JPH1060938A - アーム駆動装置 - Google Patents

アーム駆動装置

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JPH1060938A
JPH1060938A JP23833896A JP23833896A JPH1060938A JP H1060938 A JPH1060938 A JP H1060938A JP 23833896 A JP23833896 A JP 23833896A JP 23833896 A JP23833896 A JP 23833896A JP H1060938 A JPH1060938 A JP H1060938A
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JP
Japan
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arm
center
gravity
weight
driving device
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JP23833896A
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English (en)
Inventor
Akihiro Toyomura
昭宏 豊村
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Komatsu Engineering Corp
Original Assignee
Komatsu Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成によってアーム部の重心とカウン
ターウェイトの重心とを常にバランスさせ、これによっ
て省エネルギーを図ることができると共に、パワーショ
ベル等の小形機器にも適用可能なアーム駆動装置を提供
する。 【解決手段】 パワーショベル本体1の基部13にブー
ム2を回動可能に設け、ブーム2の先端にアーム3を回
動可能に設け、アーム3の下端にバケット6を設け、ブ
ーム2の後端にカウンターウェイト12を回動可能に設
ける。アーム3の上端部とカウンターウェイト12の上
端部とをリンク機構11で連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パワーショベル
等のアームを駆動するアーム駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上記のようなアーム駆動装置の従来例と
しては、特公平4−11477号公報記載のものを挙げ
ることができる。そして図4は、上記従来のアーム駆動
装置を示す側面図である。同図において41はクレーン
台であり、43は、このクレーン台41に回転可能に取
り付けられた基部である。またこの基部43には、主ア
ーム32が、その中間部を水平軸32aで軸支して設け
られ、この水平軸32aを中心に略垂直面内で回動可能
となっている。さらにこの主アーム32の先端側(同図
において左端側)には、補助アーム33が、その中間部
を水平軸33aで軸支して設けられ、上記主アーム32
と同様に、水平軸33aを中心に略垂直面内で回動可能
となっている。そして補助アーム33の先端(同図にお
ける左端)には、作業機構としてバケット36が取り付
けられている。また同図において34は、上記主アーム
32を略垂直面内で回動させる第1シリンダであり、3
5は、上記補助アーム33を同様に略垂直面内で回動さ
せる第2シリンダである。
【0003】上記のようなアーム駆動装置においては、
補助アーム33の先端に設けたバケット36の可動範囲
を大きくするため、主アーム32及び補助アーム33の
いずれについても水平軸32a、33aをその中央より
も後端側に位置させ、先端側をより長くしている。従っ
てバケット36の取り付けられた補助アーム33と主ア
ーム32とによって構成されるアーム部全体の重心位置
は、主アーム32を軸支する水平軸32aよりも先端側
に位置することになる。そのため主アーム32の水平軸
32aよりも後端側にカウンターウェイトを設けて上記
重心とバランスさせ、第1シリンダ34にかかる負荷を
軽減することが従来より行われてきた。しかしながら補
助アーム33を回動させるとアーム部全体の重心位置が
移動するため、カウンターウェイトを主アームの後端側
に固定して設けたのでは、上記重心と常にバランスさせ
ることは困難であった。
