JPH1087426A

JPH1087426A - 顔面筋肉の訓練補助用器具および材料

Info

Publication number: JPH1087426A
Application number: JP9191268A
Authority: JP
Inventors: R Dash Perry; アール．ダッシュペリー
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-07-17
Filing date: 1997-07-16
Publication date: 1998-04-07
Also published as: US5728028A

Abstract

(57)【要約】【課題】顔面筋肉の訓練補助用器具および材料を提供
すること。【解決手段】本発明のフェースマスクは、液状ラテッ
クス配合物として皮膚に塗布した場合に、家庭用の運動
具に使用する抵抗帯に類似した顔面筋肉運動に対する抵
抗を生じるゴム状の粘り・硬さに乾燥する。この抵抗
は、さらにマスク層を追加することによって増大され
る。一旦適切な運動を完了すれば、単に剥離することに
よってラテックスマスクを除去して、手ざわりの柔らか
な皮膚及び堅固かつ緊張感のある顔面筋肉を得る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、一般に訓練補助器
具に関し、より詳細には、顔面筋肉を訓練するのに使用
される器具および材料に関する。

【０００２】

【従来の技術】顔面筋肉に及ぼす重力のせいで、筋肉の
緊張力および顔の輪郭が徐々に減退する。顔面筋肉の緊
張力の喪失によって、筋肉は、伸びかつ垂れ下がり始
め；さらに、筋肉の緊張力の喪失の結果として、筋肉
は、それらの弾性および筋肉を覆う皮膚を支持する能力
も喪失する。

【０００３】皮膚は、垂れ下がる筋肉を支持する強さを
有していないので、皮膚も垂れ下がり始め、自然な老化
工程と認められる作用を生じる。

【０００４】幸いなことに、皮膚のこの「老化」状態
は、筋肉の状態に直接関係するので、適当な運動（訓
練）で持ち上げた形状に戻すことができる。このような
状況において、抵抗運動が、顔面の筋肉系を短くしかつ
ふくらませ、よって垂れ下がって弛んでいる皮膚を引き
上げかつふくらませる。抵抗運動は、他の筋肉に極めて
有益であることが証明されているが、顔面の抵抗運動を
与える有効な手段を得ることは、困難であった。

【０００５】今まで、手術による顔のしわ取りが、減退
した顔を引き締め、顔のしわを伸ばすための唯一の実際
の回答であった。悲しいことには、これは、表面に関す
るだけで、その下の問題ではない。

【０００６】手術によって皮膚を引き締めることは、２
つの理由で多くの人にとっての答えであるように思われ
る。（１）目の下のたるんだ皮膚および垂れ下がり、衰
えた頬および下あご部分は、結合した、常に下方に引っ
張っている筋肉の伸びおよび形の崩れの単なる兆候であ
ることを理解し、かつ悟っている人は少ない；および
（２）他の選択があったとしてもほとんどない。

【０００７】下にある筋肉組織の形状に一致した皮膚の
薄層が筋肉を覆っている。筋肉が垂れ下がると、その部
分を覆っている皮膚も垂れ下がるが、筋肉が、運動によ
って緊張、増強かつ短縮されていると、皮膚は、その元
来の形状になる。

【０００８】顔面の筋肉は、適合応力に反応する観点か
ら身体の筋肉と違わない。全国の男性および女性は、弛
んだ臀部を持ち上げかつ垂れた胸筋を正常に戻すために
ジムに通っている。

【０００９】顔面のしわ取り手術の後、その皮膚は、伸
びて形の崩れた筋肉を支持する強さを有していない。ま
た、手術によって皮膚を単に引き締めることによる老化
防止効果は、より重い下にある筋肉が、垂れ下がり続
き、かつ表面の皮膚に対し元に戻そうとする力を加え
て、皮膚を引っ張り下げるので、一時的であり、繰り返
して手術することを強いられる。

