JPH1065608A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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Publication number
JPH1065608A
JPH1065608A JP22297796A JP22297796A JPH1065608A JP H1065608 A JPH1065608 A JP H1065608A JP 22297796 A JP22297796 A JP 22297796A JP 22297796 A JP22297796 A JP 22297796A JP H1065608 A JPH1065608 A JP H1065608A
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JP
Japan
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call
mobile phone
transmission
group
phone device
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JP22297796A
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English (en)
Inventor
Rei Kimura
玲 木村
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一斉呼び出し、一斉通話を行うことができる
携帯電話装置を提供する。 【解決手段】 チャネルコーデック部6は、制御部8か
らの制御により、通常の子機間直接通話を行う際には、
呼び出しメッセージ中のPS呼び出し番号の上位1ビッ
トを1とし、残りの12ビットを子機グループを識別す
るためのグループ番号とする。また、チャネルコーデッ
ク部6は、受信した呼び出しメッセージ中のPS呼び出
し番号の上位1ビットが1であったときは残りの12ビ
ットのデータが当該子機が属するグループに対応する番
号であったときは、グループに対する着信として着信処
理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置に関
し、特に、特定グループ内の子機に対して一斉呼び出
し、放送型通信を行うことができる携帯電話装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】駅構内、電柱等に多数の親機を配置し、
これらの親機により中継を行うことにより、送信電力が
極めて小さい移動端末(子機)による通信を可能にした
いわゆるPHS(Personal Handyphone System :パー
ソナル・ハンディホン・システム、RCR[財団法人
電波システム開発センター] STD−28)が知られ
ている。このPHSでは、親機と子機の間の信号の送受
信を図2に示すようなフレーム単位で行うようになって
いる。
【0003】このフレームは、同図中に示すように、親
機が送信を行う送信スロットと、親機が受信を行う受信
スロットとからなり、各スロットは各々4チャネルから
なる。親機と子機の間の通信は、送信スロットと受信ス
ロットを各々1チャネル分ずつ使用して行うようになっ
ており、親機は同時に4台までの子機との通信を行うこ
とができるようになっている。
【0004】上述の各チャネルのデータとして送受信さ
れるのは、音声データ等を送受信するための通話チャネ
ル(TCH)のデータの他に、制御メッセージ等を送受
信するための図3に示すようなフォーマットの機能チャ
ネル(SCCH)のデータがある。この機能チャネルの
データは、同図中に示すように、当該データが機能チャ
ネルSCCHのデータであることを識別するためのUW
(ユニークワード)、チャネルの種別(発呼、同期等)
を示すチャネル種別CI、着信側の端末を識別するため
の着識別符号、発信側の端末を識別するための発識別符
号、機能チャネル信号I(SCCH)、CRCパリティ
等から構成されている。
【0005】ところで、PHSでは親機を介さず子機間
で直接通話を行うこともできるようになっている。この
ような子機間直接通話を行う際には、図4に示すよう
に、上述の図3に示す機能チャネルのデータ中の着識別
符号が29ビットのシステム呼び出し符号と13ビット
のPS(Personal Station、子機)呼び出し番号から構
成され、発識別符号がPS呼び出し符号から構成され
る。
【0006】システム呼び出し符号は(PHS)システ
ム(単一の親機のみではなく、例えば事業所内の複数の
親機、交換機等を備える場合がある。)毎に割り当てら
れたID(識別)部分であり、PS呼び出し番号は相手
先(着信側)のPS番号(システムに登録された個々の
端末を識別するための4桁程度(log(213)=3.
