JPH1056474A - マルチレイヤスイッチ - Google Patents

マルチレイヤスイッチ

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JPH1056474A
JPH1056474A JP8209459A JP20945996A JPH1056474A JP H1056474 A JPH1056474 A JP H1056474A JP 8209459 A JP8209459 A JP 8209459A JP 20945996 A JP20945996 A JP 20945996A JP H1056474 A JPH1056474 A JP H1056474A
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JP
Japan
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relay processing
relay
frame data
processing
address
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JP8209459A
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English (en)
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Naoya Ikeda
尚哉 池田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信したフレームデータの中継処理を高速に
行うことが可能な技術を提供する。 【解決手段】 複数のネットワークを接続してブリッジ
中継処理及びルータ中継処理を行うマルチレイヤスイッ
チにおいて、以前中継処理を行ったフレームデータの送
信先アドレス及び送信元アドレスとその中継処理結果を
格納する中継処理結果格納手段と、受信したフレームデ
ータの送信先アドレス及び送信元アドレスに一致する前
記中継処理結果格納手段に格納された以前の中継処理結
果を検索する高速検索手段と、前記高速検索手段により
検索された中継処理結果によりブリッジ中継処理または
ルータ中継処理を行う中継処理判別手段とを備えるもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のネットワー
クを接続するマルチレイヤスイッチに関し、特に、デー
タリンク層レベルで複数のネットワーク間の中継処理を
行うブリッジ機能とネットワーク層レベルで複数のネッ
トワーク間の中継処理を行うルータ機能とを兼ね備える
マルチレイヤスイッチに適用して有効な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】複数のネットワーク装置を接続するネッ
トワーク間接続装置としては、OSI(Open Sy
stems Interconnection)に定め
られているネットワークシステム階層のうちのデータリ
ンク層において相互接続を行うブリッジ装置や、データ
リンク層の上位層であるネットワーク層において相互接
続を行うルータ装置がある。
【0003】また、前記ブリッジ装置及びルータ装置の
機能を兼ね備えたブルータと称される装置があり、前記
ブルータ装置は、予め指定された特定のプロトコルにつ
いてはルータ装置として動作し、その他のプロトコルに
ついてはブリッジ装置として動作する装置である。
【0004】更に近年では、データリンク層において複
数のネットワークを物理的に接続すると共に、前記複数
のネットワークを仮想的に分割または接続する仮想的な
LANであるバーチャルLAN(以下VLANと称す)
を構成するVLAN装置が出現している。
【0005】このVLAN装置は、基本的にはLANの
データリンク層であるMAC(Media Acces
s Control)アドレスを管理し、前記MACア
ドレスを管理することにより、ネットワークに物理的に
接続している装置をグループ化している。
【0006】前記VLAN装置は、MACアドレスのグ
ループを仮想的なネットワークとすることにより、端末
の移設等による物理的な移動に対し、柔軟にネットワー
クを構築することができる。
【0007】また、前記VLAN装置は、前述のブリッ
ジ装置と異なり、MACアドレスをグループ化すること
によってネットワーク管理をルータ装置に準ずる様に行
うことができる。これは、MACアドレスのグループ単
位にネットワーク層のアドレスを割り付けることにより
実現する。
【0008】従って、前記VLAN装置は、MACアド
レスのグループ間の通信についてはルータ装置として動
作し、この為、VLAN装置はマルチレイヤスイッチと
も称される。
【0009】前記ブルータ装置と異なり、前記マルチレ
イヤスイッチは、受信したフレームデータのMACヘッ
ダにおいて、MACアドレスの送信元アドレスと受信先
アドレスが同一のMACアドレスグループに存在する場
合には、透過的にブリッジ装置として中継し、MACア
ドレスの送信元アドレスと受信先アドレスが、同一MA
Cアドレスグループに存在しない場合にはルーティング
処理を行う為、中継処理がブルータ装置に比べさらに複
