JPH1078300A - 偽装網展張用補助材、偽装網展張用骨組および偽装網展張構造体 - Google Patents
偽装網展張用補助材、偽装網展張用骨組および偽装網展張構造体Info
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- JPH1078300A JPH1078300A JP25378796A JP25378796A JPH1078300A JP H1078300 A JPH1078300 A JP H1078300A JP 25378796 A JP25378796 A JP 25378796A JP 25378796 A JP25378796 A JP 25378796A JP H1078300 A JPH1078300 A JP H1078300A
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- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、操作が簡単で、容易に展張し、使用
中は偽装網と被覆物体の間隔保持できる偽装網展張用補
助材、偽装網展張用骨組およひ偽装網展張構造体を提供
せんとするものである。 【解決手段】本発明の偽装網展張用補助材は、ワイヤ
ー、支柱および嵌合継手で構成されてなる偽装網展張用
補助材であって、該補助材が、いずれも導電性物質を有
さない系で構成されているか、または、該導電性物質の
含有量が30重量%以下である素材で構成されているこ
とを特徴とするものである。また、本発明の偽装網展張
用骨組は、屋根部を構成するワイヤーの略中心部に支柱
を係合させ、このワイヤーと底部骨格を形成するワイヤ
ーを嵌合継手により係合させて形成される一枚の屋根型
骨格を少なくとも2枚、カバー地の上に、間隔を置いて
設置し、該屋根型骨格に対して直交する方向に帯状物
を、該屋根型骨格の該支柱係合部に両サイドから接合
し、該帯状物を該カバー地に係合させて該支柱を立脚さ
せるべく緊張させて支えていることを特徴とするもので
ある。
中は偽装網と被覆物体の間隔保持できる偽装網展張用補
助材、偽装網展張用骨組およひ偽装網展張構造体を提供
せんとするものである。 【解決手段】本発明の偽装網展張用補助材は、ワイヤ
ー、支柱および嵌合継手で構成されてなる偽装網展張用
補助材であって、該補助材が、いずれも導電性物質を有
さない系で構成されているか、または、該導電性物質の
含有量が30重量%以下である素材で構成されているこ
とを特徴とするものである。また、本発明の偽装網展張
用骨組は、屋根部を構成するワイヤーの略中心部に支柱
を係合させ、このワイヤーと底部骨格を形成するワイヤ
ーを嵌合継手により係合させて形成される一枚の屋根型
骨格を少なくとも2枚、カバー地の上に、間隔を置いて
設置し、該屋根型骨格に対して直交する方向に帯状物
を、該屋根型骨格の該支柱係合部に両サイドから接合
し、該帯状物を該カバー地に係合させて該支柱を立脚さ
せるべく緊張させて支えていることを特徴とするもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリコプター、戦
車などの軍事被偽装対象物に迅速、容易に偽装網を展張
する機能に優れた偽装網展張用補助材、偽装網展張用骨
組およひ偽装網展張構造体に関するものである。
車などの軍事被偽装対象物に迅速、容易に偽装網を展張
する機能に優れた偽装網展張用補助材、偽装網展張用骨
組およひ偽装網展張構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軍事被偽装対象物中、ヘリコプタ
ーメインローター等はメインロータ用偽装網にカバーを
取付け、その中間に一々張出し材を挿入するなど大変繁
雑な作業が必要であった。
ーメインローター等はメインロータ用偽装網にカバーを
取付け、その中間に一々張出し材を挿入するなど大変繁
雑な作業が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる技術
の背景に鑑み、操作が簡単で、容易に展張し、使用中は
偽装網と被覆物体の間隔保持できる偽装網展張用補助
材、偽装網展張用骨組およひ偽装網展張構造体を提供せ
んとするものである。
の背景に鑑み、操作が簡単で、容易に展張し、使用中は
偽装網と被覆物体の間隔保持できる偽装網展張用補助
材、偽装網展張用骨組およひ偽装網展張構造体を提供せ
んとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、次のような手段を採用する。すなわち、
本発明の偽装網展張用補助材は、ワイヤー、支柱および
嵌合継手で構成されてなる偽装網展張用補助材であっ
て、該補助材が、いずれも導電性物質を有さない系で構
成されているか、または、該導電性物質の含有量が30