91)の番号「XXXX」(XXXX:0000〜81
91)であり、PS呼び出し符号は、送信側の子機を識
別するためのPS−IDである。このPS−IDは、全
ての子機に対してユニーク(独立)に割り当てられた番
号である。
【0007】また、上述の図3中のI(SCCH)は、
図5に示すように、8ビットのメッセージ種別、3ビッ
トのLCH種別、2ビットのLCHプロトコル種別、1
3ビットの送信局側PS呼び出し番号等から構成されて
いる。
【0008】従って、機能チャネルのデータを受信した
子機は、システム呼び出し番号、PS呼び出し番号によ
り、当該子機に対する着信を認識することが可能とな
る。ところで、発信を行う子機は、この発信を行う子機
が登録されているシステムに対応する番号をシステム呼
び出し番号として設定して送信するようになっているた
め、子機間直接通話を行う各々の子機は、同一のシステ
ムに登録されている必要があり、異なるシステムに登録
された子機間では通話ができない。
【0009】また、機能チャネルのデータを受信した子
機は、上述の図3中の機能チャネル信号I(SCCH)
中の送信局側PS呼び出し番号により発信側の子機を認
識することができる。
【0010】子機間直接通話を行う際には、まず、子機
間直接通話を行おうとする子機(発信側PS)が着信側
の子機(着信側PS)に呼び出しを行う。このような呼
び出しが行われると、これらの子機間で呼を設定するた
めのメッセージが送受信されて呼が確立される。
【0011】このような呼設定の動作は、具体的には、
図6に示すように発信側PSから呼び出しメッセージ
(上述の図5中のメッセージ種別が”1000000
0”であるもの)を送信し、これに対し、着信側PSが
同期メッセージ(メッセージ種別が”1000001
0”であるもの)を送信し、発信側PSがこの同期メッ
セージに応答して同様な構成の同期メッセージを送信す
る。同期信号を受信すると、着信側PSは着信があるこ
とを使用者に通知するために着信音(リンガ音)を鳴ら
す。
【0012】着信側PSがオフフック状態となるまで、
発信側PSと着信側PSの間で上述のような同期メッセ
ージの送受信が繰り返されるが、着信側PSがオフフッ
ク状態とされると、着信側PSは、呼に対する応答メッ
セージ(メッセージ種別が”10000001”である
もの)を送信する。送信側PSは、この応答メッセージ
を受信すると、通話に用いる通話チャネル(TCH)に
アイドルバースト信号を送信し、このアイドルバースト
信号に対して着信側PSから同様なアイドルバースト信
号が返信されたことを検出すると、以後の発信側PSと
着信側PSの間の送受信はTCHを用いて行われる。こ
れにより、発信側PSと着信側PSとの直接通話が可能
となる。
【0013】ここで、親機と子機の間の通信では、上述
の機能チャネル(SCCH)と通話チャネル(TCH)
は異なるチャネルとされるが、上述のような子機間直接
通話では、機能チャネルと通話チャネルは同一スロッ
ト、同一キャリアとされる。また、親機と子機の間の通
信では、子機が親機により発生されたタイミングに同期
させて動作するのに対し、子機間直接通信では、着信側
PSが発信側PSにより生成されたタイミングに同期さ
せて動作するようになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】子機間直接通話の使用
形態として、限られた領域内において数人のグループ内
で通話を行う場合が多いと考えられる。
【0015】しかしながら、上述のような従来のPHS
では、子機間の直接通話は1対1でしか行うことができ
ず、グループの全員に連絡をとるためにはグループ内の
各々に対して直接通話を行う必要がある。特に、例えば
上述のような限られた領域内で、集合場所、集合時間等
の連絡を行う場合等では、同一の内容を繰り返し伝達す
る必要があり、非常にわずらわしい。
【0016】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、複数の子機に対する一斉呼び出し、
一斉通話等を可能にすることができる携帯電話装置を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯電話装
置は、通常の携帯電話システムにおいて端末として使用
されると共に、同一グループ内の1つの端末から残りの
端末に一斉呼び出しを行うためのものである。
【0018】請求項1に係る携帯電話装置は、携帯電話
装置としての通常の呼び出しを行うと共に、同一グルー
プ内の他の複数の端末に一斉送信を行うためのものであ
り、送信モードを示すモード識別ビットと、着信側の携
帯電話装置を識別するための呼び出し識別情報とを含む
制御メッセージを形成する際に、当該携帯電話装置を含
む複数の携帯電話装置からなるグループ内の他の携帯電
話装置に対する一斉呼び出しであるときにはモード識別
ビットを第1の値とすると共に、呼び出し識別情報をグ
ループを識別するための情報とし、特定の携帯電話装置
に対する呼び出しであるときはモード識別ビットを第2
の値とすると共に、呼び出し識別情報を特定の携帯電話
装置を識別するための情報とする制御メッセージ形成手
