JPH1077507A - 電磁波減衰衣類 - Google Patents
電磁波減衰衣類Info
- Publication number
- JPH1077507A JPH1077507A JP8266470A JP26647096A JPH1077507A JP H1077507 A JPH1077507 A JP H1077507A JP 8266470 A JP8266470 A JP 8266470A JP 26647096 A JP26647096 A JP 26647096A JP H1077507 A JPH1077507 A JP H1077507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic waves
- fibers
- fabric
- electromagnetic wave
- human body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】携帯電話等の情報機器や無線機器が普及し、日
常生活において電磁波を浴びる機会が増えてきている。
この電磁波から離れていたい人達の防衛手段として、電
磁波を減衰させる。 【解決手段】導電性金属繊維を網状に入れた生地からな
る衣類を人間が装着する。
常生活において電磁波を浴びる機会が増えてきている。
この電磁波から離れていたい人達の防衛手段として、電
磁波を減衰させる。 【解決手段】導電性金属繊維を網状に入れた生地からな
る衣類を人間が装着する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体に埋め込まれ
た電機機器および人体を電磁波から保護する方式ならび
に衣類に関する。
た電機機器および人体を電磁波から保護する方式ならび
に衣類に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の衣類は、金属フイルムをラミネー
トした生地からなるエプロンで、オフィスオートメーシ
ョン機器から漏洩する電磁波を遮断するのに利用されて
いる。
トした生地からなるエプロンで、オフィスオートメーシ
ョン機器から漏洩する電磁波を遮断するのに利用されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記発
明では背後からの電磁波について考慮されていない。ま
た、生地材質の点から長時間着ることができなかった。
明では背後からの電磁波について考慮されていない。ま
た、生地材質の点から長時間着ることができなかった。
【０００４】本発明の目的は、日常生活に違和感の無い
衣類で、全ての方向から来る電磁波を減衰させ、人体を
電磁波から保護する衣類を提供することである。
衣類で、全ての方向から来る電磁波を減衰させ、人体を
電磁波から保護する衣類を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電磁波減衰衣類の生地は、電磁波を減衰さ
せるために、ニッケル等金属の導電性繊維を編み込むこ
とを特徴とする。
に、本発明の電磁波減衰衣類の生地は、電磁波を減衰さ
せるために、ニッケル等金属の導電性繊維を編み込むこ
とを特徴とする。
【０００６】また、本発明の電磁波減衰衣類の生地は、
電磁波を減衰させるために、ニッケル等金属の導電性繊
維と天然繊維または、ニッケル等導電性繊維と化学繊維
の異なる繊維で編編み込むことを特徴とする。
電磁波を減衰させるために、ニッケル等金属の導電性繊
維と天然繊維または、ニッケル等導電性繊維と化学繊維
の異なる繊維で編編み込むことを特徴とする。
【０００７】また、本発明の電磁波減衰衣類の生地は、
電磁波を減衰させるために、ニッケル等金属の導電性繊
維を織り込むことを特徴とする。
電磁波を減衰させるために、ニッケル等金属の導電性繊
維を織り込むことを特徴とする。
【０００８】また、本発明の電磁波減衰衣類の生地は、
電磁波を減衰させるために、ニッケル等金属の導電性繊
維と天然繊維または、ニッケル等金属の導電性繊維と化
学繊維の異なる繊維で織り込むことを特徴とする。
電磁波を減衰させるために、ニッケル等金属の導電性繊
維と天然繊維または、ニッケル等金属の導電性繊維と化
学繊維の異なる繊維で織り込むことを特徴とする。
【０００９】このように製造された生地から、作られる
肌着や上着やズボン等の衣類を着用することにより電磁
波を減衰させ、電磁波の源から遠ざかるのと同様な効果
が得られる。
肌着や上着やズボン等の衣類を着用することにより電磁
波を減衰させ、電磁波の源から遠ざかるのと同様な効果
が得られる。
【００１０】上記のように構成された生地から作られる
肌着や上着等の衣類を人が着用する。電磁波がこの生地
を通過する際、この電磁波を打ち消すように網状に組ま
れたニッケル等金属の導電性繊維の表面に渦電流が流れ
る。これに伴って電磁波が減衰される。
肌着や上着等の衣類を人が着用する。電磁波がこの生地
を通過する際、この電磁波を打ち消すように網状に組ま
れたニッケル等金属の導電性繊維の表面に渦電流が流れ
る。これに伴って電磁波が減衰される。
【００１１】そして、上記した理由から、導電性繊維の
間隔が細かい程、波長の短い電磁波に対して有効であ
る。
間隔が細かい程、波長の短い電磁波に対して有効であ
る。
【００１２】ただし、電磁波の減衰効率を上げるため導