重量%以下である素材で構成されていることを特徴とす
るものである。
決するために、次のような手段を採用する。すなわち、
本発明の偽装網展張用補助材は、ワイヤー、支柱および
嵌合継手で構成されてなる偽装網展張用補助材であっ
て、該補助材が、いずれも導電性物質を有さない系で構
成されているか、または、該導電性物質の含有量が30
重量%以下である素材で構成されていることを特徴とす
るものである。
【0005】また、本発明の偽装網展張用骨組は、屋根
部を構成するワイヤーの略中心部に支柱を係合させ、こ
のワイヤーと底部骨格を形成するワイヤーを嵌合継手に
より係合させて形成される一枚の屋根型骨格を少なくと
も2枚、カバー地の上に、間隔を置いて設置し、該屋根
型骨格に対して直交する方向に帯状物を、該屋根型骨格
の該支柱係合部に両サイドから接合し、該帯状物を該カ
バー地に係合させて該支柱を立脚させるべく緊張させて
支えていることを特徴とするものである。
部を構成するワイヤーの略中心部に支柱を係合させ、こ
のワイヤーと底部骨格を形成するワイヤーを嵌合継手に
より係合させて形成される一枚の屋根型骨格を少なくと
も2枚、カバー地の上に、間隔を置いて設置し、該屋根
型骨格に対して直交する方向に帯状物を、該屋根型骨格
の該支柱係合部に両サイドから接合し、該帯状物を該カ
バー地に係合させて該支柱を立脚させるべく緊張させて
支えていることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、従来の偽装網展張法で
は軍事対象物全体に偽装網を展張するのに大変な手間が
掛る実情に着眼し鋭意改善を検討したものである。すな
わち、本発明は、偽装網展張において、軍事対象物にプ
ラスチックワイヤーにより空間を設け、偽装網と被覆物
体の間隔を保持する偽装網展張用補助材である。
は軍事対象物全体に偽装網を展張するのに大変な手間が
掛る実情に着眼し鋭意改善を検討したものである。すな
わち、本発明は、偽装網展張において、軍事対象物にプ
ラスチックワイヤーにより空間を設け、偽装網と被覆物
体の間隔を保持する偽装網展張用補助材である。
【0007】プラスチックワイヤーとしては、ナイロン
66,ポリエステル樹脂、これらのガラス繊維充填樹脂
を乾式紡糸、延伸して得られる。好ましくは、ナイロン
66にガラス繊維を30%充填したものが硬くて強い
が、ポリエステル系でも、強くて、容易に曲げられ、加
工容易な物も使用することができる。プラスチックワイ
ヤーの形状は、台形もしくは半楕円、半円形状が採用さ
れ、加工の容易性、空間保持力、偽装網展張の自然性、
偽装性から半楕円が好ましい。
66,ポリエステル樹脂、これらのガラス繊維充填樹脂
を乾式紡糸、延伸して得られる。好ましくは、ナイロン
66にガラス繊維を30%充填したものが硬くて強い
が、ポリエステル系でも、強くて、容易に曲げられ、加
工容易な物も使用することができる。プラスチックワイ
ヤーの形状は、台形もしくは半楕円、半円形状が採用さ
れ、加工の容易性、空間保持力、偽装網展張の自然性、
偽装性から半楕円が好ましい。
【0008】展張用補助材としてのプラスチックワイヤ
ーはレーダー波を殆ど透過し、反射がないため偽装網で
付与したレーダー波偽装性能を損なわず、最適である。
反面、金属からなるワイヤーは例えプラスチックでカバ
ーしてもレーダー波を反射するのでよくない。
ーはレーダー波を殆ど透過し、反射がないため偽装網で
付与したレーダー波偽装性能を損なわず、最適である。
反面、金属からなるワイヤーは例えプラスチックでカバ
ーしてもレーダー波を反射するのでよくない。
【0009】プラスチックワイヤーの線径は4mm以上
が好ましく、展張用補助材の大きさにより変える必要が
ある。すなわち、長さ1m以下のものは線径4mmで十
分であり、長さ3mのものになるとワイヤーの線径は6
mmが好ましい。
が好ましく、展張用補助材の大きさにより変える必要が
ある。すなわち、長さ1m以下のものは線径4mmで十
分であり、長さ3mのものになるとワイヤーの線径は6
mmが好ましい。
【0010】また、プラスチックをプレス成型加工する
方法は強力が十分でなく、厚く、重い物になり、展張用
補助材としては好ましくない。
方法は強力が十分でなく、厚く、重い物になり、展張用
補助材としては好ましくない。
【0011】本発明の展張用補助材を使用する軍事対象
物としては、具体的にはヘリコプターメインローターで
あり、戦車の甲板等にも利用できる。
物としては、具体的にはヘリコプターメインローターで
あり、戦車の甲板等にも利用できる。
【0012】次に、偽装網と被覆物体の最大間隔は偽装
網の対レーダー性能上の設計によるが通常20〜50c
mが採用される。この空間が小さいと表面がフラットに
なり偽装性が低下し、大きいと風により抵抗が大になり
メインローターが変形する懸念がある。この好ましい間