段と、制御メッセージ形成手段により形成した制御メッ
セージを送信し、グループ内の他の携帯電話装置に対す
る一斉呼び出しであるときには第1の呼設定処理(一斉
呼び出しの呼設定)を行い、特定の携帯電話装置に対す
る呼び出しであるときには第2の呼設定処理(通常の呼
設定)を行う呼設定手段とを備えている。
【0019】また、請求項5に係る携帯電話装置は、携
帯電話装置としての通常の着信を行う共に、同一グルー
プ内の他の端末からの一斉呼び出しに応答するためのも
のであり、当該携帯電話装置を識別するための情報を保
持する端末識別情報保持手段と、当該携帯電話装置を含
む複数の携帯電話装置が属するグループを識別するため
の情報を保持するグループ識別情報保持手段と、複数の
携帯電話装置からなるグループ内の携帯電話装置に対す
る一斉呼び出しであるときには第1の値とされ、特定の
携帯電話装置に対する呼び出しであるときは第2の値と
されたモード識別ビットと、グループ内の携帯電話装置
に対する一斉呼び出しであるときにはグループを識別す
るための情報とされ、特定の携帯電話装置に対する呼び
出しであるときには特定の携帯電話装置を識別するため
の情報とされる呼び出し識別情報とが付加された制御メ
ッセージを受信する制御メッセージ受信手段とを備えて
いる。また、この携帯電話装置は、受信手段が受信した
制御メッセージ中のモード識別ビットが第1の値である
ときは、制御メッセージ中の呼び出し識別情報をグルー
プ識別情報保持手段に保持されている情報と比較し、一
致しているときは第1の着信処理(一斉呼び出しの着
信)を行い、一致していないときは着信処理を行わない
グループ着信制御手段と、受信手段が受信した制御メッ
セージ中のモード識別ビットが第2の値であるときは、
制御メッセージ中の呼び出し識別情報を端末識別情報保
持手段に保持されている情報と比較し、一致していると
きは第2の着信処理(通常の着信)を行い、一致してい
ないときは着信処理を行わない個別着信制御手段とを備
えている。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係る携
帯電話装置の構成を示すブロック図である。この実施形
態は、PHS(Personal Handyphone System :パーソ
ナル・ハンディホン・システム、RCR[財団法人 電
波システム開発センター] STD−28)の子機(P
S:Personal Station )に本発明を適用したものであ
る。この携帯電話装置は、同図中に示すようにアンテナ
1と、送信信号の増幅等を行う送信部2と、受信信号の
レベル調整等を行う受信部3と、送信部2と受信部3と
でアンテナ1を共有するためのアンテナ共有部4と、送
信信号/受信信号の変調/復調を行う変復調部5と、送
受信信号処理(変復調部5の制御等)、無線制御(送信
部2、受信部4の制御等)、タイミング制御(TDMA
/TDD[Time Division Multiple Access/Time Domai
n Duplex:時分割多重/時間領域2重化])処理等を行
うチャネルコーデック部6と、音声信号のADPCM
(Adaptive Differential Pulse-Code Modulation :適
応差動パルス符号変調)符号化/復号化を行う音声コー
デック部7と、チャネルコーデック部6等の制御を行う
制御部8とを備えている。
【0021】このような携帯電話装置(子機)は、駅構
内、電柱等に設置された親機(CS:Cell Station )
と通信を行い、この親機及び中継器等の中継用の設備を
介して公衆通信網に接続された電話端末と、あるいは中
継器及び他の親機等を介して他の子機又は他の携帯電話
装置(以下、単に他の子機という。)等との通信を行う
ことができるようになっている。
【0022】また、この子機は、図1と同様な構成の他
の子機と直接通信を行うことができるようになってい
る。この直接通話としては、他の1つの子機との直接通
話を行う通常の直接通話の他に、特定のグループ内の複
数の子機に対して一斉に呼び出しを行う一斉呼び出しを
行うことができるようになっている。
【0023】このような子機が親機又は他の子機と直接
通話を行う際には、送受信信号を図2に示すような5m
s程度のフレーム単位で送受信するようになっている。
このフレームは、同図中に示すように、親機(子機間の
直接通信である場合は、マスタとなる一方の子機、以
下、マスタ局という。)が送信を行う送信スロットと、
親機又はマスタ局が受信を行う受信スロットとからな
り、各スロットは各々4チャネルからなる。
【0024】親機又はマスタ局は通信相手の子機と送信
スロットと受信スロットを各々1チャネル分使用し、こ
れらを送信信号を送信するための下り回線、受信信号を
受信するための上り回線として子機との通信を行うよう
になっている。
【0025】各チャネルのデータとして送受信されるの
は、音声データ等を送受信するための通話チャネル(T
CH)のデータの他に、制御メッセージ等を送受信する
ための図3に示すようなフォーマットの機能チャネル
(SCCH)のデータがある。この機能チャネルのデー
タは、同図中に示すように、当該データが機能チャネル
