JPH1066052A - スクランブル/デスクランブル装置 - Google Patents
スクランブル/デスクランブル装置Info
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- JPH1066052A JPH1066052A JP8222830A JP22283096A JPH1066052A JP H1066052 A JPH1066052 A JP H1066052A JP 8222830 A JP8222830 A JP 8222830A JP 22283096 A JP22283096 A JP 22283096A JP H1066052 A JPH1066052 A JP H1066052A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信端末を使用するユーザーが任意にデスク
ランブルをオン/オフすることができ、かつ映像の一部
の領域をデスクランブルすることができるスクランブル
/デスクランブル装置を提供すること。 【解決手段】 スクランブル映像信号をスクランブル関
連情報と共に送信する送信装置1とスクランブル映像信
号を受信しデスクランブルを行う衛星放送或いはCAT
V等の受信端末2からなるスクランブル/デスクランブ
ル装置において、受信端末2の映像スクランブル回路1
0に設けた制御回路17のスイッチ17Aのオン/オフ
により、受信した映像画面の一部領域でのみ部分的にデ
スクランブルを行う制御が可能となる。画面上で部分的
にデスクランブルのオン/オフを実行することで、教育
番組や字幕番組のサービスに用いて極めて有効である。
ランブルをオン/オフすることができ、かつ映像の一部
の領域をデスクランブルすることができるスクランブル
/デスクランブル装置を提供すること。 【解決手段】 スクランブル映像信号をスクランブル関
連情報と共に送信する送信装置1とスクランブル映像信
号を受信しデスクランブルを行う衛星放送或いはCAT
V等の受信端末2からなるスクランブル/デスクランブ
ル装置において、受信端末2の映像スクランブル回路1
0に設けた制御回路17のスイッチ17Aのオン/オフ
により、受信した映像画面の一部領域でのみ部分的にデ
スクランブルを行う制御が可能となる。画面上で部分的
にデスクランブルのオン/オフを実行することで、教育
番組や字幕番組のサービスに用いて極めて有効である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像や音声にスク
ランブルをかけて送受信する衛星放送及びCATV放送
などのスクランブル/デスクランブル装置に関する。
ランブルをかけて送受信する衛星放送及びCATV放送
などのスクランブル/デスクランブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、放送衛星(BS)や通信衛星
(CS)を利用して配信される放送及び通信サービスに
おいて、番組の内容を秘匿する目的で映像や音声にスク
ランブルをかける方法が行われている。
(CS)を利用して配信される放送及び通信サービスに
おいて、番組の内容を秘匿する目的で映像や音声にスク
ランブルをかける方法が行われている。
【0003】これは、送信側で、映像の走査線の位置を
入れ換えたり(ラインパーミュテーション)、或いは走
査線の中にカットポイント(切り替え点)を設け左右を
入れ換える(ラインローテーション)ことにより、受信
側では、デコーダなしでは視聴が不可能な状態となる方
法である。なお、音声はPN信号を乗じたスクランブル
を用いる。契約者はデコーダを用いて元の映像・音声を
復元し視聴可能となる。
入れ換えたり(ラインパーミュテーション)、或いは走
査線の中にカットポイント(切り替え点)を設け左右を
入れ換える(ラインローテーション)ことにより、受信
側では、デコーダなしでは視聴が不可能な状態となる方
法である。なお、音声はPN信号を乗じたスクランブル
を用いる。契約者はデコーダを用いて元の映像・音声を
復元し視聴可能となる。
【0004】図8はラインローテーション方式による映
像スクランブルについて表示映像を用いて示した図であ
る。
像スクランブルについて表示映像を用いて示した図であ
る。
【0005】図8(a)に示す原画像において、映像を
構成する走査線毎にカットポイントCがそれぞれ異なっ
た任意の位置に設定され、その前後、即ち、図8(a)
におけるカットポイントの右側と左側の映像部分を入れ
替える(置き換える)ことにより、図8(b)に示す如
くのスクランブル画像が得られる。
構成する走査線毎にカットポイントCがそれぞれ異なっ
た任意の位置に設定され、その前後、即ち、図8(a)
におけるカットポイントの右側と左側の映像部分を入れ
替える(置き換える)ことにより、図8(b)に示す如
くのスクランブル画像が得られる。
【0006】図9は前記ラインローテーション方式によ
る映像スクランブルを映像走査信号により示した図であ
る。
る映像スクランブルを映像走査信号により示した図であ
る。
【0007】図9(a),(b)は、共に水平同期信号
41とカラーバースト信号42を含む1水平走査期間
(1H)を示した映像信号である。前記図8(a)にお
ける任意の1走査線は、図9(a)に示すように、カッ
トポイントCの左側を示す映像部分Aとカットポイント
Cの右側を示す映像部分Bとして表現される。そして、
この任意の1走査線に対して、ラインローテーションス
クランブルを行った後の1H映像信号は、図9(a)に
おける前記映像部分Aと映像部分Bとが入れ替わった図
9(b)の如くに表現される。
41とカラーバースト信号42を含む1水平走査期間
(1H)を示した映像信号である。前記図8(a)にお
ける任意の1走査線は、図9(a)に示すように、カッ
トポイントCの左側を示す映像部分Aとカットポイント
Cの右側を示す映像部分Bとして表現される。そして、
この任意の1走査線に対して、ラインローテーションス
クランブルを行った後の1H映像信号は、図9(a)に
おける前記映像部分Aと映像部分Bとが入れ替わった図
9(b)の如くに表現される。
【0008】図10は、CATVの送信装置において映
像信号にラインローテーション方式のスクランブルをか
け、このスクランブル映像信号にスクランブル関連情報
を映像信号の垂直帰線期間(VBI:Vertical Blankin
g Interval)に重畳して送信し、受信端末においてデス
クランブルして受信するスクランブル/デスクランブル
システムにおける、受信端末内の映像デスクランブル回
路を示している。ここで、スクランブル映像信号の垂直
帰線期間に重畳されるスクランブル関連情報とは、番組
番号などの番組情報や、各走査線番号に対応したライン
ローテーションのカットポイントを示す情報などであ
る。
像信号にラインローテーション方式のスクランブルをか
け、このスクランブル映像信号にスクランブル関連情報
を映像信号の垂直帰線期間(VBI:Vertical Blankin
g Interval)に重畳して送信し、受信端末においてデス
クランブルして受信するスクランブル/デスクランブル
システムにおける、受信端末内の映像デスクランブル回
路を示している。ここで、スクランブル映像信号の垂直
帰線期間に重畳されるスクランブル関連情報とは、番組
番号などの番組情報や、各走査線番号に対応したライン
ローテーションのカットポイントを示す情報などであ
る。
【0009】図10において、入力端子11に入力され
るスクランブル関連情報を含んだスクランブル映像信号
101は、スクランブル関連情報抽出回路12に供給さ
れる。スクランブル関連情報抽出回路12においては、
映像信号の垂直帰線期間のスクランブル関連情報104
が抽出され、セキュリティ回路14に送られる。
るスクランブル関連情報を含んだスクランブル映像信号
101は、スクランブル関連情報抽出回路12に供給さ
れる。スクランブル関連情報抽出回路12においては、
映像信号の垂直帰線期間のスクランブル関連情報104
が抽出され、セキュリティ回路14に送られる。
【0010】セキュリティ回路14においては、受信端
末の契約内容が予め設定されており、この設定された契
約内容と前記スクランブル関連情報104の番組情報と
が比較され、一致した場合にはデスクランブルが許可さ
れ、そのときデスクランブルするための関連情報105
を生成してデスクランブル回路13に出力する。
末の契約内容が予め設定されており、この設定された契
約内容と前記スクランブル関連情報104の番組情報と
が比較され、一致した場合にはデスクランブルが許可さ
れ、そのときデスクランブルするための関連情報105
を生成してデスクランブル回路13に出力する。
【0011】デスクランブル回路13では、このデスク
ランブル関連情報105を使用し、入力されたスクラン
ブル映像信号102のスクランブルを解いて、デスクラ
ンブル映像信号として出力端子16に出力する。デスク
ランブル回路13はまた入力された映像信号102を基
に、映像同期等のタイミング情報106を生成してセキ
ュリティ回路14に供給している。また、この映像デス
クランブル回路10内の各回路の動作は、CPU15に
よって、タイミング制御されている。
ランブル関連情報105を使用し、入力されたスクラン
ブル映像信号102のスクランブルを解いて、デスクラ
ンブル映像信号として出力端子16に出力する。デスク
ランブル回路13はまた入力された映像信号102を基
に、映像同期等のタイミング情報106を生成してセキ
ュリティ回路14に供給している。また、この映像デス
クランブル回路10内の各回路の動作は、CPU15に
よって、タイミング制御されている。
【0012】上記構成の映像デスクランブル回路20を
持つ受信端末においては、送信側から送られてくるスク
ランブル関連情報104に基づき、セキュリティ回路1
4でデスクランブルが許可されていると判断した場合、
送られてきたスクランブル映像信号101をデスクラン
ブル回路13にて一意的にデスクランブル処理する。と
ころで、CATV等の番組サービスの中には、映像信号
の一部分のみデスクランブルが可能ならば、このような
部分的なデスクランブルを実行することによって有効と
なるサービスも考えられる。
持つ受信端末においては、送信側から送られてくるスク
ランブル関連情報104に基づき、セキュリティ回路1
4でデスクランブルが許可されていると判断した場合、
送られてきたスクランブル映像信号101をデスクラン
ブル回路13にて一意的にデスクランブル処理する。と
ころで、CATV等の番組サービスの中には、映像信号
の一部分のみデスクランブルが可能ならば、このような
部分的なデスクランブルを実行することによって有効と
なるサービスも考えられる。
【0013】例えば、教育番組のサービスとして、TV
