JPH10508732A - 衛星通信システムにおける地域的セル管理のための方法および装置 - Google Patents

衛星通信システムにおける地域的セル管理のための方法および装置

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JPH10508732A JP8515278A JP51527896A JPH10508732A JP H10508732 A JPH10508732 A JP H10508732A JP 8515278 A JP8515278 A JP 8515278A JP 51527896 A JP51527896 A JP 51527896A JP H10508732 A JPH10508732 A JP H10508732A
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Abstract

(57)【要約】 衛星通信システム(10)において、通信チャネルが地域に分けられたチャネル割当ておよび再使用機構を使用して実際の需要に基づきリアルタイムで動的に割り当てられる。システム容量とチャネルの干渉との間のトレードオフが連結する局部領域(81,82,83)の使用によって最適化される。お互いの無線見通し線内にある衛星通信ステーション(12)が各々の局部領域を構成する。ある局部領域の通信ステーションは通信ステーションが軌道位置を通って移動するときに変化する。チャネル再使用ルールがシステム負荷およびサービスの需要に適用される。各通信ステーション(12)はその局部領域を確立しかつその局部領域内の他の通信ステーションにそれが通信チャネルを加入者ユニットに割り当てたときに通知する。各局部領域内のチャネル割当ては規定通信ステーションによって局部的に維持される。

Description

【発明の詳細な説明】 衛星通信システムにおける地域的セル管理のための 方法および装置 発明の技術分野 本発明は一般的には複数のアンテナビーム内で放送を行ないかつ個々のビーム 内に位置するユーザと通信するセルラ通信システムに関する。より特定的には、 本発明は個々のアンテナビーム内のユーザに通信チャネルを割当てる衛星通信シ ステムに関する。 発明の背景 セルラ通信システムにおいては、一般に該システムによって獲得要求(acq uisition request)が受信された場合に通信チャネルが加入者 ユニットに割当てられる。割当てられる通信チャネルは該加入者が位置する同じ セルまたは地域において現在使用中の他の通信チャネルと干渉しないように選択 される。割当てられる通信チャネルはまた近隣のセルにおいて現在使用中の他の 通信チャネルと干渉しないように選択される。 予測されたトラフィック要求に基づき通信チャネルを割 当てる従来技術の通信システムは予測される要求が非常に正確なものではないと いう問題を有する。これはチャネルの不適切な割当てを生じかつ効率が悪い。実 時間チャネル割当てはシステム内の全てのチャネル割当ての完全な知識を最適に 持つことを必要とする。伝搬遅延および限られたデータリンク容量のため、チャ ネル割当てのリアルタイムの知識は世界的通信システムにおいては実際的ではな い。 衛星通信ステーションを含む世界的通信システムにおいては、チャネル配分お よび割当ての最適の手法は割当てられかつ現在使用中の全てのチャネルの包括的 な知識を必要とする。包括的な知識の利点は衛星に関するチャネル割当ての間の 間接的な相互作用が計画できこれは利用可能なチャネル資源の最大の利用を可能 にする。たとえば、インドにわたり割当てられるチャネルは中央アジアおよび中 東において割当てできるチャネルを制限することによりヨーロッパにわたり割当 てるために利用できるチャネルに影響を与える。リアルタイムの知識は需要があ るところに容量を配置することを可能にする。この手法の不都合は通信が大きな 距離をカバーする場合にこの情報をリアルタイムで転送するための能力が制約さ れることである。包括的な知識の手法に対する他の不都合は絶えずチャネル割当 て情報を転送するためにデータチャネルを大量に使用することである。 したがって、必要なことはシステムにおける全てのチャ ネル割当ての完全な知識なしにリアルタイムで通信チャネルを加入者ユニットに 動的に割当てるための方法および装置である。また、上に述べた不都合を生じる ことなくリアルタイムの知識の効果を有する通信チャネルを割当てるための方法 および装置も必要である。さらに、衛星を基礎としたあるいは衛星に基礎を置く (satelite−based)通信システムにおいて他の割当てられたチャ ネルとの干渉を避けることができるチャネル再使用機構を使用して加入者ユニッ トに通信チャネルを割当てる方法および装置も必要である。 図面の簡単な説明 図1は、本発明を実施することができる衛星を基礎とした通信システムの高度 に単純化した説明図である。 図2は、本発明の好ましい実施形態において使用するのに適した衛星通信ステ ーションの単純化したブロック図である。 図3は、本発明の好ましい実施形態において使用するのに適したシステム制御 ステーションおよび地上ステーションの単純化したブロック図を示す。 図4は、低高度地球軌道衛星の干渉の筋書きを示す。 図5は、本発明の好ましい実施形態において使用するのに適した衛星通信ステ ーションによって規定される連結した局部領域の単純化した例を示す。 図6は、本発明の好ましい実施形態において使用するのに適したチャネル割当 て手順のフローチャートを示す。 図面の詳細な説明 本発明は、とりわけ、加入者ユニットに対しチャネルを適応的に割当てるため の動的な、リアルタイムの方法および装置を提供する。