JPH1077622A - 洪水制御袋体 - Google Patents

洪水制御袋体

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JPH1077622A
JPH1077622A JP9001536A JP153697A JPH1077622A JP H1077622 A JPH1077622 A JP H1077622A JP 9001536 A JP9001536 A JP 9001536A JP 153697 A JP153697 A JP 153697A JP H1077622 A JPH1077622 A JP H1077622A
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JP9001536A
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Glen Hendrix
グレン・ヘンドリックス
Lawrence O Russell
ローレンス・オー・ラッセル
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B3/00Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
    • E02B3/04Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
    • E02B3/10Dams; Dykes; Sluice ways or other structures for dykes, dams, or the like
    • E02B3/106Temporary dykes
    • E02B3/108Temporary dykes with a filling, e.g. filled by water or sand
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/11Hard structures, e.g. dams, dykes or breakwaters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洪水制御袋体の相互連結性を向上させる。 【解決手段】 洪水制御袋体は柔軟な防水性の材料で形
成された横長の袋体本体と、袋体本体の内部空間に連通
した状態で袋体本体に取り付けられた下部連通部材と、
袋体本体の内部空間に連通した状態で袋体本体に取り付
けられた上部連通部材とを有している。そして、下部連
通部材及び上部連通部材は、洪水制御袋体がこれと同様
に構成された他の洪水制御袋体に隣接した状態で配置さ
れたとき、他の洪水制御袋体の対応する下部連通部材及
び上部連通部材に対してそれぞれ係合可能に設定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は柔軟性を有する防
水素材で形成された洪水制御袋体に関する。この袋体
は、使用に際しては、水で十分に満たされ、その状態で
配置されることによって「洪水」すなわち一般的な意味
での洪水や有害な溢出液体を制御又は制止する。
【0002】
【従来の技術】これまでに、このような目的を達成する
のに適した袋体を開発するための様々な試みがなされて
きた。そのうちの一つが1991年8 月20日に特許されたヘ
ンドリックス(Hendrix) の米国特許第5,040,919 号に開
示されている。この特許の内容は、本願においても引用
され、その一部として利用されている。通常、洪水制御
袋体は複数個使用され、連続状に並置されることによっ
て、洪水制御防壁を形成する。防壁を安定化させるため
に、個々の袋体は相互に連結されることが望ましい。し
かしながら、本出願人が知っている限りにおいては、満
足のいく程度まで十分に相互連結された洪水制御袋体は
存在していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
の目的は満足のいくように十分に相互連結させることの
できる洪水制御袋体を開発することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、相互に隣接
した状態で連結することによって洪水制御防壁を形成す
るための洪水制御袋体であって、柔軟な防水性の材料で
