JPH1061786A - 粉体用仕切弁装置 - Google Patents

粉体用仕切弁装置

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JPH1061786A
JPH1061786A JP23134696A JP23134696A JPH1061786A JP H1061786 A JPH1061786 A JP H1061786A JP 23134696 A JP23134696 A JP 23134696A JP 23134696 A JP23134696 A JP 23134696A JP H1061786 A JPH1061786 A JP H1061786A
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JP
Japan
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slide plate
powder
opening
casing
valve device
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JP23134696A
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Inventor
Yasuo Kumakura
康雄 熊倉
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Kumakura Industry Co Ltd
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Kumakura Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体等によって、仕切板の開閉動作が阻害さ
れず、閉蓋時の気密性を損なうことのない粉体用仕切弁
装置を提供する。 【解決手段】 円形状の開口部2aを有する略長方形の
板材からなり、少なくとも長手方向に前記開口部2aと
同一面積の開口部が穿設可能な面積を有するスライド板
2と、2つの側枠部材9,10からなり、前記スライド
板2の開口部2aと同一大きさの開口部8aを有し、前
記スライド板2が長手方向にスライド移動可能な状態で
組込まれ、前記スライド板2の位置によって前記両開口
部2a,8aが略完全に一致する開放状態から略完全な
閉蓋状態にまでなるケーシング8と、このケーシング8
内のスライド板2を長手方向に移動させるアクチュエー
タであるエアーシリンダ3とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体用仕切弁装置
に関するものであり、特に、セメント等の粉体を移送す
るパイプの内部を開閉可能に仕切る粉体用仕切弁装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、セメント等の粉体を移送する
移送パイプの途中を開閉する装置として、図4に示すよ
うな粉体用仕切弁装置がある。図4は従来の粉体用仕切
弁装置を示す一部破断斜視図である。
【0003】図4に示すように、従来の粉体用仕切弁装
置21は、移送パイプの内径と略等しいパイプの両端に
移送パイプの継手用のフランジと略同等のフランジ26
bが形成されている枠部材26に、仕切板22が移動可
能な状態に組込まれたものである。
【0004】仕切板22は、枠部材26のパイプの上方
よりガイド孔26aに挿通されており、この仕切板22
で枠部材26のパイプ内部を仕切れるようになってい
る。また、仕切板22の外部への突出側には、捩子棒2
4の一端が固着されている。この捩子棒24は、仕切板
22の開閉方向に延びており、途中にハンドル23が螺
合されている。このハンドル23は、枠部材26に延設
された受部材25によって支持されている支持部23a
に、回動自在で、且つ離脱不能な状態に係止されてい
る。そして、ハンドル23の中央には、捩子棒24に螺
合可能な雌捩子が螺刻された孔が穿設されている。つま
り、支持部23a及びハンドル23の各々の中央の孔に
連通して捩子棒24が挿通され、該捩子棒24はハンド
ル23の中央の孔に螺合されている。
【0005】したがって、ハンドル23を捩子棒24を