衛星通信システムにおい ては、通信チャネルは地域ごとに分けられたチャネル割当ておよび再使用機構を 使用して実際の需要に基づきリアルタイムで動的に割当てられる。システム容量 およびチャネル干渉または妨害の間のトレードオフは連結する局部的領域(in terlocking local regions)の使用によって最適化さ れる。お互いの無線見通し線内の衛星通信ステーションが各々の局部的領域を形 成するのが好ましい。局部的領域を構成する通信ステーションは通信ステーショ ンが軌道位置を通って移動するに応じて変化する。チャネル再使用の規則はシス テムの負荷およびサービスの需要に適応するようにされる。各通信ステーション はその局部的領域を確立しかつその局部的領域内の他の通信ステーションにそれ がある加入者ユニットに通信チャネルを割当てる場合には通知を行なう。各局部 的領域内のチャネル割当ては規定(defining)通信ステーションによっ て局部的に維持される。 「衛星(satellite)」はここでは地球を周回することを意図した人 工の物体または車両を意味するものとして定義されかつ低高度軌道周回(low −earth orbiting:LEO)衛星を含む静止および周回衛星の双 方および/またはそれらの組合わせを含む。「衛星群(constellati on)」はここでは地球の一部(単数または複数)または全ての特定のカバレー ジ(たとえば、無線通信、写真測量、その他)を提供するために軌道に配置され た衛星の集団を意味するものとして定義される。衛星群は典型的には複数のリン グ(または面)の衛星を含みかつ各面において等しい数の衛星を含むものとする ことができるが、これは必須のことではない。ここで使用されている用語「セル 」および「アンテナビーム」はいずれか特定の発生モードに限定されることを意 図したものではなくかつ地上または衛星セルラ通信システムおよび/またはそれ らの組合わせによって生成されるものを含む。本発明は低高度地球軌道を有する 衛星を含むシステムに適用可能である。さらに、それは任意の傾斜角度を有する 軌道(たとえば、極、赤道または他の軌道パターン)に適用可能である。 図1は、本発明が実施できる衛星を基礎とした通信システム10の高度に単純 化した図を示す。通信システム10は6つの極軌道14を使用し、各軌道14は 11個の衛星通信ステーション12を保持し、合計66個の衛星12を 有する。しかしながら、これは必須のことではなくかつより多くのまたはより少 ない衛星、あるいはより多くのまたはより少ない軌道、を使用できる。本発明は 大きな数の衛星が使用される場合に好適に使用することができるが、それはまた より小さな数の衛星に適用することもできる。明瞭化のため、図1は少しの衛星 通信ステーション12のみを示している。 たとえば、各軌道14はおよそ780kmの高度で地球を取り囲んでいるが、 より高いまたはより低い軌道の高度も採用して有用である。例示的な衛星12の 比較的低い軌道のため、実質的に見通し線電磁波(例えば、無線、光、その他) のいずれか1つの衛星からの送信またはいずれか1つの衛星による信号の受信は 任意の瞬間に地球の比較小さな領域を包含しまたはカバーする。 示された例に対しては、衛星12はおよそ25,000km/hrで地球に対 して進行し、衛星12が地上ステーションにとってほぼ9分の最大期間の間見え ることができるようにする。衛星通信ステーション12は地上ステーションと通 信し、地上ステーションはいくつかの数の無線通信加入者ユニット(SU)26 およびシステム制御セグメント(SCS)28に接続された地球ターミナル(E T)24を含むことができる。ET24はまたゲートウェイ(GW)22に接続 することができ、該GW22は公衆交換電話ネットワーク(PSTN)または他 の通信設備への アクセスを提供する。図1では明瞭化のためおよび理解を容易にするためにGW 22、SCS28およびSU26の各々の1つのみが示されている。ET24は SCS28またはGW22と一緒に配置しあるいは別個に配置することができる 。SCS28に関連するET24は衛星12のトラッキングを記述するデータを 受信しかつ制御情報のパケットを中継し、一方GW22に関連するET24はデ ータパケット(例えば、進行中の呼に関連する)を中継するのみである。 SU26は地球の表面上または地球上の大気中の任意の場所に配置することが できる。SU26は好ましくは衛星12にデータを送信しかつ衛星12からデー タを受信できる通信装置である。一例として、SU26は衛星12と通信するよ う構成された手持ち型、携帯用セルラ電話とすることができる。通常、SU26 は通信システム10のための何らかの制御機能を行なう必要はない。 通信システム10は任意の数、潜在的には無数の、加入者ユニット26を収容 できる。本発明の好ましい実施形態においては、加入者ユニット26は加入者リ ンク16を介して近隣の衛星12と通信する。リンク16は数多くのチャネルに 分割される電磁スペクトルの限られた部分を含む。リンク16は好ましくはLバ ンドの周波数チャネルの組合わせでありかつ周波数分割多元接続(FDMA)お よび/または時分割多元接続(TDMA)通信またはそれらの組 合わせを含むことができる。最小限として、衛星12は1つまたはそれ以上の放 送チャネル18によって絶えず送信を行なう。加入者ユニット26は放送チャネ ル18に同期しかつ放送チャネル18を監視してそれらに向けられるデータメッ セージを検出する。これらのデータメッセージは加入者ユニットに他のパーティ が通信を希望していることを通知するリング警報(ring−alerts)な らびに特定のメッセージを伝達するページの双方を含む。加入者ユニット26は メッセージを1つまたはそれ以上の捕捉または獲得チャネル19によって衛星1 2へと送信することができる。