雑である。
【0010】即ち、前記マルチレイヤスイッチでは、ま
ず、受信したフレームデータのMACヘッダから、MA
Cアドレスの送信元アドレスと受信先アドレスを読み出
し、各VLAN中のMACアドレスを格納したテーブル
を参照して、MACアドレスの送信元アドレスと受信先
アドレスが同一のMACアドレスグループに存在してい
るかどうかを調べる。
【0011】各VLAN中のMACアドレスを格納した
テーブルを参照した結果、MACアドレスの送信元アド
レスと受信先アドレスが同一のMACアドレスグループ
に存在していない場合には、次に、ルーティングテーブ
ルを参照し、当該フレームデータをルータ中継処理を行
うポート番号を決定する。
【0012】前記の様に、マルチレイヤスイッチでは、
各VLANのMACアドレスを格納した複数のテーブル
を参照した後、複数のエントリを持つルーティングテー
ブルを順次検索して行く為、特に、ルータ中継処理を行
う場合には、その中継処理に時間を要していた。
【0013】前記ブルータ装置やマルチレイヤスイッチ
の中継処理を高速化する技術としては、特開平5−22
293号公報の技術が知られている。
【0014】この技術は、ブリッジ中継処理を行うプロ
セッサとルータ中継処理を行うプロセッサとが受信した
フレームデータの解析処理を並行して行い、然るべき中
継方法が決定された時点でブリッジ装置或はルータ装置
の何れかの処理を引き続き処理するという技術である。
【0015】前記マルチレイヤスイッチにおいて、この
技術を適用すればルータ中継処理を行う場合にもブリッ
ジ中継処理の判断処理時間による遅延を生ずることなく
高速に中継可能となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見い出した。
【0017】すなわち、前記従来技術では、各VLAN
のMACアドレスを格納した複数のテーブルを参照した
後、複数のエントリを持つルーティングテーブルを順次
検索して行く為、特に、ルータ中継処理を行う場合には
高速な中継処理が困難であるという問題があった。
【0018】前記に述べた従来技術では、ブリッジ中継
処理を行うプロセッサとルータ中継処理を行うプロセッ
サとが受信したフレームデータの解析処理を並行して行
う為、複数のプロセッサが必要であるという問題があっ
た。
【0019】また、前記従来技術では、ブリッジ中継処
理とルータ中継処理とを並行して行うことにより高速化
を行っている為、ブリッジ中継処理またはルータ中継処
理自体の処理時間を短縮することができないという問題
があった。
【0020】本発明の目的は、受信したフレームデータ
の中継処理を高速に行うことが可能な技術を提供するこ
とにある。
【0021】本発明の他の目的は、中継処理結果の検索
を高速に行うことが可能な技術を提供することにある。
【0022】本発明の他の目的は、ルーティングテーブ
ルの特定のデータエントリに高速にアクセスすることが
可能な技術を提供することにある。
【0023】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明かにな
るであろう。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願によって開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0025】(1)複数のネットワークを接続してブリ
ッジ中継処理及びルータ中継処理を行うマルチレイヤス
イッチにおいて、以前中継処理を行ったフレームデータ
の送信先アドレス及び送信元アドレスとその中継処理結
果を格納する中継処理結果格納手段と、受信したフレー
ムデータの送信先アドレス及び送信元アドレスに一致す
る前記中継処理結果格納手段に格納された以前の中継処
理結果を検索する高速検索手段と、前記高速検索手段に
より検索された中継処理結果によりブリッジ中継処理ま
たはルータ中継処理を行う中継処理判別手段とを備える
ものである。
【0026】前記マルチレイヤスイッチでは、まず、入
出力ポートからフレームデータを受信すると、前記受信
したフレームデータを送受信フレームメモリに格納し、
前記受信したフレームデータの送信先アドレスおよび送
信元アドレスを読み出す。
【0027】前記マルチレイヤスイッチの高速検索手段
は、前記中継処理結果格納手段に格納された中継処理結
果を検索し、前記受信したフレームデータの送信先アド
レス及び送信元アドレスに一致する送信先アドレス及び
送信元アドレスが前記中継処理結果格納手段に格納され
ているかどうかを調べる。
【0028】前記受信したフレームデータの送信先アド
レス及び送信元アドレスに一致する送信先アドレス及び
送信元アドレスが前記中継処理結果格納手段に格納され
ていない場合には、前記マルチレイヤスイッチの中継処
理判別手段は、従来の中継処理を行う。
【0029】即ち、前記マルチレイヤスイッチの中継処
理判別手段は、各VLAN毎のMACアドレスを格納し
たテーブルを検索し、前記受信したフレームデータの送
信先アドレス及び送信元アドレスが、同一のMACアド
レスグループに存在しているかどうかを調べ、前記受信
したフレームデータの送信先アドレス及び送信元アドレ
スが、同一のMACアドレスグループに存在していない
場合には、更にルーティングテーブルを検索し、ブリッ
