JPH1053985A - 不良品材料の処理方法および装置 - Google Patents
不良品材料の処理方法および装置Info
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- JPH1053985A JPH1053985A JP9159887A JP15988797A JPH1053985A JP H1053985 A JPH1053985 A JP H1053985A JP 9159887 A JP9159887 A JP 9159887A JP 15988797 A JP15988797 A JP 15988797A JP H1053985 A JPH1053985 A JP H1053985A
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- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21B—FIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
- D21B1/00—Fibrous raw materials or their mechanical treatment
- D21B1/04—Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
- D21B1/12—Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by wet methods, by the use of steam
- D21B1/14—Disintegrating in mills
- D21B1/18—Disintegrating in mills in magazine-type machines
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不良品材料が効率的にかつ良好な品質で工程
に使用可能な繊維パルプに繊維離解される不良品材料の
処理方法および装置を提供することにある。 【解決手段】 木材を破砕することにより作られた繊維
パルプのふるい分けで選別された不良品材料の処理方法
および装置。前記方法においてにおいて、不良品材料は
通常の破砕領域（６）の直前の圧力砕木器の砥石の表面
に対して供給される。前記装置は不良品材料がそれを通
って再び破砕されるように供給される通常の破砕領域
（６）の直前に配置される不良品供給装置（１２）から
なる。
に使用可能な繊維パルプに繊維離解される不良品材料の
処理方法および装置を提供することにある。 【解決手段】 木材を破砕することにより作られた繊維
パルプのふるい分けで選別された不良品材料の処理方法
および装置。前記方法においてにおいて、不良品材料は
通常の破砕領域（６）の直前の圧力砕木器の砥石の表面
に対して供給される。前記装置は不良品材料がそれを通
って再び破砕されるように供給される通常の破砕領域
（６）の直前に配置される不良品供給装置（１２）から
なる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維パルプのふる
い分けに関連して選別された繊維パルプより粗い不良品
材料が再び繊維解離(defiber) されかつ繊維解離後形成
された繊維材料が工程に戻される、木材を破砕すること
により作られた繊維パルプのふるい分けで選別された不
良品材料の処理方法に関する。
い分けに関連して選別された繊維パルプより粗い不良品
材料が再び繊維解離(defiber) されかつ繊維解離後形成
された繊維材料が工程に戻される、木材を破砕すること
により作られた繊維パルプのふるい分けで選別された不
良品材料の処理方法に関する。
【０００２】本発明はさらにパルプ砕木器において形成
された繊維パルプのふるい分けで繊維パルプから選別さ
れた不良品材料の処理装置に関する。
された繊維パルプのふるい分けで繊維パルプから選別さ
れた不良品材料の処理装置に関する。
【０００３】
【従来の技術】紙および繊維板の製造において、使用さ
れる木材繊維は水および木材繊維から形成される繊維パ
ルプが製造されるように水とともに精製かつ粉砕され
る。この繊維パルプはその後製造に適するかつ均一品質
からなる繊維パルプを得るために種々のふるいによりふ
るい分けされる。ふるい分けの結果として、幾らかの繊
維パルプはふるい分けを通過せずかつこのいわゆる不良