画面の上半分に問題を表示し、下半分に解答及び解説を
表示するような番組サービスが考えられる。この場合、
まず受信端末において問題を表示している上半分の映像
のみでデスクランブルを実行し、下半分はスクランブル
状態のままで解答が分からない状態で受信する。その
後、ユーザーが問題を解けた時点でリモコン操作等で任
意に解答部の下半分の映像をデスクランブルし、解答を
確認できる機能があれば非常に有効なサービスが実現で
きる。
画面の上半分に問題を表示し、下半分に解答及び解説を
表示するような番組サービスが考えられる。この場合、
まず受信端末において問題を表示している上半分の映像
のみでデスクランブルを実行し、下半分はスクランブル
状態のままで解答が分からない状態で受信する。その
後、ユーザーが問題を解けた時点でリモコン操作等で任
意に解答部の下半分の映像をデスクランブルし、解答を
確認できる機能があれば非常に有効なサービスが実現で
きる。
【0014】また、字幕放送の外国映画番組においても
字幕の部分のみ受信端末でデスクランブルを実行しない
機能或いは字幕部分のデスクランブルの実行をオン/オ
フする機能があれば、外国映画による外国語の習得を行
おうとするユーザーに有益な受信端末の仕様となり得
る。
字幕の部分のみ受信端末でデスクランブルを実行しない
機能或いは字幕部分のデスクランブルの実行をオン/オ
フする機能があれば、外国映画による外国語の習得を行
おうとするユーザーに有益な受信端末の仕様となり得
る。
【0015】しかし、図10に示した構成の映像デスク
ランブル回路を持つ受信端末においては、ユーザーが任
意にデスクランブルをオン/オフしたり画面の一部の領
域をデスクランブルしたりすることができず、上記のよ
うなサービスに対応することが不可能である。
ランブル回路を持つ受信端末においては、ユーザーが任
意にデスクランブルをオン/オフしたり画面の一部の領
域をデスクランブルしたりすることができず、上記のよ
うなサービスに対応することが不可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来は、
受信端末を使用するユーザーが任意にデスクランブルを
行うかどうかの選択ができず、また映像信号の一部分の
領域のみデスクランブルを実行するようなサービスも不
可能であった。
受信端末を使用するユーザーが任意にデスクランブルを
行うかどうかの選択ができず、また映像信号の一部分の
領域のみデスクランブルを実行するようなサービスも不
可能であった。
【0017】そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、受
信端末を使用するユーザーが任意にデスクランブルをオ
ン/オフすることができ、かつ映像の一部の領域をデス
クランブルすることも可能なスクランブル/デスクラン
ブル装置を提供することを目的とするものである。
信端末を使用するユーザーが任意にデスクランブルをオ
ン/オフすることができ、かつ映像の一部の領域をデス
クランブルすることも可能なスクランブル/デスクラン
ブル装置を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
るスクランブル/デスクランブル装置は、映像信号にス
クランブルをかけてスクランブル関連情報と共に送信す
る送信手段と、前記送信手段から送信されてくるスクラ
ンブル映像信号よりスクランブル関連情報を抽出するス
クランブル関連情報抽出手段と、前記スクランブル映像
信号の一部又は全部を、デスクランブル関連情報に基づ
きデスクランブルするデスクランブル手段と、前記スク
ランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスクランブル
関連情報を入力し、予め設定されたユーザー契約内容に
基づき、デスクランブルが許可されている場合は、前記
デスクランブル関連情報を生成するセキュリティ手段
と、前記デスクランブル関連情報を前記デスクランブル
手段に供給する際に、デスクランブル関連情報の供給を
オン/オフし、映像信号のどの領域に対してデスクラン
ブルをかけるかを制御する制御手段と前記制御手段に対
して、デスクランブルする領域やデスクランブルのオン
/オフを指示する手段とを具備したものである。
るスクランブル/デスクランブル装置は、映像信号にス
クランブルをかけてスクランブル関連情報と共に送信す
る送信手段と、前記送信手段から送信されてくるスクラ
ンブル映像信号よりスクランブル関連情報を抽出するス
クランブル関連情報抽出手段と、前記スクランブル映像
信号の一部又は全部を、デスクランブル関連情報に基づ
きデスクランブルするデスクランブル手段と、前記スク
ランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスクランブル
関連情報を入力し、予め設定されたユーザー契約内容に
基づき、デスクランブルが許可されている場合は、前記
デスクランブル関連情報を生成するセキュリティ手段
と、前記デスクランブル関連情報を前記デスクランブル
手段に供給する際に、デスクランブル関連情報の供給を
オン/オフし、映像信号のどの領域に対してデスクラン
ブルをかけるかを制御する制御手段と前記制御手段に対
して、デスクランブルする領域やデスクランブルのオン
/オフを指示する手段とを具備したものである。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載のス
クランブル/デスクランブル装置における前記制御手段
が、前記セキュリティ手段から前記デスクランブル手段
へのデスクランブル関連情報の供給をオン/オフするス
イッチ手段と、映像信号のどの領域に対してデスクラン
ブルをかけるかを決めるために、走査線数をカウントす
るカウンタとを具備したことを特徴とするものである。
クランブル/デスクランブル装置における前記制御手段
が、前記セキュリティ手段から前記デスクランブル手段
へのデスクランブル関連情報の供給をオン/オフするス
イッチ手段と、映像信号のどの領域に対してデスクラン
ブルをかけるかを決めるために、走査線数をカウントす
るカウンタとを具備したことを特徴とするものである。
【0020】請求項3記載の発明によるスクランブル/
デスクランブル装置は、映像信号にスクランブルをかけ
てスクランブル関連情報と共に受信側で部分デスクラン
ブルを行うための情報を送信する送信手段と、前記送信
手段から送信されてくるスクランブル映像信号よりスク
ランブル関連情報及び部分デスクランブルを行うための
情報を抽出するスクランブル関連情報抽出手段と、前記
スクランブル映像信号の一部を、デスクランブル関連情
報に基づきデスクランブルするデスクランブル手段と、
前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスク
ランブル関連情報及び部分デスクランブルを行うための
情報を入力し、予め設定されたユーザー契約内容に基づ
き、デスクランブルが許可されている場合は、前記デス
クランブル関連情報を生成するセキュリティ手段と、前
記セキュリティ手段からデスクランブル関連情報を前記
デスクランブル手段に供給する際に、前記部分デスクラ
ンブルを行うための情報に基づき、デスクランブル関連
情報の供給をオン/オフし、映像信号のどの領域に対し
てデスクランブルをかけるかを制御する制御手段とを具
備したものである。
デスクランブル装置は、映像信号にスクランブルをかけ
てスクランブル関連情報と共に受信側で部分デスクラン
ブルを行うための情報を送信する送信手段と、前記送信
手段から送信されてくるスクランブル映像信号よりスク
ランブル関連情報及び部分デスクランブルを行うための
情報を抽出するスクランブル関連情報抽出手段と、前記
スクランブル映像信号の一部を、デスクランブル関連情
報に基づきデスクランブルするデスクランブル手段と、
前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスク
ランブル関連情報及び部分デスクランブルを行うための
情報を入力し、予め設定されたユーザー契約内容に基づ
き、デスクランブルが許可されている場合は、前記デス
クランブル関連情報を生成するセキュリティ手段と、前
記セキュリティ手段からデスクランブル関連情報を前記
デスクランブル手段に供給する際に、前記部分デスクラ
ンブルを行うための情報に基づき、デスクランブル関連
情報の供給をオン/オフし、映像信号のどの領域に対し
てデスクランブルをかけるかを制御する制御手段とを具
備したものである。
【0021】請求項4記載の発明によるスクランブル/
デスクランブル装置は、映像信号にスクランブルをかけ
てスクランブル関連情報と共に受信側で部分デスクラン
ブルを行うための情報を送信する送信手段と、前記送信
手段から送信されてくるスクランブル映像信号よりスク
ランブル関連情報及び部分デスクランブルを行うための
情報を抽出するスクランブル関連情報抽出手段と、前記
スクランブル映像信号の一部を、デスクランブル関連情
報に基づきデスクランブルするデスクランブル手段と、
前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスク
ランブル関連情報及び部分デスクランブルを行うための
情報を入力し、予め設定されたユーザー契約内容に基づ
き、デスクランブルが許可されている場合は、前記デス
クランブル関連情報を生成するセキュリティ手段と、前
記セキュリティ手段からデスクランブル関連情報を前記
デスクランブル手段に供給する際に、前記部分デスクラ
ンブルを行うための情報に基づき、デスクランブル関連
情報の供給をオン/オフし、映像信号のどの領域に対し
てデスクランブルをかけるかを制御する制御手段と、前
記制御手段に対して、特定信号を供給することにより前
記制御手段のオン/オフをさらに制御し、前記部分デス
クランブル領域された以外の残りのスクランブル領域を
さらにデスクランブルするよう指示及び制御する手段と
を具備したものである。
デスクランブル装置は、映像信号にスクランブルをかけ
てスクランブル関連情報と共に受信側で部分デスクラン
ブルを行うための情報を送信する送信手段と、前記送信
手段から送信されてくるスクランブル映像信号よりスク
ランブル関連情報及び部分デスクランブルを行うための
情報を抽出するスクランブル関連情報抽出手段と、前記
スクランブル映像信号の一部を、デスクランブル関連情
報に基づきデスクランブルするデスクランブル手段と、
前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスク
ランブル関連情報及び部分デスクランブルを行うための
情報を入力し、予め設定されたユーザー契約内容に基づ
き、デスクランブルが許可されている場合は、前記デス
