JPH1066789A - 自動販売機玩具 - Google Patents
自動販売機玩具Info
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- JPH1066789A JPH1066789A JP20859897A JP20859897A JPH1066789A JP H1066789 A JPH1066789 A JP H1066789A JP 20859897 A JP20859897 A JP 20859897A JP 20859897 A JP20859897 A JP 20859897A JP H1066789 A JPH1066789 A JP H1066789A
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- JP
- Japan
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- vending machine
- display
- coin
- plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コインや模擬商品等の取り出し操作の際に、
その動作を利用して前後に変化を伴う表示手段を備えた
自動販売機玩具を提供するものである。 【構成】 本体1内のプレートPの保持爪22を作動す
る取出し把手23を設け、これを係止する上下移動自在
な係止板25と、コインDの厚み方向のスライド板31
を設け、本体1の前面の表示窓41に対し、係止板25
に連動する上下移動自在な表示板46を設けているこ
と。また、本体1内にコインDの送り部材56を設け、
カード挿入口13の後部に取出しレバー52を係止する
係止部材61を設け、本体1の前面の表示窓71に対
し、上記送り部材56に連動する上下移動自在な表示板
75を設けていること。
その動作を利用して前後に変化を伴う表示手段を備えた
自動販売機玩具を提供するものである。 【構成】 本体1内のプレートPの保持爪22を作動す
る取出し把手23を設け、これを係止する上下移動自在
な係止板25と、コインDの厚み方向のスライド板31
を設け、本体1の前面の表示窓41に対し、係止板25
に連動する上下移動自在な表示板46を設けているこ
と。また、本体1内にコインDの送り部材56を設け、
カード挿入口13の後部に取出しレバー52を係止する
係止部材61を設け、本体1の前面の表示窓71に対
し、上記送り部材56に連動する上下移動自在な表示板
75を設けていること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機玩具に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機玩具は、本体内に模擬
商品を収納しておき、コインを投入すると、模擬商品が
排出される構成であった。
商品を収納しておき、コインを投入すると、模擬商品が
排出される構成であった。
【0003】上記の自動販売機玩具によると、機械的操
作により模擬商品が取り出せる様に構成されているが、
単に模擬商品が出てくるだけで変化に乏しく、面白みに
欠けるものであった。
作により模擬商品が取り出せる様に構成されているが、
単に模擬商品が出てくるだけで変化に乏しく、面白みに
欠けるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
み発明されたもので、この自動販売機の利用に関する表
示手段が設けられていて、模擬商品の取り出しに連動し
て表示が変化するように構成した自動販売機玩具を提供
するものである。
み発明されたもので、この自動販売機の利用に関する表
示手段が設けられていて、模擬商品の取り出しに連動し
て表示が変化するように構成した自動販売機玩具を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動販売機玩具
は下記の構造を具えてなるものである。即ち、(イ)自
動販売機本体には、物品を払出する為の、それぞれ独立
した動作機構を備えた複数種類の販売機部を有するこ
と。(ロ)各販売機部の前面には、動作機構に連動し、
かつ動作機構を動作させる為の操作部材を有すること。
(ハ)各販売機部の前面には、動作機構によって払出さ
れた物品を取り出す為の取出し口を有すること。(ニ)
各販売機部は、それぞれ独立した物品収納部を備え、本
体背面より物品を供給する構造となっていること。
(ホ)各販売機部には、その販売機の内容を示す表示部
あるいは物品展示部を有すること。
は下記の構造を具えてなるものである。即ち、(イ)自
動販売機本体には、物品を払出する為の、それぞれ独立
した動作機構を備えた複数種類の販売機部を有するこ
と。(ロ)各販売機部の前面には、動作機構に連動し、
