JPH10511642A - ペルフルオロ化学物質エマルジョンの有害な作用を減少させるためのコルチコステロイドの使用 - Google Patents

ペルフルオロ化学物質エマルジョンの有害な作用を減少させるためのコルチコステロイドの使用

Info

Publication number
JPH10511642A
JPH10511642A JP8514693A JP51469396A JPH10511642A JP H10511642 A JPH10511642 A JP H10511642A JP 8514693 A JP8514693 A JP 8514693A JP 51469396 A JP51469396 A JP 51469396A JP H10511642 A JPH10511642 A JP H10511642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
perfluorochemical
animal
corticosteroid
perfluoro
administered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP8514693A
Other languages
English (en)
Inventor
エィチ. グッディン,トマス
ジェイ. カウフマン,ロバート
Original Assignee
ヘマジェン/ピーエフシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヘマジェン/ピーエフシー filed Critical ヘマジェン/ピーエフシー
Publication of JPH10511642A publication Critical patent/JPH10511642A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/56Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
    • A61K31/57Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms, e.g. pregnane or progesterone
    • A61K31/573Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms, e.g. pregnane or progesterone substituted in position 21, e.g. cortisone, dexamethasone, prednisone or aldosterone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/56Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
    • A61K31/57Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms, e.g. pregnane or progesterone

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 この発明は動物の止血システムおよび血清化学上へのペルフルオロ化学物質(PFC)エマルジョンの有害な副作用を弱化させるかまたは防止する方法に向けられている。本方法は、動物の止血システムおよび血清トリグリセリド/酵素水準上へのPFCの有害な作用を改良するのに十分な量で、PFCエマルジョンの静脈内投与の前に動物にコルチコステロイドを静脈内に投与することを包含する。コルチコステロイドの投与後、PFCエマルジョンは静脈内に投与される。好ましくは、コルチコステロイドはデキサメタゾンであり、そしてPFCはペルフルオロジクロロオクタンである。

Description

【発明の詳細な説明】 ペルフルオロ化学物質エマルジョンの有害な作用を減少 させるためのコルチコステロイドの使用発明の背景 発明の分野 この発明はコルチコステロイドの使用に向けられており、そしてさらに特定的 には動物の止血システム(hemostatic system )および血清化学(serum chemis try )パラメータ上へのペルフルオロ化学物質エマルジョンの有害な作用を減少 させるかまたは弱化させるためのコルチコステロイドの使用に向けられている。関連技術の記載 ペルフルオロ化学物質(perfluorochemical )(PFC)エマルジョンは多く の種々の異なる用途のために開発されつつある。PFC類は、O2およびCO2を 包含するガス類に対して高い固有の溶解度を有するので、O2/CO2輸送剤、人 工血液および赤血球代用品として特に有用である。PFCエマルジョンはまた、 生物学的造影のための造影剤として開発されつつある。しかしながら、動物にお いてPFCエマルジョンを用いる欠点の1つは、これらのエマルジョンが或る種 の望ましくない副作用を生ずることである。 PFCエマルジョンの静脈内注入による副作用は、ヒトおよび動物の両方の研 究において報告されて来た。