軸にして回動させると、回転方向及び回転量に応じて捩
子棒24を上下させることができる。このため、捩子棒
24に固着された仕切板22も上下し、仕切板22によ
って枠部材26のパイプは略中央において開閉される。
【0006】また、枠部材26のフランジ26bには、
パイプの内周面より内側へ周回して突出するシートリン
グ27が延設されている。このシートリング27は仕切
板22で枠部材26のパイプ内部を閉蓋したときに、仕
切板22の外周近傍の側面に密着し、気密性を高める役
割を果している。さらに、枠部材26のガイド孔26a
の内周面には、仕切板22との間に気密性を高めるため
にパッキン28が介装されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、従来の粉体用仕切弁装置21においては、枠部材2
6のパイプ内部を仕切る仕切板22の外周の形状は、パ
イプ内面に当接する部分がパイプ内面に当接可能な形状
となっていた。つまり、仕切板22の先端部がパイプ内
面と同様の径の半円形をしていた。
【0008】このため、仕切板22の端部とパイプ内面
との当接面に、粉体の凝集物が介在する等の原因によっ
て、仕切板22の端部がパイプ内面に当接できないこと
があり、かかる場合には、仕切板22でパイプの内部を
完全に仕切ることができなかった。特に、パイプの内部
は、粉体等が移送されるために、下方に粉体等の固形物
が堆積し易く、仕切板22がパイプの内周面へ当接する
のが妨げられていた。そのため、充分な気密性が得られ
なかった。
【0009】また、この他に、枠部材26のパイプ内面
に仕切板22の端部が嵌合可能な溝が形成された粉体用
仕切弁装置21もあるが、このような粉体用仕切弁装置
21においては、使用により枠部材26のパイプ内面の
溝が粉体等で目詰りし、仕切板22の端部と溝とが嵌合
不能になることがあった。この場合にも、上記同様に、
仕切板22でパイプの内部を完全に仕切ることができな
かった。
【0010】つまり、従来の先端部が半円形をした仕切
板で枠部材のパイプ内部を閉蓋するには、仕切板の先端
で粉体を押分けて閉蓋する必要があり、仕切板の先端と
枠部材のパイプ内部との間に粉体が圧接状態となり、完
全に仕切ることが極めて困難であった。
【0011】そこで、本発明は、粉体等によって、仕切
板の開閉動作が阻害されず、閉蓋時の気密性を損なうこ
とのない粉体用仕切弁装置の提供を課題とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
粉体用仕切弁装置は、円形状の開口部を有する略長方形
の板材からなり、少なくとも長手方向に前記開口部と同
一面積の開口部が穿設可能な面積を有するスライド板
と、前記スライド板の開口部と同一大きさの開口部を有
し、前記スライド板が長手方向にスライド移動可能な状
態で組込まれ、前記スライド板の位置によって前記両開
口部が略完全に一致する開放状態から略完全な閉蓋状態
にまでなるケーシングと、前記ケーシング内のスライド
板を長手方向に移動させるアクチュエータとを備えたも
のである。ここで、アクチュエータには、空気圧、油圧
等を利用したシリンダがあるが、捩子棒と捩子棒に螺合
され手動により捩子棒を上下動させることのできるハン
ドルとの組合わせでもよい。
【0013】したがって、請求項1の発明の粉体用仕切
弁装置によれば、各種粉体の移送パイプの途中を開閉す
るスライド板をアクチュエータによって長手方向に移動
させることにより、スライド板の長手方向一端寄りの開
口部をケーシングの開口部に連通させたり、スライド板
の長手方向他端寄りの部分でケーシングの開口部を閉蓋
したりでき、如何なる動作の場合にも各種粉体を挟込む
ことがない。
【0014】請求項2の発明にかかる粉体用仕切弁装置
は、請求項1の粉体用仕切弁装置において、スライド板
とケーシングとの摺接面がウレタン樹脂被膜により被覆
処理されているものである。
【0015】したがって、請求項2の発明の粉体用仕切
弁装置によれば、請求項1の粉体用仕切弁装置の作用に
加えて、スライド板とケーシングとの摺接面の摩擦抵抗
が低減されるとともに、耐磨耗性が向上する。
【0016】請求項3の発明にかかる粉体用仕切弁装置
は、請求項1または請求項2のいずれかの粉体用仕切弁
