JPH1091488A - データ処理装置および方法 - Google Patents

データ処理装置および方法

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JPH1091488A
JPH1091488A JP8241491A JP24149196A JPH1091488A JP H1091488 A JPH1091488 A JP H1091488A JP 8241491 A JP8241491 A JP 8241491A JP 24149196 A JP24149196 A JP 24149196A JP H1091488 A JPH1091488 A JP H1091488A
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JP
Japan
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program
data
file
storage device
instruction
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JP8241491A
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Yoshihiro Yasuda
良宏 安田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションの動作を監視し、アプリケ
ーションの消去処理や復旧処理を確実に行うことができ
るようにする。 【解決手段】 常駐ソフトウェア21は、アプリケーシ
ョン2から送出されたメッセージを横取りし、そのメッ
セージが、ファイルやディレクトリの作成、削除、更新
等を指示する命令である場合、そのメッセージをデータ
ベース22に供給し、記憶させた後、オペレーティング
システム1に供給する。それ以外のメッセージは、その
ままオペレーティングシステム1に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置お
よび方法に関し、例えば、データの作成、削除、更新を
指示するメッセージをデータベースで管理することによ
り、データの作成、削除、更新を行った後、簡単に元の
状態に戻すことができるデータ処理装置および方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】通常、コンピュータにおいては、システ
ムを正常に動作させるために必要なファイル群は、ハー
ドディスク等に代表される外部記憶装置に格納される。
この外部記憶装置は、新しいソフトウェアをインストー
ルすることなどを可能にするために、書き換えが可能で
ある。
【0003】また、図14に示すように、ソフトウェア
構成は、オペレーションシステム1とアプリケーション
ソフトウェア(以下、アプリケーションと略記する)2
とからなり、アプリケーション2が外部記憶装置等に対
して、データの書き換え等を行うとき、オペレーティン
グシステム1に対して、データの書き換えを要求する。
オペレーティングシステム1は、アプリケーション2か
らの要求に従って、外部記憶装置に対して、データの書
き換えを実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、外部記憶
装置に対するデータの書き換えが可能であるため、不用
意に、データが書き換えられてしまう危険性がある課題
があった。例えば、使用者が誤って重要なファイルを消
去してしまったような場合、システムは正常に動作する
ことができなくなる場合がある。通常、これらのファイ
ルの追加、および削除は、監視されていないため、元に
戻そうとしても、すぐには戻らなくなっている場合がほ
とんどである。
【0005】即ち、通常、どのような変更が、どのよう
にして加えられたかを監視するソフトウェアは動作して
いない。そのため、外部記憶装置等にインストールした
アプリケーションを消そうとしても、消すべきファイ
ル、ディレクトリを特定することが困難である。
【0006】また、MS−DOS(Microsoft Disk Ope
rating System)におけるconfig.sysファイ
ル等のシステムファイルを不用意に書き換えてしまうア
プリケーションにおいては、最悪の場合、システムが全
く動作しなくなることも考えられる。元通りにするため
には、様々な複雑な操作を、手順通りに正しく踏まない
と、正常には復帰しないのが普通である。
【0007】さらに、例えば、ゲームソフトをインスト
ールする場合、ゲームソフトのDLL(Dynamic Link L
ibrary)のバージョンが、Windows95(マイク
ロソフト社のオペレーティングシステム:商標)のDL
Lのバージョンより古い場合がある。Windows9
5には、ソフトウェアのインストール時にのみ起動され
る「winshield」というファイルがあり、イン
ストール処理を制御するようになされている。しかしな
がら、winshieldは、ファイルのバージョンの
管理は行っていないため、ファイルが、古いバージョン
のファイルで書き換えられてしまう場合がある課題があ