放送チャネル18および捕捉または獲得チャネル 19はいずれか1つの加入者ユニット26に専用のものではなく、現在衛星12 の視界内にある全ての加入者ユニット26によって共有される。 これに対し、トラフィックチャネル17は衛星12によってときどき特定の加 入者ユニットに割当てられる2方向チャネルである。本発明の好ましい実施形態 においては、チャネル17〜19によってデータを通信するためにデジタルフォ ーマットが使用され、かつトラフィックチャネル17はリアルタイムの通信をサ ポートする。少なくとも1つのトラフィックチャネル17が各々の呼に対して割 当てられ、各トラフィックチャネル17は、最低限、2方向音声通話をサポート するのに充分な帯域幅を有する。リアルタイムの通信をサポートするために、T DMA機構が好適 に使用されて時間をフレームに、好ましくは60〜90ミリセカンドの範囲で分 割する。特定のトラフィックチャネル17は各々のフレーム内で、好ましくは3 〜10ミリセカンドの範囲の期間を有する、特定の送信および受信タイムスロッ トが割当てられる。アナログオーディオ信号はデジタル化され、それによって全 フレームの信号が割当てられたタイムスロットの間に単一の短い高速バーストで 送信または受信される。好ましくは、各々の衛星12は1000個またはそれ以 上までのトラフィックチャネル17をサポートし、それによって各衛星12が同 時に同じ数の独立の呼をサービスできるようにする。 衛星12はクロスリンク23を介して他の近隣の衛星12と通信する。好まし い実施形態では、クロスリンク23はKaバンド周波数チャネルである。したが って、地球の表面上またはその近くの任意の点に位置する加入者ユニット26か らの通信は衛星12の衛星群を通して地球の表面上の実質的に任意の他のポイン トの範囲内へと導くことができる。通信は加入者リンク16を使用して衛星12 から地球の表面上のまたは地球の表面近くの加入者ユニット26へと導き下ろす (routed down)ことができる。あるいは、通信は地球リンク15を 介して、図1ではその内2つのみが示された、数多くのET24の内の任意のも のから導き下ろしあるいは導き上げることができる。ET24は好ましくは地政 学的境界にしたがって地球の表 面にわたり分布される。好ましい実施形態では、各衛星12は任意の瞬間に4つ までのET24および1000以上の加入者ユニット26と通信できる。 SCS28はシステム通信ノード(例えば、GW22、ET24および衛星1 2)の健全さ(health)およびステータスを監視しかつ望ましくは通信シ ステム10の動作を管理する。1つまたはそれ以上のET24がSCS28およ び衛星12の間の主たる通信を提供する。ET24はアンテナおよびRF送受信 機を含み好ましくは衛星12の衛星群のための遠隔測定(telemetry) 、トラッキングおよび制御機能を行なう。 GW22は衛星12と関連して呼処理機能を行なうことができ、あるいはGW 22は排他的に呼処理および通信システム10内の呼処理容量の割当てを処理す ることができる。PSTNのような、種々の地上を基礎としたまたは地上に基礎 を置く通信システムはGW22を介して通信システム10にアクセスすることが できる。 66個の衛星12の例示的な衛星群により、少なくとも1つの衛星12は全て の時間に地球の表面上の各ポイントの視界内にある(すなわち、地球の表面の完 全なカバレージが得られる)。理論的には、衛星12の衛星群を通してデータを 導くことにより任意の時間に任意の衛星12は任意のSU26またはET24と 直接または間接的にデータ通信を行なうことができる。したがって、通信システ ム1 0は任意の2つのSU26の間、SCS28およびGW22の間、任意の2つの GW22の間、またはSU26およびGW22の間で衛星12の衛星集団を通し てデータを中継するための通信経路を確立することができる。 図2は、本発明の好ましい実施形態において使用するのに適した衛星通信ステ ーション12の単純化したブロック図を示す。好ましくは、システム10(図1 を参照)内の全ての衛星12は図2のブロック図によって示される機器を含む。 衛星12はクロスリンク送受信機33および関連するアンテナ31を含む。送受 信機33およびアンテナ31は他の近隣の衛星12へのクロスリンクをサポート する。地球リンク送受信機35および関連するアンテナ37は地球ターミナル2 4(図1)と通信するために地球リンクをサポートする。加入者リンク送受信機 30および関連するアンテナ32は加入者ユニット26(図1)をサポートする 。好ましくは、各々の衛星12は数千まであるいはそれ以上の加入者ユニット2 6(図1)のためのリンクを同時にサポートすることができる。もちろん、当業 者はアンテナ31,37および32は単一の多方向性(multi−direc tional)アンテナまたは個別のアンテナのバンクとして実施できることを 理解するであろう。各加入者リンクアンテナ32は同時に数多くのアンテナビー ムをアクセスすることができるフェーズドアレイ(phased array) アンテナであることが望ましい。 コントローラ34は送受信機33,35および30の各々ならびにメモリ36 およびタイマ38に結合されている。コントローラ34は1つまたはそれ以上の プロセッサを使用して実施できる。コントローラ34は、とりわけ、現在のデー タおよび時間を維持するためにタイマ38を使用する。メモリ36はコントロー ラ34への命令として作用しかつ、コントローラ34によって実行されたとき、 衛星12が以下に説明する手順を実行するようにさせるデータを記憶する。さら に、メモリ36は衛星12の動作の間に操作される変数、テーブル、およびデー タベースを含む。 