JPH1088549A - 取水口への塵埃等の流入防止装置 - Google Patents

取水口への塵埃等の流入防止装置

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JPH1088549A
JPH1088549A JP26665296A JP26665296A JPH1088549A JP H1088549 A JPH1088549 A JP H1088549A JP 26665296 A JP26665296 A JP 26665296A JP 26665296 A JP26665296 A JP 26665296A JP H1088549 A JPH1088549 A JP H1088549A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流水路1からの取水口5の入口に、当該流水
路1の流水量に応じて昇降するステンレス製筒状フロ−
ト11を設けるだけの簡易な構成により、当該流水中に
混在する流木、塵芥等を筒状フロ−ト11の周面に当接
させて流水路1側へ押戻し、流水のみを取水口5へ取水
でき、構築費が低廉で維持管理の容易な取水口5への塵
埃等の流入防止装置10を提供する。 【構成】 河川等の流水路1の側壁部の適所に配設した
取水口5の両側壁部に、互いに対向し、その上端が下端
より後退するガイド18を傾斜に設け、該ガイド18内
を移動する移動駒13に当該流水の浮力により少なくと
もその一部が、当該流水面上に浮上し、高硬度の周面を
有するステンレススチ−ル製筒状フロ−ト11の両端部
を軸着14する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は取水口への塵芥等の流
入防止装置、殊に、河川等の流水路から農業用水、飲料
用水、工業用水等を取水する取水口へ、当該流水中に混
在する流木、塵芥等の流入を防止するようにした取水口
への塵芥等の流入防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の河川等の流水路から農業用水、飲
料用水、工業用水等を取水する取水口へ、当該流水中に
混在する流木、塵芥等の流入を防止するようにした取水
口への塵芥等の流入防止装置としては、河川等の流水路
の側壁部の適所に設けた取水口にスクリ−ンを設けるこ
とにより、当該河川等の流水中に混在する、流木、塵芥
等を除去するようにしたものが知られている。
【0003】また、降雨等で増水して流速が増し、フロ
−トが回動傾斜しても、水面上の網部の高さが低くなら
ないようにして、流水中に浮遊する塵芥等が取水口へ流
入するのを阻止するため、下部に重錘としてのチェンを
吊下したアバ(ネット)の上部を筒状フロ−トにバンド
付するに当り、当該フロ−トから垂下するアバの取付角
度を、当該フロ−トの周方向に対して調整可能にし、こ
れにより流水路の流量及び流速が増加してフロ−トが回
動しても、水面上の網部の高さが低くならないようにし
たものも知られている(特開昭54−10531号公報
参照)。
【0004】さらに、河川等の流水路の側壁の適所に設
けた流水取入口の入口部全巾に旦って、下部に重錘用チ
エンを備え、頂部に塩化ビニ−ル製フロ−トを適宜間隔
をを存してテトロン製のネット(網場)を張架すること
により、河川等の流水路から流水を取水する際、流水中
に混在する流木、塵芥等を収集するものも知られてい
る。
【0005】また、河川等の流水路の側壁の適所に設け
た流水取入口のスクリ−ンの前(流水路)側に、当該ス
クリ−ンに付着する塵芥の掻取爪を備える掻取コンベヤ
を設け、さらに、同掻取コンベヤにより掻取った塵芥を
背出コンベヤにより適所へ排出させるようにし、この掻
取コンベヤと排出コンベヤとを適時駆動することによ
り、スクリ−ンに付着する塵芥等を人手を要することな
く、必要に応じて適時機械的に掻取り、適所へ排出する
できるようにしたものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、河川等