電性繊維の間隔を細かくした場合、人間にとって衣類着
用する際、不快感が増す。また、金属アレルギーを示す
人もいる。このため、天然繊維または化学繊維の異なる
繊維を入れることにより、高い減衰効率を維持しなが
ら、快適に衣類を着用することができる。
電性繊維の間隔を細かくした場合、人間にとって衣類着
用する際、不快感が増す。また、金属アレルギーを示す
人もいる。このため、天然繊維または化学繊維の異なる
繊維を入れることにより、高い減衰効率を維持しなが
ら、快適に衣類を着用することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図１は本発明の実施例を
示す。実施例は、衣類をベストとした。使用する生地
は、図３から図８に示すように、織物と編み物の種類
や、使用する繊維の組み合わせにより、多種となる。図
２は、実施例の背面図である。
づき図面を参照して説明する。図１は本発明の実施例を
示す。実施例は、衣類をベストとした。使用する生地
は、図３から図８に示すように、織物と編み物の種類
や、使用する繊維の組み合わせにより、多種となる。図
２は、実施例の背面図である。
【００１４】図３は本発明の実施例の生地を示すもので
ある。この図において、実施例は導電性繊維を平織りに
した生地の例である。
ある。この図において、実施例は導電性繊維を平織りに
した生地の例である。
【００１５】図４は本発明の実施例の生地を示すもので
ある。この図において、実施例は導電性繊維と化学繊維
を平織りにした生地の例である。化学繊維を織り込むこ
とで、着心地を向上させてある。
ある。この図において、実施例は導電性繊維と化学繊維
を平織りにした生地の例である。化学繊維を織り込むこ
とで、着心地を向上させてある。
【００１６】図５は本発明の実施例の生地を示すもので
ある。この図において、実施例は導電性繊維と天然繊維
を平織りにした生地の例である。天然繊維を織り込むこ
とで、着心地を向上させてある。
ある。この図において、実施例は導電性繊維と天然繊維
を平織りにした生地の例である。天然繊維を織り込むこ
とで、着心地を向上させてある。
【００１７】図６は本発明の実施例の生地を示すもので
ある。この図において、実施例は導電性繊維をヨコ編み
にした生地の例である。編み物とすることで、伸び縮み
する特徴を持ち、フイット感が良い。
ある。この図において、実施例は導電性繊維をヨコ編み
にした生地の例である。編み物とすることで、伸び縮み
する特徴を持ち、フイット感が良い。
【００１８】図７は本発明の実施例の生地を示すもので
ある。この図において、実施例は導電性繊維と化学繊維
をヨコ編みにした生地の例である。化学繊維を織り込む
ことで、着心地を向上させてある。
ある。この図において、実施例は導電性繊維と化学繊維
をヨコ編みにした生地の例である。化学繊維を織り込む
ことで、着心地を向上させてある。
【００１９】図８は本発明の実施例の生地を示すもので
ある。この図において、実施例は導電性繊維と天然繊維
をヨコ編みにした生地の例である。天然繊維を織り込む
ことで、着心地を向上させてある。
ある。この図において、実施例は導電性繊維と天然繊維
をヨコ編みにした生地の例である。天然繊維を織り込む
ことで、着心地を向上させてある。
【００２０】なお、前記各実施例では、平織りとしたが
本発明の電磁波減衰衣類に用いる生地は、平織りに限定
されるものではなく、綾織り、朱子織り他多数の織物に
変形が可能であり、衣類もベストに限定されるものでは
く、ズボンやジャケット等の衣類や肌着等にも応用でき
る。
本発明の電磁波減衰衣類に用いる生地は、平織りに限定
されるものではなく、綾織り、朱子織り他多数の織物に
変形が可能であり、衣類もベストに限定されるものでは
く、ズボンやジャケット等の衣類や肌着等にも応用でき
る。
【００２１】また、前記各実施例では、ヨコ編みとした
が、本発明の電磁波減衰衣類に用いる生地は、ヨコ編み
に限定されるものではなく、タテ編み他多数の編み物に
変形が可能であり、ズボンやジャケット等の衣類や肌着
等にも応用できる。
が、本発明の電磁波減衰衣類に用いる生地は、ヨコ編み
に限定されるものではなく、タテ編み他多数の編み物に
変形が可能であり、ズボンやジャケット等の衣類や肌着
等にも応用できる。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、導電性繊維を網状に取
り込んだので、電磁波がこの生地を通過する際、この電
磁波を打ち消すように金属の導電性繊維の表面に渦電流
が流れる。衣類を着用した時に電磁波を減衰させること
ができる。
り込んだので、電磁波がこの生地を通過する際、この電
磁波を打ち消すように金属の導電性繊維の表面に渦電流
が流れる。衣類を着用した時に電磁波を減衰させること
ができる。
【００２３】また、化学繊維や天然繊維と導電性繊維を
網状に取り込んだので、快適な着用感を保持しながら、
電磁波を減衰させることができる。
網状に取り込んだので、快適な着用感を保持しながら、
電磁波を減衰させることができる。
【図１】ベストの正面図である。
【図２】ベストの背面図である。
【図３】電磁波減衰衣類実施例に適用される織物生地例
である。
である。
【図４】電磁波減衰衣類実施例に適用される織物生地で
ある。
ある。
【図５】電磁波減衰衣類実施例に適用される織物生地で
ある。
ある。
【図６】電磁波減衰衣類実施例に適用される編み物生地
