【発明の詳細な説明】
耐裂性の使い捨て胸当
発明の分野
本発明は、使い捨て胸当、特に、裂けに対して強い胸当に関する。
発明の背景
使い捨て胸当は、この分野で知られている。このような胸当は、例えば、赤ん
坊が食事をするときに使用されるために、提供され得る。使い捨て胸当は、複合
層を含むラミネート構造を有し得る。例えば、使い捨て胸当は、こぼされた食材
を受ける吸収紙でできたトップシートと、こぼされた液体が胸当を通って赤ん坊
の衣服に達するのを防止する合成樹脂フイルムでできたバックシートとを含み得
る。
また、この技術は、紙性の２枚のシートとこれらの間に配置された熱可塑制樹
脂の層とからなるような３層構造の胸当も開示されている。さらに、この分野で
示されている他の胸当のデザインは、食べ物を捕らえて保持するための溝や孔を
有するように合成樹脂フイルムで形成されたフロントパネルを有する胸当と同様
に、ガーゼの装飾層を備えた複合層構造の胸当も含む。また、この分野は、紙が
一緒に保持されるように開口ネットもしくは網状材を備えた紙性の胸当をカバー
するように知られていることを、教えている。
以下の参考文献が種々の胸当構造を開示している。Ｂｒｏｗｎに１９６４年４
月１日に特許された米国特許３，２８６，２７９号、Ｆａｒｂｅｒ ｅｔ ａｌ
に１９６５年７月１５日に特許された米国特許３，３２９，９６９号、Ｔａｒａ
ｎｔｏに１９７１年９月２８日に特許された米国特許３，６０８，０９２号、Ｇ
ｒｕｅｎｗａｌｄに１９７６年９月１４日に特許された米国特許３，９７９，７
７６号、Ｍｏｒｅｔ ｅｔ ａｌに１９８３年１１月２２日に特許された米国特
許４，４１６，０２５号、Ａｈｒに特許された米国特許４，４４１，２１２号、
Ｎｏｅｌに１９８４年５月１日に特許された米国特許４，４４５，２３１号、並
びにＲｏｓｅに１９８９年１２月５日に特許された米国特許４，８８４，２９９
号である。
紙と合成樹脂層とからなる構造体の既知の使い捨て胸当での１つの問題は、赤
ん坊が胸当の片を引き裂くことができることである。このような胸当の裂けは、
赤ん坊の衣服の効果的な覆いを減じ、また、破棄することを余儀なくする余分の
破棄片を作るので、好ましくはない。
耐水性のバックシートを形成する合成樹脂フイルムのデザインにより胸当の裂
けを防止するようにした試みは、これだけでは一般的に満足のいくものではない
。このような合成樹脂フイルムは、強さと柔軟性との固有の妥協性を有する。例
えば、比較的強いポリマーは、柔軟性に劣り、厚くすることにより得られる強度
は柔軟性をがまんしなければならない。
反対に、バックに保護層を付加すると、胸当の表面に面する衣服は、紙製のト
ップシートに所望の支持を与えることはない。胸当の外側の前面に保護層を付加
することは、合成樹脂製のバックシートに支持を与えず、胸当の外側の前面の美
観に影響し、そして、胸当の外側の前面でのこぼれた液体の吸収に悪影響を及ぼ
す。
従って、本発明の目的は、胸当の吸収性、美観、及び柔軟性を不利益に損なう
ことがなく、裂けに耐え得る使い捨て胸当を提供することである。
本発明の他の目的は、複合層構造を有する使い捨て胸当を提供することである
。
本発明のさらなる他の目的は、紙製のトップシート層と合成樹脂フイルムのバ
ックシート層との間にこれらと接続するようにして配置された、重合体のネット
層を備えた使い捨て胸当を提供することである。
本発明のさらなる他の目的は、胸当の外層にこぼれた液体を吸収可能でありな
がら、裂けを防止するようなサイズの開口を備えた補強ネットワークを有する使
い捨て胸当を提供することである。
本発明のさらなる他の目的は、吸収性の紙のトップシートと、合成樹脂フイル
ムのバックシートと、重合体のネットからなる補強用の中間層とを具備し、この
補強用の層は、着用者により付与される引張り荷重を支持するようにトップシー
トとバックシートとの少くとも一方よりも大きい張力を有し、また、前記ネット
の開口は、トップシートが引き裂かれて分離した片となることから着用者を防ぐ
ようなサイズである使い捨て胸当を提供することである。
本発明の概要
本発明は、複合構造を有する使い捨て胸当を提供する。一実施の形態において
は、胸当は、吸収性で液体透過性の外トップシートと、このトップシートに比較
して液体不透過性で、衣服に面するバックシート層と、これらバックシートとト
ップシートとの間に配置され、負荷を支持する繊維製のネットワークとを具備し
得る。
繊維製の（フイラメントでできた）ネットワーク層は、トップシートとバック
シートとの互いに対向して面する面に接続され得、これを貫通した複数の開口を
有し、この繊維製のネットワークは、少くとも約５０％以上の開口面積比を有し
得る。この繊維製のネットワークの開口は、赤ん坊の指がネットワークの開口を
通ることを防ぐようなサイズに好ましくはされ、この結果、胸当本体を胸当の細
片に赤ん坊が引き裂いてしまうことが防止される。
胸当は、外方に面した第１の面と反対側に面する第２の面とを備えたテッシュ
ペーパでできたトップシートと、トップシートの前記第２の面に接続された重合
体のネットとを具備し得る。この重合体のネットは、互いにほぼ平行に第１の方
向に延びた多数の第１のフイラメントと、第１の方向と所定角度を有する第２の
方向に互いにほぼ平行に延びた多数の第２のフイラメントとから構成され得る。
近接した互いに平行なフィラメント間の最大間隔は、約２ｃｍ以下であり、また
、一実施の形態においては、着用者が自身の指をフィラメント間に挿入して胸当
を細片に引き裂いてしまうことを防止するように約１ｃｍ以下である。
図面の簡単な説明
明細書は、本発明を指摘しかつ直接に請求する請求の範囲で結論付けられるけ
れど、本発明は、実質的に同じ部材には同じ参照符号が付されている添付の図面
を参照した以下の説明からより理解されるであろう。
図１は、繊維状のネットワークの繊維がほぼ長手方向と横方向とに延び、トッ
プシートとバックシートとの間に配置された補強用の繊維状ネットワークを示す
ようにトップシートの一部が切断された状態で示す、本発明の使い捨て胸当の前
平面図である。
図２は、繊維状のネットワークの繊維が長手方向に対して対角線状に延び、ト
ップシートとバックシートとの間に配置された補強用の繊維状ネットワークを示
すようにバックシートの一部が切断された状態で示す、本発明の使い捨て胸当の
後平面図である。
図３は、トップシートとバックシートとの間に配置された繊維状ネットワーク
を示す、図１の３−３線に沿って切断された一部断面図である。
図４は、繊維状のネットワークの一部の拡大概略図である。
図５は、使い捨て胸当の使用状態での斜視図である。
本発明の説明
図１ないし５は、本発明に係る使い捨て胸当２０を示す。この使い捨て胸当２
０は、胸当本体２２と、胸当の長手方向中心線２１の両側で、胸当本体２２から
延びた肩用延出部２４，２６とを有する。“長手方向”と言う用語は、胸当が着
用されたときに、着用者の頭から着用者の腰に延びた線にほぼ平行な方向もしく
は線を意味する。また、“横方向”と言う用語は、長手方向に垂直な軸もしくは
方向を意味し、胸当が着用されたときに、着用者の胸を横切る線にほぼ平行であ
る。
前記胸当２０は、ほぼ長手方向に延びた２つのサイドエッジ３２，３４と、ほ
ぼ横方向の延びたボトムエッシ３６と、首用開口３８とを備えた周縁を有する。
この首用開口３８は、前記肩用延出部２４，２６の中間に位置され、胸当が着用
されたときには着用者の首が入る。また、この首用開口３８は、図１ではＵ字状
の開口であるが、種々の開成並びに閉成形状を含む他の首用形態が使用され得る
ことは理解できよう。以下の米国特許が、種々の胸当の形状を示す目的のために
参照としてこの明細書では含まれる。Ｍｏｒｅｔ ｅｔ ａｌに１９８３年１１
月２２日に特許された米国特許４，４１６，０２５号、、Ａｈｒに特許された米
国特許４，４４１，２１２号、並びにＮｏｅｌに１９８４年５月１日に特許され
た米国特許４，４４５，２３１号である。
本発明に係る胸当２０は、複合ラミネート層を有する複合構造である。図面に
おいて、胸当は、吸収性で液体が透過可能な外トップシート層４０と、このトッ
プシート４０に比較して液体不透過性であり、衣服に面するバックシート層８０
と、これらバックシート８０とトップシート４０との間に配置された負荷を支持
する繊維製のネットワーク６０とを有する。このトップシート４０は、こぼされ
た食材を受けるための第１の外面４２と、第２の内面４４とを有する。また、バ
ックシート８０は、衣服に面する第１の面８２と、第２の面８４とを有する。こ
のバックシート８０の面８４と、トップシート４０の面４４と、互いに対向した
面である。前記繊維製のネットワーク６０は、複数の開口７０を有する。トップ
シート４０とバックシート８０との互いに対向する面４４，８４は、開口７０を
通って延びて互いに接続され得る。
前記繊維製のネットワーク６０は、胸当２０に加わる負荷に耐えて、胸当２０
に引き裂き抵抗を付与するような引張力と引張り伸び特性を有することができる
。
一実施の形態において、繊維製のネットワーク６０は、互いにほぼ平行なフイ
ラメント（繊維）６２の第１の群と、互いにほぼ平行なフイラメント（繊維）６
４の第２の群とからなる重合体のネットを有する。図１に示すように、フイラメ
ント６２は、ほぼ長手方向に延びており、また、フイラメント６４は、横方向に
延びている。しかし、これらフイラメント６２，６４は、必ずしも長手方向と横
方向とに延びている必要はなく、また、ほぼ平行もしくは互いに垂直に延びてい
る必要もないことは、理解できよう。例えば、図２に示す実施の形態においては
、フイラメント６２，６４は、長手方向の軸２１に対して斜めに延び、軸２１に
対して約４５°の角度を有し得る。
使い捨て胸当２０は、食材の細片を捕らえて受けるためのポケット１００を、
補助的に有し得る。このポケット１００は、開口エッジ１１０とボトムエッジ１
２０（図２）とを有し得る。上述した米国特許４，４４５，２３１号は、ポケッ
ト１００のための適切な構造を示すための参照としてここでは記載されている。
胸当２０は、使用者の所定の位置に胸当２０を保持するための取着集合体を有
し得る。図５は、使用者の所定の位置に保持された胸当２０を示す。図１並びに
２において、取着集合体は、バックシート８０の衣服と面する面８２上に配置さ
れた取着部材２０２，２０４を有する。これら取着部材２０２，２０４は、肩用
の延出部２４，２６上に配置され、また、布と係合する複数の突起２０６を有し
得る。これら突起はスポンジもしくはフックの形態をとり得る。また、これら突
起２０６は、胸当２０の平面から突出している。一実施の形態において、肩用の
延出部２４，２６の夫々の突起２０６は、胸当２０を所定位置に保持するように
使用者の衣服の布と係合し得る。
他の実施の形態において、胸当は、突起２０６により係合可能な１もしくは複
数の着地面２１０を有し得る。この着地面２１０は、不織布で構成され得、トッ
プシート４０の外面４２に接続され、肩用の延出部２４上に配置されている。胸
当の着用者への取着を確実にするために、肩用の延出部２４は、取着部材２０２
の突起２０６が着地面２１０と係合した状態で、着用者の首の後で、肩用の延出
部２４を覆うように配置されている。適切な取着部材２０２，２０４は、ミネソ
タ州にある３Ｍ Ｃｏｍｐａｎｙにより、ＭＣ−６，Ｃｏｄｅ ＫＮ０５１３／
ＫＭ０５１４の名称で製造されている。また、適切な着地面２１０は、マサセッ
チュ州のワルポールにあるＶｅｒａｔｅｃ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｏｆ ｔｈｅ
Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｐａｐｅｒ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎにより、Ｐ
−１４，Ｓｕｐｐｌｉｅｒ Ｇｒａｄｅ ＃９３２４３６９の名称で製造されて
いるポリプロピレンのフアィバーからなる不織布片である。適切なフック並びに
ループ形式の取着部材（ファスナー）は、ニューハンプシャーにあるＶＥＬＣＲ
Ｏ ＵＳＡから入手できる。突起を備えた他の適切な取着部材は、Ｓｃｒｉｐｐ
ｅに１９８９年７月１１日に特許された米国特許４，８４６，８１５号、Ｎｅｓ
ｔｅｇａｒｄに１９９０年１月１６日に特許された米国特許４，８９４，０６０