の側壁部の適所に設けた取水口にスクリ−ンを設けた従
来例の取水口への塵芥等の流入防止装置にあっては、河
川等の流水中に混在する流木、塵芥等を流水口のスクリ
−ンにより一応除去できるものの、取水口のスクリ−ン
に流水中の流木、塵芥等が集積されてスクリ−ンの目積
詰りを生じ、比較的短時間により当該取水口からの取水
効率が著しく低下し、甚だしい場合には当該スクリ−ン
の取水機能が損なわれる恐れがあるので、これを防止す
るため当該スクリ−ンに集積された流木、塵芥を適時人
手等により除去する必要があり、ひいてはこの取水口の
正常な動作状態の維持管理が容易でないという問題点が
あった。
【0007】また、前記特開昭54−10531号公報
記載のものにあっては、取水口への浮遊塵芥等の流入を
阻止するため、下部に重錘としてのチェンを吊下したネ
ット(アバ)の上部をバンドにより筒状フロ−トに取付
けるに当り、当該フロ−トから垂下するネットの取付角
度を当該フロ−トの周方向に対して調整可能にしたこと
により、流水路の流水量及び流水速度が増加してフロ−
トが回動傾斜しても、水面上の網部の高さが低くなら
ず、降雨等で増水して流速が増加した場合にも水面上の
網部の高さの低下を招く恐れがないものの、流水中に混
在する流木、塵芥等によりアバが比較的短時間に目積ま
りを生ずるので、流木、塵芥等をアバから除去するのに
手間が掛かり、その維持管理が容易でないという問題点
があった。
【0008】また、前記河川等の流水路の側壁の適所に
設けた流水取入口のスクリ−ンに、当該スクリ−ンに付
着する塵芥の掻取爪を備える掻取コンベヤを設けたり、
この掻取コンベヤ設置に併せて、同掻取コンベヤにより
掻取った塵芥等を背出コンベヤにより適所へ排出させる
ようにしたものにあっては、掻取コンベヤと排出コンベ
ヤを適時駆動することにより、スクリ−ンに付着する塵
芥等を適時機械的に掻取り、人手を要することなく適所
へ排出できる反面、適時駆動可能な掻取爪を備えるコン
ベヤ及び移動コンベヤの設置スペ−スの確保とその設置
費用の増大を招くと共に、その維持、管理に相応の費用
を要するという問題点があった。
【0009】この発明は、前記のような従来例における
問題点に鑑み、河川等の流水路1の側壁部に設けた取水
口5のほぼ全巾を覆い、当該流水路1を流下する流水の
浮力により浮上するフロ−ト11を、前記取水口5の側
壁部に配設された傾斜状のガイド18、18に沿って昇
降可能に設けることにより、当該流水路1を流下する流
水を取水口5から取水する際、当該流水中に浮遊する流
木、塵芥p等が当該フロ−ト11の周面に当接して流水
路1側へ押戻して取水口5への流入を阻止でき、しか
も、その設置費用が低廉で、その維持管理にも手数が掛
からない簡易な構成の取水口の塵埃等の除去装置を提供
しようとするものである。
【0010】
【課題の解決手段】本発明はこのような従来技術におけ
る課題を解決するため、河川等の流水路1の側壁部2の
適所に配設された取水口5の両側壁部に、互いに対向す
るガイド18、18を上端が下端より後退する傾斜状に
設け、該ガイド18、18に当該流水の浮力により少な
くともその一部が浮上し、高硬度の周面を有する筒状フ
ロ−ト11の両端部を昇降可能に支承した取水口への塵
芥等の流入防止装置であり、また、前記ガイド18、1
8に沿って昇降可能に設けた移動駒13、13に、高硬
度の周面を有し、当該流水の浮力により少なくともその
一部が浮上する筒状フロ−ト11の両端部を回動可能に
軸承すると共に、該筒状フロ−ト11の前側中央部から
当該筒状フロ−ト11の下端を僅かに越えて下方に延び
る塵芥等の流入防止板12を、当該流入防止板12の頂
部と前記筒状フロ−ト11の周面とを充分近接させてほ
ぼ垂直状に設け、該流入防止板12の両端部を前記移動
駒13、13に取付けたものであり、さらに、前記取水
口5の両側壁部に、断面がコ状、C状、チャンネル状等
をなすガイド18、18を、互いに対向し、その上端が
下端より後退する斜状に設けると共に、該ガイド18、
18に、その内側の上下面18a、18bに交互に転接