隔は25〜40cmである。
網の対レーダー性能上の設計によるが通常20〜50c
mが採用される。この空間が小さいと表面がフラットに
なり偽装性が低下し、大きいと風により抵抗が大になり
メインローターが変形する懸念がある。この好ましい間
隔は25〜40cmである。
【0013】また、被覆物体の保護のため偽装網の裏に
配置するカバー地にプラスチックワイヤーを取付け、そ
してロープまたは布帛でカバー地とプラスチックワイヤ
ーの頂上を固定し、偽装網と一体にすることで、カバー
地を引張り、端を固定するだけで展張用補助材が立体に
なり、簡単に展張できる様にしたことが特徴である。こ
の場合、カバー地を使わず、紐でプラスチックワイヤー
の底辺と頂上を固定し、その上から偽装網を取付けて簡
単に展張することも可能である。
配置するカバー地にプラスチックワイヤーを取付け、そ
してロープまたは布帛でカバー地とプラスチックワイヤ
ーの頂上を固定し、偽装網と一体にすることで、カバー
地を引張り、端を固定するだけで展張用補助材が立体に
なり、簡単に展張できる様にしたことが特徴である。こ
の場合、カバー地を使わず、紐でプラスチックワイヤー
の底辺と頂上を固定し、その上から偽装網を取付けて簡
単に展張することも可能である。
【0014】カバー地とプラスチックワイヤーとを取外
し式にすることも可能であるが、これは作成作業の際、
手数を要するので、できれば一体に固定したほうが好ま
しい。
し式にすることも可能であるが、これは作成作業の際、
手数を要するので、できれば一体に固定したほうが好ま
しい。
【0015】本発明を図面により、以下説明する。図1
は、本発明のヘリコプターメインローター用展張用補助
材の構造図である。半楕円形のプラスチックワイヤー
1,1´の中央部に支え棒2を有し、両端はプラスチッ
クパイプ3で固定した構造の偽装網展張用補助材であ
る。
は、本発明のヘリコプターメインローター用展張用補助
材の構造図である。半楕円形のプラスチックワイヤー
1,1´の中央部に支え棒2を有し、両端はプラスチッ
クパイプ3で固定した構造の偽装網展張用補助材であ
る。
【0016】図2は、展張用補助材をヘリコプターメイ
ンローターに取付けた概略図である。メインローター6
の上にカバー地4と展張用補助材5、布帛7を取り付け
カバー地4を引張ることにより展張用補助材5が立つ構
造を示すものである。
ンローターに取付けた概略図である。メインローター6
の上にカバー地4と展張用補助材5、布帛7を取り付け
カバー地4を引張ることにより展張用補助材5が立つ構
造を示すものである。
【0017】図3は、図2の展張用補助材に偽装網を掛
けた断面図である。カバー地4に布帛7と展張用補助材
5を取付け、さらに偽装網8を取付けて一体化したもの
であり、展張性をより以上に向上するものである。
けた断面図である。カバー地4に布帛7と展張用補助材
5を取付け、さらに偽装網8を取付けて一体化したもの
であり、展張性をより以上に向上するものである。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されない。
るが、本発明はこれらに限定されない。
【0019】実施例1 ポリエステルチップを押出し紡糸機に投入し、紡糸・延
伸工程を通り直径5mmのプラスチックワイヤーを得た。
該ワイヤーに市販品のポリカーボネート製支え棒とパイ
プを取付けて幅70cm,高さ30cmの半楕円形の展張用
補助材を作成した。該展張用補助材をポリエステル糸1
00デニールからなる0.8 ×5mの平織物カバー地に7
0cm間隔で6個取付けた。更に、カバー地の幅方向中央
部に0.2×0.7 mの布帛を展張用補助材を挟んで該ワイ
ヤーの頂点と該布帛の端の3点がほぼ正三角形になるよ
うに固定した。このようにして作成したカバー地付き展
張用補助材の上に偽装網を展張したものをヘリコプター
メインローターに取付け両端を紐で固定した。
伸工程を通り直径5mmのプラスチックワイヤーを得た。
該ワイヤーに市販品のポリカーボネート製支え棒とパイ
プを取付けて幅70cm,高さ30cmの半楕円形の展張用
補助材を作成した。該展張用補助材をポリエステル糸1
00デニールからなる0.8 ×5mの平織物カバー地に7
0cm間隔で6個取付けた。更に、カバー地の幅方向中央
部に0.2×0.7 mの布帛を展張用補助材を挟んで該ワイ
ヤーの頂点と該布帛の端の3点がほぼ正三角形になるよ
うに固定した。このようにして作成したカバー地付き展
張用補助材の上に偽装網を展張したものをヘリコプター
メインローターに取付け両端を紐で固定した。
【0020】その結果、操作は極めて簡単で、カバー地
を引延ばすことでほとんどワンタッチに近い状態で展張
でき、従来の張出し材使用の操作より著しく簡単、かつ
短時間で実施できた。また、収納はカバー地と共に折畳