SCCHのデータであることを識別するための32ビッ
トのUW(ユニークワード)、チャネルの種別(発呼、
同期等)を示す4ビットのチャネル種別CI、着信側の
端末を識別するための42ビットの着識別符号、発信側
の端末を識別するための28ビットの発識別符号、32
ビットの機能チャネル信号I(SCCH)、CRCパリ
ティ等から構成されている。なお、通話チャネルTCH
の場合は、ユニークワードUWの長さが16ビットとな
り、上述の機能チャネル信号I(SCCH)の代わりに
符号化された送信データからなる情報チャネル信号(T
CH)が付加され、また、着識別符号、発識別符号等の
構成も図3と異なる。これらの機能チャネルSCCH、
通話チャネルTCHのフォーマットは、上述のRCRS
TD−28で定義されている。
【0026】このようなチャネルのフォーマットに従っ
たフレームの構成、送信(受信)スロットの選択すなわ
ち送信(受信)するチャネルのタイミングの制御(上述
のTDMA/TDD処理)等は、上述の図1に示すチャ
ネルコーデック部6が行うようになっている。
【0027】以下、上述の図1に示すように構成された
携帯電話装置(子機)の動作を説明する。この子機は、
例えば親機あるいは他の子局に対する送信を行う際に
は、制御部8により、例えば使用者から指示された通信
相手先の電話番号乃至PS番号に従って形成された制御
用のメッセージ、あるいは音声コーデック部7により送
受話器等からの音声信号に基づいて形成されたた音声デ
ータ等に対して、チャネルコーデック部6によりTDM
A/TDD処理を行って、変復調部5に供給し、変復調
部5により変調された送信信号を送信部2、アンテナ共
有部4、アンテナ1を介して送信する。また、アンテナ
1により受信された受信信号はアンテナ共有部4、受信
部3、変復調部5を介してチャネルコーデック部6に供
給され、TDMA/TDD処理を行って抽出された制御
用のメッセージ、音声データをそれぞれ制御部8、音声
コーデック部7に供給するようになっている。
【0028】以下、通信制御のための制御シーケンスを
説明する。まず、親機を介して公衆電話網に接続されて
いる電話端末あるいは他の子機を呼び出す場合には、こ
の子機は、一般的なPHSの子機と同様に、制御部8に
よりチャネルコーデック部6を制御し、呼を設定するた
め相手先の電話番号等の情報を含む呼設定メッセージを
上述の受信スロット中の空いているチャネルを介して親
機に送信する。これにより、親機は呼設定メッセージ中
の電話番号に対する呼の設定を行う。当該電話番号に対
応する端末装置に対する接続に成功したときは、親機は
下り回線及び上り回線の内の空いているチャネルを用い
て接続要求を行った子機と接続先の端末装置との中継を
行う。また、話中、番号違い等により接続に失敗したと
きは、親機はその旨を当該呼設定パケットを送信した携
帯電話装置に通知する。
【0029】また、上述のような他の子機との直接通話
を行う場合には、直接通話を行う子機間で、図7に示す
ような発信側の子機を識別するための発識別符号及び着
信側の子機(あるいはグループ)を認識するための着識
別符号が送受信される。ここで、発識別符号、着識別符
号はそれぞれ発信側の子機(後述のグループ内一斉呼び
出し、一斉通話を行う際には、マスタPS)から見たも
ので、着信側の子機から見た場合には、この逆になる。
【0030】この発識別符号及び着識別符号では、図4
に示す従来の発識別符号及び着識別符号に対してPS呼
び出し番号が拡張されている。従来、PS呼び出し番号
は、13ビットのデータとして扱われており、0000
〜8191までのPS番号を表すようになっていた。こ
のPS番号は、例えば構内に設けられたシステムによっ
て設定されていた。この場合、子機数がそれほど多くな
い場合には、上位1ビットを使用せず、12ビットのデ
ータとしても、PS番号の範囲が0000〜4095と
半数になるだけでそれほど支障がない。
【0031】このため、この携帯電話装置では、このP
S呼び出し番号の上位1ビットを通常の子機間直接通話
を行うか、グループ内の携帯電話装置に対する一斉呼び
出し、一斉通話を行うかを識別するための情報(拡張ビ
ット)として用いている。すなわち、この携帯電話装置
では、図7中に示すように、通常の子機間直接通信を行
う際には、従来と同様にPS呼び出し番号を通常のPS
呼び出し番号とし、PS呼び出し番号の上位1ビットを
0とする。また、グループ内の携帯電話装置に対する一
斉呼び出し、一斉通話を行う際には、PS呼び出し番号
の下位12ビットを一斉呼び出し、一斉通話を行うグル
ープを示すグループ呼び出し番号とし、PS呼び出し番
号の上位1ビットを1とする。
【0032】また、上述のような子機間直接通話を行う
際に、発信側の子機(発信側PS)が他の子機(着信側
PS)に送信するメッセージは、図8に示すように、図
5に示す従来のメッセージとほぼ同様である。ただし、
この図8中の送信局側PS呼び出し番号は、上述の拡張
ビットに対応して、通常の子機間直接通話を行う際(拡
張ビットが0であるとき)には、通常のPS呼び出し番
号であり、一斉呼び出し、一斉通話を行う際(拡張ビッ
