【発明の詳細な説明】
発呼人識別復号機能を備える対話型マルチメディア装置
発明の分野
本発明は、通信ネットワークを介してマルチメディア情報を生成、伝送及び受
信する方法及びシステムに関し、より詳細には、そのようなネットワークを介し
ての、発呼人識別情報を含むマルチメディア情報の生成、伝送及び受信に関する
。
発明の背景
マルチメディア情報は、ネットワークを介して多様な用途で伝送することがで
きる。マルチメディア情報が意味するものは、運ばれる特定の情報の重要さに基
づいて増大又は減少させることができるいくつかのパラメータを有する情報であ
る。例えば、ビデオ環境では、画面に提供すべき前景及び背景情報があるかもし
れない。画面は通常、ビデオ画面又はコンピュータ画面である。このタイプのシ
ステムの最も一般的な例は、例えばケーブルテレビネットワーク（すなわち、Ｑ
ＶＣ又はホームショッピングネットワーク）のような対話型ビデオシステムに見
られるものである。これらのタイプのシステムでは、視聴者は、画面を見て、画
面上の情報を検討して自分が望むタイプの商品を選び、その後、特定の電話番号
に電話して、その商品を購入することができる。
マルチメディア情報はまた、例えば白色ノイズ、バックグラウンド音楽又は他
の伝送を完成させるための情報を使用して、ニュース、天気予報、音楽等を伝送
することができるオーディオ情報でもあり得る。マルチメディア情報はまた、グ
ラフィックス、ビデオ及び音楽を、カラオケのような娯楽形態に組み合わせたも
のでもあり得る。上述したように、現在、個人がネットワーク上の特定のビデオ
、オーディオ及びグラフィックス情報にアクセスすることを可能にする対話型シ
ステムがある。現在公知のシステムはいずれも、マルチメディア情報の高品質伝
送
を可能にするため、十分な帯域幅を要するという問題を抱えている。
マルチメディア情報は、十分な帯域幅を要することが知られている。ビデオ情
報の場合、高品質ビデオ画像を伝送経路に載せて送るためには、３０ＭＢ/secも
の帯域幅が必要である。オーディオ情報の場合、高品質オーディオ信号を正確に
生成するためには、１０ＭＢ/秒もの帯域幅が必要である。
二つの異なる方法で調べることにより、制限された帯域幅を決定することがで
きる。一つは、利用可能なすべての帯域幅を瞬間的に調べる方法である。特定の
帯域幅要件を決定するもう一つの方法は、指定期間に亘って利用可能な帯域幅を
決定することである。
そのために利用可能な帯域幅は、二つの方法で制限される。まず、帯域幅が約
１０キロヘルツである電話ネットワークのように、ネットワークの全帯域幅が制
限される。しかし、この例では、特定の電話機が絶えず使用されるわけではない
ため、指定期間にわたって利用可能な帯域幅が非常に高いかもしれない。
他方、大きな帯域幅のネットワーク、例えばケーブルテレビのネットワークを
見てみると、帯域幅は十分ではあるが、利用可能な帯域幅の大部分が、ネットワ
ーク信号を提供するのに用いられている。このような例では、指定期間に亘って
利用可能な帯域幅は、上述の電話システムよりもはるかに少ないかもしれない。
電話ネットワークは、従来、データ又は音声情報を伝送するのに使用されてき
た。そのような電話ネットワークでは、いくつかの分野で、電話機の使用者が発
呼人の電話番号を知ることを可能にするような、発呼人識別（発呼人ＩＤ）と呼
ばれる機能が提供されている。発呼人ＩＤシステムでは、電話機のハンドセット
に設けられた表示装置が電話機の使用者に電話番号を表示する。公知の発呼人Ｉ
Ｄシステムに関する問題は、使用者が電話機のすぐ近くにいなければならないと
いうことである。より詳細には、電話機の使用者が他の活動、例えばテレビを見
ること等に従事しているならば、使用者は、その活動（テレビの視聴）から離れ
、表示を見に行かなければならない。従って、各部屋のよく見える位置に電話が
ない限り、発呼人ＩＤ機能の使用者は、依然として、電話機の表示を見ることに
よ
って電話に応答しなければならない。
従って、発呼人ＩＤ情報を容易に確認することができるような、電話ネットワ
ークを介して高品質情報を提供するシステムが必要とされる。同様に、発呼人Ｉ
Ｄ情報との高められた対話性を含む、対話型マルチメディア情報を生成、伝達及
び受信するためのシステムが求められる。同様に、発呼人ＩＤ情報を含む増大し
たマルチメディア情報を受信及び伝送することができ、多数の他の装置を有用に
制御し、家庭内で用いることができる装置が必要となる。
このような装置は、家庭環境に低廉に設置できることが重要である。さらには
、対話型マルチメディア装置は、設置されるとき、既存のネットワークの変更を
要しないものであることが重要である。
本発明は、電話ネットワーク等の通信ネットワークとともに使用されるような
システム及び装置を提供する。
発明の概要
電話ネットワーク、同様な交換式ネットワーク、又は衛星もしくはケーブルの
ような放送ネットワークと組み合わせて使用することができる対話型マルチメデ
ィア通信装置が開示されている。
電話ネットワークに使用するための対話型マルチメディア装置は、
発呼人識別（発呼人ＩＤ）情報を含む対話型マルチメディア情報を電話ネット
ワークから受け取るためのインタフェース手段と、
対話型マルチメディア情報を受け取り、復号された発呼人ＩＤ情報を供給する
ためのデコーダ手段と、
復号された発呼人ＩＤ情報をデコーダ手段から受け取るためのメモリ手段と、
インタフェース手段及びデコーダ手段に接続され、復号された発呼人ＩＤを供
給するための制御手段と、
復号された発呼人ＩＤをメモリ手段から受け取り、制御手段に応答して、発呼
人ＩＤ情報をグラフィックス形態で供給するためのグラフィックス処理手段と、
グラフィックス処理手段及び制御手段に接続され、発呼人ＩＤ情報をテレビに
伝送するためのビデオ制御手段と、を含む。
このようなシステム及び装置の使用により、システムを既存の電話ネットワー
クとともに利用して高品質マルチメディア情報を生成することができる。
図面の簡単な説明
図１は、発呼人ＩＤ情報の識別に使用される従来のシステムのブロック図であ
る。
図２は、発呼人ＩＤ情報を識別するためのシステムのブロック図である。
図３は、本発明の対話型マルチメディア装置（ＩＭＤ）である。
図４は、図２のシステムの動作の一つの実施態様を示すフローチャートである
。
図５は、本発明のシステムとともに使用される遠隔制御装置を表す図である。
発明の詳細な説明
本発明は、既存のネットワークを用いるときの、マルチメディア情報の伝送及
び受信における改良に関する。以下の記述は、当業者が本発明を構成し、使用す
ることができるよう、特許出願及びその要件に関連して提供するものである。好
ましい実施態様に対する種々の変更は当業者には容易に理解されるであろうため
、本明細書には一般的な原理及び特徴を記載する。
まず図１を参照すると、電話機に用いられる従来技術の発呼人識別システム１
０が簡単なブロック図の形態で示されている。このようなシステム１０では、表
示装置１４を備えた電話機１２が電話機に接続されている。この場合、電話機の
使用者は、電話が鳴り始めてから表示装置を見に行って、発呼人の電話番号を確
認する。説明したように、このシステムでは、発呼人ＩＤ情報を見るために、使
用者は電話１２のすぐ近くにいなければならない。加えて、電話機がその部屋の
中にないならば、使用者は、発呼人ＩＤ情報を見に、電話機を置いてある部屋に
行かなければならない。これは、発呼人ＩＤの目的を損なうようなものである。
すなわち、電話機の使用者はやはり、電話機の表示を見なければならず、そのた
め、電話のところに行って番号を確認しなければならない。従って、多くの場合
、この点で、使用者にとっては電話に出たほうがましである。
本発明は、発呼人ＩＤ機能を備えた電話機の使用者が、画面上の表示を見るこ
となく、発呼人の番号及び他の情報を確認することができるシステムに関する。