かつ動作機構を動作させる為の操作部材を有すること。
(ハ)各販売機部の前面には、動作機構によって払出さ
れた物品を取り出す為の取出し口を有すること。(ニ)
各販売機部は、それぞれ独立した物品収納部を備え、本
体背面より物品を供給する構造となっていること。
(ホ)各販売機部には、その販売機の内容を示す表示部
あるいは物品展示部を有すること。
【0006】また、本発明の自動販売機玩具は下記の構
造を具えてなるものである。即ち、 (イ)販売機部前面には、模擬コインを投入する為の投
入口を設けていること。(ロ)模擬コインを投入するこ
とにより、操作部材に連動した動作機構のロックを解除
する構造となっていること。(ハ)動作機構のロック及
びロック解除は、投入された模擬コインの厚みにより摺
動するスライド部材によって行う構造となっているこ
と。(ニ)物品を収納し、かつ物品の自重により落下す
る物品を取出し口方向に案内する為のガイド部を設けて
いること。(ホ)ガイド部下方には、自重によって落下
しようとする物品を保持する為の保持部材を設けている
こと。(ヘ)保持部材は、操作部材を操作することによ
って物品の保持を解除し、物品を取出し口に落下させる
構造となっていること。(ト)販売機部前面には表示窓
を設け、操作部材の操作による物品の払出と連動して摺
動し表示内容を変化させる為の表示板を設けているこ
と。
造を具えてなるものである。即ち、 (イ)販売機部前面には、模擬コインを投入する為の投
入口を設けていること。(ロ)模擬コインを投入するこ
とにより、操作部材に連動した動作機構のロックを解除
する構造となっていること。(ハ)動作機構のロック及
びロック解除は、投入された模擬コインの厚みにより摺
動するスライド部材によって行う構造となっているこ
と。(ニ)物品を収納し、かつ物品の自重により落下す
る物品を取出し口方向に案内する為のガイド部を設けて
いること。(ホ)ガイド部下方には、自重によって落下
しようとする物品を保持する為の保持部材を設けている
こと。(ヘ)保持部材は、操作部材を操作することによ
って物品の保持を解除し、物品を取出し口に落下させる
構造となっていること。(ト)販売機部前面には表示窓
を設け、操作部材の操作による物品の払出と連動して摺
動し表示内容を変化させる為の表示板を設けているこ
と。
【0007】
【作用】1つの自動販売機玩具に複数種類の販売機部を
設けた構成とする。それぞれの各販売機部は、独立した
動作機構を備えており、それぞれの販売機部の前面に設
けられた操作部材を操作し物品を取出し口に払出させる
ことができる。各販売機部にはそれぞれ物品を収納する
為の収納部があり、背面より物品を供給する構造となっ
ている。
設けた構成とする。それぞれの各販売機部は、独立した
動作機構を備えており、それぞれの販売機部の前面に設
けられた操作部材を操作し物品を取出し口に払出させる
ことができる。各販売機部にはそれぞれ物品を収納する
為の収納部があり、背面より物品を供給する構造となっ
ている。
【0008】自動販売機本体の一構成をなす一つの販売
機部は、販売機部前面にコインの投入口を備え、コイン
の投入によって初めて物品を払出させる為の動作が可能
となる様に構成されている。すなわち、コインの投入に
よって販売機部前面に設けられた操作部材に連動した物
品を払出させる為の動作機構のロックが解除され、操作
部材を操作すると物品収納部に収納された物品を保持し
ている保持部材が作動し物品を取出し口に落下させる。
それと同時に販売機部前面に設けられた表示窓部の表示
内容を変化させる為の表示板を摺動させ、表示内容を変
化させる。
機部は、販売機部前面にコインの投入口を備え、コイン
の投入によって初めて物品を払出させる為の動作が可能
となる様に構成されている。すなわち、コインの投入に
よって販売機部前面に設けられた操作部材に連動した物
品を払出させる為の動作機構のロックが解除され、操作
部材を操作すると物品収納部に収納された物品を保持し
ている保持部材が作動し物品を取出し口に落下させる。
それと同時に販売機部前面に設けられた表示窓部の表示
内容を変化させる為の表示板を摺動させ、表示内容を変
化させる。
【0009】自動販売機本体の一構成をなすもう一つの
販売機部は、販売機部前面にカードの挿入口を備え、カ
ードの挿入によって初めて物品を払出させる為の動作が
可能となる様に構成されている。すなわち、カードの挿
入によって販売機部前面に設けられた操作部材に連動し
た物品を払出させる為の動作機構のロックが解除され、
操作部材を操作すると物品収納部に連続して収納されて
いる物品を分離させる為の分離部材が作動して、払出す
る物品とその他の物品を分離する。この時、払出される
物品は送り部材の中にあり、操作部材の操作に連動する
送り部材の動作によって取出し口に払出される。それと
同時に販売機部前面に設けられた表示窓部の表示内容を