【００１０】皮膚は、２層で構成され、その第一の層
は、表皮である。表皮は、連続的に新しい細胞を生成す
る非常に薄い外側皮膚層である。表面の死細胞は、剥離
工程が遅くなるので、年を経るにつれてより頻繁に除去
する必要がある。新しい細胞を表面に到達させるために
表面の死細胞を剥離させることが非常に重要である。

【００１１】皮膚の下層は真皮であり、脂腺、汗腺、毛
細血管および神経を有する。毛細血管は、顔面の皮膚お
よび筋肉に栄養を送達する責任のあるとても小さな血管
である。老化によって、毛細血管は、収縮し始め、また
顔面がその若々しい輝きを失い始める。幸いなことに、
適当な技術および抵抗で顔面筋肉を訓練することによっ
て、これらの血管が広げられ、運動筋肉および皮膚への
栄養の流れが増大される。

【００１２】筋肉組織は、生涯の始めから終わりまで、
構築、造形又は伸びおよび萎縮を含む生物学的変化を連
続的に経る。身体および顔の筋肉は、生涯のいかなる時
にも構築し、よって形状および状態を変化することので
きる柔軟かつ弾性の組織である。

【００１３】顔の形状は、皮膚の下にある筋肉の状態に
よって主として決定される。青年の顔は、強くかつ弾性
のある筋肉を有しているので、より均等に形成された固
い顔面構造を有している。しかしながら、年を経るにつ
れて、また重力で、筋肉構造は、徐々に引力に負ける。

【００１４】年、および顔の大きさおよび重さに依存し
て、大抵の人は５０歳になるまでに、頬の筋肉だけが１
インチほども伸びるかもしれず、これは、顔の下部領域
に下がる１インチの余分な皮膚を有していることを示
す。この伸びの結果、えぐられた上部頬、たるんだ下部
頬部分、垂れ下がった下あご、および口およびあごの側
部にたるみを生じる。

【００１５】上部まぶたの筋肉も垂れ始め、まぶたがま
つげに覆いかぶさり、眉毛が下方に垂れ下がる。他の症
状は、下まぶたの伸びによる目の下のたるみの増大およ
びのどに付属する筋肉の萎縮および伸びによるより懸念
される「七面鳥首」である。もちろん、皮膚は、その下
の筋肉構造である土台に常に従う。このことが、垂れ下
がりかつ重なっているので、皮膚が多過ぎる印象を与え
るが、実は、それは、一緒に皮膚を引き下げる筋肉であ
る。

【００１６】長年にわたって、顔の老化作用が誤って診
断されてきた。問題の表面だけを見て、そのようにそれ
を処理して、老けた顔の外観を与えるしわの原因を常に
皮膚自体のせいにしている。多くの会社が、現在、顔の
しわ取り効果を暗示する商品を販売している。

【００１７】これらの商品は、ある程度即効性を有する
が、変化は、せいぜい一時的である。これらの商品は、
皮膚の表面に塗った時に、表面死細胞の剥離を劇的に増
大し、よってある程度これらのしわの深さを低減する局
所クリームおよびローションである。これらの商品は、
塗布した部分に一時的な液体保持性も生じ、顔のしわを
伸ばす錯覚を与える。

【００１８】これは表面を単にかいているだけである。
どんな量のクリーム又はローションも、大抵が理解して
いる以上に皮膚の状態に影響を及ぼす垂れ下がった下に
ある筋肉を持ち上げることができないからである。

【００１９】

【発明が解決しようとする課題】以上のように、顔面筋
肉の訓練を補助する方法を非常に必要としていることが
明らかである。

【００２０】

【課題を解決するための手段】顔面筋肉は、会話、食
事、微笑み等の日常の活動によって適切に強化すること
ができない。なぜならば、これらは不随意運動である
か、または最大限に筋肉を収縮させないからである。身
体筋肉同様、顔面筋肉は、筋肉を含む部分に加える適切
な抵抗で運動させる必要がある。次に、筋肉は、固まり
かつ短くなることによって反応して、しわのない堅固な
顔面を与える。

