JPH10510189A - 脈管の標的に対する近赤外選択的光放熱 - Google Patents

脈管の標的に対する近赤外選択的光放熱

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JPH10510189A JP8517830A JP51783096A JPH10510189A JP H10510189 A JPH10510189 A JP H10510189A JP 8517830 A JP8517830 A JP 8517830A JP 51783096 A JP51783096 A JP 51783096A JP H10510189 A JPH10510189 A JP H10510189A
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Abstract

(57)【要約】 例えば、ポートワイン母斑の血管、脚の血管或いは乾癬の一因となる血管のような拡張症の血管の処置のための近赤外選択的光放熱。この技術は、近赤外光のより良好な透過性の見地からよの深くに存する血管に特に適用できる。従って、皮膚/表皮境界の下方の管の到達できる。近赤外は、約700から1,200nmの範囲として規定される。光学的な色は、殆どの人々については760近く或いは980から990nmの間である。

Description

【発明の詳細な説明】 脈管の標的に対する近赤外選択的光放熱発明の背景 拡大した、即ち拡張症の血管(blood vessels)、色素沈着した病巣、そして入 れ墨模様を含む脈管の病巣は、長年レーザーで成功裏に処置されてきた。選択的 光放熱(selective photothermolysis)と呼ばれるプロセスでは、標的にされた構 造、病巣組織、或いは入れ墨模様の色素粒子、および周囲の組織がひとまとめに してレーザー光により照射される。しかしながら、このレーザー光の波長、即ち 色は、そのエネルギが標的に優先的に吸収されるように選択されている。優先的 な吸収から生じる標的の局所的な加熱はその破壊を招来する。 例えば、ポートワイン母斑(portwine stains)のような脈管の病巣の状況にお いて最も一般的に、拡張症の血管内の赤色の血液細胞のヘモグロビンは、レーザ ー光吸収体、即ち発色団(chromophore)として役立つ。これらの細胞は、レーザ ー光のエネルギを吸収し、熱として周囲の管にエネルギを伝達する。もしも、こ れが素早くかつ十分なエネルギでもって生じると、周囲の管は、それらの蛋白を 変性させる温度に達する。この管の変性に達するためのフルエンス(fluence)、 平方センチメートル当たりのジュールは、吸収されたレーザエネルギのかなりの 部分が血管から拡散できる前に、管内の標的にされた容積の温度を約70°Cに 迄上げるのに必要なものであると計算されている。このフルエンスは、しかしな がら、周囲の組織がまた変性されないように制限されなければならない。 しかしながら、単に必要なフルエンスを選択するだけでは不十分である。レー ザー光の強度およびパルス持続時間はまた、パルスの間の周囲の組織への拡散を 最小にする一方、局所的な気化を防止することの双方により感度に対してコント ロールされなければならない。煮沸と気化は、それらが病巣を取り巻く組織にお ける損傷および出血を増大させる可能性のある化学的というよりもむしろ機械的 なダメージを導く故に、避けるのが望ましい。これらの制約は、パルス持続時間 が気化を避けるために相当するより低い光強度でより長くすべきことを示唆して いる。この状況は、もしも発色団が病巣血管内の赤血球のヘモグロビンであるな らばより複雑になり、その理由は、その血管が赤血球よりも大きいオーダーの大 きさであるからである。この小さい細胞を気化させないように低い強度で、しか し周囲の組織に対するダメージを最小にしつつ、変性点への熱拡散により血管を 加熱するのに十分な長さだけ放射されなければならない。 ロングパルスフラッシュランプ励起色素レーザーが光源として使用されてきた 。これらのレーザーは、選択的光放熱に要求される高スペクトル輝度(brightnes s)を有し、ヘモグロビンのアルファ吸収バンドに同調させることができる。577 から585nmの範囲における色は、周囲の組織におけるメラニンに比較して発色団 、血管内の赤血球により、よく吸収される。発明の概要 従来のフラッシュランプ励起色素レーザーでもって行われる選択的光放熱は、 準最適な(suboptimal)治療をもたらしている。