JPH1052494A - 人工呼吸器 - Google Patents
人工呼吸器Info
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- JPH1052494A JPH1052494A JP9144378A JP14437897A JPH1052494A JP H1052494 A JPH1052494 A JP H1052494A JP 9144378 A JP9144378 A JP 9144378A JP 14437897 A JP14437897 A JP 14437897A JP H1052494 A JPH1052494 A JP H1052494A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/021—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes operated by electrical means
- A61M16/022—Control means therefor
- A61M16/024—Control means therefor including calculation means, e.g. using a processor
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/0003—Accessories therefor, e.g. sensors, vibrators, negative pressure
- A61M2016/003—Accessories therefor, e.g. sensors, vibrators, negative pressure with a flowmeter
- A61M2016/0033—Accessories therefor, e.g. sensors, vibrators, negative pressure with a flowmeter electrical
- A61M2016/0039—Accessories therefor, e.g. sensors, vibrators, negative pressure with a flowmeter electrical in the inspiratory circuit
-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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- A61M2016/0042—Accessories therefor, e.g. sensors, vibrators, negative pressure with a flowmeter electrical in the expiratory circuit
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 患者の自発呼吸に対してより自然な環境を提
供することができ、特に自然に呼吸しようとする患者の
自発的な試みを向上させることに寄与する人工呼吸器を
提供する。 【解決手段】 患者4による自発吸入を検知するための
手段10,12,20,22が、制御された吸気相36
Bの間に自発吸入40A,40bを検知すると、制御ユ
ニット26が、自発吸入40A,40Bの後直ちに吸気
区分8を制御して、吸気相36Bにおいて特定の期間だ
け呼吸ガスの供給を中断し、呼気区分18を制御して、
特定の期間44の間呼吸システムから呼吸ガスを搬送
し、これにより、患者4が、吸気相36Bにおいて特定
の期間44の間自発的に吐き出すことができるようにな
っている。
供することができ、特に自然に呼吸しようとする患者の
自発的な試みを向上させることに寄与する人工呼吸器を
提供する。 【解決手段】 患者4による自発吸入を検知するための
手段10,12,20,22が、制御された吸気相36
Bの間に自発吸入40A,40bを検知すると、制御ユ
ニット26が、自発吸入40A,40Bの後直ちに吸気
区分8を制御して、吸気相36Bにおいて特定の期間だ
け呼吸ガスの供給を中断し、呼気区分18を制御して、
特定の期間44の間呼吸システムから呼吸ガスを搬送
し、これにより、患者4が、吸気相36Bにおいて特定
の期間44の間自発的に吐き出すことができるようにな
っている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工呼吸器であっ
て、吸気相の間に呼吸ガスを患者の呼吸システムに供給
するための吸気区分と、呼気相の間に呼吸システムから
