JPH1076533A - プラスチックを硬化させるための装置 - Google Patents

プラスチックを硬化させるための装置

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JPH1076533A
JPH1076533A JP9209384A JP20938497A JPH1076533A JP H1076533 A JPH1076533 A JP H1076533A JP 9209384 A JP9209384 A JP 9209384A JP 20938497 A JP20938497 A JP 20938497A JP H1076533 A JPH1076533 A JP H1076533A
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JP
Japan
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radiation source
borosilicate glass
irradiated
plate
protective plate
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Application number
JP9209384A
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English (en)
Inventor
Steffen Oppawsky
オッパウスキイ シュテファン
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Kulzer GmbH
Original Assignee
Heraeus Kulzer GmbH
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/003Apparatus for curing resins by radiation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C35/00Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
    • B29C35/02Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
    • B29C35/08Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射源と照射しようとする対象物の間の効果
的な保護が確実に、安価に保証されるような、プラスチ
ックを硬化させるための装置を提供する。 【解決手段】 照射しようとする対象物のための収容部
と放射源とを有した放射装置によってプラスチックを硬
化させるための装置において、照射しようとする対象物
と放射源2との間に、珪硼酸ガラス製の保護板5が配置
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照射しようとする
対象物のための収容部と放射源とを有した放射装置によ
ってプラスチックを硬化させるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の装置は先行技術におい
て多方面から公知である。この装置はしばしば固定され
た器具として形成されている。即ちケーシングを有して
いて、このケーシング内に放射源と収容部とが配置され
ている。この場合、放射源はしばしば複数の放射器から
成っている。この放射器は通常、放電灯として形成され
ている。この放電灯は収容部の上方及び又は収容部の側
方に配置されている。このような器具はとりわけ、歯科
用プラスチックを硬化させるための歯科技術的な実験室
において使用されるが、他の使用、例えば研削試料の埋
め込み材料を硬化させるために、又は人工的な指の爪を
硬化させるために使用される。
【0003】さらにこのような器具は、歯科医のもとで
は、患者の口腔において直接に歯科用プラスチックを硬
化させるための手持ち器具として使用される。
【0004】この装置の運転中に放射源は、照射しよう
とする(重合させようとする)対象物との接触により汚
染されてしまうおそれがある。さらに、放射源に接近し
すぎた場合の過剰加熱により、照射しようとする対象物
の損傷の危険も生じる。またさらに、照射しようとする
対象物が放射源の破壊時に汚染される若しくは損傷され
る恐れもある。
【0005】放射源と照射しようとする対象物との間の
このような相互作用を回避するために、通常の扁平ガラ
ス(ソーダガラス)製又は石英ガラス製の保護板を使用
することが公知である。しかしながら市販のソーダガラ
スは、冒頭で述べた形式の装置には適していない。何故
ならば放射源と照射しようとする対象物とは互いに比較
的密に配置されており、これによりその間に配置された
保護板は高い熱負荷にさらされるからである。市販のソ
ーダガラスはこのような熱負荷には耐えられない。即
ち、市販のソーダガラスは運転中に生じる高い温度変化
負荷の際にサーモメカニカル的な緊張により破壊されて
しまう恐れがある。石英ガラスは物質的な特性に基づき
適してはいるが、扁平ガラスとして形成されていると極
めて高価であり、このような理由から、冒頭で述べた特
徴を有する装置では、経済的な観点に基づき使用不可能
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、冒頭で述べた形式の装置を改良して、放射源と照射
しようとする対象物の間の効果的な保護が確実に、安価
に保証されるような装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、収容部に配置された照射しようと
する対象物と放射源との間に、珪硼酸ガラス製の保護板
が配置されているようにした。
【0008】
【発明の効果】驚いたことに珪硼酸ガラス製の保護板
は、安価であり、確実な保護も保証することが示されて
いる。珪硼酸ガラスは石英ガラスよりも安価であり、冒
頭で述べた形式の装置においてプラスチックを硬化させ
る間に生じる温度のもとで長時間安定的である。約45
0℃の温度には比較的長い時間以上、短い時間であれば
500℃の温度に問題なくさらすことができ、必要な耐
温度変化性を有している。運転中でも珪硼酸ガラス板は
機械的に安定しているので、照射しようとする対象物と
接触した際でも破壊される恐れはない。爆発する放射源
に対しても珪硼酸ガラス板は高い機械的な抵抗を有して
いるので、照射しようとする対象物はこのような場合で
も保護される。さらに珪硼酸ガラス板には極めて小さな
透過損失しかないので、高いエネルギ活用が保証され
る。
【0009】有利には放射源が単数又は複数のUVラン
プ、特に放電灯から成っている。これにより均一な放射
分布が、照射しようとする対象物にわたって与えられ、
硬化のために必要な波長が提供される。この場合、少な
くとも1つのUVランプが収容部の上方に配置されてい
ると特に有利である。
【0010】さらに有利には、放射源と収容部とが1つ
のケーシング内に配置されていて、その放射源がリフレ