品はできるだけ多量の繊維がそれから回収されかつ工程
に戻され得るためにさらに他の種々の処理のためにふる
いから除去される。不良品は極めて代表的には種々の粗
い繊維および破片状部分を含むので、不良品が個別に供
給される種々の不良品破砕器によつて使用可能な繊維パ
ルプに処理される。実際に認められていることは、現在
の不良品精製装置は十分でなくしかも幾らかの不良品の
みが適切な形状に精製され得るということである。さら
に述べられ得ることは、現在、このような不良品の精製
は現在破砕されたパルプの製造における最大の投資の１
つでありかつそれゆえ結果は全体から見てむしろ不十分
であるということである。
れる木材繊維は水および木材繊維から形成される繊維パ
ルプが製造されるように水とともに精製かつ粉砕され
る。この繊維パルプはその後製造に適するかつ均一品質
からなる繊維パルプを得るために種々のふるいによりふ
るい分けされる。ふるい分けの結果として、幾らかの繊
維パルプはふるい分けを通過せずかつこのいわゆる不良
品はできるだけ多量の繊維がそれから回収されかつ工程
に戻され得るためにさらに他の種々の処理のためにふる
いから除去される。不良品は極めて代表的には種々の粗
い繊維および破片状部分を含むので、不良品が個別に供
給される種々の不良品破砕器によつて使用可能な繊維パ
ルプに処理される。実際に認められていることは、現在
の不良品精製装置は十分でなくしかも幾らかの不良品の
みが適切な形状に精製され得るということである。さら
に述べられ得ることは、現在、このような不良品の精製
は現在破砕されたパルプの製造における最大の投資の１
つでありかつそれゆえ結果は全体から見てむしろ不十分
であるということである。
【０００４】
【発明が解決すべき課題】米国特許第４，２３６，９５
９号はその装置に不良品が３〜４％またはそれ以上の濃
度で供給され得る不良品材料を粉砕するための公知の装
置を開示している。この装置において、集合体は送りネ
ジによつて破砕円板間に供給されそしてそこで破砕され
かつ破砕円板間の内部空間を貫通した後装置から放出さ
れる。この装置による問題はまたその高い価格および結
果として不十分な収量である。
９号はその装置に不良品が３〜４％またはそれ以上の濃
度で供給され得る不良品材料を粉砕するための公知の装
置を開示している。この装置において、集合体は送りネ
ジによつて破砕円板間に供給されそしてそこで破砕され
かつ破砕円板間の内部空間を貫通した後装置から放出さ
れる。この装置による問題はまたその高い価格および結
果として不十分な収量である。
【０００５】フインランド特許第７０９３６号およびフ
インランド特許出願第８０３２３０号は繊維パルプが木
材チツプを破砕面に押し付けることにより木材チツプか
ら破砕される解決を開示する。この方法において製造さ
れた繊維パルプは、また、例えば、米国特許第４，２３
６，９５９号の装置によつて除去されるように向けられ
るのと同一の不良品の問題を有する。その上、その場合
に供給されるべき材料の大部分がふるい分け工程にその
ように通り得る、供給装置と砥石との間の密封を実現か
つ制御するのが難しい。
インランド特許出願第８０３２３０号は繊維パルプが木
材チツプを破砕面に押し付けることにより木材チツプか
ら破砕される解決を開示する。この方法において製造さ
れた繊維パルプは、また、例えば、米国特許第４，２３
６，９５９号の装置によつて除去されるように向けられ
るのと同一の不良品の問題を有する。その上、その場合
に供給されるべき材料の大部分がふるい分け工程にその
ように通り得る、供給装置と砥石との間の密封を実現か
つ制御するのが難しい。
【０００６】本発明の目的は不良品が効果的にかつ良好
な品質で工程において使用可能な繊維パルプに繊維解離
され得る方法および装置を達成することにある。
な品質で工程において使用可能な繊維パルプに繊維解離
され得る方法および装置を達成することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、不良品
材料が該不良品材料がそれを繊維解離する砕木器の砥石
の表面に対して押し付けられかつ前記不良品材料が実質
上パルプ砕木器の通常の破砕領域の直前に前記砥石の運
動方向に供給される方法において別個の不良品供給装置
によつて木材を破砕するのに使用される砕木器に供給さ
れることを特徴とする。本発明の装置は、該装置が不良
品が砕木器の砥石の表面に対して押し付けられるように
パルプ砕木器へ不良品材料を供給するための不良品供給