横長に形成された横長の袋体本体と、袋体本体の内部空
間に連通した状態で前記袋体本体に取り付けられた下部
連通部材と、袋体本体の内部空間に連通した状態でこの
袋体本体に取り付けられた上部連通部材と、袋体本体の
上部に取り付けられるとともに袋体本体の内部空間に連
通する上部連通部材と、を有し、下部連通部材及び上部
連通部材は、洪水制御袋体がこれと同様に構成された他
の洪水制御袋体に隣接した状態で配置されたとき、他の
洪水制御袋体の対応する下部連通部材及び上部連通部材
に対してそれぞれ係合可能に設定されている。好ましく
は、袋体本体は底壁、前壁、後壁、対向する一対の端壁
を有するとともにその断面がほぼ三角形状に形成されて
いる。そして、下部連通部材は前壁及び後壁の少なくと
も一方の下端縁に隣接した位置に取り付けられ、袋体本
体の長手方向に延びるように設定される。また、上部連
通部材は前壁及び後壁の少なくとも一方の上端縁に隣接
した位置に取り付けられ、袋体本体の長手方向に延びる
ように設定される。さらに、下部連通部材及び上部連通
部材のそれぞれの自由端には、これらの下部連通部材及
び上部連通部材をこれらに係合された隣接する他の洪水
制御袋体の下部連通部材及び上部連通部材に対して固定
するためのコネクタが取り付けられている。さらに好ま
しくは、洪水制御袋体が隣接する他の洪水制御袋体に連
結され、各洪水制御袋体内に所定量の水が充填されたと
きに、各洪水制御袋体における相互に隣接する端壁が相
互に当接した状態に維持されるように、下部連通部材及
び上部連通部材の長さが設定される。下部連通部材は前
壁及び後壁の双方に設けられるのが望ましい。洪水制御
袋体と隣接する他の洪水制御袋体との間をシールするた
めに、防水性の材料で形成されたシール帯を使用するこ
とができる。シール帯は洪水制御袋体の袋体本体の前壁
及び後壁と隣接する他の洪水制御袋体の袋体本体の前壁
及び後壁とが相互に当接する部分を覆うように取り付け
られる。なお、シール帯は、下部連通部材及び上部連通
部材と袋体本体との間に配置される。袋体本体内には形
状保持部材を設けることも可能である。袋体本体の底壁
の下面には安定化用の重りを装着するための小袋部を設
けることもできる。この発明の内容は以下の図面に基づ
く実施の形態の説明から十分に明らかになるであろう。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。なお、以下の説明中で使用
されている「洪水」は一般的な意味での洪水のみならず
有害な溢出液体をも含む包括概念として解釈されるべき
ものである。先ず、この発明の第1の実施の形態を図1
から図5に基づいて説明する。図1から図3に示されて
いるように、洪水制御袋体10は柔軟な防水性のプラス
チック材で横長に形成された中空の袋体本体12を有す
る。袋体本体12は底壁14、前壁16、後壁18、対
向する一対の三角形の端壁20,22から構成されてお
り、断面ほぼ三角形、すなわち、三角柱状に形成されて
いる。図1に明示されているように、三角形の辺のうち
後壁18に対応する辺は他のいずれの辺よりも短く設定
されている。換言すれば、後壁18の幅は底壁14及び
前壁16の幅よりも狭く設定されている。袋体本体12
内には、必要に応じて、適数(図では一つだけ示されて
いる)の形状保持部材43が設けられる。この形状保持
部材43は袋体本体12の断面三角形の形状を確実に保
持するためのものであり、一般的には、端壁20,22
に対応する三角形の形状を有する。形状保持部材43は
低密度ポリエチレン等の柔軟なプラスチック材で形成さ
れ、溶接や接着剤による接着によって袋体本体12の内
面に接合される。
【0006】前壁16には袋体本体12の長手方向に延
びる下部連通部材としての一対の下部ホース24,26
が取り付けられている。図1に明示されているように、
ホース24,26はそれぞれ前壁16の下端縁に隣接
(底壁14に隣接)するとともに端壁20,22に隣接
した位置に配置され、袋体本体12の内部空間に連通さ
れている。また、後壁18にも袋体本体12の長手方向
に延びる下部連通部材としての一対の下部ホース28,
30が取り付けられている。図1に明示されているよう
に、ホース28,30はそれぞれ後壁18の下端縁に隣
接(底壁14に隣接)するとともに端壁20,22に隣
接した位置に配置され、袋体本体12の内部空間に連通
されている。さらに、後壁18には袋体本体12の長手