クランブル関連情報を生成するセキュリティ手段と、前
記セキュリティ手段からデスクランブル関連情報を前記
デスクランブル手段に供給する際に、前記部分デスクラ
ンブルを行うための情報に基づき、デスクランブル関連
情報の供給をオン/オフし、映像信号のどの領域に対し
てデスクランブルをかけるかを制御する制御手段と、前
記制御手段に対して、特定信号を供給することにより前
記制御手段のオン/オフをさらに制御し、前記部分デス
クランブル領域された以外の残りのスクランブル領域を
さらにデスクランブルするよう指示及び制御する手段と
を具備したものである。
【0022】請求項5記載の発明によるスクランブル/
デスクランブル装置は、映像信号の一部の領域にのみス
クランブルを行い、その部分スクランブル映像信号と共
に映像画面の全領域にスクランブルを行った場合のスク
ランブル関連情報を送信する送信手段と、前記送信手段
から送信されてくる部分スクランブル映像信号よりスク
ランブル関連情報を抽出するスクランブル関連情報抽出
手段と、前記部分スクランブル映像信号を、デスクラン
ブル関連情報に基づきデスクランブルするデスクランブ
ル手段と、前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出
されたスクランブル関連情報を入力し、予め設定された
ユーザー契約内容に基づき、デスクランブルが許可され
ている場合は、前記デスクランブル関連情報を生成して
前記デスクランブル手段に供給するセキュリティ手段と
を具備したものである。
デスクランブル装置は、映像信号の一部の領域にのみス
クランブルを行い、その部分スクランブル映像信号と共
に映像画面の全領域にスクランブルを行った場合のスク
ランブル関連情報を送信する送信手段と、前記送信手段
から送信されてくる部分スクランブル映像信号よりスク
ランブル関連情報を抽出するスクランブル関連情報抽出
手段と、前記部分スクランブル映像信号を、デスクラン
ブル関連情報に基づきデスクランブルするデスクランブ
ル手段と、前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出
されたスクランブル関連情報を入力し、予め設定された
ユーザー契約内容に基づき、デスクランブルが許可され
ている場合は、前記デスクランブル関連情報を生成して
前記デスクランブル手段に供給するセキュリティ手段と
を具備したものである。
【0023】請求項6記載の発明によるスクランブル/
デスクランブル装置は、映像信号の一部の領域にのみス
クランブルを行い、その部分スクランブル映像信号と共
に映像画面の全領域にスクランブルを行った場合のスク
ランブル関連情報を送信する送信手段と、前記送信手段
から送信されてくる部分スクランブル映像信号よりスク
ランブル関連情報を抽出するスクランブル関連情報抽出
手段と、前記部分スクランブル映像信号を、デスクラン
ブル関連情報に基づきデスクランブルするデスクランブ
ル手段と、前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出
されたスクランブル関連情報を入力し、予め設定された
ユーザー契約内容に基づき、デスクランブルが許可され
ている場合は、前記デスクランブル関連情報を生成する
セキュリティ手段と、前記デスクランブル関連情報を前
記デスクランブル手段に供給する際に、デスクランブル
関連情報の供給を常時オン又はオフするように制御し、
オンにした場合には、映像信号の前記スクランブルをか
けた領域に対してのみデスクランブルを行い、オフにし
た場合には、前記スクランブルをかけた領域以外のノン
スクランブル領域がそのまま視聴できるように制御を行
う制御手段と、前記制御手段に対して、前記オン/オフ
を指示する手段とを具備したものである。
デスクランブル装置は、映像信号の一部の領域にのみス
クランブルを行い、その部分スクランブル映像信号と共
に映像画面の全領域にスクランブルを行った場合のスク
ランブル関連情報を送信する送信手段と、前記送信手段
から送信されてくる部分スクランブル映像信号よりスク
ランブル関連情報を抽出するスクランブル関連情報抽出
手段と、前記部分スクランブル映像信号を、デスクラン
ブル関連情報に基づきデスクランブルするデスクランブ
ル手段と、前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出
されたスクランブル関連情報を入力し、予め設定された
ユーザー契約内容に基づき、デスクランブルが許可され
ている場合は、前記デスクランブル関連情報を生成する
セキュリティ手段と、前記デスクランブル関連情報を前
記デスクランブル手段に供給する際に、デスクランブル
関連情報の供給を常時オン又はオフするように制御し、
オンにした場合には、映像信号の前記スクランブルをか
けた領域に対してのみデスクランブルを行い、オフにし
た場合には、前記スクランブルをかけた領域以外のノン
スクランブル領域がそのまま視聴できるように制御を行
う制御手段と、前記制御手段に対して、前記オン/オフ
を指示する手段とを具備したものである。
【0024】請求項7記載の発明によるスクランブル/
デスクランブル装置は、映像信号の一部の領域にのみス
クランブルを行い、その部分スクランブル映像信号と共
に映像画面の全領域にスクランブルを行った場合のスク
ランブル関連情報を送信する送信手段と、前記送信手段
から送信されてくる部分スクランブル映像信号よりスク
ランブル関連情報を抽出するスクランブル関連情報抽出
手段と、前記部分スクランブル映像信号を、デスクラン
ブル関連情報に基づきデスクランブルするデスクランブ
ル手段と、前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出
されたスクランブル関連情報を入力し、予め設定された
ユーザー契約内容に基づき、デスクランブルが許可され
ている場合は、前記デスクランブル関連情報を生成する
セキュリティ手段と、前記デスクランブル関連情報を前
記デスクランブル手段に供給する際に、デスクランブル
関連情報の供給を常時オン又はオフするように制御し、
オンにした場合には、映像信号の前記スクランブルをか
けた領域に対してのみデスクランブルを行い、オフにし
た場合には、前記スクランブルをかけた領域以外のノン
スクランブル領域がそのまま視聴できるように制御を行
い、或いは、前記スクランブルをかけた領域に対しては
前記デスクランブル関連情報の供給をオンにし、前記ス
クランブルをかけた領域以外のノンスクランブル領域で
は前記デスクランブル関連情報の供給をオフにして、映
像画面の全領域に対して視聴を可能とするように制御を
行う制御手段と、前記制御手段に対して、前記デスクラ
ンブル関連情報の供給を、常時オン又はオフするように
指示したり、或いは画面全領域を同時に視聴できるよう
に前記デスクランブル関連情報の供給をオン/オフする
ように指示する手段とを具備したものである。
デスクランブル装置は、映像信号の一部の領域にのみス
クランブルを行い、その部分スクランブル映像信号と共
に映像画面の全領域にスクランブルを行った場合のスク
ランブル関連情報を送信する送信手段と、前記送信手段
から送信されてくる部分スクランブル映像信号よりスク
ランブル関連情報を抽出するスクランブル関連情報抽出
手段と、前記部分スクランブル映像信号を、デスクラン
ブル関連情報に基づきデスクランブルするデスクランブ
ル手段と、前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出
されたスクランブル関連情報を入力し、予め設定された
ユーザー契約内容に基づき、デスクランブルが許可され
ている場合は、前記デスクランブル関連情報を生成する
セキュリティ手段と、前記デスクランブル関連情報を前
記デスクランブル手段に供給する際に、デスクランブル
関連情報の供給を常時オン又はオフするように制御し、
オンにした場合には、映像信号の前記スクランブルをか
けた領域に対してのみデスクランブルを行い、オフにし
た場合には、前記スクランブルをかけた領域以外のノン
スクランブル領域がそのまま視聴できるように制御を行
い、或いは、前記スクランブルをかけた領域に対しては
前記デスクランブル関連情報の供給をオンにし、前記ス
クランブルをかけた領域以外のノンスクランブル領域で
は前記デスクランブル関連情報の供給をオフにして、映
像画面の全領域に対して視聴を可能とするように制御を
行う制御手段と、前記制御手段に対して、前記デスクラ
ンブル関連情報の供給を、常時オン又はオフするように
指示したり、或いは画面全領域を同時に視聴できるよう
に前記デスクランブル関連情報の供給をオン/オフする
ように指示する手段とを具備したものである。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項1〜7のい
ずれか1つに記載のスクランブル/デスクランブル装置
において、前記送信手段におけるスクランブルは、ライ
ンローテーション方式によるものであることを特徴とす
る。
ずれか1つに記載のスクランブル/デスクランブル装置
において、前記送信手段におけるスクランブルは、ライ
ンローテーション方式によるものであることを特徴とす
る。
【0026】請求項1の発明においては、スクランブル
映像信号を受信しデスクランブルを行う衛星放送或いは
CATV等の受信端末において、受信した映像画面の特
定の領域でのみ部分的にデスクランブルを行う制御が可
能となる。しかも、現行の送信装置や伝送系を変更する
ことなく、端末側の制御のみで画面上の部分的なデスク
ランブルが可能となる。画面領域の一部を部分的にデス
クランブルし、かつその部分デスクランブルをオン/オ
フできるので、主に教育番組サービスや字幕番組サービ
スに用いて有用である。
映像信号を受信しデスクランブルを行う衛星放送或いは
CATV等の受信端末において、受信した映像画面の特
定の領域でのみ部分的にデスクランブルを行う制御が可
能となる。しかも、現行の送信装置や伝送系を変更する
ことなく、端末側の制御のみで画面上の部分的なデスク
ランブルが可能となる。画面領域の一部を部分的にデス
クランブルし、かつその部分デスクランブルをオン/オ
フできるので、主に教育番組サービスや字幕番組サービ
スに用いて有用である。
【0027】請求項3の発明においては、映像にスクラ
ンブルをかけて伝送路に送出する送信装置とそのスクラ
ンブル映像信号を受信してデスクランブルを行う受信端
末とからなるスクランブル/デスクランブル装置におい
て、受信端末で映像の特定領域に部分的にデスクランブ
ルを行うための情報を、送信装置から送信し、受信端末
ではその情報に基づいて自動的に部分デスクランブルを
行うことを可能としたものである。この場合は、ユーザ
ーがデスクランブルの領域を設定するのではなく、送信