クタによって部分的に取り囲まれている装置において、
保護板が放射源の、リフレクタとは反対の側に配置され
ていて、リフレクタと保護板との間に形成された空間
が、保護板のエッジの領域で少なくとも部分的に開放さ
れている。特に、放電灯を使用する際に、保護板をラン
プの放電ギャップまでのカバーに制限することもでき、
この場合、保護板は放電灯の長さより小さな寸法を有す
るので、放電灯の接続端部の領域においては保護板は配
置されていない(照射しようとする対象物は通常この領
域には配置されない)。このような保護板の寸法設定に
より、放射源の周囲制限部、例えばリフレクタと、保護
板との間に、十分な空気循環を保証するために十分な空
間が存在するだけではなく、放電灯の接続端部が冷却さ
れる。この場合、(放電ギャップ上の)電極間のランプ
管は熱いままである。これによりランプの耐用年数及び
使用年数が著しく高められる。
【0011】有利には保護板のエッジは研磨されてい
る。これにより温度変化負荷時の耐破壊性は高められ
る。
【0012】さらに珪硼酸ガラス製の保護板の有する利
点は、この保護板が通常の全ての溶剤によって洗浄する
ことができるということ、そしてこの保護板が短波のU
V領域を吸収するということにある。これにより、短波
のUV領域においても放射する放射装置を使用する際で
も、高価な干渉層又は別のフィルタ手段を設ける必要は
ない。
【0013】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を詳しく説明する。
【0014】図1及び図2に示した装置は通常、固定さ
れたケーシングによって取り囲まれている。このケーシ
ングは負荷するために前面の開口部を有していて、スイ
ッチ等のような操作エレメントを備えている。このよう
な形式のケーシングは当業者には十分に公知である。従
って見易さという理由からケーシングの図は省略する。
照射しようとする対象物のためのポット状の収容部1の
上方に、2つのUV放電灯2を備えた放射源が配置され
ている。これら2つのUV放電灯2は水平にかつ互いに
平行に配置されている。これらのUV放電灯2はその上
側及び側方でリフレクタ3によって取り囲まれている。
このような装置は保持装置4に固定されていて、この保
持装置4には保護板5も固定されている。この保護板5
はUV放電灯2の下方かつ収容部1の上方に配置されて
いる。リフレクタ3と珪硼酸ガラス製の保護板5との間
に比較的大きな中間室6が位置していて、この中間室6
によって放熱することができる。
【0015】図2からは、保護板5が収容部1とUV放
電灯2との間の領域全体をカバーしているのではなく、
電極7の間の領域しかカバーしていないということがわ
かる。このことによりUV放電灯2の端部は冷却され
る。この収容部1の底面には、熱循環のために働く孔8
が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による保護板の装置の側方図である。
【図2】図1の保護板の装置を上方から見た図である。
【符号の説明】
1 収容部、 2 UV放電灯、 3 リフレクタ、
4 保持装置、 5保護板、 6 中間室、 7 電
極、 8 孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照射しようとする対象物のための収容部
    と放射源とを有した放射装置によってプラスチックを硬
    化させるための装置において、 照射しようとする対象物と放射源(2)との間に、珪硼
    酸ガラス製の保護板(5)が配置されていることを特徴
    とする、プラスチックを硬化させるための装置。
  2. 【請求項2】 放射源(2)が単数又は複数のUVラン
    プから成っている、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つのUVランプが収容部
    (1)の上方に配置されている、請求項1又は2記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 珪硼酸ガラス製の保護板(5)のエッジ
    が研磨されている、請求項1から3までのいずれか1項
    記載の装置。
  5. 【請求項5】 放射源(2)と収容部(1)とが1つの
    ケーシングに配置されていて、放射源(2)はリフレク
    タ(3)によって部分的に取り囲まれていて、保護板
    (5)が、放射源(2)の、前記リフレクタ(3)とは
    反対の側に配置されていて、該リフレクタ(3)と前記
    保護板(5)との間に形成された空間が、保護板(5)
    のエッジの領域で少なくとも部分的に開放されている、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
JP9209384A 1996-08-07 1997-08-04 プラスチックを硬化させるための装置 Pending JPH1076533A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19631785.1 1996-08-07
DE1996131785 DE19631785A1 (de) 1996-08-07 1996-08-07 Vorrichtung zur Aushärtung von Kunststoffen

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JPH1076533A true JPH1076533A (ja) 1998-03-24

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ID=7801963

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JP9209384A Pending JPH1076533A (ja) 1996-08-07 1997-08-04 プラスチックを硬化させるための装置

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EP (1) EP0823316A1 (ja)
JP (1) JPH1076533A (ja)
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DE (1) DE19631785A1 (ja)

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JP2015521078A (ja) * 2012-05-31 2015-07-27 株式会社アモーレパシフィックAmorepacific Corporation Uvを用いたネールアート装置、システム及び方法

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DE19631785A1 (de) 1998-02-12
EP0823316A1 (de) 1998-02-11
CA2211960A1 (en) 1998-02-07

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