する垂直状ロ−ラ15、15を備える移動駒18、18
を昇降可能に設けると共に、該移動駒13、13に設け
たサイドロ−ラ16、16を前記ガイド18、18の内
側縁に転接させ、かつ、前記移動駒13、13に高硬度
の周面を有し、当該流水の浮力により少なくともその一
部が浮上するステンレススチ−ル製筒状フロ−ト11の
両端部を回動可能に軸承し、該筒状フロ−ト11の前側
中央部から下側へ、その下端が当該フロ−ト11の下端
を僅かに越えて下方へ垂直状に延びる塵芥等の流入防止
板12を、その頂部が前記筒状フロ−ト11の周面に近
接するように配設すると共に、該塵芥等の流入防止板1
2の両端部を前記移動駒13、13に取付けたものであ
る。
【0011】
【発明の作用】この発明は、上記のような構成を有する
から、流水路1の流水中に浮遊、混在する流木、その他
の塵芥p等が、当該流水路1の側壁部2の適所に設けた
取水口5へ流入しようとすると、当該取水口5の入口の
全巾に旦るように設けられ、当該流水路1の流水量に応
じて両端部が互いに対向するガイド18、18に沿って
昇降し、少なくともその一部が浮上する筒状フロ−ト1
1の高硬度の周面及び又は該筒状フロ−ト11の前側下
部に垂直状に設けた塵埃等の流入防止板12に当接し
て、前記流水路1の流水側へ押戻して、流水のみを取水
口5内へ流入させて取水する。また、前記流水口5の両
側壁の頂部に設けたコ状、C状、チャンネル状等の互い
に対向するガイド18、18に、筒状フロ−ト11の端
部を軸承した移動駒13、13を、同移動駒13、13
に設けたロ−ラ15、15及びサイドロ−ラ16、16
を介して転動可能に装着すれば、流水路1の流水量の増
減に応じて、当該筒状フロ−ト11及び流入防止板12
が、断面がコ状、C状、チャネル状等のガイド18、1
8の内側上部下面18a又は下部上面18bにロ−ラ1
5、15が交互に転接し、また、同ガイド18の内側面
にサイドロ−ラ16、16が転接することによりスム−
ズに昇降し、常時流木、塵芥等の混在する流水から、流
水のみを取水口5へ流入させて取水する。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係る流路側壁部の流水取入
口への塵芥等の流入防止装置の実施例を添付の図1〜8
を参照して説明する。
【0013】図1〜8はこの発明に係る流水取入口への
塵芥等の流入防止装置の一実施例の模式説明図で、図1
はその要部の模式斜視図、図2はその要部の模式縦断特
明図、図3はその要部の模式側面説明図、図4は摺動駒
付フロ−トの平面説明図、図5は少流水量状態における
同実施例の作用の模式縦断説明図、図6はその模式平面
説明図、図7は大流水量状態における同実施例の作用の
模式縦断説明図、図8はその模式平面説明図である。
【0014】1は河川等の流水路、2は流水路1の傾斜
する側壁、3はその底壁、4はその頂壁、5は流水路1
の側壁2適所に設けた取水口、6は取水口5により取水
した農業用、飲料用、工業用等の流水を適所へ導出する
取水路、8は取水口5の後部(図5では右側)に設けた
スクリ−ンである。なお、流水路1を流下する流水中に
混在する流木、塵埃p等の比重が軽い場合には、このス
クリ−ン8の設置を省略することができる。10は取水
口5に設けた流木、その他の塵芥等の流入防止装置、1
1は塵芥等の流入防止装置10の取水口5の入口の全巾
にだるように設けた流水筒状フロ−トで、この筒状フロ
−ト11は、例えばスチ−ルプレ−ト等の高硬度の不銹
鋼等により、高硬度の周面を有する密閉された中空筒状
体として構成される。
【0015】なお、この筒状フロ−ト11の端部は、図
6、8に略示するように流水路1の側壁2に設けた取水
口5の、当該流水路1の長さ方向(同図では上下方向)
の巾とほぼ等巾の長さのものとして構成される。また、
この筒状フロ−ト11は密閉する円筒状に構成する外、
密閉する中空多角筒状に構成することもできる。11a
は筒状フロ−ト11の端部で、この端部11a、殊にそ
の上流側(図8では下側)は、図8に略示する半球状又