装置を含みそして不良品材料を供給するための前記不良
品供給装置が不良品材料が実質上前記砕木器の通常の破
砕領域の直前に前記砥石に対して送給されるように配置
されることを特徴とする。
材料が該不良品材料がそれを繊維解離する砕木器の砥石
の表面に対して押し付けられかつ前記不良品材料が実質
上パルプ砕木器の通常の破砕領域の直前に前記砥石の運
動方向に供給される方法において別個の不良品供給装置
によつて木材を破砕するのに使用される砕木器に供給さ
れることを特徴とする。本発明の装置は、該装置が不良
品が砕木器の砥石の表面に対して押し付けられるように
パルプ砕木器へ不良品材料を供給するための不良品供給
装置を含みそして不良品材料を供給するための前記不良
品供給装置が不良品材料が実質上前記砕木器の通常の破
砕領域の直前に前記砥石に対して送給されるように配置
されることを特徴とする。
【０００８】即ち、本発明の目的は下記の発明によって
達成された。 １．繊維パルプのふるい分けに関連して選別された繊維
パルプより粗い不良品材料が再び繊維離解されかつ繊維
離解後形成された繊維材料が工程に戻される木材を破砕
することにより作られた繊維パルプのふるい分けで選別
された不良品材料の処理方法において、前記不良品材料
は該不良品材料がそれを繊維離解する砕木器の砥石の表
面に対して押し付けられかつ前記不良品材料が実質上パ
ルプ砕木器の通常の破砕領域の直前に前記砥石の運動方
向に供給される方法において別個の不良品供給装置によ
つて木材を破砕するのに使用される砕木器に供給される
ことを特徴とする不良品材料の処理方法。 ２．ふるい分けで選別されたすべての不良品材料が前記
砕木器に供給されることを特徴とする項１に記載の不良
品材料の処理方法。 ３．水が前記不良品材料が前記砕木器に供給される前に
前記不良品材料から放出されることを特徴とする項１ま
たは２に記載の不良品材料の処理方法。 ４．水が前記不良品の乾燥固体含量が少なくとも１０
％、好ましくは２５〜３０％であるように前記不良品材
料から放出されることを特徴とする請求項３に記載の不
良品材料の処理方法。 ５．前記不良品材料が大気圧より高い圧力下で供給され
ることを特徴とする前記のいずれか１項に記載の不良品
材料の処理方法。
達成された。 １．繊維パルプのふるい分けに関連して選別された繊維
パルプより粗い不良品材料が再び繊維離解されかつ繊維
離解後形成された繊維材料が工程に戻される木材を破砕
することにより作られた繊維パルプのふるい分けで選別
された不良品材料の処理方法において、前記不良品材料
は該不良品材料がそれを繊維離解する砕木器の砥石の表
面に対して押し付けられかつ前記不良品材料が実質上パ
ルプ砕木器の通常の破砕領域の直前に前記砥石の運動方
向に供給される方法において別個の不良品供給装置によ
つて木材を破砕するのに使用される砕木器に供給される
ことを特徴とする不良品材料の処理方法。 ２．ふるい分けで選別されたすべての不良品材料が前記
砕木器に供給されることを特徴とする項１に記載の不良
品材料の処理方法。 ３．水が前記不良品材料が前記砕木器に供給される前に
前記不良品材料から放出されることを特徴とする項１ま
たは２に記載の不良品材料の処理方法。 ４．水が前記不良品の乾燥固体含量が少なくとも１０
％、好ましくは２５〜３０％であるように前記不良品材
料から放出されることを特徴とする請求項３に記載の不
良品材料の処理方法。 ５．前記不良品材料が大気圧より高い圧力下で供給され
ることを特徴とする前記のいずれか１項に記載の不良品
材料の処理方法。
【０００９】６．パルプ砕木器において形成された繊維
パルプのふるい分けで繊維パルプから選別された不良品
材料の処理装置において、該装置が不良品が前記砕木器
の砥石の表面に対して押し付けられるようにパルプ砕木
器へ不良品材料を供給するための不良品供給装置を含み
そして不良品材料を供給するための前記不良品供給装置
が不良品材料が実質上前記砕木器の通常の破砕領域の直
前に前記砥石に対して送給されるように配置されること
を特徴とする不良品材料の処理装置。 ７．前記不良品供給装置が前記砕木器の表面に対して不
良品材料を押し付けるための押し付け要素を含むことを
特徴とする項６に記載の不良品材料の処理装置。 ８．前記不良品材料が前記砕木器へ供給される前に前記
不良品材料から水を放出するための手段を含むことを特
徴とする項６または７に記載の不良品材料の処理装置。 ９．前記砕木器が大気圧より高い圧力で作動する砕木器
であることを特徴とする項６ないし８のいずれか１項に