トが1であるとき)には、グループ呼び出し番号とな
る。
【0033】通常の子機間直接通話を行う場合には、直
接通話を行おうとする子機(発信側PS)は、図6に示
す従来の呼設定動作と同様に、まず、上述の図8に示す
フォーマットに従った呼び出しメッセージを送信し、こ
の呼び出しメッセージに対する応答として着信側PSか
ら送信される同期メッセージを受信した後、この同期メ
ッセージに応答して同様な構成の同期メッセージを送信
する。
【0034】着信側PSがオフフック状態となるまで、
発信側PSと着信側PSの間で上述のような同期メッセ
ージの送受信が繰り返されるが、着信側PSがオフフッ
ク状態とされると、上述の図6に示すように着信側PS
は、呼に対する応答メッセージを送信する。送信側PS
は、この応答メッセージを受信すると、通話に用いる通
話チャネル(TCH)にアイドルバースト信号を送信
し、このアイドルバースト信号に対して着信側PSから
同様なアイドルバースト信号が返信されたことを検出す
ると、以後の発信側PSと着信側PSの間の送受信はT
CHを用いて行われる。これにより、発信側PSと着信
側PSとの直接通話が可能となる。
【0035】また、上述の一斉呼び出しを行う場合に
は、まず、一斉呼び出しを行おうとする子機(発信側P
S)がマスタとなる(以下、マスタPSという。)。そ
して、このマスタPSは、グループ内の子機に対して一
斉呼び出しモードで一斉に呼び出しを報知(一斉着信報
知)する。この呼び出しにグループ内の子機が応答する
と、図9に示すようにマスタPSからの送信が開始さ
れ、他の子機(着信側PS)は、マスタPSからの送信
信号を受信する状態となる。このような送信信号の受信
中に着信側PSから送信する必要があるときは、送信し
ようとする着信側PSは同図中に示すように送信側PS
に送信要求を送信し、送信側PSからの送信許可が得ら
れると、送信要求を行った着信側PSが送信を行うよう
になっている。
【0036】以下、一斉呼び出し、一斉通話を行う際の
動作をさらに具体的に説明する。まず、予めグループを
設定しておく。このグループの設定は、グループに属す
る子機全てに、当該グループに対応するグループ呼び出
し番号を設定することにより行う。この子機における設
定は、例えば使用者が、このような子機に設けられてい
る数値キー等を用いて入力してもよいが、通常の子局間
直接通話を行うための登録と同様に、システム内の親機
に登録することにより行う。なお、この場合は、親機側
にこのようなグループを設定するための機能が必要とな
る。
【0037】このように、あるグループに対するグルー
プ番号が設定された状態において、グループ内の子機に
一斉呼び出し、一斉通話を行おうとする子機は、上述の
ようにマスタPS(発信側PS)となり、図10に示す
ような手順に従って呼の設定を行う。
【0038】まず、マスタPSは、上述の図2に示すフ
レーム、スロット、各チャネルのタイミングの基準とな
る5msの自走クロックを発生し、各フレームの送信ス
ロット中の1つのチャネルを用いて一斉呼び出しモード
で一斉着信報知を行う。すなわち、マスタPSは上述の
図8に示すフォーマットに従って形成した一斉着信報知
メッセージ中のPS呼び出し番号(同図中の網かけ部の
13ビット)を一斉呼び出しを行うグループを示す拡張
されたグループ番号とし、このような一斉着信報知メッ
セージを送信スロット中の1つのチャネルに相当するタ
イミングで数秒間送信する。
【0039】このようなグループ番号が付加された一斉
着信報知メッセージを受信すると、着信側の子機(P
S)は、以後スレーブPSとして動作し、当該着信側P
Sに対応するPS呼び出し番号が付加されているメッセ
ージと共に当該着信側PSのグループ番号が付加された
メッセージをも受信の対象とする。また、一斉着信メッ
セージによりグループ呼び出しを受けた着信側PSはメ
ッセージ内に当該着信側PSのPS呼び出し番号を確認
するまでメッセージの受信状態を続ける。
【0040】マスタPSは、上述のような一斉着信報知
メッセージを数秒程度送信した後、次に、予め設定され
たグループ内の着信側の子機(スレーブPS)各々に対
して上述の図8に示すフォーマットに従って形成した呼
び出しメッセージを送信し、各子機の応答を確認する。
このような呼び出しメッセージ中には、図8中の送信局
側PS呼び出し番号として、呼び出す子機に対応するP
S呼び出し番号が付加されている。各々のスレーブPS
は、当該スレーブPSに対応するPS呼び出し番号が付
加された呼び出しメッセージを受信すると、この呼び出
しメッセージに応答して応答メッセージを数回送信す
る。(この応答メッセージには当該応答メッセージを送
信するスレーブPSに対応するPS呼び出し番号が付加
されている。
【0041】ここで、例えばグループ内の全ての子機
(スレーブPS)がマスタPSからの呼び出しのメッセ
ージを受信可能でない場合等に、受信可能な子機のみに
対して一斉呼び出しを行うために、マスタPSは所定の
時間内に呼び出しメッセージに対する応答がない場合に
は、T.O.(Time Out:タイムアウト)として次の子
機に対する呼び出しを行う。
【0042】全てのスレーブPSからの応答又はT.