ジ中継処理またはルータ中継処理を行う。
【0030】また、従来の中継処理を行った後に、前記
マルチレイヤスイッチの中継処理判別手段は、前記受信
したフレームデータの送信先アドレス及び送信元アドレ
スと、前記ブリッジ中継処理またはルータ中継処理の
内、実際に行った中継処理を中継処理結果として中継処
理結果格納手段に書き込む。
【0031】一方、前記マルチレイヤスイッチの高速検
索手段が中継処理結果格納手段中の中継処理結果を検索
した結果、前記受信したフレームデータの送信先アドレ
ス及び送信元アドレスに一致する送信先アドレス及び送
信元アドレスが前記中継処理結果格納手段に格納されて
いる場合には、前記高速検索手段は、前記一致する送信
先アドレス及び送信元アドレスに対応する以前の中継処
理結果を読み出して前記中継処理判別手段に渡す。
【0032】前記マルチレイヤスイッチの中継処理判別
手段は、前記受信したフレームデータの送信先アドレス
及び送信元アドレスに一致する以前の中継処理結果の内
容を読み出し、以前にルータ中継処理を行っている場合
には、ルータ中継処理を行い、以前にブリッジ中継処理
を行っている場合には、ブリッジ中継処理を実行する。
【0033】前記従来の中継処理では、各VLAN毎の
MACアドレスを格納した複数のテーブルを検索して、
前記受信したフレームデータの送信先アドレス及び送信
元アドレスが、同一のMACアドレスグループに存在し
ているかどうかを調べたり、また、前記受信したフレー
ムデータの送信先アドレス及び送信元アドレスが、同一
のMACアドレスグループに存在していない場合には、
更に複数のエントリを持つルーティングテーブルを逐次
検索する必要があった。
【0034】前記マルチレイヤスイッチでは、以前行っ
た中継処理結果を参照し、受信したフレームデータの中
継処理の内容を決定するので、以前に中継処理を行って
いる送信先アドレス及び送信元アドレスの組を持つフレ
ームデータの中継処理を行う場合には、前記従来の中継
処理で必要であった、各VLAN毎のMACアドレスを
格納した複数のテーブルの検索を省略することが可能で
ある。
【0035】以上の様に、前記マルチレイヤスイッチに
よれば、以前の中継処理結果により受信したフレームデ
ータの中継処理の内容を決定するので、受信したフレー
ムデータの中継処理を高速に行うことが可能である。
【0036】(2)前記(1)に記載されたマルチレイ
ヤスイッチにおいて、受信したフレームデータの送信先
アドレス及び送信元アドレスと前記中継処理結果格納手
段に格納された複数の中継処理結果とを並列に比較する
比較回路を備えるものである。
【0037】前記マルチレイヤスイッチでは、まず、入
出力ポートからフレームデータを受信すると、前記受信
したフレームデータを送受信フレームメモリに格納し、
前記高速検索手段は、前記中継処理結果格納手段に格納
された中継処理結果を検索し、前記受信したフレームデ
ータの送信先アドレス及び送信元アドレスに一致する送
信先アドレス及び送信元アドレスが前記中継処理結果格
納手段に格納されているかどうかを調べる。
【0038】このとき、前記マルチレイヤスイッチの高
速検索手段は、前記受信したフレームデータの送信先ア
ドレス及び送信元アドレスと前記中継処理結果格納手段
に格納された複数の送信先アドレス及び送信元アドレス
とを並列に比較する比較回路を動作させ、検索処理を高
速に実行する。
【0039】ここで、前記比較回路は、例えば、複数の
中継処理結果の各々の送信先アドレス及び送信元アドレ
スの組に対応する複数の比較器を備えた回路であり、前
記複数の比較器を並列に動作させることにより、検索処
理を高速に行う。
【0040】前記受信したフレームデータの送信先アド
レス及び送信元アドレスに一致する送信先アドレス及び
送信元アドレスが前記中継処理結果格納手段に格納され
ていない場合には、前記マルチレイヤスイッチの中継処
理判別手段は、従来の中継処理を行う。
【0041】即ち、前記マルチレイヤスイッチの中継処
理判別手段は、各VLAN毎のMACアドレスを格納し
たテーブルを検索し、前記受信したフレームデータの送
信先アドレス及び送信元アドレスが、同一のMACアド
レスグループに存在しているかどうかを調べ、前記受信
したフレームデータの送信先アドレス及び送信元アドレ
スが、同一のMACアドレスグループに存在していない
場合には、更にルーティングテーブルを検索し、ブリッ
ジ中継処理またはルータ中継処理を行う。
【0042】また、従来の中継処理を行った後に、前記
マルチレイヤスイッチの中継処理判別手段は、前記受信
したフレームデータの送信先アドレス及び送信元アドレ
スと、前記ブリッジ中継処理またはルータ中継処理の
内、実際に行った中継処理を中継処理結果として中継処
理結果格納手段に書き込む。
【0043】一方、前記高速検索手段が中継処理結果格
納手段中の中継処理結果を検索した結果、前記受信した
フレームデータの送信先アドレス及び送信元アドレスに
一致する送信先アドレス及び送信元アドレスが前記中継
処理結果格納手段に格納されている場合には、前記高速
検索手段は、前記一致する送信先アドレス及び送信元ア
ドレスに対応する以前の中継処理結果を読み出して前記
中継処理判別手段に渡す。
【0044】前記中継処理判別手段は、前記受信したフ