号、Ｂａｔｔｒｅｌｌに１９９０年８月７日に特許された米国特許４，９４６，
５２７号、Ｓｃｒｉｐｐｓに１９９１年５月２８日に特許された米国特許５，０
１９，０６５号、Ｔｈｏｍａｓ ｅｔ ａｌに１９９１年１０月２２日に特許さ
れた米国特許５，０５８，２４７号、Ｔｈｏｍａｓ ｅｔ ａｌに１９９２年５
月２６日に特許された米国特許５，１１６，５６３号、Ｔｈｏｍａｓ ｅｔ ａ
ｌに１９９３年１月１９日に特許された米国特許５，１８０，５３４，Ｔｈｏｍ
ａｓに１９９４年１月７日に特許された米国特許５，３１８，７４１号、Ｇｏｕ
ｌａｉｔ ｅｔ ａｌに１９９４年７月５日に特許された米国特許５，３２５，
５６９号、並びに、Ｔｈｏｍａｓ ｅｔ ａｌに１９９４年７月５日に特許され
た米国特許５，３２６，４１５のような参照としてここでは記載された米国特許
に開示されている。代わって、紐、テープ、もしくは他の接着性ファスナーが胸
当を使用者に取着させるために使用され得る。
胸当２０のラミネート構造をより詳細に調べるに際して、トップシート４０は
、３０００立方フイート当たり約１０ないし約５０ポンドの基礎重量を有する紙
片を有し得る。以下の米国特許が、トップシート４０を形成するのに使用される
のに適したテッシューペーパをどのようにして作るかを開示する目的のために参
照して記載されている。これら米国特許は、４，１９１，６０９号，４，４４０
，５９７号，４，５２９，４８０号，４，６３７，８５９号，５，２２３，０９
６号，並びに５，２４０，５６２号である。適切なトップシート４０は、オハイ
オ州のシンシナシティにあるＴｈｅ Ｐｒｏｃｔｅｒ ａｎｄ Ｇａｍｂｌｅ
Ｃｏｍｐａｎｙにより製造されているＢｏｕｎｔｙ Ｐａｐｅｒ Ｔｏｗｅｌの
ような単一もしくは複合紙タオルから形成され得る。
バックシート８０は液体不透過フイルムで形成され得る。一実施の形態におい
て、バックシート８０は、約０．００７６ミリメータないし約０．０５０８ミリ
メータの厚さのポリエチレンフイルムを有し得る。バックシート８０が形成され
得るポリエチレンフイルムは、インディアナ州のテルーハウトにあるＴｒｅｄｅ
ｇａｒ Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓで製造されている。
前記繊維製のネットワーク６０は、トップシート４０とバックシート８０との
面４４、８４相互を、メカニカルボンディング、接着剤によるボンディング、並
びに超音波ボンディングを含むが、これらに限定はされない適当な手段により、
接続される。また、この繊維製のネットワーク６０は、胸当２０の長手方向のほ
ぼ全長並びに横方向のほぼ全幅に沿って、面４４，４８に、好ましくは、接続さ
れる。この繊維製のネットワーク６０をトップシート４０並びにバックシート８
０に接続するための適切な接着は、ウイスコンシン州のエルムグローブにあるＦ
ｉｎｄｌｅｙ Ａｄｈｅｓｉｖｅｓから入手できるＦｉｎｄｌｅｙ Ａｄｈｅｓ
ｉｖｅ Ｈ２０３１のようなホットメル接着である。胸当の領域の１立方インチ
当たり約３ミリグラムのＨ２０３１の接着剤が、繊維製のネットワーク６０をト
ップシート４０並びにバックシート８０に接続するために使用され得る。
前記繊維製のネットワーク６０は、胸当２０の引張り強度を増して、耐引き裂
き性の胸当を提供する。この繊維製のネットワーク６０は、トップシート４０や
バックシート８０よりも強い最大の引張り強度（繊維製のネットワーク６０の引
張り強度が最大となる方向に沿って測定された引張り強度）を有することができ
る。この引張り強度は、以下に説明するような、一定の割合の引き延ばし引張り
強度テストマシンを使用して測定され得る。異なる重合体のような異なるネット
材が、異なる強度、伸び、並びに柔軟性特性を有する胸当を形成するように選定
され得る。一般的に、強度が増すのに従って、柔軟性は低下する。フイラメント
の断面のディメンションと隣合うフイラメント間の間隔とは、フイラメントが形
成される材料の強度と柔軟性とに応じて選定され得る。比較的強い強度と比較的
低い柔軟性とを有する材料に対しては、比較的小さい断面のディメンションを有
するフイラメントが使用され得、隣合うフイラメント間の間隔は比較的長くされ
得る。一方、比較的弱い強度と比較的高い柔軟性とを有する材料に対しては、比
較的大きい断面のディメンションを有するフイラメントが使用され得、隣合うフ
イラメント間の間隔は比較的短くされ得る。
前記繊維製のネットワーク６０の隣合うフイラメント間の開口７０は、幼児の
着用者が、開口７０を覆うトップシート４０の補強されていない領域を掴んで、
トップシート４０のこの領域を胸当から引き裂くのを防止するようなサイズにさ
れている。これら開口７０は、着用者が指でトップシート４０を介して突き刺す
ことを防ぐように、着用者の指先よりも小さいサイズに好ましくはされ得る。従
って、開口７０は、２センチメートル以下の最大幅７４（図４）を有し得る。好
ましい一実施の形態においては、開口７０は、約１センチメートル以下、好まし
くは約０．５ｃｍ、そしてより好ましくは０．２５ｃｍ以下の最大幅７４を有し
得る。
前記繊維製のネットワークは、こぼされた食材を吸収するトップシート４０の
性能に実質的に影響しないで、かつ、胸当を構成するのに必要な材料の量を実質
的に増さないで、胸当２０の剛性を実質的に増さないで、引き裂き抵抗を、好ま
しくは与える。熱可塑性樹脂のような材料は、比較的強い強度と比較的高い柔軟
性との両方を呈する。従って、上述した幅７４の範囲のために、フイラメントは
、比較的小さい断面デイメンション７２（図４）を有し得る。例えば、断面デイ
メンション７２は、約２ｍｍよりも短く、そして、一実施の形態においては、断
面デイメンション７２は、約０．２５ｍｍよりも小さくされ得、この結果、比較
的大きい開口面積比の繊維製のネットワーク６０を提供する。この開口面積比は
、隣合うフイラメント間の間隔が増加するのに従って大きくなり、また、この開
口面積比は、フイラメンの断面デイメンション７２が大きくなるのに従って減少
する。
前記繊維製のネットワーク６０の開口面積比は、繊維製のネットワーク６０の
１０ｃｍ×１０ｃｍ平方のサンプルの開口７０の面積を測定し、サンプルのサイ
ズ（１００平方センチメートル）によりサンプルの開口７０の領域を分けること
により計算される。幅７４とデイメンシヨン７２との上述した範囲においては、
繊維製のネットワーク６０の開口面積比は、少くとも約５０パーセントであり、
一実施の形態においては、少くとも約７５パーセントである。
前記繊維製のネットワーク６０は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニ
ール・クロライド、ポリビニール・アセテート、ナイロン、ポリエステル、ポリ
エチレン・ビニール・アセテート、ポリエチレン・メチル・メタクレート、ポリ
エチレン・アクリル・アシド、ポリプロピレン・メチルメタクレート、ポリプロ
ピレン・アクリル・アシド、ポリビニレデン・クロライド、、ポリビニール・ア
ルコール、セルロース・アセテート、セルロース・ブチレート、ポリカーボネッ
ト、並びにアルキッド・セルロースのグループから選定された熱可塑性材料のネ
ットからなり得る。これら熱可塑性ポリマーは、説明のためであり、これらに限
定されるものではない。代わって、繊維製のネットワークは、自然フアイバー、
人工フアイバー、もしくはこれらの組合わせにより形成された片でも構成され得
る。適切な自然フアイバーは、木綿、アマ、羊毛、絹を含むが、これに限定され
るものではない。また、適切な合成セルロース、変性合成セルローズ、もしくは
、自然合成フアイバーが含まれるが、レーヨン、アセテート、溶解セル、並びに
グラスフアイバーに限定されない。
図４に概略的に示された繊維製のネットワーク６０は、キャスティング、モー
ルディング、織り、並びに編みを含むがこれに限定されない幾つかの適当な技術
により形成され得る。各フイラメント６２，６４は、単一のストランド、もしく
は互いに撚られた複数のストランドを有し得る。Ｅｓｓｅｎｔｉａｌｓ ｏｆ
Ｔｅｘｔｉｌｅｓ，Ｔｈｉｒｄ Ｅｄｉｔｉｏｎ ｂｙ Ｍａｒｊｏｒｙ Ｌ．
Ｊｏｓｅｐｈ，（１９８４） ｐａｇｅ ２３７ は、ネット構造を開示してお
り、ここでは参照として記載されている。
一実施の形態において、繊維製のネットワーク６０は、互いにほぼ平行に第１
の方向に延びた多数の第１のフイラメント６２と、第１の方向と所定角度を有す
る第２の方向に互いにほぼ平行に延びた多数の第２のフイラメント６４とからな
る編まれたナイロンネットを有し得る。これらフイラメント６２，６４の各々は
、２本のナイロンストランドからなる。そして、個々のストランドは、約０．０
２ｍｍないし０．１０ｍｍの直径を有し、かくして、フイラメント６２，６４は
、０．０４ｍｍないし０．２０ｍｍ（個々のストランドの約２倍）の最大断面幅
のデイメンションを有する。前記開口７０の最大幅７４は、約０．０５ｃｍない
し約０．２０ｃｍである。互いにほぼ平行な多数の第１のフイラメント６２の互
いに隣接したフイラメントは、１ｃｍ当たり６ないし１４本のフイラメント６２
を与えるように離間され、また、互いにほぼ平行な多数の第２のフイラメント６
４の互いに隣接したフイラメントは、１ｃｍ当たり６ないし１４本のフイラメン
ト６４を与えるように離間され、この結果、ナイロンネットは、１平方センチメ
ートル当たり約２５ないし約２００個の開口７０を有する。このナイロンネット
は、１平方メートル当たり約１０．８グラムの基礎重量と、０．１ｐｓｉの限界
圧力のもとで約０．１７ｍｍのキヤリパーとを有する。適切なナイロンネットは
、布の卸商や小売商からナイロンチュールとして商業的に入手できる。このよう
なナイロンネットは、オハイオ州のハンドソンにあるＦａｂｒｉ−Ｃｅｎｔｅｒ
ｓ ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａから商品名ＳＫＵ−０４０−１７０３として商業的に
入手
できる。
図１，２，４は、ほぼ均一な矩形のフイラメント格子からなる繊維製のネット
ワーク６０を示す。他の実施の形態では、繊維製のネットワーク６０は、非均一
な方法で配設されたフイラメントをから構成され得る。
テスト方法
以下の方法が、トップシートとバックシートとを有する基礎胸当のサンプルの
張力と、曲げ剛性と、衝撃抵抗とを測定するために使用される。同じ方法が基礎
胸当として同じようなトップシートとバックシートとを有するがこれらトップシ
ートとバックシートとの間にナイロンネットをさらに介在させた本発明の胸当の
サンプルの比較特性を測定するために使用される。トップシートは、Ｂｏｕｎｔ
ｙのブランドのペーパタオルであり、バックシートは、約０．０２５ｍｍの厚さ
のポリエチレンフイルムである。また、繊維製のネットワーク６０は、Ｆａｂｒ
ｉ−Ｃｅｎｔｅｒｓ ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａから商品名ＳＫＵ−０４０−１７０
３として入手できる上記ナイロンネットである。基礎胸当と、本発明に係るナイ
ロンネットを備えた胸当との両方において、胸当の領域の１平方インチ当たり約
３ミリグラムのＨ２０３１接着剤が、胸当の構成要素を一緒に接続するために、
トップシートとバックシートとの間に使用される。本発明に係るナイロンネット
を備えた胸当においては、フイラメント６２，６４は、図２に示すように、長手
方向中心線２１に対して約４５°傾斜するように向けられている。胸当のサンプ
ルは、テストの前に少くとも２時間５０％ＲＨと７３°Ｆとの条件下で調整され
た。
引張りテスト
胸当並びに繊維製のネットワークの張力は、Ｎｏｎｗｏｖｅｎ Ｆａｂｒｉｃ
ＩｎｄｕｓｔｒｙのＩＮＤＡスタンダードテストＩＳＴ１１０．１−９２を参
照して測定される。このスタンダードは、ここでは参照として記載されている。
胸当サンプルは、１．００インチ幅のサンプル片に切断される。そして、サンプ
ルは、延びテスターのＩｎｓｔｒｏｎ Ｍｏｄｅｌ ４２０１のコンス短とレー
トの顎部内に平らに位置される。１インチの線接触グリップがサンプルが滑るの
を防止するために使用される。そして、サンプルは、１．０インチのゲージ長さ
でゼロ負荷に予めテンションがかけられる。力は、１００Ｎ負荷セルで測定され
、サンプルが破損するまで１分当たり１２．０インチのクロスヘッド速度で延ば