変化させる為の表示板を摺動させ、表示内容を変化させ
る。
販売機部は、販売機部前面にカードの挿入口を備え、カ
ードの挿入によって初めて物品を払出させる為の動作が
可能となる様に構成されている。すなわち、カードの挿
入によって販売機部前面に設けられた操作部材に連動し
た物品を払出させる為の動作機構のロックが解除され、
操作部材を操作すると物品収納部に連続して収納されて
いる物品を分離させる為の分離部材が作動して、払出す
る物品とその他の物品を分離する。この時、払出される
物品は送り部材の中にあり、操作部材の操作に連動する
送り部材の動作によって取出し口に払出される。それと
同時に販売機部前面に設けられた表示窓部の表示内容を
変化させる為の表示板を摺動させ、表示内容を変化させ
る。
【0010】
【実施例】以下本発明を図に示す一実施例に基づいて説
明すると、図1において、1は自動販売機玩具の本体で
あって、本体1は前面板110と背面板120によって
形成されており、全体を横方向に略三つに分けて、左側
からキップ販売機部A、現金出納機部B、ドリンク販売
機部Cが一体構成されている。
明すると、図1において、1は自動販売機玩具の本体で
あって、本体1は前面板110と背面板120によって
形成されており、全体を横方向に略三つに分けて、左側
からキップ販売機部A、現金出納機部B、ドリンク販売
機部Cが一体構成されている。
【0011】本体1の前面板110側のキップ販売機部
Aには通貨を模したコインDの投入口11と乗車券を模
したプレートPの取出し口12が形成され、同じく現金
出納機部Bには銀行カードに模したカードKの挿入口1
3とコインDの取出し口14、ドリンク販売機部Cには
コインDの投入口15と牛乳やコーヒー等の飲物の容器
を模した模擬商品Mの取出し口16が夫々形成されてい
る。
Aには通貨を模したコインDの投入口11と乗車券を模
したプレートPの取出し口12が形成され、同じく現金
出納機部Bには銀行カードに模したカードKの挿入口1
3とコインDの取出し口14、ドリンク販売機部Cには
コインDの投入口15と牛乳やコーヒー等の飲物の容器
を模した模擬商品Mの取出し口16が夫々形成されてい
る。
【0012】本体1の背面板120側には図2の様に、
コイン投入口11、13の裏側の通路となる凸状部12
1の下部に、夫々使用されたコインDの排出口17が形
成され、同じくキップ販売機部Aの裏側には機器の背板
となる凹状部122にプレート入口18、現金出納機部
Bの裏側には同じく凹状部123にコイン補給口19、
ドリンク販売機部Cの裏側には同じく凹状部124に模
擬商品入口20が夫々形成されている。
コイン投入口11、13の裏側の通路となる凸状部12
1の下部に、夫々使用されたコインDの排出口17が形
成され、同じくキップ販売機部Aの裏側には機器の背板
となる凹状部122にプレート入口18、現金出納機部
Bの裏側には同じく凹状部123にコイン補給口19、
ドリンク販売機部Cの裏側には同じく凹状部124に模
擬商品入口20が夫々形成されている。
【0013】キップ販売機部Aの内部には図3の様に、
プレートPを案内するガイド板21が設けられ、プレー
トPを保持するため、ガイド板21の下部には前面板1
10に形成された軸受111に軸受けされた保持爪22
が設けられている。
プレートPを案内するガイド板21が設けられ、プレー
トPを保持するため、ガイド板21の下部には前面板1
10に形成された軸受111に軸受けされた保持爪22
が設けられている。
【0014】保持爪22に対して、図4の様に、本体1
の前面パネル130には取出し把手23が上下移動自在
に設けられ、その一端29に保持爪22の操作端30が
連係されている。また、本体1内には復帰スプリング2
4を具えた上下方向に移動自在な係止板25が設けら
れ、その上端に取出し把手23から突出する突起26が
引掛けられている。
の前面パネル130には取出し把手23が上下移動自在
に設けられ、その一端29に保持爪22の操作端30が
連係されている。また、本体1内には復帰スプリング2
4を具えた上下方向に移動自在な係止板25が設けら
れ、その上端に取出し把手23から突出する突起26が
引掛けられている。
【0015】係止板25の上部の前面板110にはボス
112が形成され、ボス112部によってコインDの厚
み方向に移動可能に保持され、復帰スプリング32を具
えたスライド板31が設けられ、スライド板31にはコ
イン投入口11の裏側に位置し、傾斜部33を有するコ
イン保持部34と、係止板25のフック27に引掛ける
係止爪35が形成されている。
112が形成され、ボス112部によってコインDの厚
み方向に移動可能に保持され、復帰スプリング32を具
えたスライド板31が設けられ、スライド板31にはコ
イン投入口11の裏側に位置し、傾斜部33を有するコ
イン保持部34と、係止板25のフック27に引掛ける