呼吸ガスを搬送するための呼気区分と、吸気区分と呼気
区分とを制御するための制御ユニットと、この制御ユニ
ットに接続された、管はによる自発吸入を検知するため
の手段とが設けられている形式のものに関する。
て、吸気相の間に呼吸ガスを患者の呼吸システムに供給
するための吸気区分と、呼気相の間に呼吸システムから
呼吸ガスを搬送するための呼気区分と、吸気区分と呼気
区分とを制御するための制御ユニットと、この制御ユニ
ットに接続された、管はによる自発吸入を検知するため
の手段とが設けられている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような人工呼吸器は、Siemens-Elem
a AB社、AG05933.5の操作マニュアル(199
3年5月)に記載されたServo Ventilator300として
公知である。Servo Ventilator300は、圧力調節、容
量調節、容量補助、圧力調整容量調節等の複数の異なる
換気モードにおいて操作されるように設定することがで
きる。全ての換気モードにおいて選択可能な1つの特徴
は、トリガー機能、つまり、患者が吸気相をトリガーす
ることである。人工呼吸器は、自発的に呼吸しようとす
る患者の試みを検知し、このような検知に基づいて、調
節されたまたは補助された吸気を(設定された換気モー
ドに応じて)提供する。患者が、調節換気モードにおい
てトリガーする場合には、患者には、調節モードのため
に設定されたパラメータに基づき、調節呼吸が提供さ
れ、モードが補助換気モードである場合には、患者は、
呼吸サイクルの所定の調節を自分で行うことができる。
いくつかの調節および補助モードは、患者が呼吸ガスの
十分な一回換気量または分時換気量を受け取るように調
節するための特徴を有している。
a AB社、AG05933.5の操作マニュアル(199
3年5月)に記載されたServo Ventilator300として
公知である。Servo Ventilator300は、圧力調節、容
量調節、容量補助、圧力調整容量調節等の複数の異なる
換気モードにおいて操作されるように設定することがで
きる。全ての換気モードにおいて選択可能な1つの特徴
は、トリガー機能、つまり、患者が吸気相をトリガーす
ることである。人工呼吸器は、自発的に呼吸しようとす
る患者の試みを検知し、このような検知に基づいて、調
節されたまたは補助された吸気を(設定された換気モー
ドに応じて)提供する。患者が、調節換気モードにおい
てトリガーする場合には、患者には、調節モードのため
に設定されたパラメータに基づき、調節呼吸が提供さ
れ、モードが補助換気モードである場合には、患者は、
呼吸サイクルの所定の調節を自分で行うことができる。
いくつかの調節および補助モードは、患者が呼吸ガスの
十分な一回換気量または分時換気量を受け取るように調
節するための特徴を有している。
【0003】患者は、調節された吸気相の間に自発吸入
しようとすることもある。圧力レベルが調節モードに調
整されていれば、圧力レベルは人工呼吸器によって維持
され、吸気相は同じ圧力レベルで行われる。患者に供給
される一回換気量が調節される場合には、人工呼吸器
は、患者が呼吸を完了することができるかどうか、すな
わち患者が自発吸入によって、設定された一回換気量に
達することができるかどうかを決定する。患者が、呼吸
を完了することができない場合には、吸気相全体を通し
て容量調節が延長される。患者が呼吸を完了することが
できる場合には、吸気相が終了させられ、通常の呼気段
階が開始される。
しようとすることもある。圧力レベルが調節モードに調
整されていれば、圧力レベルは人工呼吸器によって維持
され、吸気相は同じ圧力レベルで行われる。患者に供給
される一回換気量が調節される場合には、人工呼吸器
は、患者が呼吸を完了することができるかどうか、すな
わち患者が自発吸入によって、設定された一回換気量に
達することができるかどうかを決定する。患者が、呼吸
を完了することができない場合には、吸気相全体を通し
て容量調節が延長される。患者が呼吸を完了することが
できる場合には、吸気相が終了させられ、通常の呼気段
階が開始される。
【0004】患者のために快適性を増大しかつ人工呼吸
器からの離脱を早めるするために、呼吸ガスの供給は、
患者に対して十分な呼吸ガスの供給を保証し、同時に患
者のためにできるだけ通常の呼吸パターンが実現するよ
うに行われねばならない。これにより、患者は自発呼吸
を増加するように刺激され、十分な呼吸を維持するため
の人工呼吸器への依存が低減される。
器からの離脱を早めるするために、呼吸ガスの供給は、
患者に対して十分な呼吸ガスの供給を保証し、同時に患
者のためにできるだけ通常の呼吸パターンが実現するよ