2種類の副作用が、臭化ペルフルオロオクチル(P FOB)エマルジョンを投与されたヒトの被験者(volunteer )において観察さ れた。ペルフルブロン(Perflubron)としてまた知られているPFOBは、造影 剤BPとして知られている血液プール造影剤の成分として開発下のPFC類であ る。造影剤BPは90%w/vのペルフルブロンを含有し、約0.2μの質量中 央粒径を有する燐脂質エマルジョンである。第1のグループの副作用はPFCエ マルジョンの注射後の最初の2時間以内に起こっている。これらの急性作用は皮 膚潮紅および背部痛により主として特徴づけられる。第2のグループの副作用は 注射後2時間より遅く起こりそして一般に約1日間続く。“インフルエンザ様症 候群”として記載されるこれらの遅延した副作用は、発熱、目眩感および時々の 悪心・吐気である。S.F.Flaim 等による“Characterization and Mechanism o f Side Effects of Imagent BP(Highly Concentrated Fluorocarbon Emulsion )in Swine”,Vol.26,Investigative Radiology, 11月増補版(1991) ,S122−S124参照。 PFCエマルジョンはまた、豚において有害な副作用を誘発する。前記ヒトの 被験者と同様に、PFOBエマルジョンの静脈内投与は豚において急性応答およ び遅延応答の両方を生じた。急性の応答は平均肺動脈圧(mPAP)の上昇およ び重度の皮膚潮紅を包含し、これらの両方は注射後2時間までに完全に解消した 。遅延した副作用は、注射後4時間でピークとなった体温の1〜2℃の上昇によ って特徴づけられ、そしてこれは次の2時間〜24時間にわたって解消した。m PAPにおける早期の上昇は肺血管内マクロファージの活性化に関連し、一方、 皮膚潮紅はマクロファージ活性化の際のプロスタグランジンの実質的な放出に起 因している。S.F.Flaim 等による“Characterization and Mechanism of Side Effects of Imagent BP(Highly Concentrated Fluorocarbon Emulsion)in Swin e ”,Vol.26,Investigative Radiology 11月増補版(1991),S122 −S124参照。 豚を用いてのさらなる研究によって、これらの特定の臨床的副作用がデキサメ タゾン、イブプロフェンまたはインドメタシンを用いて有効に予防されることが 出来る可能性があることが示された。例えばmPAPにおける急性の一過性上昇 および皮膚潮紅の両方がこれらの3種の成分のいずれか1つを用いての予防によ り首尾良く阻止された。さらに、遅延発熱応答はまた同上のデキサメタゾン、イ ブプロフェンまたはインドメタシンを用いての予防により首尾よく阻止された。 これらの動物およびヒトの研究により達成された進展にもかかわらず、それら の研究はPFCエマルジョンの静脈内注入に伴って起こっているかも知れない他 の問題または副作用を特定していない。そのようなエマルジョンの臨床上の使用 が増大したならば、他の潜在的副作用を特定することが望ましいだろう。さらに いったんそれらの副作用が特定されたならば、それらの副作用を緩和するかまた は防止さえすることが出来る方法を特定することが非常に有益であろう。本発明の概要 この発明は動物の止血システムおよび血清化学上へのペルフルオロ化学物質エ マルジョンの有害な作用を改良する方法に向けられている。本方法はペルフルオ ロ化学物質エマルジョンの静脈内投与の前に動物にコルチコステロイドを静脈内 に投与することを包含する。コルチコステロイドは動物の止血システムおよび血 清トリグリセリド/酵素水準上へのペルフルオロ化学物質の有害な作用を改良す るのに十分な量で投与される。コルチコステロイドの投与後、ペルフルオロカー ボンエマルジョンが静脈内に投与される。 好ましくは、コルチコステロイドは約0.2mg/体重1kg〜約6mg/体 重1kgの投与量、そしてさらに好ましくは約1mg/kgの投与量で投与され る。ペルフルオロ化学物質エマルジョン中に使用されるペルフルオロ化学物質は 約0.5〜約10ml/体重1kgの投与量で投与されるのが好ましい。 止血システムに関して、本方法はプロトロンビン時間および活性化部分トロン ボプラスチン時間に対するペルフルオロ化学物質−誘発の有害な副作用を減少さ せ、また、ペルフルオロ化学物質−誘発血小板減少症を抑制するために行うこと が出来る。血清化学に関して、本方法はアスパラギン酸アミノトランスフェラー ゼ酵素活性、乳酸デヒドロゲナーゼ酵素活性およびビリルビンへのペルフルオロ カーボン−誘発の有害な副作用を減少させるために行うことが出来る。 コルチコステロイドはデキサメタゾンが好ましく、一方、ペルフルオロ化学物 質は好ましくはペルフルオロジクロロオクタン、ペルフルオロデカリン、ペルフ ルオロメチルデカリン、ペルフルオロジメチルデカリン、ペルフルオロジメチル アダマンタン、臭化ペルフルオロオクチル、ペルフルオロ−4−メチル−オクタ ヒドロキノリジジン、ペルフルオロ−N−メチル−デカヒドロキノリン、F−メ チル−1−オキサ−デカリン、ペルフルオロ−ビシクロ(5.3.0)デカン、 ペルフルオロオクタヒドロキノリジジン、ペルフルオロ−5,6−ジヒドロ−5 −デセンおよびペルフルオロ−4,5−ジヒドロ−4−オクテン、塩素化ペルフ ルオロカーボン類およびそれらの混合物からなる群から選ばれる。