JPH1068139A - リンク仕掛機構 - Google Patents

リンク仕掛機構

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JPH1068139A
JPH1068139A JP9183420A JP18342097A JPH1068139A JP H1068139 A JPH1068139 A JP H1068139A JP 9183420 A JP9183420 A JP 9183420A JP 18342097 A JP18342097 A JP 18342097A JP H1068139 A JPH1068139 A JP H1068139A
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Withdrawn
Application number
JP9183420A
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English (en)
Inventor
Kent M Foster
エム.フォスター ケント
Gregory A Loebbaka
エー.ロエブバカ グレゴリー
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Caterpillar Inc
Original Assignee
Caterpillar Inc
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/283Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a single arm pivoted directly on the chassis

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Shovels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業装具を機械フレームに取付ける1対のリ
フトアームを利用した従来式ホイール・ローダ等の土木
機械において、リフトアームと当該アームに作業装具を
操作するために取付けられた返しリンク仕掛の両者は機
械運転者が作業装具を見通す可視性を妨げ且つ関係する
構造体の全重量を増大させている。 【解決手段】 機械フレーム部材(14)に作業装具
(32)を枢着するリフトアーム(42)の両端部(4
4、48)は非U字の形態にする。返しリンク仕掛(9
8)はリフトアームと作業装具の間に枢着されることに
よってリフトアームに対して作業装具を相対的に回動さ
せるものである。作業装具は当該返しリンク仕掛とリフ
トアームの両者を共通に装着する1対の取付板(34、
36)を規定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリンク仕掛機構、具
体的にはローダ等の建設機械に作業装具を取付けるリン
ク仕掛機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ホイール・ローダ等の建設土木機械の操
作に際して、バケットを機械の前面に1対のリフトアー
ムによって取付けるのが一般的である。両リフトアーム
はバケットの幅よりやゝ狭い距離だけ離間している。リ
フトアームとそれ故にバケットとが夫々のリフトアーム
に連結された1対の昇降シリンダによって、通常では概
して垂直平面上で上昇、降下させられる。バケット返し
機構はリフトアームとバケットとによってその間に連結
され、そしてホイール・ローダから返しリンク仕掛機構
まで延在している返しシリンダによってリフトアームに
関してバケットを枢軸回転させるように起動される多数
の形式のリンク仕掛機構の1つに配設される。この形式
の機構の主要欠陥の1つは、返しリンク仕掛が広がりを
持つ形態に設計されている場合に、機械運転者のバケッ
トを見通す可視性がリフトアームの広がり形態の関係の
所為で妨げられることである。この場合、返しリンク仕
掛自体もバケットを見通す可視性を阻害する。
【0003】この事態を改善する方法には、1個片体で
あって且つ概して機械の中心線に沿ってバケットと機械
の間に位置付けられるリフトアームを提供する方法であ
る。このような設計は1988年9月6日に発行された
米国特許第4,768,917 号( Anthony L. Garman) に開示
されている。この設計はバケットコーナの可視性を改良
するが、リンク仕掛の全体的形態、特に返し機構の面域
におけるその形態は過大な質量が高ストレス面域に要求
されるように形作られる。返しレバー、即ちリンク仕掛
はバケットにその上位中間部において連結されているの
で、返しリンク仕掛はバケットに積み荷する際にその仕