装置において、アクチュエータをエアーシリンダとした
ものである。
【0017】したがって、請求項3の発明の粉体用仕切
弁装置によれば、請求項1または請求項2のいずれかの
粉体用仕切弁装置の作用に加えて、移送パイプ等の開閉
が電磁弁を介して電気的に制御できる。
【0018】請求項4の発明にかかる粉体用仕切弁装置
は、請求項1乃至請求項3のいずれかの粉体用仕切弁装
置において、スライド板がベアリングによって案内され
るものである。
【0019】したがって、請求項4の発明の粉体用仕切
弁装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかの粉
体用仕切弁装置の作用に加えて、スライド板がベアリン
グにより円滑に案内され、スライド板が移動する際にス
ライド板とケーシングとの摺接面に加わる力の不均衡が
生じない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明をする。図1は本発明の一実施形態である粉体用仕
切弁装置を示す一部破断斜視図、図2は本発明の一実施
形態である粉体用仕切弁装置を示す一部破断正面図、図
3は本発明の一実施形態である粉体用仕切弁装置を示す
縦断面図である。
【0021】図1乃至図3に示すように、本実施形態の
粉体用仕切弁装置1は、セメント等の粉体が移動する移
送パイプを開閉するスライド板2と、このスライド板2
が移動可能な状態に組込まれているケーシング8と、ス
ライド板2を開閉するためのアクチュエータであるエア
ーシリンダ3とを有している。
【0022】スライド板2は、略長方形の板材からなり
長手方向一端寄りに偏心して略円形状の開口部2aを有
しており、長手方向他端寄りに、前記開口部2aと同一
大きさの開口部が穿設できるだけの面積を有している。
そして、このようなスライド板2は、他端を上方に向け
て上下移動可能な状態でケーシング8に挿通されてい
る。
【0023】ケーシング8は、2つの側枠部材9,10
で構成されている。一方の側枠部材9は、スライド板2
よりも板厚、幅、長さがともに大きな略長方形の板材で
あり、幅方向略中央に略スライド板2の幅で、厚さ方向
に略スライド板2の板厚の深さまで、長さ方向に沿って
凹部9aが形成されており、長さ方向及び幅方向の略中
央にスライド板2の開口部2aと内径が略等しい開口部
8aが穿設されている。
【0024】他方の側枠部材10は、幅及び長さが側枠
部材9に略等しい略長方形の板材であり、長さ方向及び
幅方向を側枠部材9に合わせると側枠部材9の開口部8
aに連通する位置に開口部8aが穿設されている。
【0025】そして、2つの側枠部材9,10は、側枠
部材9の凹部9aを内側にして重ね合わせた状態で固着
されてケーシング8が構成されている。このとき、一方
の側枠部材9の凹部9aと他方の側枠部材10とによ
り、スライド板2が挿通できるガイド孔8bが形成され
ている。ケーシング8の上端部には略長方形の横渡板7
が固着されており、この横渡板7にはエアーシリンダ3
がボルトによって固定されている。また、2つの側枠部
材9,10の下端は、底板部材11によって連結され閉
蓋されている。
【0026】エアーシリンダ3は、高圧空気によって長
手方向中央より上下方向に伸び縮みする棒部材4を備え
ており、電磁弁を介して、電気信号により高圧空気が制
御されることにより、駆動するものである。つまり、横
渡板7には、中央に孔が穿設されており、この孔に棒部
材4をケーシング8の長手方向に挿通して、エアーシリ
ンダ3が固着されている。なお、横渡板7には中央の孔
以外に、この孔を取巻くように4つの孔が穿設されてお
り、これら4つの孔にはエアーシリンダ3から突出する
固定用の4つのボルトが挿通され横渡板7の裏面よりナ
ットが螺着されて、エアーシリンダ3が横渡板7に固着
されている。
【0027】ケーシング8のガイド孔8bには、スライ
ド板2が挿通されている。このスライド板2は、長さ方
向のうち開口部2aが穿設されている側を下側にしてガ
イド孔8bに挿通され、上端にはエアーシリンダ3の棒
部材4の先端がジョイント5及びノックピン6を介して
連結されている。
【0028】エアーシリンダ3の伸び縮みする範囲は、
縮んだときにスライド板2の開口部2aとケーシング8
の開口部8aが連通し、伸びたときにケーシング8の開