最も好ましく は本方法において用いられるペルフルオロ化学物質はペルフルオロジクロロオク タンである。 ペルフルオロ化学物質エマルジョンは、好ましくは約15v/v%〜約70v /v%の量で、さらに好ましくは、約40v/v%の量でペルフルオロ化学物質 を含有する。 本方法の工程のタイミングに関して、ペルフルオロ化学物質エマルジョンの投 与は好ましくは、コルチコステロイドの投与後の数時間内に始められ、また、コ ルチコステロイドの投与の直後に投与することが出来る。 この発明はPFCエマルジョンで処置される動物に幾つかの利点を提供する。 例えば、コルチコステロイドの予備処理は血液凝固システム上へのPFC誘発の 有害な副作用を弱化させるかまたは防止する。予備処理はプロトロンビン時間お よび活性化部分トロンボプラスチン時間上へのPFC−誘発の有害な作用を実質 的に排除し、PFC−誘発の血小板減少症を有意義に抑制する。 コルチコステロイド予備処理はまた、幾つかの血清化学パラメータ上へのPF C−誘発の有害な副作用を弱化させるかまたは排除する。例えば、予備処理は、 血清トリグリセリドおよびビリルビンにおけるそしてアスパラギン酸アミノトラ ンスフェラーゼ酵素活性および乳酸デヒドロゲナーゼ酵素活性における、PFC −誘発の増大を抑制する。発明の詳細な記載 この発明は、動物の止血システムおよび血清化学上へのペルフルオロ化学物質 エマルジョンの有害な作用を改良する方法に向けられている。本方法は、ペルフ ルオロ化学物質エマルジョンの静脈投与の前に動物にコルチコステロイドを静脈 内に投与することを包含する。コルチコステロイドは動物の止血システムおよび 血清トリグリセリド/酵素水準上へのペルフルオロ化学物質の有害な作用を改良 するのに十分な量で投与される。コルチコステロイドの投与の後に、ペルフルオ ロカーボンエマルジョンは静脈内に投与される。 好ましくは、コルチコステロイドは約0.2mg/体重1kg〜約6mg/体 重1kgの投与量で投与される。約0.1mg/kgの低い投与量では、デキサ メタゾンを用いての予備処理はPFC−誘発の副作用に対して殆ど効果を有しな い;一方、約6.0mg/kg以上の投与量は、そのような投与量が視床下部− 下垂体−副腎軸生理学における望ましくない変化を生ずる可能性がある点で、安 全性の問題がある。さらに好ましくは、コルチコステロイドは約1mg/kgの 投与量で投与される。ペルフルオロ化学物質エマルジョンにおいて用いられるペ ルフルオロ化学物質は、好ましくは体重1kg当たり約0.5〜約10mlの投 与量で投与される。 止血システムに関して、本方法は、プロトロンビン時間および活性化部分トロ ンボプラスチン時間上へのペルフルオロ化学物質−誘発の有害な副作用を減少さ せるために、そしてペルフルオロ化学物質−誘発血小板減少を抑制するために行 うことが出来る。血清化学に関して、本方法はアスパラギン酸アミノトランスフ ェラーゼ酵素活性、乳酸デヒドロゲナーゼ酵素活性およびビリルビン上へのペル フルオロカーボン−誘発の有害な副作用を減少させるために行うことが出来る。 コルチコステロイドは好ましくはデキサメタゾンである。ペルフルオロ化学物 質は、好ましくはペルフルオロジクロロオクタン、ペルフルオロデカリン、ペル フルオロメチルデカリン、ペルフルオロジメチルデカリン、ペルフルオロジメチ ルアダマンタン、臭化ペルフルオロオクチル、ペルフルオロ−4−メチル−オク タヒドロキノリジジン、ペルフルオロ−N−メチル−デカヒドロキノリン、F− メチル−1−オキサ−デカリン、ペルフルオロ−ビシクロ(5.3.0)デカン 、ペルフルオロオクタヒドロキノリジジン、ペルフルオロ−5,6−ジヒドロ− 5−デセン、およびペルフルオロ−4,5−ジヒドロ−4−オクテン、塩素化ペ ルフルオロカーボン類およびそれらの混合物からなる群から選ばれる。最も好ま しくは本方法で用いられるペルフルオロ化学物質はペルフルオロジクロロオクタ ンである。 ペルフルオロ化学物質エマルジョンは好ましくは約15v/v%〜約70v/ v%の量でそしてさらに好ましくは約40v/v%の量でペルフルオロ化学物質 を含有する。 本方法の工程のタイミングに関して、ペルフルオロ化学物質エマルジョンの投 与はコルチコステロイドの投与後の数時間内に始められ、またコルチコステロイ ドの投与の直後に投与することが出来る。例: 研究計画および試験計画 1mg/kgのデキサメタゾンを用いての処理及びその処理なしで、雄の成長 したヒヒ(baboons )(Papio cynocephalus)において、40v/v%ペルフル オロジクロロオクタン(PFDCO)エマルジョンの急性静脈内曝露に伴う応答 を評価した。40v/v%PFDCOの投与量水準は、血管内ガス輸送に関して 有効であり、ヒヒにおける最小の可逆性副作用を与えるように選ばれた。デキサ メタゾン予備処理摂取が抗炎症作用を引き出すように意図された投与量水準で静 脈内に投与された。その40v/v%PFDCOエマルジョンはPFDCO基本 (stem)エマルジョン並びに23.4%食塩添加(annex )溶液を含んだ。