【0004】そこで上記従来のアーム駆動装置では、主
アーム32の後端に略垂直面内で回動可能なビーム42
aを設け、このビームの先端側にカウンターウェイト4
2を設けると共に、ビーム42aを回動させる第3シリ
ンダ37を主アーム32の後端側に設けている。そして
この第3シリンダ37は、貯蔵タンク48、ポンプ4
9、3位置弁50及び導管47等から成る油圧回路によ
り、上記第2シリンダ35と連動して駆動されるように
なっている。すなわち、第2シリンダ35のロッド35
aが伸長して補助アーム33の先端が矢印Aの方向に移
動したときには、第3シリンダ37のロッド37aは上
記油圧回路の作用によって短縮する方向に駆動されるの
である。従ってカウンターウェイト42の重心は主アー
ム32を軸支する水平軸32a側へと移動し、補助アー
ム33の回動によって水平軸32a側へ近接するように
移動したアーム部全体の重心とバランスをとることがで
きる。また反対に第2シリンダ35のロッド35aが短
縮して補助アーム33の先端が矢印Bの方向に移動する
ときには、上記第3シリンダ37のロッドは上記とは逆
に伸長する方向に駆動され、この場合にもアーム部全体
の重心をカウンターウェイト42でバランスさせること
ができる。
【0005】上記のように従来のアーム駆動装置では、
補助アーム33を回動させても常にカウンターウェイト
42によってアーム部をバランスさせることができ、第
1シリンダ34にかかる負荷を軽減して省エネルギーを
図ることができるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のアーム駆動装置では、油圧回路の作用によって補助ア
ーム33の回動とビーム42aの回動とを連動させてい
る。従って主アーム32を常にバランスさせ、これによ
って省エネルギーを図ることができるという利点を生ず
る一方で、次のような欠点を生じていた。すなわち、 ビーム42aを回動させるための第3シリンダ37
や、この第3シリンダ37へ油圧を供給するための導管
47、3位置弁50等が必要となり、部品点数が増加し
てこれがコストアップを招く一因となる、 第2シリンダ35のみに油圧を供給する回路と比較し
て著しく複雑な構成となっているため、例えばパワーシ
ョベル等のように比較的小形の機器に適用するのは困難
である、 補助アーム33を回動させるときには第2シリンダ3
5のみならず第3シリンダ37をも作動させるため、動
きが遅くなり、指令に対する応答が悪くなる、 第2シリンダ35と第3シリンダ37とを閉回路で連
結しているため、初期設定やシリンダ35、37の内部
もれに対する調整が容易でない、 導管47や3位置弁50等においてどうしてもロスが
生じるため、省エネルギー効果が減少する、 ということである。
【0007】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、簡素な構成によ
ってアーム部の重心とカウンターウェイトの重心とを常
にバランスさせ、これによって省エネルギーを図ること
ができると共に、パワーショベル等の小形機器にも適用
可能なアーム駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1のアーム
駆動装置は、略垂直面内で回動可能に基部13に支持さ
れた第1アーム2と、この第1アーム2の一端側に、そ
の中間部を回動中心3aとして略垂直面内で回動可能に
設けられると共にその下端側を作業機構部とし、少なく
ともこの作業機構部がバケット等の作業機構6を備えた
状態においてはその重心が上記回動中心3aよりも下端
側に位置する第2アーム3、6とを備え、上記第1アー
ム2と第2アーム3、6とによってアーム部10を構成
し、上記第1アーム2は、少なくとも上記作業機構部が
バケット等の作業機構6を備えた状態においては上記ア
ーム部10全体の重心位置よりも反第2アーム側を回動
中心2aとして成り、さらに第1アーム2を回動させる
第1回動手段4と、第2アーム3、6を回動させる第2
回動手段5と、重錘12とを備え、第2アーム3、6を
回動させることによって生じるアーム部10全体の重心
移動を打ち消す方向に上記重錘12の重心を移動させる
重心移動機構を設けたアーム駆動装置において、上記重
心移動機構は、上記第2アーム3、6の回動中心3aよ
りも上端側と重錘12とを連結するリンク機構11であ
ることを特徴としている。
【0009】ここで「作業機構部」という用語には、
「バケット等の作業機構を取り付けた部分」という意味
と、「バケット等の作業機構を取り付けるように成され