【００２１】本発明は、液状ラテックス配合物として皮
膚に塗布した場合に、家庭用の運動具に使用する抵抗帯
に類似した抵抗を生じるゴム状態の粘り・硬さに乾燥す
るフェースマスクを利用する。筋肉運動に対するこの抵
抗は、さらにマスク層を追加することによって増大され
る。一旦適切な運動を完了すれば、単に剥離することに
よってラテックスマスクを除去して、手ざわりの柔らか
な皮膚および堅固かつ緊張感のある顔面筋肉を得る。

【００２２】

【発明の実施の形態】好ましい実施態様において、液状
ラテックス配合物の特徴は、次の通りである：（１）粘稠性・濃度：ラテックスの粘稠性・濃度は、
（ａ）厚くなり過ぎるので早期に重合せず、および
（ｂ）ラテックスの塗布に問題を生じる垂れ易い粘稠性
・濃度を有しないようなものであることが必要である。

【００２３】（２）乾燥：マスクは、実施する運動に
適した抵抗を生じる適切なゴム状態の粘り・硬さに乾燥
する必要がある。

【００２４】（３）保湿：アロエベラゲルをラテック
ス配合物に加えることによって、運動を実施しながら皮
膚をしっとりさせかつ柔軟にする更なる利益を生成マス
クに与える。このことによりマスクの全体的な感触およ
び弾性を改善する。

【００２５】（４）香料：ラテックス配合物は、わず
かなアンモニア臭を隠すために水溶性香料（例えば、ミ
ント、ローズまたはパウダーフレッシュ）も含有するの
が好ましい。

【００２６】（５）持続時間：マスクの適切な配合物
は、早期に剥離することなく２０分の運動を実施するこ
とを可能とすべきである。

【００２７】（６）除去：マスクは、運動を終えた時
に容易かつ安全に除去されるべきである。

【００２８】このために、本発明の好ましい配合物は、
２．５オンスのラテックスおよび１オンスのアロエベラ
ゲルを含んでいる。好ましいマスクの一般的な成分は、
次の通りである：天然ラテックス、水、アンモニア、テ
トラメチルチウラムジスルフィド、酸化亜鉛、アロエベ
ラゲル、プロピレングリコール、ティー−カーボマー９
４０、ＥＤＴＡ、メチルパラベン、イミダゾリジニル尿
素、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、ソルビン
酸カリウム。

【００２９】当業者は、上記目的を得る成分割合を容易
に認識している。

【００３０】きれいな乾燥顔面に液状ラテックス混合物
を塗布することによって、最適な結果が得られる。液状
ラテックス配合物を次のように顔面に塗布するのが好ま
しい。

【００３１】工程１−髪の毛を顔面から後ろに上げる；工程２−塗布具をラテックス液に浸し、たっぷりの量を
滑らかな下向きの行程で塗布する。マスクの硬化作用は
速いので、非常に迅速に各部分を均一に塗布して、同じ
部分を繰り返して重ね塗りしてはならない；工程３−マスクを鼻の基部から頬骨の外側およびあごの
線まで塗布し、次に直接触れないように唇の上下を覆
う。同様に、下あごおよび下あごおよびあごの線の真下
を覆う。

【００３２】工程４−頭髪の生えぎわの下１／２インチ
から出発して、眉毛の真上まで塗布して、額部分を覆
う。

【００３３】工程５−ドライヤーで２分間冷気硬化させ
てマスクを硬化させる（必要に応じて、軽く加熱した空
気を使用してもよい）。

【００３４】本発明の抵抗性を利用することができる多
くの訓練があるが、以下の顔面訓練法が好ましい。この
好ましい方法は、３サイクル繰り返して行われる異なる
６運動を含み、各サイクルは、全ての６運動を順に行
う。

【００３５】訓練＃１−額部工程１眉を下げるとともに寄せる。この状態を全訓練
中保持する；工程２筋肉に緊張を保持しながら、眉より上の領域の
筋肉を上げ、２秒間保持し、次に２秒間出発位置に保持
する。