加入者リンク送受信機30はコントローラ34によって指令される特定の、選 択可能な、タイムスロットの間に全ての異なる選択可能な周波数によって送信お よび受信を行なうことができる他チャネルFDFM/TDMA送受信機であるこ とが望ましい。加入者リンク送受信機30は信号アクセスおよび制御ならびにユ ーザ音声および/またはデータのための所望の数の送信および受信周波数を提供 するために充分な数のチャネルを有する他チャネル無線機を含む。コントローラ 34は周波数およびタイムスロット割当ての配分、アンテナビーム−アンテナビ ームハンドオフ、および他のオーバヘッドおよび管理および制御機能を提供する ことができる。加入者リンク送受信機30は任意の周波数チャネルセットで送信 および受信ができ、したがってもし必要であれば各加入者リンク送受信機30は 全ての周 波数およびタイムスロット割当てを処理する能力を持つことによって全ての周波 数チャネルセットの全スペクトル容量を使用することができることが望ましい。 図3は、本発明の好ましい実施形態において使用するのに適したシステム制御 ステーション45および地上ステーション48の単純化したブロック図を示す。 制御ステーション45および地上ステーション48はそれぞれSCS28(図1 )およびET24(図1)の望ましい部分である。制御ステーション45はリン ク41を介して関連する記憶媒体42(例えば、ランダムアクセスメモリまたは RAM、他の半導体または磁気的読出し−書込みメモリ装置、光ディスク、磁気 テープ、フロッピディスク、ハードディスク、その他)に結合されたプロセッサ 40を具備する。地上ステーション48は送信機43および受信機47に結合さ れたアンテナ49を含む。送信機43および受信機47は、それぞれ、リンク4 4および46を介してプロセッサ40に結合されている。プロセッサ40は望ま しくは以下に例示しかつ関連するテキストにおいて説明する手順を実行する。例 えば、適切な他のタスクを行うことに加えて、プロセッサ40は記憶媒体42に そのような手順からの結果を記憶する。送信機43および/または受信機47は 衛星42にメッセージを送信しおよび/または衛星42からメッセージを受信す る。 プロセッサ40は一般にユーザアクセス、メッセージ受 信および送信、チャネルセットアップ、無線機同調、周波数およびタイムスロッ ト割当て、およびコントローラ34(図2)によって管理または提供されない他 のセルラ無線通信および制御機能を制御しかつ管理する。とりわけ、プロセッサ 40および/またはコントローラ34(図2)はユーザが通信システム10にア クセスできるようにするための手順を実行するのが望ましい。これはチャネルセ ットアップのためのプロトコルおよび以下に説明する他の関連する機能のための 手順を含むことができる。 図4は、低高度地球軌道衛星の妨害の筋書きを示す。直接的な妨害およびチャ ネル割当ての連鎖反応効果(chain reaction effect)は 最適のチャネル割当て処理においてリアルタイムで包括的な知識の必要性を駆り たてる。直接的な妨害は特定の衛星において使用されているチャネルがお互いの 見通し線(line−of−sight)内にある他の衛星によるチャネルと干 渉する場合に生じ得る。これは以下により詳細に説明する。 チャネル割当ての連鎖反応効果は衛星がチャネルを加入者ユニットに割り当て る場合に発生する。その見通し線内の近隣の衛星に関して利用可能なチャネルは 干渉のないチャネルに制限される。この制限はもとの割当て衛星の見通し線内に ない他の衛星によって割当てできるチャネルを制約する。従って、衛星によるチ ャネルの割当ては衛星群全体におけるすべての他の衛星におけるチャネルの利用 可能 性に関して因果関係を有する。 図4を参照すると、衛星52,62および72は衛星通信ステーション12( 図1および図2)と同様の低高度地球軌道における通信衛星であることが好まし い。衛星52,62および72はSU26(図1)と同様の加入者ユニットと通 信する。図示のごとく、衛星52は通信リンク53によって加入者ユニット56 と通信リンクを確立しており、衛星62は通信リンク63によって加入者ユニッ ト66と通信リンクを確立しており、かつ衛星72は通信リンク73によって加 入者ユニット76と通信リンクを確立している。加入者ユニット56,66およ び76は地球の表現上に位置するよう示されている。衛星62は衛星52および 72の無線見通し線内にある。従って、衛星62は衛星52および72のRF通 信と干渉する可能性がある。衛星52および72はお互いに無線見通し線内にな く、かつ従ってお互いのRF通信と干渉する可能性はない。言い換えれば、無線 周波信号は衛星62から直接衛星52または衛星72に送ることができるが、無 線周波信号は衛星52と72との間で送ることができない。 衛星62は、加入者ユニット66と通信する場合、それぞれ加入者ユニット7 6および56に対する妨害経路64および65を有する。衛星52は加入者ユニ ット66と妨害経路54を有する。衛星62との妨害を防止するため、衛星52 および72は通信リンク63と干渉しない通信リ ンク53および73に対する通信チャネルを選択しなければならない。非干渉チ ャネルを選択する結果として、衛星52に関するチャネルの選択は衛星62に関 するチャネルの選択によって制約され、かつ逆も同様である。衛星52に関する チャネルの選択もまた衛星72によって割り当てられたチャネルによって制約さ れ、かつ逆も同様である。従って、1つの衛星によるチャネルの割当ては他の衛 星による割当てのために利用できるチャネルを制限する連鎖反応を引き起こす。 最適のチャネル割当てはシステム全体によって使用されているすべてのチャネ ルのリアルタイムの知識を必要とする(すなわち、包括的知識)。