うに行われねばならない。これにより、患者は自発呼吸
を増加するように刺激され、十分な呼吸を維持するため
の人工呼吸器への依存が低減される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、患者
の自発呼吸に対してより自然な環境を提供することがで
き、特に自然に呼吸しようとする患者の自発的な試みを
増大させることに寄与する人工呼吸器を提供することで
ある。同時にいかなる不快感も低減されることが望まし
い。
の自発呼吸に対してより自然な環境を提供することがで
き、特に自然に呼吸しようとする患者の自発的な試みを
増大させることに寄与する人工呼吸器を提供することで
ある。同時にいかなる不快感も低減されることが望まし
い。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、患者による自発吸入を検知するた
めの手段が、制御された吸気相の間に自発吸入を検知す
ると、制御ユニットが、自発吸入の後直ちに吸気区分を
制御して、吸気相において特定の期間だけ呼吸ガスの供
給を中断し、呼気区分を制御して、特定の期間の間呼吸
システムから呼吸ガスを搬送し、これにより、患者が、
吸気相において特定の期間の間自発的に吐き出すことが
できるようにした。
に本発明の構成では、患者による自発吸入を検知するた
めの手段が、制御された吸気相の間に自発吸入を検知す
ると、制御ユニットが、自発吸入の後直ちに吸気区分を
制御して、吸気相において特定の期間だけ呼吸ガスの供
給を中断し、呼気区分を制御して、特定の期間の間呼吸
システムから呼吸ガスを搬送し、これにより、患者が、
吸気相において特定の期間の間自発的に吐き出すことが
できるようにした。
【0007】
【発明の効果】調節された吸気相がプログラムまたは中
断に基づいて完全に終了するまで調節された吸気相を継
続する代わりに、患者は、吸気相の間に、自発吸入後に
自発的に吐出することが許容される。これは、自発呼吸
に対する患者の試みを刺激かつ増大し、患者のために快
適性を増大する。
断に基づいて完全に終了するまで調節された吸気相を継
続する代わりに、患者は、吸気相の間に、自発吸入後に
自発的に吐出することが許容される。これは、自発呼吸
に対する患者の試みを刺激かつ増大し、患者のために快
適性を増大する。
【0008】自発吸入を検知するための手段は、吸気試
みのための典型的な流量および/または圧力の変化を公
知の形式で検知するための、1つ以上の流量計および/
または1つ以上のガスゲージから成っている。
みのための典型的な流量および/または圧力の変化を公
知の形式で検知するための、1つ以上の流量計および/
または1つ以上のガスゲージから成っている。
【0009】本発明による改良された人工呼吸器では、
呼吸ガスの流量を測定するための手段が、患者に供給さ
れる流量と、患者から搬送される流量とを測定し、制御
ユニットが、自発吸入された一回換気量と、吐出される
一回換気量とを計算するための手段を有しており、吐出
された一回換気量が自発的な一回換気量とほぼ等しくな
るように特定期間の継続時間を調節する。
呼吸ガスの流量を測定するための手段が、患者に供給さ
れる流量と、患者から搬送される流量とを測定し、制御
ユニットが、自発吸入された一回換気量と、吐出される
一回換気量とを計算するための手段を有しており、吐出
された一回換気量が自発的な一回換気量とほぼ等しくな
るように特定期間の継続時間を調節する。
【0010】言い換えれば、患者は、患者が自発的に吸
入したガス容量と基本的に等しいガス容量を吐き出すこ
とができる。(制御された吸気相部分の間に供給され
た)供給された呼吸ガスの残分は、通常の呼気相の間に
呼吸システムから搬送される。
入したガス容量と基本的に等しいガス容量を吐き出すこ
とができる。(制御された吸気相部分の間に供給され
た)供給された呼吸ガスの残分は、通常の呼気相の間に
呼吸システムから搬送される。
【0011】特定の周期時間を、最大継続時間、たとえ
ば100msの最大継続時間に制限すると有利である。
ば100msの最大継続時間に制限すると有利である。
【0012】人工呼吸器の別の改良点および構成は従属
請求項に開示されている。
請求項に開示されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
につき詳しく説明する。
につき詳しく説明する。
【0014】図1は、患者4に呼吸ガスを供給しかつ患
者4から呼吸ガスを排出するために患者4に接続された
人工呼吸器2が示されている。人工呼吸器2は、第1の
ガス接続部6A、第2のガス接続部6Bおよび第3のガ
ス接続部6Cを介して外部ガス源に接続することができ