O.の確認が終了すると、マスタPSは、応答を確認し
たことを示す応答確認のメッセージを送信する。この応
答確認のメッセージを受信すると、各スレーブPSはマ
スタPSからの同期バースト待ち状態となる。
【0043】このように、各々のスレーブPSに対する
呼び出しを行い、これらのスレーブPSからの応答ある
いはT.O.を確認することにより、最初のグループ内
の全ての子機に対する呼び出しを行った後、全ての子機
からの応答があるであろうと考えられる時間の後、マス
タPSからの送信を開始する場合すなわち各々のスレー
ブPSからの応答を確認しない場合に比較して、通話を
開始するまでの時間を短くすることができるであろうと
考えられる。
【0044】上述のような応答確認のメッセージを送信
した後、マスタPSは同期バーストを100msの間送
信し、さらにこの後、通話チャネル(TCH)のアイド
ルバーストを送信する。スレーブ側の子機は、応答確認
のメッセージを受信した後、同期バーストを受信する
と、TCHのアイドルバーストの受信待ちとなり、さら
にTCHアイドルバーストを受信すると通話状態、すな
わちマスタPSからの通話チャネルのデータの受信状態
に移行する。この間、着信側から見た発識別符号はグル
ープ番号とする。また、スレーブPSは、通常の通話時
とは異なり、上述の応答メッセージ以外はマスタPSに
対して送信せず、同期バーストも音声信号(TCHバー
スト)等は送信しない。これにより、マスタPSは全ス
レーブPSに対して同時に通話が可能な状態、すなわち
放送型通信が可能な状態となる。
【0045】ここで、上述の呼び出しメッセージに対す
る各スレーブPSの応答の後、スレーブPSが所定時間
後に通話チャネルTCHの受信待ちに移行する場合に
は、各スレーブPSからの応答が終了すると思われだけ
のマージンを設けておく必要があり、マスタ側PSから
のTCHが送信されるまでの空白時間が長なる。この空
白時間内に、他の子機からの通常の送信等によるノイズ
があるとフレームエラーが発生する虞がある。
【0046】上述のように、各スレーブPSからの応答
を確認した後に同期バーストを送信し、各スレーブPS
がこの同期バーストに応答して通話チャネルTCHの応
答待ちに移行する(具体的には上述のチャネルコーデッ
ク部6によるユニークワードUWの検出を32ビットか
ら16ビットに切り換える。)ようにすることにより、
マスタPDからTCHフレームが送信されるまでの空白
時間を短縮することができるため、上述のフレームエラ
ーの発生確率を低減させることができる。
【0047】上述のようなマスタPSからの送信状態に
おいて、マスタPSに対して送信を行いたいスレーブP
Sの使用者は、例えばこのような携帯電話装置(PS)
に設けられている通話を指示するための通話ボタンを押
下して送信して送信を要求する。スレーブPSは、図1
1に示すように、このような使用者からの送信要求に応
じてマスタPSに対して送信許可要求(メッセージ)を
送信する。
【0048】送信許可要求を受信したマスタPSは、当
該送信要求を行ったスレーブPSに送信を許可するとき
には、送信許可(メッセージ)をスレーブPSに送信す
る。スレーブPSはマスタPSからの送信許可を受信す
ると、マスタPSに対する送信が可能となる。
【0049】このような状態で送信を行い、送信の必要
がなくなると、送信を行ったスレーブPSは、マスタP
Sに解放要求(メッセージ)を送信する。マスタPS
は、このような解放要求に応答して解放確認(メッセー
ジ)を送信し、この解放確認を受信したスレーブPSが
チャネルを解放すると、再度、上述のような一斉送信を
再開する。
【0050】ところで、上述の子機間直接通信を行う場
合には、上述の図2に示すフレーム中の使用するチャネ
ルを送信側の子機(マスタPS)が使用する送信スロッ
トすなわち受信側の子機(スレーブPS)が使用する受
信スロットのみとしている。上述のようにスレーブPS
がマスタPSに送信する送信許可要求メッセージは、例
えばマスタPSが使用している送信スロット以外の受信
スロットを用いてマスタPSに送信するようにする。
【0051】上述のようにマスタPSがスレーブPSが
送信を行いたい場合にマスタPSに送信許可要求を送信
し、マスタPSがこの送信許可要求に対して送信許可を
与える構成としたことにより、マスタPSが上述のよう
な放送型通信を行っている際であっても各スレーブPS
からの要求に応じて、当該要求を行ったスレーブPSか
らの送信を行うことができる。
【0052】この携帯電話装置では、上述のように、マ
スタPSがグループ番号を含む一斉着信報知メッセージ
を送信し、スレーブPSがこの一斉着信報知メッセージ
に応答して受信状態となることにより、1対多地点間
(Point to MultiPoint )の通信を行うことができる。
【0053】また、この携帯電話装置では、上述の図7
及び図8に示すPS呼び出し番号の上位1ビットを、子
機間直接通話の対象が1つの子機であるかグループ内の
子機に対するものであるかを示す拡張ビットとして用い