包括的知識は 上に述べたチャネル割当ての連鎖反応効果のため望ましいものである。世界的な 通信システムにおけるすべてのチャネル割当ての真のリアルタイムの知識は通信 信号の有限の伝搬遅延のため不可能である。リアルタイムに近い知識も実際的で はなく、それは過剰なステータス報告が要求されこれは大きな通信資源を必要と する。予期されるまたは予測されるトラフィックに基づく通信チャネル資源の配 分は最適に近い解決方法の1つの試みである。しかしながら、予測されるトラフ ィックの不確かさのため大きな非能率を生じる結果となり得る。前に述べたよう に、局部領域におけるリアルタイムに近いチャネル割当て情報はチャネル割当て に対する最適に近い解決方法を提供する。 図5は、本発明の好ましい実施形態において使用するのに適した衛星通信ステ ーションによって規定される連結する(interlocking)局部領域の 単純化した例を示す。衛星群(図1を参照)の衛星はいくつかの近隣の衛星から なる複数の連結する局部領域へと編成されている。各衛星は、各衛星がシステム 全体におけるすべてのチャネル割当ての知識を持つ必要性なしに、リアルタイム に近い正しいチャネル割当てのための必要な知識の大部分を得る。最適に近い解 決方法が局部領域のチャネル割当ての知識によって得られる。 図5は衛星12の衛星群の部分80を示している。好ましい実施形態では、衛 星12は地球を囲む低高度地球軌道にあり、かつその結果、衛星12は1枚の紙 の上に示されるような平坦な構成で配置されるのではなく、球面上に位置するこ とになる。各衛星12はそれ自身の局部領域を確立する。局部領域は好ましくは お互いの無線地平線または無線の視界(radio horizon)、または 無線の見通し線内にあるすべての衛星を含む。例えば、衛星12gは局部領域8 1を規定する。局部領域81は衛星12a〜12h,12j〜12mおよび12 oを含む。ローカル領域81におけるこれら13の衛星は衛星12gの無線見通 し線内にある。衛星12iは衛星12gの無線見通し線内になく、かつ従って衛 星12gの局部領域に含まれない。衛星12iは衛星12gの無線視界より下に ある。例 えば局部領域82は衛星12oによって規定され、かつ衛星12g,12j〜1 2m,12n,12o,12p,12r〜12vを含む。例えば局部領域83は 衛星12lによって規定されかつ衛星12d,12f〜12i,12k〜12q および12tを含む。 前に規定したように、局部領域におけるすべての衛星はお互いに無線見通し線 内にある。局部領域の外側の衛星は互いの無線見通し線の下にある。図5に示さ れた例では、明瞭化のため3つの局部領域のみが示されているが、好ましい実施 形態では、それぞれの衛星がそれ自身の局部領域を規定する。 ある局部領域(local region)における衛星の数は、衛星群にお ける衛星の数、軌道の形式、衛星の軌道位置および高さ、および衛星の相対位置 を含む、いくつかの要因に依存する。当業者が理解するように、すべての衛星が 例えば極軌道にあるとき、局部領域の衛星の数は衛星が極に接近するに応じて増 大する。同様に、すべての衛星が極軌道にある場合に、局部領域の衛星の数は衛 星が赤道に接近するに応じて低減する。好ましい実施形態では、衛星12は極軌 道にある。この状況では、衛星12は地球の極の一方に向かってあるいは地球の 極の一方から離れるような方向の飛行経路方向85で移動している。図1におい て説明された好ましい実施形態では、低高度地球軌道に66個の衛星がある。こ こで説明する例は極軌道の衛星に ついてのものであるが、本発明は衛星がお互いに無線見通し線内にある任意の軌 道衛星通信システムに適用できる。 本発明の1実施形態では、局部領域は該局部領域を規定する衛星の見通し線内 にある居住領域(populated areas)上の衛星のみを含むよう規 定することもできる。この実施形態が極軌道または極軌道に近い軌道に衛星を含 む場合は、前記規定する衛星または規定衛星(defining satell ite)が極領域の上にあるときに視界に入る多数の衛星は局部領域から排除さ れる。 本発明の他の実施形態では、各々の局部領域は固定した数の衛星を含む。局部 領域を構成する衛星は前記規定する衛星がある最大の北緯および南緯の間、好ま しくは55度の緯度の付近、にある場合に決定される。この実施形態の利点は各 々の衛星上で必要とされる処理が単純化されることである。 図5の例によって分かるように、各々の衛星はいくつかの局部領域のメンバー である。1つの衛星はそれが規定する局部領域のメンバーであり、かつ近隣の衛 星によって規定される局部領域のメンバーとなるであろう。衛星が所属する局部 領域の数にかかわりなく、各衛星はそれ自身の局部領域のメンバーによるチャネ ル割当ての知識を持つことのみが要求される。例えば、衛星12g(図5)は局 部領域81,82および83のメンバーであるが、局部領域81の衛星によるチ ャネル割当ての知識を持つことのみが要 求され、それは局部領域81は衛星12gによって規定されているからである。 例えば、衛星12mもまた局部領域81,82および83のメンバーであるが、 これらの局部領域のいずれかにおけるすべての衛星の知識を持つことを要求され ず、それは衛星12mは局部領域81,82または83のいずれかの規定衛星で はないためである。衛星12mは、図示しない、それ自身の局部領域に対する規 定衛星となるであろう。 前記好ましい実施形態では、チャネル割当てはその局部領域内の他の衛星によ って行われるチャネル割当てを基礎として加入者ユニットに配分される。好まし くは、ある規定衛星によって割り当てられる通信チャネルはその局部領域内の他 の衛星によって割り当てられるチャネルと干渉しないものとされる。 