る。ガス接続部6A〜6Cを介して異なるガスを人工呼
吸器2に供給することができる。空気、酸素、笑気およ
びその他のガスを供給することができる。人工呼吸器に
供給されるガスは、吸気区分8に導入され、この吸気区
分8は、弁のような制御エレメントと、気流圧力と呼吸
ガスの混合とを制御するための混合室とを有している。
これらのコンポーネントおよびその操作は公知である。
たとえば、前記Servo Ventilator300はこのようなコ
ンポーネントを有している。吸気区分8はさらに、吸気
区分8によって生ぜしめられた流量を測定するための流
量計10と、吸気区分8によって生ぜしめられた圧力を
測定するための圧力ゲージ12とを有している。吸気の
間、調節または補助された、呼吸ガスは吸気管14を介
して患者4に導かれる。流量計10は、全流れのための
1つのセンサ、または供給される各ガスに対して1つ
の、複数の流量センサを有していることができる。後者
の場合には、流量センサの合計が、流量計によって測定
された全流量を表している。
者4から呼吸ガスを排出するために患者4に接続された
人工呼吸器2が示されている。人工呼吸器2は、第1の
ガス接続部6A、第2のガス接続部6Bおよび第3のガ
ス接続部6Cを介して外部ガス源に接続することができ
る。ガス接続部6A〜6Cを介して異なるガスを人工呼
吸器2に供給することができる。空気、酸素、笑気およ
びその他のガスを供給することができる。人工呼吸器に
供給されるガスは、吸気区分8に導入され、この吸気区
分8は、弁のような制御エレメントと、気流圧力と呼吸
ガスの混合とを制御するための混合室とを有している。
これらのコンポーネントおよびその操作は公知である。
たとえば、前記Servo Ventilator300はこのようなコ
ンポーネントを有している。吸気区分8はさらに、吸気
区分8によって生ぜしめられた流量を測定するための流
量計10と、吸気区分8によって生ぜしめられた圧力を
測定するための圧力ゲージ12とを有している。吸気の
間、調節または補助された、呼吸ガスは吸気管14を介
して患者4に導かれる。流量計10は、全流れのための
1つのセンサ、または供給される各ガスに対して1つ
の、複数の流量センサを有していることができる。後者
の場合には、流量センサの合計が、流量計によって測定
された全流量を表している。
【0015】呼気の間、呼吸ガスは呼気管16を介して
患者4から人工呼吸器2内の呼気区分18に導かれる。
呼気区分18は、呼気流量を調節し、呼気管16内の圧
力を調節するための弁を有している。呼気区分18は、
呼気管16内の流量および圧力を測定するための流量計
20と呼気圧ゲージ22とを有している。吐き出された
ガスは次いで呼気出口24を介して大気中または公知の
形式の排気システム(図示せず)に案内される。人工呼
吸器2の機能操作は、制御ユニット26によって行わ
れ、この制御ユニット26は、吸気区分8および呼気区
分18を制御するための1つ以上のマイクロプロセッサ
を有していることができる。圧力および/または流量
は、患者4の近くに接続された患者パラメータ計28に
おいて測定することもできる。流量および/または圧力
の測定信号は、信号経路30を介して制御ユニット26
に伝送することができる。人工呼吸器2は、スウェーデ
ン、ソルナ所在のSiemens-Elema AB社の改良されたServ
o Ventilator300であることができる。
患者4から人工呼吸器2内の呼気区分18に導かれる。
呼気区分18は、呼気流量を調節し、呼気管16内の圧
力を調節するための弁を有している。呼気区分18は、
呼気管16内の流量および圧力を測定するための流量計
20と呼気圧ゲージ22とを有している。吐き出された
ガスは次いで呼気出口24を介して大気中または公知の
形式の排気システム(図示せず)に案内される。人工呼
吸器2の機能操作は、制御ユニット26によって行わ
れ、この制御ユニット26は、吸気区分8および呼気区
分18を制御するための1つ以上のマイクロプロセッサ
を有していることができる。圧力および/または流量
は、患者4の近くに接続された患者パラメータ計28に
おいて測定することもできる。流量および/または圧力
の測定信号は、信号経路30を介して制御ユニット26
に伝送することができる。人工呼吸器2は、スウェーデ
ン、ソルナ所在のSiemens-Elema AB社の改良されたServ
o Ventilator300であることができる。
【0016】図2に示した線図には、上側に圧力曲線3
2が、下側の流量曲線34が示されている。この線図
は、第1の圧力調節された吸気相36Aから開始する3
つの呼吸サイクル36A〜36C、38A〜38Cを示
している。この第1の吸気相36Aの間、患者は自発的
