JPH1069412A - ファイル検索システム及びファイル保有サーバ - Google Patents

ファイル検索システム及びファイル保有サーバ

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JPH1069412A
JPH1069412A JP8226845A JP22684596A JPH1069412A JP H1069412 A JPH1069412 A JP H1069412A JP 8226845 A JP8226845 A JP 8226845A JP 22684596 A JP22684596 A JP 22684596A JP H1069412 A JPH1069412 A JP H1069412A
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暢也 荒川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント側へのファイル転送が迅速に行
なえるサーバ・クライアント型のファイル検索システム
及びファイル保有サーバを提供する。 【解決手段】 原本ファイルを保持するサーバFSに対
して、クライアントCはファイル情報FIの参照を行な
った後ファイル転送を行なう。ファイル情報FIは、そ
のサーバが保有するファイルが原本ファイルか複製ファ
イルかの識別符号とファイルの存在するサーバ名からな
り、ファイル毎にサーバに保持されている。原本ファイ
ルを保持するサーバFSは、ファイル情報の参照を受け
る毎にファイル情報中のファイルサーバ名の項目をファ
イル参照を行なったサーバ名に書換えて管理する。複製
ファイルを保持するサーバFSは、ファイル転送要求に
対して、ファイル情報としてそのファイルが複製である
旨の識別符号と原本ファイルの存在するサーバ名をファ
イルに付加して転送後、自己の保持しているファイル及
びファイル情報を削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上に
接続されたサーバからクライアント端末に対してファイ
ル転送を行なう情報検索システム及びファイル保有サー
バに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、離れた場所にあるコンピュー
タの保持するプログラムやデータ・ファイル(これらを
まとめて必要に応じてファイルと呼ぶ)を利用する手段
として広く用いられている方法にFTP(ファイル転送
プロトコル;File Transfer Protocol)と呼ばれる方法
がある。
【0003】FTPは、FTPサーバと呼ばれるネット
ワーク上のホストコンピュータと、クライアントコンピ
ュータとの間でファイルの転送を行なうためのTCP/
IPの上位プロトコルである。FTPを利用する場合は
自ノード(クライアントコンピュータの属するノード)
の属するネットワークグループのFTPサーバと、目的
のファイルの属するネットワークグループのFTPサー
バが介在することになる。FTPはクライアント/サー
バ形式のサービスであり、FTPクライアントはFTP
サーバに対してファイル転送の指示を出す。するとFT
PサーバはログインIDとパスワードからそのユーザが
そのFTPサーバに対するアクセス権限を持っているか
否かを確認する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のファイ
ル転送方法ではFTPサーバから目的のファイルを入手
する際、そのFTPサーバへのアクセスが輻輳している
と、アクセス自体が拒否されたり、ファイルの転送に要
する時間が非常に長くなってしまったりするという課題
がある。
【0005】ところで、インターネットが世界的規模で
利用され、インターネットへの接続機能だけに機能を限
定したパーソナルコンピュータも開発されている。将来
は携帯端末としての利用もできるように無駄なハードウ
エアを極力省き、必要なソフトウエアは利用する都度ネ
ットワークから入手するという、いわゆるネットワーク
コンピュータが普及してくると考えられている。このよ
うな利用形態においては、前述の課題はシステムにとっ
てかなり致命的なものである。
【0006】そこで、ネットワーク資源の有効活用を図
り、クライアント側へのファイル転送が迅速に行なえる
サーバ・クライアント型のファイル検索システムと、そ
の構成要素であるファイル保有サーバが望まれている。
また、サーバの保持するファイルの改版の確認が容易な