は円錐状等に形成することができ、そのような形状に構
成すれば、流水中の流木p等と筒状フロ−ト11の端部
11aとの当接時に発生する衝撃を緩和できる。
【0016】12は流木、塵芥等の流入防止板で、この
流入防止板12は筒状フロ−ト11の前側、すなわち流
水路1側(図1〜5、7では左側)に配設され、当該取
水口5の開口部とほぼ等巾、当該筒状フロ−ト11より
やや巾狭で、同筒状フロ−ト11の下側をやや越える高
さのものとして構成される。図示例では筒状フロ−ト1
1の直径と流入防止板12の長さ(高さ)とがほぼ等長
のものとして構成され、この流入防止板12の両端部は
フロ−ト11の両側を回動可能に軸承した移動駒13に
固定され、常時ほぼ垂直状をなすように配設される。な
お、移動駒13の頂部とフロ−ト11の周面との間には
僅かな間隔が存し、フロ−ト11の回動を防げないが、
両者の隙間から流木、塵芥p等が取水口5へ流入するの
は阻止される。
【0017】14は移動駒13の外側にロ−ラ15を回
転可能に設ける軸、16は移動駒13の上部に回転可能
に設けたサイドロ−ラ、17は移動駒13の端部に設け
た係止具で、非常用リンクチェ−ン20を介して取水口
5まわりの適所に連結される。18は断面がコ状をなす
ガイドで、このガイド18はその断面をコ状にする外、
C状、チャンネル状等に形成することもできる。ガイド
18は取水口5の両側壁の頂部に、当該流水路1の傾斜
する側壁2の頂壁面の傾斜に沿うように、すなわち、そ
の上端が下端より後退する傾斜状をなすように固定され
る。αはこのガイド18の水平線に対する傾斜角で、こ
の実施例では流水路1の側壁2の傾斜角と一致する。こ
のコ状ガイド18には移動駒13が挿入され、同移動駒
13はその上下の外側に設けたロ−ラ15、15が、同
ガイド18の上側下面18aに転接することにより同面
18aに沿って上昇し、下側上面18b転接することに
より、同下側上面18bに沿って下降する。19は塵芥
pの流入防止板12の下端と取水口5底面5aとの間隔
である。18cはガイド18側壁の内側面、20は非常
用リンクチェ−ンで、移動駒13を係止具17を介して
取水口5まわりの適所に取付ける。
【0018】(実施例の作用) この実施例によれば、
河川等の流水路1を流下する流水を、当該流水路1の傾
斜する側壁2の適所に設けた取水口5を介して取水する
に当り、仮に当該流水中に流木、その他の塵芥p等が浮
遊、混在する場合、その流木、塵芥p等が流水と共に取
水口5内に流入しようとすると、当該取水口5の入口の
長さ方向の全巾にわたるように設けられ、その両端部が
流水路1の両側壁2の傾斜する頂部に設けられた上端が
下端より後退するように設けられたコ状ガイド18に、
同ガイド18の長さ方向に移動するように昇降する移動
駒13、13に、両端部を回動可能に軸承した筒状フロ
−ト11及び又はその前側下側に設けられた塵芥等の流
入防止板12に当接することにより、流木、塵芥p等が
流水路1の中央部側に押戻されて、当該取水口5への流
入が防止され、その結果、筒状フロ−ト11及び流入防
止板12の下側と取水口5の底壁5aとの間の間隔19
から流水のみが取水口5に流入して取水され、スクリ−
ン8を介して取水路6に流入し、適所へ導出される。
【0019】なお、仮に、前記筒状フロ−ト11又は阻
止板12により阻止されることなく、流水と共に前記間
隔19を通して取水口5内に少量の流木、塵芥p等が流
入すれば、スクリ−ン8により除去されることになり、
しかも、このスクリ−ン8に補足される流木、塵芥等は
極く僅かな量に過ぎないから、この取水口5への塵芥等
の流入防止装置10の維持、管理には殆ど手間がかから
ない。
【0020】また、流水路1の流水量が、例えば図5、
6の流水巾W1の少水量状態から、図7、8の流水巾W2
の大水量状態のように増加すると、筒状フロ−ト11が
当該流水面と共に上方へ浮上するが、その際筒状フロ−
ト11の両端部を軸14承する移動駒13のロ−ラ1
5、15の上側が、ガイド18の上側下面18aに沿っ