そのようなシステムを提供するために、このシステムは、テレビ及び発呼人ＩＤ
対話型マルチメディアデコーダを既存の電話ネットワークとともに使用する。次
に、本発明の発呼人ＩＤ対話型マルチメディア通信システム１００のブロック図
である図２を参照して、このようなシステムをより詳細に説明する。
本発明は、電話ネットワークの一部である電話機１０４とテレビ１０６との間
に接続された対話型マルチメディア装置（ＩＭＤ−ＣＩＤ）１０２を含む。この
システムを用いると、電話機１０４の使用者は、テレビ画面を見ることにより、
発呼人ＩＤ情報を見ることができる。従って、使用者は、このシステムを通じて
、電話が鳴ると、所定期間、画面上で点滅する発呼人ＩＤ情報を見ることができ
る。その際、使用者は、どこにいても、部屋の中のテレビを見るだけで、発呼人
ＩＤ情報を確認することができる。
第一の実施態様では、番号だけを点滅させることもできる。第二の実施態様で
は、ＩＭＤ１０２は、電話をかける人の名前、住所等のような情報を含む。加え
て、システムは、使用者が新たな情報をＩＭＤ１０２に入力することができるよ
うに、更新可能である。
次に、ＩＭＤ１０２のブロック図である図３を参照して、ＩＭＤ１０２の機能
をより詳細に説明する。ＩＭＤ１０２はいくつかの構成部品を含む。電話回線が
インタフェース２０２に接続されている。インタフェース２０２は、対話型制御
装置２０４及び発呼人ＩＤ復号チップ２０６に接続されている。対話型制御装置
２０４は、標準の電話キーパッド又は遠隔制御装置からの信号を受け取る。イン
タフェース２０２は、拡張可能なダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＲＡ
Ｍ）２０８であるマルチメディアメモリ２０８に接続されている。発呼人ＩＤ復
号チップ２０６は、発呼人ＩＤ情報を表すデータをメモリ１０８に供給する。マ
ルチメディアメモリ２０８は、データをグラフィックスプロセッサ２１０に供給
する。
加えて、グラフィックスプロセッサ２１０の出力は、ビデオ制御チップ２１２
に供給される。ビデオ制御装置２１２は、標準のテレビ表示装置に信号を供給し
、標準のテレビソースからの信号を受け取る。発呼人ＩＤ復号チップ２０６、マ
ルチメディアメモリ２０８、グラフィックスプロセッサ２１０、ビデオ制御装置
２１２は、上記構成要素のすべての動作を管理するマイクロプロセッサ／マイク
ロコントローラ２１４によって制御される。ビデオ制御装置２１２は、標準の電
話キーパッド入力に接続されている。あるいは、テレビのリモートタイプ装置又
は特殊なＩＭＤに対して、以下詳細に論じる多様な方法でリモートを利用するこ
とができる。
ＩＭＤ１０２に関する技術情報（シリアル番号、発生器の数、タイプ等）とと
もに使用者の個人的及び人口学的な情報（例えば年齢、人種、性別および他の個
人的特徴）。
以下、好ましい実施態様における種々の構成部品それぞれの機能を概説する。インタフェースチップ２０２
Ａ．標準の電話回線、オプションのシリアルポート、マルチメディアメモリへ
のインタフェース、マルチメディア復号、オーディオ制御及びプロセッサ制御モ
ジュールの間のすべての通信を管理する。
Ｂ．半二重、全二重及び半二重高速動作のための標準プロトコルをサポートす
る。
Ｃ．オンチップ符号化／復号能力、音声のＤ／Ａ、Ａ／Ｄ、ファクシミリ及び
データ機能。
Ｄ．デュアルトーン多重周波数（ＤＴＭＦ）の検出及び生成。発呼人ＩＤ復号チップ２０６
Ａ．リアルタイム発呼人ＩＤ情報を管理して、後続の動作における処理にてデ
ータを抽出する。マルチメディアメモリ２０８
Ａ．画像のミキシング／処理及び補助的なマルチメディアデータの格納のため
の呼称ＤＲＡＭ又はＶＲＡＭ。
Ｂ．常駐ＩＭＤ制御プログラムのための呼称ＲＯＭ。
Ｃ．マルチメディアデータの格納及びプログラム／データの格納のためのオプ
ションの同時常駐ＤＲＡＭ。
Ｄ．オプションの不揮発性記憶装置（拡張可能）。
Ｅ．ＶＲＡＭ／ＲＯＭ／ＤＲＡＭ及び不揮発性記憶装置のメモリ制御装置。ビデオ制御チップ２１２
Ａ．ビデオミキシング、増強及び表示機能に関してすべてのＩＭＤ１０２を管
理する。
Ｂ．ミックス、ズーム、パン、クロマキー、画素データに対する変形、遷移の
ための画素プロセッサ。
Ｃ．図形（例えば色充填のある矩形）生成、スプライト、外部文字を含むテキ
スト及び画面移動のためのグラフィックスプロセッサ。
Ｄ．デジタルからアナログへの変換、アナログからＮＴＳＣ、ＮＴＳＣビデオ
＋ステレオオーディオからＲＦ。グラフィックスプロセッサ２１０
Ａ．受け取ったアナログ／デジタルオーディオ、音楽合成生成及び全体のアナ
ログミキシング及びオーディオ効果を管理する。
Ｂ．復号負荷を組み込む。
Ｃ．圧縮ＭＩＤＩ入力から抽出されたインストルメント合成。
Ｄ．マルチタスク生成用の内蔵マイクロコントローラ。
Ｅ．アナログ左右オーディオ出力用のデュアルアナログソースミックス、デジ
タルオーディオ及びシンセサイザミックス、アナログオーディオ制御（音量、バ
ス、トレブル、バランス）。マイクロプロセッサ／マイクロコントローラ２１４
Ａ．ＭＣＰＳとともに、又はＭＣＰＳから独立して動作する、常駐及びダウン
ロードされたＩＭＤコードのマルチタスク実行を管理する。
Ｂ．通信、マルチメディアメモリ、マルチメディア復号、デジタルビデオ制御
、デジタルオーディオ／合成及びインタフェース管理のマルチタスク制御用のマ
スタ／スレーブ・マイクロコントローラ・アーキテクチャ。
次に、図４のフローチャートを参照する。発呼人ＩＤシステム１００は以下の
方法で動作する。まず、ステップ３０２で電話の呼出しが行われる。ステップ３
０４で、発呼人ＩＤデコーダ２０６は発呼人ＩＤ情報を復号し、それをメモリ２
０８に供給する。メモリ２０８は、ステップ３０６で、制御装置２１２の制御の
下、番号情報をメモリ２０８内の名前情報に照合する。番号が名前と照合された
ならば、ステップ３０８で、名前及び電話番号がテレビ画面に表示される。反対
に、番号が照合されなかったならば、ステップ３１０で、その番号だけが表示さ
れる。電話の呼出が停止されると、ステップ３１２で、表示が終了される。
このシステムを用いると、発呼人ＩＤ情報が直接テレビ画面に表示される。従
って、使用者は、電話機の表示を見に電話のところまで直接行く必要はない。
発呼人の名前情報は、キーパッドもしくはテレビの遠隔制御装置又は装置の遠
隔制御の使用によって更新可能である。
従って、このシステムを用いると、電話機そのもののキーパッドの使用により
、対話型制御システムによって起動される音声応答システムによって名前を加え
ることができたり、かつ／又は遠隔制御装置等を用いて、名前情報をメモリに加
えることができる。このシステムによって、電話機のキーパッド又は遠隔制御装
置を使用することにより、文字又は番号を選択することもできる。使用者は、選
択したものをテレビ上で視覚的に確認することができ、そのため、電話機又は遠
隔制御装置の特殊なキーを消去、削除又はバック・スペース・キーとして使用す
ることにより、誤りをすぐに削除することができる。
ＩＭＤ１０２の別の重要な特徴は、テレビ又は他の表示装置等とともに動作し
て、増大したマルチディア情報を供給する遠隔制御装置を有することにある。次
に、図５を参照して、この機能をより詳細に説明する。遠隔制御装置９００は、
ちょうど電話のキーパッドのようなものである。この装置は、普通の電話機のキ
ーパッドの一部である数字（０〜９）及び記号（＊〜＃）を有する。この装置は
、テレビの場合には、通常、情報又はチャンネルを変更するのに使用される入力
キー９０２を含む。制御装置９００はまた、音量キー９０４及びチャンネルもし
くはメモリ選択キー９０６、コネクトキー９０８及びマルチメディア・トグル・
ボタン９１０を含む。この装置はまた、クレジット・カード・スロット９１２を