掛け機構を通じて伝達される捩じり力に適応出来るよう
に寸法設定されなければならない。そのための質量の増
加と追加される構成部品がリンク仕掛機構の重量を劇的
に高め、それによってリンク仕掛の性能を阻害する。
【0004】その他の設計はブーム型のリフトアームと
して、作業装具かフレームのいずれかに取付けられる当
該アームの1端或いは両端に広がった形態の、即ちU字
形端部を有している斯ゝるブーム型リフトアームを利用
するものである。これらのU字形端部は負荷分布状態の
向上には役立つが、リフトアームの質量、それ故にリン
ク仕掛の全重量をも高めることになる。これらの用途で
は、返しリンク仕掛の構成部品の種々のものもU字形
に、特にリンクが作業装具に付設される箇所においてU
字形にされている。多くの場合、U字形リンク仕掛とリ
フトアームのU字形端部との間の距離は異なるサイズに
なる。これは作業装具とリフトアームの間の負荷分布に
関する限り極端に有効であるが、2つの要素を受け入れ
るために作業装具に要求される構造的要素は多くの場合
に過多となる。これも、重量の増大、それ故にリンク仕
掛のコストを高めるものとして認知されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
1以上の問題点を克服することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、リンク
仕掛機構であって、これが:第1の所定距離(A)だけ
離間し且つ互いに平行なる関係に配置された1対の取付
板(24、26)を有するフレーム部材(14);該第
1所定距離と同じ距離だけ離間し且つ互いに平行なる関
係に配置された1対の取付板(34、36)を有する作
業装具(32);第1、第2の両端部(44、48)を
有するリフトアームを形成したブーム部材(42)であ
って、当該両端部の実質的に中間の位置において当該部
材の対立する両側面から延在している1対の筒耳部材
(54、56)を有し、当該筒耳部材は該第1所定距離
より大きな第2の距離(B)だけ離間する端末62、6
4を有し、当該第1端部(44)は該フレーム部材によ
って規定された該取付板(24、26)に枢着されてお
り、他方該第2端部(48)は該作業装具によって規定
された該取付板(34、36)に枢着されている斯ゝる
ブーム部材(42);1対の第1流体式作動機(70)
であって、各作動機が該フレーム部材(14)に枢着さ
れた第1端部(74)と該両筒耳部材の該端末(62、
64)の1方に枢着された第2端部(76)を有する斯
ゝる1対の第1流体式作動機;該ブーム部材(42)の
対立する両側面に取り付けられた第1端部(86)と第
2端部(92)を有する1対の第1返しリンク仕掛(8
2、84);1対の該第1返しリンク仕掛(82、8
4)の該第2端部(92)にその間において枢着されて
いる二股の第1端部(100)と、該作業装具(32)
によって規定されている1対の該取付板(34、36)
にその間において枢着されている第2端部(108)と
を有する第2返しリンク仕掛(98);及び該フレーム
部材(14)に取り付けられた第1端部(120)を有
する第2流体式作動機(118)であって、当該作動機
は該第2返しリンク仕掛(98)と1対の該第1返しリ
ンク仕掛(82、84)の該第2端部(92)との間に
枢軸取付具(106)が介在した状態において軸線(9
6)に関して該第2返しリンク仕掛の該第1二股端部
(100)に枢着されている第2端部(124)を有す
る斯ゝる第2流体式作動機、を含んで成る、斯ゝる構成
のリンク仕掛機構が提供される。更に、好ましくは、該
ブーム部材(42)と該第1流体式作動機(70)の該
第2端部(76)との間の枢軸取付具(78)は該フレ
ーム部材(14)を該該ブーム部材(42)に枢着する
枢軸取付具(46)から両取付具の中心軸線(66、3
0)に関して第3の所定距離(C)だけ離間し、該ブー
ム部材(42)と該第1流体式作動機(70)の該第2
端部(76)との間の前記枢軸取付具(78)は該ブー
ム部材(42)と該第1リンク仕掛機(82、84)の
該第1端部(86)との間の枢軸取付具(88)から両
取付具の中心軸線(66、90)に関して第4の所定距
離(D)だけ離間しているときに、該第4所定距離
(D)の当該第3所定距離(C)に対する比率(D/
C)は約 0.3〜0.45である。
【0007】
【実施例】図において、ローダ、即ち荷積機等の機械1
0の1部分を見ることが出来る。こゝに例示される機械
は前輪組体を取付ける前位フレーム部12を有する。こ
の前位フレーム部は概して18で指定した箇所にある関
節連結部を通じて部分的にのみ示されている後位フレー
ム組体16に取付けられる。油圧式等の流体式作動機で
ある1対のステアリング・シリンダ20は機械中心線2