側で予め設定することになる。
ンブルをかけて伝送路に送出する送信装置とそのスクラ
ンブル映像信号を受信してデスクランブルを行う受信端
末とからなるスクランブル/デスクランブル装置におい
て、受信端末で映像の特定領域に部分的にデスクランブ
ルを行うための情報を、送信装置から送信し、受信端末
ではその情報に基づいて自動的に部分デスクランブルを
行うことを可能としたものである。この場合は、ユーザ
ーがデスクランブルの領域を設定するのではなく、送信
側で予め設定することになる。
【0028】請求項4の発明においては、請求項3の発
明において述べたように送信側による部分デスクランブ
ル設定に基づいて端末側で部分デスクランブルを自動的
に行える一方、部分デスクランブル以外の未デスクラン
ブル領域をリモコン操作等によりデスクランブルでき
る。教育番組サービスなどに用いて有用である。
明において述べたように送信側による部分デスクランブ
ル設定に基づいて端末側で部分デスクランブルを自動的
に行える一方、部分デスクランブル以外の未デスクラン
ブル領域をリモコン操作等によりデスクランブルでき
る。教育番組サービスなどに用いて有用である。
【0029】請求項5の発明においては、映像にスクラ
ンブルをかけて伝送路に送出する送信装置とそのスクラ
ンブル映像信号を受信してデスクランブルを行う受信端
末とからなるスクランブル/デスクランブル装置におい
て、送信装置で映像信号にスクランブルをかける場合に
映像信号の部分的な領域にのみスクランブルをかけそれ
以外の部分についてはスクランブルをかけないようにす
る一方、この部分的なスクランブル映像信号と同時に、
映像信号の全領域にスクランブルを行った場合のスクラ
ンブル関連情報を受信端末に伝送するようにし、受信端
末において画面全領域に亘ってデスクランブルを行うこ
とにより、前記の予めスクランブルした画面の一部のみ
がスクランブルされる。EDTVなどにおける画面上下
に黒帯を有するアスペクト比4:3でその中にワイド映像
(アスペクト比16:9 )を持った映像信号を、アスペク
ト比4:3のTVモニタに映出するときなどに黒帯部分に
他の情報を加えて伝送するときなどに用いて有用であ
る。
ンブルをかけて伝送路に送出する送信装置とそのスクラ
ンブル映像信号を受信してデスクランブルを行う受信端
末とからなるスクランブル/デスクランブル装置におい
て、送信装置で映像信号にスクランブルをかける場合に
映像信号の部分的な領域にのみスクランブルをかけそれ
以外の部分についてはスクランブルをかけないようにす
る一方、この部分的なスクランブル映像信号と同時に、
映像信号の全領域にスクランブルを行った場合のスクラ
ンブル関連情報を受信端末に伝送するようにし、受信端
末において画面全領域に亘ってデスクランブルを行うこ
とにより、前記の予めスクランブルした画面の一部のみ
がスクランブルされる。EDTVなどにおける画面上下
に黒帯を有するアスペクト比4:3でその中にワイド映像
(アスペクト比16:9 )を持った映像信号を、アスペク
ト比4:3のTVモニタに映出するときなどに黒帯部分に
他の情報を加えて伝送するときなどに用いて有用であ
る。
【0030】請求項6の発明においては、映像にスクラ
ンブルをかけて伝送路に送出する送信装置とそのスクラ
ンブル映像信号を受信してデスクランブルを行う受信端
末とからなるスクランブル/デスクランブル装置におい
て、送信装置で映像信号にスクランブルをかける場合に
映像信号の部分的な領域にのみスクランブルをかけそれ
以外の部分についてはスクランブルをかけないようにす
る一方、この部分的なスクランブル映像信号と同時に、
映像信号の全領域にスクランブルを行った場合のスクラ
ンブル関連情報を受信端末に伝送するようにし、受信端
末において画面全領域に亘ってデスクランブルのオン/
オフを行うことにより、デスクランブルをオンしたとき
には、前記の予めスクランブルした画面部分のみがデス
クランブルされ、デスクランブルをオフしたときには、
前記の予めスクランブルした画面の一部はスクランブル
されたままで視聴できないが、それ以外のノンスクラン
ブル画面領域については視聴することが可能となる。従
って、EDTVなどにおける画面上下に黒帯を有するア
スペクト比4:3でその中にワイド映像(アスペクト比1
6:9 )を持った映像信号を、アスペクト比4:3のTV
モニタに映出するときなどに黒帯部分に他の情報(例え
ば天気予報などの情報)を加えて伝送するときなどに、
デスクランブルのオン/オフを行うことにより、視聴可
能な領域を選択することができる。
ンブルをかけて伝送路に送出する送信装置とそのスクラ
ンブル映像信号を受信してデスクランブルを行う受信端
末とからなるスクランブル/デスクランブル装置におい
て、送信装置で映像信号にスクランブルをかける場合に
映像信号の部分的な領域にのみスクランブルをかけそれ
以外の部分についてはスクランブルをかけないようにす
る一方、この部分的なスクランブル映像信号と同時に、
映像信号の全領域にスクランブルを行った場合のスクラ
ンブル関連情報を受信端末に伝送するようにし、受信端
末において画面全領域に亘ってデスクランブルのオン/
オフを行うことにより、デスクランブルをオンしたとき
には、前記の予めスクランブルした画面部分のみがデス
クランブルされ、デスクランブルをオフしたときには、
前記の予めスクランブルした画面の一部はスクランブル
されたままで視聴できないが、それ以外のノンスクラン
ブル画面領域については視聴することが可能となる。従
って、EDTVなどにおける画面上下に黒帯を有するア
スペクト比4:3でその中にワイド映像(アスペクト比1
6:9 )を持った映像信号を、アスペクト比4:3のTV
モニタに映出するときなどに黒帯部分に他の情報(例え
ば天気予報などの情報)を加えて伝送するときなどに、
デスクランブルのオン/オフを行うことにより、視聴可
能な領域を選択することができる。
【0031】請求項7の発明においては、請求項6の発
明における、スクランブルをかけた領域とそれ以外のノ
ンスクランブル領域とで、デスクランブルのオン又はオ
フを行うことで、前記2つの領域の映像を選択的に視聴
できる一方、前記2つの領域の両方即ち画面の全領域を
同時に視聴することも可能となる。
明における、スクランブルをかけた領域とそれ以外のノ
ンスクランブル領域とで、デスクランブルのオン又はオ
フを行うことで、前記2つの領域の映像を選択的に視聴
できる一方、前記2つの領域の両方即ち画面の全領域を
同時に視聴することも可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のスク
ランブル/デスクランブル装置における受信端末の映像
デスクランブル回路を示すブロック図であり、図2はス
クランブル/デスクランブル装置の全体図を示してい
る。
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のスク
ランブル/デスクランブル装置における受信端末の映像
デスクランブル回路を示すブロック図であり、図2はス
クランブル/デスクランブル装置の全体図を示してい
る。
【0033】図1を説明する前に、図2のスクランブル
/デスクランブル装置の全体構成について説明する。
/デスクランブル装置の全体構成について説明する。
【0034】図2において、CATVなどの送信装置1
では、画面の映像を構成する複数の映像走査線信号の全
部にラインローテーションによるスクランブルをかけ、
そのスクランブルされた映像信号の垂直帰線期間にスク
ランブル関連情報を重畳した後、RF変調などをして伝
送路に送出している。受信端末2では、送信されてくる
RF変調されたスクランブル映像信号を復調回路10に
て復調した後、映像デスクランブル回路20に供給し、
ここでデスクランブルした後、TVモニタ30などの表
示装置に供給して表示する。
では、画面の映像を構成する複数の映像走査線信号の全
部にラインローテーションによるスクランブルをかけ、
そのスクランブルされた映像信号の垂直帰線期間にスク
ランブル関連情報を重畳した後、RF変調などをして伝
送路に送出している。受信端末2では、送信されてくる
RF変調されたスクランブル映像信号を復調回路10に
て復調した後、映像デスクランブル回路20に供給し、
ここでデスクランブルした後、TVモニタ30などの表
示装置に供給して表示する。
【0035】図1は、図10の従来例と同様、スクラン
ブル関連情報を垂直帰線期間に重畳して伝送するスクラ
ンブル/デスクランブルシステムにおける受信端末の映
像デスクランブル回路を示している。ここでは、ライン
ローテーションによるスクランブル方式を用い、スクラ
ンブル関連情報は、番組番号などの番組情報のほか、各
走査線番号に対応したラインローテーションのカットポ
イントを示す情報などである。
ブル関連情報を垂直帰線期間に重畳して伝送するスクラ
ンブル/デスクランブルシステムにおける受信端末の映
像デスクランブル回路を示している。ここでは、ライン
ローテーションによるスクランブル方式を用い、スクラ
ンブル関連情報は、番組番号などの番組情報のほか、各
走査線番号に対応したラインローテーションのカットポ
イントを示す情報などである。
【0036】入力端子11に供給されるスクランブル関
連情報を含んだスクランブル映像信号101は、スクラ
ンブル関連情報抽出回路12において垂直帰線期間のス
クランブル関連情報104が抽出され、セキュリティ回
路14に供給される。セキュリティ回路14において
は、スクランブル関連情報の番組情報と、予め設定され
た受信端末のユーザー契約内容とを比較し、一致してい
る場合、受信中のスクランブル映像信号についてデスク
ランブルが許可されているので、このときデスクランブ
ル関連情報105を出力する。デスクランブル関連情報
105は、スクランブル関連情報104に含まれてい
た、各走査線番号に対応したラインローテーションのカ
ットポイントを示すデスクランブル情報である。このデ
スクランブル関連情報105に基づいて後述のデスクラ
ンブル回路13でスクランブル解除つまりデスクランブ
ルが行われるようになっている。
連情報を含んだスクランブル映像信号101は、スクラ
ンブル関連情報抽出回路12において垂直帰線期間のス
クランブル関連情報104が抽出され、セキュリティ回
路14に供給される。セキュリティ回路14において
は、スクランブル関連情報の番組情報と、予め設定され
た受信端末のユーザー契約内容とを比較し、一致してい
る場合、受信中のスクランブル映像信号についてデスク
ランブルが許可されているので、このときデスクランブ
ル関連情報105を出力する。デスクランブル関連情報
105は、スクランブル関連情報104に含まれてい
た、各走査線番号に対応したラインローテーションのカ
ットポイントを示すデスクランブル情報である。このデ