った。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ソフトウェアのインストールおよび削除を
確実に、かつ安全に行うとともに、ハードディスク内の
ファイルの内容を、容易に、正常または元通りに復旧す
ることができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
処理装置は、第1のプログラムが記憶装置に対して、デ
ータの作成、削除、更新を指示する命令を第2のプログ
ラムに供給するとき、命令を横取りする横取り手段と、
横取り手段が横取りした命令を記憶する記憶手段とを備
え、横取り手段は、横取りした命令を記憶手段に記憶さ
せた後、命令を第2のプログラムに供給することを特徴
とする。
【0010】請求項8に記載のデータ処理方法は、第1
のプログラムが記憶装置に対して、データの作成、削
除、更新を指示する命令を第2のプログラムに供給する
とき、命令を横取りし、横取りした命令を記憶し、命令
を第2のプログラムに供給することを特徴とする。
【0011】請求項1に記載のデータ処理装置において
は、横取り手段が、第1のプログラムが記憶装置に対し
て、データの作成、削除、更新を指示する命令を第2の
プログラムに供給するとき、命令を横取りし、記憶手段
が、横取り手段が横取りした命令を記憶し、横取り手段
は、横取りした命令を記憶手段に記憶させた後、命令を
第2のプログラムに供給する。
【0012】請求項8に記載のデータ処理方法において
は、第1のプログラムが記憶装置に対して、データの作
成、削除、更新を指示する命令を第2のプログラムに供
給するとき、命令を横取りし、横取りした命令を記憶
し、命令を第2のプログラムに供給する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を応用したコンピ
ュータの構成例を示すブロック図である。コンピュータ
は、主基板11、ハードディスク14、CD−ROM
(compact discread only memory)15、およびディス
プレイ16(表示手段)により構成されている。また、
CD−ROM15の代わりに、インターネットからの情
報を受信する受信装置とすることもできる。主基板11
は、主記憶装置13に記憶されたアプリケーションソフ
トウェア等に基づいて、各種の処理を行うCPU(cent
ral processing unit)12と、アプリケーションソフ
トウェアや、各種のデータを記憶する主記憶装置13よ
り構成されている。
【0014】ハードディスク14は、コンピュータ上で
動作するソフトウェアを格納する書き込み可能な外部記
憶装置であり、CD−ROM15から、ソフトウェアが
インストールされるようになされている。CD−ROM
15は、ソフトウェアのハードディスク14へのインス
トールや、ハードディスク14にインストールされたフ
ァイルを、オリジナルのファイルに戻すために使用され
るファイルが格納された外部記憶装置である。ここで、
ハードディスク14は、書き込み可能な外部記憶装置全
般の代表として、また、CD−ROM15は、大容量記
憶デバイスであって、ソフトウェアの供給に適した媒体
全般の代表として記述してある。従って、他の外部記憶
装置や、他の媒体を用いることも可能である。
【0015】ディスプレイ16は、CPU12の制御に
基づいて、メニュー画面やその他の画面を表示するよう
になされている。
【0016】図2は、図1に示したコンピュータにおけ
るソフトウェアの階層イメージの例を示している。同図
に示すように、オペレーティングシステム(以下、適
宜、OSと略記する)1と、アプリケーションソフトウ
ェア(以下、適宜、アプリケーションと略記する)2と
の間には、中間ソフトウェア(常駐ソフトウェア)21
(横取り手段)が常駐している。そして、常駐ソフトウ
ェア21は、アプリケーション2からOS1に向けて送
られたメッセージ、例えば、ファイルやディレクトリの
作成および削除を指令するためのメッセージを横取り
し、後述するように、データベース22(記憶手段)の
更新処理を行った後、横取りしたメッセージをOS1に
供給するようになされている。
【0017】データベース22には、ハードディスク1
4に記憶されているファイルに関する情報、即ち、「作
成した日付」、「作成したファイル」、「作成したディ
レクトリ」、「変更したファイル」、「バージョン番
号」(ただし、DLL(Dynamic Link Library)の
み)、「CD−ROMのID」、「CD−ROMのタイ
トル」、「アプリケーションリンク情報」、「CRC
(エラー情報)」、および「サイズ」等が記憶されてい
る。
【0018】次に、図3のフローチャートを参照して、
システムファイルのバージョン管理における処理手順に
ついて説明する。この処理は、例えば、アプリケーショ
ン2が、ソフトウェアのインストール時にOS1に対し
て書き込みを指示したとき、開始される。
【0019】最初、ステップS1において、常駐ソフト
ウェア21により、アプリケーション2によるOS1へ
の指示が、システムファイルへの書き込み指示であるか
否かが判定される。システムファイルへの書き込み指示
であると判定された場合、ステップS2に進み、新しい
バージョンのシステムファイルの書き込みであるか否か
が判定される。