方向に延びる上部連通部材としての一対の上部ホース3
2,34が取り付けられている。ホース32,34はそ
れぞれ後壁18の上端縁に隣接(すなわち、前壁16に
隣接)するとともに端壁20,22に隣接した位置に配
置され、袋体本体12の内部空間に連通されている。
【0007】袋体本体12の端壁20に隣接するホース
24,28,32にはコネクタ36が設けられ、袋体本
体12の端壁22に隣接するホース26,30,34に
はコネクタ36に対して容易に係合離脱させ得るコネク
タ38が設けられている。これらのコネクタ36,38
は周知のコネクタである。なお、洪水制御袋体10を使
用するにあたっては、柔軟性のある防水性プラスチック
材で形成された多数枚のシール帯40が使用される。ま
た、必要に応じて端部延長部材41も使用される。それ
らの使用態様については後述する。
【0008】上記のような洪水制御袋体10の一つの使
用態様が図4に示されている。使用に際しては、先ず、
所定数の洪水制御袋体10が直列に配列される。そし
て、隣接する袋体10の対応する下部ホース24,26
及び28,30並びに上部ホース32,34が係合さ
れ、コネクタ36,38によって固定されることによっ
て、所定の長さの洪水制御防壁が形成される。次に、イ
ンレットパイプ46及びアウトレットパイプ48を有す
る排水ポンプ44が準備され、そのアウトレットパイプ
48が洪水制御防壁の一端(図では左端)に位置する袋
体10の下部ホース26,30に連結される。そして、
洪水制御防壁は洪水流42の中にその流れを堰き止める
方向に配置され、それと同時に排水ポンプ44のインレ
ットパイプ46が洪水流42内に浸漬され、その状態で
排水ポンプ44が作動される。そうすると、洪水流42
の流水の一部が排水ポンプ44によって汲み上げられて
洪水制御防壁を構成する袋体10内に圧送され、相互に
連結された下部ホース24,26及び28,30を通じ
て袋体10から隣接する袋体10へと流れる。これによ
って、最終的に全ての袋体10内に水が充填される。な
お、洪水制御防壁の他端(図では右端)に位置する袋体
10の下部ホース24,28は端部キャップ(図示せ
ず)によって閉止される。各袋体10内の空気はその袋
体10内に流入する流水によって押し退けられ、上部ホ
ース32,34を通じて隣接する袋体10へと移動す
る。容易に理解できると思うが、流水によって押し退け
られた空気を外気中に放出させるために、洪水制御防壁
の両端に位置する袋体10の上部ホース32,34は開
放されたままの状態に維持される。
【0009】ここで、シール帯40及び端部延長部材4
1について説明する。隣接する二つの袋体10の連結部
にはシール帯40(図1から図3)が使用される。各シ
ール帯40は、隣接する袋体10の間をシールするため
に、隣接する袋体本体12の前壁16及び後壁18が相
互に当接する部分を覆うように取り付けられる。その場
合、シール帯40は、各ホースを覆わないように、袋体
本体12と各ホースとの間に配置される。なお、シール
帯40は袋体本体12の前壁16及び後壁18の相互に
隣接する部分を十分に覆うことができるような長さに設
定されている。通常、形成された洪水制御防壁の端部に
位置する袋体10には端部延長部材41(図4)が取り
付けられる。端部延長部材41は柔軟な防水性のプラス
チック材で形成され、一般的には袋体10の端壁20,
22に対応する三角錐状等の錐体状に形成されている。
この端部延長部材41を設けると、洪水制御防壁が洪水
流42中に配置されたときに、洪水制御防壁の端部と地
面等との間のシール性が向上するため、洪水制御防壁の
端部からの洪水流42の流出が抑制される。
【0010】上記のような洪水制御袋体10の別の使用
態様が図5に示されている。図4の場合と同様にして、
洪水制御防壁が形成される。この使用態様においては、
洪水制御防壁の中央部に配置される袋体10にはチェッ
クバルブ等で代表されるインレットバルブ50が予め設
けられており、排水ポンプ44のアウトレットパイプ4
8はこのインレットバルブ50に連結される。この使用
態様においては、洪水制御防壁の両端に位置する二つの
袋体10の下部ホース(図中、右端に位置する下部ホー
ス24,28及び左端に位置する下部ホース26,3
0)は端部キャップ等によって閉止される。そして、洪
水制御防壁は洪水流42の中に上記と同様にして配置さ
れ、同時に、排水ポンプ44のインレットパイプ46が