記載の不良品材料の処理装置。
パルプのふるい分けで繊維パルプから選別された不良品
材料の処理装置において、該装置が不良品が前記砕木器
の砥石の表面に対して押し付けられるようにパルプ砕木
器へ不良品材料を供給するための不良品供給装置を含み
そして不良品材料を供給するための前記不良品供給装置
が不良品材料が実質上前記砕木器の通常の破砕領域の直
前に前記砥石に対して送給されるように配置されること
を特徴とする不良品材料の処理装置。 ７．前記不良品供給装置が前記砕木器の表面に対して不
良品材料を押し付けるための押し付け要素を含むことを
特徴とする項６に記載の不良品材料の処理装置。 ８．前記不良品材料が前記砕木器へ供給される前に前記
不良品材料から水を放出するための手段を含むことを特
徴とする項６または７に記載の不良品材料の処理装置。 ９．前記砕木器が大気圧より高い圧力で作動する砕木器
であることを特徴とする項６ないし８のいずれか１項に
記載の不良品材料の処理装置。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の必須の概念は不良品が、
通常破砕されかつ砥石の側に押し付けられる木材ブロツ
クの直前に、ネジのごとき、適宜な送り要素によりパル
プ砕木器の砥石に対して供給され、その場合に不良品は
押し付けられかつさらに砥石と木材ブロツクとの間でそ
れらによつて形成される破砕領域において破砕されると
いうことである。この方法において不良品はこれを砕木
器において破砕することにより効果的に繊維解離される
一方別個の不良品破砕器は必要とされない。本発明の好
適な態様によれば、水は２５％以上（さらに好ましくは
２５〜３０％）の含量値が達成されるように不良品塊か
ら放出され、それにより不良品を機械的に供給し易い。
同時に、所望ならば、適宜な供給源からのチツプが、該
チツプがこれらが端部において砥石と破砕されるべき他
の木材材料との間にあるような方法において、不良品と
同様な方法において繊維に破砕されるため、不良品と混
合され得る。
通常破砕されかつ砥石の側に押し付けられる木材ブロツ
クの直前に、ネジのごとき、適宜な送り要素によりパル
プ砕木器の砥石に対して供給され、その場合に不良品は
押し付けられかつさらに砥石と木材ブロツクとの間でそ
れらによつて形成される破砕領域において破砕されると
いうことである。この方法において不良品はこれを砕木
器において破砕することにより効果的に繊維解離される
一方別個の不良品破砕器は必要とされない。本発明の好
適な態様によれば、水は２５％以上（さらに好ましくは
２５〜３０％）の含量値が達成されるように不良品塊か
ら放出され、それにより不良品を機械的に供給し易い。
同時に、所望ならば、適宜な供給源からのチツプが、該
チツプがこれらが端部において砥石と破砕されるべき他
の木材材料との間にあるような方法において、不良品と
同様な方法において繊維に破砕されるため、不良品と混
合され得る。
【００１１】本発明の利点は、精製器または破砕器のご
とき、別個の不良品繊維解離装置が必要とされないこと
である。本発明のさらに他の利点は、不良品を破砕器に
連続して戻すことにより、不良品が本質的に完全に繊維
解離されかつ繊維材料が工程から除去される必要がない
ため繊維パルプの製造において利用され得るということ
である。本発明の更なる利点は、プロセスコントロール
が従来よりも簡単になることである。
とき、別個の不良品繊維解離装置が必要とされないこと
である。本発明のさらに他の利点は、不良品を破砕器に
連続して戻すことにより、不良品が本質的に完全に繊維
解離されかつ繊維材料が工程から除去される必要がない
ため繊維パルプの製造において利用され得るということ
である。本発明の更なる利点は、プロセスコントロール
が従来よりも簡単になることである。
【００１２】以下に、本発明をその装置の概略図を用い
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【００１３】図１は、無圧または圧力砕木器の砕木器１
を示す。木材ブロツク２は砕木器に通常の方法において
供給シユート４を介して砕木器の砥石３の両側に供給さ
れそしてその後木材ブロツクは砥石が回転するとき砥石
の表面に対して油圧作動のピストン５によつて全体的に
押し付けられる。次いで木材ブロツクの破砕領域は木材
ブロツクおよび砥石が互いに接触している破砕領域を形
成しかつ砥石がそれらの横方向回転運動により木材ブロ
ツクを繊維解離する。砕木器の構造および作動は当業者