含んでもよい。このクレジット・カード・スロット９１２は、視聴者がテレビ画
面を見ながら特定の商品の直接購入するために利用されるであろう。最後に、制
御装置９００は、例えば、現在放映中のテレビチャンネルの画像を画面に表示し
ながら、同時にマルチメディア登録簿の検索を可能にするための特殊効果キー９
１６を含む。
遠隔制御装置９００はまた、ＩＭＤ１０２の制御、マルチメディア情報選択の
制御及び他の家庭用装置の制御のために、無線周波数信号又はオーディオ信号を
使用して受信機及び／又はＩＭＤ１０２と相互作用することもできる。また、よ
り一般的な従来の遠隔制御装置、例えばＶＣＲ又はテレビを制御するものを用い
ることも公知であり、その利用は、本発明の真髄及び範囲に入るであろう。
図面に示す実施態様に従って本発明を説明したが、当業者は、実施態様に対す
る変形が可能であり、そのような変形が本発明の真髄及び範囲に入ることを認識
するであろう。従って、当業者であれば、添付の請求の範囲だけによって定義さ
れる本発明の真髄及び範囲を逸することなく、多くの変更を加えることができる
。Description: FIELD OF THE INVENTION The present invention relates to a method and system for generating, transmitting and receiving multimedia information over a communication network, and in more detail. Relates to the generation, transmission and reception of multimedia information, including caller identification, over such networks. BACKGROUND OF THE INVENTION Multimedia information can be transmitted over a network for a variety of uses. What multimedia information means is information with some parameters that can be increased or decreased based on the importance of the particular information being carried. For example, in a video environment, there may be foreground and background information to be provided on the screen. The screen is typically a video screen or a computer screen. The most common example of this type of system is that found in interactive video systems such as, for example, cable television networks (ie, QVC or home shopping networks). In these types of systems, the viewer looks at the screen, reviews the information on the screen, selects the type of product he wants, and then calls the specific phone number to purchase that product. Can be. The multimedia information can also be audio information that can transmit news, weather, music, etc. using, for example, white noise, background music or other information to complete the transmission. The multimedia information may also be a combination of graphics, video, and music into a form of entertainment, such as karaoke. As mentioned above, there are currently interactive systems that allow individuals to access certain video, audio and graphics information on a network. All of the currently known systems suffer from the problem of requiring sufficient bandwidth to enable high quality transmission of multimedia information. Multimedia information is known to require sufficient bandwidth. In the case of video information, a bandwidth of as much as 30 MB / sec is required to send a high-quality video image on a transmission path. In the case of audio information, a bandwidth of as much as 10 MB / sec is required to accurately generate a high quality audio signal. By examining in two different ways, the limited bandwidth can be determined. One is to instantaneously check all available bandwidth. Another way to determine specific bandwidth requirements is to determine the available bandwidth over a specified time period. The available bandwidth for that is limited in two ways. First, the total bandwidth of the network is limited, such as a telephone network with a bandwidth of about 10 kilohertz. However, in this example, the bandwidth available over a specified time period may be very high, since a particular telephone is not used constantly. On the other hand, looking at a large bandwidth network, for example a cable television network, the bandwidth is sufficient but most of the available bandwidth is used to provide network signals. In such an example, the