係止爪35が形成されている。
【0016】前面パネル130には表示窓41が形成さ
れ、この表示窓41の上半分には固定した表示板が設け
られ、その下半分42は透視可能に形成されている。ま
た前面板110には軸113が突設され、軸113には
ピニオン43が軸受けされ、ピニオン43は係止板25
に形成されたラック28に噛合させている。このピニオ
ン43の後部には歯車44が一体形成され、歯車44側
にはラック28と反対側で噛合するラック45を具えた
表示板46が設けられている。この表示板46は表示窓
41の裏側に位置して上下移動可能に装設されている。
れ、この表示窓41の上半分には固定した表示板が設け
られ、その下半分42は透視可能に形成されている。ま
た前面板110には軸113が突設され、軸113には
ピニオン43が軸受けされ、ピニオン43は係止板25
に形成されたラック28に噛合させている。このピニオ
ン43の後部には歯車44が一体形成され、歯車44側
にはラック28と反対側で噛合するラック45を具えた
表示板46が設けられている。この表示板46は表示窓
41の裏側に位置して上下移動可能に装設されている。
【0017】現金出納機部Bの内部には、図5の様に、
複数のコインDを移動可能に収納し案内するためのガイ
ド部材51が設けられている。一方図6の様に、前面板
110には筒状の軸受け114が形成され、軸受け11
4には取出しレバー52が略90度回転可能に軸受けさ
れている。この取出しレバー52の後部には復帰スプリ
ング53を具えた取付け部材54が設けられ、取付け部
材54にはガイド部材51の下端の一つのコインDを受
入れて送り出すための略C形の縁55を有する円板状の
送り部材56が取付けられている。
複数のコインDを移動可能に収納し案内するためのガイ
ド部材51が設けられている。一方図6の様に、前面板
110には筒状の軸受け114が形成され、軸受け11
4には取出しレバー52が略90度回転可能に軸受けさ
れている。この取出しレバー52の後部には復帰スプリ
ング53を具えた取付け部材54が設けられ、取付け部
材54にはガイド部材51の下端の一つのコインDを受
入れて送り出すための略C形の縁55を有する円板状の
送り部材56が取付けられている。
【0018】本体1のカード挿入口13の下部には軸受
け115が形成され、軸受け115には係止部材61が
軸受けされている。係止部材61はスプリング62で、
カード挿入口13の後部に一端63を出没自在に突出さ
せ、他端64は取付け部材54の溝57に係合する様に
形成されている。また一端63側には作動時に送り部材
56側に連続して送り込まれるコインDを阻止し、払出
させるコインとを分離させる為の邪魔板65が突設され
ている。
け115が形成され、軸受け115には係止部材61が
軸受けされている。係止部材61はスプリング62で、
カード挿入口13の後部に一端63を出没自在に突出さ
せ、他端64は取付け部材54の溝57に係合する様に
形成されている。また一端63側には作動時に送り部材
56側に連続して送り込まれるコインDを阻止し、払出
させるコインとを分離させる為の邪魔板65が突設され
ている。
【0019】前面板110に表示窓71が形成され、こ
の表示窓71には固定した表示板が設けられ、その一部
分72は透視可能に形成されている。また、取付け部材
54には偏心軸58が形成され、この偏心軸58には長
穴73を具えた腕部74をもつ表示板75が設けられ、
表示板75は表示窓71の裏側に位置して上下移動可能
に装設されている。
の表示窓71には固定した表示板が設けられ、その一部
分72は透視可能に形成されている。また、取付け部材
54には偏心軸58が形成され、この偏心軸58には長
穴73を具えた腕部74をもつ表示板75が設けられ、
表示板75は表示窓71の裏側に位置して上下移動可能
に装設されている。
【0020】ドリンク販売機部Cの前面板110には図
7の様に、軸受け116が形成され、軸受け116には
凹状部124との間に形成された通路81内に模擬商品
Mを保持するためのダンパー82が略90度回転可能に
取付けられ、この下部には復帰スプリング83を具え、
傾斜部84を形成した作動部材85が上下移動可能に設
けられている。
7の様に、軸受け116が形成され、軸受け116には
凹状部124との間に形成された通路81内に模擬商品
Mを保持するためのダンパー82が略90度回転可能に
取付けられ、この下部には復帰スプリング83を具え、
傾斜部84を形成した作動部材85が上下移動可能に設
けられている。
【0021】本体1の前面パネル140には模擬商品M
の展示窓141が形成され、その下部には傾斜部84に
対向する傾斜部86を有する操作押釦87が設けられて
いる。また、図8の様に、前面板110に形成されたボ
ス117に係合する長穴91と復帰スプリング92を具