口部8aはスライド板2の開口部2aが穿設されていな
い部分によって閉蓋される範囲である。また、ケーシン
グ8の開口部8aの外方向には、内径が開口部8aの内
径に略等しい所定長さの筒状部9b,10bが側枠部材
9,10に形成され、この筒状部9b,10bの端部に
はフランジ9c,10cが形成されている。
【0029】なお、ケーシング8の側枠部材9,10の
筒状部9b,10bは、セメント等の粉体を移送する移
送パイプと内径が略等しく、フランジ9c,10cは、
移送パイプの継手部分のフランジと略同形状であり、他
のフランジと接続するための複数の連結孔9d,10d
が穿設されている。これらの連結孔9d,10dの大き
さ及び位置も移送パイプの継手部分のフランジと略同じ
である。
【0030】つまり、本実施形態の粉体用仕切弁装置1
は、移送パイプの継手部分のフランジに、ケーシング8
の側枠部材9,10のフランジ9c,10cを当接さ
せ、フランジ9c,10cの連結孔9d,10dと移送
パイプの継手部分のフランジの連結孔にボルトを挿通し
て固着することにより、連結されている。
【0031】そして、エアーシリンダ3の棒部材4が伸
びているときは、スライド板2の開口部2aが穿設され
ていない部分によってケーシング8の開口部8aが閉蓋
され、移送パイプは継手部分において閉じた状態にな
る。一方、エアーシリンダ3の棒部材4が縮んでいると
きは、スライド板2の開口部2aとケーシング8の開口
部8aが連通し、移送パイプは継手部分において開いた
状態になる。
【0032】また、スライド板2はケーシング8内を移
動するが、ガイド孔8bの表面にはガイドローラ12が
埋込まれているので、スライド板2はガイドローラ12
により案内される。このガイドローラ12により、スラ
イド板2が移動する際に、スライド板2とケーシング8
の摺動する面に加わる力の不均衡が生じないので、スラ
イド板2とケーシング8の摺動する面の磨耗は低減さ
れ、耐久性が向上する。
【0033】ケーシング8の側枠部材9,10の筒状部
9b,10bの内部は、ケーシング8のガイド孔8b内
周面からフランジ9c,10cの内周面にかけて、ウレ
タン樹脂被膜13によって被覆されている。また、スラ
イド板2の表面にも、ウレタン樹脂被膜13により被覆
処理が行なわれることもある。ウレタン樹脂被膜13
は、摩擦抵抗が小さく耐磨耗性が高いため、ケーシング
8のガイド孔8bとスライド板2の摺動する面に加わる
摩擦抵抗が低減するとともに、耐久性が向上する。
【0034】このように、本実施形態の粉体用仕切弁装
置1は、略長方形の板材からなり長手方向一端寄りに偏
心して略円状の開口部2aを有し、少なくとも長手方向
他端寄りに前記開口部2aと同一大きさの開口部が穿設
できるだけの面積を有するスライド板2と、外観の形状
が略直方体で、長手方向一端より他端へと貫通するとと
もに前記スライド板2を長手方向に略嵌合状態で挿通で
きるガイド孔8bを有し、前記スライド板2の開口部2
aと略同一で前記ガイド孔8b内を上下にスライド板2
を摺動させるとスライド板2の位置により開口部2aに
連通するとともにスライド板2の他端寄りの面により完
全に閉蓋される開口部8aを有するケーシング8と、前
記スライド板2の長手方向一端に棒部材4の一端が連結
され、前記棒部材4を前記スライド板2の前後方向に移
動するエアーシリンダ3と備えている。
【0035】したがって、本実施形態の粉体用仕切弁装
置1は、各種粉体の移送パイプの途中を開閉するもので
あり、エアーシリンダ3によりスライド板2を長手方向
に移動させることにより、スライド板2の長手方向一端
寄りの開口部2aをケーシング8の開口部8aに連通さ
せたり、スライド板2の長手方向他端寄りの部分でケー
シング8の開口部8aを閉蓋したりするものである。こ
のため、如何なる部分にも各種粉体を挟込む可能性がな
いので、移送パイプの途中を閉じる際に、移送パイプ内
を移動する各種粉体により気密性が損なわれることがな
い。
【0036】しかも、ケーシング8のガイド孔8b内面
及びスライド板2の外面がウレタン樹脂被膜13により
被覆処理されており、スライド板2とケーシング8の摺
動する面の摩擦抵抗が低減されるとともに、耐磨耗性が
向上するので、長期間の使用に耐えられ経済的である。
【0037】また、スライド板2を開閉する駆動源がエ