されながら、連続して記録される。全ての場合、部分的な最大の延びが１インチ
の延びで生じる。この最初のピークは、トップシート、もしくは存在するならば
繊維製のネットワークの破損と代表的に一致する。ある場合には、ポリエチレン
フイルムが破れる直前のポリエチレンフイルムへの負荷は、最初のピークを越え
る。記録された力の値は、１インチ幅の片当たりのグラム（グラム／インチ）で
報告される。特性は、少くとも２回の測定の平均値として報告される。
基礎胸当と、図２に示すように方向付けられたナイロンネットを備えた胸当と
の引張りテストの結果が表１に記載されている。特性は、サンプルのゲージ長さ
が胸当の軸２１にほぼ垂直となるように（ナイロンネットを備えた胸当内のフイ
ラメントに対して４５°のゲージ長さ）胸当から切取られたサンプルに対してと
、胸当の軸２１に対して約４５°の角度のゲージ長さを有する（ナイロンネット
を備えた胸当内のフイラメントに平行並びに垂直にアラインメントされたゲージ
長さ）ように切取られたサンプルとに対して報告される。
表１に示す結果は、ナイロンネットを備えたラミネート胸当の張力は、基礎胸
当の張力を越えないことを示す。本発明に係わるラミネート胸当は、約２０００
グラム／インチ以上、特に、約２５００グラム／インチ以上、そして実施の形態
のテストでは約２５００グラム／インチ以上の張力を有することができる。
衝撃抵抗テスト（落下投射）
衝撃抵抗は、パンチングのための胸当抵抗の測定を与える。胸当のサンプルの
衝撃抵抗は、既知の重量の投射物を既知の距離から落下させて胸当の円形サンプ
ル上に衝撃を与えることにより測定される。胸当のサンプルを配置し、３．０イ
ンチの内径を有する環状の流体圧グリップでしっかりとグリップさせて、流体圧
グリップによりエッジで支持された３インチ径の胸当のサンプルが形成される。
所定の質量と形状とを有する投射物が、１５．０インチの高さから３インチ径の
胸当のサンプルの中心に自由落下される。ここで、１５．０インチの距離は、サ
ンプルの面から投射物の重心までの距離である。ステンレススチール製で１００
ｇの重量の投射物歯、１９ｍｍの径の球面端を有し、また６７ｍｍの全長を有す
る。投射物の重心は、これの長手方向に約１／２の所であり、この結果、球面端
の丸められたチップはサンプルの面から約３４８ｍｍの所に位置する。５つのサ
ンプルが、基礎胸当と、本発明に係わる胸当とにとって衝撃が加えられる。衝撃
が加えられる各サンプルは、穴開き（胸当の全厚さを貫通した見える孔）が調べ
られる。胸当の構成は、もし、衝撃が加えられた５つのサンプルのいずれに投射
物により穴が開けられなければ、サンプルに衝撃を加えるような投射物の質量の
１／２と、投射物の速度の二乗との積に等しい衝撃抵抗を有すると考えられる。
本発明に係わるナイロンネットを備えた胸当がテストされたときには、５つのサ
ンプルの全てに穴が形成されなかった。投射物の速度は、空気抵抗が無いものと
して、１５インチの落下距離に対する投射物の式を利用して計算される。１５イ
ンチ（３８．１ｃｍ）からの１００ｇの質量のものの落下に対しては、衝撃抵抗
は、１．８６ ｍｇ−ｃｍ2／ｓ2（ｓは秒）、即ち、１８６ ｇ−ｃｍ2／ｓ2と
して報告さている。従って、本発明に係わるナイロンネットを備えた胸当は、少
なくとも約１８６ ｇ−ｃｍ2／ｓ2の衝撃抵抗を有する。
曲げ剛性（柔軟性に反比例）
基礎胸当のサンプルと、本発明に係わる胸当のサンプルとの相対的な柔軟性が
、ＩＮＤＡスタンダードテストＩＳＴ１１０．１−９２を参照して測定される。
このスタンダードは、ここでは参照として記載されている。このテストは、ドレ
ープ剛性の項目で、サンプルの曲げ剛性を測定している。２．５４ｃｍ×２０ｃ
ｍの測定サンプルが胸当から切取られ、これの長手方向に平行な方向に１分当た
り約４．７４インチの速度で手動的に滑らせて、この先端が水平プラットホーム
の面のエッジから延出させる。このサンプルの突出した長さが、サンプルのチッ
プが、サンプルのチップをプラットホームのエッジに接続するラインが水平に対
して４１．５°となる地点に、自身の重量で下がるときが測定される。サンプル
の曲げ剛性は、サンプルの基礎重量が掛けられた延出長さの３乗である。曲げ剛
性は、少なくとも２回の測定の平均値としてグラムーセンチメートルで表される
。サンプルの柔軟性は、得られた曲げ剛性の反比例する。基礎胸当と、図２に示
すように方向付けられたナイロンネットを備えた胸当との曲げ剛性テストの結果
は、表２に示されている。曲げ剛性は、胸当の軸２１にほぼ垂直な長いデイメン
ショ
ン（ナイロンネットを備えた胸当内のフイラメントに対して４５°傾斜した長軸
）を有するように切断された胸当のサンプルに対してと、軸２１に対して約４５
°傾斜した長いデイメンション（ナイロンネットを備えた胸当内のフイラメント
に対して平行並びに垂直な長軸）を有するように切断された胸当のサンプルに対
してとに方向されている。
表１並びに表２の結果は、本発明のラミネート胸当が基礎胸当よりも僅かに大
きい曲げ剛性を有し、同時に、張力並びに耐開口性においても良くなっているこ
とを示す。本発明に係わるラミネート胸当は、約２０ ｇ−ｃｍよりも小さい、
特に、約１５ ｇ／ｃｍよりも小さい、そして、テストされた実施の形態では約
１２ ｇ／ｃｍよりも小さい曲げ剛性を有し得る。従って、本発明に係わるラミ
ネート胸当は、比較的低レベルの曲げ剛性（着用する体に対して胸当の柔らかさ
と心地良さとを与える）で、比較的高い張力（裂け抵抗を与える）とを有する。
本発明の特別な実施の形態が説明され、また、開示されているが、種々の他の
変更並びに変形が本発明の精神並びに範囲から逸脱しないでなされ得ることは、
当業者にとって明らかであろう。本発明の範囲内である全てのこのような変更並
びに変形を請求の範囲においてカバーすることを意図する。
Description: FIELD OF THE INVENTION The present invention relates to disposable breastplates, and in particular, tear-resistant breastplates. BACKGROUND OF THE INVENTION Disposable breastplates are known in the art. Such a breastplate may be provided, for example, for use when a baby eats. The disposable breastplate may have a laminate structure that includes a composite layer. For example, disposable breastplates have a topsheet made of absorbent paper that receives spilled ingredients and a backsheet made of synthetic resin film that prevents spilled liquids from reaching the baby's clothing through the breastplate. May be included. This technique also discloses a three-layer breastplate consisting of two sheets of paper and a layer of a thermoplastic resin disposed therebetween. In addition, other breastplate designs shown in the art include gauze, as well as a breastplate having a front panel formed of a synthetic resin film with grooves and holes for catching and holding food. Including a multi-layered breastplate with a decorative layer. Also, this field teaches that it is known to cover a paper bib with an open net or mesh to hold the paper together. The following references disclose various breastplate structures. U.S. Pat. No. 3,286,279 issued to Brown on April 1, 1964, U.S. Pat. No. 3,329,969 issued to Jul. 15, 1965 to Farber et al, and Sep. 1971 to Taranto. U.S. Pat. No. 3,608,092, issued on Sep. 28, 1978 to Gruenwald, and U.S. Pat. No. 3,979,776 issued on Sep. 14, 1976 to Moore et al. U.S. Pat. No. 4,416,025 issued to Ahr; U.S. Pat. No. 4,441,212 issued to Ahr; U.S. Pat. No. 4,445,231 issued to Noel on May 1, 1984; U.S. Pat. No. 4,884,299, issued Dec. 5, 1989. One problem with known disposable breastplates for structures consisting of paper and plastic layers is that the baby can tear pieces of the breastplate. Such tears in the breastplate are undesirable because they reduce the effective covering of the baby's clothing and create extra debris that must be discarded. Attempts to prevent tearing of the breastplate by designing a synthetic resin film that forms a water-resistant backsheet are generally not satisfactory by themselves. Such synthetic resin films have an inherent compromise between strength and flexibility. For example, a relatively strong polymer is less flexible, and the strength gained by making it thicker must be less flexible. Conversely, with the addition of a protective layer on the back, the garment facing the surface of the breastplate does not provide the desired support to the paper topsheet. The addition of a protective layer to the outer front of the breastplate does not provide support to the synthetic resin backsheet, affects the aesthetics of the outer front of the breastplate, and spills on the outer front of the breastplate. Adversely affects the absorption of absorbed liquid. Accordingly, it