熱緩和時定数(thermal relaxatio n time constant)は、熱を保つための構造の能力(structure's ability)の大き さである。血管に対して、その定数は、ミリセカンドのオーダーで、赤血球はマ イクロセカンドの熱緩和時定数を有している。赤血球の熱緩和時定数よりもずっ と長いパルス持続時間は、熱が周囲の血管に拡散するのを可能にし、そしてまた パルス持続時間がその血管の定数よりも小さいか、等しいときは、熱は周囲の組 織へのダメージを避けるために血管内に局所化される。事実、理論は光パルスの 最適長は管の熱緩和時間(thermal relaxation time)であることを決定している 。従って、30ミクロンを超えるより大きな血管は、0.5msecおよびそれよりも長 いパルス持続時間で処置されるべきである。商業的に通用する色素レーザーは、 しかしながら、約0.5msecおよびそれよりも短いパルス持続時間に限定されてい る。血管の緩和時間はその直径の平方とともに増大する故、これらの色素レーザ ーの有用性は、より大きな血管に対しては急速に落ちる。その結果、選択的光放 熱の処置において、最適なフルエンスよりも高い多くの回数がパルス持続時間の 制限に対する補償のために費やされなければならない。このことは、一時的に過 度の色素沈着、即ち紫斑病をもたらす。 また、従来の光振動数は、光放熱の有効性をさらに制限する。モル吸光係数(m olar extinction coefficient)、化学製品の光学的吸収特性の大きさが、577か ら585nmの範囲において、メラニンとヘモグロビンの双方に対して約0.2である。 これは、光の有効透過深さ、そして血管が処置され得る深さを、一例として色白 のコーカサス人の肌に対して0.5mmより浅く制限する。これは、皮膚(dermal)/ 表皮(epidermal)層の上方である。 要するに、従来の色素レーザ処置技術は、直径が30ミクロンよりも小さい血管 からなり、皮膚/表皮接合部より上方に位置する脈管損傷部の十分上にて例外的 に働いている。反対側では、それはより大きい血管を適切に加熱することができ ず、より深い血管に到達することができず、高吸収(high absorption)のために 透過は制限される。これらは重大な欠点を表し、その理由は、深くそして大きな 血管の最悪の場合のシナリオは、皮膚(skin)の偏在する特性(ubiquitous charac teristic)であるからである。 約700から1400nmまでの広がり(stretching)としてこの記述の目的のために明 示された電磁スペクトルの近赤外部は、競合し合うメラニンとヘモグロビンの吸 収の間の良好な比率の範囲をもたらす。血管の処置に対してこれらの波長の使用 は、この範囲における貧弱なヘモグロビンの吸収特性故に、577-585nmの波長に 対する選択肢として一般的に無視されてきた。しかしながら、この結論は、ヘモ グロビンとメラニンの吸収特性の間の比率が、正味の吸収ではなく、感度を達成 する上で有益な原則であることを認識し損なっている。さらにまた、より深くに ある血管の処置において、貧弱な吸収特性は、現実に長所となることがあり、そ の理由はそれがレーザー光のより深い全体的な透過を可能にするからである。 上述した点に鑑み、概して、一面によれば、本発明は、近赤外放射が使用され る脈管標的の処置のための選択的光放熱に方向付けられている。 特定の実施例では、この技術は、非拡張症の血管、或いはポートワイン母斑(a portwine stain birthmark)の血管のような拡張症の血管を処置するために使用 される。しかしながら、本発明はまた、脚の静脈、乾癖の処置をも包含し、そし てそれは血管を通しての血流に影響される。この技術は、近赤外光のよりよい透 過のためにより深く存する血管に特に適用できる。 したがって、皮膚/表皮の境界下方の血管は、到達され得る。 特定の実施例では、いくらかの異なる波長範囲がありうる。一般に、近赤外光 は、水の吸収により範囲の上限が制限されて約700から1,400nmの範囲にある。さ らに具体的には、この領域は750から780nmに制限できる。最善の色は、しかしな がら、760nmである。これとは別に、980から990nmの一般的範囲もまた効果的で ある。 レーザ光は、アレクサンドライト、チタニウムサファイア、クロムドープされ たフッ化物(chromium doped fluoride)、或いは半導体ダイオードレーザーの内 の一つにより作り出され、そしてこのレーザー光を患者に送るための光ファイバ ーデリバリーシステムを介して患者に伝送されるのが好ましい。 