JPH10510617A - 砕石冷却シールド部材を有するドラムドライヤー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ドラムの燃焼区域内に配置したシールド部材（４４）を冷却するための装置を有する回転ドラムドライヤー（１２）。この装置は、ドラムの下部に蓄積された砕石から比較的少量の未処理砕石を持ち上げるためドラムと共に回転される冷却部材（４６）を有し、ドラムの更なる回転によってシールド部材の半径方向外面上に砕石を落下せしめ、砕石の平均温度を下げることなくシールド部材を冷却する。冷却効率は、ドラムの回転の大部分に亘り冷却部材（４６）からシールド部材上に新鮮な砕石を連続的に落下せしめることによって増大する。冷却部材とシールド部材は互いに関連せしめバーナーの炎（２４）内に材料が落下するのを阻止し、炎（２４）が消えるのを防ぐ。特に好ましい冷却部材は、シールド部材の形に容易に適合できる補助部材とする。

Description

【発明の詳細な説明】 砕石冷却シールド部材を有するドラムドライヤー 発明の背景 １．発明の分野 本発明は、ドラム壁に対するバーナー炎からの輻射熱をシールドするためド ラムの燃焼区域内に設けられたシールド部材を有する回転ドラムドライヤー、特 に、ドラム内の材料を用いてシールド部材を冷却するための方法及び装置に関す るものである。 ２．従来技術の説明 多くのアスファルト製造プラントにおいては、未処理砕石を加熱、乾燥し、 液状アスファルトと混合せしめるための回転ドラムドライヤーを有している。か かるドライヤーの代表的なものは、水平に対して傾斜し、その上端に未処理砕石 入口を有し、その下端に未処理砕石出口を有している回転ドラムを含む。バーナ ーをドラムの上記端部の何れかに設けて炎をドラムの軸方向に流し、流れる砕石 を加熱、乾燥している。バーナーはドラムの下端に設けて向流ドライヤーとする か、または、ドラムの上端に設けて平行流ドライヤーとしている。更に、加熱、 乾燥された砕石を再利用アスファルト製品（ＲＡＰ）、液状アスファルト等と混 合せしめるための混合室を区劃するためドラムの出口端の周りに固定スリーブを 設けている。かかる回転ドラムと固定スリーブの組合せはドライヤードラムコー ター、または、ドラムミキサーとして既知である。 上記の型の回転ドラムドライヤーは、アスファルト製造プラントに用いられ ようと、または、土壌再生プラント等に用いられようとバーナー炎に近い燃焼区 域と、この燃焼区域からドラムの離れた端に延びる乾燥区域とに機能 的に分離されている。ドラムの壁をバーナー炎からの輻射熱から保護するため、 燃焼区域の内周をシールドするのが望ましい。このシールドは一般に耐熱ライナ ーによって達成されている。然しながら最近においては、バーナー炎の輻射熱か らドラムの壁をシールドするためドラムの燃焼区域の内周にシールド部材を配置 し、耐熱ライナーの使用を省略せしめている。このシールド部材は一般にＴ字状 をなし、ドラムの壁に隣接する部分に一般に平行に延びるシールド片と、このシ ールド片からドラムの壁に向かって半径方向に延びる柱とを有する。かかるシー ルド部材を有する回転ドラムドライヤーは米国特許第４，１８９，３００号（バ ルター特許）や第５，２０３，６９３号（スワンソン特許）に示されている。 シールド部材は燃焼区域内でバーナー炎の輻射熱にさらされて過熱され、急激 に劣化するためしばしば交換しなければならず、好ましくない長い修理時間が必 要となる。ドラム内の砕石を用いてシールド部材を冷却し上記の問題を解決しよ うとする試みがなされている。 例えば、バルター特許では、シールド部材の半径方向外面とドラムの壁間にポ ケットを区劃する半径方向外方に突出する脚を設けたシールド部材を採用してい る。このポケットは、シールド部材がドラムの下方部分を移動するとき砕石を持 ち上げ、ドラムの回転の間の大部分で砕石を保持し、この砕石がシールド部材か ら熱を奪い、シールド部材が冷却されるようにしている。然しながらこの冷却は 、砕石の大部分がシールド部材から落ちることなくシールド部材によって保持さ れたままとなることにより制限される。即ち、全冷却サイクルの間シールド部材 からの熱を同一の砕石が受け取るため砕石自体が過熱状態となる。更に、ポケッ トを形成する半径方向に突出する脚は、バーナー炎内に材料が落下するのを妨げ るようになるが、それでも十分な量の材料がバーナー炎に落下し、バーナー炎が 少なくとも部分的に消され、バーナー効率を減少せしめるようになる。 スワンソン特許では、それぞれ半径方向外方に傾斜した前縁と半径方向内 方に傾斜した後縁とを有する特殊形状のシールド部材を用いている。