is an object of the present invention to provide a disposable breastplate that can withstand tearing without adversely affecting the absorbency, aesthetics, and flexibility of the breastplate. It is another object of the present invention to provide a disposable breastplate having a multi-layer structure. Yet another object of the present invention is to provide a disposable breastplate having a polymeric net layer disposed between and connected to a paper topsheet layer and a synthetic resin film backsheet layer. To provide. It is yet another object of the present invention to provide a disposable breastplate having a reinforcing network with openings sized to prevent tearing while being able to absorb liquid spilled on the outer layer of the breastplate. Still another object of the present invention is to provide a top sheet of absorbent paper, a back sheet of synthetic resin film, and a reinforcing intermediate layer made of a polymer net, and the reinforcing layer is worn. Having a tension greater than at least one of the topsheet and the backsheet to support the tensile load imposed by the person, and the opening in the net is torn apart the topsheet. The aim is to provide a disposable breastplate that is sized to prevent the wearer from being distracted. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention provides a disposable breastplate having a composite structure. In one embodiment, the breastplate comprises an absorbent, liquid-permeable outer topsheet, a liquid-impermeable, garment-facing backsheet layer relative to the topsheet, and A fiber network disposed between the sheet and the sheet to support the load. A fibrous (made of filament) network layer may be connected to the opposing faces of the topsheet and the backsheet and have a plurality of openings therethrough, the fibrous network comprising: It may have an open area ratio of at least about 50% or more. This fiber network opening is preferably sized to prevent the baby's finger from passing through the network opening, thereby preventing the baby from tearing the breastplate into a piece of the breastplate. Is done. The breastplate has a topsheet of tissue paper having a first outwardly facing surface and a second oppositely facing surface, and a polymer connected to the second surface of the topsheet. And a net. The polymer net comprises a plurality of first filaments extending substantially parallel to each other in a first direction and a plurality of second filaments extending substantially parallel to each other in a second direction having a predetermined angle with the first direction. And a filament. The maximum spacing between adjacent parallel filaments is no more than about 2 cm, and in one embodiment, the wearer inserts his finger between the filaments and tears the breastplate into strips. About 1 cm or less so as to prevent BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS Although the specification concludes with claims pointing out and claiming the invention, the invention is not limited to the accompanying drawings, in which substantially the same elements are provided with the same reference numerals. Will be better understood from the following description with reference to FIG. FIG. 1 shows that the fibers of the fibrous network extend substantially in the longitudinal and transverse directions, and a portion of the topsheet is cut off to show a reinforcing fibrous network disposed between the topsheet and the backsheet. FIG. 3 is a front plan view of the disposable breastplate according to the present invention, shown in a folded state. FIG. 2 shows that the fibers of the fibrous network extend diagonally to the longitudinal direction and a portion of the backsheet is cut off to show a reinforcing fibrous network located between the topsheet and the backsheet. FIG. 4 is a rear plan view of the disposable breastplate of the present invention, shown in a deflated state. FIG. 3 is a partial cross-sectional view taken along line 3-3 of FIG. 1, showing a fibrous network disposed between the topsheet and the backsheet. FIG. 4 is an enlarged schematic view of a part of the fibrous network. FIG. 5 is a perspective view of the disposable breastplate in use. DESCRIPTION OF THE INVENTION FIGS. 1 to 5 show a disposable breastplate 20 according to the present invention. The disposable breastplate 20 has a breastplate body 22 and shoulder extensions 24 and 26 extending from the breastplate body 22 on both sides of a longitudinal centerline 21 of the breastplate. The term "longitudinal" means a direction or line substantially parallel to a line that extends from the wearer's head to the wearer's waist when the breastplate is worn. Also, the term "lateral" means an axis or direction perpendicular to the longitudinal direction and is generally parallel to a line across the wearer's chest when the breastplate is worn. The breastplate 20 has a perimeter with two substantially longitudinally extending side edges 32, 34, a substantially laterally extending bottom essi 36, and a neck opening 38. The neck opening 38 is located in the middle of the shoulder extension portions 24, 26, and the neck of the wearer enters when the breastplate is worn. Also, the neck opening 38 is a U-shaped opening in FIG. 1, but it will be understood that other neck configurations, including various open and closed shapes, may be used. The following U.S. Patents are