基本 エマルジョン、食塩添加物および最終配合の特定の組成を表1に示す。 獣医による完全な健康検査が行われそして研究のために認容された後に、12 匹の成長した雄のヒヒ(Papio cynocephalus)が選ばれた。8〜20年令の範囲 の動物は野性生まれかまたはコロニー生まれのどちらかでありそして臨床的に優 れた健康であった。 その12匹の動物を各々のグループにおいて3匹の動物を有するように4つの 処置グループに分けた。グループIおよびIIの動物の各々は1.0ml/kgの PFDCO(23.4%の塩化ナトリウムを添加しての2.5ml/kgの基本 エマルジョン)を受容し、グループIIの動物はまたPFDCOの注入の直前に1 mg/kgのデキサメタゾンを静脈内に受容した。グループIIIおよびIVの動物 は各々2.0ml/kgのPFDCO(23.4%の塩化ナトリウムと混合した 5.0ml/kgの基本エマルジョン)を受容し、一方グループIVの動物はまた 、注入の直前に1mg/kgのデキサメタゾンを静脈内に受容した。 ヒヒはデキサメタゾンおよびPFDCOを注入するために、バリウム(valium) 補充ケタミンHCl(1M)で鎮静化され、そして鎮静を維持することを必要と するときは追加の投与量のケタミンHClが投与された。鎮静および前処理の血 液を採取後、それぞれのエマルジョンの注入のために、伏在静脈中に、16〜2 0ゲージ留置カテーテルを置き且つ固定した。40v/v%PFDCOエマルジ ョンの投与量が1分間当たり約4〜6mlの速度で投与された。 PFDCOエマルジョンの投与後、30日間の期間にわたって血液サンプルを 取り出しそして分析した。ヒヒはすべてのサンプル取り出し処理のために、バリ ウム(valium)補充ケタミンHCl(1M)を用いて鎮静化されそして鎮静を維 持することを必要とするときは追加の投与量のケタミンHClが投与された。非 浸襲性血圧装置を用いて間接的体血圧を測定しそして直腸検温器を用いて体温を 監視した。また、胸壁または腹壁の吸息性可動域を監視することにより呼吸数を 直接測定し、一方、末梢血管脈の触診または胸聴診により脈拍数を測定した。末 梢静脈を介して経皮的に血液サンプルを集めた。データ分析方法論 複数の基本線(baseline)および(または)注入前測定を有するパラメータの 為に、各々の動物についての平均基本線値が計算された。平均基本線からの応答 の変化を統計的に評価しそしてデキサメタゾン予備処理を用いてのそしてその予 備処理なしでの、各々の投与水準のPFCでのグループ間比較が各々のサンプル 時間で行われた。一因子分散分析(ANOVA)が、時間にわたってのグループ 内またはグループ間での有意性について試験するために用いられた。意味ありの 水準はP<0.05およびP<0.01として規定された。 下に提供された結果は、Brenda M.Hainsey 等による“Clinical Parameters of the Normal Baboons(Papio species)and Chimpanzees(Pan troglodytes)” ,Vol.43,No.3,Laboratory Animal Science ,(1993年6月)において挙 げられたような成長した雄のヒヒについての正常な値と比較された。ファクター VIIIの分析について、その結果はHollace M.Feingold 等による“Coagulation Assays and Platelet Aggregation Patterns in Human,Baboon and Canine Blo od”,Vol.47,No.10,American Journal of Veterinary Research,October,198 6において報告されたようなヒヒについての正常な範囲と比較された。止血システム上へのデキサメタゾン予備処理の影響 プロトロンビン時間(PT)が表2において試験時間にわたって4つの処置グ ループについて示される。低い投与量のPFCの動物において、注入後6時間で PTにおける上昇の徴候があり、これは注入後1日間にわたって上昇したままで あった。しかしながら、デキサメタゾンで予備処理された低い投与量の動物にお いて、試験中にわたってPTにおける意味ある変化はなかった。高い投与量のヒ ヒにおいてPTは基本線およびデキサメタゾンで予備処理された高い投与量の動 物と比較した場合、注入後4時間、6時間および1日で非常に上昇した。投与後 2日においても高い投与量の動物のPTは基本線と比較した場合、非常に長期化 した変化を示したままであった。予備処理された、高い投与量の動物について、 基本線からのPTにおける意味のある変化が注入後30日においてのみ起こった ;しかしながらこの上昇は生物学的に意味があるものとは考えられなかった。 活性化部分トロンボプラスチン時間(aPTT)の結果が表3に示される。低 い投与量の動物は、注入後1日で、予備処理された低い投与量の動物と比較した 場合に非常に高いaPTTを示した。高い投与量でのヒヒにおいて、基本線およ び予備処理された高い投与量での動物と比較したときに、注入後4時間、6時間 および1日でaPTTは非常に上昇した。7日で、高い投与量での動物のaPT Tは基本線から意味ある程度に減少した、けれどもこれは生物学的には意義があ るとは考えられなかった。