て転動しながら傾め上方へ上昇する。一方、流水路1の
流水量が減少して流水巾W1になると筒状フロ−ト11
が図7、8の状態から図5、6の状態のようにその水面
と共に下降するが、この際フロ−ト11両端の移動駒1
3、13のロ−ラ15、15の下側がガイド18の下側
上面18bに沿って転動しながら下方へ、何れの場合に
もスム−ズに移動する。
【0021】また、この移動駒13、13はその上下両
側にロ−ラ15、15を設ける等、相応の長さを有する
ことにより、筒状フロ−ト11に多少の不釣り合な衝撃
力や、浮力が作用しても、同筒状アロ−ト11を係きく
傾斜させることなく、両側のガイド18、18に沿って
ほぼ水平状を維持しながら昇降し、したがって、この筒
状フロ−ト11の下側と水面とに間に隙間の生ずる恐れ
がなく、流木、塵芥p等が不用意に同アロ−ト11下側
から取水口5内への流入が阻止される。
【0022】なお、筒状フロ−ト11の両端部は移動駒
13、13に回転可能に軸承されているからその移動が
スム−ズに行なわれ、ひいては流木や、塵芥p等のフロ
−ト11への当接時に発生する衝撃力が緩和される一
方、流入防止板12の両端部は移動駒13、13に取付
けられているから、常時その垂直状態が確保されると共
に、フロ−ト11の周面と阻止板12の頂部内側との間
隔が常時一定に確保され、両者の隙間から流木、塵芥
p、pa、pb等が不用意に取水口5側に流入する恐れ
はない。
【0023】筒状フロ−ト11は流水路1の傾斜する側
壁2に沿って設けられた取水口5の全巾に旦って設けら
れることにより、流水路1の流水中に浮遊する流木、塵
芥pが筒状フロ−ト11端部に衝突する恐れは殆どない
が、この筒状フロ−ト11の端部を図8の11aような
半球状に形成すれば、当該フロ−ト11の上流側の端部
への流木、塵芥p等の衝突が防止される外、仮に衝突し
ても発生する衝撃力が緩和される。また、このフロ−ト
11の下端部をこれと同形すれば、同部に発生する吸引
力が緩和される。
【0024】筒状フロ−ト11を高硬度のステンレスス
チ−ルで構成すれば、流木、塵芥等p等がその周面に繰
返し衝突してもその変形を招く恐れがなく、また、長期
間使用しても発錆、変形の恐れがないから、その保守、
管理が容易となる。移動駒13の外側に上下に設けたサ
イドロ−ラ16、16をコ状ガイド18の内側端面に転
接するように構成すれば、移動駒13、したがって、筒
状フロ−ト11のコ状ガイド18に対する左右方向への
ふらつくき発生が防止され、同フロ−ト11のコ状ガイ
ド18に沿う昇降を一層スム−ズにする。
【0025】この筒状フロ−ト11は、その上部が当該
筒状フロ−ト11の直径(高さ)の10〜35%程度
が、当該流水上に浮上する程度の比重のものとして構成
するのが良く、その比重を余り小さくすると、流木、塵
芥p等の衝接により筒状フロ−ト11がその流水面上に
大きく浮上し、流木、塵芥p等の一部が同筒状フロ−ト
11の下側を通って取水口5内に流入する恐れがある。
また逆に、その比重を1近くにすれば、移動駒13、流
入防止板12等の併設により、同筒状フロ−ト11によ
る浮力確保が困難となり、流木b等の衝接により同筒状
フロ−ト11が水面下の降下し、流木、塵芥p、pa、
pb等がフロ−ト11の上側を乗越えて取水口5内に流
入する恐れがある。
【0026】なお、この筒状フロ−ト11はその端部に
移動駒13を回動可能に取付けると共に、同移動駒13
に前記流入防止板12を取付けた状態において、当該筒
状フロ−ト11頂部がその高さの10〜35%程度浮上
するように構成するのが良く、このように構成すれば、
当該流水中に浮遊、混在する流木、塵芥p、pa、pb
等がこの筒状フロ−ト11又は流入防止板12に衝接し
ても、当該フロ−ト11又は流入防止板12が大きく昇
降すること恐れがなく、ひいては流木、塵芥p、pa、
pb等が当該フロ−ト11又は流入防止板12越えて、
取水口5側へ流入する恐れがない。
【0027】な本発明者の実測によれば、流水中を浮遊
する流木、塵芥p等の大半の比重は1以下であるで、通
常の河川等の流水路1を流下する流木、塵埃p、pa、