incorporated herein by reference for purposes of illustrating various chest pad shapes. U.S. Pat. No. 4,416,025 issued to Moret et al on Nov. 22, 1983, U.S. Pat. No. 4,441,212 issued to Ahr, and Noel issued on May 1, 1984. No. 4,445,231. The breastplate 20 according to the present invention has a composite structure having a composite laminate layer. In the drawing, the breastplate comprises an outer topsheet layer 40 which is absorbent and permeable to liquid, a backsheet layer 80 which is liquid impervious compared to the topsheet 40 and faces the garment, It has a load bearing fiber network 60 disposed between 80 and the topsheet 40. The topsheet 40 has a first outer surface 42 for receiving spilled food and a second inner surface 44. In addition, the back sheet 80 has a first surface 82 facing the clothes and a second surface 84. The surface 84 of the back sheet 80 and the surface 44 of the top sheet 40 face each other. The fiber network 60 has a plurality of openings 70. Opposite surfaces 44, 84 of topsheet 40 and backsheet 80 may extend through opening 70 and be connected to each other. The fiber network 60 can have tensile and tensile elongation characteristics that withstand the load on the breastplate 20 and impart tear resistance to the breastplate 20. In one embodiment, the fiber network 60 comprises a polymer of a first group of substantially parallel filaments (fibers) 62 and a second group of substantially parallel filaments (fibers) 64. Have a net. As shown in FIG. 1, the filament 62 extends substantially in the longitudinal direction, and the filament 64 extends in the lateral direction. However, it will be appreciated that the filaments 62, 64 need not necessarily extend in the longitudinal and lateral directions, and need not extend substantially parallel or perpendicular to one another. For example, in the embodiment shown in FIG. 2, the filaments 62, 64 may extend obliquely with respect to the longitudinal axis 21 and have an angle of about 45 ° with respect to the axis 21. The disposable breastplate 20 may additionally have a pocket 100 for capturing and receiving strips of foodstuff. The pocket 100 may have an open edge 110 and a bottom edge 120 (FIG. 2). The above-mentioned U.S. Pat. No. 4,445,231 is described herein as a reference to indicate a suitable structure for pocket 100. The breastplate 20 may have a mounting assembly for holding the breastplate 20 in place for the user. FIG. 5 shows the breastplate 20 held in place by the user. 1 and 2, the attachment assembly has attachment members 202, 204 disposed on the garment-facing surface 82 of the backsheet 80. These attachment members 202, 204 are located on shoulder extensions 24, 26 and may have a plurality of projections 206 that engage the fabric. These projections can take the form of sponges or hooks. These projections 206 protrude from the plane of the breastplate 20. In one embodiment, the respective projections 206 of the shoulder extensions 24, 26 may engage with a cloth of the user's clothing to hold the breastplate 20 in place. In other embodiments, the breastplate may have one or more landing surfaces 210 engageable by protrusions 206. This landing surface 210 may be composed of a nonwoven fabric, is connected to the outer surface 42 of the topsheet 40 and is located on the shoulder extension 24. To ensure the attachment of the breastplate to the wearer, the shoulder extension 24 is positioned behind the wearer's neck with the projections 206 of the attachment member 202 engaged with the landing surface 210. , Are arranged so as to cover the shoulder extension 24. Suitable attachment members 202, 204 are manufactured by 3M Company, Minnesota under the name MC-6, Code KN0513 / KM0514. A suitable landing 210 is a piece of non-woven fabric made of polypropylene fiber manufactured under the name P-14, Supplier Grade # 9324369 by Veratec Division of the International Paper Corporation in Walpole, Mass. Suitable hook and loop attachments are available from VELCR O USA, New Hampshire. Other suitable attachment members with protrusions are disclosed in US Pat. No. 4,846,815 to Scripte on Jul. 11, 1989 and US Pat. U.S. Pat. No. 4,946,527 to Battlell on Aug. 7, 1990; U.S. Pat. No. 5,019,065 to Scripps on May 28, 1991; U.S. Pat. No. 5,058,247, issued to Thomas et al. On Oct. 22, 1991; U.S. Pat. No. 5,116,563, issued to Thomas et al. On May 26, 1992; Thomas et al. U.S. Pat. No. 5,180,534, issued Jan. 19, 1993 to Thomas, U.S. Pat. No. 318,741, U.S. Pat. No. 5,325,569 issued to Gou lait et al on Jul. 5, 1994, and U.S. Pat. No. 5,326 issued to Thomas et al. , 415 are disclosed in the U.S. patents described herein by reference. Alternatively, a strap, tape, or other adhesive fastener may be used to attach the breastplate to the user. In examining the laminate structure of the breastplate 20 in more detail, the topsheet 40 may have a piece of paper having a basis weight of about 10 to about 50 pounds per 3000 cubic feet. The following U.S. patents are described by reference for the purpose of disclosing how to make tissue paper suitable for use in forming topsheet 40. These U.S. Patents are 4,191,609, 4,440,597, 4,529,480, 4,637,859, 5,223,096, and 5,240,562. . Suitable topsheets 40 may be formed from single or composite paper towels such as the Bounty Paper Towel manufactured by The Procter and Gamble Company of Cincinnati, Ohio. The back sheet 80 may be formed