一方では、デキサメタゾンで予備処理された高い投与 量での動物に置いて、基本線からのaPTTにおける意味ある変化はなかったそ して血液凝固時間はすべて、ヒヒについて正常な範囲であった。 ファクターVIII(FVIII)の結果を表4に要約する。低い投与量グループおよ び予備処理された低い投与量グループのFVIII水準は、基本線からの差および処 理間の差において若干の散発性の意味ある差を示したが、しかしその値のすべて はヒヒについての正常な範囲内であった。高い投与量の動物のFVIII水準は投与 後2日、4日、7日および14日で正常な範囲の上限を超えた。予備処理された 高い投与量の動物についての値は、また正常な範囲の上限を超えたが、しかし投 与後のほんの6時間、1日および2日で、非処理動物についての値よりもずっと 速やかに正常範囲に戻った。 種々の処置グループについての血漿フィブリノゲン値を表5に示す。低い投与 量のヒヒにおいて、1日および2日でフィブリノゲン濃度は正常な範囲の上限( 214mg/dl)を超えそして2日で基本線からの意味のある差があった。予 備処理された低い投与量のヒヒにおいてのフィブリノゲン濃度は、また1日およ び2日で正常な範囲の上限を超えたが、しかしながらこれらの変化は生物学的に 意味のあるものとは考えられなかった。高い投与量のグループのフィブリノゲン 濃度は注入後6時間で基本線に関して重大に減少し、この濃度はヒヒについての 正常な範囲の下限(118mg/dl)以下であった。一方では、予備処理され た高い投与量のグループにおけるフィブリノゲン水準は1日および2日で基本線 から意味ある程度に上昇し、1日、2日および4日で正常の上限を超えた。 PFDCOの静脈内投与はまた、非処理研究グループの血小板減少症を誘発さ せた。4つの研究グループについての血小板数データは表6に示される。ヒヒの 血小板数についての正常な範囲は164,000〜394,000/mm3であ り、この範囲以下の値は血小板減少症を示す。低い投与量のヒヒは、正常範囲の 下端に比較して、注入後4日および7日で穏やかな、ないしは軽度の血小板減少 性であった。一方、予備処理された低い投与量の動物は、これらの動物について の血小板の数値が全体的な試験の間に正常な範囲内であったので、血小板減少性 であるとは考えられなかった。一方、両方の高い投与量の研究グループは血小板 減少症の徴候を示した。しかしながら非処理の高い投与量の動物は2〜14日間 血小板減少性であったが、しかるに処理された高い投与量のグループの血小板減 少性は4日までに見られなくなった。血清化学パラメータ上へのデキサメタゾン予備処理の影響 2つの高い投与量の研究グループについてのみ、臨床化学パラメータを分析し た。 血清トリグリセリド(TG)、全ビリルビン、および直接ビリルビンの値を表 7および8に示す。血清トリグリセリドに関して高い投与量の動物においての上 昇は、1日、2日および4日でヒヒについての正常な範囲の上限(94mg/d l)を超えたが、しかるにデキサメタゾン予備処理グループにおける上昇はヒヒ についての正常な範囲内に十分に入っていた。TG上昇は、おそらくはコルチコ ステロイドおよび(または)PFCエマルジョン中に含有した外因性トリグリセ リドの混入そして血液サンプル採取および注入の最初の4日後に生命徴候を監視 するために必要とされる化学的鎮静化手続きの回数に関連していた。 全ビリルビン値は高い投与量の動物において4時間、6時間および1日で、ヒ ヒについての正常の上限(0.40mg/dl)を超えたかまたはその上限であ り、予備処理された動物のグループにおいて4時間および6時間でこの上限であ った。これらの上昇は恐らくは、肝性細網内皮(クッパー(Kupffer))細胞によ るヘモグロビン粒子の食作用に続く変化したヘモグロビン代謝に起因していた。 直接ビリルビンに関して、高い投与量のグループは注入後6時間および1日でヒ ヒについての正常な範囲(0.20mg/dl)を超えたが、しかるに予備処理 グループにおける値のすべては正常な範囲内であった。 アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)酵素活性値を、表9に示 す。注入後4時間、6時間、1日、2日および4日で、高い投与量の研究グルー プおよび予備処理された高い投与量の研究グループの両方において、AST酵素 活性はヒヒについての正常範囲の上限(62U/L)を超えた。しかしながら、 高い投与量のグループについてのAST値は、注入後6時間、1日及び2日で、 予備処理された高い投与量のグループの値より非常に大であった。 乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)血清酵素活性値をまた表9に示す。高い投与 量の動物において、注射後の幾つかの測定の時間中にLDHの重大な上昇があり そして4時間〜4日間のLDH値のすべてはヒヒについての正常な範囲の上限( 438U/L)以上であった。予備処理された高い投与量のグループにおいて、 LDH値は1日および2日でのみ正常な範囲の上限を超えた。さらにこのグルー プにおいて、全体的な研究の工程にわたって基本線からのLDH水準における重 大な変化はなかった。 この発明はPFCエマルジョンで処置されている動物に対して幾つかの利点を 提供する。