アーシリンダ3であり、移送パイプ等の開閉が電磁弁を
介して電気的に制御できるため、使用先の装置の自動化
を促進できる。
【0038】なお、上記説明では、スライド板2を駆動
させるのに、空気圧を利用したエアーシリンダ3を使用
したが、エアーシリンダ3以外に、油圧、水圧等を利用
したシリンダが考えられ、その他に、捩子棒と捩子棒に
螺合され手動により捩子棒を上下動させることのできる
ハンドルとの組合せにしても構わない。しかし、エアー
シリンダ3とした方が制御が簡単であり、好ましい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の粉体用
仕切弁装置は、各種粉体の移送パイプの途中を開閉する
スライド板をアクチュエータによって長手方向に移動さ
せることにより、スライド板の長手方向一端寄りの開口
部をケーシングの開口部に連通させたり、スライド板の
長手方向他端寄りの部分でケーシングの開口部を閉蓋し
たりでき、如何なる動作の場合にも各種粉体を挟込むこ
とがないので、移送パイプの途中を閉じる際に、移送パ
イプ内を移動する各種粉体により気密性が損なわれるこ
とがない。
【0040】請求項2の発明の粉体用仕切弁装置は、請
求項1の粉体用仕切弁装置の効果に加えて、スライド板
とケーシングとの摺接面の摩擦抵抗が低減されるととも
に、耐磨耗性が向上するので、長期間の使用に耐えられ
経済的である。
【0041】請求項3の発明の粉体用仕切弁装置は、請
求項1または請求項2のいずれかの粉体用仕切弁装置の
効果に加えて、移送パイプ等の開閉が電磁弁を介して電
気的に制御できるので、設置先の装置の自動化を促進で
きる。
【0042】請求項4の発明の粉体用仕切弁装置は、請
求項1乃至請求項3のいずれかの粉体用仕切弁装置の効
果に加えて、スライド板がベアリングにより円滑に案内
され、スライド板が移動する際にスライド板とケーシン
グとの摺接面に加わる力の不均衡が生じないので、スラ
イド板とケーシングとの摺接面の磨耗が低減され、耐久
性が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である粉体用仕切弁装置を
示す一部破断斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態である粉体用仕切弁装置を
示す一部破断正面図である。
【図3】本発明の一実施形態である粉体用仕切弁装置を
示す縦断面図である。
【図4】従来の粉体用仕切弁装置を示す一部破断斜視図
である。
【符号の説明】
1 粉体用仕切弁装置 2 スライド板 2a 開口部 3 エアーシリンダ 4 棒部材 8 ケーシング 8a 開口部 8b ガイド孔 9,10 側枠部材 12 ガイドローラ 13 ウレタン樹脂被膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形状の開口部を有する略長方形の板材
    からなり、少なくとも長手方向に前記開口部と同一面積
    の開口部が穿設可能な面積を有するスライド板と、 前記スライド板の開口部と同一大きさの開口部を有し、
    前記スライド板が長手方向にスライド移動可能な状態で
    組込まれ、前記スライド板の位置によって前記両開口部
    が略完全に一致する開放状態から略完全な閉蓋状態にま
    でなるケーシングと、 前記ケーシング内のスライド板を長手方向に移動させる
    アクチュエータとを具備することを特徴とする粉体用仕
    切弁装置。
  2. 【請求項2】 前記スライド板とケーシングとの摺接面
    がウレタン樹脂被膜により被覆処理されていることを特
    徴とする請求項1に記載の粉体用仕切弁装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータは、エアーシリンダ
    であることを特徴とする請求項1または請求項2のいず
    れかに記載の粉体用仕切弁装置。
  4. 【請求項4】 前記スライド板は、ベアリングによって
    案内されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか1つに記載の粉体用仕切弁装置。
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