た部分」という意味との双方が含まれる。
【0010】従って「第2アーム」及び「アーム部」に
は、上記作業機構部がバケット等の作業機構を備えてい
るときにはこの作業機構も含まれる。
【0011】上記請求項1のアーム駆動装置では、リン
ク機構11によって重錘12の重心を移動させるという
簡素な構成により、アーム部10の重心移動を打ち消し
て第1回動手段4の負荷を常に適切に軽減し、省エネル
ギーを図ることが可能となる。従って油圧回路が複雑と
なることに基づく従来例の欠点を解消することが可能と
なる。
【0012】また請求項2のアーム駆動装置は、上記重
錘12は、第1アーム2の回動中心2aよりも反第2ア
ーム側に重心を位置させていることを特徴としている。
【0013】上記請求項2のアーム駆動装置では、重錘
12自身の自重によってアーム部10の重心に加わる力
とバランスさせることが可能となる。
【0014】さらに請求項3のアーム駆動装置は、上記
重錘12は、第1アーム2の回動中心2aよりも反第2
アーム側に設置されていることを特徴としている。
【0015】上記請求項3のアーム駆動装置では、重錘
12の自重をより効果的に第1アーム2に加え、アーム
部10の重心に加わる力とバランスさせることが可能と
なる。
【0016】請求項4のアーム駆動装置は、上記重錘1
2は、その重心から偏した位置を回動中心12aとし、
上記リンク機構11によって回動させられることによっ
てその重心位置を移動させることを特徴としている。
【0017】上記請求項4のアーム駆動装置では、回動
によって重錘12の重心位置を位動させているので、さ
らにその構成を簡素なものとすることが可能となる。
【0018】請求項5のアーム駆動装置は、上記アーム
部10は、パワーショベルのアーム部10であることを
特徴としている。
【0019】上記請求項5のアーム駆動装置では、簡素
な構成により、パワーショベルの省エネルギーを図るこ
とが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】次にこの発明のアーム駆動装置の
具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に
説明する。
【0021】図3は、上記アーム駆動装置を備えたパワ
ーショベルの側面図である。同図において1はパワーシ
ョベル本体、2はブーム、3はアーム、6は作業機構と
してアーム3に取り付けられたバケットである。そして
この状態においてブーム2が第1アームに相当し、アー
ム3とバケット6とによって第2アームを構成し、ブー
ム2とアーム3とバケット6とによってアーム部10を
構成している。また同図において4は上記ブーム2を回
動させるブームシリンダ(第1回動手段)であり、5は
上記アーム3を回動させるアームシリンダ(第2回動手
段)であり、11は後述するリンク機構である。
【0022】図1は、上記アーム部10の機構及び動作
を説明するための模式図である。同図に示すように、ア
ーム3は、水平軸3aによってその中間部上端側を軸支
され、この水平軸3aを中心として略垂直面内で回動可
能となるようブーム2の先端部に取り付けられている。
そして上記アーム3の下端部にはバケット6が取り付け
られている。上述のようにこのアーム3とバケット6と
によって第2アームを構成しているが、この第2アーム
の重心は同図のAで示すように上記水平軸3aよりもア
ーム3の下端側に位置している。一方、上記ブーム2
は、水平軸2aによってその中間部後端側を軸支され、
この水平軸2aを中心として略垂直面内で回動可能とな
るよう基部13に取り付けられている。この基部13
は、パワーショベル本体1に固定して設けられたもので
ある。そして上述のように、このブーム2とアーム3と
バケット6とによってアーム部10を構成しているが、
このアーム部10の重心は同図のZ1 で示すように上記
水平軸2aよりもブーム2の先端側(同図における右
側)に位置している。またブームシリンダ4は、その基
端部が基部13に取り付けられ、そしてロッド4aの先
端が上記水平軸2aよりも先端側のブーム2に取り付け
られている。一方アームシリンダ5は、その基端部がブ
ーム2に取り付けられ、ロッド5aの先端が上記水平軸
3aよりも上端側のアーム3に取り付けられている。さ
らに同図における12はカウンターウェイト(重錘)で
あり、側面形状は概略正方形状であって、その下部側に
は取り付けのための凸部12bが形成されている。そし
てこのカウンターウェイト12は、水平軸12aによっ
て上記凸部12bを軸支され、この水平軸12aを中心