スクランブル関連情報105に基づいて後述のデスクラ
ンブル回路13でスクランブル解除つまりデスクランブ
ルが行われるようになっている。
【0037】デスクランブル関連情報105は制御回路
17のスイッチ17Aの入力端に入力される。制御回路
17は、内部にスイッチ17A及びカウンタ17Bを備
えており、CPU15からの制御信号によってスイッチ
17Aをオン/オフ動作させ、デスクランブル関連情報
105をデスクランブル回路13へ供給するか否かを制
御する。映像のどの領域に対してスイッチ17Aを動作
させるかを示すのに必要な走査線番号などの情報は、デ
スクランブル回路13からの水平同期等のタイミング情
報を制御回路17内のカウンタ17Bに供給してカウン
トすることによって得られる。カウンタ17Bは、デス
クランブル回路13内の同期分離回路で分離された垂直
同期信号及び水平同期信号に基づいてカウント動作を行
うもので、垂直同期信号でリセットされ、水平同期信号
をカウントすることにより、1垂直周期(1V)ごとの
水平同期信号数つまり走査線数をカウントする。
17のスイッチ17Aの入力端に入力される。制御回路
17は、内部にスイッチ17A及びカウンタ17Bを備
えており、CPU15からの制御信号によってスイッチ
17Aをオン/オフ動作させ、デスクランブル関連情報
105をデスクランブル回路13へ供給するか否かを制
御する。映像のどの領域に対してスイッチ17Aを動作
させるかを示すのに必要な走査線番号などの情報は、デ
スクランブル回路13からの水平同期等のタイミング情
報を制御回路17内のカウンタ17Bに供給してカウン
トすることによって得られる。カウンタ17Bは、デス
クランブル回路13内の同期分離回路で分離された垂直
同期信号及び水平同期信号に基づいてカウント動作を行
うもので、垂直同期信号でリセットされ、水平同期信号
をカウントすることにより、1垂直周期(1V)ごとの
水平同期信号数つまり走査線数をカウントする。
【0038】CPU15は、ユーザーからのキー入力や
リモコン入力の指示に基づいて、デスクランブルする領
域(走査線範囲)やデスクランブルのオン/オフなどを
認識し、この認識したデスクランブル領域に対応したオ
ン信号を、前記カウンタ17Bによる走査線数カウント
を参照して生成し、スイッチ17Aに制御信号として供
給する。なお、CPU15に接続される図示しないキー
ボード或いはリモコン送信機には、デスクランブル領域
の範囲を段階的或いは連続的に変えて設定するためのキ
ーが設けられている。
リモコン入力の指示に基づいて、デスクランブルする領
域(走査線範囲)やデスクランブルのオン/オフなどを
認識し、この認識したデスクランブル領域に対応したオ
ン信号を、前記カウンタ17Bによる走査線数カウント
を参照して生成し、スイッチ17Aに制御信号として供
給する。なお、CPU15に接続される図示しないキー
ボード或いはリモコン送信機には、デスクランブル領域
の範囲を段階的或いは連続的に変えて設定するためのキ
ーが設けられている。
【0039】デスクランブル回路13では、このデスク
ランブル関連情報105を使用し、入力されたスクラン
ブル映像信号102のスクランブルを解いて、デスクラ
ンブル映像信号として出力端子16に出力する。デスク
ランブル回路13はまた、前述したように入力された映
像信号102を基に、垂直同期信号及び水平同期信号等
のタイミング情報106を生成して制御回路17のカウ
ンタ17Bに供給している。なお、この映像デスクラン
ブル回路10内の各回路の動作は、CPU15によっ
て、タイミング制御されている。
ランブル関連情報105を使用し、入力されたスクラン
ブル映像信号102のスクランブルを解いて、デスクラ
ンブル映像信号として出力端子16に出力する。デスク
ランブル回路13はまた、前述したように入力された映
像信号102を基に、垂直同期信号及び水平同期信号等
のタイミング情報106を生成して制御回路17のカウ
ンタ17Bに供給している。なお、この映像デスクラン
ブル回路10内の各回路の動作は、CPU15によっ
て、タイミング制御されている。
【0040】出力端子16から出力されたデスクランブ
ル映像信号は、図示しないTVモニタに送られて画面表
示される。
ル映像信号は、図示しないTVモニタに送られて画面表
示される。
【0041】以上の構成において、ユーザーがキー入力
或いはリモコン入力によって画面上の特定領域、例えば
画面の中央部にデスクランブル領域を設定した場合、そ
の他の画面上の上部及び/又は下部などにはスクランブ
ルされたままの領域が設定されることになる。
或いはリモコン入力によって画面上の特定領域、例えば
画面の中央部にデスクランブル領域を設定した場合、そ
の他の画面上の上部及び/又は下部などにはスクランブ
ルされたままの領域が設定されることになる。
【0042】スクランブル映像信号102が画面中央の
デスクランブル設定領域を走査しているときには、CP
U15はスイッチ17Aをオンし、セキュリティ回路1
4からデスクランブル関連情報105がスイッチ17A
を通してデスクランブル回路13に供給され、このとき
デスクランブル回路13に入力されたスクランブル映像
信号102はスクランブル解除され、デスクランブルさ
れた映像信号103が出力端子16に出力されることに
なる。
デスクランブル設定領域を走査しているときには、CP
U15はスイッチ17Aをオンし、セキュリティ回路1
4からデスクランブル関連情報105がスイッチ17A
を通してデスクランブル回路13に供給され、このとき
デスクランブル回路13に入力されたスクランブル映像
信号102はスクランブル解除され、デスクランブルさ
れた映像信号103が出力端子16に出力されることに
なる。
【0043】スクランブル映像信号102が画面上部及
び/又は下部のスクランブル設定領域を走査していると
きには、CPU15はスイッチ17Aをオフし、デスク
ランブル関連情報105が遮断され、このときデスクラ
ンブル回路13に入力されたスクランブル映像信号10
2はスクランブルが解除されず、そのままスクランブル
のかかった映像信号103が出力端子16に出力される
ことになる。
び/又は下部のスクランブル設定領域を走査していると
きには、CPU15はスイッチ17Aをオフし、デスク
ランブル関連情報105が遮断され、このときデスクラ
ンブル回路13に入力されたスクランブル映像信号10
2はスクランブルが解除されず、そのままスクランブル
のかかった映像信号103が出力端子16に出力される
ことになる。
【0044】このようにして、ユーザーの希望により制
御回路17のスイッチ17Aを制御することにより、画
面上の任意の走査線領域で映像のデスクランブルのオン
/オフが可能となるので、以下に示すような番組サービ
スに対応することが可能となる。
御回路17のスイッチ17Aを制御することにより、画
面上の任意の走査線領域で映像のデスクランブルのオン
/オフが可能となるので、以下に示すような番組サービ
スに対応することが可能となる。
【0045】図3(a) ,(b) は、図1の映像デスクラン
ブル回路を用いた一実施の形態の番組サービスを説明す
る図である。
ブル回路を用いた一実施の形態の番組サービスを説明す
る図である。
【0046】図3(a) に示すように、例えば、教育番組
のサービスとして、TV画面の上半分に問題を表示し、
下半分に解答及び解説を表示するような番組サービスが
可能となる。この場合、受信端末においてまずリモコン
操作等により問題を表示している上半分の映像領域のみ
でデスクランブルを実行し、下半分はスクランブル状態
のままで解答が分からない状態で画面表示する。その
後、ユーザーが問題を解けた時点でリモコン操作等で任
意に解答部の下半分の映像をもデスクランブルし、つま
り全画面領域に亘ってデスクランブルして、解答を確認
できるようにすることができる。
のサービスとして、TV画面の上半分に問題を表示し、
下半分に解答及び解説を表示するような番組サービスが
可能となる。この場合、受信端末においてまずリモコン
操作等により問題を表示している上半分の映像領域のみ
でデスクランブルを実行し、下半分はスクランブル状態
のままで解答が分からない状態で画面表示する。その
後、ユーザーが問題を解けた時点でリモコン操作等で任
意に解答部の下半分の映像をもデスクランブルし、つま
り全画面領域に亘ってデスクランブルして、解答を確認
できるようにすることができる。
【0047】また、図3(b) に示すように、字幕放送の
外国映画番組においても、受信端末でリモコン操作等に
より字幕の部分のみデスクランブルを実行しない機能或
いは字幕部分のデスクランブルの実行をオン/オフする
機能を備えさせることができる。このようにすれば、外
国映画による外国語の習得を行おうとするユーザーに有
益な受信端末の仕様となり得るものである。
外国映画番組においても、受信端末でリモコン操作等に
より字幕の部分のみデスクランブルを実行しない機能或
いは字幕部分のデスクランブルの実行をオン/オフする
機能を備えさせることができる。このようにすれば、外
国映画による外国語の習得を行おうとするユーザーに有
益な受信端末の仕様となり得るものである。
【0048】以上述べた本実施の形態では、受信端末の
みに制御回路17を追加することによってユーザーがデ
スクランブルする領域を任意に設定したり或いはデスク
ランブルのオン/オフを実行することが可能であり、現
行の送信側装置や伝送路系の変更を行う必要がなく、容
易にかつ低コストにサービス内容を拡大できるという利
点がある。
みに制御回路17を追加することによってユーザーがデ
スクランブルする領域を任意に設定したり或いはデスク
ランブルのオン/オフを実行することが可能であり、現
行の送信側装置や伝送路系の変更を行う必要がなく、容
易にかつ低コストにサービス内容を拡大できるという利
点がある。
【0049】一方、上記実施の形態では、送信されてく
る番組内容によって、ユーザーでデスクランブル領域等
をその都度設定する必要がある。そこで、さらに発展さ
せたシステムとして送信側から画面上のデスクランブル
領域に関する情報を予め伝送し、受信端末ではその情報
を基に図1の映像デスクランブル回路10内のスイッチ
17Aのオン/オフを制御することによってさらに機能
の拡充が図られる。
る番組内容によって、ユーザーでデスクランブル領域等
をその都度設定する必要がある。そこで、さらに発展さ
せたシステムとして送信側から画面上のデスクランブル
領域に関する情報を予め伝送し、受信端末ではその情報
を基に図1の映像デスクランブル回路10内のスイッチ
17Aのオン/オフを制御することによってさらに機能
の拡充が図られる。
【0050】図4(a) は本発明の他の実施の形態のスク
ランブル/デスクランブル装置を示し、図4(b) は図4
