JPH1079589A - ノイズ吸収装置 - Google Patents

ノイズ吸収装置

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JPH1079589A
JPH1079589A JP2436797A JP2436797A JPH1079589A JP H1079589 A JPH1079589 A JP H1079589A JP 2436797 A JP2436797 A JP 2436797A JP 2436797 A JP2436797 A JP 2436797A JP H1079589 A JPH1079589 A JP H1079589A
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Yoshio Yamamoto
義夫 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は安価でかつ特性のよいノイズ吸収装置
を提供することを課題とする。 【解決手段】フェライトを材料とする半筒体1A,1B
の一対を組合せ、該半筒体1A,1Bの内側2A,2B
によって多角形状のケーブル挿通孔2を形成するか、該
半筒体1A,1Bの両縁3A,3Bは相互噛合い可能な
凹凸形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気信号を伝送する
信号ケーブルに及ぼされる周囲からの電磁誘導ノイズを
吸収する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のノイズ吸収装置としては、従来
は図11に示すようなフェライトを材料とする一対の半
筒体(41,41) を使用し、該一対の半筒体(41,41) を組合
せ、その内側にケーブル(42)を挿通し、図12に示すよ
うにその外側に二つ割りケース(43)を被着し、該ケース
(43)の両端の孔部(44,44) で該ケーブル(42)を挟持する
構成が提供されている(例えば実公平7−51772
号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造ではケー
ス(43)が必要であるからコスト高になること、ケーブル
(42)がケース(43)両端の孔部(44,44) によって支持され
ているから、フェライトの半筒体内面に接触しにくゝ、
ノイズ吸収効率が悪いこと等の問題点もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、フェライト材料とした半筒体の
一対からなり、該一対の半筒体(1A,1B) の両縁(3A,3A,3
B,3B) は相互噛み合い可能な凹凸形状(3C,3D) とされて
おり、該一対の半筒体(1A,1B) を組合せた状態で内側(2
A,2B) には多角形状のケーブル挿通孔(2) が形成される
ノイズ吸収装置(1) を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一具体例を図1〜図4に
示す。図において、(1A)はフェライト材料とする半筒体
であり、該半筒体(1A)の内側(2A)は多角形(本具体例の
場合には半五角形)にされており、両縁(3A,3A) は凹凸
形状にされており、中央部にはベルト溝(4A)が形成され
ている。
【0006】更に(1B)はもう一つの半筒体であり、フェ
ライト材料とし、該半筒体(1B)の内側(2B)は多角形(本
具体例の場合には半五角形)にされており、両縁(3B,3
B) は上記半筒体(1A)の両縁(3A,3A) と相互噛み合い可
能な凹凸形状(3C,3D) とされている。該凹凸形状(3C,3
D) は波形あるいはパルス状等とされる。
【0007】上記半筒体(1A,1B) は図2に示すように内
側に例えば二本のケーブル(5,5) を挟持して組合せら
れ、バックル(6A)付きのベルト(6) あるいは紐等をベル
ト溝(4A,4B) に掛けて結束することによって固定してノ
イズ吸収装置(1) を構成する。この場合該二本のケーブ
ル(5,5) は図3に示すように半筒体(1A,1B) の内側(2A,
2B) によって形成される六角形のケーブル挿通孔(2) 内
で該半筒体(1A,1B) によって挾圧されて該半筒体(1A,1
B) の内側に密に接触し、更に該半筒体(1A,1B) は組み
合わされて筒体(1) を構成するが、該半筒体(1A,1B) の
両縁(3A,3A,3B,3B)は相互噛合い可能な凹凸形状(3C,3D)
とされているので、該半筒体(1A,1B) の相互接触面積
も拡大され、ノイズ吸収特性はこれらによって大巾に向
上する。
【0008】上記具体例において、図4に示すようにケ
ーブル(5A)はその太さに応じて一本のみが挿通されても
よいし、また三本以上挿通されてもよい。
【0009】図5および図6には他の具体例が示され
る。図に示されるのはノイズ吸収装置であるトロイダル
コア(11)であって、半筒体(11A,11B) からなり、該半筒