例えばコルチコステロイド予備処理は血液凝固システム上へのPFC 誘発の有害な副作用を弱化させるかまたは防止する。予備処理はプロトロンビン 時間および活性化部分トロンボプラスチン時間上へのPFC−誘発の有害な作用 を排除しそしてPFC−誘発血小板減少症を抑制する。 コルチコステロイド予備処理はまた幾つかの血清化学パラメータ上へのPFC −誘発の有害な副作用を弱化させるかまたは排除する。例えば、予備処理は血清 トリグリセリドおよびビリルビンにおける、並びにアスパラギン酸アミノトラン スフェラーゼ酵素活性および乳酸デヒドロゲナーゼ酵素活性におけるPFC−誘 発の増大を抑制する。 詳細な記載で提供された態様は例示だけのために提供されそして本発明の範囲 を限定することを意図しない。むしろ、この発明は特許請求の範囲およびそれに 対するすべての均等な範囲により規定される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年10月22日 【補正内容】 請求の範囲 1.動物の止血システムおよび血清化学上へのペルフルオロ化学物質の有害な 作用を減少させるために、前記ペルフルオロ化学物質の投与前に、体重1kg当 たり約0.2〜6mgの投与量で前記動物に投与するための医薬を製造するため のコルチコステロイドの使用。 2.前記コルチコステロイドが約1mg/kgの投与量で投与するためのもの である、請求項1に記載の医薬を製造するためのコルチコステロイドの使用。 3.前記ペルフルオロ化学物質が前記動物の体重の1kg当たり約0.5〜1 0mlの投与量で投与される、請求項1に記載の医薬を製造するためのコルチコ ステロイドの使用。 4.血清中の、ビリルビン、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ酵素活 性および血清乳酸デヒドロゲナーゼ酵素活性上への前記ペルフルオロ化学物質の 有害な作用を減少させるための、請求項1に記載の医薬を製造するためのコルチ コステロイドの使用。 5.プロトロンビン時間および活性化部分トロンボプラスチン時間上への前記 ペルフルオロ化学物質の有害な作用を減少させるためのそしてペルフルオロ化学 物質誘発の血小板減少症を抑制するための、請求項1に記載の医薬を製造するた めのコルチコステロイドの使用。 6.前記コルチコステロイドがデキサメタゾンである、請求項1〜5のいずれ か1項に記載の医薬を製造するためのコルチコステロイドの使用。 7.前記ペルフルオロ化学物質がペルフルオロジクロロオクタン、ペルフルオ ロデカリン、ペルフルオロメチルデカリン、ペルフルオロジメチルデカリン、ペ ルフルオロジメチルアダマンタン、臭化ペルフルオロオクチル、ペルフルオロ− 4−メチル−オクタヒドロキノリジジン、ペルフルオロ−N−メチル−デカヒド ロキノリン、F−メチル−1−オキサ−デカリン、ペルフルオロビシクロ(5. 3.0)デカン、ペルフルオロオクタヒドロキノリジジン、ペルフルオロ−5, 6−ジヒドロ−5−デセンおよびペルフルオロ−4,5−ジヒドロ−4−オクテ ン、塩素化ペルフルオロカーボン類およびそれらの混合物からなる群から選ばれ る、請求項1に記載の医薬を製造するためのコルチコステロイドの使用。 8.前記ペルフルオロ化学物質がペルフルオロジクロロオクタンである、請求 項1に記載の医薬を製造するためのコルチコステロイドの使用。 9.前記ペルフルオロ化学物質のエマルジョンが、約15v/v%〜約70v /v%の量で前記ペルフルオロ化学物質を含有している、請求項1に記載の医薬 を製造するためのコルチコステロイドの使用。 10.前記ペルフルオロ化学物質のエマルジョンが、40v/v%の量で前記 ペルフルオロ化学物質を含有している、請求項1に記載の医薬を製造するための コルチコステロイドの使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,TJ,TM,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ペルフルオロ化学物質を含むペルフルオロ化学物質エマルジョンを静脈内 に投与する前に、動物にコルチコステロイドを静脈内に投与し、前記コルチコス テロイドは、前記動物の止血システムおよび血清トリグリセリド/酵素水準上へ の前記ペルフルオロ化学物質の有害な作用を改良するのに十分な量で投与され、 そして 次に前記ペルフルオロ化学物質エマルジョンを静脈内に投与する、 工程を包含する、動物の止血システムおよび血清化学上へのペルフルオロ化学物 質エマルジョンの有害な作用を改良する方法。 2.前記コルチコステロイドが約0.2mg/動物の体重1kg〜約6mg/ 動物の体重1kgの投与量で投与される、請求項1の方法。 3.前記コルチコステロイドが約1mg/kgの投与量で投与される、請求項 2の方法。 4.前記ペルフルオロ化学物質が前記動物の体重の1kg当たり約0.5〜約 10mlの投与量で投与される、請求項1の方法。 5.血清中の、ビリルビン、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ酵素活 性および血清乳酸デヒドロゲナーゼ酵素活性上へのペルフルオロ化学物質−誘発 の有害な副作用を減少させるために行われる、請求項1の方法。 