チャネル割当てを行うためには、衛星の局部領域内のすべてのチャネル割当て の知識を持つことが好ましい。あるチャネルが加入者ユニットに割り当てる場合 には、割当て衛星はメッセージをその局部領域内のすべての衛星に送る。該メッ セージは少なくとも割り当てられる特定の通信チャネルを含む。図1の好ましい 実施形態では、衛星の間のチャネル割当てメッセージはリンク21および23に よって送られる。このチャネル割当て方法は好ましくは現在の局部的な要求、現 在のユーザの局部的な分布、およびすでに割り当てられたチャネルの組を使用し 受入れ可能な妨害性 能を提供する新しい割当てを行う。FDMA/TDMAチャネルの組合わせが使 用される好ましい実施形態では、非干渉または非妨害(non−interfe ring)通信チャネルの例は他の加入者ユニットに割り当てられていない周波 数チャネルのタイムスロットを含む。 チャネル割当ての包括的な効果は連結する局部領域の使用によって捕捉される 。各々の衛星は全衛星群内のすべてのチャネル割当ての真のまたはリアルタイム の包括的知識を維持しまたは持つことを要求されない。衛星はそれらの局部領域 の外側の衛星とチャネル割当て情報を決して交換しない。衛星はチャネルがそれ らと干渉する可能性のある衛星からの直接的な情報を受け、かつ連鎖反応効果は 領域が連結しているため捕獲される。 連結の効果は次のように説明できる。すなわち、第1の局部領域を規定した第 1の衛星があるチャネルを割り当てるとき、それはこのことをその局部領域内の すべての他の衛星に指示する。その局部領域内のすべての衛星に対するチャネル 割当ての選択は該局部領域内の衛星が非妨害チャネルのみを割り当てることがで きるため制限されるようになる。従って、第1の局部領域内の各衛星に対し利用 可能なチャネルのプールは制限される結果となる。第1の局部領域における他の 衛星の1つ(第2の局部領域を規定している第2の衛星)がこの限られたチャネ ルのプールからあるチャネルを割り当てた場合、それは第2の局部領域内の すべての衛星にこの割当てを通知する。これは第2の局部領域内のすべての衛星 に対し利用可能なチャネルの彼らの選択を制限する。第2の局部領域は第2の局 部領域内にない衛星を含むから、第1の衛星による割当てはそれ自身の局部領域 の外側で利用可能なチャネルのプールに間接的な影響を有する。この同じ効果が チャネルが衛星群内のすべてのチャネル割当ての真の、リアルタイムの包括的な 知識に基づきチャネルが割り当てる場合に見られる。 図6は、本発明の好ましい実施形態において使用するのに適したチャネル割当 て手順90のフローチャートを示す。好ましい実施形態では、手順90は衛星通 信ステーション12(図1、図2および図5)によって行われる。タスク92に おいては、局部領域が規定衛星に対して確立または規定される。該局部領域は好 ましくは規定衛星の通信ステーションの無線見通し線内にあるすべての衛星を含 む。1つの実施形態では、局部領域規定または定義テーブル91が使用される。 局部領域規定テーブルは好ましくはSCS28(図1)によって衛星に対しアッ プロードされかつ局部領域内のすべての衛星のリストを含む。衛星が軌道におい て移動しているとき、異なる局部領域が衛星の各々の軌道位置に対し規定される 。例えば、衛星が極軌道にあるとき、赤道近くよりも極近くの局部領域内でより 多くの衛星があり得る。好ましくは、規定衛星の各々の軌道位置に対し異なるテ ーブルがある。 他の実施形態では、局部領域は見通し線内の他の衛星によって放送されるチャ ネル割当てのような、データの受信によって確立される。この実施形態では、衛 星はチャネル割当てを送信すべき異なるタイムスロットを与えられるものとする ことができる。このようにして、チャネル割当てメッセージは互いに干渉しない ことになる。 タスク94においては、手順90は割込みを待つ。加入者ユニットに対するチ ャネル割当ての要求(タスク95から)または領域のタイムアウト(タスク97 から)は割込みを生じさせる。 タスク95においては、チャネル割当ての要求が受信される。該要求はある加 入者ユニットがそれに割り当てられた通信チャネルを持つことを必要としている ことを示す。要求は加入者ユニットから、あるいは通信システムのゲートウエイ またはいずれか他からくることができる。チャネル要求および獲得の特定の方法 は本発明にとって重要ではない。 タスク95においては、チャネル割当て要求はまたハンドオフ要求からくるこ とができる。ハンドオフは現在あるトラフィックチャネルで通信している加入者 ユニットが他のアンテナビームに切り替えられるときに生じる(ビーム−ビーム ・ハンドオフ)。好ましい実施形態では、より多くのチャネル割当てがハンドオ フのためのものであり、それは衛星は地球の表面に対して高速で移動しておりか つ加 入者ユニットは次のアンテナビームに転送されなければならないからである。望 ましくは、加入者ユニットがアンテナビームの間で、かつ衛星の間で、切り替え られるとき、引き続くアンテナビームにおいて同じチャネルが使用される。当業 者はチャネルのハンドオフにとって多くの方法が適切なものでありかつここで説 明する必要はないことを理解するであろう。 タスク97は領域のタイムアウトを発生する。衛星が各々の軌道を通り異なる 軌道位置へと移動するに応じて、異なる衛星がその局部領域を構成する。従って 、各々の軌道位置は確立された衛星の異なる局部領域を持つべきである。 タスク96においては、もしチャネル割当ての要求によって割込みが生成され れば(タスク95)、タスク98が実行される。もし割込みが領域タイムアウト によって生成されれば、手順90はタスク92にループバックして衛星の次の軌 道位置に対する新しい局部領域を確立する。 