ているため、この拡張ビットを0とすることにより従来
と同様な通話相手が1つの子機である通常の子機間直接
通話を行うことができる。従って、この携帯電話装置を
従来の携帯電話装置と共に用いても支障を来すことがな
い。
【0054】なお、上述の実施形態では、各携帯電話装
置を図1と同様な構成とした場合について説明したが、
例えばマスターPSとなり得る携帯電話装置を1つ乃至
複数とし、他の携帯電話装置をスレーブPS専用とする
等、本発明の技術的思想の範囲内で種々の変更が可能で
ある。
【0055】
【発明の効果】本発明に係る携帯電話装置では、制御メ
ッセージ形成手段により、当該携帯電話装置を含む複数
の携帯電話装置からなるグループ内の他の携帯電話装置
に対する一斉呼び出しであるときにはモード識別ビット
を第1の値とすると共に、呼び出し識別情報をグループ
を識別するための情報とし、特定の携帯電話装置に対す
る呼び出しであるときはモード識別ビットを第2の値と
すると共に、呼び出し識別情報を特定の携帯電話装置を
識別するための情報とし、呼設定手段により、グループ
内の他の携帯電話装置に対する一斉呼び出しであるとき
には第1の呼設定処理(一斉呼び出しの呼設定)を行
い、特定の携帯電話装置に対する呼び出しであるときに
は第2の呼設定処理(通常の呼設定)を行うことより、
携帯電話装置としての通常の呼び出しを行うことができ
ると共に、グループ内の他の携帯電話装置に対して一斉
呼び出しを行うことができる。
【0056】また、本発明に係る携帯電話装置では、個
別着信制御手段により、受信手段が受信した制御メッセ
ージ中のモード識別ビットが第1の値であるときは、制
御メッセージ中の呼び出し識別情報をグループ識別情報
保持手段に保持されている情報と比較し、一致している
ときは第1の着信処理(一斉呼び出しの着信)を行い、
一致していないときは着信処理を行わないグループ着信
制御手段と、受信手段が受信した制御メッセージ中のモ
ード識別ビットが第2の値であるときは、制御メッセー
ジ中の呼び出し識別情報を端末識別情報保持手段に保持
されている情報と比較し、一致しているときは第2の着
信処理(通常の着信)を行い、一致していないときは着
信処理を行わないことにより、携帯電話装置としての通
常の着信を行うことができると共に、当該携帯電話装置
が属するグループに対する一斉呼び出しに応答すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る携帯電話装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 上記本発明に係る携帯電話装置及び従来の携
帯電話装置により送受信される送受信信号のフレームの
フォーマットを示す図である。
【図3】 上記上記本発明に係る携帯電話装置及び従来
の携帯電話装置により送受信される機能チャネルのデー
タのフォーマットを示す図である。
【図4】 従来の携帯電話装置が送受信する発識別符
号、着識別符号のフォーマットを示す図である。
【図5】 従来の携帯電話装置において子機間直接通話
を行う際に送受信されるメッセージのフォーマットを示
す図である。
【図6】 従来の携帯電話装置において子機間直接通話
を行う際の動作を示す矢線図(arrow diagram)であ
る。
【図7】 上記本発明の実施形態に係る携帯電話装置が
送受信する発識別符号、着識別符号のフォーマットを示
す図である。
【図8】 上記携帯電話装置において子機間直接通話を
行う際に送受信されるメッセージのフォーマットを示す
図である。
【図9】 上記携帯電話装置の一斉呼び出しモードでの
動作を示す概略図である。
【図10】 上記一斉呼び出しモードにおいてマスタと
なる携帯電話装置が送信を行う場合の動作を示す矢線図
である。
【図11】 上記一斉呼び出しモードにおいてスレーブ
となる携帯電話装置が送信要求を行う場合の動作を示す
矢線図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、 2 送信部、 3 受信部、 4 ア
ンテナ共有部、 5変復調部、 6 チャネルコーデッ
ク、 7 音声コーデック、 8 制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信モードを示すモード識別ビットと、
    着信側の携帯電話装置を識別するための呼び出し識別情
    報とを含む制御メッセージを形成する際に、当該携帯電
    話装置を含む複数の携帯電話装置からなるグループ内の
    他の携帯電話装置に対する一斉呼び出しであるときには
    上記モード識別ビットを第1の値とすると共に、上記呼
    び出し識別情報を上記グループを識別するための情報と
    し、特定の携帯電話装置に対する呼び出しであるときは
    上記モード識別ビットを第2の値とすると共に、上記呼
    び出し識別情報を特定の携帯電話装置を識別するための
    情報とする制御メッセージ形成手段と、 該制御メッセージ形成手段により形成した制御メッセー