レームデータの送信先アドレス及び送信元アドレスに一
致する以前の中継処理結果の内容を読み出し、以前にル
ータ中継処理を行っている場合には、ルータ中継処理を
行い、以前にブリッジ中継処理を行っている場合には、
ブリッジ中継処理を実行する。
【0045】上記の様に、前記マルチレイヤスイッチで
は、前記高速検索手段により前記中継処理結果格納手段
に格納された中継処理結果を検索する際に、前記受信し
たフレームデータの送信先アドレス及び送信元アドレス
と前記中継処理結果格納手段に格納された複数の送信先
アドレス及び送信元アドレスとを並列に比較する比較回
路を動作させて検索処理を高速に実行する。
【0046】この為、前記マルチレイヤスイッチでは、
以前に中継処理を行っている送信先アドレス及び送信元
アドレスの組に対応する中継処理結果を高速に検索し、
検索した以前の中継処理結果を参照して、前記受信した
フレームデータの中継処理の内容を決定することが可能
である。
【0047】以上の様に、前記マルチレイヤスイッチに
よれば、比較回路中の複数の比較器を並列に動作させて
複数の中継処理結果を並列に検索するので、中継処理結
果の検索を高速に行うことが可能である。
【0048】(3)前記(1)または(2)に記載され
たマルチレイヤスイッチにおいて、前記中継処理結果格
納手段に格納された中継処理結果がルータ中継処理であ
る場合に当該ルータ中継処理で用いられるルーティング
テーブルのデータエントリへのポインタ情報を格納する
フィールドを前記中継処理結果格納手段に備えるもので
ある。
【0049】前記マルチレイヤスイッチでは、前記中継
処理結果格納手段に格納された中継処理結果がルータ中
継処理である場合に、当該ルータ中継処理で用いられる
ルーティングテーブルのデータエントリへのポインタ情
報を格納している。
【0050】受信したフレームデータを他のLANセグ
メントに中継するルータ中継処理を行う場合には、受信
したフレームデータのネットワークアドレスをキーとし
て、前記ルーティングテーブル中の複数のエントリデー
タを検索し、前記受信したフレームデータのネットワー
クアドレスに一致するエントリを求める必要があるが、
前記エントリの数が増加すると、この検索処理に時間を
要し、ルータ中継処理の処理速度が低下する。
【0051】前記マルチレイヤスイッチでは、前記中継
処理結果格納手段に、以前のルータ中継処理で行ったル
ーティングテーブルの検索で得た、該当するルーティン
グテーブルのポインタ情報を格納しているので、ルータ
中継処理を行う際には、ルーティングテーブルの検索処
理が不要となり、ルータ中継処理を更に高速化すること
が可能である。
【0052】以上の様に、前記マルチレイヤスイッチに
よれば、中継処理結果中にルータ中継処理で用いられる
ルーティングテーブルのデータエントリへのポインタ情
報を格納しているので、ルーティングテーブルの特定の
データエントリに高速にアクセスすることが可能であ
る。
【0053】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)以下に、本発明のマルチレイヤスイッチ
において、高速検索手段により、以前の中継処理の結果
を検索し、以後の中継処理の内容を決定する実施形態1
のマルチレイヤスイッチについて説明する。
【0054】図1は、本実施形態のマルチレイヤスイッ
チの概略構成を示す図である。図1において、100は
マルチレイヤスイッチ、110は主プロセッサ、111
はメインメモリ、112〜115は入出力ポート、11
6は送受信フレームメモリ、121は高速検索部、12
2は中継処理判別部、123は中継処理結果格納部であ
る。
【0055】図1に示す様に、本実施形態のマルチレイ
ヤスイッチ100は、主プロセッサ110と、メインメ
モリ111と、入出力ポート112〜115と、送受信
フレームメモリ116と、高速検索部121と、中継処
理判別部122と、中継処理結果格納部123とを有し
ている。
【0056】また、図1に示す様に、本実施形態のマル
チレイヤスイッチ100では、主プロセッサ110と、
メインメモリ111と、CSMA/CD方式のLANの
入出力ポート112〜115と、送受信フレームメモリ
116とを接続している。
【0057】本実施形態のマルチレイヤスイッチ100
の主プロセッサ110には、以前の中継処理の結果を検
索する高速検索部121と、高速検索部121の検索結
果により中継処理を決定する中継処理判別部122とを
備えており、メインメモリ111には、以前の中継処理
結果を格納する中継処理結果格納部123を備えてい
る。
【0058】図2は、本実施形態のマルチレイヤスイッ
チ100を使用したネットワークの一例を示す図であ
る。図2において、210及び220はVLAN、21
1〜216はクライアント、221〜223はクライア
ントである。
【0059】図2に示す様に、本実施形態のマルチレイ
ヤスイッチ100を使用したネットワークは、VLAN
210及び220と、クライアント211〜216と、
クライアント221〜223とを有している。
【0060】また、図2に示す様に、本実施形態のマル
チレイヤスイッチ100を使用したネットワークでは、
クライアント211〜216を同一のMACアドレスグ
ループとするVLAN210と、クライアント221〜