6.プロトロンビン時間および活性化部分トロンボプラスチン時間上へのペル フルオロ化学物質−誘発の有害な副作用を減少させるために、及びペルフルオロ 科学物質誘発の血小板減少症を抑制するために行われる、請求項1の方法。 7.前記コルチコステロイドがデキサメタゾンである、請求項1の方法。 8.前記ペルフルオロ化学物質がペルフルオロジクロロオクタン、ペルフルオ ロデカリン、ペルフルオロメチルデカリン、ペルフルオロジメチルデカリン、ペ ルフルオロジメチルアダマンタン、臭化ペルフルオロオクチル、ペルフルオロ− 4−メチル−オクタヒドロキノリジジン、ペルフルオロ−N−メチル−デカヒド ロキノリン、F−メチル−1−オキサ−デカリン、ペルフルオロ−ビシクロ(5 3.0)デカン、ペルフルオロオクタヒドロキノリジジン、ペルフルオロ−5, 6−ジヒドロ−5−デセン、およびペルフルオロ−4,5−ジヒドロ−4−オク テン、塩素化ペルフルオロカーボン類およびそれらの混合物からなる群から選ば れる、請求項1の方法。 9.前記ペルフルオロ化学物質がペルフルオロジクロロオクタンである、請求 項8の方法。 10.前記ペルフルオロ化学物質エマルジョンが約15v/v%〜約70v/ v%の量で前記ペルフルオロ化学物質を含有している、請求項1の方法。 11.前記ペルフルオロ化学物質エマルジョンが約40v/v%の量で前記ペ ルフルオロ化学物質を含有している、請求項10の方法。 12.前記ペルフルオロ化学物質エマルジョンを投与する前記工程が、前記コ ルチコステロイドの投与の前記工程の後約数時間内で始められる、請求項1の方 法。 13.前記ペルフルオロ化学物質エマルジョンを投与する前記工程が前記コル チコステロイドを投与する前記工程の直後に始められる、請求項12の方法。
JP8514693A 1994-10-28 1995-10-24 ペルフルオロ化学物質エマルジョンの有害な作用を減少させるためのコルチコステロイドの使用 Ceased JPH10511642A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US33132694A 1994-10-28 1994-10-28
US08/331,326 1994-10-28
PCT/US1995/013714 WO1996013268A2 (en) 1994-10-28 1995-10-24 Use of a corticosteroid to reduce the adverse effects of a perfluorochemical emulsion

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10511642A true JPH10511642A (ja) 1998-11-10

Family

ID=23293491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8514693A Ceased JPH10511642A (ja) 1994-10-28 1995-10-24 ペルフルオロ化学物質エマルジョンの有害な作用を減少させるためのコルチコステロイドの使用

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5670495A (ja)
EP (1) EP0783309A2 (ja)
JP (1) JPH10511642A (ja)
AU (1) AU696793B2 (ja)
IL (1) IL115662A0 (ja)
WO (1) WO1996013268A2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5847009A (en) * 1986-01-14 1998-12-08 Alliance Pharmaceutical Corp. Prophylaxis in the parenteral administration of particulate dispersions in fluorocarbon emulsions
US20050277624A1 (en) * 2004-06-09 2005-12-15 Nigel Cook Use of corticosteroids alone or in conjunction with nutritional therapy to reduce stress in animals

Also Published As

Publication number Publication date
US5670495A (en) 1997-09-23
EP0783309A2 (en) 1997-07-16
IL115662A0 (en) 1996-01-19
AU4134496A (en) 1996-05-23
AU696793B2 (en) 1998-09-17
WO1996013268A3 (en) 1996-06-20
WO1996013268A2 (en) 1996-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4598203B2 (ja) 脳機能改善剤