【0020】ステップS2において、新しいバージョン
のシステムファイルの書き込みであると判定された場
合、および、ステップS1において、システムファイル
への書き込みではないと判定された場合、ステップS3
に進む。ステップS3においては、データベース22の
更新が行われる。即ち、更新するファイルのファイル名
等が記録される。
【0021】次に、ステップS4において、OS1に対
して、ファイルの書き込み要求を行う。これにより、O
S1は、そのファイルをハードディスク14に書き込む
処理を実行する。
【0022】一方、ステップS2において、新しいバー
ジョンの書き込みではないと判定された場合、ステップ
S5に進み、インストール処理を強制的に終了させる。
これにより、インストール処理は中止される。
【0023】なお、アプリケーション2がインストール
プログラムではなく、通常のアプリケーションプログラ
ムである場合、ステップS5においては、アプリケーシ
ョンプログラムの実行が中止される。
【0024】このように、アプリケーション2がOS1
に対してファイルの書き込みを指示する命令を発行する
と、常駐ソフトウェア21がアプリケーション2のOS
1に対する命令を横取りして、データベース22を更新
するので、データベース22には、常に、ハードディス
ク14に記憶されているファイルに関する最新の情報が
記憶されることになる。
【0025】次に、図4のフローチャートを参照して、
ハードディスク14等にインストールされたアプリケー
ション2を、データベース22に記憶された情報を使用
して削除する場合の処理手順について説明する。ここで
は、例えば、1つのCD−ROM15の全部のアプリケ
ーション2を消去する指令がなされたときの処理手順に
ついて説明する。
【0026】最初に、ステップS11において、データ
ベース22に記憶された、消去対象のファイル、および
ディレクトリが検索される。次に、ステップS12に進
み、消去対象となるファイルおよびディレクトリが全て
消去されたか否かが判定される。即ち、ステップS11
において検索されたファイル、およびディレクトリのう
ち、システムファイルでないものが全て消去されたか否
かが判定される。ステップS11において検索されたフ
ァイル、およびディレクトリのうち、システムファイル
でないものが、まだ全て消去されていないと判定された
場合、ステップS13に進む。
【0027】ステップS13においては、ステップS1
1において検索されたファイル(いま、このファイルを
ファイルA1とする)が、OS1(例えば、Windo
ws95(マイクロソフト社の商標)等)に関連するシ
ステムファイル(例えば、Windows95のフォル
ダにあるファイル)であるか否かが判定される。OS1
に関連するシステムファイルは消去しないので、ファイ
ルA1がシステムファイルであると判定された場合、ス
テップS12に戻り、ステップS12以降の処理が繰り
返し実行される。一方、ファイルA1がシステムファイ
ルではないと判定された場合、ステップS14に進む。
【0028】ステップS14においては、データベース
22の更新が行われる。即ち、データベース22からフ
ァイルA1に関するデータを削除する。次に、ステップ
S15において、ファイルA1の消去をOS1に要求す
る。その後、ステップS12に戻り、ステップS12以
降の処理が繰り返し実行される。そして、ステップS1
3においては、ステップS11において検索されたファ
イルが順次、システムファイルであるか否かが判定さ
れ、システムファイルでないと判定されたファイルが、
データベース22から削除され、その消去がOS1に対
して要求される。
【0029】ステップS12において、ステップS11
において検索されたファイル、およびディレクトリのう
ち、システムファイルでないものが全て消去されたと判
定された場合、処理を終了する。
【0030】また、ハードディスク14に記憶されてい
る複数のアプリケーションのうち、所定のアプリケーシ
ョン同士がリンクされ、そのことが、データベース22
内のアプリケーションリンク情報として記述されている
場合において、互いにリンクされている複数のアプリケ
ーションのうちの1つの消去が指令された場合、指令さ
れたアプリケーションを単独で消去することは行わな
い。そして、互いにリンクされている全てのアプリケー
ションの削除が指令されたとき、それらのアプリケーシ
ョンの消去を行う。
【0031】次に、図5のフローチャートを参照して、
リカバリ用のCD−ROM15を用いてハードディスク
14に記憶されているファイルが正しいか否かをチェッ
クし、正しくない場合に自動的に復旧する処理手順につ
いて説明する。ここでの処理においては、上述したデー
タベース22とともに、CD−ROM15に予め記録さ
れたCRC等のエラー補正情報が利用される。
【0032】まず、リカバリ用のCD−ROM15をコ
ンピュータ本体にセットし、図示せぬリセットボタンを
押すと、リカバリソフトウェアが起動され、ディスプレ
イ16の画面に、例えば、図6に示すようなメニューが
表示される。メニューには、選択項目「ハードディスク
の内容を全て出荷時と同じものにする」と、選択項目
「不具合なファイルだけを修正する」が表示されるの
で、使用者は、マウス等を操作して、選択項目のいずれ