である。
である。
【図７】電磁波減衰衣類実施例に適用される編み物生地
である。
である。
【図８】電磁波減衰衣類実施例に適用される編み物生地
である。
である。
１ 導電性繊維 ２ 化学繊維 ３ 天然繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０５Ｋ 9/00 Ｈ０５Ｋ 9/00 Ａ
Claims (6)
- 【請求項１】導電性繊維を有する生地で、人体に埋め込
まれた電機機器を電磁波から保護することを特徴とする
電磁波減衰衣類 - 【請求項２】天然繊維と導電性繊維を有する生地で、人
体に埋め込まれた電機機器を電磁波から保護することを
特徴とする電磁波減衰衣類 - 【請求項３】化学繊維と導電性繊維を有する生地で、人
体に埋め込まれた電機機器を電磁波から保護することを
特徴とする電磁波減衰衣類 - 【請求項４】導電性繊維を有する生地で、人体を電磁波
から保護することを特徴とする電磁波減衰衣類 - 【請求項５】天然繊維と導電性繊維を有する生地で、人
体を電磁波から保護することを特徴とする電磁波減衰衣
類 - 【請求項６】化学繊維と導電性繊維を有する生地で、人
体を電磁波から保護することを特徴とする電磁波減衰衣
類
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8266470A JPH1077507A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 電磁波減衰衣類 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8266470A JPH1077507A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 電磁波減衰衣類 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077507A true JPH1077507A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17431383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8266470A Pending JPH1077507A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 電磁波減衰衣類 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1077507A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000151182A (ja) * | 1998-11-05 | 2000-05-30 | Kanebo Ltd | 電磁波シールド織物 |
| GB2382822A (en) * | 2001-12-04 | 2003-06-11 | Swiss Net Uk Plc | Fabric with metallic threads |
| JP2006073789A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Nbc Inc | 電磁波遮蔽用編物シート及び電磁波遮蔽用成型体 |
| JP2008546209A (ja) * | 2005-06-10 | 2008-12-18 | テクストロニクス， インク． | 機能調整能力を有する表面機能性電気−テキスタイル、それを製造する方法およびそれを含む利用形態 |
| JP2019044290A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 学 羽澤 | 電磁波保護システム |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP8266470A patent/JPH1077507A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000151182A (ja) * | 1998-11-05 | 2000-05-30 | Kanebo Ltd | 電磁波シールド織物 |
| GB2382822A (en) * | 2001-12-04 | 2003-06-11 | Swiss Net Uk Plc | Fabric with metallic threads |
| JP2006073789A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Nbc Inc | 電磁波遮蔽用編物シート及び電磁波遮蔽用成型体 |
| JP2008546209A (ja) * | 2005-06-10 | 2008-12-18 | テクストロニクス， インク． | 機能調整能力を有する表面機能性電気−テキスタイル、それを製造する方法およびそれを含む利用形態 |
| JP2019044290A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 学 羽澤 | 電磁波保護システム |
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