この内方に 傾斜した後縁は砕石を堀り、シールド部材がドラムの底部を通って回動したとき 砕石によってカバーされるようになる。シールド部材がドラムの底部を越えて回 動したとき、内方に傾斜した後縁が所定時間砕石を保持し、この保持された砕石 はバーナー炎内に持ち上げられる前にドラムの下方部分に蓄積されている砕石上 に戻され、かくしてバーナー炎を消すことなくシールド部材が冷却されるように なる。然しながらこの方法による冷却は回動角度による制限を受ける。 発明の目的と要約 本発明の目的は、燃焼区域内にシールド部材を設け、これをドラム内の材料を 使用して効果的に冷却するための装置を設けたアスファルト砕石等のための回転 ドラムドライヤーを得るにある。 本発明の他の目的は、ドラム内の十分な冷却材料なしで操作される冷却装置を 有する上述の型の回転ドラムドライヤーを得るにある。 本発明の他の目的は、シールド部材に容易に適合できる冷却装置を有する上述 の型の回転ドラムドライヤーを得るにある。 本発明の上記目的は、筒状壁を有する回転ドラムと、上記ドラム内に燃焼区域 を区劃するため上記ドラム内に炎を軸方向に指向せしめるバーナーと、上記燃焼 区域内に位置せしめた装置とより成るドライヤーによって達成できる。上記装置 は、上記筒状壁の内周の周りに設けた複数の比較的大きいシールド部材と、及び 複数の比較的小さな冷却部材とを有する。この冷却部材は、上記シールド部材と 内壁の間で半径方向に上記筒状壁の内周の周りに設けられ、上記シールド部材を 冷却するため上記ドラムの回転時隣接するシールド部材の半径方向外面上に比較 的少量の材料を落下せしめる。 炎の消えるのを防ぎながら自己冷却を促進するため、上記シールド部材の夫々 には、外方に傾斜した先端部と、上記壁に隣接する部分に平行に延びる 中間部とを有せしめる。この例では、上記シールド部材の夫々には、更に内方に 傾斜する後端部を有せしめ、上記先端部、中間部及び後端部の幅をそれぞれ３イ ンチ、６インチ、３インチとする。 好ましくは、上記冷却部材の夫々には、上記シールド部材の１つに隣接する中 間部と半径方向に対応する位置の前縁部を有せしめる。上記冷却部材の夫々は、 好ましくは、（１）上記冷却手段が上記ドラムと共に回転する間上記材料を一時 的に保持するためのコップを区劃し、（２）所望の角度回転する間、隣接するシ ールド部材上に上記材料を落下せしめるように構成する。このため、上記冷却部 材の夫々には、好ましくは比較的短い前縁部と、比較的長い後縁部と、上記前縁 部と後縁部の半径方向内端間を連結する中間部とを有せしめ、上記中間部が上記 壁の隣接する部分に平行に延びるようにする。 本発明の他の目的は、回転ドライヤードラムのシールド部材を効果的に冷却す るための方法を得るにある。 本発明の更に他の目的は、ドラム内の少なくとも多くの砕石を冷却する必要が ない方法を得るにある。 本発明においては上記目的は、回転ドラム内に燃焼区域を区劃するため回転ド ラム内に軸方向に炎を延ばし、上記炎からの熱を用いて上記回転ドラム内の材料 を加熱、乾燥し、上記炎の熱から上記燃焼室を取り巻く上記回転ドラムの壁の一 部をシールドする方法によって達成できる。このシールド工法では、上記炎と上 記回転ドラムの壁の一部間で半径方向にシールド部材を配置し、上記ドラムに取 り付けてドラムと共に回転する。本発明の冷却工程では、上記ドラムの下部に蓄 積された材料から比較的少量の材料を持ち上げ、この持ち上げた材料をドラムが 所定角度回転する間上記シールド部材の半径方向外面上に連続的に落下せしめ、 この落下した材料が上記シールド部材から横方向に流れるようにする。上記材料 を持ち上げ、落下せしめる工程は、上記シールド部材と壁間で半径方向に上記ド ラムに取り付けた冷却部材によって達成する。上記材料を落下せしめる工程は、 底部死点から略９０°回転 した位置で始まり、底部死点から略２７０°回転した位置で終わるようにする。 本発明の他の目的は、バーナーの炎を大きく冷却することのない上記の型の方法 を得るにある。 上記目的は、上記詳述した１つ以上の方法により、及び炎に触れることなくド ラムの下部に材料の少なくとも多くを落下せしめることによって達成できる。 本発明の他の目的及び特徴は以下の説明及び添付図面によって明らかならしめ る。然しながら、以下の詳細な説明と実施例は本発明の好ましい例を説明するも のであり、これに限定されるべきではない。本発明の実施例は、発明の精神の範 囲内で種々変更できることは勿論である。 図面の簡単な説明 本発明の好ましい実施例を添付図面によって説明するが、同一部分には同一符 号を付して示す。 