(a) における受信端末の映像デスクランブル回路を示す
ブロック図である。
ランブル/デスクランブル装置を示し、図4(b) は図4
(a) における受信端末の映像デスクランブル回路を示す
ブロック図である。
【0051】図4(a) のスクランブル/デスクランブル
装置では、例えば教育番組を送信する場合の例について
説明する。送信装置1からスクランブルした映像信号1
01Aを送出するが、そのスクランブル映像信号の垂直
帰線期間にはスクランブル関連情報と共に部分デスクラ
ンブルの領域指示及び質問に対する解答の情報を重畳し
て伝送している。受信端末2では送られてきた部分デス
クランブルの領域指示に基づき映像デスクランブル回路
20で解答部分の領域を残してスクランブルを解除す
る。ここでは、1垂直周期(1V)における262.5
ラインのうちの1〜150ラインまでが問題の部分であ
り、この部分に対して部分デスクランブル領域が指定さ
れている。
装置では、例えば教育番組を送信する場合の例について
説明する。送信装置1からスクランブルした映像信号1
01Aを送出するが、そのスクランブル映像信号の垂直
帰線期間にはスクランブル関連情報と共に部分デスクラ
ンブルの領域指示及び質問に対する解答の情報を重畳し
て伝送している。受信端末2では送られてきた部分デス
クランブルの領域指示に基づき映像デスクランブル回路
20で解答部分の領域を残してスクランブルを解除す
る。ここでは、1垂直周期(1V)における262.5
ラインのうちの1〜150ラインまでが問題の部分であ
り、この部分に対して部分デスクランブル領域が指定さ
れている。
【0052】図4(b) の映像デスクランブル回路20
は、回路構成は図1と同様であるが、スクランブル関連
情報抽出回路12では、全画面領域のスクランブル関連
情報のほかに、特定の走査線範囲の領域(例えば1〜1
50ラインの問題部分)のみをデスクランブルするため
の部分デスクランブル情報と、その問題部分に対する正
解を示す正解情報とが抽出されて104Aとして、セキ
ュリティ回路14及びCPU15に伝えられるようにな
っている。セキュリティ回路14は、スクランブル関連
情報の番組情報と予め設定されているユーザー契約情報
との比較により、現在受信中のスクランブル映像信号が
デスクランブル許可されているか否かを判定し、デスク
ランブル許可されていれば、デスクランブル関連情報を
制御回路17のスイッチ17Aの入力端に供給する。C
PU15は、部分デスクランブル情報による領域指示と
カウンタ17Bの走査線数カウントに基づきデスクラン
ブル領域指定用オン信号を生成してスイッチ17Aに供
給し、部分デスクランブルの期間、スイッチ17Aをオ
ンさせる。また、CPU15は、正解情報を一時記憶
し、ユーザーがリモコン操作などにより解答を入力した
とき、前記正解情報との一致,不一致を判定して、一致
(正解)していれば、前記部分デスクランブル領域以外
の画面領域においてもデスクランブル用オン信号を出力
してスイッチ17Aをオンすることにより、解答部分の
デスクランブルを行い、不一致(不正解)ならば、解答
部分の画面領域でスイッチ17Aをオフのままにして解
答部分をスクランブル状態のままとするように制御す
る。
は、回路構成は図1と同様であるが、スクランブル関連
情報抽出回路12では、全画面領域のスクランブル関連
情報のほかに、特定の走査線範囲の領域(例えば1〜1
50ラインの問題部分)のみをデスクランブルするため
の部分デスクランブル情報と、その問題部分に対する正
解を示す正解情報とが抽出されて104Aとして、セキ
ュリティ回路14及びCPU15に伝えられるようにな
っている。セキュリティ回路14は、スクランブル関連
情報の番組情報と予め設定されているユーザー契約情報
との比較により、現在受信中のスクランブル映像信号が
デスクランブル許可されているか否かを判定し、デスク
ランブル許可されていれば、デスクランブル関連情報を
制御回路17のスイッチ17Aの入力端に供給する。C
PU15は、部分デスクランブル情報による領域指示と
カウンタ17Bの走査線数カウントに基づきデスクラン
ブル領域指定用オン信号を生成してスイッチ17Aに供
給し、部分デスクランブルの期間、スイッチ17Aをオ
ンさせる。また、CPU15は、正解情報を一時記憶
し、ユーザーがリモコン操作などにより解答を入力した
とき、前記正解情報との一致,不一致を判定して、一致
(正解)していれば、前記部分デスクランブル領域以外
の画面領域においてもデスクランブル用オン信号を出力
してスイッチ17Aをオンすることにより、解答部分の
デスクランブルを行い、不一致(不正解)ならば、解答
部分の画面領域でスイッチ17Aをオフのままにして解
答部分をスクランブル状態のままとするように制御す
る。
【0053】図5は、図4の装置による他の実施の形態
の番組サービスを説明する図である。
の番組サービスを説明する図である。
【0054】図5に示した教育番組の例では、送信装置
からスクランブル関連情報と同様に垂直帰線期間に部分
デスクランブルの領域指示及び質問に対する解答の情報
を伝送し、受信端末では、送られてきた部分デスクラン
ブルの領域指示により解答部分の領域を残してスクラン
ブルを解除する。図の例では、1〜150ラインまでが
問題部分であり、この部分は受信端末の映像デスクラン
ブル回路でスクランブルが自動的に解除されており、残
りの部分はユーザーが問題が解けた時点でデスクランブ
ルする解答の部分に相当する。
からスクランブル関連情報と同様に垂直帰線期間に部分
デスクランブルの領域指示及び質問に対する解答の情報
を伝送し、受信端末では、送られてきた部分デスクラン
ブルの領域指示により解答部分の領域を残してスクラン
ブルを解除する。図の例では、1〜150ラインまでが
問題部分であり、この部分は受信端末の映像デスクラン
ブル回路でスクランブルが自動的に解除されており、残
りの部分はユーザーが問題が解けた時点でデスクランブ
ルする解答の部分に相当する。
【0055】また、質問が三者択一形式のような場合、
送信装置から正解情報として解答の番号情報が受信端末
に与えられるので、ユーザーがリモコン操作等で正解の
解答を入力した場合のみ、画面全領域即ち解答及び解説
の領域をデスクランブル可能にするサービスを実現でき
る。
送信装置から正解情報として解答の番号情報が受信端末
に与えられるので、ユーザーがリモコン操作等で正解の
解答を入力した場合のみ、画面全領域即ち解答及び解説
の領域をデスクランブル可能にするサービスを実現でき
る。
【0056】本実施の形態では、問題や解答の領域の大
小によって、それと同期してデスクランブル可能な領域
を自動的に設定することができるので、図3の場合のよ
うにユーザーが手動で設定する手間が省ける。
小によって、それと同期してデスクランブル可能な領域
を自動的に設定することができるので、図3の場合のよ
うにユーザーが手動で設定する手間が省ける。
【0057】なお、図4では、垂直帰線期間に部分デス
クランブルの情報を映像信号に重畳する例(インバンド
の例)を示したが、当然この部分デスクランブル情報は
インバンド、アウトバンドを問わずどのような方法で伝
送されてもかまわない。
クランブルの情報を映像信号に重畳する例(インバンド
の例)を示したが、当然この部分デスクランブル情報は
インバンド、アウトバンドを問わずどのような方法で伝
送されてもかまわない。
【0058】次に、加入者のみが利用できる情報をスク
ランブルで映像の主たる領域に乗せる一方、非加入者も
利用できる情報をノンスクランブルで映像の一部の領域
に乗せ、全画面のスクランブル関連情報と共に送信装置
から受信端末側へ伝送し、受信端末では、デスクランブ
ルを行うと加入者のみが主たる領域の情報を視聴でき、
非加入者の端末でデスクランブルを行うことなくそのま
ま視聴すれば、ノンスクランブルで送られてくる映像の
一部を視聴できるサービスを実現することができる実施
の形態について説明する。
ランブルで映像の主たる領域に乗せる一方、非加入者も
利用できる情報をノンスクランブルで映像の一部の領域
に乗せ、全画面のスクランブル関連情報と共に送信装置
から受信端末側へ伝送し、受信端末では、デスクランブ
ルを行うと加入者のみが主たる領域の情報を視聴でき、
非加入者の端末でデスクランブルを行うことなくそのま
ま視聴すれば、ノンスクランブルで送られてくる映像の
一部を視聴できるサービスを実現することができる実施
の形態について説明する。
【0059】従来、スクランブル放送を行っている番号
のチャンネルでは、契約の非加入者はスクランブル映像
しか視聴できず何ら情報も得ることができない。一方、
スクランブル放送の番組の中には、近年増加しているワ
イド画面(アスペクト比16:9 )の映画など必ずしも画
面の全領域を使用しなくても良い番組も多い。次の実施
の形態では、その使用していない領域を利用し非加入者
も視聴できる情報を伝達するシステムを実現できる。
のチャンネルでは、契約の非加入者はスクランブル映像
しか視聴できず何ら情報も得ることができない。一方、
スクランブル放送の番組の中には、近年増加しているワ
イド画面(アスペクト比16:9 )の映画など必ずしも画
面の全領域を使用しなくても良い番組も多い。次の実施
の形態では、その使用していない領域を利用し非加入者
も視聴できる情報を伝達するシステムを実現できる。
【0060】図6(a) は本発明のもう1つの他の実施の
形態のスクランブル/デスクランブル装置を示し、図6
(b) は図6(a) における受信端末の映像デスクランブル
回路を示すブロック図である。
形態のスクランブル/デスクランブル装置を示し、図6
(b) は図6(a) における受信端末の映像デスクランブル
回路を示すブロック図である。
【0061】図6(a) のスクランブル/デスクランブル
装置では、送信装置1から映像信号の一部の領域にスク
ランブルをかけ、その他の領域にはノンスクランブルで
映像信号を送出するが、その部分スクランブルされた映
像信号の垂直帰線期間にはスクランブル関連情報として
画面全領域にスクランブルをかけた場合のスクランブル
関連情報を重畳して伝送する。受信端末2では送られて
きた部分領域のスクランブル映像信号に対して、映像デ
スクランブル回路20で全画面に亘るデスクランブルを
行う(即ちデスクランブルオン)ことで、スクランブル
されていた領域の映像信号をデスクランブルして視聴す
ることができる一方、デスクランブルを行わなければ
(即ちデスクランブルオフ)、ノンスクランブル領域の
映像信号を視聴することができる。
装置では、送信装置1から映像信号の一部の領域にスク
ランブルをかけ、その他の領域にはノンスクランブルで
映像信号を送出するが、その部分スクランブルされた映
像信号の垂直帰線期間にはスクランブル関連情報として
画面全領域にスクランブルをかけた場合のスクランブル