pb等の混在する流水から取水口5へ取水する場合に
は、その流水口5の流入部の全巾にわたる長さの筒状フ
ロ−ト11を有する、流木塵芥p、pa、pb等の流入
防止装置10を設置するだけで、流木、塵芥p等の取水
口5へ流入を防止でき、流入防止板12の併設により、
その流入阻止効果が一層向上する。
【0028】(変形例) この筒状フロ−ト11はステ
ンレススチ−ルにより中空筒状に構成する外、所要寸法
の円柱状発泡スチロ−ルまわりに、ステンレススチ−ル
を筒状に被覆して構成し、又は角数の多い多角筒状に構
成することもできる。なお、この筒状フロ−ト11は充
分な硬度及び耐衝撃性を有すると共に、摩擦係数が比較
的小さいものである限り、例えば、硬質樹脂製材により
密閉筒状に構成することもできる。
【0029】流入阻止板12の高さは、図2に例示する
ように筒状フロ−ト11の直径とほぼ等径に構成する
外、多少それより長め又は短めに構成することもできる
が、この長さを長く形成する程取水効率が低下する反
面、取水口5への流木、塵芥等の流入阻止効率の向上を
図れる。また、その長さを短くすれば、取水口5への取
水性が向上する反面、流木、塵芥p等の流入口5への流
入可能性の増加を招くきらいがある。
【0030】なお、端部を移動駒13、13に軸着状態
におけるこの筒状フロ−ト11の比重を例えば、0.9
程度に構成すれば、筒状フロ−ト11の前側下部への流
入阻止板12の装着を省略しても、流水中に浮遊する流
木、塵芥p等の流水口5への流入阻止効率の多少低下す
る傾向は否定できないものの、かなりの防止効果を期待
できる。この場合には流入防止装置10の構造の一層の
簡易化、設置コストの低減等を図れる。
【0031】ガイド18は、その断面形状をコ状に形す
る外、C状に形成することもでき、この場合には前記移
動駒13に設けるロ−ラ15の周面を凸孤状に形成し
て、両者の転接性の向上を図るのがよい。また、ガイド
18の断面形状をチャンネル状に形成すれば、前記移動
駒13に設けるサイドロ−ラ16とチャンネル状ガイド
18の内側端縁との転接性が向上し、ひいてはガイド1
8に対する移動駒13の追随性が一層向上する。
【0032】
【発明の効果】
(1) 河川等の流水路1の側壁部2の適所に配設され
た取水口5の両側壁部に、互いに対向するガイド18、
18を上端が下端より後退する傾斜状に設け、該ガイド
18、18に当該流水の浮力により少なくともその一部
が浮上し、高硬度の周面を有する筒状フロ−ト11の両
端部を昇降可能に支承したから、流水路1からの農業用
水、飲料用水、工業用水等の取水に当り、当該流水に一
部が浮上する筒状フロ−トにより、当該流水中に混在す
る流木、塵埃p等の取水口5への流入を実質的に防止
し、当該取水口5のスクリ−ン等への流木、塵芥p等の
付着を著しく減少させ、ひいては、当該スクリ−ン等に
付着する流木、塵芥等の除去の人手を要することがな
く、当該スクリ−ンに付着した流木、塵芥等を爪付チェ
ン等による機械的除去装置の併設に基づくコスト高等を
招く恐れのない取水口への塵芥等の流入防止装置を提供
できる。
【0033】(2) 流水路1の側壁部2の適所に配設
された取水口5の両側壁部に、互いに対向するガイド1
8、18を上端が下端より後退する傾斜状に設け、該ガ
イド18、18に沿って昇降可能に設けた移動駒13、
13に、高硬度の周面を有し、当該流水の浮力により少
なくともその一部が浮上する筒状フロ−ト11の両端部
を回動可能に軸承すると共に、該筒状フロ−ト11の前
側中央部から当該筒状フロ−ト11の下端を僅かに越え
て下方に延びる塵芥等の流入防止板12を、当該流入防
止板12の頂部と前記筒状フロ−ト11の周面とを充分
近接させてほぼ垂直状に設け、該流入防止板12の両端
部を前記移動駒13、13に取付けたから、流水中に浮
遊、混在する流木、塵芥p等が、当該筒状フロ−ト11
の高硬度の周面との当接により流水側に押戻されて流水
のみが取水口5に流入し、しかも、流水路1の流水量の
増減に応じて筒状フロ−ト11が昇降し、流水量の増減