223を同一のMACアドレスグループとするVLAN
220とを構成しており、公衆回線を介して他のネット
ワークと接続している。
【0061】図3は、本実施形態のマルチレイヤスイッ
チ100の中継処理結果格納部123の概要を示す図で
ある。
【0062】図3に示す様に、本実施形態のマルチレイ
ヤスイッチ100の中継処理結果格納部123では、送
信先アドレス(DA:Destination Add
ress)を格納するDAフィールドと、送信元アドレ
ス(SA:Source Address)を格納する
SAフィールドと、ルータ中継処理を行ったかどうかを
示すルータ処理フラグフィールドと、前記ルータ処理フ
ラグフィールド中の値が有効であるかどうかを示す有効
制御フィールドとを備えている。
【0063】本実施形態のマルチレイヤスイッチ100
の中継処理結果格納部123のDAフィールド及びSA
フィールドには、中継処理を行ったフレームデータの送
信先アドレスと送信元アドレスを格納し、ルータ処理フ
ラグフィールドには、前記送信先アドレスと送信元アド
レスのフレームデータに対して、ルータ中継処理または
ブリッジ中継処理のどちらの中継処理を行ったかを示す
情報を格納している。
【0064】また、本実施形態のマルチレイヤスイッチ
100の中継処理結果格納部123の有効制御フィール
ドは、当該ルータ処理フラグフィールドが有効であるか
否かを示すフィールドであり、特定の時間中に当該フィ
ールドの送信先アドレス及び送信元アドレスに一致する
フレームデータが受信されない場合には、前記有効制御
フィールドには主プロセッサ110により無効であるこ
とを示す情報が設定される。
【0065】本実施形態のマルチレイヤスイッチ100
において、接続された特定のクライアント端末等が移動
され、ルーティング情報に変更が生じた場合に、前記有
効制御フィールドを一旦無効とすることにより、ネット
ワーク上の変化に対応し、当該フィールドの更新を行う
ことが可能である。
【0066】図4は、本実施形態のマルチレイヤスイッ
チ100の処理手順を示すフローチャートである。
【0067】本実施形態のマルチレイヤスイッチ100
の主プロセッサ110は、まず、ステップ401の処理
で、入出力ポート112〜115からフレームデータを
受信すると、前記受信したフレームデータを送受信フレ
ームメモリ116に格納し、高速検索部121が、前記
受信したフレームデータの送信先アドレス及び送信元ア
ドレスに一致する中継処理結果格納部123中の中継処
理結果を検索する。
【0068】ステップ402の処理で、中継処理結果格
納部123の検索結果を調べ、前記受信したフレームデ
ータの送信先アドレス及び送信元アドレスに一致する中
継処理結果が存在しない場合には、ステップ403の処
理に進む。
【0069】ステップ403の処理では、マルチレイヤ
スイッチ100の通常処理、即ち、VLAN210また
はVLAN220毎のMACアドレスを格納したテーブ
ルを検索し、前記受信したフレームデータの送信先アド
レス及び送信元アドレスが、同一のMACアドレスグル
ープに存在しているかどうかを調べ、前記受信したフレ
ームデータの送信先アドレス及び送信元アドレスが、同
一のMACアドレスグループに存在していない場合に
は、更にルーティングテーブルを検索し、ブリッジ中継
処理またはルータ中継処理を行う。
【0070】ステップ404の処理では、前記受信した
フレームデータの送信先アドレス及び送信元アドレス
と、前記中継処理の結果を中継処理結果格納部123に
書き込む。
【0071】ステップ402の処理で、中継処理結果格
納部123の検索結果を調べた結果、前記受信したフレ
ームデータの送信先アドレス及び送信元アドレスに一致
する中継処理結果が存在する場合には、ステップ405
の処理に進む。
【0072】ステップ405の処理では、前記受信した
フレームデータの送信先アドレス及び送信元アドレスに
一致するルータ処理フラグフィールドの値を読み出す。
【0073】ステップ406の処理で、前記読み出した
ルータ処理フラグフィールドの値を調べ、以前にルータ
中継処理を行っている場合には、ステップ407の処理
に進み、ステップ407の処理では、VLAN210ま
たはVLAN220毎のMACアドレスを格納したテー
ブルを検索する処理を省略して直ちにルータ中継処理を
開始する。
【0074】ステップ406の処理で、前記読み出した
ルータ処理フラグフィールドの値を調べた結果、以前に
ブリッジ中継処理を行っている場合には、ステップ40
8の処理に進み、ステップ408の処理では、VLAN
210またはVLAN220毎のMACアドレスを格納
したテーブルを検索する処理を行い、ブリッジ中継処理
を実行する。
【0075】以上説明した様に、本実施形態のマルチレ
イヤスイッチ100によれば、以前の中継処理結果によ
り受信したフレームデータの中継処理の内容を決定する
ので、受信したフレームデータの中継処理を高速に行う
ことが可能である。
【0076】(実施形態2)以下に、本発明のマルチレ
イヤスイッチにおいて、連想記憶メモリを使用して中継
処理の結果を高速に検索すると共にルーティングテーブ
ルへのポインタを使用して高速にルータ中継処理を行う
実施形態2のマルチレイヤスイッチについて説明する。
【0077】図5は、本実施形態のマルチレイヤスイッ