に一般に知られるようなものでありかつそれゆえそれら
はここではより詳細には説明されない。供給シユート４
において破砕領域６は砥石３に対して押し付けている木
材ブロツクにおいて、すなわち供給シユートの周部の方
向の幅において形成される。水はさらに公知の方法にお
いてノズル７により砕木器１に供給それ、ノズルにより
噴霧された水は破砕の間中形成される木材繊維に沿って
繊維パルプを形成する。該繊維パルプはパイプ８を介し
て砕木器１の下方部分から出発して公知のふるい分け装
置により種々の方法においてふるい分けされるふるい分
け９へ供給される。現在より一般に使用されるふるい
は、繊維パルプが別個のふるいシリンダ内部に供給され
る種々のふるいでありそして許容し得る繊維および幾ら
かの水がふるいシリンダ内の開口を通って放出されかつ
さらに処理部分１０へ、すなわち代表的には抄紙機等の
ヘツドボツクスへ運ばれかつそれから繊維ウエブとして
製造される。不良品材料１１はふるい分け９から放出さ
れ、不良品材料は破片およびふるい分けを通過するには
粗過ぎるかかる繊維材料からなる。同時に水は自然に不
良品材料に沿って又は不良品材料と共にそれから放出さ
れる。不良品材料１１は砕木器内で再び破砕されるよう
に前方に運ばれる。別個の不良品供給装置１２がこのた
めに砕木器に取り付けられ、その装置は砥石３に対して
不良品材料を供給するため砥石３の表面に延びる供給シ
ユート１３からなる。不良品材料を供給するために、装
置は供給シユート１３を介して砥石３に不良品材料を送
る別個の供給手段１４からなる。これらの供給手段１４
は好ましくは不良品材料がそれに供給されかつ設定速度
において砥石３を前方に動かすことができる送りネジ等
である。供給シユート１３が実際の破砕領域６の直前の
砥石の回転方向にあるとき、不良品材料はまず供給シユ
ート１３において破砕されかつその後外された繊維が木
材部分と砥石３との間の破砕領域６にあり、それにより
それらはそこでより破砕されかつ砥石３に沿って自由に
通過できないこの方法において不良品材料は再び破砕さ
れかつ次いで不良品材料に包含される繊維が簡単かつ容
易な方法で工程に戻される。
を示す。木材ブロツク２は砕木器に通常の方法において
供給シユート４を介して砕木器の砥石３の両側に供給さ
れそしてその後木材ブロツクは砥石が回転するとき砥石
の表面に対して油圧作動のピストン５によつて全体的に
押し付けられる。次いで木材ブロツクの破砕領域は木材
ブロツクおよび砥石が互いに接触している破砕領域を形
成しかつ砥石がそれらの横方向回転運動により木材ブロ
ツクを繊維解離する。砕木器の構造および作動は当業者
に一般に知られるようなものでありかつそれゆえそれら
はここではより詳細には説明されない。供給シユート４
において破砕領域６は砥石３に対して押し付けている木
材ブロツクにおいて、すなわち供給シユートの周部の方
向の幅において形成される。水はさらに公知の方法にお
いてノズル７により砕木器１に供給それ、ノズルにより
噴霧された水は破砕の間中形成される木材繊維に沿って
繊維パルプを形成する。該繊維パルプはパイプ８を介し
て砕木器１の下方部分から出発して公知のふるい分け装
置により種々の方法においてふるい分けされるふるい分
け９へ供給される。現在より一般に使用されるふるい
は、繊維パルプが別個のふるいシリンダ内部に供給され
る種々のふるいでありそして許容し得る繊維および幾ら
かの水がふるいシリンダ内の開口を通って放出されかつ
さらに処理部分１０へ、すなわち代表的には抄紙機等の
ヘツドボツクスへ運ばれかつそれから繊維ウエブとして
製造される。不良品材料１１はふるい分け９から放出さ
れ、不良品材料は破片およびふるい分けを通過するには
粗過ぎるかかる繊維材料からなる。同時に水は自然に不
良品材料に沿って又は不良品材料と共にそれから放出さ
れる。不良品材料１１は砕木器内で再び破砕されるよう
に前方に運ばれる。別個の不良品供給装置１２がこのた
めに砕木器に取り付けられ、その装置は砥石３に対して
不良品材料を供給するため砥石３の表面に延びる供給シ
ユート１３からなる。不良品材料を供給するために、装
置は供給シユート１３を介して砥石３に不良品材料を送
る別個の供給手段１４からなる。これらの供給手段１４
は好ましくは不良品材料がそれに供給されかつ設定速度
において砥石３を前方に動かすことができる送りネジ等
である。供給シユート１３が実際の破砕領域６の直前の
砥石の回転方向にあるとき、不良品材料はまず供給シユ
ート１３において破砕されかつその後外された繊維が木