に呼吸を行おうとせず、この後に続く呼気相38Aの間
に、制御された吸気圧力レベルは(公知の圧力調節モー
ドに類似の)PEEPレベルにまで減じられる。
2が、下側の流量曲線34が示されている。この線図
は、第1の圧力調節された吸気相36Aから開始する3
つの呼吸サイクル36A〜36C、38A〜38Cを示
している。この第1の吸気相36Aの間、患者は自発的
に呼吸を行おうとせず、この後に続く呼気相38Aの間
に、制御された吸気圧力レベルは(公知の圧力調節モー
ドに類似の)PEEPレベルにまで減じられる。
【0017】次いで、第2の吸気相36Bが開始し、再
び圧力が制御された状態で供給される。しかしながら、
この第2の吸気相36Bの間に、圧力曲線における40
Aと流量曲線における40Bとで示された時点で、患者
が突然自発的に吸入する。圧力は調整されて、制御され
た圧力レベルに維持される。患者が自発吸入の終末に達
すると、流量曲線における符号42で示したように、人
工呼吸器は、特定の期間44の間、自発的に吐き出すこ
とができるように吸気区分と呼気区分とを制御する。特
定の期間44の間、圧力が減じられ(有利にはPEEP
レベルにまで)、呼吸ガスの流れが人工呼吸器の排気管
を通って患者から搬送される。
び圧力が制御された状態で供給される。しかしながら、
この第2の吸気相36Bの間に、圧力曲線における40
Aと流量曲線における40Bとで示された時点で、患者
が突然自発的に吸入する。圧力は調整されて、制御され
た圧力レベルに維持される。患者が自発吸入の終末に達
すると、流量曲線における符号42で示したように、人
工呼吸器は、特定の期間44の間、自発的に吐き出すこ
とができるように吸気区分と呼気区分とを制御する。特
定の期間44の間、圧力が減じられ(有利にはPEEP
レベルにまで)、呼吸ガスの流れが人工呼吸器の排気管
を通って患者から搬送される。
【0018】自発吸入の完了は、幾つかの方法で決定す
ることができる。自発吸入の間の最大流量値の特定の割
合として決定されてもよい。圧力曲線32における圧力
の増加として決定されてもよい(提供する圧力は、圧力
を制御レベルに戻すように制御するために吸気区分を直
ちに制御せずに、所定の範囲内で変化することが許容さ
れている)。
ることができる。自発吸入の間の最大流量値の特定の割
合として決定されてもよい。圧力曲線32における圧力
の増加として決定されてもよい(提供する圧力は、圧力
を制御レベルに戻すように制御するために吸気区分を直
ちに制御せずに、所定の範囲内で変化することが許容さ
れている)。
【0019】特定の期間44の継続時間も幾つかの方法
で決定することができる。継続時間は、まず自発吸入時
に患者に供給される一回換気量46を計算することによ
って決定され、次いで呼気量を計算し、同じ量のガスが
期間44の間に吐き出されるようにする。特定の期間4
4は、特定の予め選択された期間、たとえば32〜10
0msであってもよい。さらに、100msの最大継続
時間から、吸気時間と呼気時間との間の関係を引いた時
間に関連して決定される。
で決定することができる。継続時間は、まず自発吸入時
に患者に供給される一回換気量46を計算することによ
って決定され、次いで呼気量を計算し、同じ量のガスが
期間44の間に吐き出されるようにする。特定の期間4
4は、特定の予め選択された期間、たとえば32〜10
0msであってもよい。さらに、100msの最大継続
時間から、吸気時間と呼気時間との間の関係を引いた時
間に関連して決定される。
【0020】この場合、呼気相の間に供給された一回換
気量全体(領域46+領域48)は、測定されて、設定
された一回換気量と比較される。この場合、供給された
一回換気量が、設定された一回換気量よりも少ないの
で、吸気相36Bは特定の期間44の後に開始し、吸気
相36Bは予め選択された圧力レベルで継続する。この
後、呼気相38Bが通常通り開始する。
気量全体(領域46+領域48)は、測定されて、設定
された一回換気量と比較される。この場合、供給された
一回換気量が、設定された一回換気量よりも少ないの
で、吸気相36Bは特定の期間44の後に開始し、吸気
相36Bは予め選択された圧力レベルで継続する。この
後、呼気相38Bが通常通り開始する。
【0021】次いで第3の吸気相が開始され、この間に
患者が再び自発的に吸入する。この場合、患者の呼吸を
さらに向上させるために、制御された圧力レベルに補助
圧力レベル50が付加される。補助レベルは、このよう
な事態のために特にプログラムされた補助レベルである
ことができる。補助レベルは、PEEPレベルに等しい
こともできる。この付加的な補助圧力レベル50と、吸
気相36Bにおいて行われたようなような制御レベルの