図１は、本発明の回転ドライヤードラムを有するドライドラムコーターの縦断 側面図である。 図２は、図１の２−２線断面図である。 図３は、図１の３−３線断面図である。 好ましい実施例の詳細な説明 １．レジメ 本発明の回転ドラムドライヤーは、ドラムの燃焼区域に位置するシールド部 材を冷却するための装置を有する。この装置は、ドラムと共に回動し、ドラムの 下方部分に蓄積された砕石から比較的僅かな量の未処理砕石のような材料を持ち 上げ、ドラムの更なる回動によってシールド部材の半径方向外面に上記砕石を落 下せしめ、砕石の平均温度を減少せしめることなくシールド部材を冷却する冷却 部材を有する。ドラムが所定角度回動することにより冷 却部材からシールド部材上に新しい砕石を連続的に落下せしめることによって冷 却効率が向上される。冷却部材とシールド部材の好ましい連携によってバーナー 炎に対する材料の侵入を制限または阻止し、バーナー炎が消えるのを防ぎ、熱放 射を維持する。特に好ましい冷却部材は、シールド部材のデザインに容易に適合 できる補助部材となる。 ２．装置の概要 図１〜図３に示すように、シールド部材冷却装置を有する回転ドライヤード ラム１２をスワンソン特許に示される型のドライヤードラムコーター１０に関連 して説明するが、他の平行流または向流回転ドライヤードラムにおいても使用で きる。ドライヤードラムコーター１０は、共通のフレーム１６に傾斜して設けた 内側回転ドライヤードラム１２と、外側固定スリーブ１４とを有する。この回転 ドライヤードラム１２は、複数の軸受１８によってフレーム１６上で回転自在と し、モーター２０によって回転する。バーナー２２から炎２４を回転ドライヤー ドラム１２内に軸方向に吹き出す。 回転ドライヤードラム１２の長さは略３０〜５０フィート、直径は約６フィ ートとする。回転ドライヤードラム１２は、その第１（上）端２６に未処理砕石 入口２８と、燃焼生成物出口３０とを有し、その第２（下）端３２に加熱、乾燥 された未処理砕石出口を形成する複数の開口３４を有する。回転ドライヤードラ ム１２は、外側固定スリーブ１４との間に形成した混合室４８内に延びる複数の 混合片３６を支持する。回転ドライヤードラム１２の内部は、バーナーの炎２４ 近くの燃焼区域３８と、この燃焼区域３８とドラム１２の第１端２６間に位置す る乾燥区域４０とに機能的に分離する。従来型の複数の持ち上げ部材４２を、ド ライヤードラム１２が回動したときドライヤードラム１２内で砕石を持ち上げ、 落下せしめるため乾燥区域４０内においてドラム１２の壁１３の内周に設ける。 ドライヤードラム１２の燃焼区域３８には、複数のシールド部材４４と、複数の 冷却部材４６とを設ける。こ れらの構成及び作用は後述する。 外側固定スリーブ１４は、混合片３６のための間隔を形成するための十分な 広さの混合室４８を形成するよう回転ドライヤードラム１２から離間せしめる。 外側固定スリーブ１４には、再利用アスファルト製品（ＲＡＰ）のための上方入 口５０と、回転ドライヤードラム１２の開口３４に対応する未処理砕石入口５２ と、アスファルト混合物出口５４とを設ける。外側固定スリーブ１４には更に混 合室４８内に液状アスファルトを注入するための好ましい手段（図示せず）を設 ける。 使用に際しては、未処理砕石を好ましいコンベア５６によって回転ドライヤ ードラム１２の未処理砕石入口２８内に供給し、傾斜したドラム１２を介してバ ーナー２２からの炎２４の方向と反対方向に下方に送る間に加熱、乾燥せしめる 。ドラム１２の第２端３２内の加熱、乾燥された砕石を、ドラム１２内の開口３ ４及びスリーブ１４内の入口５２を介して混合室４８内に落下せしめる。好まし いコンベア５８によって入口５０から混合室４８内にＲＡＰを同時に供給し、加 熱、乾燥された未処理砕石と混合片３６によって混合せしめ、このとき液状アス ファルトを注入し、アスファルト舗装混合物を形成する。未処理砕石と、ＲＡＰ と、液状アスファルトとの混合物を混合片３６によって混合室に送って更に混合 し、ドライヤードラムコーター１０から排出せしめる。ドライヤードラムコータ ー１０の操作の間に形成された燃焼生成物は、出口３０を介して回転ドライヤー ドラム１２外に放出し下流のバグハウス等の装置に運ぶ。 回転ドライヤードラム１２及び外側固定スリーブ１４を有するがシールド部 材４４と冷却部材４６との組合せを有しないドライヤードラムコーター１０は、 夫自体既知であるからその詳細な説明は省略する。 シールド部材４４と冷却部材４６は、互いに関連してバーナーの炎２４の輻 射熱からドラム壁１３をシールドし、（１）燃焼区域３８内の砕石の過冷却を防 ぎ、（２）シールド部材４４を効果的に冷却してその寿命を伸ばし、 （３）バーナーの炎が消えることを防止する。