チ100の概略構成を示す図である。図5において、5
00はVLAN用連想記憶メモリ回路(以下VLAN用
CAMと記載する)である。
【0078】図5に示す様に、本実施形態のマルチレイ
ヤスイッチ100は、VLAN用CAM500を有して
いる。
【0079】また、図5に示す様に、本実施形態のマル
チレイヤスイッチ100では、以前の中継処理結果を格
納すると共に、前記格納した中継処理結果を高速に検索
する手段として、連想記憶メモリ(CAM:Conte
nts Addressable Memory)であ
るVLAN用CAM500を使用している。
【0080】本実施形態のマルチレイヤスイッチ100
の主プロセッサ110は、入出力ポート112〜115
から受信したフレームデータを送受信フレームメモリ1
16を介して読み取り、メインメモリ111中の制御プ
ログラムに従って、ブリッジ中継処理またはルータ中継
処理の内部動作を実行して中継先入出力ポートを決定
し、送受信フレームメモリ116を介して送信処理を行
う。
【0081】本実施形態のマルチレイヤスイッチ100
では、主プロセッサ110は、送受信フレームメモリ1
16を介して読み取った受信フレームデータのMACヘ
ッダの送信先アドレスと送信元アドレスをVLAN用C
AM500に与え、VLAN用CAM500から得た結
果を元にブリッジ中継処理を行うかルータ中継処理を行
うかを判断する。
【0082】図6は、本実施形態のマルチレイヤスイッ
チ100のVLAN用CAM500の概略構成を示す図
である。図6において、601は受信データ入力部、6
02はデータベース入出力回路、603はデータベース
回路、604は比較回路、605は比較結果出力回路で
ある。
【0083】図6に示す様に、本実施形態のマルチレイ
ヤスイッチ100のVLAN用CAM500は、受信デ
ータ入力部601と、データベース入出力回路602
と、データベース回路603と、比較回路604と、比
較結果出力回路605とを有している。
【0084】また、図6に示す様に、本実施形態のマル
チレイヤスイッチ100のVLAN用CAM500で
は、受信データ入力部601を比較回路604に接続
し、データベース入出力回路602をデータベース回路
603に接続し、データベース回路603を比較回路6
04に接続し、比較回路604を比較結果出力回路60
5に接続している。
【0085】VLAN用CAM500の受信データ入力
部601は、検索する受信データを入力する回路であ
り、検索するフレームデータの送信先アドレス及び送信
元アドレスを主プロセッサ110から入力する。
【0086】VLAN用CAM500のデータベース入
出力回路602は、データベース回路603への入出力
を行う回路であり、主プロセッサ110は、データベー
ス回路603のレジスタ群に対してデータの読み書きを
行う場合には、データベース入出力回路602を介して
主プロセッサ110のデータアクセス単位或はその部分
単位でデータのリード/ライトを行う。
【0087】VLAN用CAM500のデータベース回
路603は、n個(nは1以上の整数)のデータレジス
タから構成され、各データレジスタは、送信先アドレス
を格納するDAフィールド、送信元アドレスを格納する
SAフィールド、ルータ中継処理またはブリッジ中継処
理のどちらを行ったかを示すルータ処理フラグフィール
ド及びルータ処理フラグフィールドが有効であるかどう
かを示す有効制御フィールドから構成されている。
【0088】VLAN用CAM500の比較回路604
は、n個の比較器から構成されており、各々の比較器
は、データベース回路603の対応するDAフィールド
及びSAフィールドと、主プロセッサ110により受信
データ入力部601に書き込まれた受信フレームデータ
のDAフィールド及びSAフィールドとを比較し、この
比較結果、即ち、「一致」または「不一致」を比較結果
出力回路605に対して出力する。
【0089】この際、前記有効制御フィールドの値が
「無効」を示している場合には、送信先アドレス及び送
信元アドレスの一致に関らず、比較回路604は、比較
結果出力回路605に対して「不一致」を出力する。
【0090】次に、比較結果出力回路605は「一致」
を出力した比較回路604の比較器が接続されているデ
ータベース回路603のデータレジスタの番号m(mは
整数であって0≦m≦n−1或は1≦m≦n)、即ち、
一致したデータレジスタのアドレスを出力する。
【0091】図7は、本実施形態のマルチレイヤスイッ
チ100の処理手順を示すフローチャートである。
【0092】図7に示す様に、本実施形態のマルチレイ
ヤスイッチ100では、入出力ポート112〜115か
ら受信したフレームデータの中継処理を、VLAN用C
AM500を使用して行う処理手順を表している。
【0093】本実施形態のマルチレイヤスイッチ100
の主プロセッサ110は、まず、ステップ700の処理
で、入出力ポート112〜115からフレームデータを
受信すると、前記受信したフレームデータを送受信フレ
ームメモリ116に格納し、前記受信したフレームデー
タの送信先アドレス及び送信元アドレスをVLAN用C
AM500の受信データ入力部601に書き込む。
【0094】VLAN用CAM500は、受信データ入
力部601に送信先アドレス及び送信元アドレスが書き