【００３６】２０回繰り返して行う。

【００３７】訓練＃２−目の下、鼻の側部および頬部工程１口を開いてＯを形成し、あごを落としてこれら
の筋肉に対し十分に伸ばした状態を築く。２秒間保持す
る；工程２この状態を保持しながら、あたかも目を細める
ように目の下の筋肉を上げ、２秒間保持する。

【００３８】２０回繰り返して行う。

【００３９】訓練＃３−唇（上下部）、頬部も含む工程１両唇を一緒にして可能な限り前に押出す。２秒
間保持する；工程２押し出した位置に唇を保持しながら、顔面を左
右に伸ばす。各収縮を２秒間保持する。

【００４０】２０回繰り返して行う。

【００４１】訓練＃４−下あごおよび首部工程１両唇を押出し、２秒間保持する；工程２押出した位置から、あたかも顔をしかめるよう
に口の隅を外部下方に動かす。可能な限り下方に伸ば
し、２秒間保持する。

【００４２】２０回繰り返して行う。

【００４３】訓練＃５−あご部工程１可能な限り前に出して両唇をすぼめ、そしてあ
ごを前方に出し、両唇を一緒に保持しながら、あごを落
とし、２秒間保持する；工程２あごの筋肉を用いて上唇を鼻に触れるまで持ち
上げる。２秒間保持する。

【００４４】２０回繰り返して行う。

【００４５】訓練＃６−全顔面の組合せ工程１歯を閉じながら、かつ同時に眉を下げながらあ
たかも口笛を吹いているように唇をすぼめ、２秒間保持
する；工程２歯を閉じながら、ゆっくりと唇を広げて、なお
唇をすぼめながら歯を露出させるように開く。２秒間保
持する；工程３口を大笑いに開き、同時に額を持ち上げる。２
０秒間保持する。

【００４６】２０回繰り返して行う。

【００４７】訓練法を完了した後、乾燥ラテックスマス
クは、その外縁から内側に巻き、次に容易に剥離するこ
とによって容易に除去される。マスクを除去する他の方
法は、温水または暖かい湿ったタオルを用いてマスクを
柔らかくして、その除去を手助けすることである。

【００４８】マスクを除去した後、使用者は、その顔面
を穏やかな保湿清浄剤で洗浄すべきである。

【００４９】本発明によれば、顔面筋肉に適切な外部抵
抗が加えられて、十分な刺激が与えられる。本発明によ
れば、顔面筋肉が緊張、強化されるだけでなく、下にあ
る伸びた筋肉組織の形状に一致した垂れ下がった皮膚が
ぴんと張られる。

【００５０】他の利益は、死皮膚細胞を除去して、急進
的な剥離工程を経て新しい生細胞を表面にもたらすこと
である。

【００５１】また、マスクを使用して、関連した訓練を
行う他の主なる利点は、顔面の運動筋肉への循環が増大
されて、筋肉および皮膚への栄養の流れが増大されるこ
とである。

【００５２】本発明を、その種々の実施態様と共に、添
付図面および以下の記載によってさらに完全に説明す
る。

【００５３】図１は、ラテックスマスクとその下にある
筋肉との関係を説明するために皮膚を削除した顔面の正
面図である。

【００５４】本図において、塗布具１１を用いて、容器
１２から使用者１０の顔面域１３にラテックスマスク１
５を塗布している。本例のラテックスマスク１５は、約
２．５オンスのラテックスと１オンスのアロエベラゲル
との関係を有する配合物である。

【００５５】塗布具１１を用いるラテックス液の塗布
は、塗布具１１を容器１２のラテックス液に浸し、たっ
ぷりの量を滑らかな下向きの行程で領域１３に塗布す
る。

【００５６】所望ならば、ブロードライヤー１４を用い
て、ラテックスマスク１５を乾燥する手助けに加わる。
ラテックス液を乾燥させる好ましい方法は、単に周囲空
気で配合物を乾燥させることである。