available bandwidth over the specified time period may be much less than the telephone system described above. Telephone networks have traditionally been used to transmit data or voice information. Such telephone networks provide in some areas a feature called caller identification (caller ID) that allows a telephone user to know the caller's telephone number. ing. In a caller ID system, a display device provided on the handset of the telephone displays the telephone number to the user of the telephone. A problem with known caller ID systems is that the user must be in close proximity to the telephone. More specifically, if the user of the telephone is engaged in other activities, such as watching television, the user must leave the activity (watching television) and go to the display. . Thus, unless there is a phone in a good view of each room, the caller ID feature user must still answer the phone by looking at the phone display. Therefore, there is a need for a system that provides high quality information via a telephone network that allows the caller ID information to be easily verified. Similarly, a system for generating, communicating, and receiving interactive multimedia information, including enhanced interactivity with caller ID information, is needed. Similarly, there is a need for a device that can receive and transmit augmented multimedia information, including caller ID information, that can effectively control many other devices and that can be used at home. It is important that such devices can be installed at low cost in a home environment. Further, it is important that the interactive multimedia device, when installed, does not require changes to existing networks. The present invention provides systems and devices for use with communication networks, such as telephone networks. SUMMARY OF THE INVENTION An interactive multimedia communication device is disclosed that can be used in combination with a telephone network, a similar switched network, or a broadcast network such as satellite or cable. An interactive multimedia device for use in a telephone network, comprising: interface means for receiving interactive multimedia information from a telephone network, including caller identification (caller ID) information; and receiving interactive multimedia information. Decoder means for supplying the decoded caller ID information, memory means for receiving the decoded caller ID information from the decoder means, and interface means and decoder means for receiving the decoded caller ID information. Control means for providing the caller ID; and graphics processing means for receiving the decrypted caller ID from the memory means and supplying caller ID information in a graphics form in response to the control means. And a video signal connected to the graphics processing means and the control means for transmitting the caller ID information to the television. Includes a control means, the. Through the use of such systems and devices, the systems can be utilized with existing telephone networks to produce high quality multimedia information. BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a block diagram of a conventional system used to identify caller ID information. FIG. 2 is a block diagram of a system for identifying caller ID information. FIG. 3 is an interactive multimedia device (IMD) of the present invention. FIG. 4 is a flowchart illustrating one embodiment