えたスライド板93が、作動部材85の裏側に横方向に
移動可能に設けられ、スライド板93には傾斜部84の
側面に当接する係止突起94と、前面パネル140のコ
イン投入口15の裏側に位置してコインDの投入によっ
てスライド板93を動作させる為の作動板95が形成さ
れている。
の展示窓141が形成され、その下部には傾斜部84に
対向する傾斜部86を有する操作押釦87が設けられて
いる。また、図8の様に、前面板110に形成されたボ
ス117に係合する長穴91と復帰スプリング92を具
えたスライド板93が、作動部材85の裏側に横方向に
移動可能に設けられ、スライド板93には傾斜部84の
側面に当接する係止突起94と、前面パネル140のコ
イン投入口15の裏側に位置してコインDの投入によっ
てスライド板93を動作させる為の作動板95が形成さ
れている。
【0022】上記の構成により、キップ販売機A内に設
けたガイド板21部には、乗車券等を模した所定の大き
さのプレートPがセットされる。このプレートPは自重
によって落下しようとするが、そのガイド板21の下部
に突出する保持爪22によって保持されている。また、
本体1の前面の取出し把手23は通常、係止板25によ
ってロックされており、この係止板25はコインDを投
入しない限り、その厚み方向に横移動するスライド板3
1によって係止されている。
けたガイド板21部には、乗車券等を模した所定の大き
さのプレートPがセットされる。このプレートPは自重
によって落下しようとするが、そのガイド板21の下部
に突出する保持爪22によって保持されている。また、
本体1の前面の取出し把手23は通常、係止板25によ
ってロックされており、この係止板25はコインDを投
入しない限り、その厚み方向に横移動するスライド板3
1によって係止されている。
【0023】ここで、本体1の前面のコイン投入口11
にコインDを差込むと、傾斜部33に当たって、スライ
ド板31が厚み方向に動いて係止板25のロックが解除
され、取出し把手23を押し下げると、これに連係され
た保持爪22が回動して、ガイド板21内に保持された
プレートPが取出し口12に落下する。
にコインDを差込むと、傾斜部33に当たって、スライ
ド板31が厚み方向に動いて係止板25のロックが解除
され、取出し把手23を押し下げると、これに連係され
た保持爪22が回動して、ガイド板21内に保持された
プレートPが取出し口12に落下する。
【0024】コイン投入口11に投入されたコインD
は、係止板25のロックを解除した後、その場に傾斜部
33と係止板25によって挟持され保持される。その
後、取出し把手23の操作によるプレートPの落下と同
時に、傾斜部33と係止板25の間隔が広がり、コイン
Dの保持が解除され、コインDは自重により排出口17
へ落下する。
は、係止板25のロックを解除した後、その場に傾斜部
33と係止板25によって挟持され保持される。その
後、取出し把手23の操作によるプレートPの落下と同
時に、傾斜部33と係止板25の間隔が広がり、コイン
Dの保持が解除され、コインDは自重により排出口17
へ落下する。
【0025】取出し把手23の操作とともに係止板25
が下方向に動かされると、ラック25、ピニオン43、
歯車44、ラック45を介して、表示板46が所定の距
離だけ上方に移動される。この表示板46には移動によ
って表示窓41の下半分42に対向する位置が変わり、
図9の(a)の状態から、(b)の様に、夫々の位置に
異なる内容の図柄F1、F2を形成しておけば、表示板
46の移動に伴って、表示窓41には動作の前後にマッ
プの図柄F1から、「ありがとうございました」の文字
のある図柄F2に変化する表示が見えることになる。
が下方向に動かされると、ラック25、ピニオン43、
歯車44、ラック45を介して、表示板46が所定の距
離だけ上方に移動される。この表示板46には移動によ
って表示窓41の下半分42に対向する位置が変わり、
図9の(a)の状態から、(b)の様に、夫々の位置に
異なる内容の図柄F1、F2を形成しておけば、表示板
46の移動に伴って、表示窓41には動作の前後にマッ
プの図柄F1から、「ありがとうございました」の文字
のある図柄F2に変化する表示が見えることになる。
【0026】現金出納機部B内のガイド部材51には予
め、複数のコインDがセットされる。このコインDは自
重によって移動するが、ガイド部材51の下端に設けら
れた回転可能な送り部材56によって保持されている。
これを操作するため本体1の前面に設けた取出しレバー
52は、カードKの挿入口13に一端が出没自在に突出
させた係止部材61の他端64によって、挿入口13に
カードKを差込まない限り、常時は回転できない様にロ
ックされている。
め、複数のコインDがセットされる。このコインDは自
重によって移動するが、ガイド部材51の下端に設けら