概して、もう一つの面によれば、本発明は、脈管の標的の処置のための近赤外 の選択的光放熱装置を特徴としている。この装置は、0.2msecより長く持続する 近赤外レーザー光パルスを作り出すレーザーシステムとこのレーザー光パルスを 患者に送るためのデリバリーシステムとを備えている。 特定の実施例では、レーザーシステムは、アレクサンドルライト、チタニウム サファイア、クロムドープされたフッ化物、或いは半導体ダイオードレーザを含 んでいる。もしも、選択されたレーザー装置のパルス持続時間或いはパワー出力 が、個々に不十分であるならば、例えば多数のダイオードレーザーからの光パル スが組み合わせられ得る。時分割多重化(Time-multiplexing)は、個々の装置が 持続時間を制限したとき、長い効果的なパルス持続時間を達成する。したがって 、1から10msecの間の効果的なパルス持続時間は、個々のレーザーダイオードが0 .5msecのパルスのみを作り出すときは達成できる。同時に作り出されたビームの 組み合わせは有効エネルギを増大する。 概して、さらにもう一つの面によれば、本発明は、脈管の標的を処置するため の方法を特徴としている。この方法は、近赤外レーザー光パルスで標的を照射す ることを含んでいる。これらのパルスの持続時間は、標的にされた血管の熱緩和 時間に概ね合わせるためにコントロールされる。この近赤外の波長は概ね700か ら1,400nmにまで及んでいる。 構造の種々の新規な詳細、その部分の組み合わせ、および他の利点を含む本発 明の上述したそして他の特徴は、より具体的に以下において、添付図面を参照し て記述され、請求の範囲で指摘されている。本発明を具体化した特有の方法およ び装置は、実例(illustration)により、そして本発明の限定としてではなく示さ れている。本発明の原理および特徴は、本発明の範囲から逸脱することなく、種 々のそして多くの実施例に採用され得る。図面の簡単な説明 添付図面において、参照記号は、異なる図を通して同じ部分を指している。図 面は必ずしも一定の縮尺ではなく、本発明の原理を示すことに重点がある。図面 の内、 図1は、単一のレーザーを使った本発明の近赤外選択的光放熱装置の概略を示 し、 図2は、オキシヘモグロビンHbO2(実線)、デオキシヘモグロビンHb(点線)、ビ リルビン(破線)、そしてDOPA−メラニン(明らかに指数関数的に下降している実 線)に対するナノメータの波長の関数としてのモル吸光係数のプロットであり、 図3は、多数のレーザーダイオード或いはダイオード配列(diode arrays)を使 った本発明の近赤外選択的光放熱装置の概略を示し、 図4は、緩和振動(relaxation oscillation)が長パルス持続時間のファクター ではないことを示すフラッシュランプ励起の異なるレベルに対する時間の関数と してのTiSレーザー出力のプロットである。好ましい実施例の詳細な説明 ここで図面を参照すると、本発明の原理により構成された近赤外選択的光放熱 装置100が、図1に示されている。この装置100は、電磁スペクトルの近赤 外領域における光パルスを作り出す放射源を含む点を除き、先行技術に見られる ものと概して似ている。より完全には、レーザーシステム110は、近赤外光B 、即ち700-1400nmの範囲におけるビームを作り出す。光Bのビームは、単一の光 ファイバーのような、デリバリーシステム120に結合されており、患者の肌に 運ばれる。この光ビームBがスペクトルの近赤外領域にある故、それは、下部の 脈管の標的60を処置するために皮膚/表皮境界55を超えて実質的な透過を達 成できる。この標的60は、ポートワイン母斑、血管腫(hemangiomas)、毛細血 管拡張症(telangiectasia)、特発性ブルボディニア(idiopathic vulvodynia)、 脚の静脈および乾癬の一因となる脈管の流れ(vascular flow)のような多くの異 なるタイプの一つであり得る。さらに、それはまた、年齢或いは日光にさらすこ とにより生じる単純なしわにおける管、或いは傷あとの組織における血管でもあ り得る。 光ビームBのパルス持続時間は、標的にされた血管の熱緩和時間にぴったりと 合わせられる。一般的に、これは0.2msecよりも長く持続する必要がある。大人 の患者のポートワイン母斑にあるように、直径が30ミクロン、およびそれよりも 大きい管に対して、その持続時間は、理想的には0.2msecを超えるべきで、通常0 .5msecであるべきあるのに対して、もしも管が100ミクロンよりも大きければ、1 msecから10msecまでのパルス持続時間が選ばれるべきである。 