サーバ・クライアント型のファイル検索システム及びフ
ァイル保有サーバが望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の本発明は、ネットワーク上に接続された複数
のサーバを備え、クライアント端末からのファイル転送
要求に対してユーザ側サーバを介して複数のサーバから
要求されたファイルを保持するファイル保有サーバを検
索し、ファイル転送を行なうファイル検索システムにお
いて、以下のようにしたことを特徴とする。
【0008】すなわち、原本ファイルを保持するサーバ
に対して、原本ファイルか複製ファイルかの識別符号と
ファイルの存在するサーバ名を少なくとも含むファイル
情報の参照を行なった後、ファイル情報の示すサーバに
対してファイル転送要求を行なうファイル検索システム
であり、原本ファイルを保持するサーバは、ファイル情
報の参照を受ける毎にファイル情報中のファイルの存在
するサーバ名の項目をファイル参照を行なったサーバ名
に書き換えて管理すると共に、複製ファイルを保持する
サーバは、ファイル転送要求に対して、ファイル情報と
してそのファイルが複製である旨の識別符号と原本ファ
イルの存在するサーバ名をファイルに付加して転送後、
自己の保持しているファイル及びファイル情報を削除す
ることを特徴とする。
【0009】また、第2の本発明は、ネットワーク上に
接続された複数のサーバを備え、クライアント端末から
のファイル転送要求に対してユーザ側サーバを介して上
記複数のサーバから要求されたファイルを保持するファ
イル保有サーバを検索し、ファイル転送を行なうファイ
ル検索システムにおけるファイル保有サーバにおいて、
以下のようにしたことを特徴とする。
【0010】すなわち、ファイル保有サーバは、自己が
原本ファイルを保持しない複製ファイルに対して転送要
求があった場合に、そのファイルが複製である旨の識別
符号と原本ファイルの存在するサーバを識別する符号か
らなるファイル情報を転送要求を受けたファイルに付加
してファイル転送を行ない、複製ファイルの所有権を転
送要求元サーバに移転することを特徴とする。
【0011】第1及び第2の本発明により、一旦ファイ
ル転送要求のあった、ファイルについては、複製ファイ
ルがクライアント端末に接続されたユーザ側サーバに転
送、保持されるので、このネットワークに接続された他
のクライアント端末から同じファイルの転送要求があっ
た場合には、原本を保持するサーバでファイル情報の参
照を行なった後は複製ファイルを保持するサーバからフ
ァイル転送を行なえるので、原本ファイルを保持するサ
ーバの負荷を低減できる。ファイル情報はファイルその
ものに比べはるかに情報量が少ないので、ファイル参照
の負荷は極めて少ない。従って、ファイル転送が全体と
して迅速に行なえる。
【0012】また、複製ファイルを保持しているサーバ
は他のサーバから転送要求があるとそのサーバにファイ
ル及びファイル情報を転送した後、そのファイルを削除
する。従って、複製ファイルを保持するサーバは他のサ
ーバから転送要求があるとそのファイルの所有権を受け
渡すことになり、自己のクライアントからのアクセスが
頻繁でない複製ファイルを保持し続けることが少なくな
り、サーバの負荷を減らすことができる。
【0013】原本ファイルの存在するサーバを識別する
ファイル情報を付加してファイル転送を行なうので、常
に原本の存在するサーバを把握することができ、最新の
ファイルを欲する場合には直接原本ファイルの存在する
サーバにアクセスすることで手に入れることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明によるファイル検索システ
ム及びファイル保有サーバの一実施形態を図面を用いて
説明する。
【0015】図2に示すように、この実施形態のファイ
ル検索システムは、ネットワークNに接続された複数の
サーバS(S1〜S4)と、各サーバSにそれぞれ接続
された1又は複数のクライアント端末C(C11〜C1
n、C21〜C2m、…)からなるクライアント/サー
バ型のネットワークシステムを前提として構築されてい
る。
【0016】ファイルの参照、転送を行なう場合はクラ
イアント端末C、クライアント端末に接続されたサーバ
(ここでは「ユーザ側サーバ」と呼ぶ;図2ではSで表
されているが以降では符号USで表す)及びファイルを
保持するサーバ(ここでは「ファイル保有サーバ」と呼
ぶ;図2ではSで表されているが以降では符号FSで表
す)が実質的に使用される。なお、ユーザ側サーバが、
ファイル保有サーバになることもあり得、逆に、ファイ