維持とが、同じ換気モードの特徴であることができる。
どのような圧力を供給するかの決定は、患者の換気履歴
(以前の自発呼吸の試み)、選択された圧力レベルまた
はその他の必要条件の組み合わせに基づいて決定され
る。
患者が再び自発的に吸入する。この場合、患者の呼吸を
さらに向上させるために、制御された圧力レベルに補助
圧力レベル50が付加される。補助レベルは、このよう
な事態のために特にプログラムされた補助レベルである
ことができる。補助レベルは、PEEPレベルに等しい
こともできる。この付加的な補助圧力レベル50と、吸
気相36Bにおいて行われたようなような制御レベルの
維持とが、同じ換気モードの特徴であることができる。
どのような圧力を供給するかの決定は、患者の換気履歴
(以前の自発呼吸の試み)、選択された圧力レベルまた
はその他の必要条件の組み合わせに基づいて決定され
る。
【0022】この場合患者は一回換気量52を自発的に
吸入するが、この一回換気量52は、設定された一回換
気量から、吸気相26Cの制御された部分の間に供給さ
れた一回換気量54を引いた量を超えてしまう。この場
合、(人工呼吸器に設けられた)制御ユニットは吸気相
36Cを再設定し、同じ時間量(すなわち再設定された
吸気相36Cの残留時間)だけ後続の呼気相38Cを延
長させる。このように吸気相36Cを再設定するための
所要のレベルは、設定された一回換気量の1.5〜2倍
の一回換気量に設定することができる。この限度が達せ
られたならば、患者に実際に供給される一回換気量を減
じるために、制御された圧力レベルを後続の呼吸サイク
ルにおいて減じると有利である。
吸入するが、この一回換気量52は、設定された一回換
気量から、吸気相26Cの制御された部分の間に供給さ
れた一回換気量54を引いた量を超えてしまう。この場
合、(人工呼吸器に設けられた)制御ユニットは吸気相
36Cを再設定し、同じ時間量(すなわち再設定された
吸気相36Cの残留時間)だけ後続の呼気相38Cを延
長させる。このように吸気相36Cを再設定するための
所要のレベルは、設定された一回換気量の1.5〜2倍
の一回換気量に設定することができる。この限度が達せ
られたならば、患者に実際に供給される一回換気量を減
じるために、制御された圧力レベルを後続の呼吸サイク
ルにおいて減じると有利である。
【0023】吸気相の間に患者に呼気を行わせるという
この特定の特徴は、どの換気モードにおいても使用する
ことができ、この場合、制御された呼吸が患者に供給さ
れる。
この特定の特徴は、どの換気モードにおいても使用する
ことができ、この場合、制御された呼吸が患者に供給さ
れる。
【0024】固有の特徴を実施するための制御パラメー
タとして、一回換気量の代わりに分時量を利用すること
ができる。特定回数の呼吸サイクルまたは規定された時
間に亘って分時換気量が変化するような別の限度が使用
される。しかし、基本的な原理は同じである。
タとして、一回換気量の代わりに分時量を利用すること
ができる。特定回数の呼吸サイクルまたは規定された時
間に亘って分時換気量が変化するような別の限度が使用
される。しかし、基本的な原理は同じである。
【図1】本発明による人工呼吸器を示す図である。
【図2】人工呼吸器の特定の特徴の運転を呼吸線図で示
す図である。
す図である。
2 人工呼吸器、 4 患者、 6A,6B,6C ガ
ス接続部、 8 吸気区分、 10 流量計、 12
圧力ゲージ、 14 吸気管、 16 呼気管、 18
呼気区分、 20 流量計、 22 呼気圧ゲージ、
24 呼気出口、 26 制御ユニット、 28 患
者パラメータ計、 30 信号経路、32 圧力曲線、
34 流量曲線、 36A,36B,36C 吸気
相、 38A,38B,38C 呼気相、 40A,4
0B 時点、 42 符号、 44 期間、 46 一
回換気量、 48 領域、 50 補助圧力レベル、
52 一回換気量、 54 一回換気量
ス接続部、 8 吸気区分、 10 流量計、 12
圧力ゲージ、 14 吸気管、 16 呼気管、 18
呼気区分、 20 流量計、 22 呼気圧ゲージ、
24 呼気出口、 26 制御ユニット、 28 患
者パラメータ計、 30 信号経路、32 圧力曲線、
34 流量曲線、 36A,36B,36C 吸気
相、 38A,38B,38C 呼気相、 40A,4
0B 時点、 42 符号、 44 期間、 46 一
回換気量、 48 領域、 50 補助圧力レベル、
52 一回換気量、 54 一回換気量
Claims (10)
- 【請求項1】 人工呼吸器(2)であって、吸気相(3
6A〜36C)の間に呼吸ガスを患者の呼吸システムに
供給するための吸気区分(8)と、呼気相(38A〜3