かを選択する。ここでは、選択項目「不具合なファイル
だけを修正する」が選択されたものとする。選択項目が
選択されると、図5のフローチャートに示したような処
理が開始される。
【0033】最初、ステップS21において、ソフトウ
ェアのチェックに先立って、ハードウェアのチェックが
行われる。即ち、ハードウェアが壊れていないか否かが
チェックされる。ステップS22において、ハードウェ
アが正常ではない(壊れている)と判定された場合、ス
テップS23に進み、所定のメッセージを出力した後、
処理を終了する。一方、ハードウェアが正常である(壊
れていない)と判定された場合、ステップS24に進
む。
【0034】ステップS24においては、ファイルシス
テムのチェックと修正が行われる。これは、例えば、M
S−DOS(Microsoft Disk Operating System:商
標)においては、CHKDSKコマンドによって行われ
るような処理であり、Windows95においては、
SCANDISKコマンドによって行われるような処理
である。即ち、ハードディスク14のファイル構造(フ
ァイルの整合性)をチェックし、自動的に復旧できるも
のは復旧する。
【0035】ステップS25において、ファイルシステ
ムが正常であるか否かが判定され、ファイルシステムが
正常ではなく、自動的に復旧できなかったと判定された
場合、ステップS26に進み、ステップS24における
処理で復旧できなかったものは、これ以上処理を行って
も復旧することは不可能であるので、ハードディスク1
4の内容を全て元通りに戻す処理が行われる。即ち、リ
カバリ用のCD−ROM15から全てのファイルが読み
出され、ハードディスク14に上書きされる。その後、
処理を終了する。
【0036】一方、ステップS25において、ファイル
システムが正常である、あるいは、自動的に復旧された
と判定された場合、ステップS27に進み、データベー
ス22そのものが整合性を保っているか否かのチェック
が行われる。これにより、データベース22の信頼性が
保証される。
【0037】ステップS28において、データベース自
身が整合性を保っていないと判定された場合、即ち、デ
ータベース22が異常である場合、データベース22を
使用した復旧はできないので、ステップS29に進み、
ハードディスク14の内容を全て元通りに戻す処理が行
われ、処理を終了する。
【0038】一方、ステップS28において、データベ
ース自身が整合性を保っていると判定された場合、ステ
ップS30に進み、CD−ROM15に格納されている
全てのファイルについて、ハードディスク14に記憶さ
れているファイルとの比較が行われる。この比較には、
ファイルの更新日付、ファイルの大きさ、およびCRC
データが用いられる。これらが一致した場合、それらの
ファイルは同一のものであると判断する。
【0039】ステップS31においては、上述したよう
にして比較した結果、CD−ROM15に記録されてい
る所定のファイルと、ハードディスク14に記憶されて
いる対応するファイルとが一致したか否かが判定され
る。即ち、ハードディスク14の内容が正しいか否かが
判定される。ハードディスク14の内容が正しくないと
判定された場合、ステップS32に進み、データベース
15が、ハードディスク14内のファイルの変化を認識
しているか否かが判定される。即ち、データベース22
にファイルが修正(変更)されたことが記録されている
か否かが判定される。
【0040】データベース22にファイルが修正された
ことが記録されていないと判定された場合、ステップS
33に進み、リカバリ用のCD−ROM15に記録され
ているオリジナルのファイルが、ハードディスク14に
複写される。
【0041】ステップS31において、ハードディスク
14の内容が正しいと判定された場合、および、ステッ
プS32において、データベース22にファイルが修正
されたことが記録されていると判定された場合、ハード
ディスク14の内容がリカバリ用のCD−ROM15に
記録されているオリジナルのデータに置き換えられるこ
となく、ステップS34に進む。
【0042】ステップS34においては、CD−ROM
15内の全てのファイルについて、ステップS30乃至
S33の処理が終了したか否かが判定される。全てのフ
ァイルについて、まだ処理が終了していないと判定され
た場合、ステップS30に戻り、ステップS30以降の
処理が繰り返し実行される。一方、全てのファイルにつ
いて、上記処理が終了したと判定された場合、ステップ
S35に進む。
【0043】ステップS35においては、オリジナルフ
ァイル以外で、データベース22に記憶されている全て
のファイルについて、その整合性がチェックされる。即
ち、ハードディスク14内のファイルのディレクトリ情
報とデータベース15内のディレクトリ情報が比較され
る。そして、ステップS36において、データベース2
2に記録されたファイルが正常であるか否かが判定され
る。即ち、ディレクトリ情報が一致したとき、そのファ
イルは正常であるとされ、ディレクトリ情報が一致しな
いとき、そのファイルは異常であるとされる。
【0044】データベース22に記録されたファイルが
正常ではないと判定された場合、ステップS37に進
み、異常と判断されたファイルが、そのファイルを作成