込まれると、前記書き込まれた送信先アドレス及び送信
元アドレスとデータベース回路603中の送信先アドレ
ス及び送信元アドレスとを比較回路604により比較
し、一致するデータベース回路603のデータレジスタ
のアドレスを比較結果出力回路605から出力するの
で、ステップ701の処理では、VLAN用CAM50
0から出力された比較結果を読み出す。
【0095】ステップ702の処理では、VLAN用C
AM500から出力された比較結果を調べ、VLAN用
CAM500からの比較結果が「不一致」、即ち、前記
受信したフレームデータの送信先アドレス及び送信元ア
ドレスに一致するものがデータベース回路603中に存
在しない場合には、ステップ703の処理に進む。
【0096】ステップ703の処理では、マルチレイヤ
スイッチ100の通常処理、即ち、VLAN210また
はVLAN220毎のMACアドレスを格納したテーブ
ルを検索し、前記受信したフレームデータの送信先アド
レス及び送信元アドレスが、同一のMACアドレスグル
ープに存在しているかどうかを調べ、前記受信したフレ
ームデータの送信先アドレス及び送信元アドレスが、同
一のMACアドレスグループに存在していない場合に
は、更にルーティングテーブルを検索し、ブリッジ中継
処理またはルータ中継処理を行う。
【0097】ステップ704の処理では、前記受信した
フレームデータの送信先アドレス及び送信元アドレスと
前記中継処理の結果を、VLAN用CAM500のデー
タベース入出力回路602を介し、データベース回路6
03にに書き込む。
【0098】ステップ702の処理で、VLAN用CA
M500から出力された比較結果を調べた結果、VLA
N用CAM500からの比較結果が「一致」、即ち、前
記受信したフレームデータの送信先アドレス及び送信元
アドレスに一致するものがデータベース回路603中に
存在する場合には、ステップ705の処理に進む。
【0099】ステップ705の処理では、前記受信した
フレームデータの送信先アドレス及び送信元アドレスに
一致するルータ処理フラグフィールドの内容を読み出
す。
【0100】次に、ステップ706の処理で、前記読み
出したルータ処理フラグフィールドの値を調べ、以前に
ルータ中継処理を行っている場合には、ステップ707
の処理に進み、ステップ707の処理では、VLAN2
10またはVLAN220毎のMACアドレスを格納し
たテーブルを検索する処理を省略して直ちにルータ中継
処理を開始する。
【0101】ステップ706の処理で、前記読み出した
ルータ処理フラグフィールドの値を調べた結果、以前に
ブリッジ中継処理を行っている場合には、ステップ70
8の処理に進み、ステップ708の処理では、VLAN
210またはVLAN220毎のMACアドレスを格納
したテーブルを検索する処理を行い、ブリッジ中継処理
を実行する。
【0102】前記の様に、本実施形態のマルチレイヤス
イッチ100では、以前行った中継処理の結果の検索処
理を、複数の比較器を有するCAMを用いてハードウェ
ア化しているので、従来の技術よりも高速なフレームデ
ータの中継を行うことが可能である。
【0103】また、本実施形態のマルチレイヤスイッチ
100において、ルータ中継処理を行う際に参照するル
ーティングテーブルへのポインタを、VLAN用CAM
500のデータベース回路603に格納しておくことに
より、ルータ中継処理の高速化を行うことが可能であ
る。
【0104】図8は、本実施形態のマルチレイヤスイッ
チ100のルーティングテーブルへのポインタを有する
VLAN用CAM500の概略構成を示す図である。
【0105】図8に示す様に、本実施形態のマルチレイ
ヤスイッチ100のルーティングテーブルへのポインタ
を有するVLAN用CAM500では、データベース回
路603のルータ処理フラグフィールドの次に、ルータ
中継処理を行う場合に参照するルーティングテーブルの
当該エントリデータへのポインタを格納している。
【0106】受信したフレームデータを他のLANセグ
メントに中継するルータ中継処理を行う場合には、当該
フレームデータをどのポートに送出するかを示すルーテ
ィングテーブルを参照する。
【0107】このルーティングテーブルは、例えば、メ
インメモリ111中に作成され、前記ルーティングテー
ブルには、最終到達先のネットワークアドレスに対し、
ネクストホップと呼ばれる次に送るべきネットワークア
ドレスと、そのポート番号等を格納した複数のエントリ
を備えている。
【0108】ルータ中継処理を行う場合には、受信した
フレームデータのネットワークアドレスをキーとして、
前記ルーティングテーブル中の複数のエントリデータを
検索し、前記受信したフレームデータのネットワークア
ドレスに一致するエントリを求める必要があるが、前記
エントリの数が増加すると、この検索処理に時間を要
し、ルータ中継処理の処理速度が低下する。
【0109】本実施形態のマルチレイヤスイッチ100
では、前述のVLAN用CAM500のデータベース回
路603のルータ処理フラグフィールドの次のフィール
ドに、以前のルータ中継処理で行ったルーティングテー
ブルの検索で得た該当するルーティングテーブルのエン
トリ番号またはメモリアドレスを設定しておく。
【0110】これにより、本実施形態のマルチレイヤス
イッチ100において、図7のステップ707の処理