of the operation of the system of FIG. FIG. 5 is a diagram illustrating a remote control device used with the system of the present invention. DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The present invention relates to improvements in the transmission and reception of multimedia information when using existing networks. The following description is provided in connection with a patent application and its requirements to enable one of ordinary skill in the art to make and use the invention. The general principles and features are described herein because various changes to the preferred embodiment will be readily apparent to those skilled in the art. Referring first to FIG. 1, a prior art caller identification system 10 for use in a telephone is shown in simplified block diagram form. In such a system 10, a telephone 12 having a display device 14 is connected to the telephone. In this case, the telephone user goes to the display device after the telephone starts to ring and confirms the telephone number of the caller. As described, in this system, the user must be in close proximity to telephone 12 to view caller ID information. In addition, if the telephone is not in the room, the user must go to the room where the telephone is located to see the caller ID information. This detracts from the purpose of the caller ID. That is, the telephone user still has to look at the telephone display and therefore have to go to the telephone to confirm the number. Therefore, it is often better for the user to answer the call at this point. The present invention relates to a system that allows a user of a telephone having a caller ID function to check a caller's number and other information without looking at a display on a screen. To provide such a system, the system uses a television and a caller ID interactive multimedia decoder with an existing telephone network. Next, such a system will be described in more detail with reference to FIG. 2, which is a block diagram of the caller ID interactive multimedia communication system 100 of the present invention. The present invention includes an interactive multimedia device (IMD-CID) 102 connected between a telephone 104 and a television 106 that are part of a telephone network. Using this system, the user of the telephone 104 can see the caller ID information by looking at the television screen. Therefore, the user can see the caller ID information blinking on the screen for a predetermined period when the telephone rings through the system. At that time, the user can check the caller ID information simply by watching the television in the room wherever he is. In the first embodiment, only the number can be blinked. In a second embodiment, IMD 102 includes information such as the name, address, etc. of the person making the call. In addition, the system can be updated so that the user can enter new information into the IMD 102. Next, the function of the IMD 102 will be described in more detail with reference to FIG. 3, which is a block diagram of the IMD 102. IMD 102 includes several components. A telephone line is connected to the interface 202. The interface 202 is connected to the interactive control device 204 and the caller ID decoding chip 206. Interactive controller 204 receives signals from a standard telephone keypad or remote control. The interface 202 is connected to a multimedia memory 208, which is an expandable dynamic random