関連情報を重畳して伝送する。受信端末2では送られて
きた部分領域のスクランブル映像信号に対して、映像デ
スクランブル回路20で全画面に亘るデスクランブルを
行う(即ちデスクランブルオン)ことで、スクランブル
されていた領域の映像信号をデスクランブルして視聴す
ることができる一方、デスクランブルを行わなければ
(即ちデスクランブルオフ)、ノンスクランブル領域の
映像信号を視聴することができる。
【0062】図6(b) の映像デスクランブル回路20
は、回路構成は図1及び図4と同様であるが、これらの
回路と異なる点は、入力端子11に供給される映像信号
101Bが画面の一部の領域でスクランブルがかけら
れ、画面のその他の領域でスクランブルがかけられてい
ないものであることであり、また制御回路17内のスイ
ッチ17Aのオン/オフはリモコン操作等により任意に
設定できるようにしてある。セキュリティ回路14で
は、画面の全領域に亘るデスクランブル関連情報が出力
され、このデスクランブル関連情報はスイッチ17Aが
オンしたときにのみデスクランブル回路13に供給さ
れ、スイッチ17Aをオフさせることで、デスクランブ
ル回路13のデスクランブル動作をオフさせることがで
きる。
は、回路構成は図1及び図4と同様であるが、これらの
回路と異なる点は、入力端子11に供給される映像信号
101Bが画面の一部の領域でスクランブルがかけら
れ、画面のその他の領域でスクランブルがかけられてい
ないものであることであり、また制御回路17内のスイ
ッチ17Aのオン/オフはリモコン操作等により任意に
設定できるようにしてある。セキュリティ回路14で
は、画面の全領域に亘るデスクランブル関連情報が出力
され、このデスクランブル関連情報はスイッチ17Aが
オンしたときにのみデスクランブル回路13に供給さ
れ、スイッチ17Aをオフさせることで、デスクランブ
ル回路13のデスクランブル動作をオフさせることがで
きる。
【0063】図7(a) ,(b) は、図6の装置による他の
実施の形態の番組サービスを説明する図である。
実施の形態の番組サービスを説明する図である。
【0064】この番組サービスでは、送信装置から、図
7(a) で示した画面の中央部のいわゆるワイド画面の映
画の領域のみにスクランブルをかけて伝送する。残りの
領域は、天気予報の番組をスクランブルをかけずに伝送
する。スクランブル関連情報はこの天気予報と映画の両
方スクランブルをかけた場合の情報が伝送されている。
この画面を非契約者が受信した場合、図7(b) に示すよ
うに映画の部分はスクランブルがかかっており視聴でき
ないが、上下の天気予報の情報は視聴することができ
る。
7(a) で示した画面の中央部のいわゆるワイド画面の映
画の領域のみにスクランブルをかけて伝送する。残りの
領域は、天気予報の番組をスクランブルをかけずに伝送
する。スクランブル関連情報はこの天気予報と映画の両
方スクランブルをかけた場合の情報が伝送されている。
この画面を非契約者が受信した場合、図7(b) に示すよ
うに映画の部分はスクランブルがかかっており視聴でき
ないが、上下の天気予報の情報は視聴することができ
る。
【0065】一方、契約加入者にとっては、上下の天気
予報の情報は本来の映画を視聴するときに目障りな場合
もある。しかし、加入者の受信端末では、制御回路17
内のスイッチ17Aをオンに設定することにより上下の
天気予報の情報はもともとスクランブルのかかっていな
い映像に対し、伝送された全領域のスクランブル関連情
報に基づいてデスクランブル動作を実施するため、いわ
ゆる逆スクランブルを行ったことになり、図7(a) のよ
うにスクランブル領域のみ画面表示される。映画の視聴
には関係のない天気予報の部分はスクランブル状態とな
り、本来の映画を視聴する上での目障りな状態は軽減で
きる。
予報の情報は本来の映画を視聴するときに目障りな場合
もある。しかし、加入者の受信端末では、制御回路17
内のスイッチ17Aをオンに設定することにより上下の
天気予報の情報はもともとスクランブルのかかっていな
い映像に対し、伝送された全領域のスクランブル関連情
報に基づいてデスクランブル動作を実施するため、いわ
ゆる逆スクランブルを行ったことになり、図7(a) のよ
うにスクランブル領域のみ画面表示される。映画の視聴
には関係のない天気予報の部分はスクランブル状態とな
り、本来の映画を視聴する上での目障りな状態は軽減で
きる。
【0066】このように、加入者の受信端末では、制御
回路17内のスイッチ17Aのオン/オフをどちらか一
方に切り換えて固定することにより、2つの領域の一方
を視聴可能とすることにより、映画のみを視聴するか、
天気予報のみを視聴するかの選択が可能である。
回路17内のスイッチ17Aのオン/オフをどちらか一
方に切り換えて固定することにより、2つの領域の一方
を視聴可能とすることにより、映画のみを視聴するか、
天気予報のみを視聴するかの選択が可能である。
【0067】なお、図7(a) ,(b) では、映画のみを視
聴するか、天気予報のみを視聴するかの選択をする場合
について説明したが、制御回路17内のスイッチ17A
をCPU15の制御によってスクランブル領域ではオン
し、ノンスクランブル領域ではオフするように制御すれ
ば、映画と天気予報の両方を同時に視聴することができ
る。
聴するか、天気予報のみを視聴するかの選択をする場合
について説明したが、制御回路17内のスイッチ17A
をCPU15の制御によってスクランブル領域ではオン
し、ノンスクランブル領域ではオフするように制御すれ
ば、映画と天気予報の両方を同時に視聴することができ
る。
【0068】従って、映画のみを視聴するか、天気予報
のみを視聴するか、さらには両方を同時に視聴するかの
いずれかの表示モードの選択を可能として、機能の拡大
を図ることができる。
のみを視聴するか、さらには両方を同時に視聴するかの
いずれかの表示モードの選択を可能として、機能の拡大
を図ることができる。
【0069】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
映像スクランブルの受信端末において、受信端末のユー
ザーが映像のある領域で部分的にデスクランブルを任意
に選択できることにより、より充実した映像番組サービ
スを受けることができる。この発明は、受信端末のみの
修正で可能であり、既存のサービスの送信系や伝送系の
変更を必要とせずサービスの拡充を図れる。
映像スクランブルの受信端末において、受信端末のユー
ザーが映像のある領域で部分的にデスクランブルを任意
に選択できることにより、より充実した映像番組サービ
スを受けることができる。この発明は、受信端末のみの
修正で可能であり、既存のサービスの送信系や伝送系の
変更を必要とせずサービスの拡充を図れる。
【0070】さらに、第2の発明によれば、送信側から
部分デスクランブルに関する情報を受信端末に伝送し受
信端末を制御することにより、番組内容に同期した部分
デスクランブルの機能を実現できる。
部分デスクランブルに関する情報を受信端末に伝送し受
信端末を制御することにより、番組内容に同期した部分
デスクランブルの機能を実現できる。
【0071】また、第3の発明によれば、送信側で部分
的にスクランブルをかけた映像信号と全領域のスクラン
ブル関連情報を伝送することにより、非加入者に対して
も情報を伝達するサービスが可能となると共に、加入者
にとっても3つの表示モードを選択することが可能とな
る。
的にスクランブルをかけた映像信号と全領域のスクラン
ブル関連情報を伝送することにより、非加入者に対して
も情報を伝達するサービスが可能となると共に、加入者
にとっても3つの表示モードを選択することが可能とな
る。
【図1】本発明の一実施の形態に係るスクランブル/デ
スクランブル装置における受信端末の映像デスクランブ
ル回路を示すブロック図。
スクランブル装置における受信端末の映像デスクランブ
ル回路を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施の形態に係るスクランブル/デ
スクランブル装置を示すブロック図。
スクランブル装置を示すブロック図。
【図3】図1の映像デスクランブル回路を用いた番組サ
ービスを説明する図。
ービスを説明する図。
【図4】本発明の他の実施の形態に係るスクランブル/
デスクランブル装置を示すブロック図。
デスクランブル装置を示すブロック図。
【図5】図4の映像デスクランブル回路を用いた番組サ
ービスを説明する図。
ービスを説明する図。
【図6】本発明のもう1つの他の実施の形態に係るスク
ランブル/デスクランブル装置を示すブロック図。
ランブル/デスクランブル装置を示すブロック図。
【図7】図6の映像デスクランブル回路を用いた番組サ
ービスを説明する図。
ービスを説明する図。
【図8】ラインローテーション方式による映像スクラン
ブルについて表示映像を用いて示した図。
ブルについて表示映像を用いて示した図。
【図9】ラインローテーション方式による映像スクラン
ブルを映像走査信号により示した図。
ブルを映像走査信号により示した図。
【図10】従来のスクランブル/デスクランブル装置に
おける受信端末の映像デスクランブル回路を示すブロッ
ク図。
おける受信端末の映像デスクランブル回路を示すブロッ
ク図。
1…送信装置 2…受信端末 10…映像デスクランブル回路 11…スクランブル映像入力端子 12…スクランブル関連情報抽出回路 13…デスクランブル回路 14…セキュリティ回路 15…CPU 16…デスクランブル映像出力端子 17…制御回路
Claims (8)
- 【請求項1】映像信号にスクランブルをかけてスクラン
ブル関連情報と共に送信する送信手段と、 前記送信手段から送信されてくるスクランブル映像信号
よりスクランブル関連情報を抽出するスクランブル関連
情報抽出手段と、 前記スクランブル映像信号の一部又は全部を、デスクラ
ンブル関連情報に基づきデスクランブルするデスクラン
ブル手段と、 前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスク
ランブル関連情報を入力し、予め設定されたユーザー契
約内容に基づき、デスクランブルが許可されている場合
は、前記デスクランブル関連情報を生成するセキュリテ
ィ手段と、 前記デスクランブル関連情報を前記デスクランブル手段
に供給する際に、デスクランブル関連情報の供給をオン
/オフし、映像信号のどの領域に対してデスクランブル
をかけるかを制御する制御手段と前記制御手段に対し
て、デスクランブルする領域やデスクランブルのオン/
オフを指示する手段とを具備したことを特徴とするスク
ランブル/デスクランブル装置。 - 【請求項2】前記制御手段は、 前記セキュリティ手段から前記デスクランブル手段への
デスクランブル関連情報の供給をオン/オフするスイッ