したアプリケーションとともに削除される。これは、全
ての新しく作成されたファイルは、それを作成したアプ
リケーションが存在するはずであるので、そのアプリケ
ーションとセットであると考えることによる。
【0045】一方、データベース22に記録された全て
のファイルが正常であると判定された場合、処理を終了
する。
【0046】以上の処理によって、ハードディスク14
内のファイルは、整合の取れたものとなる。これらの処
理は、一般の使用者にとっては理解し難いものであるた
め、簡単にこれらの処理を実現できるような手法が必要
であり、そのために、グラフィカルユーザインタフェー
ス(GUI)を利用することができる。そして、使用者
に対する負担を軽減するために、選択肢を極力減らすよ
うにすることができる。
【0047】また、図5および図6を参照して上述した
ように、使用者が、システムに対して、何らかの不具合
を感じたとき、復旧用のCD−ROM15をトレイに挿
入し、リセットをするだけで、後の処理は、自動的に行
うようにすることができる。このとき、使用者は、ハー
ドディスク14の内容を全て出荷時と同一のものにする
のか、それとも、できる限り新しいものを残しながら、
不具合点だけを修正するのかという選択だけを行うよう
にすることができる。
【0048】次に、図7を参照して、CD−ROM15
に記録されたアプリケーションプログラムが起動される
までの手順について説明する。最初、ステップS41に
おいて、CD−ROM15をセットする。次に、ステッ
プS42において、このCD−ROM15のボリューム
IDに対応するアプリケーションのデータベース22を
ハードディスク14上で検索する。その結果、データベ
ース22が既にハードディスク14に存在している場
合、ステップS43に進み、そのCD−ROM15に含
まれるアプリケーションに対応するアイコン等を画面に
表示する。
【0049】次に、ステップS44において、使用者に
よりアプリケーションの1つが選択されるまで待つ。こ
の場合、画面に表示されたアイコンを選択することによ
り、選択したアイコンに対応するアプリケーションが選
択される。ここで、セットアップが選択された場合、ス
テップS45に進み、空のデータベースが作成される。
また、ステップS44において、所定のアプリケーショ
ンが選択され、そのアプリケーションに対応するデータ
ベース22が既に作成されている場合、ステップS46
に進み、そのデータベースがハードディスク14より読
み出され、主記憶装置13に供給され、記憶される。
【0050】ステップS45における処理、およびステ
ップS46における処理が終了すると、ステップS54
に進み、常駐ソフトウェア21がアクティブにされる。
これにより、アプリケーション2がOS1に対して供給
するコマンドが、「ファイルオープン」、「ファイルク
リエイト」、「ファイルクローズ」、「ファイル削
除」、および「ファイルシステムの更新」等の処理のう
ちのいずれであるかを監視する処理が開始される。
【0051】次に、ステップS55において、アプリケ
ーションプログラムが起動され、ステップS56におい
て、アプリケーションプログラムが実行中の状態とな
る。
【0052】一方、ステップS44において、使用者に
より取り消し(cancel)が選択されると、処理を
終了する。
【0053】また、ステップS42における検索の結
果、CD−ROM15のボリュームIDに対応するアプ
リケーション2のデータベース22がハードディスク1
4に存在せず、新しいCD−ROM15であることが判
明した場合、ステップS48に進み、セットアップのた
めの実行ファイルを検索する。その結果、実行ファイル
が1つだけ存在することが判明した場合、ステップS4
5に進み、上述した場合と同様にして、ステップS45
以降の処理が実行される。一方、ステップS48におい
て、実行ファイルが複数存在することが判明した場合、
ステップS51に進み、実行ファイルのリストを表示す
る。
【0054】その後、ステップS52において、使用者
によって、これらの実行ファイルのいずれかが選択され
るまで、選択待ちの状態となる。ここで、実行ファイル
のいずれかが選択されると、ステップS45に進み、ス
テップS45以降の処理が実行される。また、ここで、
「cancel(取り消し)」が選択されると、ステッ
プS53に進み、処理を終了する。
【0055】また、ステップS48において、実行ファ
イルが存在しないことが判明した場合、ステップS49
に進み、CD−ROM15の確定プロセスをブレーク
し、ステップS50において、処理を終了する。
【0056】以上の手順により、CD−ROM15のア
プリケーションソフトウェア(プログラム)2の実行が
開始される。図8は、アプリケーション2の実行中に、
常駐ソフトウェア21によって行われる処理を示してい
る。図8におけるステップS61は、図7におけるステ
ップS56に対応している。
【0057】ステップS61において、アプリケーショ
ン2によって処理が実行され、ファイルの作成(cre
ate)、ファイルのオープン(open)、ファイル
の削除(delete)等を指令するメッセージがOS
1に対して発行されると、常駐ソフトウェア21は、こ
のメッセージを横取りし、メッセージに対応する所定の
処理を実行する。