2の両側で前、後位のフレーム部材間に装着されて、関
節連結部に関して回動するように作動し、それによって
機械の操縦を可能にする。前位フレーム部材14は所定
の距離 "A"だけ離間し、そして機械中心線22の両側
に互いに平行に配位している1対の側板24、26を規
定している。両側板は共通軸線30に沿って互いに整合
配位している取付孔28を規定している。
【0008】作業装具32も前位フレーム部材14に取
付けられている。図示の例では、作業装具はバケットで
あって、これは色々なタイプの材料をトラックに積み込
むか、そうでなければ当該材料を所定の場所から周知の
態様で取り除くために利用される。作業装具32はフレ
ーム部材14によって規定された1対の側板を引き離す
距離 "A" に等しい距離だけ離間し、且つ互いに平行に
配位している1対の取付板34、36を作業装具の後向
きの背面上に規定している。両取付板34、36は夫々
軸孔38を規定していて、両軸孔38は共通軸線40に
沿って互いに整合している。
【0009】作業装具32はブーム型( 張出棒型) のリ
フトアーム、即ちリフトアームを形成するブーム部材4
2によってフレーム部材14に装着されている。リフト
アーム42は貫通する軸孔(図示省略)を備えた非U字
形の第1端部44を有している。リフトアーム42の第
1端部44はフレーム部材14の両側面24、26の間
に軸線30に沿って配位している。両側板とリフトアー
ム42の整合した軸孔はピン組体46を受け入れること
によってブーム部材であるリフトアーム42をフレーム
に対して概して垂直な平面に沿って相対的に移動させる
ために枢軸回転可能に取付ける、即ち枢着する。リフト
アーム42の第2端部48も非U字形であって、貫通す
る軸孔(図示省略)を規定している。第2端部48は作
業装具32によって規定された取付板34、36の間に
軸線40に沿って取付けられ、そして作業装具32にピ
ン組体50によってリフトアーム42に対して概して垂
直な平面に沿って相対的に移動させるために枢軸回転可
能に取付けられている。軸線30、40として、その周
りにリフトアーム42を作業装具32とフレーム部材1
4に夫々取付けるための取付具が延在する斯ゝる両軸線
の間の距離は所定の距離X(図4)である。
【0010】リフトアーム42の第1、2の両端部4
4、48に接続するリフトアーム中央部52は両端部の
夫々に比べて側面間の幅が増大させられている。リフト
アーム42のこの領域には、リフトアーム42の両側板
58、60の夫々から横方向へ延在している1対の筒耳
(トラニオン)54、56が規定されている。両筒耳は
フレーム部材14の側板24、26の間に規定された所
定距離 "A" よりも大きな所定の距離 "B" だけ離間し
ている端末62、64を規定している。筒耳54、56
はリフトアーム42の両側面において軸線66に沿って
整合している。軸孔68は筒耳の端末62、64におい
て軸線66の周りに開口するように位置付けられてい
る。これとは別に、単1の軸孔が整合した筒耳とリフト
アームに対して全体的に貫通延在させることも出来る。
軸線66は軸線30から所定の距離 "C" だけ離間して
いる(図4)。
【0011】リフトアーム42はその両面に位置付けら
れた1対の昇降シリンダ(第2返しシリンダ)70、7
2によって垂直面に沿って移動させられる。両昇降シリ
ンダはフレーム部材14に枢着された第1端部74と筒
耳54、56の端末62、64に夫々枢着された第2端
部76を有する。ピン組体78(図3)は筒耳によって
規定された軸孔68の中に挿置されることによって昇降
シリンダをリフトアームに枢着している。昇降シリンダ
を周知の態様で以て延出、退動させることによって、リ
フトアームをフレームに対して相対的に移動させること
が出来る。
【0012】作業装具32は80で概して指定される返
しリンク仕掛機構によりピン組体50に関して回動させ
られる。この返しリンク仕掛機構80は本質的に同一で
ある1対の第1返しリンク仕掛82、84を含む。第1
返しリンク仕掛82、84は夫々リフトアーム42の両
側面上に配位した状態で以て離間している。各第1返し
リンク仕掛82、84は筒耳54、56によって規定さ
れた軸線66と作業装具32との間に配位する軸線90
上に配置されたピン組体88によりリフトアーム42に
枢着された第1端部86を有している。第1返しリンク
仕掛の当該第1端部86の取付け軸線90は筒耳54、
56によって規定された取付け軸線66から所定の距離
"D" だけ離間している(図4)。リフトアーム42を
フレーム部材14に枢着する枢軸取付具(ピン組体)4
6とリフトアーム42を第1返しリンク仕掛82、84
に枢着する枢軸取付具(ピン組体)78の両取付具の中
心軸線30、66の間の距離を規定した所定距離 "C"
の前記距離 "D" に対する比率(C/D)は 0.3〜0.45