好ましい部材及び関連する装置を 以下説明する。 ３．シールド部材と冷却部材の構成 図２及び図３に示すように、シールド部材４４は好ましくは上記スワンソン の米国特許第５，２０３，６９３号に記載された型のものとする。シールド部材 ４４は、例えば３０〜５０フィートの長さのドライヤードラム１２を通して十分 に、例えば７〜１１フィート延ばし、燃焼区域３８を好ましくシールドできるよ うにする。このシールド部材４４は、シールド部材４４の長さ方向に離間し、ド ラム１２の壁１３の内周全面に互いに離間して配置された柱４５によって壁１３ に固定する。シールド部材４４はそれぞれ互いに十分に接近せしめ、この結果、 燃焼区域３８内の炎２４の輻射熱から壁１３の内面が完全にシールドされるよう にする。例えば、シールド部材４４の中心位置間の間隔を約１２．５インチとし 、直径６フィートのドラム内でシールド部材４４を１８個設けるようにする。 図３に示すように、各シールド部材４４は耐熱鋼で形成し、半径方向外方に 傾斜して延びる先端部６０と、ドライヤードラム１２の壁１３に平行に延びる中 間部６２と、半径方向内方に傾斜して延びる後端部６４とを有せしめる。本発明 の実施例においては、中間部６２の幅は約６インチとし、先端部６０と後端部６ ４の夫々の幅は上記中間部６２の幅の約半分、例えば約３インチとする。先端部 ６０は中間部６２の面からドラム１２の壁１３に向かって外方に約３０°の角度 で延び、後端部６４は中間部６２の面から内側に約７０°の角度で延びる。中間 部６２はドラム１２の壁１３から半径方向に約５インチ離間せしめる。 ドラム１２の底部に砕石を蓄積せしめるため、図１に示すようにせき６８を 未処理砕石開口３４に隣接して燃焼区域３８の前端に設ける。このせき６８は好 ましくはシールド部材４４の中間部６２と同軸状にドラム１２の壁１ ３から離間された内周縁を区劃する複数の一線をなす互いに関連する金属板によ り形成せしめる。 各冷却部材４６は、ドラム１２の底部から比較的少量の蓄積された砕石を持 ち上げ、ドラム１２の更なる回転によって隣接したシールド部材４４上に砕石を 落下せしめ、この結果、シールド部材４４を冷却できるように形成する。この冷 却部材４６は、更に、シールド部材と共に使用可能でドラム１２内に容易に取り 付け得る形とする。このため、冷却部材４６はシールド部材４４と空間を共有し 、夫々対応する１つのシールド部材４４とドライヤードラムの壁１３間で半径方 向に延び、ドライヤードラム１２の壁１３の内面に接続されるようにする。各冷 却部材４６は１／４インチの厚さの耐熱鋼によって作り、ドライヤードラムの壁 １３に熔接等により固定した壁１３から半径方向に延びる比較的長い後縁部７０ と、シールド部材４４に砕石を落下せしめるための口を形成するため隣接するシ ールド部材４４の中間部６２に対応する位置で半径方向に延びる比較的短い前縁 部７２とを有せしめる。各冷却部材４６には更に、冷却部材４６がドラム１２と 共に回動する間材料を一時的に保持せしめるため縁部７０と７２間にコップ７６ を形成するよう前縁部７２と後縁部７０の半径方向内側端間を連結する横方向の 中間部７４を有せしめる。好ましくは後縁部７０の長さは約２．５インチとし、 前縁部７２の長さは約１／２インチとし、中間部７４の幅は約２インチとしてコ ップ７６を形成し、所望量の砕石を保持し且つ所望の割合でシールド部材４４上 に落下できるようにする。砕石落下を所望ならしめるため、前縁部７２の半径方 向外側端と、隣接するシールド部材４４の中間部６２の外面間の半径方向のギャ ップは約２．２５インチとする。 ４．シールド部材と冷却部材の操作 操作に際しては、コンベア５６によって砕石を内側回転ドラム１２の未処理 砕石入口２８に供給し、上述のようにドラム１２を通して下方に移動する ときこれを加熱、乾燥せしめる。燃焼区域３８の下端において、砕石はせき６８ に沿って堆積し、シールド部材４４を越えるレベルで一時的に保持され、炎２４ からの輻射熱にさらされるようになる。シールド部材４４が砕石を通して回動し たとき、砕石の一部がシールド部材４４の立ち上がった後端部６４によって保持 され、ドラムの底部内の砕石層の対向端から約１５０°の位置にある放出端に持 ち上げられるようになる。従って、ドラムが回転するある期間、砕石がバーナー の炎２４からの輻射熱にさらされ、燃焼区域における砕石は冷却されることはな い。ドラム１２の下部における砕石は、ドラムの壁１３の対応する部分を炎２４ の熱からシールドするように作用する。 