8C)の間に前記呼吸システムから呼吸ガスを搬送する
ための呼気区分(18)と、吸気区分(8)と呼気区分
(18)とを制御するための制御ユニット(26)と、
該制御ユニット(26)に接続された、患者(4)によ
る自発吸入を検知するための手段(10,12,20,
22,28)とが設けられている形式のものにおいて、 患者(4)による自発吸入を検知するための手段(1
0,12,20,22,28)が、制御された吸気相
(36B)の間に自発吸入(40A,40B)を検知す
ると、制御ユニット(26)が、自発吸入(40A,4
0B)後に直ちに吸気区分(8)を制御して、吸気相
(36B)において特定の期間(44)だけ呼吸ガスの
供給を中断し、呼気区分(18)を制御して、特定の期
間(44)だけ呼吸システムから呼吸ガスを搬送し、こ
れにより、患者(4)が、吸気相(36B)において特
定の期間(44)だけ自発的に吐き出すことができるよ
うになっている、人工呼吸器。 - 【請求項2】 自発吸入を検知するための手段が、少な
くとも1つの流量計(10,20,28)より成ってお
り、該流量計(10,20,28)が、所定の割合、有
利には自発吸入(40A,40B)の測定された最大流
量の5〜25%に相当する流量を測定した時に、前記制
御ユニット(26)が特定の期間(44)を開始するよ
うになっている、請求項1記載の人工呼吸器。 - 【請求項3】 自発吸入を検知するための手段が、少な
くとも1つの圧力ゲージ(12,22,28)より成っ
ており、該圧力ゲージ(12,22,28)が、所定の
圧力増大、有利には吸気区分(8)によって供給された
圧力よりも大きい5cmH2Oを測定した時に、前記制
御ユニット(26)が特定の期間(44)を開始するよ
うになっている、請求項1記載の人工呼吸器。 - 【請求項4】 患者に供給されるかまたは患者から送ら
れてくる呼吸ガスの流量を測定するための手段(10,
20,28)が設けられており、制御ユニット(26)
が、自発吸入された一回換気量(46)と吐き出された
一回換気量とを計算する手段を有しており、吐き出され
た一回換気量が自発的な一回換気量にほぼ等しくなるよ
うに特定の期間(44)の継続時間を調節するようにな
っている、請求項1から3までのいずれか1項記載の人
工呼吸器。 - 【請求項5】 特定の期間(44)が、最大継続時間、
有利には100msに制限されている、請求項1から4
までのいずれか1項記載の人工呼吸器。 - 【請求項6】 計算するための手段が、供給された一回
換気量(制御された換気量+自発換気量)を計算し、計
算された一回換気量が予め設定された一回換気量よりも
少ない場合には、制御された吸気が再開されるように制
御ユニットが吸気区分を制御するようになっている、請
求項4記載の人工呼吸器。 - 【請求項7】 計算するための手段が、供給された分時
量(制御された分時量+自発的な分時量)を、所定の回
数の連続的な呼吸サイクルのための供給された一回換気
量の平均量として計算し、計算された分時量が予め設定
された分時量よりも少ない場合には、制御された吸気が
再開されるように制御ユニットが吸気区分を制御するよ
うになっている、請求項4記載の人工呼吸器。 - 【請求項8】 吸気区分(8)が、設定された一回換気
量または分時量を圧力調節または圧力補助によって提供
するように制御され、制御ユニットが圧力レベルを自動
的に調整するようになっている、請求項1から7までの
いずれか1項記載の人工呼吸器。 - 【請求項9】 供給された一回換気量が呼吸サイクルの
間に、予め設定された一回換気量を有利には1.5〜2
の所定のファクタだけ越えていると計算手段が決定する
と、制御ユニットが吸気相を再設定して、この呼吸サイ
クルのための吐出時間を延長させるようになっている、
請求項4記載の人工呼吸器。 - 【請求項10】 供給される一回換気量の上限が予め設
定されており、該予め設定された上限を供給された一回
換気量が越えると、提供される圧力レベルがさらに増大
しないように制御ユニットが吸気区分を制御するように
なっている、請求項4から9までのいずれか1項記載の
人工呼吸器。
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---|---|---|---|
SE9602199-3 | 1996-06-03 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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---|---|
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