【0058】例えば、アプリケーション2がOS1に対
して発行したメッセージが、ファイルの作成を指令する
ものである場合、ステップS62に進み、作成が指令さ
れたファイルがすでにハードディスク14に存在してい
るか否かが判定される。作成が指令されたファイルが、
既にハードディスク14に存在していると判定された場
合、ステップS63に進み、既に存在しているファイル
のバックアップファイルを作成する。
【0059】ステップS63における処理が終了した場
合、または、ステップS62において作成が指令された
ファイルが存在しないと判定された場合、ステップS6
4に進み、常駐ソフトウェア21は、新たなファイルの
作成を行うとともに、作成した新たなファイルのディレ
クトリの記録をOS1に指令する。これにより、OS1
は、新たなファイルをハードディスク14上に作成する
とともに、データベース22にそのディレクトリを記録
する。
【0060】また、アプリケーション2がOS1に対し
て発行したメッセージが、ファイルのオープン、または
削除を指令するものである場合、ステップS65に進
み、ファイルのオープンまたは削除の指令が有効である
か否かが判定される。ファイルのオープンまたは削除の
指令が有効であると判定された場合で、かつ、読み出し
のためのファイルのオープンが指令されたとき、ステッ
プS66に進み、アクセスされたファイルのリストをデ
ータベース22に記録し、再び、アプリケーションの監
視を行う。
【0061】また、ステップS65において、ファイル
のオープンまたは削除の指令が有効であると判定された
場合で、かつ、書き込みのためのファイルのオープン、
またはファイルの削除が指令されたとき、ステップS6
7に進み、オープンまたは削除の対象となるそのファイ
ルのバックアップファイルを作成する。
【0062】また、ステップS65において、ファイル
のオープンまたは削除の指令が有効ではないと判定され
た場合、ステップS69に進み、アプリケーション2の
実行を中断し、ステップS70に進む。ステップS70
乃至S74においては、アプリケーション2が実行され
る前の状態に復旧する処理が行われる。
【0063】即ち、ステップS70において、常駐ソフ
トウェア21によるアプリケーション2の動作の監視処
理が停止され、ステップS71に進み、アプリケーショ
ン2によって新たに作成された全てのファイルが削除さ
れる。次に、ステップS72において、更新された全て
のファイルが、先に、ステップS67において作成され
たバックアップファイル、およびステップS62におい
て作成されたバックアップファイルの少なくともいずれ
か一方に基づいて、更新前のファイルに戻される。ステ
ップS73においては、作成されたデータベースの内容
が空である場合、それを削除する。次に、ステップS7
4において、アプリケーション2を強制的に終了させ
る。
【0064】また、常駐ソフトウェア21により、アプ
リケーション2からOS1に対して、ファイルの更新を
伴う指令がなされたと判定された場合、ステップS68
に進み、ハードディスク14の未使用領域の記憶容量が
チェックされる。その結果、まだ、十分な大きさの未使
用領域が存在することが判明した場合、ステップS61
に戻り、アプリケーション2の監視を継続する。一方、
十分な大きさの未使用領域が存在しないと判定された場
合、ステップS69に進み、上述したように、アプリケ
ーション2の実行が中断される。その後、上述した場合
と同様に、ステップS70乃至S74の処理が実行され
る。
【0065】また、アプリケーション2の実行が終了し
た場合、ステップS75に進み、アプリケーションは処
理を終了する。
【0066】以上のように、アプリケーション2がOS
1に対してメッセージを発行すると、常駐ソフトウェア
21は、そのメッセージを横取りし、そのメッセージが
ファイルの変更を伴うメッセージである場合、ファイル
のバックアップファイルを作成する。従って、アプリケ
ーション2がファイルに対して不正なアクセスを試みよ
うとしたときや、ハードディスク14の未使用領域の記
憶容量が少ないとき、アプリケーションの実行を中断
し、アプリケーションの実行前の状態に戻すことができ
る。
【0067】ステップS66において、ファイルの読み
出しのためにファイルをオープンするメッセージが発行
されたとき、アクセスされたファイルのリストを作成
し、データベース22に記録するようにしている。これ
により、アプリケーション間で共有しているファイルを
認識することができる。例えば、アプリケーションAと
アプリケーションBが所定のファイルを共有し、互いに
リンクされており、アプリケーションAだけ、あるいは
アプリケーションBだけを消去すると、不都合が起こる
ことを事前に認識することができる。
【0068】図9は、アプリケーション2が正常に終了
するときに、常駐ソフトウェア21によって行われる終
了処理の手順を表している。図9におけるステップS8
1は、図8におけるステップS75に対応している。
【0069】ステップS81において、アプリケーショ
ン2の処理が正常に終了すると、ステップS82に進
み、常駐ソフトウェア21は、アプリケーション2がO
S1に対して発行するメッセージが、ファイルにアクセ
スするためのものであるか否かを監視する処理を停止す