access memory (DRAM) 208. The caller ID decoding chip 206 supplies data representing the caller ID information to the memory 108. The multimedia memory 208 supplies data to the graphics processor 210. In addition, the output of graphics processor 210 is provided to video control chip 212. Video controller 212 provides signals to a standard television display and receives signals from standard television sources. The caller ID decoding chip 206, multimedia memory 208, graphics processor 210, and video controller 212 are controlled by a microprocessor / microcontroller 214 that manages all operations of the above components. Video controller 212 is connected to a standard telephone keypad input. Alternatively, the remote can be utilized in a variety of ways, discussed in detail below, for a remote type device of a television or a special IMD. User personal and demographic information (eg, age, race, gender, and other personal characteristics) along with technical information about the IMD 102 (serial number, number of generators, type, etc.). In the following, the function of each of the various components in the preferred embodiment is outlined. Interface chip 202 A. Manages all communications between standard telephone lines, optional serial ports, interfaces to multimedia memory, multimedia decoding, audio control and processor control modules. B. Supports standard protocols for half-duplex, full-duplex and half-duplex high-speed operation. C. On-chip encoding / decoding capability, voice D / A, A / D, facsimile and data functions. D. Dual tone multi-frequency (DTMF) detection and generation. Caller ID decryption chip 206 A. The real-time caller ID information is managed, and data is extracted in a process in a subsequent operation. Multimedia memory 208 A. Nominal DRAM or VRAM for image mixing / processing and storage of auxiliary multimedia data. B. Name ROM for the resident IMD control program. C. Optional co-resident DRAM for multimedia data storage and program / data storage. D. Optional non-volatile storage (expandable). E. FIG. Memory control device for VRAM / ROM / DRAM and nonvolatile storage device. Video control chip 212 A. Manages all IMDs 102 for video mixing, enhancement and display functions. B. Pixel processor for mix, zoom, pan, chroma key, transform and transition on pixel data. C. Graphics processor for generating graphics (eg, rectangles with color filling), sprites, text including external characters, and panning. D. Conversion from digital to analog, analog to NTSC, NTSC video + stereo audio to RF. Graphics Processor 210 Manages incoming analog / digital audio, music composition generation and overall analog mixing and audio effects. B. Incorporate decryption load. C. Instrument synthesis extracted from compressed MIDI input. D. Built-in microcontroller for multitask generation. E. FIG. Dual analog source mix for digital left and right audio output, digital audio and synthesizer mix, analog audio control (volume, bass, treble, balance). Microprocessor / microcontroller 214 Manages the multitasking of resident and downloaded IMD code that operates with or independently of the MCPS. B. Master / slave microcontroller architecture for multitasking control of communication, multimedia memory, multimedia decoding, digital video control, digital audio / synthesis and interface management. Next, reference is made to the flowchart of FIG. Caller ID system 100 operates in the