の範囲にある。両第1返しリンク仕掛は第1端部86か
ら上方へ延在し且つ軸線96に沿って互いに整合した軸
孔94を規定した第2端部92を夫々規定している。第
1返しリンク仕掛82、84は軸線90、96の間に所
定長 "L" (図4)を有し、作業装具32から遠ざかる
やゝ後方へ向けてやゝ湾曲した形態を有している。所定
長 "L" と軸線30、40の間に所定長 "X" との比率
(L/X)は約 0.25 〜 0.33 である。
【0013】第2返しリンク仕掛98は二股アーム10
2、104を規定し且つ当該アームを貫通する軸孔(図
示省略)を備えた第1端部100を有している。この第
1端部100は両第1返しリンク仕掛82、84の第2
端部92の軸孔94と整合するように位置付けられ、そ
してピン組体106を介して返しリンク仕掛と互いに枢
着し合っている。第2返しリンク仕掛98の第2端部1
08もこれを貫通する軸孔(図示省略)を有していて、
作業装具32によって規定される取付板34、36の間
に位置付けられている。取付板34、36はリフトアー
ム42を作業装具32に取付けるピン組体50の箇所よ
り上方の箇所に規定された1対の軸孔112を有してい
る。第2返しリンク仕掛98の第1端部108は軸孔1
12に整合するように位置付けられ、ピン組体114に
よって作業装具32に枢着されている。第2返しリンク
仕掛98は犬骨形状として、これが中央部116によっ
て接続された拡大した第1と第2の両端部100、10
8を有し且つ当該中央部116が該両端部によって規定
された軸孔の直径より小さい値の肉厚を有する比較的平
坦なものである斯ゝる犬骨形状を有している。第2返し
リンク仕掛98はその1対の枢軸取付具106、114
(ピン組体)の間に両取付具の中心軸線96、110に
関して所定長 "L’" を有している。第1返しリンク仕
掛82、84の所定長 "L" の第2返しリンク仕掛98
の所定長 "L’" に対する比率(L/L’)は約 0.62
〜 0.72 である。
【0014】第2油圧シリンダ、即ち第2返しシリンダ
118はフレーム部材14と返しリンク仕掛機構80の
間に位置付けられている。返しシリンダ118の第1端
部120はフレーム部材14によって機械10の中心線
22に沿って規定されているタワー組体122に枢着さ
れている。返しシリンダ118は前方へ延在し、第2返
しリンク仕掛98の二股アーム102、104の間に位
置付けられた第2端部124を有し,そしてピン組体1
06によって軸線96に関して枢着されている。返しシ
リンダ118におけるピストンの延出動と退出動がリフ
トアーム42に対する作業装具32の垂直平面に沿った
移動を引き起こす。
【0015】
【発明の効果】本発明に係るホイールローダは機械の起
動力の下で積重ねられた材物の中にバケットん32を突
っ込むように駆動することによって材物を発掘すること
に利用される。昇降シリンダ70、72と返しシリンダ
118は材物をバラけるように破り、そして積重材物の
山から材物をバケットに充填し、次いで持ち上げる作業
を両シリンダにおけるピストンの連携した延出と退却の
両動作で以て実行する。次いで、材物をローダの側にあ
るダンプトラックに積み込むか、或いはローダから離れ
た場所にローダを移動させてローダのバケットから材物
を投げ捨てる。バケットへの荷積み(ローディング)が
行われるときに、ローダ運転者がバケットのコーナを見
通すことが出来ることは非常に有益である。これは地面
レベルの手狭な空間で作業するときに重要であるだけで
なく、トラックの荷台に材物を投げ入れるときにも重要
である。トラックに対する荷積みに関して言えば、バケ
ットは材物をバケットから投げ入れるために回動させら
れ、バケットの下縁がしばしば荷台壁の高さより下の位
置に移動させられる。運転者が良好な可視性を有してい
るときは、バケットがトラックの荷壁を越えるだけ引き
戻されていることは容易に知ることが出来る。
【0016】可視性に加えて、全体の構造も主要な関心
事である。リンク仕掛機構による荷積みは時に過酷な作
業となるが、重量を可能な限り低減させる得る個別のリ
ンク仕掛機構要素を利用していながらこの積荷を収容す
るに十分耐える斯ゝるリンク仕掛機構を提供することは
非常に有益である。上述のリンク仕掛機構はこれを可能
にする。
【0017】しかも、このリンク仕掛機構はブーム型構
造のリフトアーム42が比較的に狭い形状であって、機
械の中心線22に沿って位置付けられている。このよう
に構築し、配置すると、作業装具、特にそのコーナを見
通す可視性が極端に良好である。また、このブーム型リ
ンク仕掛はリフトアームの通常の「対」に取って代わる
ものであるので、必要な返しリンク仕掛はサイズ並びに
部品点数を実質的に低減させることが出来る。これによ