of a liquid impermeable film. In one embodiment, the backsheet 80 is about 0.5 mm. 0076 millimeters to about 0. It may have a 0508 millimeter thick polyethylene film. The polyethylene film from which the backsheet 80 can be formed is manufactured by Trede gar Industries, Inc. of Telhout, Indiana. The fiber network 60 connects the surfaces 44, 84 of the topsheet 40 and the backsheet 80 to each other by any suitable means including, but not limited to, mechanical bonding, bonding with an adhesive, and ultrasonic bonding. Connected. Also, the fiber network 60 is preferably connected to the surfaces 44, 48 along substantially the entire length of the breastplate 20 and substantially the entire width in the lateral direction. A suitable bond for connecting the fiber network 60 to the topsheet 40 as well as the backsheet 80 is a hotmel bond such as Findley Adhesive H2031, available from Findley Adhesives, Elm Grove, WI. About 3 milligrams of H2031 adhesive per cubic inch of the breastplate area can be used to connect the fiber network 60 to the topsheet 40 as well as the backsheet 80. The fiber network 60 increases the tensile strength of the breastplate 20 and provides a tear resistant breastplate. This fiber network 60 can have a maximum tensile strength (tensile strength measured along the direction in which the fiber network 60 has the highest tensile strength) than the topsheet 40 and the backsheet 80. . This tensile strength can be measured using a percentage of stretch tensile strength test machine, as described below. Different net materials, such as different polymers, can be selected to form a breastplate having different strength, elongation, and flexibility properties. In general, as strength increases, flexibility decreases. The dimensions of the cross-section of the filament and the spacing between adjacent filaments can be selected according to the strength and flexibility of the material from which the filament is formed. For materials having relatively high strength and relatively low flexibility, filaments having relatively small cross-sectional dimensions can be used, and the spacing between adjacent filaments can be relatively long. On the other hand, for materials having relatively low strength and relatively high flexibility, filaments having relatively large cross-sectional dimensions can be used, and the spacing between adjacent filaments can be relatively short. The openings 70 between adjacent filaments of the fiber network 60 allow an infant wearer to grasp the unreinforced area of the topsheet 40 covering the opening 70 and tear this area of the topsheet 40 from the breastplate. It is sized to prevent These openings 70 can be preferably sized smaller than the wearer's fingertips to prevent the wearer from sticking through the topsheet 40 with a finger. Thus, the opening 70 may have a maximum width 74 (FIG. 4) of less than or equal to 2 centimeters. In one preferred embodiment, the opening 70 is no more than about 1 centimeter, preferably about 0,1 cm. 5 cm, and more preferably 0.1 cm. It may have a maximum width 74 of 25 cm or less. The fiber network does not substantially affect the ability of the topsheet 40 to absorb the spilled foodstuff and does not substantially increase the amount of material required to construct the breastplate, Tearing resistance is preferably provided without substantially increasing the rigidity of the breastplate 20. Materials such as thermoplastics exhibit both relatively high strength and relatively high flexibility. Thus, due to the range of widths 74 described above, the filament may have a relatively small cross-sectional dimension 72 (FIG. 4). For example, the cross-sectional dimension 72 is less than about 2 mm, and in one embodiment, the cross-sectional dimension 72 is about 0.5 mm. It can be smaller than 25 mm, thus providing a fiber network 60 with a relatively large open area ratio. The opening area ratio increases as the distance between adjacent filaments increases, and the opening area ratio decreases as the cross-sectional dimension 72 of the filament increases. The opening area ratio of the fiber network 60 is obtained by measuring the area of the opening 70 of a 10 cm × 10 cm square sample of the fiber network 60 and dividing the area of the opening 70 of the sample by the size of the sample (100 cm 2). Is calculated by In the above-described range of width 74 and dimension 72, the open area ratio of fiber network 60 is at least about 50 percent, and in one embodiment at least about 75 percent. The fiber network 60 includes polyethylene, polypropylene, polyvinyl chloride, polyvinyl acetate, nylon, polyester, polyethylene vinyl acetate, polyethylene methyl methacrylate, polyethylene acrylic acid, polypropylene methyl methacrylate, It may consist of a net of thermoplastic material selected from the group of polypropylene acrylic acid, polyvinylidene chloride, polyvinyl alcohol, cellulose acetate, cellulose butyrate, polycarbonate, and alkyd cellulose. These thermoplastic polymers are for illustration and not limitation. Alternatively, the fiber network may be composed of natural fibers, artificial fibers, or pieces formed by a combination thereof. Suitable natural fibers include, but are not limited to, cotton, flax, wool, silk. Also included are suitable synthetic cellulose, modified synthetic cellulose, or natural synthetic fibers, but are not limited to