following manner. First, at step 302, a telephone call is made. At step 304, caller ID decoder 206 decodes the caller ID information and provides it to memory 208. The memory 208 collates the number information with the name information in the memory 208 under the control of the control device 212 in step 306. Once the number has been matched to the name, at step 308 the name and telephone number are displayed on the television screen. Conversely, if the number was not verified, at step 310 only that number is displayed. When the telephone call is stopped, the display is terminated in step 312. With this system, caller ID information is displayed directly on the television screen. Therefore, the user does not need to go directly to the telephone to see the display on the telephone. The caller's name information can be updated by using a keypad or television remote control or device remote control. Thus, using this system, the name can be added by a voice response system activated by an interactive control system, by using the keypad of the telephone itself, and / or by using a remote control device or the like. Can be added to memory. The system also allows the selection of letters or numbers by using a telephone keypad or a remote control. The user can visually confirm the selection on the television, so that mistakes can be made immediately by erasing, deleting or using the special key of the telephone or the remote control as a backspace key. Can be deleted. Another important feature of the IMD 102 is that it has a remote control that operates with a television or other display device or the like to provide augmented multimedia information. Next, this function will be described in more detail with reference to FIG. Remote control 900 is just like a telephone keypad. This device has numbers (0-9) and symbols (*-#) that are part of a typical telephone keypad. This device, in the case of a television, typically includes an input key 902 used to change information or a channel. The controller 900 also includes a volume key 904 and a channel or memory select key 906, a connect key 908, and a multimedia toggle button 910. The device may also include a credit card slot 912. This credit card slot 912 may be used by a viewer to purchase a particular product directly while watching a television screen. Finally, the control device 900 includes a special effect key 916, for example, for displaying the image of the currently airing television channel on the screen, while at the same time allowing the multimedia directory to be searched. The remote control 900 also interacts with the receiver and / or IMD 102 using radio frequency or audio signals for controlling the IMD 102, controlling multimedia information selection, and controlling other home devices. Can also. It is also known to use more general conventional remote controls, such as those for controlling VCRs or televisions, the use of which would fall within the spirit and scope of the present invention. While the invention has been described in accordance with the embodiments shown in the drawings, those skilled in the art will recognize that modifications to the embodiments are possible and that such modifications fall within the spirit and scope of the invention. Accordingly, many modifications may be made by those skilled in the art without departing from the spirit and scope of the invention, which is defined solely by the appended claims.