洪水流42内に浸漬され、排水ポンプ44が作動され
る。そうすると、洪水流42の流水の一部が排水ポンプ
44によって汲み上げられて中央の袋体10内に圧送さ
れ、相互に連結された下部ホース24,26及び28,
30を通じてこの袋体10から隣接する左右の袋体10
へと流れる。これによって、最終的に全ての袋体10内
に水が充填される。この使用態様における利点は、排水
ポンプによる水が中央の袋体10に対して供給されるた
め、各袋体10への水の充填が円滑に行われる点であ
る。
【0011】上記実施の形態においては、下部ホース2
4,26及び28,30並びに上部ホース32,34の
長さは次のように設計されている。つまり、隣接する各
袋体10が相互に連結され、各袋体10内に所定量の水
が充填されたときに、各袋体10における相互に隣接す
る端壁20,22が相互に当接した状態を確実に維持で
きるように設計されている。
【0012】上記のように構成された洪水制御防壁の利
点は、水が充填された状態の袋体10(端部に位置する
ものを除く)がパンクして水が漏出した場合でも、その
袋体10には下部ホース24,26及び28,30を通
じて隣接する袋体10から水が供給されるため、その袋
体10は完全に潰れることはなく、少なくとも半充填状
態に維持され得る。さらに、この洪水制御防壁を構成し
ている各袋体10の袋体本体12が上記のような形状を
有するため、袋体本体12の前壁16に作用する洪水流
42の圧力は効果的に押し下げ力へと変換される。この
ため、この洪水制御防壁は洪水流42に対して極めて良
好な沈降性を発揮する。
【0013】次に、この発明の第2の実施の形態を図6
及び図7に基づいて説明する。なお、この実施の形態に
おける洪水制御袋体は第1の実施の形態における洪水制
御袋体10と類似した部材から構成されているので、類
似した部材には第1の実施の形態における対応する部材
に付されたの参照番号に100を加えた参照番号を付し
て、その説明を省略した。図7に示されるように、洪水
制御袋体110の底壁114の下面には複数の袋状部材
すなわち小袋部115が取り付けられている。小袋部1
15は底壁114の長手方向に沿って相互に離間した状
態で直列に配置されている。各小袋部115には開閉可
能な開口が形成されている。開口を開閉するための開閉
手段としては種々のものを使用可能であるが、この実施
の形態においては、ジッパー117が使用されている。
そして、小袋部115はその中に安定化用の重りを装着
することができるように構成されている。この実施の形
態においては、バラストすなわち重りとして砂袋119
(図6)が装着されている。
【0014】上記のような洪水制御袋体110の使用態
様について説明する。第1の実施の形態の場合と同様に
して、洪水制御防壁が形成される。そして、洪水制御防
壁は各袋体110を空気ポンプで膨らませた後に洪水流
の中に配置される。この状態で排水ポンプが作動される
と、第1の実施の形態の場合と同様にして、全ての袋体
110内に水が充填される。上記のように構成された第
2の実施の形態における洪水制御防壁においては、各袋
体110内に充填された水の重さと各袋体110の小袋
部115に装着された砂袋119の重さによって、各袋
体110が洪水流中に一定の深さまで沈み、その深さ位
置に保持される。したがって、洪水制御袋体110を使
用して形成された洪水制御防壁は、必要に応じて、防水
堰としても有効に利用することができる。
【0015】最後に、洪水制御防壁が不要になって、そ
の使用をやめる場合には、上記した操作と逆の操作を実
施することによって、袋体10,110内の水を排出し
て袋体10,110を空にすればよい。
【0016】上述した実施の形態は発明の内容を説明す
るための例に過ぎず、この発明の範囲を制限するもので
はない。したがって、上記実施の形態は、特許請求の範
囲によって限定される発明の範囲を逸脱しない限り、い
かなる変更も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態における洪水制御
袋体の斜視図である。
【図2】連結された二つの洪水制御袋体の隣接する端部
の背面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】複数の袋体から形成された洪水制御防壁が一つ
の方法によって水で満たされている状態を示す略斜視図
である。
【図5】複数の袋体から形成された洪水制御防壁が別の