材部分と砥石３との間の破砕領域６にあり、それにより
それらはそこでより破砕されかつ砥石３に沿って自由に
通過できないこの方法において不良品材料は再び破砕さ
れかつ次いで不良品材料に包含される繊維が簡単かつ容
易な方法で工程に戻される。
【００１４】不良品材料を砕木器へ供給するために、水
がその含量が破砕に適切であるように不良品材料から放
出される。これは、不良品材料がそれを通って供給装置
１２により供給される図１に実線で示される別個の濃縮
装置１５を使用することによりなされ得る。他方におい
て、濃縮装置は供給装置の一部分として包含されること
も可能で、その場合に水は濃縮装置から供給装置にかつ
該供給装置から供給シユート１３において放出され、不
良品材料は約２５％の乾燥固体含量を有する。実際に、
破砕のために不良品材料を供給するとき不良品材料の乾
燥固体含量は約１０ないし５０％、好ましくは約２５〜
３５％である。
がその含量が破砕に適切であるように不良品材料から放
出される。これは、不良品材料がそれを通って供給装置
１２により供給される図１に実線で示される別個の濃縮
装置１５を使用することによりなされ得る。他方におい
て、濃縮装置は供給装置の一部分として包含されること
も可能で、その場合に水は濃縮装置から供給装置にかつ
該供給装置から供給シユート１３において放出され、不
良品材料は約２５％の乾燥固体含量を有する。実際に、
破砕のために不良品材料を供給するとき不良品材料の乾
燥固体含量は約１０ないし５０％、好ましくは約２５〜
３５％である。
【００１５】本発明の明細書及び図面の記載はあくまで
例示であり、本発明は上述の記載に限定されるものでは
ない。不良品材料の供給は該不良品材料が木材ブロツク
がそれらを破砕するための砥石の表面に押し付けられる
幾らかの通常の破砕領域の直前に供給される限り１また
はそれ以上の別個の不良品供給装置によつて行われるこ
とができる。不良品材料の送り機構が種々の種類からな
りそして例えば送りネジ等による連続方法としてなされ
るかまたは不良品材料を押し付けるための別個のピスト
ンを使用しかつ該ピストンと砥石との間の適切な量にお
いて新たな不良品材料を供給することにより連続してな
される。上記において、油圧作動の砕木器を用いて説明
しているが、本発明はそれに関連してのみ使用されるよ
うに決して制限されるものではない。送り機構または通
常の破砕の装置は、チエーン送りまたは公知のどのよう
な送り装置であつても良い。不良品供給装置が不良品材
料が破砕されるべき木材ブロツクと破砕用砥石との間に
あるために通常の破砕領域の直前の砕木器の回転方向に
不良品材料を供給するのが必須である。
例示であり、本発明は上述の記載に限定されるものでは
ない。不良品材料の供給は該不良品材料が木材ブロツク
がそれらを破砕するための砥石の表面に押し付けられる
幾らかの通常の破砕領域の直前に供給される限り１また
はそれ以上の別個の不良品供給装置によつて行われるこ
とができる。不良品材料の送り機構が種々の種類からな
りそして例えば送りネジ等による連続方法としてなされ
るかまたは不良品材料を押し付けるための別個のピスト
ンを使用しかつ該ピストンと砥石との間の適切な量にお
いて新たな不良品材料を供給することにより連続してな
される。上記において、油圧作動の砕木器を用いて説明
しているが、本発明はそれに関連してのみ使用されるよ
うに決して制限されるものではない。送り機構または通
常の破砕の装置は、チエーン送りまたは公知のどのよう
な送り装置であつても良い。不良品供給装置が不良品材
料が破砕されるべき木材ブロツクと破砕用砥石との間に
あるために通常の破砕領域の直前の砕木器の回転方向に
不良品材料を供給するのが必須である。
【００１６】
【発明の効果】上述のごとく、本発明は、繊維パルプの
ふるい分けに関連して選別された繊維パルプより粗い不
良品材料が再び繊維解離されかつ繊維解離後形成された
繊維材料が工程に戻される木材を砕くことにより作られ
た繊維パルプのふるい分けで選別された不良品材料の処
理方法において、前記不良品材料は該不良品材料がそれ
を繊維解離する砕木器の砥石の表面に対して押し付けら
れかつ前記不良品材料が実質上パルプ砕木器の通常の破
砕領域の直前に前記砥石の運動方向に供給される方法に
おいて別個の不良品供給装置によつて木材を破砕するの
に使用される砕木器に供給される構成とし、また、パル
プ砕木器において形成された繊維パルプのふるい分けで
繊維パルプから選別された不良品材料の処理装置におい