ル保有サーバがユーザ側サーバになることもあり得る。
図2においては、ファイルFILE1を格納しているデ
ータベースDB1を有するサーバS1が、ファイル保有
サーバになっているが、実際上、ネットワークには多く
のファイル保有サーバが存在する。
【0017】なお、ネットワーク上のデータ伝送に注目
すると、実際にはユーザ側サーバ及びファイル保有サー
バ間に他のサーバが介在する場合もあるが、それらの動
作はこの実施形態の説明には関係しないので、以後の説
明では他のサーバは図示しない。
【0018】まず、この実施形態の特徴である各ファイ
ルFILEの管理に使用されるファイル情報について説
明する。
【0019】ファイル情報FIは、原本ファイルか複製
ファイルかを示す識別符号1ビットと、最終アクセスサ
ーバ名32ビットとからなる。ここで、複製ファイルと
はこの実施形態の転送プロトコルによる転送で取得され
たファイルを言う。また、最終アクセスサーバ名は、複
製ファイルの場合には原本ファイルの存在するサーバ名
を表し、原本ファイルの場合には最後にそのファイルに
参照又は転送要求をしたサーバ名を意味する。最終アク
セスサーバ名は、原本ファイルを保持するサーバにアク
セス(参照又はファイル転送要求)があった場合に作成
され、転送するファイル(以後、複製ファイルになる)
に付加される。
【0020】この実施形態の転送プロトコルによるファ
イル転送では情報の参照とファイル転送のみが許され、
通常のFTPで用いられているユーザIDとパスワード
のチェックによるセキュリティ機能は持たない。
【0021】この実施形態における要求内容は、2ビッ
トの符号によりコーディングされている。上位ビットR
1、下位ビットをR2とすると、上位ビットR1は転送
要求か情報要求かの分類を示し、下位ビットR2は要求
対象の種類を示している。具体的には、例えば次のよう
に分類される。00のときはバイナリファイルのファイ
ル転送要求、01のときはテキストファイルのファイル
転送要求、10のときはファイル属性のみの情報参照要
求、11のときはファイル属性及びファイル所在情報を
含めた全情報の参照要求を示している。00、01の区
別は、より上位のプロトコルでの利用を想定したもので
あり、この実施形態における処理においては同様に扱う
ものとする。すなわち、処理上の分類としては、R1=
0、R1R2=10、R1R2=11という3通りの場
合分けとなる。
【0022】まず、ファイル参照機能について説明す
る。参照できる情報は上述したファイル情報FIと、フ
ァイルの属性であるファイルサイズ及び作成日時とであ
る。
【0023】情報参照時のノード間インタフェースを示
す図1(a)、(b)に示すように、クライアント端末
Cからファイル情報の参照要求があると、ユーザ側サー
バUSは要求されたファイルを保有するサーバFSへそ
の要求を伝えると同時に自分のIPアドレスを告知す
る。クライアント端末Cからユーザ側サーバUSへ伝送
される情報は、利用者ID、アクセス先サーバ名、要求
ファイル名、クライアント端末のカレントディレクト
リ、要求内容である。
【0024】ユーザ側サーバUSでは、図3に示すよう
に、処理ID付与部31で要求に対してユーザ側サーバ
USで管理する処理IDを付与し(ステップ301)、
処理が全て終わるまで処理ID毎に利用者ID、要求フ
ァイル名、カレントディレクトリの情報を処理情報とし
て処理情報格納部32に格納しておく(ステップ30
2)。さらに、ユーザ側サーバUSは、自IPアドレス
付与部33で自分のIPアドレス及び処理IDを要求フ
ァイル名に付加する(ステップ303)。その後、ユー
ザ側サーバUSは、要求内容をデコードして読み取り、
送信する(ステップ304、305)。以降の処理は、
要求内容により場合分けされて実行される(ステップ3
06)。
【0025】まず、全情報の参照要求の場合における処
理形態について説明する。ファイルを保有するサーバF
Sは、全情報参照要求を受信すると、図4に示すように
ユーザ側サーバUSから受信した情報(パケット)から
要求ファイル名をファイル名取出し部41で取り出し、
ファイル情報格納部44に供給する。また、転送先サー
バ名取出し部42は、転送先サーバ名すなわちにユーザ
側サーバUSのIPアドレス及び処理IDを取り出し、
ファイル情報制御テーブル43に供給する。図示しない
コントローラがファイル情報格納部44に供給されたフ
ァイル名が既にファイル情報FIを有しているファイル
か、初めてアクセスされたファイルかを判断し(ステッ
プ401)、既にファイル情報FIが存在する場合には
