JPH107513A - 淡水赤潮駆除剤の組成物 - Google Patents
淡水赤潮駆除剤の組成物Info
- Publication number
- JPH107513A JPH107513A JP19686996A JP19686996A JPH107513A JP H107513 A JPH107513 A JP H107513A JP 19686996 A JP19686996 A JP 19686996A JP 19686996 A JP19686996 A JP 19686996A JP H107513 A JPH107513 A JP H107513A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- red tide
- exterminator
- composition
- freshwater red
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- Pending
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】淡水赤潮のラン藻類のミクロキスティス属、ア
ナベナ属、黄藻類のウログレナ属の藻類を動物に毒性の
ない物質を用いて駆除すること。 【構成】速効性成分としてアルミニウムの無機塩類、持
続性の効力をもつ成分として1価の銅化合物をそれぞれ
単独または混合物としてもちいるか或いは吸着物に吸着
させてもちいる。これに抗菌剤として必要に応じて銀を
添加することにより作った。効果的な淡水赤潮駆除ので
きる組成物を提供する。
ナベナ属、黄藻類のウログレナ属の藻類を動物に毒性の
ない物質を用いて駆除すること。 【構成】速効性成分としてアルミニウムの無機塩類、持
続性の効力をもつ成分として1価の銅化合物をそれぞれ
単独または混合物としてもちいるか或いは吸着物に吸着
させてもちいる。これに抗菌剤として必要に応じて銀を
添加することにより作った。効果的な淡水赤潮駆除ので
きる組成物を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は淡水赤潮駆除剤の組成物
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来淡水赤潮駆除に関して本邦では行わ
れていない。消極的方法として湖沼に流入する水質を規
制することに頼っている。海外では水源に硫酸銅を投入
しているところもあるが飲料水として多少危惧される
が、ラン藻類のミクロキスティスの哺乳動物にたいする
強い毒性から生命を護る措置としてやもう得ないと考え
る。
れていない。消極的方法として湖沼に流入する水質を規
制することに頼っている。海外では水源に硫酸銅を投入
しているところもあるが飲料水として多少危惧される
が、ラン藻類のミクロキスティスの哺乳動物にたいする
強い毒性から生命を護る措置としてやもう得ないと考え
る。
【0003】
【本発明が解決しょうとする課題】琵琶湖や多くの湖水
は飲料水として利用されているが、毎年赤潮と水の華が
発生これらの藻類は人体に有害プランクトンであるから
駆除の必要性はあるが、一方で動物に毒性のない駆除剤
で薬品に抵抗力の強い藻類を駆除する技術がもとめられ
ていた。
は飲料水として利用されているが、毎年赤潮と水の華が
発生これらの藻類は人体に有害プランクトンであるから
駆除の必要性はあるが、一方で動物に毒性のない駆除剤
で薬品に抵抗力の強い藻類を駆除する技術がもとめられ
ていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】現在外国で使用されてい
る硫酸銅は効力はあるが銅イオンの人畜にたいする毒性
が問題なので、毒性のない物質で淡水赤潮を駆除する研
究を行った。琵琶湖の赤潮から採取したウログレナ、琵
琶湖の水の華から採取したミクロキスティスビルギス、
アナベナ、を脱色し細胞破壊または細胞壊死できる物質
を検索した結果、速効性成分として硫酸アルミニウム、
ミョウバン、などアルミニウム塩がすぐれた効果があっ
た。持続性成分として酸化第一銅をケイソウ土、ゼオラ
イトに吸着させて散布するとミクロキスティス属、アナ
ベナ属、黄藻類のウログレナは枯死した。このとき銅イ
オンの水溶液への溶出はPAN指示薬に検出されないほ
どすくなかった。抗菌性成分として、銀イオンをシリカ
ゲル、ゼオライト、ケイソオ土、に吸着させてブドウ糖
で還元して得た銀はブランクトンを破壊しなかったが水
溶液の雑菌が極度に減少し、菌を必要とするウログレナ
は発育せず消滅した。
る硫酸銅は効力はあるが銅イオンの人畜にたいする毒性
が問題なので、毒性のない物質で淡水赤潮を駆除する研
究を行った。琵琶湖の赤潮から採取したウログレナ、琵
琶湖の水の華から採取したミクロキスティスビルギス、
アナベナ、を脱色し細胞破壊または細胞壊死できる物質
を検索した結果、速効性成分として硫酸アルミニウム、
ミョウバン、などアルミニウム塩がすぐれた効果があっ
た。持続性成分として酸化第一銅をケイソウ土、ゼオラ
イトに吸着させて散布するとミクロキスティス属、アナ
ベナ属、黄藻類のウログレナは枯死した。このとき銅イ
オンの水溶液への溶出はPAN指示薬に検出されないほ
どすくなかった。抗菌性成分として、銀イオンをシリカ
ゲル、ゼオライト、ケイソオ土、に吸着させてブドウ糖
で還元して得た銀はブランクトンを破壊しなかったが水
溶液の雑菌が極度に減少し、菌を必要とするウログレナ
は発育せず消滅した。
Claims (2)
- 【請求項1】即効性成分としてアルミニウムの無機塩、
またはキレート1〜90%、効力持続性成分として1価
の銅化合物1〜90%配合しこれに必要に応じて5%以
下の吸着剤に吸着させた銀粉を加えた淡水赤潮駆除剤 - 【請求項2】(請求項1)の駆除剤組成物は単独で散布
するか、オイルフェンスのような固定物に固定して使用
する事もできる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19686996A JPH107513A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 淡水赤潮駆除剤の組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19686996A JPH107513A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 淡水赤潮駆除剤の組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH107513A true JPH107513A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16365009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19686996A Pending JPH107513A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 淡水赤潮駆除剤の組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH107513A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4866569A (en) * | 1986-07-15 | 1989-09-12 | Hitachi, Ltd. | Gas-insulated switchgear apparatus |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP19686996A patent/JPH107513A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4866569A (en) * | 1986-07-15 | 1989-09-12 | Hitachi, Ltd. | Gas-insulated switchgear apparatus |
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