として略垂直面内で回動可能となるよう上記ブーム2の
後端、すなわちブーム2の回動中心となる水平軸2aよ
りも反第2アーム側に取り付けられている。従って同図
のW1 で示すように、カウンターウェイト12の重心も
上記水平軸2aよりも反第2アーム側に位置している。
そしてこのカウンターウェイト12の上端と上記アーム
3の上端とが、同図に示すような3分割構成のリンク機
構11によって連結されている。
【0023】図2は、図1に示す状態からアームシリン
ダ5のロッド5aを短縮させ、バケット6がより前方
(同図における右方)に位置するようアーム3を回動さ
せた状態を示している。この図に示すようにバケット6
を前方に位置させる方向にアーム3を回動すると、この
アーム3の上端はこれと反対に、より後方に移動するこ
とになる。そしてこのアーム3の上端はリンク機構11
によってカウンターウェイト12の上端と連結されてい
るから、カウンターウェイト12は、水平軸12aを中
心としてその上端を後方(同図における左方)に移動さ
せるように回動することになる。従って第2アームの重
心Aが前方に移動することによってアーム部10の重心
位置が同図に示すZ1 からZ2 へと前方に移動するのに
対し、カウンターウェイト12の回動に従ってその重心
位置は同図に示すW1 からW2 へと後方に移動する。
【0024】また、図示はしていないが、上記とは反対
にアームシリンダ5のロッド5aを伸長させ、バケット
6を図1の状態からさらに後方へ位置させる場合にも、
アーム3の上端とカウンターウェイト12の上端とを連
結するリンク機構11の作用により、アーム部10の重
心が図1に示すZ1 から後方へと移動するのに対し、カ
ウンターウェイト12の重心は同図に示すW1 から前方
へと移動する。
【0025】上記のように構成されたアーム駆動装置で
は、アーム部10の重心にかかる荷重及び自重によって
バケット6を下降させる方向のモーメントがブーム2に
生じる。一方、このブーム2の後端にはカウンターウェ
イト12が取り付けられ、その重心位置はブーム2を軸
支する水平軸2aよりも反第2アーム側に位置している
から、このカウンターウェイト12の自重によってブー
ム2にはバケット6を上昇させる方向のモーメントが生
じることになる。従ってこれらの両モーメントをバラン
スさせることにより、ブームシリンダ4にかかる負荷を
軽減し、必要な動力を減少させて省エネルギーを図るこ
とができる。またアーム10の重心が移動すると、この
移動方向と反対にカウンターウェイト12の重心が連動
して移動するから、常に上記両モーメントをバランスさ
せておくことができる。そしてこのようにカウンターウ
ェイト12を連動させるのはリンク機構11によって行
っている。従って油圧回路によってカウンターウェイト
12を連動させていた従来例と比較すると、その構成が
著しく簡素となり、上記のようにパワーショベルのよう
な小形機器に適用することができるようになると共に、
油圧回路を用いることに起因して生じていた種々の欠点
をすべて解決することができる。
【0026】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。上記ではカウンターウェイト12をブーム
2の後端において水平軸12aで軸支したが、これは例
えばブーム2を軸支する水平軸2aと同軸上で軸支する
ようにしてもよい。カウンターウェイト12の重心がブ
ーム2の回動中心2aよりも後方に位置していれば、カ
ウンターウェイト12とアーム部10の一部分とはリン
ク機構11によって機械的に連結されているから、上記
のようにしてもカウンターウェイト12によってアーム
部10に生じるモーメントを打ち消すことができる。ま
たカウンターウェイト12は、回動によって重心を移動
させる上記構成の他、ブーム2上をスライドして重心を
移動させるような構成としてもよい。さらに、上記では
カウンターウェイト12によってアーム部10に生じる
モーメントの相殺とアーム部10の重心移動に対する調
整との双方を行っているが、これは例えばブーム2の後
端に固定して設けたモーメント相殺用のカウンターウェ
イトと、リンク機構11に連結され、アーム部10の重
心が移動した分を相殺するための調整用の可動重錘とを
別々に設けるようにしてもよい。このようにすると可動
重錘の重量は小さくてもよくなるし、またその取り付け
位置の自由度が大きくなるので、リンク機構11をさら
に簡素なものとすることができる。また上記ではアーム
駆動装置をパワーショベルに適用したが、その他ローダ
等にも適用することができる。そしてリンク機構11