シールド部材４４は、ドラム回転の他の期間ドラム１２の底部における砕石 のレベル以下に延び、砕石の一部を保持するので、シールド部材４４はドラム回 転の十分な期間輻射熱からシールドされるようになる。然しながらこの冷却はド ラムの回転角度位置によって制限される。更に、この冷却は、冷却部材４６がド ラム１２の下部を移動したとき砕石の比較的僅かな量を掘り出し、コップ７６内 に保持し、シールド部材４４の中間部６２の半径方向外面に連続的に落下せしめ る冷却部材４６によってなされる。砕石の落下は自己冷却作用のないシールド部 材を有するドラム１２の全回転角度位置で連続的になされるが底部の死点位置（ ＢＤＣ）から約９０°の角度で始まり、ＢＤＣから約２７０°の角度迄連続され るようにするのが好ましい。シールド部材４４はこの期間に落下する砕石に接し て冷却され、この冷却効果は、新鮮な砕石がシールド部材４４の中間部６２に連 続的に落下し、後端部６４（冷却サイクルの初期において）、または先端部６０ （冷却サイクルの中間及び終わりにおいて）から離れる迄シールド部材４４に沿 って流れるという作用によって増大される。また、シールド部材４４の冷却はシ ールド部材４４の先端部６０を外向きに傾斜して少なくとも冷却サイクルの中間 及び後半においてシールド部材４４に沿う砕石の流れを遅くすることによって強 めることができる。 冷却部材４６によれば、上記従来の冷却装置によっては得られない大きな効 果が得られる。シールド部材４４に対する新鮮な砕石の落下及びシールド部材４ ４に沿って砕石を流すことによって、冷却工程においてシールド部材に常時同量 の砕石が接触するバルター特許に記載されたシールド部材を用いる場合に比べ冷 却を十分に行なうことができる。このような結果は、自己冷却期間を制限する上 記の型のシールド部材４４を用い、シールド部材４４が自己冷却されない全ドラ ム回転角度位置でシールド部材４４が冷却されるよう冷却部材４６を構成するこ とによって改良される。更に、冷却のためには比較的少量の砕石を用い、残りの 砕石はバーナーの炎２４からの輻射熱にさらされるようにすれば、ドラム１２内 の砕石の平均温度が大きく低下されないようになる。更にまた、比較的広い幅の シールド部材４４によって炎２４内に落下される砕石を阻止し、冷却サイクルの 中間及び後半において砕石をドラム１２の内側よりはむしろドラム１２の壁１３ に向かって直接流すようにシールド部材４４の先端部６０を外側に傾斜せしめた ので、バーナーの炎２４内に対する砕石の流れを阻止し、炎が消えるのを防ぐこ とができる。かくして、バーナーの炎の消えるのを防ぎながら少ない砕石の量で 最大の冷却を行なうことができる。 本発明の上記実施例は本発明の精神内で種々変更できる。例えば、上述の型 の本発明の冷却部材４６はシールド部材４４と共に使用するのに特に好適なもの であるが、代わりに従来既知のシールド部材と共に使用しても良い。更に、本発 明の冷却部材はアスファルトドラムミキサーに用いる他、シールド部材によって シールドされた燃焼区域を有する向流型または平行型回転ドライヤードラムに用 いることができる。本発明の範囲は添付請求の範囲の記載によって明らかならし める。

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項 【提出日】１９９５年１０月２３日 【補正内容】 請求の範囲 １．Ａ．筒状壁を有する回転ドラムと、 Ｂ．上記ドラム内に燃焼区域を区劃するため上記ドラム内に炎を上記筒状壁 の中心軸に沿って指向せしめるバーナーと、 Ｃ．（１）上記筒状壁の内周の周りに設けた複数の比較的大きいシールド部 材と、及び （２）上記シールド部材と上記筒状壁の内周間で半径方向に上記筒状壁 の内周の周りに設けられ、上記シールド部材を冷却するため上記ドラムの回転時 隣接するシールド部材の半径方向外面上に比較的少量の材料を落下せしめるため の複数の比較的小さな冷却部材と を有する、上記燃焼区域内に位置せしめた装置と、 より成るドライヤー。 ２．Ａ．筒状壁を有する回転ドラムと、 Ｂ．上記ドラム内に燃焼区域を区劃するため上記ドラム内に炎を軸方向に指 向せしめるバーナーと、 Ｃ．（１）上記筒状壁の内周の周りに設けた複数の比較的大きいシールド部 材と、及び （２）上記シールド部材と上記筒状壁の内周間で半径方向に上記筒状壁 の内周の周りに設けられ、上記シールド部材を冷却するため上記ドラムの回転時 隣接するシールド部材の半径方向外面上に比較的少量の材料を落下せしめるため の複数の比較的小さな冷却部材と を有する、上記燃焼区域内に位置せしめた装置と、 より成り、上記シールド部材の夫々が、半径方向外方に傾斜した先端部 と、上記筒状の壁の隣接する部分に平行に延びる中間部とを有するド ライヤー。 ３．上記シールド部材の夫々が、更に半径方向内方に傾斜する後端部を有し、上 記先端部中間部及び後端部の幅が夫々３インチ、６インチ、３インチである請求 項２記載のドライヤー。 ４．上記シールド部材の夫々が更に上記中間部を上記壁に接続するための半径方 向の柱を有する請求項２記載のドライヤー。 ５．上記冷却部材の夫々が、上記シールド部材の１つに隣接する中間部と半径方 向に対応する位置の前縁部を有する請求項２記載のドライヤー。 ６．上記冷却部材の夫々が、（１）上記冷却部材が上記ドラムと共に回転する間 上記材料を一時的に保持するためのコップを区劃し、（２）所望の角度回転する 間、隣接するシールド部材上に上記材料を落下せしめるように構成されている請 求項２記載のドライヤー。 ７．上記冷却部材の夫々が、比較的短い前縁部と、比較的長い後縁部と、上記前 縁部と後縁部の半径方向内端間を連結する中間部とを有し、上記中間部が上記壁 の隣接する部分に平行に延びる請求項２記載のドライヤー。 ８．上記前縁部の半径方向長さが約１／２インチであり、上記後縁部の半径方向 長さが約２．５インチであり、上記中間部の内側の幅が約２インチである請求項 ７記載のドライヤー。 ９．上記回転ドラムが、その第１端に隣接する砕石入口と、その第２端に隣接す る砕石出口と、上記第２端に隣接する燃焼区域とを有する向流型ドラムである請 求項２記載のドライヤー。 10．上記回転ドラムが未処理砕石を加熱、乾燥するように構成され、更に加熱、 乾燥された未処理砕石を他のアスファルト製品に混合するための混合室を区劃す る、上記回転ドラムの筒状壁の少なくとも一部を取り巻く固定スリーブを有する 請求項２記載のドライヤー。 11．Ａ．回転ドラム内に燃焼区域を区劃するため回転ドラム内に軸方向に炎を延 ばし、 Ｂ．上記炎からの熱を用いて上記回転ドラム内の材料を加熱、乾燥し、 Ｃ．上記炎と上記回転ドラムの壁の一部間に半径方向にシールド部材を配置 し、上記ドラムに取り付けてドラムと共に回転し、上記炎の熱から上記燃焼室を 取り巻く上記回転ドラムの壁の一部をシールドし、及び Ｄ．上記ドラムの下部に蓄積された材料から比較的少量の材料を持ち上げ、 この持ち上げた材料をドラムが所定角度回転する間上記シールド部材の半径方向 外面上に連続的に落下せしめ、この落下した材料が上記シールド部材から横方向 に流れるようにして上記シールド部材を冷却する 方法。 12．少なくとも落下した材料の多くを上記炎に触れることなく上記ドラムの下部 に戻す請求項１１記載の方法。 13．上記材料を持ち上げ、落下せしめる工程が上記シールド部材と壁間で半径方 向に上記ドラムに取り付けた冷却部材によって成される請求項１１記載の方法。 14．上記材料を持ち上げ、落下せしめる工程が、夫々半径方向に延びる比較的短 い前縁部と、同じく比較的長い後縁部と、上記壁の隣接部分に平行に延び上記前 縁部と後縁部間を接続する中間部とを有する上記冷却部材によって成される請求 項１３記載の方法。 15．上記材料を落下せしめる工程が、底部死点から略９０°回転した位置で始ま り、底部死点から略２７０°回転した位置で終わる請求項１１記載の方法。 16．上記冷却工程が、材料を持ち上げ、落下する工程の前に上記蓄積された材料 内に上記シールド部材を突き込む工程を含む請求項１１記載の方法。 17．上記加熱、乾燥工程が、上記材料を上記ドラムを通して上記炎の方向と反対 の方向に運ぶことを含む請求項１１記載の方法。 18．上記材料が、未処理砕石を含み、加熱、乾燥された未処理砕石を上記ドラム からこのドラムを囲む混合室内に放出し、これを他のアスファルト製品と混合す る工程を更に含む請求項１７記載の方法。 19．Ａ．回転ドラム内に燃焼区域を区劃するため回転ドラム内に軸方向に炎を延 ばし、 Ｂ．上記炎からの熱を用いて上記回転ドラム内の材料を加熱、乾燥し、 Ｃ．上記炎と上記回転ドラムの壁の一部間に半径方向にシールド部材を配置 し、上記ドラムに取り付けてドラムと共に回転し、上記炎の熱から上記燃焼室を 取り巻く上記回転ドラムの壁の一部をシールドし、及び Ｄ．上記ドラムの下部に蓄積された材料を持ち上げ、この持ち上げた材料を ドラムが約１８０°回転する間上記シールド部材の半径方向外面上に連続的に落 下せしめ、この落下した材料が上記シールド部材から横方向に流れるようにして 上記シールド部材を冷却する 方法。 20．上記持ち上げ工程の前に上記蓄積された材料内に上記シールド部材を突き込 む工程を更に有する請求項１９記載の方法。 