rayon, acetate, dissolution cells, and glass fibers. The fiber network 60 shown schematically in FIG. 4 may be formed by any suitable technique including, but not limited to, casting, molding, weaving, and knitting. Each filament 62, 64 may have a single strand or multiple strands twisted together. Essentials of Textiles, Third Edition by Marjory L. Joseph, (1984) page 237 discloses a net structure, which is described herein by reference. In one embodiment, the fiber network 60 includes a number of first filaments 62 extending in a first direction substantially parallel to each other and substantially parallel to each other in a second direction having a predetermined angle with the first direction. And a knitted nylon net made up of a number of second filaments 64 extending in the same direction. Each of these filaments 62, 64 consists of two nylon strands. And each strand is about 0. 0 2 mm to 0. It has a diameter of 10 mm, and thus the filaments 62, 64 have a diameter of 0.1 mm. 04 mm to 0. It has a dimension with a maximum cross-sectional width of 20 mm (about twice the individual strand). The maximum width 74 of the opening 70 is about 0. 05 cm to approx. 20 cm. Adjacent filaments of a number of first filaments 62 substantially parallel to each other are spaced apart to provide 6 to 14 filaments 62 per cm, and a plurality of second filaments 64 substantially parallel to each other. Adjacent filaments are spaced to provide 6 to 14 filaments 64 per cm, so that the nylon net has about 25 to about 200 openings 70 per square centimeter. This nylon net is approximately 10. 8 gram basis weight and 0. Under a limiting pressure of 1 psi, about 0.2. 17 mm caliper. Suitable nylon nets are commercially available as nylon tulle from cloth wholesalers and retailers. Such a nylon net is commercially available from Fabri-Centers of America, Handson, Ohio under the trade name SKU-040-1703. FIGS. 1, 2, and 4 show a fiber network 60 consisting of a substantially uniform rectangular filament grid. In other embodiments, the fiber network 60 may be comprised of filaments arranged in a non-uniform manner. Test Methods The following methods are used to measure the tension, bending stiffness, and impact resistance of a sample of a base chest having a topsheet and a backsheet. The same method has the same topsheet and backsheet as the base breastplate, but for measuring the comparative properties of the sample of the breastplate of the present invention with a nylon net further interposed between these topsheet and backsheet. Used for The top sheet is a paper towel of Bounty brand, and the back sheet is about 0. It is a polyethylene film having a thickness of 025 mm. The fiber network 60 is the above nylon net available from Fabri-Centers of America under the trade name SKU-040-1703. Approximately 3 milligrams of H2031 adhesive per square inch of the area of the breastplate, both in the base breastplate and the breastplate with the nylon net according to the present invention, connect the components of the breastplate together. Used between the topsheet and the backsheet. In the breastplate provided with the nylon net according to the present invention, the filaments 62 and 64 are oriented so as to be inclined at about 45 ° with respect to the longitudinal center line 21 as shown in FIG. The breastplate samples were conditioned at 50% RH and 73 ° F for at least 2 hours prior to testing. Tensile Test The tension of the breastplate as well as of the fiber network was measured using the INDA standard test IST 110. from Nonwoven Fabric Industry. It is measured with reference to 1-92. This standard is described here by reference. The breast sample is: It is cut into 00 inch wide sample pieces. The sample is then laid flat in the cons short and rate jaws of the stretch tester Instron Model 4201. One inch line contact grips are used to prevent the sample from slipping. And the samples are: Zero load is pre-tensioned with a gauge length of 0 inches. Force is measured on a 100N load cell and 12.1 per minute until the sample breaks. Recording is performed continuously while being extended at a crosshead speed of 0 inches. In all cases, a partial maximum extension occurs at 1 inch extension. This first peak typically corresponds to a break in the topsheet or, if present, the fiber network. In some cases, the loading on the polyethylene film just before the polyethylene film breaks exceeds the first peak. The force values recorded are reported in grams per inch of width (grams / inch). Properties are reported as the average of at least two measurements. The results of the tensile tests of the base breastplate and the breastplate with the nylon net oriented as shown in FIG. 2 are listed in Table 1. Characteristics were determined for samples cut from the breastplate so that the gauge length of the sample was approximately perpendicular to the breastplate axis 21 (45 ° gauge length relative to the filament in the breastplate with nylon net). On the other hand, it is cut out so as to have a gauge length at an angle of about 45 ° with respect to the axis 21 of the breastplate (a gauge length aligned parallel and perpendicular to the filament in the breastplate with a nylon net). Sampled and reported against. The results shown in Table 1 show that the tension of the laminated breastplate with the nylon net does not exceed the tension of the base breastplate. Laminate breastplates according to the present invention can have a tension of about 2000 grams / inch or more, especially about 2500 grams / inch or more, and in embodiments testing of about 2500 grams / inch or more. Impact Resistance Test (Drop Projection) Impact resistance gives a measure of the chest-contact resistance for punching. The impact resistance of a breastplate sample is measured by dropping a projectile of known weight from a known distance and impacting on a circular sample of the breastplate. 