て、該装置が不良品が前記砕木器の砥石の表面に対して
押し付けられるようにパルプ砕木器へ不良品材料を供給
するための不良品供給装置を含みそして不良品材料を供
給するための前記不良品供給装置が不良品材料が実質上
前記砕木器の通常の破砕領域の直前に前記砥石に対して
送給されるように配置される構成としたので、不良品が
効率的にかつ良好な品質で工程で使用可能な繊維パルプ
に繊維化される不良品材料の処理方法および装置を提供
することができる。
ふるい分けに関連して選別された繊維パルプより粗い不
良品材料が再び繊維解離されかつ繊維解離後形成された
繊維材料が工程に戻される木材を砕くことにより作られ
た繊維パルプのふるい分けで選別された不良品材料の処
理方法において、前記不良品材料は該不良品材料がそれ
を繊維解離する砕木器の砥石の表面に対して押し付けら
れかつ前記不良品材料が実質上パルプ砕木器の通常の破
砕領域の直前に前記砥石の運動方向に供給される方法に
おいて別個の不良品供給装置によつて木材を破砕するの
に使用される砕木器に供給される構成とし、また、パル
プ砕木器において形成された繊維パルプのふるい分けで
繊維パルプから選別された不良品材料の処理装置におい
て、該装置が不良品が前記砕木器の砥石の表面に対して
押し付けられるようにパルプ砕木器へ不良品材料を供給
するための不良品供給装置を含みそして不良品材料を供
給するための前記不良品供給装置が不良品材料が実質上
前記砕木器の通常の破砕領域の直前に前記砥石に対して
送給されるように配置される構成としたので、不良品が
効率的にかつ良好な品質で工程で使用可能な繊維パルプ
に繊維化される不良品材料の処理方法および装置を提供
することができる。
【図１】本発明の方法を実施するのに適する装置を示す
概略図である。
概略図である。
１ 砕木器 ２ 木材ブロツク ３ 砥石 ４ 供給シユート ５ 油圧作動ピストン ６ 破砕領域 ７ ノズル ８ パイプ ９ ふるい分け １０ 処理部分 １１ 不良品材料 １２ 不良品供給装置 １３ 供給シート １４ 供給手段 １５ 濃縮装置
Claims (9)
- 【請求項１】 繊維パルプのふるい分けに関連して選別
された繊維パルプより粗い不良品材料が再び繊維離解さ
れかつ繊維離解後形成された繊維材料が工程に戻される
木材を破砕することにより作られた繊維パルプのふるい
分けで選別された不良品材料の処理方法において、前記
不良品材料は該不良品材料がそれを繊維離解する砕木器
の砥石の表面に対して押し付けられかつ前記不良品材料
が実質上パルプ砕木器の通常の破砕領域の直前に前記砥
石の運動方向に供給される方法において別個の不良品供
給装置によつて木材を破砕するのに使用される砕木器に
供給されることを特徴とする不良品材料の処理方法。 - 【請求項２】 ふるい分けで選別されたすべての不良品
材料が前記砕木器に供給されることを特徴とする請求項
１に記載の不良品材料の処理方法。 - 【請求項３】 水が前記不良品材料が前記砕木器に供給
される前に前記不良品材料から放出されることを特徴と
する請求項１または２に記載の不良品材料の処理方法。 - 【請求項４】 水が前記不良品の乾燥固体含量が少なく
とも１０％であるように前記不良品材料から放出される
ことを特徴とする請求項３に記載の不良品材料の処理方
法。 - 【請求項５】 前記不良品材料が大気圧より高い圧力下
で供給されることを特徴とする前記請求項のいずれか１
項に記載の不良品材料の処理方法。 - 【請求項６】 パルプ砕木器において形成された繊維パ
ルプのふるい分けで繊維パルプから選別された不良品材
料の処理装置において、該装置が不良品が前記砕木器の
砥石の表面に対して押し付けられるようにパルプ砕木器
へ不良品材料を供給するための不良品供給装置を含みそ
して不良品材料を供給するための前記不良品供給装置が
不良品材料が実質上前記砕木器の通常の破砕領域の直前
に前記砥石に対して送給されるように配置されることを
特徴とする不良品材料の処理装置。 - 【請求項７】 前記不良品供給装置が前記砕木器の表面
に対して不良品材料を押し付けるための押し付け要素を
含むことを特徴とする請求項６に記載の不良品材料の処
理装置。 - 【請求項８】 前記不良品材料が前記砕木器へ供給され
る前に前記不良品材料から水を放出するための手段を含
むことを特徴とする請求項６または７に記載の不良品材
料の処理装置。 - 【請求項９】 前記砕木器が大気圧より高い圧力で作動
する砕木器であることを特徴とする請求項６ないし８の