って、究極的にはリンク仕掛機構の全体の重量を大きく
減じ、それと同時に作業性を高める優れた可視性をもた
らす斯ゝる有利なリンク仕掛機構が得られる。
【0018】本発明の上記リンク仕掛機構によれば、上
述の効果の他に、ローダ、即ち荷積機等の機械における
作業装具(32)はそのコーナに機械運転者が良好に見
通すことが出来る可視性を与え得る非常に狭幅なブーム
部材、即ち狭幅なリフトアーム(42)を利用した態様
で以て当該機械に装着することが出来る。これに加え
て、第2リンク仕掛、即ち第2レバー(98)とブーム
部材(42)は本質的に同じ枢軸取付具幅を有している
ので、作業装具は両部材(42、98)の枢軸取付具を
収容するのに主体的な1対の取付板を具備するだけでよ
い。これは作業装具の支持構造に要する構成要素を減
じ、それ故に作業装具の製造コストを低減させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を採用した荷積機の部分を示す側
面説明図である。
【図2】図1に示す構造の平面説明図である。
【図3】作業装具の右背後から見たリンク仕掛機構の斜
視説明図である。
【図4】本発明の構成要素間の種々の重要な寸法を示し
ている、図3のものに類似したリンク仕掛機構の斜視説
明図である。
【符号の説明】
10…ローダ、即ち荷積機等の機械 12…フレーム部 14…フレーム部材 16…フレーム組体 18…関節連結部 20…ステアリング・シリンダ 22…機械中心線 24、26…側板 28…取付孔 30…軸線 32…作業装具 34、36…取付板 38…軸孔 40…軸線 42…リフトアーム(ブーム部材) 44…非U字形の第1端部 46…ピン組体(枢軸取付具) 48…非U字形の第2端部 50…ピン組体(枢軸取付具) 52…中央部 54、56…筒耳(トラニオン) 58、60…側板 62、64…筒耳の端末 66…軸線 68…軸孔 70、72…1対の昇降シリンダ(第1流体式作動機) 74…第1端部 76…第2端部 78…ピン組体 80…リンク仕掛機構 82、84…1対の第1返しリンク仕掛 86…第1端部 88…ピン組体(枢軸取付具) 90…軸線 92…第2端部 94…軸孔 96…軸線 98…第2返しリンク仕掛 100…第1端部 102、104…二股アーム 106…ピン組体(枢軸取付具) 108…第2端部 110…軸線 112…軸孔 114…ピン組体(枢軸取付具) 116…中央部 118…返しシリンダ(第2流体式作動機) 120…第1端部 122…タワー組体 124…第2端部
フロントページの続き (72)発明者 グレゴリー エー.ロエブバカ アメリカ合衆国,カンザス 66547,ウェ イムゴ,オーストリアン パイン トレイ ル 14900

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リンク仕掛機構であって、これが:第1
    の所定距離(A)だけ離間し且つ互いに平行なる関係に
    配置された1対の取付板(24、26)を有するフレー
    ム部材(14);該第1所定距離と同じ距離だけ離間し
    且つ互いに平行なる関係に配置された1対の取付板(3
    4、36)を有する作業装具(32);第1、第2の両
    端部(44、48)を有するリフトアームを形成したブ
    ーム部材(42)であって、当該両端部の実質的に中間
    の位置において当該部材の対立する両側面から延在して
    いる1対の筒耳部材(54、56)を有し、当該筒耳部
    材は該第1所定距離より大きな第2の距離(B)だけ離
    間する端末62、64を有し、当該第1端部(44)は
    該フレーム部材によって規定された該取付板(24、2
    6)に枢着されており、他方該第2端部(48)は該作
    業装具によって規定された該取付板(34、36)に枢
    着されている斯ゝるブーム部材(42);1対の第1流
    体式作動機(70)であって、各作動機が該フレーム部
    材(14)に枢着された第1端部(74)と該両筒耳部
    材の該端末(62、64)の1方に枢着された第2端部
    (76)を有する斯ゝる1対の第1流体式作動機;該ブ
    ーム部材(42)の対立する両側面に取り付けられた第
    1端部(86)と第2端部(92)を有する1対の第1
    返しリンク仕掛(82、84);1対の該第1返しリン
    ク仕掛(82、84)の該第2端部(92)にその間に
    おいて枢着されている二股の第1端部(100)と、該
    作業装具(32)によって規定されている1対の該取付
    板(34、36)にその間において枢着されている第2
    端部(108)とを有する第2返しリンク仕掛(9
    8);及び該フレーム部材(14)に取り付けられた第
    1端部(120)を有する第2流体式作動機(118)