【００５７】領域１３は、訓練する筋肉上に塗られてい
ることに注意されたい（本図では、右額筋）。この重な
りアンカリングをもたらして、本発明に更なる抵抗能を
付与する。

【００５８】図２は、ラテックスマスクを塗布するのに
好ましい領域を説明する顔面の正面図である。

【００５９】ラテックスマスクを塗布するための重要な
領域は、使用者１０の額２１、右頬２２、左頬２３およ
び下あご部２４として示されている。これらの部分は、
乾燥ラテックスマスクを用いた訓練の効果が最も発現さ
れる。

【００６０】好ましくは、マスクの塗布は、鼻の基部か
ら頬骨の外側およびあごの線まで塗布する。さらに、直
接触れないように唇の上下を覆う。

【００６１】額部分２１は、頭髪の生えぎわの下１／２
インチから出発して、使用者１０の眉毛の真上まで塗布
して、額部を覆うのが好ましい。

【００６２】図示したように塗布すると、ラテックス液
がゴム状態の粘り・硬さに乾燥した場合に、家庭用の運
動具に使用する抵抗帯に類似した筋肉活動に対する抵抗
を生じる。

【００６３】図３は、皮膚、筋肉およびラテックスマス
クの関係を示す断面図である。

【００６４】皮膚は、２層で構成され、その第一の層
は、表皮３０である。表皮３０は、連続的に新しい細胞
を生成する非常に薄い外側皮膚層である。表面の死細胞
は、剥離工程が遅くなるので、年を経るにつれてより頻
繁に除去する必要がある。新しい細胞を表面に到達させ
るために表面の死細胞を剥離させることが非常に重要で
ある。

【００６５】皮膚の下層は真皮３１であり、脂腺、汗
腺、毛細血管および神経（図示せず）を有する。毛細血
管は、顔面の皮膚および筋肉に栄養を送達する責任のあ
るとても小さな血管である。老化によって、毛細血管
は、収縮し始め、また顔面がその若々しい輝きを失い始
める。本発明を用いて顔面筋肉３２を訓練することによ
って、これらの血管が広げられ、運動筋肉および皮膚へ
の栄養の流れが増大される。

【００６６】ラテックスマスク３３は、筋肉３２の運動
に対する抵抗活性を提供して、筋肉３２に訓練法を与え
る。ラテックスマスク３３を使用すると、顔面の筋肉３
２が緊張、強化され、また垂れ下がった皮膚もぴんと張
られる。

【００６７】表皮３０の死皮膚細胞の除去は、ラテック
スマスク３３を顔面から剥離する時に達成される。

【００６８】ラテックスマスク３３を使用する他の主な
る利点は、筋肉３２の関連した訓練によって顔面の運動
筋肉３２への循環が増大されて、筋肉３２および皮膚
（３０および３１）への栄養の流れが増大されることで
ある。

【００６９】

【発明の効果】本発明によれば、顔面が緊張、増強さ
れ、顔面筋肉が持ち上げられ、表面死細胞が剥離され、
かつ循環および栄養の流れが増大されて、顔面の外観が
改善される。

【図面の簡単な説明】

【図１】ラテックスマスクとその下にある筋肉との関係
を説明するために皮膚を削除した顔面の正面図である。

【図２】ラテックスマスクを塗布するのに好ましい領域
を説明する顔面の正面図である。

【図３】皮膚、筋肉およびラテックスマスクの関係を示
す断面図である。

【符号の説明】

１０使用者１１塗布具１２容器１３塗布域１４ブロードライヤー１５ラテックスマスク２１額部２２右頬２３左頬２４下あご部３０表皮３１真皮３２筋肉３３乾燥ラテックスマスク