いずれか１項に記載の不良品材料の処理装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FI962517 | 1996-06-17 | ||
| FI962517A FI100666B (fi) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | Menetelmä ja sovitelma rejektimateriaalin käsittelemiseksi |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1053985A true JPH1053985A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=8546231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9159887A Pending JPH1053985A (ja) | 1996-06-17 | 1997-06-17 | 不良品材料の処理方法および装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5964421A (ja) |
| EP (1) | EP0814192A1 (ja) |
| JP (1) | JPH1053985A (ja) |
| CA (1) | CA2207979A1 (ja) |
| FI (1) | FI100666B (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE523560C (de) * | 1931-04-25 | Emil Gminder Dr | Verfahren und Vorrichtung zum Schleifen von Holz, holzartigen Truemmern, Faserstengeln u. dgl. | |
| CH118237A (de) * | 1926-02-28 | 1927-04-01 | Escher Wyss Maschf Ag | Einrichtung zum Verschleifen von Grobstoff, Splittern, Spänen und ähnlichen vorzerkleinerten Holzteilen. |
| SE359332B (ja) * | 1971-12-20 | 1973-08-27 | Reinhall Rolf | |
| SE420225B (sv) * | 1979-10-10 | 1981-09-21 | Sunds Defibrator | Forfarande och anordning for framstellning av mekanisk massa |
| FI82719C (fi) * | 1988-06-20 | 1991-04-10 | Kone Oy | Foerfarande och anordning foer sortering av flis. |
-
1996
- 1996-06-17 FI FI962517A patent/FI100666B/fi active IP Right Grant
-
1997
- 1997-06-12 EP EP97660067A patent/EP0814192A1/en not_active Withdrawn
- 1997-06-12 US US08/873,623 patent/US5964421A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-06-16 CA CA002207979A patent/CA2207979A1/en not_active Abandoned
- 1997-06-17 JP JP9159887A patent/JPH1053985A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FI962517A0 (fi) | 1996-06-17 |
| US5964421A (en) | 1999-10-12 |
| EP0814192A1 (en) | 1997-12-29 |
| CA2207979A1 (en) | 1997-12-17 |
| FI100666B (fi) | 1998-01-30 |
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