2. Place the breastplate sample and An annular hydraulic grip having an inside diameter of 0 inches is tightly gripped to form a 3 inch diameter breastplate sample supported at the edge by the hydraulic grip. 14. a projectile having a predetermined mass and shape; Drop freely from the height of 0 inch to the center of the 3-inch diameter breastplate sample. Here, 15. The 0 inch distance is the distance from the plane of the sample to the center of gravity of the projectile. It is made of stainless steel and has a projectile tooth weight of 100 g, a spherical end with a diameter of 19 mm and a total length of 67 mm. The center of gravity of the projectile is about 1/2 in its longitudinal direction, so that the rounded tip at the spherical end is located about 348 mm from the plane of the sample. Five samples are impacted on the base breastplate and the breastplate according to the invention. Each impacted sample is examined for perforations (visible holes through the entire thickness of the breastplate). The configuration of the breastplate is such that if none of the five impacted samples were pierced by the projectile, one half of the mass of the projectile that would impact the sample and the velocity of the projectile It is believed to have an impact resistance equal to the product of the squares of When a breastplate with a nylon net according to the present invention was tested, no holes were formed in all five samples. Projectile velocity is calculated using the projectile formula for a 15 inch drop distance, assuming no air resistance. 15 inches (38. For a 100 g mass drop from 1 cm), the impact resistance is 1. 86 mg-cm Two / S Two (S is seconds), ie, 186 g-cm Two / S Two It has been reported as. Thus, a breastplate with a nylon net according to the present invention should be at least about 186 g-cm. Two / S Two With impact resistance. Flexural stiffness (inversely proportional to flexibility) The relative flexibility of the base breast sample and the breast breast sample according to the present invention is measured with reference to the INDA standard test IST 110.1-92. This standard is described here by reference. This test measures the bending stiffness of the sample in the item of drape stiffness. A 2.54 cm x 20 cm measurement sample was cut from the breastplate and manually slid in a direction parallel to its longitudinal direction at a rate of about 4.74 inches per minute, so that the tip was flat on the surface of the horizontal platform. Extend from the edge of. The protruding length of the sample is measured as the sample tip falls under its own weight at a point where the line connecting the sample tip to the edge of the platform is 41.5 ° to the horizontal. The bending stiffness of the sample is the cube of the extension length multiplied by the basis weight of the sample. Flexural stiffness is expressed in grams-centimeters as the average of at least two measurements. The flexibility of the sample is inversely proportional to the obtained bending stiffness. The results of the bending stiffness tests of the base breastplate and the breastplate with the nylon net oriented as shown in FIG. 2 are shown in Table 2. The bending stiffness was determined for a breastplate sample cut to have a long dimension approximately perpendicular to the breastplate axis 21 (the long axis inclined at 45 ° to the filament in the breastplate with nylon net). For breastplate samples cut to have a long dimension (parallel and perpendicular to the filament in the breastplate with nylon net) inclined about 45 ° with respect to axis 21 The direction is to be. The results in Tables 1 and 2 show that the laminated breastplate of the present invention has a slightly greater bending stiffness than the base breastplate, while at the same time improving the tension and opening resistance. The laminated breastplate according to the invention has a bending stiffness of less than about 20 g-cm, in particular less than about 15 g / cm, and in the tested embodiment less than about 12 g / cm. I can do it. Therefore, the laminated breastplate according to the present invention has a relatively low level of bending stiffness (giving the softness and comfort of the breastplate to the body to be worn) and relatively high tension (giving tear resistance). Have. While particular embodiments of the present invention have been described and disclosed, it will be apparent to those skilled in the art that various other changes and modifications can be made without departing from the spirit and scope of the invention. . It is intended that all such modifications and variations that fall within the scope of the invention be covered by the appended claims.
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Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ
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【要約の続き】
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