んでコンパクトに収納できる操用性良好なものであっ
た。
を引延ばすことでほとんどワンタッチに近い状態で展張
でき、従来の張出し材使用の操作より著しく簡単、かつ
短時間で実施できた。また、収納はカバー地と共に折畳
んでコンパクトに収納できる操用性良好なものであっ
た。
【0021】比較実施例1 直径5mmの針金を用いて実施例1と同様の展張用補助
材を作成し評価した結果、可視、遠赤外線の偽装は同様
な偽装性を示し良好であったが、レーダー波の偽装は反
射減衰量が15dBと高くなりやや劣った。
材を作成し評価した結果、可視、遠赤外線の偽装は同様
な偽装性を示し良好であったが、レーダー波の偽装は反
射減衰量が15dBと高くなりやや劣った。
【0022】比較実施例2 本発明の展張用補助材を使用せず、ヘリコプターメイン
ローターに直掛けした結果、可視ではメインローターの
形状が良くわかり、遠赤外線では温度が樹木より3℃高
くなり、レーダーの反射減衰量も12dBと高く、いず
れの偽装性も良くなかった。これは直掛けによって偽装
網が圧迫されて偏平になり、偽装網が蓄熱したためと推
定される。
ローターに直掛けした結果、可視ではメインローターの
形状が良くわかり、遠赤外線では温度が樹木より3℃高
くなり、レーダーの反射減衰量も12dBと高く、いず
れの偽装性も良くなかった。これは直掛けによって偽装
網が圧迫されて偏平になり、偽装網が蓄熱したためと推
定される。
【0023】比較実施例3 メインローターを含め、ヘリコプター全体を偽装網でカ
バーする方法を展張実験した結果、偽装網は実施例1よ
り1.5倍の面積が必要となり、展張に必要な支柱も長
いものが多く必要になり、しかも展張・解体に要する時
間が2倍も掛かり実用的ではなかった。
バーする方法を展張実験した結果、偽装網は実施例1よ
り1.5倍の面積が必要となり、展張に必要な支柱も長
いものが多く必要になり、しかも展張・解体に要する時
間が2倍も掛かり実用的ではなかった。
【0024】
【発明の効果】本発明の偽装網展張用補助材によれば、
優れた可視、遠赤外およびレーダー偽装性を有する上
に、展張作業での時間、労力等の操用性ならびにコンパ
クト収納性に優れたものを提供することができる。
優れた可視、遠赤外およびレーダー偽装性を有する上
に、展張作業での時間、労力等の操用性ならびにコンパ
クト収納性に優れたものを提供することができる。
【図1】 この図は、本発明のヘリコプターメインロー
ター用展張用補助材の構造図である。
ター用展張用補助材の構造図である。
【図2】 この図は、展張用補助材をヘリコプターメイ
ンローターに取付けた概略図である。
ンローターに取付けた概略図である。
【図3】 この図は、図2の展張用補助材に偽装網を掛
けた断面図である。
けた断面図である。
1,1´:プラスチックワイヤー 2 :支え棒 3 :プラスチックパイプ 4 :カバー地 5 :展張用補助材 6 :メインローター 7 :布帛 8 :偽装網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浮田 高明 東京都中央区日本橋室町2丁目2番1号 東レ株式会社東京事業場内 (72)発明者 大杉 正之 静岡県三島市文教町2−12−3 (72)発明者 田中 正男 東京都千代田区岩本町2丁目15番10号
Claims (15)
- 【請求項1】ワイヤー、支柱および嵌合継手で構成され
てなる偽装網展張用補助材であって、該補助材が、いず
れも導電性物質を有さない系で構成されているか、また
は、該導電性物質の含有量が30重量%以下である素材
で構成されていることを特徴とする偽装網展張用補助
材。 - 【請求項2】該補助材が、少なくともその表面に導電性
物質を含まないものである請求項1記載の偽装網展張用
補助材。 - 【請求項3】該補助材が、該導電性物質の含有量が30
重量%以下であるプラスチックスで構成されている請求
項1記載の偽装網展張用補助材。 - 【請求項4】該導電性物質が、カーボンブラック、金属
および親水性高分子物質から選ばれた少なくとも1種で
ある請求項1記載の偽装網展張用補助材。 - 【請求項5】屋根部を構成するワイヤーの略中心部に支
柱を係合させ、このワイヤーと底部骨格を形成するワイ
ヤーを嵌合継手により係合させて形成される一枚の屋根
型骨格を少なくとも2枚、カバー地の上に、間隔を置い
て設置し、該屋根型骨格に対して直交する方向に帯状物
を、該屋根型骨格の該支柱係合部に両サイドから接合
し、該帯状物を該カバー地に係合させて該支柱を立脚さ
せるべく緊張させて支えていることを特徴とする偽装網
展張用骨組。 - 【請求項6】該カバー地が、少なくとも長手方向に緊張
された状態に維持されている請求項5記載の偽装網展張
用骨組。 - 【請求項7】該帯状物が、一本の連続した帯状物であっ
て、かつ、その長さが該支柱を立脚させた状態で該カバ