れた回転可能な送り部材56によって保持されている。
これを操作するため本体1の前面に設けた取出しレバー
52は、カードKの挿入口13に一端が出没自在に突出
させた係止部材61の他端64によって、挿入口13に
カードKを差込まない限り、常時は回転できない様にロ
ックされている。
【0027】ここで、挿入口13にカードKを差込む
と、係止部材61の一端63が押し下げられ、他端64
が溝57から外れて取出しレバー52のロックが解除さ
れる。この状態で邪魔板65が下がってガイド部材51
側にあるコインDが保持され、取出しレバー52の回転
により、送り部材56内にある一つのコインDを取出し
口14に落下させることができる。
と、係止部材61の一端63が押し下げられ、他端64
が溝57から外れて取出しレバー52のロックが解除さ
れる。この状態で邪魔板65が下がってガイド部材51
側にあるコインDが保持され、取出しレバー52の回転
により、送り部材56内にある一つのコインDを取出し
口14に落下させることができる。
【0028】取出しレバー52の回転操作による送り部
材56の回転に連動して表示板75が所定の距離だけ動
かされる。この表示板75は移動によって本体1の表示
窓71に対向する位置が変わり、図10の(c)の状態
から、(d)の様に、夫々の位置に異なる内容の図柄F
3、F4を形成しておけば、表示板75の移動に伴っ
て、表示窓71には動作の前後にカードを「入れてくだ
さい、いらっしゃいませ」の文字のある図柄F3のか
ら、カードを「おとりください、ありがとうございまし
た」の文字のある図柄F4に変化する表示が見えること
になる。
材56の回転に連動して表示板75が所定の距離だけ動
かされる。この表示板75は移動によって本体1の表示
窓71に対向する位置が変わり、図10の(c)の状態
から、(d)の様に、夫々の位置に異なる内容の図柄F
3、F4を形成しておけば、表示板75の移動に伴っ
て、表示窓71には動作の前後にカードを「入れてくだ
さい、いらっしゃいませ」の文字のある図柄F3のか
ら、カードを「おとりください、ありがとうございまし
た」の文字のある図柄F4に変化する表示が見えること
になる。
【0029】
【発明の効果】1つの自動販売機玩具に複数種類の販売
機部を設けることで、例えば左側に切符販売機、真中に
キャッシュディスペンサー、右側にジュース等の販売機
を設けた構成とすると、真中のキャッシュディスペンサ
ーでカードを使ってお金を下ろし、そのお金を使って切
符を買う、或はジュースを買う等、一つの自動販売機玩
具で関連した数種類の遊びを提供することができる。キ
ップ販売機部で示す構造では、取出し操作の際の係止板
の上下方向の動きを利用して作動する表示手段を構成す
ることができ、この表示板には移動によって本体前面の
表示窓に対向する位置が変わり、夫々の位置に異なる図
形、文字等の表示を形成しておけば、表示板の移動に伴
って、表示窓には動作の前後に異なる内容の表示が見ら
れる様に構成できる。また、現金出納機部で示す構造で
は、取出し操作の際の送り部材の回転を利用して作動す
る表示手段を構成することができ、同様に送り部材の回
転に連動する表示板は移動によって、本体前面の表示窓
に対向する位置が変わり、夫々の位置に異なる図柄等の
表示を形成しておけば、上記表示板の移動に伴って、表
示窓には動作の前後に異なる内容の表示が見られる様に
構成でき、自動販売機玩具遊びの興味を向上させること
ができる。
機部を設けることで、例えば左側に切符販売機、真中に
キャッシュディスペンサー、右側にジュース等の販売機
を設けた構成とすると、真中のキャッシュディスペンサ
ーでカードを使ってお金を下ろし、そのお金を使って切
符を買う、或はジュースを買う等、一つの自動販売機玩
具で関連した数種類の遊びを提供することができる。キ
ップ販売機部で示す構造では、取出し操作の際の係止板
の上下方向の動きを利用して作動する表示手段を構成す
ることができ、この表示板には移動によって本体前面の
表示窓に対向する位置が変わり、夫々の位置に異なる図
形、文字等の表示を形成しておけば、表示板の移動に伴
って、表示窓には動作の前後に異なる内容の表示が見ら
れる様に構成できる。また、現金出納機部で示す構造で
は、取出し操作の際の送り部材の回転を利用して作動す
る表示手段を構成することができ、同様に送り部材の回
転に連動する表示板は移動によって、本体前面の表示窓
に対向する位置が変わり、夫々の位置に異なる図柄等の
表示を形成しておけば、上記表示板の移動に伴って、表
示窓には動作の前後に異なる内容の表示が見られる様に
構成でき、自動販売機玩具遊びの興味を向上させること
ができる。
【図1】本発明の一実施例を示す自動販売機玩具の斜視
図である。
図である。
【図2】本発明の自動販売機玩具の背面側の斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明の自動販売機玩具のキップ販売機部の要