は、上記では3分割構成としたが、ブーム2の長さ等に
従って分割なし〜4分割構成程度に変更することができ
る。
【0027】
【発明の効果】上記請求項1のアーム駆動装置では、リ
ンク機構によって重錘の重心を移動させるという簡素な
構成により、アーム部の重心移動を打ち消して第1回動
手段の負荷を常に適切に軽減し、省エネルギーを図るこ
とが可能となる。従って油圧回路が複雑となることに基
づく従来例の欠点を解消することが可能となる。
【0028】また請求項2のアーム駆動装置では、重錘
自身の自重によってアーム部の重心に加わる力とバラン
スさせることが可能となる。
【0029】さらに請求項3のアーム駆動装置では、重
錘の自重をより効果的に第1アームに加え、アーム部の
重心に加わる力とバランスさせることが可能となる。
【0030】請求項4のアーム駆動装置では、回動によ
って重錘の重心位置を位動させているので、さらにその
構成を簡素なものとすることが可能となる。
【0031】請求項5のアーム駆動装置では、簡素な構
成により、パワーショベルの省エネルギーを図ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のアーム駆動装置の一実施形態につい
て、その構成と作用とを説明するための模式図である。
【図2】上記アーム駆動装置の構成と作用とを説明する
ための模式図である。
【図3】上記アーム駆動装置を適用したパワーショベル
の側面図である。
【図4】従来例のアーム駆動装置の側面図である。
【符号の説明】
1 パワーショベル本体 2 ブーム 2a 水平軸 3 アーム 3a 水平軸 4 ブームシリンダ 5 アームシリンダ 6 バケット 10 アーム部 11 リンク機構 12 カウンターウェイト 12a 水平軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略垂直面内で回動可能に基部(13)に
    支持された第1アーム(2)と、この第1アーム(2)
    の一端側に、その中間部を回動中心(3a)として略垂
    直面内で回動可能に設けられると共にその下端側を作業
    機構部とし、少なくともこの作業機構部がバケット等の
    作業機構(6)を備えた状態においてはその重心が上記
    回動中心(3a)よりも下端側に位置する第2アーム
    (3)(6)とを備え、上記第1アーム(2)と第2ア
    ーム(3)(6)とによってアーム部(10)を構成
    し、上記第1アーム(2)は、少なくとも上記作業機構
    部がバケット等の作業機構(6)を備えた状態において
    は上記アーム部(10)全体の重心位置よりも反第2ア
    ーム側を回動中心(2a)として成り、さらに第1アー
    ム(2)を回動させる第1回動手段(4)と、第2アー
    ム(3)(6)を回動させる第2回動手段(5)と、重
    錘(12)とを備え、第2アーム(3)(6)を回動さ
    せることによって生じるアーム部(10)全体の重心移
    動を打ち消す方向に上記重錘(12)の重心を移動させ
    る重心移動機構を設けたアーム駆動装置において、上記
    重心移動機構は、上記第2アーム(3)(6)の回動中
    心(3a)よりも上端側と重錘(12)とを連結するリ
    ンク機構(11)であることを特徴とするアーム駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 上記重錘(12)は、第1アーム(2)
    の回動中心(2a)よりも反第2アーム側に重心を位置
    させていることを特徴とする請求項1のアーム駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 上記重錘(12)は、第1アーム(2)
    の回動中心(2a)よりも反第2アーム側に設置されて
    いることを特徴とする請求項2のアーム駆動装置。
  4. 【請求項4】 上記重錘(12)は、その重心から偏し
    た位置を回動中心(12a)とし、上記リンク機構(1
    1)によって回動させられることによってその重心位置
    を移動させることを特徴とする請求項3のアーム駆動装
    置。
  5. 【請求項5】 上記アーム部(10)は、パワーショベ
    ルのアーム部(10)であることを特徴とする請求項1
    〜請求項4のいずれかのアーム駆動装置。
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