Capaldo et al. Splanchnic and leg substrate exchange after ingestion of a natural mixed meal in humans.
EP0279379B1 (en) Interstitial administration of perfluorchemical emulsions for reoxygenation of hypoxic tumor cells
Elliott A therapeutic trial of fatty acid supplementation in cystic fibrosis
TWI815796B (zh) 包含5-膽甾烯-3,25-二醇3-硫酸酯(25hc3s)或其醫藥上可接受之鹽及至少一種環狀寡醣的組成物,以及使用彼等之方法
Harris et al. Enhanced prevalence of ankyloglossia with maternal cocaine use
KR20190075157A (ko) 뇌졸중 및 허혈 치료제로서의 도데카플루오로펜탄 에멀전
JP2509810B2 (ja) 中鎖トリグリセライドの内臓へ向けられた代謝のための非経口脂質エマルジョン
Gramstad et al. Interaction of cyclosporin and its solvent, cremophor, with atracurium and vecuronium
Zhou et al. Perfluorocarbon emulsions improve cognitive recovery after lateral fluid percussion brain injury in rats
JPS5832829A (ja) 血管造影剤
Yaster et al. Local anesthetics in the management of acute pain in children
JPH10511642A (ja) ペルフルオロ化学物質エマルジョンの有害な作用を減少させるためのコルチコステロイドの使用
Levraut et al. The increase in CO 2 production induced by NaHCO 3 depends on blood albumin and hemoglobin concentrations
Pasimeni et al. Refractory thyrotoxicosis induced by iodinated contrast agents treated with therapeutic plasma exchange. A case report
AU718120B2 (en) Liquid fluorocarbon emulsion as a vascular nitric oxide reservoir
Jaakola et al. Intramuscular dexmedetomidine premedication—an alternative to midazolam‐fentanyl‐combination in elective hysterectomy?
Yamaya et al. Effects of Optison® on pulmonary gas exchange and hemodynamics
Brauer et al. Transcranial Doppler sonography mean flow velocity during infusion of ultrapurified bovine hemoglobin
RU2162692C1 (ru) Состав на основе эмульсии перфторорганических соединений для медико-биологических целей
CA2202989C (en) Method of pretreating an animal with a corticosteroid prior to infusion of a perfluorochemical emulsion
RU2174838C2 (ru) Способ лечения тяжелого бронхообструктивного синдрома у детей раннего возраста
EP1642584A1 (en) External preparation for improving coital function
Raušer et al. Clinical comparison of medetomidine-butorphanol and medetomidine-buprenorphine combinations for intravenous premedication of general anaesthesia in the dog
WO2022199551A1 (en) Dc009 for treating acute ischemic stroke

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20061023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061128