図2を参照すると、脈管の損傷を処置するのに特に効果的であろう近赤外の内 の多くの特定の範囲がある。(メラニンの分子量が不完全に規定されている故、 図示されているスペクトルはDOPA-メラニンの1.5mg%の溶液に対して0から1.5ま での目盛りにおける光学濃度(optical density)である。)図2は、ナノメータ の波長の関数としてのモル吸光係数のプロットである。 色白のコーカサス人の皮膚における感度の許容し得る程度に対して、ヘモグロ ビンとメラニンのモル吸光係数間の比は、少なくとも0.05であるべきである。メ ラニン吸収(DOPA-メラニン)に対する結合されたデオキシヘモグロビン(Hb)とオ キシヘモグロビン(HbO2)の吸収の比は、700と1200nmの間で、0.05或いはそれよ り大きいのが概して好都合である。もしも、デオキシヘモグロビンHbが特定的に 標的にされると、レーザービームBの700から1000nmの波長域が許容し得る。デ オキシヘモグロビン吸収は、750から780nmの領域では約760nmにて最高の比でピ ークになる。 ヘモグロビンの全体の吸収は、577-585nmの従来の範囲よりも近赤外では少な い。それ故に、拡張症の管を処置するために要求される光ビームBのフルエンス は、従来のより短い波長でもって使用されるフルエンスよりも大きい。それ故に 、光ビームBは、一般に、2と20J/cm2の間のフルエンスをもたらす。 レーザーシステム110は、約760nmの近赤外レーザー光を発生するであろう いくつかの候補(candidate)レーザーを備えている。例えば、アレクサンドライ トは720-790nmの範囲内で同調可能である。また、同調可能なチタニウムサファ イア(TiS)は、720-950nmの範囲の光を作り出す。これらの二つのレーザーは、そ れらが現代の技術の下で高度に開発されている故、最善の候補のように思える。 半導体ダイオードレーザーに加えて、LiCaAlF6、LiCaGaF6、LiSrAlF6およびLiSr GaF6のような他の同調可能なクロムドープされたフッ化物レーザーもまた潜在的 な選択肢である。 アレクサンドライトレーザーは、3-10msecの範囲におけるパルス発生が可能で ある故、選択的光放熱に特によく適合させられる。このパルス持続時間は、100 ミクロンおよびそれよりも大きい管の処置に対して最も適しており、そしてそれ は現代利用できる技術により処置されても効果がない。しかしながら、これらの レーザーは、運転のいわゆるノーマルモードで先鋭な(spiky)ふるまいを呈する 。これは緩和振動に起因する。 半導体ダイオードレーザーは、準安定な上方レーザーレベルにエネルギを貯え ず、従って先鋭なふるまいを示さない。しかしながら、個々のパワー出力は、殆 どの管を処置するのに必要とする必要フルエンスに到達するには余りにも低過ぎ る。ダイオードレーザーの実施は、必要とされる100ワットより高く到達するた めに多くのレーザーからのビームの一体化を必要とする。そのような実施例は図 3に概略が示され、そこではレーザーシステム205の三つのダイオードレーザ 210、212、214からの出力が単一ビームに一体化され、デリバリーシス テム220に結合される。このダイオードレーザ210−214、或いはTiSレ ーザーは、それらの光発生の各時間をコントロールするシンクロ装置により調整 されている。これとは別に、もしもさらにより大きいパワーが要求されるならば 、ダイオードレーザ210、212、214は、別個のダイオードのアレイと代 わりに置換される。いずれの場合においても、デリバリーシステム220は、単 一のグラス光ファイバーの代わりに、液状コアのフレキシブルな光ガイドである のが好ましい。これらの液状コアのガイドは、典型的には5mmの、大きな開口部 (apertures)を有し、なおもフレキシビリティを保っている。従って、いくつか のダイオードレーザ、或いはいくつかのアレイからのビームに直接焦点合わせさ れ、レーザーダイオードと標的にされる管を含む皮膚との間の光学移送(transfe r optics)を非常に単純化する。 ダイオードレーザからの多くのビームを一体化するための別の装置は、本願発 明者が共同発明者の一人である“ダイオードレーザアレイを使った故障許容光学 システム(Fault Tolerant Optical System Using Diode Laser Array)”の名称 のU.S.特許出願番号08/163,160号に具体的に開示されており、それはこの出 典によってここに含まれている。