21．Ａ．筒状壁を有する回転ドラムと、 Ｂ．上記ドラム内に燃焼区域を区劃するため上記ドラム内に炎を軸方向に指 向せしめるバーナーと、 Ｃ．（１）上記筒状壁の内周の周りに設けた複数の比較的大きいシールド部 材と、及び （２）上記シールド部材と上記筒状壁の内周間で半径方向に上記筒状壁 の内周の周りに設けられ、上記シールド部材を冷却するため上記ドラムの回転時 隣接するシールド部材の半径方向外面上に比較的少量の材料を落下せしめるため の複数の比較的小さな冷却部材と を有する、上記燃焼区域内に位置せしめた装置と、 より成り、上記シールド部材の夫々が、上記壁に隣接する部分に平行に 延びる中間部を有するドライヤー。 【手続補正書】 【提出日】１９９６年１１月８日 【補正内容】 請求の範囲 １．Ａ．筒状壁を有する回転ドラムと、 Ｂ．上記ドラム内に燃焼区域を区劃するため上記ドラム内に炎を軸方向に指 向せしめるバーナーと、 Ｃ．（１）上記筒状壁の内周の周りに設けた複数の比較的大きいシールド部 材と、及び （２）上記シールド部材と上記筒状壁の内周間で半径方向に上記筒状壁 の内周の周りに設けられ、上記シールド部材を冷却するため上記ドラムの回転時 隣接するシールド部材の半径方向外面上に比較的少量の材料を落下せしめるため の複数の比較的小さな冷却部材と を有する、上記燃焼区域内に位置せしめた装置と、 より成り、上記シールド部材の夫々が、半径方向外方に傾斜した先端部 と、上記筒状の壁の隣接する部分に平行に延びる中間部とを有するドライヤー。 ２．上記シールド部材の夫々が、更に半径方向内方に傾斜する後端部を有し、上 記先端部中間部及び後端部の幅が夫々３インチ、６インチ、３インチである請求 項１記載のドライヤー。 ３．上記シールド部材の夫々が更に上記中間部を上記壁に接続するための半径方 向の柱を有する請求項１記載のドライヤー。 ４．上記冷却部材の夫々が、上記シールド部材の１つに隣接する中間部と半径方 向に対応する位置の前縁部を有する請求項１記載のドライヤー。 ５．上記冷却部材の夫々が、（１）上記冷却部材が上記ドラムと共に回転する間 上記材料を一時的に保持するためのコップを区劃し、（２）所望の角度回 転する間、隣接するシールド部材上に上記材料を落下せしめるように構成されて いる請求項１記載のドライヤー。 ６．上記冷却部材の夫々が、比較的短い前縁部と、比較的長い後縁部と、上記前 縁部と後縁部の半径方向内端間を連結する中間部とを有し、上記中間部が上記壁 の隣接する部分に平行に延びる請求項１記載のドライヤー。 ７．上記前縁部の半径方向長さが約１／２インチであり、上記後縁部の半径方向 長さが約２．５インチであり、上記中間部の内側の幅が約２インチである請求項 ６記載のドライヤー。 ８．上記回転ドラムが、その第１端に隣接する砕石入口と、その第２端に隣接す る砕石出口と、上記第２端に隣接する燃焼区域とを有する向流型ドラムである請 求項１記載のドライヤー。 ９．上記回転ドラムが未処理砕石を加熱、乾燥するように構成され、更に加熱、 乾燥された未処理砕石を他のアスファルト製品に混合するための混合室を区劃す る、上記回転ドラムの筒状壁の少なくとも一部を取り巻く固定スリーブを有する 請求項１記載のドライヤー。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．Ａ．筒状壁を有する回転ドラムと、 Ｂ．上記ドラム内に燃焼区域を区劃するため上記ドラム内に炎を軸方向に指 向せしめるバーナーと、 Ｃ．（１）上記筒状壁の内周の周りに設けた複数の比較的大きいシールド部 材と、及び （２）上記シールド部材と上記筒状壁の内周間で半径方向に上記筒状壁 の内周の周りに設けられ、上記シールド部材を冷却するため上記ドラムの回転時 隣接するシールド部材の半径方向外面上に比較的少量の材料を落下せしめるため の複数の比較的小さな冷却部材と を有する、上記燃焼区域内に位置せしめた装置と、 より成るドライヤー。 ２．上記シールド部材の夫々が、半径方向外方に傾斜した先端部と、上記壁の隣 接する部分に平行に延びる中間部とを有する請求項１記載のドライヤー。 ３．上記シールド部材の夫々が、更に半径方向内方に傾斜する後端部を有し、上 記先端部中間部及び後端部の幅が夫々３インチ、６インチ、３インチである請求 項２記載のドライヤー。 ４．上記シールド部材の夫々が更に上記中間部を上記壁に接続するための半径方 向の柱を有する請求項２記載のドライヤー。 ５．上記冷却部材の夫々が、上記シールド部材の１つに隣接する中間部と半径方 向に対応する位置の前縁部を有する請求項２記載のドライヤー。 ６．