に係わらず常時良好な取水性が確保され、ひいては、取
水口5への流木、塵芥p等の流入防止のできる塵芥等の
流入防止装置10を比較的簡易な構成で低廉なコストで
提供できる外、流木、塵埃p等のからみつき易いアバ等
の部材を設ける必要性がないから、良好な維持管理性を
長期間に旦って確保できる。
【0034】(3) 前記流水路1の側壁部の適所に配
設された取水口5の両側壁部に、互っいに対向する断面
がコ状、C状、チャンネ状等をなすガイド18、18を
上端が下端より後退する傾斜状に設けると共に、該ガイ
ド18、18に移動可能に設けた移動駒13、13に、
高硬度の周面を有し、当該流水の浮力によりその一部が
浮上するステンレススチ−ル製の筒状フロ−ト11の両
端部を回動可能に軸承し、かつ、前記筒状フロ−ト11
の前側中央部から下方へ延びる塵芥等の流入防止板12
を、当該流入防止板12の頂部内側を前記筒状フロ−ト
11周面に近接するように設け、さらに、前記流入防止
板12の両端部を前記移動駒13、13に取付けたか
ら、筒状フロ−ト11及び垂直状をなす流入防止板12
の正常姿勢を維持するようなスム−ズな案内が常時、前
記ガイド18、18により流水路の流水量の増減に係わ
らずなされ、流木、塵埃p等の混在する流水から流水の
みを効率的に集水できる。
【0035】(4) ガイド18、18の内側上下面1
8a、18bに転接する垂直状ロ−ラ15、15を備え
る移動駒13、13を昇降可能に設けると共に、該移動
駒13、13に設けたサイドロ−ラ16、16を前記ガ
イド18、18の内側縁に転接させ、かつ、前記移動駒
13、13に高硬度の周面を有し、当該流水の浮力によ
りその一部が浮上するステンレススチ−ル製筒状フロ−
ト11の両端部を回動可能に軸承し、該筒状フロ−ト1
1の前側中央部から下側へ、当該筒状フロ−ト11の下
端を僅かに越えて下方へ延びる塵芥等の流入防止板12
を、同流入防止板12と前記フロ−ト11の中央前部と
が充分近接するように設けると共に、該流入防止板12
の両端部を前記移動駒13、13に取付けたから、流水
量の増減にかかわらず、ロ−ラ15、15及びサイドロ
−ラ16、16により移動駒13、13が断面がガイド
18、18に沿って一層スム−ズに昇降する。
【0036】(5) 取水口5の側壁部に設ける前記ガ
イド18をその上端が下端より後退する傾斜状に設ける
と共に、該ガイド18に筒状フロ−ト11の端部を軸承
する移動駒13を移動可能に挿入したから、当該取水口
5のガイド18を当該流水路1の側壁2の傾斜に沿う傾
斜状に構築できると共に、当該取水口5への塵芥等の流
入防止装置10、殊にその上部が当該流水路1の側壁部
2上に極度に突出する恐れがなく、ひいては、流水路1
の流水量が増加して高流速状態になった流水に混在する
流木、塵芥p等が、当該流入部止装置10に当接して過
度の衝撃力発生を招く恐れがない。
【0037】(6) 取水口4の両側壁の頂部に設けた
ガイド18、18内を移動する移動駒13、13に、当
該流水に一部が浮上する筒状フロ−ト11の両端部を軸
承し、また、該フロ−ト11の前部下側に塵芥等の流入
防止板12を垂直状に設けるだけの簡易な構成であるか
ら、流水路1から取水する既存の取水口にも比較的簡易
にこの発明を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る取水口への塵芥等の流入防止
装置の一実施例要部の模式斜視説明図である。
【図2】 この発明の一実施例の要部の模式縦断説明図
である。
【図3】 この発明の一実施例の模式側面説明図であ
る。
【図4】 この発明の一実施例のフロ−ト部の模式平面
説明図である。
【図5】 この発明の一実施例の作用の模式説明図(少
流量状態)である。
【図6】 この発明の一実施例の模式平面説明図であ
る。
【図7】 この発明の一実施例の作用の模式説明図(大
流量状態)である。
【図8】 この発明の一実施例の図7図の状態における
平面説明図である。
【図符号の説明】
