JPH10516A - 止輪嵌着装置 - Google Patents

止輪嵌着装置

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JPH10516A
JPH10516A JP8170528A JP17052896A JPH10516A JP H10516 A JPH10516 A JP H10516A JP 8170528 A JP8170528 A JP 8170528A JP 17052896 A JP17052896 A JP 17052896A JP H10516 A JPH10516 A JP H10516A
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JP
Japan
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retaining ring
snap ring
insertion hole
mounting
sliding groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP8170528A
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English (en)
Inventor
Hideo Nakagawa
英夫 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸等への止輪の嵌着を機械的に簡便に行
えるようにする。 【解決手段】 機台1の前端部に止輪25の装着部10と多
数の止輪25を載置、装填する供給部20を取り付けるとと
もに、機台1の上面に、案内レール5,5に沿って前後
方向に移動自在に治具台30を設ける。装着部10には、止
輪25を圧下する圧入ハンマ16をエアシリンダ7により昇
降自在に設けるとともに、止輪25の通る上部挿入孔と、
治具台30に取り付けたワーク(軸体)37の先端部が突入
される下部挿入孔が設けられている。ワーク37を下部挿
入孔に突入させて、圧入ハンマ16を下降させることによ
り、止輪25がワーク37に押圧され嵌着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸類の軸方向のぶ
れや軸上にある品物の移動を防止するための、止輪の嵌
着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ローラーや回転軸においては、一般に、
その端部に設けた周溝にE形等の止輪を装着して、軸ぶ
れや軸上にある品物の移動を防止するようにしている。
上記の止輪は、一部を切欠した環状体の内周部に複数個
の爪片を突設した形状のものが多く用いられている。そ
れで、止輪を回転軸類に装着するには、従来、先端に止
輪を挟持するヘラを備えたホルダーを用いて、止輪を一
個ごとに挟んでは回転軸類に押し込むようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、止輪の装
着は1個ごと人手によって行われており、極めて能率の
悪い作業であるばかりでなく、止輪のホルダーへの挟持
及び回転軸類への押し込みによる装着は熟練と多大な労
力を要し、手のひらや腕等に疲労をきたす作業となって
いた。
【0004】本発明は、上記従来の状況にかんがみなさ
れたもので、特に小径の止輪の嵌着用として適するよう
に卓上型とし、多数の止輪を装填しておき、軸体を挿入
して自動的に嵌着することができるようにし、熟練を要
さず労力が少なくてすみ、作業能率の優れた止輪嵌着装
置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成について、実施例に対応する図面を参
照して説明すると、本発明は、機台1の一端部に、止輪
25の圧入ハンマ16を、昇降摺動自在に設けるとともに、
上記圧入ハンマ16の摺動溝12の前面に、該摺動溝12に連
通する上部挿入孔14と下部挿入孔15を設けた止輪25の装
着部10と、多数の止輪25を重合、載置し、その止輪を押
圧して、前端にある止輪25を上部挿入孔14より摺動溝12
内に突入させる止輪の供給部20とを取り付け、また、機
台1の上面には、止輪25を嵌着するワーク37を着脱自在
に取り付ける治具台30を、機台1の前後方向に摺動自在
に、かつ、ワーク37の先端部が上記装着部10の下部挿入
孔15より摺動溝12内に突入、脱出自在にして設けたこと
を特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1〜図3は本発明装置の
全体を示し、図4〜図9はそれぞれ同装置の要部を拡大
して示すとともに作動を説明する図である。
【0007】図において、1は下面に弾性の脚片2,2
を備えた機台で、平面長方形に形成されており、その前
後両端には支持板3,4が立設されている。そして、機
台1上の両側部には、両端部を支持板3,4に支持され
た平行する案内レール5,5が架設されている。また、