タスク98においては、その局部領域内の衛星によって割り当てられたチャネ ルが決定される。衛星はその局部領域のメンバーからメッセージを受信し(タス ク99)、従ってそれはその局部領域内の他の衛星によってどのチャネルが現在 使用されているかを知る。好ましい実施形態では、その局部領域によって現在割 り当てられたチャネルのリストが規定衛星によって維持されかつそのメモリ内に 記憶される。 タスク100においては、通信システムに配分されたチャネルから非妨害チャ ネルが加入者ユニットに割り当てられる。非妨害チャネルは、アンテナパターン のアイソレーション、および現在割り当てられているチャネルに関する伝搬遅延 およびドップラ周波数シストの影響を含むいくつかの要因に基づき選択される。 非妨害チャネルを選択する正確な方法は本発明にとって重要ではない。好ましい 実施形態では、非妨害チャネルはアンテナビームの角度分離に基づく最小チャネ ル再使用距離のルールに基づき割り当てられる。ある局部領域の2つの衛星が同 じチャネルを同時に割り当てる確率はそれらの領域内での衛星に対するチャネル 割当ての迅速な通信によって低減される。さらに、好ましい実施形態では、数千 までの非妨害チャネルを有する大きなチャネルセットが通信システムに割り当て られる。大きなチャネルセットはある局部領域内で2つの衛星が同時に同じチャ ネルを割り当てる確率を低減する。 本発明の1実施形態では、地理学的に固定された領域に基づきあらかじめ計画 された割当てプールが利用可能なチャネルを選択するために使用される。他の実 施形態では、チャネルのあらかじめ計画された割当てプールは割当てのために異 なる衛星によって選択される。これらの実施形態の双方は2つの衛星がある局部 領域内の同じチャネルを同時に割り当てる確率を低減する。 タスク102においては、規定衛星の局部領域内の他の 衛星がタスク100において割り当てられたチャネルが加入者ユニットに割り当 てられたことを通知される。この通知メッセージは好ましくはクロスリンク21 および23(図1)によって規定衛星の局部領域内の衛星に直接送信される。局 部領域がどのように規定されるかに依存して上に述べたように、1つの実施形態 では、通知メッセージの受信は受信衛星によってその局部領域を規定するために 使用することができる。 タスク104においては、あるトラフィックチャネルが通信のために割り当て られたというメッセージが加入者に送信される。衛星および加入者ユニットにお ける送受信機は捕捉または放送チャネルではなく割り当てられたトラフィックチ ャネルによって加入者ユニットと通信するよう切り替えられる。トラフィックチ ャネルが加入者ユニットに割り当てられた後、手順90はループバックしかつタ スク94を反復して他のチャネル割当て要求または領域タイムアウトを待機する 。 本発明の好ましい実施形態では、前記衛星群の各衛星通信ステーションは手順 90を頻繁にまたは継続的な(continual)ベースで行う。 本発明の利点はチャネル割当ての包括的な影響が連結する局部領域の使用によ り解決または捕獲されることである。各々の衛星は衛星群全体におけるすべての チャネル割当ての真のまたはリアルタイムの包括的な知識を維持しまたは 持つことを要求されない。衛星はそれらの局部領域内の衛星のチャネル割当て情 報を維持する。本発明は包括的な知識の手法よりはるかに優れており、それは衛 星は彼らの局部領域の外側の衛星とチャネル割当て情報を決して交換しないから である。さらに、ネットワークまわりにチャネル割当て情報を送信するのに必要 な通信帯域幅が大幅に低減される。他の利点はチャネル割当て情報を伝搬するの に必要な時間が大幅に低減されることである。衛星はチャネルがそれらと干渉す る可能性がある衛星から直接情報を受信し、かつ領域が連結しているためチャネ ル割当ての連鎖反応効果が捕獲される。 さらに、本発明はチャネル割当てが実際のリアルタイムの要求に基づいている ため予測される需要に基づくチャネル割当て手法よりもはるかに優れている。予 測される需要の不確かさおよび制約が避けられる。 本発明が特定の例に関してかつ特定の好ましい実施形態とともに説明されたが 、当業者には本明細書の開示に基づき数多くの置換えおよび変形を行うことが可 能なことは明らかであり、かつそのような変形および置換えは添付の請求の範囲 に含まれるものと考える。 ここに説明されているように、本発明の利点は当業者に明らかでありかつ通信 システムの種々の部分を動作させるための改善された方法を提供する。これらの 利点は実際の需要に基づくリアルタイムをベースとした通信チャネルの 動的な割当てを含む。システム容量とチャネルの干渉との間のトレードオフが連 結する局部領域の使用によって最適化される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テリス デイビッド アメリカ合衆国アリゾナ州 85044、フェ ニックス、サウス・トゥエンティフィフ ス・ウェイ 14625