    であって、当該作動機は該第2返しリンク仕掛(98)
    と1対の該第1返しリンク仕掛(82、84)の該第2
    端部(92)との間に枢軸取付具(106)が介在した
    状態において軸線(96)に関して該第2返しリンク仕
    掛の該第1二股端部(100)に枢着されている第2端
    部(124)を有する斯ゝる第2流体式作動機、を含ん
    で成る、斯ゝる構成のリンク仕掛機構。
  2. 【請求項2】 該フレーム部材(14)によって規定さ
    れた該取付板((24、26)が軸孔を有し、当該軸孔
    が第1軸線(30)に沿って整合している、請求項1に
    記載のリンク仕掛機構。
  3. 【請求項3】 該ブーム部材(42)の該第1、2端部
    (44、48)はいずれも非U字形であり、且つ実質的
    に一定の幅を有している、請求項1に記載のリンク仕掛
    機構。
  4. 【請求項4】 該第2返しリンク仕掛(98)はその該
    第1、2端部(100、108)の間に延在して両端部
    を結ぶ中央部(116)として、これが両端部よりも狭
    い幅を有している斯ゝる中央部を有する、請求項3に記
    載のリンク仕掛機構。
  5. 【請求項5】 該ブーム部材(42)とこれに付設され
    た1対の該筒耳部材(54、56)はこれらを貫通する
    共通軸線(66)に沿った軸孔を規定している、請求項
    4に記載のリンク仕掛機構。
  6. 【請求項6】 該フレーム部材(14)は中心線(2
    2)を規定する建設機械の1部分を規定しており、そし
    て当該中心線に該ブーム部材の中心線が実質的に沿って
    いる、請求項1に記載のリンク仕掛機構。
  7. 【請求項7】 1対の該第1返しリンク仕掛(82、8
    4)はその該第2端部(92)が該作業装具(32)か
    ら遠ざかって該フレーム部材(14)に近付くような湾
    曲形態の輪郭を有している、請求項1に記載のリンク仕
    掛機構。
  8. 【請求項8】 1対の該第1返しリンク仕掛(82、8
    4)が有する1対軸線(90、96)間の所定長(L)
    の該ブーム部材(42)が有する1対軸線(30、4
    0)間の所定長(X)に対する比率(L/X)は約0.25
    〜0.33である、請求項1に記載のリンク仕掛機構。
  9. 【請求項9】 1対の該第1返しリンク仕掛(82、8
    4)が有する1対軸線(90、96)間の所定長(L)
    の該第2返しリンク仕掛(98)が有する1対枢軸取付
    具(106、114)の中心軸線(96、110)の間
    の所定長(L’) に対する比率(L/L’)は約0.62〜
    0.72である、請求項1に記載のリンク仕掛機構。
  10. 【請求項10】 該第2返しリンク仕掛(98)はその
    該第1、2端部(100、108)の間に延在して両端
    部を結ぶ中央部(116)として、これが両端部よりも
    狭い幅を有している斯ゝる中央部を有する、請求項1に
    記載のリンク仕掛機構。
  11. 【請求項11】 該ブーム部材(42)、該該第2返し
    リンク仕掛(98)及び該第2流体式作動機(118)
    は該機械中心線(22)に沿って実質的に垂直に整合し
    ている、請求項6に記載のリンク仕掛機構。
  12. 【請求項12】 該ブーム部材(42)と1対の該第1
    流体式作動機(70、72)の該第2端部(76)との
    間の枢軸取付具(78)は該フレーム部材(14)を該
    該ブーム部材(42)に枢着する枢軸取付具(46)か
    ら両取付具の中心軸線(66、30)に関して第3の所
    定距離(C)だけ離間しており、該ブーム部材(42)
    と該第1流体式作動機(70)の該第2端部(76)と
    の間の前記枢軸取付具(78)は該ブーム部材(42)
    と該第1リンク仕掛機(82、84)の該第1端部(8
    6)との間の枢軸取付具(88)から両取付具の中心軸
    線(66、90)に関して第4の所定距離(D)だけ離
    間しており、そして当該第4所定距離(D)の該第3所
    定距離(C)に対する比率(D/C)は約 0.3〜0.45で
    ある、請求項1に記載のリンク仕掛機構。
JP9183420A 1996-07-12 1997-07-09 リンク仕掛機構 Withdrawn JPH1068139A (ja)

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EP0818584A3 (en) 1998-05-06
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