方法によって水で満たされている状態を示す略斜視図で
ある。
【図6】この発明の第2の実施の形態における洪水制御
袋体の断面図である。
【図7】図6の袋体の底面図である。
【符号の説明】
10,110 洪水制御袋体 12 袋体本体 14,114 底壁 16,116 前壁 18,118 後壁 20,22,120,122 端壁 24,26,28,30 下部ホース 32,34 上部ホース 36,38 コネクタ 40 シール帯 43 形状保持部材 115 小袋部 119 砂袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレン・ヘンドリックス アメリカ合衆国 77055 テキサス,ヒュ ーストン,オーライン・レーン 1503 (72)発明者 ローレンス・オー・ラッセル カナダ国 エル9ジー 3エル1 オンタ リオ,アンカスター,カールーク・ロー ド・ウエスト 90

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に隣接した状態で連結することによ
    って洪水制御防壁を形成するための洪水制御袋体であっ
    て、 柔軟な防水性の材料で形成された横長の袋体本体と、 袋体本体の内部空間に連通した状態で袋体本体に取り付
    けられた下部連通部材と、 袋体本体の内部空間に連通した状態で袋体本体に取り付
    けられた上部連通部材と、 を有し、下部連通部材及び上部連通部材は、洪水制御袋
    体がこれと同様に構成された他の洪水制御袋体に隣接し
    た状態で配置されたとき、他の洪水制御袋体の対応する
    下部連通部材及び上部連通部材に対してそれぞれ係合可
    能に設定されている洪水制御袋体。
  2. 【請求項2】 袋体本体は底壁、前壁、後壁、対向する
    一対の端壁を有するとともにその断面がほぼ三角形状に
    形成され、下部連通部材は前壁及び後壁の少なくとも一
    方の下端縁に隣接した位置に取り付けられるとともに袋
    体本体の長手方向に延びるように設定され、上部連通部
    材は前壁及び後壁の少なくとも一方の上端縁に隣接した
    位置に取り付けられるとともに袋体本体の長手方向に延
    びるように設定されている請求項1に記載の洪水制御袋
    体。
  3. 【請求項3】 下部連通部材及び上部連通部材のそれぞ
    れの自由端には、これらの下部連通部材及び上部連通部
    材をこれらに係合された隣接する他の洪水制御袋体の下
    部連通部材及び上部連通部材に対して固定するためのコ
    ネクタが取り付けられている請求項2に記載の洪水制御
    袋体。
  4. 【請求項4】 洪水制御袋体が隣接する他の洪水制御袋
    体に連結された状態で各洪水制御袋体内に所定量の水が
    充填されたときに、各洪水制御袋体における相互に隣接
    する端壁が相互に当接した状態に維持されるように、下
    部連通部材及び上部連通部材の長さが設定されている請
    求項3に記載の洪水制御袋体。
  5. 【請求項5】 下部連通部材は前壁及び後壁の双方に設
    けられている請求項2に記載の洪水制御袋体。
  6. 【請求項6】 洪水制御袋体と隣接する他の洪水制御袋
    体との間をシールするために、防水性の材料で形成され
    たシール帯が設けられ、このシール帯は洪水制御袋体の
    袋体本体の前壁及び後壁と隣接する他の洪水制御袋体の
    袋体本体の前壁及び後壁とが相互に当接する部分を覆う
    ように取り付けられている請求項1に記載の洪水制御袋
    体。
  7. 【請求項7】 袋体本体内には形状保持部材が設けられ
    ている請求項1に記載の洪水制御袋体。
  8. 【請求項8】 袋体本体の底壁の下面には安定化用の重
    りを装着するための小袋部が設けられている請求項2に
    記載の洪水制御袋体。
JP9001536A 1996-07-29 1997-01-08 洪水制御袋体 Pending JPH1077622A (ja)

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US2276696P 1996-07-29 1996-07-29
US60/022766 1996-07-29

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