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数のノードからなる通信システムにおける1つのノードを動作させる方 法であって、各ノードは地球の表面上にアンテナビームを投影し、前記方法は、 前記ノードに関連する局部領域を確立する段階であって、前記局部領域は前記 ノードの無線視界より上にある前記複数のノードの内の1組のノードからなるも の、 加入者ユニットにチャネルを割り当てる段階であって、該チャネルは前記ノー ドによりかつ前記局部領域の前記1組のノードにより現在割り当てられているチ ャネルと干渉せず、前記加入者ユニットは前記ノードに関連する前記アンテナビ ーム内にあるもの、 前記局部領域の前記1組のノードの内の各ノードに前記チャネルが前記ノード よって割り当てられたことを通知する段階、そして 前記1組のノードによって現在割り当てられているチャネルを判定し、かつ前 記割当てを行う段階は前記チャネルをチャネルのプールから割当て、前記チャネ ルのプールは前記1組のノードの内のいずれのノードによっても現在割り当てら れていないチャネルからなるもの、 を具備することを特徴とする複数のノードからなる通信システムにおいて1つ のノードを動作させる方法。 2.前記判定する段階は前記1組のノードの内の少なく とも1つのノードからメッセージを受信する段階を含み、前記メッセージは前記 ノードに対し前記少なくとも1つのノードよって割り当てられたチャネルを通知 するもの、そして 前記方法はさらにチャネル割当てテーブルにおける前記少なくとも1つのノー ドによって割り当てられた前記チャネルを記憶する段階を具備し、かつ前記決定 する段階は前記チャネル割当てテーブルにおけるチャネルを現在割り当てられて いない前記チャネルと比較する段階を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の 方法。 3.前記通知する段階はメッセージを前記局部領域の前記1組のノードの内の 各ノードに送る段階を含み、前記メッセージは前記1組のノードの内の各ノード に前記割り当てる段階において割り当てられた前記チャネルを通知することを特 徴とする請求項1に記載の方法。 4.前記確立する段階は、前記複数のノードの内の第1のノードによって、前 記第1のノードに関連する第1の局部領域を規定する段階を含み、前記第1の局 部領域は前記第1のノードの前記無線視界より上の第1の組のノードを含むもの 、 前記割り当てる段階は、前記第1のノードによって、第1のチャネルを前記加 入者ユニットに割り当てる段階を含み、前記第1のチャネルは前記第1のノード および前記第1の局部領域の前記第1の組のノードよって現在割り当て られているチャネルと干渉しないものであり、前記加入者ユニットは前記第1の ノードと関連する前記アンテナビーム内にあるもの、 前記通知する段階は、前記第1のノードによって、前記第1の組の各ノードに 対し前記第1のチャネルが前記第1のノードによって割り当てられたことを通知 する段階を含み、 前記複数のノードの内の第2のノードによって第2の局部領域を確立し、前記 第2の局部領域は前記第2のノードの無線視界内にある第2の組のノードを含み 、前記第2の組のいくつかのノードは前記第1の組のノードのメンバーであり、 前記第1の組のメンバーでない前記第2の組のいくつかのメンバーノードは前記 第1の組の前記メンバーの内のいくつかの無線視界内にないもの、 第2のチャネルを第2の加入者ユニットに割り当て、前記第2の加入者ユニッ トは前記第2のノードに関連する第2のアンテナビーム内に位置し、前記チャネ ルは前記第2のノードおよび前記第2の組のノードによって現在割り当てられて いるチャネルと干渉せず、前記チャネルは前記第2の組の部分でない前記第1の 組のノードに割り当てられたチャネルを含まないチャネルの局部的プールからの ものであり、そして 前記第2の組のノードに前記第2のチャネルが前記第2のノードによって割り 当てられたことを通知する、 ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 5.さらに、前記複数のノードの内の各ノードによって、隣接する局部領域と 重なる関連する局部領域を確立する段階を具備することを特徴とする請求項1に 記載の方法。 6.前記確立する段階は前記複数のノードの内の各ノードによって行われ、か つ前記方法はさらに、各ノードによって、その関連する局部領域の他のノードに 対し1つのノードがチャネルを加入者ユニットに割り当てたときに通知を行う段 階を具備することを特徴とする請求項1に記載の方法。 7.通信ステーションであって、 前記通信ステーションの無線視界より上にある他の通信ステーションへかつ該 他の通信ステーションからデータを送信しおよび受信するための送受信機、 前記送受信機に結合されたプロセッサであって、該プロセッサは、 前記通信ステーションに関連する局部領域を規定するための手段であって 、前記局部領域は前記他の通信ステーションを備えるもの、そして 通信チャネルを加入者ユニットに割り当てるための手段であって、前記通 信チャネルは前記局部領域の前記他の通信ステーションによって現在割り当てら れている通信チャネルと干渉しないもの、 を含む前記プロセッサ、 を具備し、前記送受信機は各々の通信ステーションに前記通信チャネルが前記 通信ステーションによって割り当てられたことを通知するための手段を含み、そ して 前記通信ステーションはさらに、 前記加入者ユニットと通信するためのアンテナビームを生成するために前記プ ロセッサに結合された第2の送受信機であって、前記加入者ユニットは前記アン テナビームの内の1つの中に位置するもの、そして 前記プロセッサに結合されチャネル割当てを記憶するための手段、 を具備し、かつ前記送受信機は前記他の通信ステーションからのメッセージを 受信するための手段を含み、前記メッセージは前記通信ステーションに前記他の 通信ステーションによって割り当てられた通信チャネルを通知し、 前記記憶するための手段は前記他の通信ステーションによって割り当てられた 前記通信チャネルを含むチャネル割当てテーブルを備え、そして 前記プロセッサは前記チャネル割当てテーブルにおける通信チャネルを前記局 部領域の前記他の通信ステーションによって現在割り当てられていない通信チャ ネルと比較するための手段を含む、 ことを特徴とする通信ステーション。
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