る。次に、ステップS83に進み、常駐ソフトウェア2
1は、データベース22を更新する。即ち、主記憶装置
13にロードしたこのアプリケーション2に対応するデ
ータベース22をハードディスク14に格納する。次
に、ステップS84において、プログラムの終了処理が
完了する。
【0070】以上の処理の実行は、使用者が理解しやす
いグラフィカルユーザインタフェースを利用して行うよ
うにすることができる。
【0071】図10は、CD−ROM15を図示せぬC
D−ROMドライブにセットしたとき、ディスプレイ1
6に表示されるメニュー画面を表している。「MEDI
ALIST」(CD−ROM15に記録されているファ
イルのリスト)の欄には、ファイル「Read Me
!」、「INSTALL」、および「ROCKETGA
ME」に対応するアイコンが表示されており、これらの
ファイルがCD−ROM15に記録されていることがわ
かる。
【0072】図10に示したメニュー画面において、
「INSTALL」と書かれたアイコンをマウス等を用
いて選択し、実行させると、インストーラが起動され、
CD−ROM15に記録されているアプリケーションソ
フトウェアをハードディスク14にインストールする処
理が実行される。このとき、常駐ソフトウェア21は、
図3のフローチャートを参照して上述したような処理を
実行する。
【0073】インストールが終了すると、図11に示す
ように、ハードディスク14にインストールされたアプ
リケーションソフトウェアに対応するアイコンが、メニ
ュー画面の「INSTALLED ITEM」の欄に表
示される。いまの場合、アプリケーションソフトウェア
である「SAME GAME」がインストールされ、フ
ァイル「Read Me!」、「ROCKET GAM
E」、および「SAME GAME」に対応するアイコ
ンが画面に表示される。
【0074】図12は、ハードディスク14に記録され
ている所定のCD−ROM15に対応するアプリケーシ
ョンを全て削除する場合の操作画面例を表している。画
面上には、このCD−ROM15に含まれる各アプリケ
ーションに対応するアイコンが表示される。アイコンと
アイコンを結ぶ鎖は、これらのアイコンに対応するアプ
リケーションがファイルを共有するなどして、互いにリ
ンクしていることを表している。従って、これらのアプ
リケーションは、単独では削除することができない。
【0075】ここで、使用者が、削除したいCD−RO
M15のアプリケーションに対応するアイコンをカーソ
ルを用いて選択すると、図13に示すように、選択され
たアイコンだけが画面に表示される。また、操作方法等
を説明するメッセージが表示され、実行(EXECUT
E)ボタン、および取り消し(CANCEL)ボタンが
表示される。
【0076】使用者が実行ボタンをマウス等を操作して
選択すると、選択されたアイコンに対応するアプリケー
ションが、ハードディスク14から削除される。このと
き、アプリケーションが作成したファイル等の関連する
ファイルも自動的に削除される。ここでは、常駐ソフト
ウェア21は、図4のフローチャートを参照して上述し
たような処理を実行する。また、ここで、使用者が取り
消しボタンを選択すると、アプリケーションの削除は行
われずに、処理が終了し、図12に示した画面が再度表
示され、削除したいアプリケーションの選択が可能な状
態に戻る。
【0077】このように、GUIを用いて操作すること
ができるようにすることにより、使用者に対する操作上
の負担を軽減することができる。
【0078】以上のように、上記実施例においては、コ
ンピュータへのソフトウェアのインストールや削除を確
実に、かつ安全に行うことができる。また、アプリケー
ションの実行によって、何らかの不具合が生じたとき、
ハードディスク内のファイルの内容を容易に正常に復旧
したり、アプリケーションを実行する前の状態に復旧す
ることができる。
【0079】なお、上記実施例における画面は例であっ
て、これに限定されるものではない。
【0080】また、上記実施例においては、オペレーテ
ィングシステムとして、MS−DOSやWindows
95を例にして説明したが、これらに限定されるもので
はなく、その他のオペレーティングシステムとすること
も可能である。
【0081】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ処理装置、およ
び請求項8に記載のデータ処理方法によれば、第1のプ
ログラムが記憶装置に対して、データの作成、削除、更
新を指示する命令を第2のプログラムに供給するとき、
命令を横取りし、横取りした命令を記憶し、命令を第2
のプログラムに供給するようにしたので、第1のプログ
ラムによる記憶装置に対するデータの作成、削除、およ
び更新を監視することができ、ソフトウェアのインスト
ールや、インストールされたソフトウェアの削除を確実
に、かつ安全に行うことができる。また、記憶装置に記
憶されたファイルを正常に、または元通りに復旧するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を応用したコンピュータの構成例を示す
ブロック図である。
【図2】図1のコンピュータ上で動作するソフトウェア
の階層イメージを示す図である。
【図3】システムファイルのバージョン管理を説明する