この出願は、二次元のダイオードアレイとコリ メータマイクロレンズのマスキングされて作られた(masked-produced)二次元ダ イオードアレイ、および大量生産されたトランスフォーマーセット(transformer sets)とを一致させるための修正マイクロ光学(corrective micro-optics)に注 意が向けられている。 TiSレーザーは、別の実行可能な候補である。テストにおいて、これらのレー ザーは、1から5msecのパルスを作り出し、フラッシュランプ励起された固体レー ザーシステムの特徴である先鋭なふるまいを呈さなかった。殆どの固体レーザー は、約100μsecの上方状態の寿命を有している。このTiSレーザーでは、しかし ながら、この寿命はわずか3μsecである。その結果、もしもこのTiSレーザー発 振媒体が、例えば色素レーザーがポンピングされるように、強くポンピングされ るならば、上記上方状態は飽和し、約2-3μsec後にはそれ以上のエネルギは貯え ないであろう。このことは、殆どの緩和振動パルス発振(relaxation oscillatio n pulsing)を帳消しにする(neutralizes)。例えば、図4に示されているように 、フラッシュランプ励起の2,000、1,800、1,600および1400V.D.Cの四つの異なる レベルが示されている。2から3msecの生じたパルス持続時間は、強い緩和振動パ ルス発振の特徴を呈していない。このパルスは、しかしながら、熱的レンジング 効果(thermal lensing effects)により、約3msecまでの持続時間に制限される傾 向に ある。 もしも、個々のTiSレーザーが必要なパルス持続時間を作り出すことができな ければ、図3のレーザーシステム110は、本願発明者が共同発明者の一人であ る、“拡張症の管の処置のための超長パルス色素レーザーおよびその使用方法(U ltra Long Pulsed Dye Laser For Treatment of Ectatic Vessels and Method T herefore,)”の名称の1994年10月26日に出願のU.S.特許出願番号08/329,195 号で、それはこの出典によってここに含まれているこの出願に教示のようにいく つかのレーザーの出力を時分割多重化してもよい。具体的には、図3のシンクロ 装置230は、効果的なパルス持続時間を作り出すためにダイオード、即ちTiS レーザー210−214の各々を順次始動させる。これとは別に、或いはこれに 加えて高い効果的なパワー出力を達成するために、シンクロ装置230はレーザ ー210−214の内のいくつかのすべてを同時に始動させる。 デオキシヘモグロビンHbO2は、特に標的にされ、そしてそれは800と1200nmの 間の好都合な吸収範囲を有している。最善の吸収比は、980と990nmの間に存在し ている。ここでオキシヘモグロビンHbO2のモル吸光係数はピークになり、メラニ ンに対するオキシヘモグロビンの係数比は、事実0.1を超えている。これは、ダ イオードレーザー処置のために望ましい範囲である。50ワットファイバー結合さ れた連続波ダイオードレーザーは、並ぶものがなく、完全に開発され、商業的に 通用する。このアートダイオードレーザーアレイ(the art diode laser arrays) のこれらの状態は、疑似連続波モードで100ワットを作り出すことができる。こ れらのモードのパルス持続時間は代表的なものでは約400μsecである。それ故に 、より大きい管の処置では、上述したように、ダイオードレーザーの時分割多重 化されたアレイが必要である。 本発明は詳細に示され、その好ましい実施例を参照して記述されているが、添 付の請求の範囲に規定された本発明の精神および範囲を逸脱することなく、形式 および詳細において種々の変更がなされてもよいことは当業者により理解されよ う。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.脈管標的の処置のための近赤外選択的光放熱。 2.近赤外光パルスを作り出すこと、そして、 患者の組織に含まれる脈管標的に選択的に作用させるために上記パルスで上 記組織を照射すること からなる脈管標的の処置のための選択的光放熱プロセス。 3.さらに、処置のための拡張症の血管を標的にすることからなる請求項1また は2に記載のプロセス。 4.さらに、0.2msecよりも長いパルス持続時間を有する近赤外光パルスを作り 出すことからなる請求項1から3のいずれかに記載のプロセス。 5.さらに、1から50msecの範囲内のパルス持続時間を有する近赤外光パルスを 作り出すことからなる請求項1から4のいずれかに記載のプロセス。 