次のステップに移り、存在しない場合には、ファイル情
報作成部46でファイル情報FIの作成を行なう(ステ
ップ402)。この作成されたファイル情報FIは、フ
ァイル種別が原本ファイルを示す符号で、最終アクセス
サーバ名が自己IPアドレスとなる。
【0026】その後、ファイル情報制御テーブル43を
参照して転送先サーバ名を認識し(ステップ403)、
ファイル格納部47からファイル属性を参照してファイ
ル情報を添付し(ステップ404)、ファイル情報FI
をフォーマット変換ユニット45でネットワーク上に送
信するデータに変換した後、ネットワーク上の転送先サ
ーバUSにファイル情報FIを送信する(ステップ40
5)。このとき、処理IDがファイル情報と共に転送さ
れる。転送後ファイル種別を確認し、原本ファイルの場
合、最終アクセスサーバ名をそのサーバのIPアドレス
としてファイル情報FIを書き換える(ステップ40
6、407)ファイル情報FIを受信したユーザ側サー
バUSは、図5に示すように、処理ID取出し部51で
処理IDを取り出し、処理情報格納部54に伝送し(ス
テップ501)、ファイル情報取出し部52でファイル
情報を取り出してファイル情報格納部53に格納する
(ステップ502)。処理情報格納部54は、処理ID
に従って記憶していた利用者IDとカレントディレクト
リを読み出し、読み出した利用者IDのクライアント端
末のカレントディレクトリへファイル情報FIを転送す
る(ステップ503)。その後、処理情報格納部54に
格納された処理情報を削除する(ステップ504)。以
上により、クライアント端末Cでファイルに関する全情
報が参照可能となる続いて、ファイルの属性のみの参照
要求の場合における処理形態について説明する。ファイ
ルを保有するサーバFSは、ファイル属性のみの情報参
照要求を受信すると、図6に示すようにファイル格納部
62からファイル属性を参照してファイル情報FIとす
る(ステップ602)。その後、このファイル情報FI
をフォーマット変換ユニット63でネットワーク上に送
信するデータに変換し、ネットワーク上の転送先サーバ
USにファイル情報FIを送信する(ステップ60
3)。このとき、処理IDもファイル情報と共に転送さ
れる。ファイル情報FIを受信したユーザ側サーバUS
は、図7に示すように、処理ID取り出し部71で処理
IDを取り出し、処理情報格納部73に伝送し(ステッ
プ701)、ファイル情報取り出し部72でファイル情
報を取り出し、ファイル属性情報をファイル情報FIと
してクライアント端末Cに転送する(ステップ70
2)。その後、処理情報格納部73に格納された処理情
報を削除する(ステップ703)。以上により、クライ
アント端末Cでファイルの属性情報の参照が可能とな
る。
【0027】次に、ファイル転送動作を説明する。ファ
イル転送には原本ファイルを保有するサーバからのファ
イル転送と、複製ファイルを保有するサーバからのファ
イル転送の2種類がある。
【0028】まず、原本ファイルを保有するサーバから
のファイル転送を図1(c)及び図8を用いて説明す
る。
【0029】クライアント端末Cは、ファイル転送要求
をユーザ側サーバUSに発する。このファイル転送要求
には利用者ID、アクセス先サーバ名、要求ファイル
名、クライアント端末Cのカレントディレクトリが含ま
れる。ユーザ側サーバUSでは図3に示すように、処理
ID付与部31で要求に対してユーザ側サーバUSで管
理する処理IDを付与し、処理が全て終わるまで処理I
D毎に利用者ID、要求ファイル名、カレントディレク
トリの情報を処理情報として処理情報格納部32に格納
しておく。さらに、ユーザ側サーバUSは、自IPアド
レス付与部33で自分のIPアドレス及び処理IDを要
求ファイル名に付加してファイルを保有するサーバFS
へ送信する。
【0030】ファイルを保有するサーバFSは、その要
求を受信すると、図8に示すように、ユーザ側サーバU
Sから受信した情報(パケット)から要求ファイル名を
ファイル名取出し部81で取り出し、ファイル情報格納
部84に供給する。また、転送先サーバ名取出し部82
は、転送先サーバ名すなわちにユーザ側サーバUSのI
Pアドレス及び処理IDを取り出してファイル情報制御
テーブル83に供給する。図示しないコントローラがフ
ァイル情報格納部84に供給されたファイル名が既にフ
ァイル情報FIを有しているファイルか、初めてアクセ
スされたファイルかを判断し(ステップ802)、既に
ファイル情報FIが存在する場合には次のステップに移
り、存在しない場合には、ファイル情報作成部86でフ