    ジを送信し、上記グループ内の他の携帯電話装置に対す
    る一斉呼び出しであるときには第1の呼設定処理を行
    い、上記特定の携帯電話装置に対する呼び出しであると
    きには第2の呼設定処理を行う呼設定手段とを備えるこ
    とを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の呼設定処理は、他の携帯電話
    装置の各々に対して呼び出しメッセージを送信し、この
    呼び出しメッセージに対する応答の有無を確認した後、
    グループ内の他の携帯電話装置に対する送信を行う送信
    状態とすることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話
    装置。
  3. 【請求項3】 上記送信状態において、他の携帯電話装
    置が送信の許可を要求するための送信許可要求メッセー
    ジを受信した際に、他の携帯電話装置に送信を許可する
    ときは、送信の許可を示す送信許可メッセージを送信
    し、他の携帯電話装置からの送信が終了するまで受信状
    態とする送信制御手段を備えることを特徴とする請求項
    2に記載の携帯電話装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の呼設定処理は、PHS(パー
    ソナル・ハンディフォン・システム)における呼設定処
    理からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の携帯電話装置。
  5. 【請求項5】 当該携帯電話装置を識別するための情報
    を保持する端末識別情報保持手段と、 当該携帯電話装置を含む複数の携帯電話装置が属するグ
    ループを識別するための情報を保持するグループ識別情
    報保持手段と、 複数の携帯電話装置からなるグループ内の携帯電話装置
    に対する一斉呼び出しであるときには第1の値とされ、
    特定の携帯電話装置に対する呼び出しであるときは第2
    の値とされたモード識別ビットと、グループ内の携帯電
    話装置に対する一斉呼び出しであるときにはグループを
    識別するための情報とされ、特定の携帯電話装置に対す
    る呼び出しであるときには特定の携帯電話装置を識別す
    るための情報とされる呼び出し識別情報とが付加された
    制御メッセージを受信する制御メッセージ受信手段と、 該受信手段が受信した制御メッセージ中のモード識別ビ
    ットが第1の値であるときは、制御メッセージ中の呼び
    出し識別情報を上記グループ識別情報保持手段に保持さ
    れている情報と比較し、一致しているときは第1の着信
    処理を行い、一致していないときは着信処理を行わない
    グループ着信制御手段と、 該受信手段が受信した制御メッセージ中のモード識別ビ
    ットが第2の値であるときは、制御メッセージ中の呼び
    出し識別情報を上記端末識別情報保持手段に保持されて
    いる情報と比較し、一致しているときは第2の着信処理
    を行い、一致していないときは着信処理を行わない個別
    着信制御手段とを備えることを特徴とする携帯電話装
    置。
  6. 【請求項6】 上記第1の着信処理は、送信を行わずに
    他の携帯電話装置からの送信信号を受信する受信状態と
    することを特徴とする請求項5に記載の携帯電話装置。
  7. 【請求項7】 上記受信状態において、送信を行いたい
    場合に、送信を行っている他の携帯電話装置に送信の許
    可を要求するための送信許可要求メッセージを送信し、
    当該送信許可要求メッセージに対する送信許可メッセー
    ジを受信した後、送信を行う送信制御手段を備えること
    を特徴とする請求項6に記載の携帯電話装置。
  8. 【請求項8】 上記第2の着信処理は、PHS(パーソ
    ナル・ハンディフォン・システム)における着信処理か
    らなることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記
    載の携帯電話装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010239390A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Saxa Inc 電話システムおよびコードレス子機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010239390A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Saxa Inc 電話システムおよびコードレス子機

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