6.さらに、約700から1,400nmの範囲内の波長を有する近赤外光パルスを作り出 すことからなる請求項1から5のいずれかに記載のプロセス。 7.さらに、約700から1000nmの範囲内の波長を有する近赤外光パルスを作り出 すことからなる請求項1から6のいずれかに記載のプロセス。 8.さらに、約750から780nmの範囲内の波長を有する近赤外光パルスを作り出す ことからなる請求項1から7のいずれかに記載のプロセス。 9.さらに、約760nmの波長を有する近赤外光パルスを作り出すことからなる請 求項1から8のいずれかに記載のプロセス。 10.さらに、約800から1200nmの範囲内の波長を有する近赤外光パルスを作り 出すことからなる請求項1から5のいずれかに記載のプロセス。 11.さらに、約980から990nmの範囲内の波長を有する近赤外光パルスを作り出 すことからなる請求項1から5のいずれかに記載のプロセス。 12.さらに、皮膚/表皮の境界の下方の管を標的にすることからなる請求項1 から11のいずれかに記載のプロセス。 13.さらに、アレクサンドライトレーザーでもって近赤外光パルスを作り出す ことからなる請求項1から12のいずれかに記載のプロセス。 14.さらに、チタニウムサファイアレーザーでもって近赤外光パルスを作り出 すことからなる請求項1から12のいずれかに記載のプロセス。 15.さらに、クロムドープされたフッ化物レーザーでもって近赤外光 パルス を作り出すことからなる請求項1から12のいずれかに記載のプロセス。 16.さらに、半導体ダイオードレーザーでもって近赤外光パルスを作り出すこ とからなる請求項1から12のいずれかに記載のプロセス。 17.さらに、光ファイバーデリバリーシステムでもって患者に近赤外光パルス を伝送することからなる請求項1から16のいずれかに記載のプロセス。 18.0.2msecよりも長い持続時間を有する近赤外レーザー光を作り出すレーザ ーシステム、および 患者の脈管標的に上記レーザーパルスを伝送するデリバリーシステム からなる脈管標的の処置のための近赤外選択的光放熱装置。 19.上記脈管標的が拡張症の血管からなる請求項18に記載の装置。 20.上記レーザー光パルスが約700から1400nmの範囲内の波長を有する請求項 18または19に記載の装置。 21.上記レーザー光パルスが約700から1000nmの範囲内の波長を有する請求項 18または19に記載の装置。 22.上記レーザー光パルスが約750から780nmの範囲内の波長を有する請求項1 8または19に記載の装置。 23.上記レーザー光パルスが約760nmの範囲内の波長を有する請求項18また は19に記載の装置。 24.上記レーザー光パルスが約800から1200nmの範囲内の波長を有する請求項 18または19に記載の装置。 25.上記レーザー光パルスが約980から990nmの範囲内の波長を有する請求項1 8または19に記載の装置。 26.上記レーザーシステムがアレクサンドライトレーザーを備えた請求項18 または19に記載の装置。 27.上記レーザーシステムがチタニウムサファイアレーザーを備えた請求項1 8または19に記載の装置。 28.上記レーザーシステムがクロムドープされたフッ化物レーザーを 備えた 請求項18または19に記載の装置。 29.上記レーザーシステムが半導体ダイオードレーザーを備えた請求項18ま たは19に記載の装置。 30.上記レーザーシステムが複数のレーザーを備えた請求項18から29のい ずれかに記載の装置。 31.上記デリバリーシステムが上記レーザーからの光を一体化し、分配するた めの光ファイバーを備えた請求項18から30のいずれかに記載の装置。 32.上記レーザーシステムが上記レーザーを時分割多重化する請求項18から 31のいずれかに記載の装置。 33.時分割多重化されたレーザーからの光パルスの有効パルス持続時間が1か ら10msecの間である請求項18から32のいずれかに記載の装置。 34.上記レーザーシステムが有効出力レベルを上げるために同時に上記レーザ ーを始動させる請求項18から33のいずれかに記載の装置。 35.近赤外レーザー光パルスで脈管構造を照射すること、および 上記パルスの持続時間を上記脈管構造の血管の熱緩和時間に概ね一致させるよ うにコントロールすること からなる脈管構造処置方法。 36.上記レーザー光パルスが約700から1,400nmの範囲内の波長を有する請求項 35に記載の方法。
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