で、ルータ中継処理を行う際には、ルーティングテーブ
ルの検索処理が不要となり、ルータ中継処理を更に高速
化することが可能である。
【0111】以上説明した様に、本実施形態のマルチレ
イヤスイッチによれば、比較回路中の複数の比較器を並
列に動作させて複数の中継処理結果を並列に検索するの
で、中継処理結果の検索を高速に行うことが可能であ
る。
【0112】また、本実施形態のマルチレイヤスイッチ
によれば、中継処理結果中にルータ中継処理で用いられ
るルーティングテーブルのデータエントリへのポインタ
情報を格納しているので、ルーティングテーブルの特定
のデータエントリに高速にアクセスすることが可能であ
る。
【0113】以上、本発明を前記実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0114】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0115】(1)以前の中継処理結果により受信した
フレームデータの中継処理の内容を決定するので、受信
したフレームデータの中継処理を高速に行うことが可能
である。
【0116】(2)比較回路中の複数の比較器を並列に
動作させて複数の中継処理結果を並列に検索するので、
中継処理結果の検索を高速に行うことが可能である。
【0117】(3)中継処理結果中にルータ中継処理で
用いられるルーティングテーブルのデータエントリへの
ポインタ情報を格納しているので、ルーティングテーブ
ルの特定のデータエントリに高速にアクセスすることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のマルチレイヤスイッチの概略構成
を示す図である。
【図2】実施形態1のマルチレイヤスイッチを使用した
ネットワークの一例を示す図である。
【図3】実施形態1のマルチレイヤスイッチの中継処理
結果格納部123の概要を示す図である。
【図4】実施形態1のマルチレイヤスイッチの処理手順
を示すフローチャートである。
【図5】実施形態2のマルチレイヤスイッチの概略構成
を示す図である。
【図6】実施形態2のマルチレイヤスイッチのVLAN
用CAM500の概略構成を示す図である。
【図7】実施形態2のマルチレイヤスイッチの処理手順
を示すフローチャートである。
【図8】実施形態2のマルチレイヤスイッチのルーティ
ングテーブルへのポインタを有するVLAN用CAM5
00の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
100…マルチレイヤスイッチ、110…主プロセッ
サ、111…メインメモリ、112〜115…入出力ポ
ート、116…送受信フレームメモリ、121…高速検
索部、122…中継処理判別部、123…中継処理結果
格納部、210及び220…VLAN、211〜216
…クライアント、221〜223…クライアント、50
0…VLAN用CAM、601…受信データ入力部、6
02…データベース入出力回路、603…データベース
回路、604…比較回路、605…比較結果出力回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネットワークを接続してブリッジ
    中継処理及びルータ中継処理を行うマルチレイヤスイッ
    チにおいて、 以前中継処理を行ったフレームデータの送信先アドレス
    及び送信元アドレスとその中継処理結果を格納する中継
    処理結果格納手段と、受信したフレームデータの送信先
    アドレス及び送信元アドレスに一致する前記中継処理結
    果格納手段に格納された以前の中継処理結果を検索する
    高速検索手段と、前記高速検索手段により検索された中
    継処理結果によりブリッジ中継処理またはルータ中継処
    理を行う中継処理判別手段とを備えることを特徴とする
    マルチレイヤスイッチ。
  2. 【請求項2】 受信したフレームデータの送信先アドレ
    ス及び送信元アドレスと前記中継処理結果格納手段に格
    納された複数の中継処理結果とを並列に比較する比較回
    路を備えることを特徴とする請求項1に記載されたマル
    チレイヤスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記中継処理結果格納手段に格納された
    中継処理結果がルータ中継処理である場合に当該ルータ
    中継処理で用いられるルーティングテーブルのデータエ
    ントリへのポインタ情報を格納するフィールドを前記中
    継処理結果格納手段に備えることを特徴とする請求項1
    または請求項2のいずれかに記載されたマルチレイヤス
    イッチ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008547295A (ja) * 2005-06-20 2008-12-25 トムソン ライセンシング 2種類の装置を管理する装置及び方法
WO2015052818A1 (ja) * 2013-10-10 2015-04-16 富士通株式会社 データ転送装置、情報処理装置及びデータ転送方法

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