前端の支持板3の中央下部には、後述するストッパ杆6
が、支持板3より後端に向けて突出する長さが調節可能
に設けられているとともに、支持板3の片側上部には、
止輪の装着部10及び止輪の供給部20が取り付けられてお
り、さらに支持板3の外面側にはエアシリンダ7を載設
した取付板9が立設されている。
【0008】止輪の装着部10は、図4〜図7に示すよう
に、縦長に形成された本体11の前面に、摺動溝12が上下
方向にわたって設けられているとともに、上下に適宜な
間隔をおいて、止輪25が遊通できる径の挿入孔14,15を
設けた抑え板13が、摺動溝12を塞いで取り付けられ、そ
の摺動溝12には、下端が上向きの弧状に形成され、上部
をエアシリンダ7のピストン杆8に結合した板状の圧入
ハンマ16が上下に摺動自在に挿入されている。
【0009】そして、本体10の、上部の挿入孔14と対向
する位置には、止輪25の落下を仮止めする突子17が、バ
ネ18に付勢されて、常時はその先端部が摺動孔12内に突
出するように設けられており、また、下部の挿入孔15と
対向する位置には、止輪25を嵌着させるワーク(軸体)
37の頭部を挿入する受入孔19が設けられている。
【0010】止輪25の供給部20は、図8、図9にも示す
ように、前後方向に長く形成された基板21の上面一側に
止輪の装填レール22が設けられ、他側に該レール22と間
隔をおいて、該レール22と平行に軸杆23が設けられてお
り、基板21の前端部に設けられた取付部24により装着部
10の本体11の外側部に取り付けられる。
【0011】上記装填レール22は、その先端部が抑え板
13の上部挿入孔14内に臨んで設けられており、内周部に
複数の係合突部を有する止輪25の多数が重合し、装填レ
ール22を跨いで載置、装填される。軸杆23には、装填レ
ールを跨いで止輪25の後面に接し得る形状の係接凹部27
を有する押板26が把手28の操作で装填レール22と係脱で
きるように、回転可能に係合され、バネ29により常時取
付部24の側に付勢して設けられている。
【0012】治具台30は、案内レール5,5に摺動自在
に係合した脚部32,32を備えた台板31上に、周側面に所
要の間隔をおいて複数の係止凹部34,34を設けた治具取
付板33が回転自在に載設されており、台板31に設けられ
た突起具35,35と係止凹部34,34との係脱により、所要
の回転位置に係止されるようになっている。また、台板
31には多数の取付用孔36,36が適宜な位置に設けられて
おり、止輪25を嵌着させる各種のワーク37を挿脱自在に
取り付けするセット治具38,38が交換可能に装着される
ようになっている。
【0013】治具台30は、案内レール5,5に沿って機
台1上を自在に摺動される。ワーク37のセット治具38,
38は、図示のように、取り付けたワーク37が抑え板13の
下部の挿入孔15と同芯となるように治具取付板33に固定
される。
【0014】なお、セット治具38は図示のように2個と
は限らず、その個数は適宜増減できる。また、圧入ハン
マ16を上下動させる手段は、上記のようなエアシリンダ
に限るものではなく、モータ等の他の動力を用いてもよ
く、或は手動による手段によることもできる。
【0015】次に、上記装置の使用態様について説明す
る。常態では、止輪の供給部20の押板26はバネ29により
取付部24と接する位置にある。その押板26を図9の鎖線
で示す起立状態にしておき、装填レール22に止輪25の多
数を重ね合せて載置、装填する。そして、押板26をバネ
29に抗して移動させ、図9の実線で示すように、押板26
を回動してその端面を端末にある止輪25の端面に接合さ
せる。それにより載置された止輪25,25は、バネ29の圧
力で前方に押圧された状態となっている。
【0016】図4,図5に示すように、当初、圧入ハン
マ16はエアシリンダ7の作用で、その下端が上部の挿入
孔14の上部口縁に臨むように位置されている。したがっ
て、装填レール22に載置されている止輪25,25の先端の
ものは、摺動溝12中に突入され、摺動溝12内に出ている
突子17により落下が止められた状態にある。
【0017】他方、治具台30の方には、セット治具38に
ワーク37が挿入される。そして、治具台30を案内レール
5,5に沿って前方に押動し、ワーク37の先端部が挿入
孔15,受入孔19に突入し、ワーク37の係合溝37aが摺動
孔12内に位置まで移動させる。この場合、治具台30の位
置を規制するため、治具台30の台板31と衝当するストッ
パ杆6の突出長さを調節しておく。
【0018】上記の状態でエアシリンダ7を作動させ
て、圧入ハンマ16を降下する。それによって、摺動溝12
内にある止輪25は圧力ハンマ16により圧下され、その下
方に突入されているワーク37の係合溝37aに嵌合し、装
着されることになる。その後は、エアシリンダ7を作動
して圧力ハンマ16を当初の位置まで上昇させる。それに
よって、摺動溝12内には次の止輪25が突入される。そし
て、治具台30を後方へ移動させて、止輪25を嵌着したワ