体(11A,11B) の両縁(13A,13B) は相互噛み合い可能な凹
凸形状(13C,13D) にされており、該半筒体(11A,11B) は
バックル(16A) 付きのバンド(16)によって重ね合わせ状
態で、図6に示すように固定され、内側にはケーブル(1
5)が挿通される断面六角形状のケーブル挿通孔(12)が形
成されている。
【0010】図7には上記具体例の変形が示される。本
変形ではトロイダルコア(21)の一方の半筒体(21A) の一
縁(23A) には凸形状(23C) 、他縁(23A) には凹形状(23
D) が形成されており、それに対応して他方の半筒体(21
B) の一縁(23B) には凹形状(23D) 、他縁(23B) には凸
形状(23C) が形成されており、双方の半筒体(21A,21B)
を重ね合わせた状態では凸形状(23C) が凹形状(23D) に
嵌合する。
【0011】図8〜図10には更に他の具体例が示され
る。図において、(31A,31B) は図1〜図4に示す具体例
と同様な半筒体の一対であり、該半筒体(31A,31B) の内
側(32A,32B) は多角形(半五角形)にされており、両縁
(33A,33A,33B,33B) は凹凸形状にされており、中央部に
はベルト溝(34A,34B) が形成されており、更に本具体例
では半筒体(31A,31B) の内側(32A,32B) にはケーブル抜
け防止用の突起(35A,35B) が夫々形成されており、更に
両端にはケーブル(25)の遊び用の凹部(36A,36B) が形成
されている。該半筒体(31A,31B) の一対は図10に示す
ように組合せられてノイズ吸収装置(31)を形成するが、
ケーブル挿通孔(32)にケーブル(25)を挿通した状態で、
該半筒体(31A,31B) の突起(35A,35B) が該ケーブル(25)
外周に食い込んでケーブル(25)の抜け止めを行なう。
【0012】上記具体例以外ケーブル挿通孔は三角形、
四角形、五角形、六角形以外の多角形状とされてもよ
い。
【0013】
【発明の効果】本発明ではケースが不要でかつノイズ吸
収特性に優れたノイズ吸収装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
図1〜図4は本発明の一具体例を示すものである。
【図1】分解斜視図
【図2】組立て斜視図
【図3】組立て正面図
【図4】ケーブルを一本のみ挿通した状態を示す組立て
正面図 図5および図6は本発明の他の具体例を示すものであ
る。
【図5】トロイダルコアの分解斜視図
【図6】トロイダルコアの組立て斜視図
【図7】上記具体例の変形分解斜視図 図8〜図10は更に他の具体例を示すものである。
【図8】分解斜視図
【図9】半筒体内面図
【図10】組立て正面図
【図11】従来例の半筒体斜視図
【図12】従来例の組立て斜視図
【符号の説明】
1,11,21,31 ノイズ吸収装置(トロイダル
コア) 1A,1B,11A,11B,21A,21B,31A,31B 半筒体 2,12,22,32 ケーブル挿通孔 2A,2B,32A,32B 内側 3A,3B,13A,13B,23A,23B,33A,33B 両縁 3B,3C,13C,13D,23C,23D 凹凸形状 5,5A,15,25 ケーブル 6,16 ベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェライト材料とした半筒体の一対からな
    り、該一対の半筒体の両縁は相互噛み合い可能な凹凸形
    状とされており、該一対の半筒体を組合せた状態で内側
    には多角形状のケーブル挿通孔が形成されることを特徴
    とするノイズ吸収装置
  2. 【請求項2】該半筒体の一方または両方の内側にはケー
    ブル抜け防止用の突起が形成されている請求項1に記載
    のノイズ吸収装置
JP2436797A 1996-07-10 1997-01-22 ノイズ吸収装置 Expired - Lifetime JP2842428B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2436797A JP2842428B2 (ja) 1996-07-10 1997-01-22 ノイズ吸収装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-201134 1996-07-10
JP20113496 1996-07-10
JP2436797A JP2842428B2 (ja) 1996-07-10 1997-01-22 ノイズ吸収装置

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JPH1079589A true JPH1079589A (ja) 1998-03-24
JP2842428B2 JP2842428B2 (ja) 1999-01-06

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