ァイル情報FIの作成を行なう(ステップ803)。こ
のファイル情報FIはファイル種別が原本ファイルを示
す符号で、最終アクセスサーバ名が自己IPアドレスと
なる。
【0031】次に、ファイル情報制御テーブル83を参
照して転送先サーバ名を認識し(ステップ804)、フ
ァイル及びファイル情報FIをフォーマット変換ユニッ
ト85でネットワーク上に送信するデータに変換する。
次に、送信するファイルのファイル情報FIを判別する
(ステップ805)。この場合、原本ファイルを保有す
るサーバからのファイル転送なので、ファイル情報FI
を自己IPアドレスに書き換えた後、ファイル及びファ
イル情報FIを処理IDと共にユーザ側サーバUSに送
信する(ステップ806、807)。その後、ファイル
情報FIを最終アクセスサーバ名である転送先サーバU
Sのアドレスに書き換えて保存する(ステップ80
9)。これにより、複製ファイルが転送先サーバUSに
も存在することを次のアクセス者に知らせることができ
る。
【0032】ファイルの転送を受けたユーザ側サーバU
Sでは、図9に示すように、処理ID取出し部91で処
理IDを取り出し、処理情報格納部92に伝送し(ステ
ップ901)、ファイル情報取出し部93でファイル情
報FIを取り出し、原本・複製識別部94で受信したフ
ァイル情報FIの原本、複製識別符号が原本ファイルを
示す符号か複製ファイルを示す符号かを判定し(ステッ
プ902)、原本ファイルを示す符号の場合には以後転
送を受けたファイルは複製ファイルとして扱われるの
で、原本、複製識別符号を原本ファイルを示す符号から
複製ファイルを示す符号に書き換える(ステップ90
3)。ファイル情報FIををファイル情報制御テーブル
96に格納し(ステップ904)、ファイル取出し部9
5で取り出したファイルをファイル格納部98に格納す
る(ステップ905)。処理情報格納部92は、処理I
Dに従って記憶していた利用者IDとカレントディレク
トリを読み出し、読み出した利用者IDのクライアント
端末のカレントディレクトリへファイルを転送する(ス
テップ906)。その後、処理情報格納部54(図5参
照;92と同一)に格納された処理情報を削除する。以
上によりクライアント端末Cへのファイルの転送が完了
する。
【0033】次に、複製ファイルを有するサーバからの
ファイル転送について説明する。なお、上述した図8
(b)のステップ805までの動作は原本ファイルを有
するサーバからのファイル転送と同じなので説明を省略
する。
【0034】ステップ805では複製ファイルを有する
サーバからのファイル転送なので、そのまま、ファイル
及びファイル情報FIをを処理IDと共にユーザ側サー
バUSに送信し(ステップ808)、送信後ファイル及
びファイル情報FIを削除する(ステップ810)。
【0035】ファイルの転送を受けたユーザ側サーバU
Sの動作も基本的に原本ファイルを有するサーバからの
ファイル転送と同じであるが、ステップ902で複製フ
ァイルと判定されるので、ファイル情報の書き換えは行
なわれない。
【0036】以上個々の動作を説明したが、理解を容易
にするために、図10、図11を用いて全体の動作例を
説明する。
【0037】図2に示す第1のサーバS1のデータベー
スDB中の原本ファイル1(「F-1」と略記する。)を
第2のサーバS2に接続されたクライアントA(C2
1)に転送する場合と、サーバS2に転送されたファイ
ル1(F-1)をサーバS3に接続されたクライアントB
(C31)に転送する場合を例にして説明する。図1
0、図11のタイミングチャートは最も左の列にタイミ
ングを、それにつづく各列に各サーバ又はクライアント
の動作を上から下に動作順に記載している。
【0038】第1のサーバS1のデータベースDB1中
の原本ファイル1(F-1)を第2のサーバS2に接続さ
れたクライアントA(C21)へ転送するのに先立ち、
クライアントA(C21)から第1のサーバS1を参照
する場合を図10のタイミング1から11に示す。
【0039】まず、タイミング1ではクライアントAが
ファイル1の全情報参照要求をサーバS2に発する。サ
ーバS2は参照要求をサーバS1に転送する(タイミン
グ2)。転送要求を受けたサーバS1はファイル情報F
Iを作成する(タイミング3、4)。ここでは、初めて
参照要求を受けたと仮定している。このファイル情報F
Iの内容は(原本、自己IPアドレスすなわちS1)と
なる(タイミング4)。このファイル情報FIをサーバ
S2に転送する(タイミング5)。ファイル情報FIの