部分解斜視図である。
部分解斜視図である。
【図4】本発明の自動販売機玩具のキップ販売機部の要
部切欠側面図である。
部切欠側面図である。
【図5】本発明の自動販売機玩具の現金出納機部の要部
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図6】本発明の自動販売機玩具の現金出納機部の要部
切欠側面図である。
切欠側面図である。
【図7】本発明の自動販売機玩具のドリンク販売機部の
要部切欠側面図である。
要部切欠側面図である。
【図8】本発明の自動販売機玩具のドリンク販売機部の
要部切欠背面図である。
要部切欠背面図である。
【図9】本発明の自動販売機玩具の表示部の動作を説明
する要部正面図である。
する要部正面図である。
【図10】本発明の自動販売機玩具の他の表示部の動作
を説明する要部正面図である。
を説明する要部正面図である。
1 本体 11 コインの投入口 13 カードの差込み口 15 コインの投入口 23 取出し把手 41 表示窓 46 表示板 52 取出しレバー 71 表示窓 75 表示板
Claims (2)
- 【請求項1】下記の要件を具えた自動販売機玩具。 (イ)自動販売機本体には、物品を払出する為の、それ
ぞれ独立した動作機構を備えた複数種類の販売機部を有
すること。 (ロ)各販売機部の前面には、動作機構に連動し、かつ
動作機構を動作させる為の操作部材を有すること。 (ハ)各販売機部の前面には、動作機構によって払出さ
れた物品を取り出す為の取出し口を有すること。 (ニ)各販売機部は、それぞれ独立した物品収納部を備
え、本体背面より物品を供給する構造となっているこ
と。 (ホ)各販売機部には、その販売機の内容を示す表示部
あるいは物品展示部を有すること。 - 【請求項2】下記の要件を具えた自動販売機玩具。 (イ)販売機部前面には、模擬コインを投入する為の投
入口を設けていること。 (ロ)模擬コインを投入することにより、操作部材に連
動した動作機構のロックを解除する構造となっているこ
と。 (ハ)動作機構のロック及びロック解除は、投入された
模擬コインの厚みにより摺動するスライド部材によって
行う構造となっていること。 (ニ)物品を収納し、かつ物品の自重により落下する物
品を取出し口方向に案内する為のガイド部を設けている
こと。 (ホ)ガイド部下方には、自重によって落下しようとす
る物品を保持する為の保持部材を設けていること。 (ヘ)保持部材は、操作部材を操作することによって物
品の保持を解除し、物品を取出し口に落下させる構造と
なっていること。 (ト)販売機部前面には表示窓を設け、操作部材の操作
による物品の払出と連動して摺動し表示内容を変化させ
る為の表示板を設けていること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20859897A JPH1066789A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 自動販売機玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20859897A JPH1066789A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 自動販売機玩具 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5082590A Division JP2727047B2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 自動販売機玩具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1066789A true JPH1066789A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16558865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20859897A Pending JPH1066789A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 自動販売機玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1066789A (ja) |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP20859897A patent/JPH1066789A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001010 |