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ａ）ラテックス液の層を使用者の顔面の
一部に塗布する工程；ｂ）前記ラテックス液を前記顔面上で乾燥させる工程；
およびｃ）前記ラテックス層下の顔面筋肉を繰り返しゆがめる
工程を含む改良された顔面訓練法。
【請求項２】前記ラテックスを、訓練する筋肉より広
い範囲の領域に塗布する請求項１記載の方法。
【請求項３】前記ラテックス液を乾燥させる工程が、
前記ラテックス液に対して空気流を向ける工程を含む請
求項２記載の方法。
【請求項４】前記空気流を加熱する工程をさらに含む
請求項３記載の方法。
【請求項５】前記ラテックス液の層を塗布する工程
が、使用者の顔面を前記ラテックス液で実質的に覆う工
程を含む請求項２記載の方法。
【請求項６】前記の顔面筋肉を繰り返しゆがめる工程
の後、乾燥ラテックスを使用者の顔面から除去する工程
をさらに含む請求項２記載の方法。
【請求項７】前記の乾燥ラテックスを除去する工程
が、前記乾燥ラテックスを使用者の顔面から剥離する工
程を含む請求項６記載の方法。
【請求項８】ラテックスおよび皮膚保湿剤の混合物を
含むことを特徴とする顔面訓練用被覆材。
【請求項９】前記皮膚保湿剤が、アロエベラゲルを含
む請求項８記載の顔面被覆材。
【請求項１０】水溶性香料をさらに含む請求項９記載
の顔面被覆材。
【請求項１１】ａ）１）ラテックス液の層を、訓練す
る顔面筋肉上の使用者の顔面の一部に塗布し、２）前記ラテックス液を前記使用者の顔面上で乾燥させ
ることによって使用者の顔面に抵抗層を塗布する工程；
およびｂ）乾燥ラテックスを伸張するように選択した一連の所
定の運動によって顔面筋肉をゆがめる工程を含む顔面訓
練法。
【請求項１２】前記の顔面筋肉をゆがめる工程が、ａ）眉を下げるとともに寄せる工程；ｂ）額に緊張を保持しながら、眉より上の領域の筋肉を
上げる工程；およびｃ）顔面筋肉を弛める工程を繰り返して行う工程を含む請求項１１記載の訓練法。
【請求項１３】前記の顔面筋肉をゆがめる工程が、ａ）口でＯを形成する工程；ｂ）あごを落として保持して、十分に伸ばした状態を築
く工程；ｃ）あたかも目を細めるように目の下の筋肉を上げる工
程；およびｄ）顔面筋肉を弛める工程を繰り返して行う工程を含む請求項１１記載の訓練法。
【請求項１４】前記の顔面筋肉をゆがめる工程が、ａ）両唇を一緒にして可能な限り前に押出す工程；ｂ）顔面を左右に伸ばす工程；およびｃ）顔面筋肉を弛める工程を繰り返して行う工程を含む請求項１１記載の訓練法。
【請求項１５】前記の顔面筋肉をゆがめる工程が、ａ）両唇を外側に押出す工程；ｂ）あたかも顔をしかめるように口の隅を外部下方に動
かす工程；およびｃ）顔面筋肉を弛める工程を繰り返して行う工程を含む請求項１１記載の訓練法。
【請求項１６】前記の顔面筋肉をゆがめる工程が、ａ）可能な限り前に出して両唇をすぼめる工程；ｂ）あごを前方に出す工程；ｃ）両唇を一緒に保持しながら、あごを落とす工程；ｄ）上唇を鼻に触れるまで持ち上げる工程；およびｅ）顔面筋肉を弛める工程を繰り返して行う工程を含む請求項１１記載の訓練法。
【請求項１７】前記の顔面筋肉をゆがめる工程が、ａ）歯を閉じながら、かつ同時に眉を下げながらあたか
も口笛を吹いているように唇をすぼめる工程；ｂ）歯を閉じながら、ゆっくりと唇を広げて、なお唇を
すぼめながら歯を露出させる工程；ｃ）口を大笑いに開き、同時に額を持ち上げる工程；お
よびｄ）顔面筋肉を弛める工程を繰り返して行う工程を含む請求項１１記載の訓練法。