最終アクセスサーバ名をこの場合はサーバS2に書き換
える(タイミング6)。サーバS2ではファイル情報F
Iの転送を受けクライアントAに転送する(タイミング
7、8、9)。クライアントAでは、転送を受けたファ
イル情報FIからファイルがサーバS1に原本として保
存されていることを知ることができる。
【0040】クライアントAは、引き続いてファイル1
の転送を行なう。転送を受けたファイル情報FIからフ
ァイルがサーバS1に原本として保存されていることを
知ることができたので、サーバS1からファイル1の転
送を行なうようにサーバS2に要求を出す(タイミング
12)。サーバS2は、転送要求をサーバS1に転送す
る(タイミング13)。転送要求を受けたサーバS1の
ファイル情報FIはタイミング6で決定された(原本、
S2)である(タイミング15)。サーバS1はこのフ
ァイル情報FIを一旦書き換える。書き換える内容は原
本ファイルの存在するサーバを転送先に連絡するために
最終アクセスサーバ名を自己IPアドレスすなわちS1
に書き換える(タイミング16)。そして、ファイル、
ファイル情報FI及び処理IDをサーバS2に転送する
(タイミング17、18)。その後、自己の保存するフ
ァイル情報FIには複製ファイルを保存するサーバを覚
えておくために最終アクセスサーバ名を複製ファイルを
保存するサーバであるサーバS2に書き換える(タイミ
ング19)。転送を受けたサーバS2は、転送を受けた
ファイル情報FIには原本ファイルを示す符号がついて
いるので、これを複製ファイルを示す符号に書き換え、
複製ファイル及びファイル情報FIを保存する(タイミ
ング20〜23)。そして、複製ファイルをクライアン
トAに転送する(タイミング24)。
【0041】この時点で、ファイル1は原本サーバS1
と複製ファイルサーバS2に存在することになる。原本
サーバS1のファイル情報FIは(原本、S2)とな
り、複製ファイルサーバS2のファイル情報FIは(複
製、S1)となる。従って、原本サーバS1を参照した
他のサーバは複製が複製ファイルサーバS2にあること
を知ることができ、また、複製ファイルサーバS2を参
照した他のサーバは原本は原本サーバS1にあることを
知ることができ、改版等の場合にも対応が行ない易くな
る。
【0042】次に、この状態で第3のサーバS3に接続
されたクライアントB(C31)から同一ファイル1の
転送要求が有った場合の動作を説明する。
【0043】クライアントB(C31)がファイル1の
参照要求をサーバS3に発する(タイミング26)。サ
ーバS3は参照要求をサーバS1に転送する(タイミン
グ27)。転送要求を受けたサーバS1はファイル情報
FIを確認する(タイミング28)。この場合、すでに
ファイル情報FIが存在し、このファイル情報FIの内
容は(原本、複製ファイルの存在するサーバすなわちS
2)となっている(図8のタイミング19参照)。この
ファイル情報FIをサーバS3に転送する(タイミング
30)。ファイル情報FIの最終アクセスサーバ名を、
この場合はサーバS3に書き換える(タイミング3
1)。サーバS3ではファイル情報FIの転送を受けて
クライアントBに転送する(タイミング32〜33)。
【0044】クライアントBでは、転送を受けたファイ
ル情報FIからファイルがサーバS2に複製として保存
されていることを知ることができる。従って、クライア
ントBは、原本の存在するサーバS1ではなくサーバS
2からファイルの転送を行なうことにする。サーバS2
からファイル1の転送を行なうようにサーバS3に要求
を出す(タイミング37)。サーバS3は転送要求をサ
ーバS2に転送する(タイミング38)。転送要求を受
けたサーバS2(タイミング39)はファイル、ファイ
ル情報FI及び処理IDをサーバS3に転送する(タイ
ミング40、41)。その後、自己の保存するファイル
及びファイル情報FIを削除する(タイミング42)。
転送を受けたサーバS3は転送を受けた複製ファイル及
びファイル情報FIを保存する(タイミング43〜4
5)。複製ファイルをクライアントBに転送する(タイ
ミング46、47)。従って、今度はサーバS3が複製
ファイルの保管先となる。これはあたかも複製ファイル
の所有権が一回のファイル転送毎に次の転送先サーバに
移転して行くようである。この場合にもファイル情報F
Iを用いることにより、常に原本ファイルを保存するサ
ーバは複製ファイルの保存先を把握できると共に、複製
先でも原本ファイルの所属元を知ることができる。
【0045】上記実施形態によれば、ネットワーク資源
の有効活用を図り、クライアント側へのファイル転送が