チ手段と、 映像信号のどの領域に対してデスクランブルをかけるか
を決めるために、走査線数をカウントするカウンタとを
具備したことを特徴とする請求項1記載のスクランブル
/デスクランブル装置。 - 【請求項3】映像信号にスクランブルをかけてスクラン
ブル関連情報と共に受信側で部分デスクランブルを行う
ための情報を送信する送信手段と、 前記送信手段から送信されてくるスクランブル映像信号
よりスクランブル関連情報及び部分デスクランブルを行
うための情報を抽出するスクランブル関連情報抽出手段
と、 前記スクランブル映像信号の一部を、デスクランブル関
連情報に基づきデスクランブルするデスクランブル手段
と、 前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスク
ランブル関連情報及び部分デスクランブルを行うための
情報を入力し、予め設定されたユーザー契約内容に基づ
き、デスクランブルが許可されている場合は、前記デス
クランブル関連情報を生成するセキュリティ手段と、 前記セキュリティ手段からデスクランブル関連情報を前
記デスクランブル手段に供給する際に、前記部分デスク
ランブルを行うための情報に基づき、デスクランブル関
連情報の供給をオン/オフし、映像信号のどの領域に対
してデスクランブルをかけるかを制御する制御手段とを
具備したことを特徴とするスクランブル/デスクランブ
ル装置。 - 【請求項4】映像信号にスクランブルをかけてスクラン
ブル関連情報と共に受信側で部分デスクランブルを行う
ための情報を送信する送信手段と、 前記送信手段から送信されてくるスクランブル映像信号
よりスクランブル関連情報及び部分デスクランブルを行
うための情報を抽出するスクランブル関連情報抽出手段
と、 前記スクランブル映像信号の一部を、デスクランブル関
連情報に基づきデスクランブルするデスクランブル手段
と、 前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスク
ランブル関連情報及び部分デスクランブルを行うための
情報を入力し、予め設定されたユーザー契約内容に基づ
き、デスクランブルが許可されている場合は、前記デス
クランブル関連情報を生成するセキュリティ手段と、 前記セキュリティ手段からデスクランブル関連情報を前
記デスクランブル手段に供給する際に、前記部分デスク
ランブルを行うための情報に基づき、デスクランブル関
連情報の供給をオン/オフし、映像信号のどの領域に対
してデスクランブルをかけるかを制御する制御手段と、 前記制御手段に対して、特定信号を供給することにより
前記制御手段のオン/オフをさらに制御し、前記部分デ
スクランブル領域された以外の残りのスクランブル領域
をさらにデスクランブルするよう指示及び制御する手段
とを具備したことを特徴とするスクランブル/デスクラ
ンブル装置。 - 【請求項5】映像信号の一部の領域にのみスクランブル
を行い、その部分スクランブル映像信号と共に映像画面
の全領域にスクランブルを行った場合のスクランブル関
連情報を送信する送信手段と、 前記送信手段から送信されてくる部分スクランブル映像
信号よりスクランブル関連情報を抽出するスクランブル
関連情報抽出手段と、 前記部分スクランブル映像信号を、デスクランブル関連
情報に基づきデスクランブルするデスクランブル手段
と、 前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスク
ランブル関連情報を入力し、予め設定されたユーザー契
約内容に基づき、デスクランブルが許可されている場合
は、前記デスクランブル関連情報を生成して前記デスク
ランブル手段に供給するセキュリティ手段とを具備した
ことを特徴とするスクランブル/デスクランブル装置。 - 【請求項6】映像信号の一部の領域にのみスクランブル
を行い、その部分スクランブル映像信号と共に映像画面
の全領域にスクランブルを行った場合のスクランブル関
連情報を送信する送信手段と、 前記送信手段から送信されてくる部分スクランブル映像
信号よりスクランブル関連情報を抽出するスクランブル
関連情報抽出手段と、 前記部分スクランブル映像信号を、デスクランブル関連
情報に基づきデスクランブルするデスクランブル手段
と、 前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスク
ランブル関連情報を入力し、予め設定されたユーザー契
約内容に基づき、デスクランブルが許可されている場合
は、前記デスクランブル関連情報を生成するセキュリテ
ィ手段と、 前記デスクランブル関連情報を前記デスクランブル手段
に供給する際に、デスクランブル関連情報の供給を常時
オン又はオフするように制御し、オンにした場合には、
映像信号の前記スクランブルをかけた領域に対してのみ
デスクランブルを行い、オフにした場合には、前記スク
ランブルをかけた領域以外のノンスクランブル領域がそ
のまま視聴できるように制御を行う制御手段と、 前記制御手段に対して、前記オン/オフを指示する手段
とを具備したことを特徴とするスクランブル/デスクラ
ンブル装置。 - 【請求項7】映像信号の一部の領域にのみスクランブル
を行い、その部分スクランブル映像信号と共に映像画面
の全領域にスクランブルを行った場合のスクランブル関
連情報を送信する送信手段と、 前記送信手段から送信されてくる部分スクランブル映像
信号よりスクランブル関連情報を抽出するスクランブル
関連情報抽出手段と、 前記部分スクランブル映像信号を、デスクランブル関連
情報に基づきデスクランブルするデスクランブル手段
と、 前記スクランブル関連情報抽出手段にて抽出されたスク
ランブル関連情報を入力し、予め設定されたユーザー契
約内容に基づき、デスクランブルが許可されている場合
は、前記デスクランブル関連情報を生成するセキュリテ
ィ手段と、 前記デスクランブル関連情報を前記デスクランブル手段
に供給する際に、デスクランブル関連情報の供給を常時
オン又はオフするように制御し、オンにした場合には、
映像信号の前記スクランブルをかけた領域に対してのみ
デスクランブルを行い、オフにした場合には、前記スク
ランブルをかけた領域以外のノンスクランブル領域がそ
のまま視聴できるように制御を行い、或いは、前記スク
ランブルをかけた領域に対しては前記デスクランブル関
連情報の供給をオンにし、前記スクランブルをかけた領
域以外のノンスクランブル領域では前記デスクランブル
関連情報の供給をオフにして、映像画面の全領域に対し
て視聴を可能とするように制御を行う制御手段と、 前記制御手段に対して、前記デスクランブル関連情報の
供給を、常時オン又はオフするように指示したり、或い
は画面全領域を同時に視聴できるように前記デスクラン
ブル関連情報の供給をオン/オフするように指示する手
段とを具備したことを特徴とするスクランブル/デスク
ランブル装置。 - 【請求項8】前記送信手段におけるスクランブルは、ラ
インローテーション方式によるものであることを特徴と
する請求項1〜7のいずれか1つに記載のスクランブル
/デスクランブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8222830A JPH1066052A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | スクランブル/デスクランブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8222830A JPH1066052A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | スクランブル/デスクランブル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1066052A true JPH1066052A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16788586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8222830A Pending JPH1066052A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | スクランブル/デスクランブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1066052A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015167311A1 (ko) * | 2014-05-02 | 2015-11-05 | 삼성전자 주식회사 | 동영상 처리 장치 및 방법 |
WO2015167312A1 (ko) * | 2014-05-02 | 2015-11-05 | 삼성전자 주식회사 | 동영상 처리 장치 및 방법 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP8222830A patent/JPH1066052A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015167311A1 (ko) * | 2014-05-02 | 2015-11-05 | 삼성전자 주식회사 | 동영상 처리 장치 및 방법 |
WO2015167312A1 (ko) * | 2014-05-02 | 2015-11-05 | 삼성전자 주식회사 | 동영상 처리 장치 및 방법 |
CN106576196A (zh) * | 2014-05-02 | 2017-04-19 | 三星电子株式会社 | 处理视频的设备和方法 |
EP3139621A4 (en) * | 2014-05-02 | 2017-10-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Device and method for processing video |
US10425690B2 (en) | 2014-05-02 | 2019-09-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Video processing device and method |
US10516907B2 (en) | 2014-05-02 | 2019-12-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Device and method for processing video |
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