上記冷却部材の夫々が、（１）上記冷却部材が上記ドラムと共に回転する間 上記材料を一時的に保持するためのコップを区劃し、（２）所望の角度回転する 間、隣接するシールド部材上に上記材料を落下せしめるように構成されている請 求項１記載のドライヤー。 ７．上記冷却部材の夫々が、比較的短い前縁部と、比較的長い後縁部と、上記前 縁部と後縁部の半径方向内端間を連結する中間部とを有し、上記中間部が上記壁 の隣接する部分に平行に延びる請求項１記載のドライヤー。 ８．上記前縁部の半径方向長さが約１／２インチであり、上記後縁部の半径方向 長さが約２．５インチであり、上記中間部の内側の幅が約２インチである請求項 ７記載のドライヤー。 ９．上記回転ドラムが、その第１端に隣接する砕石入口と、その第２端に隣接す る砕石出口と、上記第２端に隣接する燃焼区域とを有する向流型ドラムである請 求項１記載のドライヤー。 10．上記回転ドラムが未処理砕石を加熱、乾燥するように構成され、更に加熱、 乾燥された未処理砕石を他のアスファルト製品に混合するための混合室を区劃す る、上記回転ドラムを取り巻く固定スリーブを有する請求項１記載のドライヤー 。 11．Ａ．回転ドラム内に燃焼区域を区劃するため回転ドラム内に軸方向に炎を延 ばし、 Ｂ．上記炎からの熱を用いて上記回転ドラム内の材料を加熱、乾燥し、 Ｃ．上記炎と上記回転ドラムの壁の一部間に半径方向にシールド部材を配置 し、上記ドラムに取り付けてドラムと共に回転し、上記炎の熱から上記燃焼室を 取り巻く上記回転ドラムの壁の一部をシールドし、及び Ｄ．上記ドラムの下部に蓄積された材料から比較的少量の材料を持ち上げ、 この持ち上げた材料をドラムが所定角度回転する間上記シールド部材の半径方向 外面上に連続的に落下せしめ、この落下した材料が上記シールド部材から横方向 に流れるようにして上記シールド部材を冷却する 方法。 12．少なくとも落下した材料の多くを上記炎に触れることなく上記ドラムの下部 に戻す請求項１１記載の方法。 13．上記材料を持ち上げ、落下せしめる工程が上記シールド部材と壁間で半径 方向に上記ドラムに取り付けた冷却部材によって成される請求項１１記載の方法 。 14．上記材料を持ち上げ、落下せしめる工程が、夫々半径方向に延びる比較的短 い前縁部と、同じく比較的長い後縁部と、上記壁の隣接部分に平行に延び上記前 縁部と後縁部間を接続する中間部とを有する上記冷却部材によって成される請求 項１３記載の方法。 15．上記材料を落下せしめる工程が、底部死点から略９０°回転した位置で始ま り、底部死点から略２７０°回転した位置で終わる請求項１１記載の方法。 16．上記冷却工程が、材料を持ち上げ、落下する工程の前に上記蓄積された材料 内に上記シールド部材を突き込む工程を含む請求項１１記載の方法。 17．上記加熱、乾燥工程が、上記材料を上記ドラムを通して上記炎の方向と反対 の方向に運ぶことを含む請求項１１記載の方法。 18．上記材料が、未処理砕石を含み、加熱、乾燥された未処理砕石を上記ドラム からこのドラムを囲む混合室内に放出し、これを他のアスファルト製品と混合す る工程を更に含む請求項１７記載の方法。 19．Ａ．回転ドラム内に燃焼区域を区劃するため回転ドラム内に軸方向に炎を延 ばし、 Ｂ．上記炎からの熱を用いて上記回転ドラム内の材料を加熱、乾燥し、 Ｃ．上記炎と上記回転ドラムの壁の一部間に半径方向にシールド部材を配置 し、上記ドラムに取り付けてドラムと共に回転し、上記炎の熱から上記燃焼室を 取り巻く上記回転ドラムの壁の一部をシールドし、及び Ｄ．上記ドラムの下部に蓄積された材料を持ち上げ、この持ち上げた材料を ドラムが約１８０°回転する間上記シールド部材の半径方向外面上に連続的に落 下せしめ、この落下した材料が上記シールド部材から横方向に流れるようにして 上記シールド部材を冷却する 方法。 20．上記持ち上げ工程の前に上記蓄積された材料内に上記シールド部材を突き 込む工程を更に有する請求項１９記載の方法。 21．Ａ．筒状壁を有する回転ドラムと、 Ｂ．上記ドラム内に燃焼区域を区劃するため上記ドラム内に炎を軸方向に指 向せしめるバーナーと、 Ｃ．（１）上記筒状壁の内周の周りに設けた複数の比較的大きいシールド部 材と、及び （２）上記シールド部材と上記筒状壁の内周間で半径方向に上記筒状壁 の内周の周りに設けられ、上記シールド部材を冷却するため上記ドラムの回転時 隣接するシールド部材の半径方向外面上に比較的少量の材料を落下せしめるため の複数の比較的小さな冷却部材と を有する、上記燃焼区域内に位置せしめた装置と、 より成り、上記シールド部材の夫々が、上記壁に隣接する部分に平行に 延びる中間部を有するドライヤー。