迅速に行なえる、しかも、サーバの保持するファイルの
改版の確認が容易に行なえるサーバ・クライアント型の
ファイル検索システム及びファイル保有サーバを実現す
ることができる。
【0046】なお、上記実施形態は、インターネットを
意識したものであるが、本発明を、他のネットワークに
適用できることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ネット
ワーク資源の有効活用を図り、クライアント側へのファ
イル転送が迅速に行なえる、また、サーバの保持するフ
ァイルの改版の確認が容易に行なえるサーバ・クライア
ント型のファイル検索システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のファイル検索システムの情報参照時
及びファイル転送時の授受情報の説明図である。
【図2】実施形態を適用したネットワークの一例を示す
説明図である。
【図3】実施形態のクライアントからユーザ側サーバへ
の要求時の動作説明図である。
【図4】実施形態のファイル全情報参照時の転送元サー
バの動作説明図である。
【図5】実施形態のファイル全情報参照時の転送先サー
バの動作説明図である。
【図6】実施形態のファイル属性のみ参照時の転送元サ
ーバの動作説明図である。
【図7】実施形態のファイル属性のみ参照時の転送先サ
ーバの動作説明図である。
【図8】実施形態のファイル情報転送時の転送元サーバ
の動作説明図である。
【図9】実施形態のファイル情報転送時の転送先サーバ
の動作説明図である。
【図10】実施形態の原本ファイルサーバからの参照、
転送を説明する図である。
【図11】実施形態の複製ファイルサーバからの参照、
転送を説明する図である。
【符号の説明】
C:クライアント端末、US:ユーザ側サーバ、FS:
ファイル保有サーバ、FI:ファイル情報、N:ネット
ワーク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に接続された複数のサー
    バを備え、クライアント端末からのファイル転送要求に
    対してユーザ側サーバを介して上記複数のサーバから要
    求されたファイルを保持するファイル保有サーバを検索
    し、ファイル転送を行なうファイル検索システムにおい
    て、 原本ファイルを保持するサーバに対して、原本ファイル
    か複製ファイルかの識別符号とファイルの存在するサー
    バ名を少なくとも含むファイル情報の参照を行なった
    後、上記ファイル情報の示すサーバに対してファイル転
    送要求を行なうファイル検索システムであり、 原本ファイルを保持するサーバは、上記ファイル情報の
    参照を受ける毎に上記ファイル情報中のファイルの存在
    するサーバ名の項目をファイル参照を行なったサーバ名
    に書き換えて管理すると共に、 複製ファイルを保持するサーバは、ファイル転送要求に
    対して、上記ファイル情報としてそのファイルが複製で
    ある旨の識別符号と原本ファイルの存在するサーバ名を
    ファイルに付加して転送後、自己の保持しているファイ
    ル及びファイル情報を削除することを特徴とするファイ
    ル検索システム。
  2. 【請求項2】 上記原本ファイルを保持するサーバは、
    転送要求を受けたファイルが最初の参照要求を受けた場
    合に、上記識別符号を原本ファイルとし、ファイルの存
    在するサーバ名の項目を自サーバとするファイル情報を
    作成することを特徴とする請求項1に記載のファイル検
    索システム。
  3. 【請求項3】 ネットワーク上に接続された複数のサー
    バを備え、クライアント端末からのファイル転送要求に
    対してユーザ側サーバを介して上記複数のサーバから要
    求されたファイルを保持するファイル保有サーバを検索
    し、ファイル転送を行なうファイル検索システムにおけ
    るファイル保有サーバにおいて、 自己が原本ファイルを保持しない複製ファイルに対して
    転送要求があった場合に、そのファイルが複製である旨
    の識別符号と原本ファイルの存在するサーバを識別する
    符号からなるファイル情報を転送要求を受けたファイル
    に付加してファイル転送を行ない、上記複製ファイルの
    所有権を転送要求元サーバに移転することを特徴とする
    ファイル保有サーバ。
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