ーク37を取り除き、新たなワーク37を差し換え、再び治
具台30を前進させてワーク37を挿入孔15より突入させ
る。以下、同様の操作を繰り返して行くのである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多くの止輪を装填し、その一個づつをエアシリンダに接
続した圧入ハンマーの昇降により、ワークに押圧して嵌
着させるようにしたので、ワークへの止輪の嵌着作業が
特別の労力や熟練を要することなく、エアシリンダを操
作するだけで自動的に簡易に能率よく行うことができ、
特に作業の面倒であった小径の止輪の嵌着に多大な効果
が奏せられる。また、構造は簡単で小型な卓上型に形成
でき、安価に提供することがてきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す全体側面図であ
る。
【図2】同一部切欠平面図である。
【図3】同一部切欠正面図である。
【図4】装着部と供給部の要部を示す側断面図である。
【図5】同正断面図である。
【図6】止輪の嵌着時の状態を示す要部側断面図であ
る。
【図7】同正断面図である。
【図8】止輪の装填状態を示す要部側断面図である。
【図9】同正断面図である。
【符号の説明】
1 機台 3,4 支持板 5 案内レール 6 ストッパ杆 7 エアシリンダ 8 ピストン杆 9 取付板 10 装着部 11 本体 12 摺動溝 13 抑え板 14,15 挿入孔 16 圧入ハンマ 17 突子 20 供給部 21 基板 22 装填レール 23 軸杆 24 取付部 25 止輪 26 押板 27 係接凹部 29 バネ 30 治具台 31 台板 32 脚部 33 治具取付板 34 係止凹部 35 突起具 36 取付用孔 37 ワーク 38 セット治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機台の一端部に、止輪の圧入ハンマを、昇降摺動自在に
    設けるとともに、上記圧入ハンマの摺動溝の前面に、該
    摺動溝に連通する上部挿入孔と下部挿入孔を設けた止輪
    の装着部と、多数の止輪を重合、載置し、その止輪を押
    圧して、前端にある止輪を上部挿入孔より摺動溝内に突
    入させる止輪の供給部とを取り付け、また、機台の上面
    には、止輪を嵌着するワークを着脱自在に取り付ける治
    具台を、機台の前後方向に摺動自在に、かつ、ワークの
    先端部が上記装着部の下部挿入孔より摺動溝内に突入、
    脱出自在にして設けたことを特徴とする、止輪嵌着装
    置。
JP8170528A 1996-06-10 1996-06-10 止輪嵌着装置 Pending JPH10516A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8170528A JPH10516A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 止輪嵌着装置

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JP8170528A JPH10516A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 止輪嵌着装置

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JPH10516A true JPH10516A (ja) 1998-01-06

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ID=15906610

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JP8170528A Pending JPH10516A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 止輪嵌着装置

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JP (1) JPH10516A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4811184A (en) * 1988-05-10 1989-03-07 General Electric Company Switch-mode power supply with dynamic adjustment of current sense magnitude
CN104097062A (zh) * 2014-06-27 2014-10-15 天津博信汽车零部件有限公司 汽车后下摆臂轴套和端板压装设备
CN111843446A (zh) * 2020-07-21 2020-10-30 谷蓓蕾 电机转子卡簧装配机

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