ー地の両端部までの長さを有するものであって、かつ、
該帯状物の該カバー地との係合させる部分の構造が、該
帯状物の移動可能に貫通する機構を有するものである請
求項5〜6のいずれかに記載の偽装網展張用骨組。 - 【請求項8】該偽装網展張用骨組を構成するワイヤー、
支柱および嵌合継手が、請求項1〜4のいずれかに記載
の偽装網展張用補助材で構成されている請求項5〜7の
いずれかに記載の偽装網展張用骨組。 - 【請求項9】該屋根型骨格の形状が、台形もしくは半楕
円、半円形状である請求項5〜8のいずれかに記載の偽
装網展張用骨組。 - 【請求項10】ワイヤー、支柱および嵌合継手で構成さ
れてなる屋根型骨格を少なくとも2枚組合わせてなるハ
ウジング骨格の表面に偽装網が展張されていることを特
徴とする偽装網展張構造体。 - 【請求項11】該ハウジング骨格が、請求項5〜9のい
ずれかに記載の偽装網展張用骨組である請求項10記載
の偽装網展張構造体。 - 【請求項12】該偽装網が、カバー地と一体化されてい
るものである請求項10記載の偽装網展張構造体。 - 【請求項13】該偽装網が、該カバー地を取外し可能な
形態で一体化してなるものである請求項12記載の偽装
網展張構造体。 - 【請求項14】該偽装網が、被覆物体と20〜50cm
の範囲の間隔で展張されているものである請求項10記
載の偽装網展張構造体。 - 【請求項15】該偽装網展張構造体が、ヘリコプターメ
インローター用である請求項10〜14のいずれかに記
載の偽装網展張構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25378796A JPH1078300A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 偽装網展張用補助材、偽装網展張用骨組および偽装網展張構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25378796A JPH1078300A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 偽装網展張用補助材、偽装網展張用骨組および偽装網展張構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1078300A true JPH1078300A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17256151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25378796A Pending JPH1078300A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 偽装網展張用補助材、偽装網展張用骨組および偽装網展張構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1078300A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102721325A (zh) * | 2012-06-18 | 2012-10-10 | 姚永平 | 与伪装网支撑杆相配装的挂网器 |
CN104266547A (zh) * | 2014-09-19 | 2015-01-07 | 中国人民解放军总参谋部工程兵科研三所 | 一种充气式遮障网支撑装置 |
CN106403714A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-02-15 | 上海裕达实业有限公司 | 大型模块化的反侦查伪装网棚架装置的快速搭建方法 |
CN113654405A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-11-16 | 北京机械设备研究所 | 一种可折叠的骨架式多波段示假装置 |
CN114383470A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-22 | 江苏华宏昌明科技有限公司 | 一种具备雷达隐身功能的伪装网及其制作方法 |
CN115212038A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-10-21 | 王涛 | 一种用于促进伤口愈合的水凝胶医用敷料的制备方法 |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP25378796A patent/JPH1078300A/ja active Pending
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