前記ファイル転送接続プログラムを用いる
    旨、並びに、前記検証基準ノードから発行するコマンド
    及び期待する応答フレームを1組以上登録しておくとと
    もに、 一般的な接続性が確認され、かつ請求項3の被検証ノー
    ド状態判定及び結果登録手段によって前記所定のプログ
    ラム実行ファイルが無いことを確認された1つ以上の被
    検証ノードに対して、前記検証結果テーブルの内容及び
    前記検証スケジュールテーブルの登録内容に従って連続
    してファイル転送接続フレーム及び前記登録したコマン
    ドを発行して、前記所定のプログラム実行ファイルを前
    記1つ以上の被検証ノードに配布し、前記検証結果テー
    ブルの該被検証ノードの状態を「所定プログラム有り」
    へと修正するファイル配布手段及び判定結果修正手段を
    備えたことを特徴とするネットワーク検証システム。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2に記載のネットワ
    ーク検証システムにおいて、 前記検証コントロールセンタサーバは、 接続確認できた被検証ノードを第2検証基準ノードと
    し、該第2検証基準ノードとの間で接続確認できた接続
    性検証プログラムを用いて、該第2検証基準ノードが備
    える接続性検証プログラムをネットワーク経由で起動す
    るリモート起動手段と、 前記検証スケジュールテーブルの登録内容に従って該第
    2検証基準ノードの接続性検証プログラムを実行するこ
    とにより該第2検証基準ノードと他の被検証ノードとの
    間の接続性検証を行う手段と、 その検証結果を前記検証結果テーブルに追加出力する手
    段と、 前記第2検証基準ノードとの間で接続確認できた接続性
    検証プログラムを用いて、該第2検証基準ノードが備え
    るネットワーク性能測定プログラムをネットワーク経由
    で起動し、前記検証スケジュールテーブルの登録内容に
    従って該第2検証基準ノードと他の被検証ノードとの間
    のネットワーク性能測定を行い、その結果を前記検証結
    果テーブルに追加出力するリモートネットワーク性能測
    定手段とを備え、 前記検証基準ノードと被検証ノードとの間の接続性検証
    あるいはネットワーク性能測定に引き続いて、前記第2
    検証基準ノードと被検証ノードとの間の接続性検証ある
    いはネットワーク性能測定の一連の処理を任意のタイミ
    ングで自動的に実行することを特徴とするネットワーク
    検証システム。
  6. 【請求項6】請求項1または請求項2に記載のネットワ
    ーク検証システムにおいて、 前記検証コントロールセンタサーバは、 前記検証結果テーブルの内容をHTML(HyperText Markup
    Language)形式ファイルに変換する手段と、 該HTMLファイルを表示するツールであるブラウザ上で該
    ファイルを表示したときに、前記検証結果テーブルの内
    容を表示すると共に、クリックすると別に設けたHTML形
    式のデータベースファイルへ前記検証結果テーブルの内
    容を追加出力するボタンを表示するHTMLプログラムを該
    ファイルに加えるデータベース登録手段と、 前記データベースファイルを記録するノードが該ファイ
    ルに対して前記ブラウザを介して新たに検証結果テーブ
    ルの内容を追加登録するときに、該データベースファイ
    ルとリンクしたHTMLファイルを前記ブラウザ上に表示す
    るデータベース参照手段と、 前記データベースファイルが予め参照許可された者だけ
    がアクセスできるように設定されているときに、前記デ
    ータベースファイルとリンクしたHTMLファイルを前記ブ
    ラウザ上に表示すると共に、該HTMLファイルに参照許可
    申請フォームを追加表示するデータベース参照許可申請
    手段とをさらに備えたことを特徴とするネットワーク検
    証システム。
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