1……流水路 2……流水路の側壁 3……流水路底面 4……頂壁 5……取水口 5a……取水口の底面 6……取水路 8……スクリ−ン 10……塵芥等の流入防止装置 11……フロ−ト 11a……フロ−ト11の端面 12……流入防止板 13……移動駒 14……軸 15……ロ−ラ 16……サイドロ−ラ 17……係止具 18……ガイド(コ状、C状、チャンネル状) 18a……ガイド18の上側下面 18b……ガイド18の下側上面 18c……18の側壁内側(上側前面) 19……流入防止板12下端と取水口5底面5aとの間
隔 20……非常用リンクチェ−ン 23……路面 p、pa、pb……流木、塵芥 w1……流水路の巾 w2……流水巾(小流量) w3……流水巾(大流量) α……ガイド18の傾斜角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川等の流水路1の側壁部2の適所に配
    設された取水口5の両側壁部に、互いに対向するガイド
    18、18を上端が下端より後退する傾斜状に設け、該
    ガイド18、18に当該流水の浮力により少なくともそ
    の一部が浮上し、高硬度の周面を有する筒状フロ−ト1
    1の両端部を昇降可能に支承したことを特徴とする取水
    口への塵芥等の流入防止装置。
  2. 【請求項2】 河川等の流水路1の側壁部2の適所に配
    設された取水口5の両側壁部に、互いに対向するガイド
    18、18を上端が下端より後退する傾斜状に設け、該
    ガイド18、18に沿って昇降可能に設けた移動駒1
    3、13に、高硬度の周面を有し、当該流水の浮力によ
    り少なくともその一部が浮上する筒状フロ−ト11の両
    端部を回動可能に軸承すると共に、該筒状フロ−ト11
    の前側中央部から当該筒状フロ−ト11の下端を僅かに
    越えて下方に延びる塵芥等の流入防止板12を、当該流
    入防止板12の頂部と前記筒状フロ−ト11の周面とを
    充分近接させてほぼ垂直状に設け、該流入防止板12の
    両端部を前記移動駒13、13に取付けたことを特徴と
    する取水口への塵芥等の流入防止装置。
  3. 【請求項3】 河川等の流水路1の側壁部2の適所に配
    設された取水口5の両側壁部に、断面がコ状、C状、チ
    ャンネル状等をなすガイド18、18を、互いに対向
    し、その上端が下端より後退する斜状に設けると共に、
    該ガイド18、18に、その内側の上下面18a、18
    bに交互に転接する垂直状ロ−ラ15、15を備える移
    動駒18、18を昇降可能に設けると共に、該移動駒1
    3、13に設けたサイドロ−ラ16、16を前記ガイド
    18、18の内側縁に転接させ、かつ、前記移動駒1
    3、13に高硬度の周面を有し、当該流水の浮力により
    少なくともその一部が浮上するステンレススチ−ル製筒
    状フロ−ト11の両端部を回動可能に軸承し、該筒状フ
    ロ−ト11の前側中央部から下側へ、その下端が当該フ
    ロ−ト11の下端を僅かに越えて下方へ垂直状に延びる
    塵芥等の流入防止板12を、その頂部が前記筒状フロ−
    ト11の周面に近接するように配設すると共に、該塵芥
    等の流入防止板12の両端部を前記移動駒13、13に
    取付けたことを特徴とする取水口への塵芥等の流入防止
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006161371A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Chugoku Electric Power Co Inc:The 懸垂式カーテンウォール遮水膜組立体とその設置方法
JP2010043408A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Daido Kiko Kk 浮遊物流入防止装置

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