フローチャートである。
【図4】アプリケーションをハードディスクから削除す
る手順を説明するフローチャートである。
【図5】リカバリソフトウェアの処理手順を説明するフ
ローチャートである。
【図6】リカバリソフトウェアが起動されたとき、ディ
スプレイ16に表示されるメニューを示す図である。
【図7】CD−ROM15に記録されているアプリケー
ションを起動するときの手順を説明するフローチャート
である。
【図8】常駐ソフトウェア21の処理手順を示す図であ
る。
【図9】アプリケーション2の終了時の常駐ソフトウェ
ア21の処理を説明するフローチャートである。
【図10】CD−ROM15をドライブにセットしたと
きに表示される画面例である。
【図11】インストールが終了したときに表示される画
面例である。
【図12】削除するアプリケーションを選択する画面例
である。
【図13】選択したアプリケーションの削除を確定する
画面例である。
【図14】従来のソフトウェアの階層イメージを示す図
である。
【符号の説明】
1 オペレーティングシステム,2 アプリケーショ
ン,11 主基板,12CPU,13 主記憶装置,1
4 ハードディスク,15 CD−ROM,16 ディ
スプレイ(表示手段),21 常駐ソフトウェア(横取
り手段),22データベース(記憶手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のプログラムと、前記第1のプログ
    ラムより供給された命令に従って、記憶装置に対して、
    データの作成、削除、更新を行う第2のプログラムとか
    らなるデータ処理装置において、 前記第1のプログラムが前記記憶装置に対して前記デー
    タの作成、削除、更新を指示する命令を前記第2のプロ
    グラムに供給するとき、前記命令を横取りする横取り手
    段と、 前記横取り手段が横取りした前記命令を記憶する記憶手
    段とを備え、 前記横取り手段は、横取りした前記命令を前記記憶手段
    に記憶させた後、前記命令を前記第2のプログラムに供
    給することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記記憶装置に記憶さ
    れたデータがバージョンによって異なる場合、前記バー
    ジョンに対応するデータを記憶し、 前記横取り手段は、前記バージョンに基づいて、前記第
    1のプログラムからの前記命令を前記第2のプログラム
    に供給するか否かを決定することを特徴とする請求項1
    に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のプログラムはインストールプ
    ログラムであり、前記データは前記インストールプログ
    ラムによって前記記憶装置にインストールされたアプリ
    ケーションプログラムを構成するファイルであり、前記
    アプリケーションプログラムの前記記憶装置からの削除
    は、前記記憶手段に記憶された前記命令に基づいて行わ
    れることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶された前記データに
    基づいて、前記記憶装置に記憶された前記データの整合
    性が判断され、判断結果に応じて、前記データが所定の
    記録媒体に記録された元のデータで置き換えられること
    を特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体は、CD−ROMであるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 メニューを表示する表示手段をさらに備
    え、 前記メニューの前記アプリケーションプログラムに対応
    する選択項目の所定のものが選択されることにより、前
    記アプリケーションプログラムの前記記憶装置からの削
    除が指示されることを特徴とする請求項3に記載のデー
    タ処理装置。
  7. 【請求項7】 メニューを表示する表示手段をさらに備
    え、前記表示手段は、前記記憶装置に記憶された前記デ
    ータの整合性の判断の開始を指示するためのメニューを
    表示し、 前記メニューの選択項目が選択されることにより、前記
    記憶装置に記憶された前記データの整合性の判断が開始
    されることを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装
    置。
  8. 【請求項8】 第1のプログラムと、前記第1のプログ
    ラムより供給された命令に従って、記憶装置に対して、
    データの作成、削除、更新を行う第2のプログラムとか
    らなるデータ処理装置におけるデータ処理方法におい
    て、 前記第1のプログラムが前記記憶装置に対して前記デー
    タの作成、削除、更新を指示する命令を前記第2のプロ
    グラムに供給するとき、前記命令を横取りし、 横取りした前記命令を記憶し、 前記命令を前記第2のプログラムに供給することを特徴
    とするデータ処理方法。
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