JPH1050415A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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- JPH1050415A JPH1050415A JP21774896A JP21774896A JPH1050415A JP H1050415 A JPH1050415 A JP H1050415A JP 21774896 A JP21774896 A JP 21774896A JP 21774896 A JP21774896 A JP 21774896A JP H1050415 A JPH1050415 A JP H1050415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- contact piece
- insulator
- piece
- contact portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
- H01R13/703—Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、1コネクタを基板に取付るだけで複
数の回路を作動できる電気コネクタ10を提供すること
を目的とする。 【解決手段】この目的は、絶縁体12に相手コネクタ5
0との嵌合口48に連通する係合孔34を設け、この係
合孔34内に接触片A16と接触片B18とを設置し、
かつ、接触片A16は片持ちばりで、接触部A20と湾
曲をした接触部B22とほぼ直角に折り曲げられた固定
部A24と接続部A26とを有し、この順序に配置され
ると共に、接触片A16の湾曲した接触部B22が絶縁
体12の嵌合口48に突出し、接触部A20と接触部B
22とを摺動可能にし、また、接触片B18は移動しな
いように固定され、接触部C28とほぼ直角に折り曲げ
られた固定部B30と接続部B32とを有すると共に、
この順序で配置することにより達成することができる。
数の回路を作動できる電気コネクタ10を提供すること
を目的とする。 【解決手段】この目的は、絶縁体12に相手コネクタ5
0との嵌合口48に連通する係合孔34を設け、この係
合孔34内に接触片A16と接触片B18とを設置し、
かつ、接触片A16は片持ちばりで、接触部A20と湾
曲をした接触部B22とほぼ直角に折り曲げられた固定
部A24と接続部A26とを有し、この順序に配置され
ると共に、接触片A16の湾曲した接触部B22が絶縁
体12の嵌合口48に突出し、接触部A20と接触部B
22とを摺動可能にし、また、接触片B18は移動しな
いように固定され、接触部C28とほぼ直角に折り曲げ
られた固定部B30と接続部B32とを有すると共に、
この順序で配置することにより達成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン等の電子
機器間を接続する電気コネクタに関するものである。
機器間を接続する電気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の電気コネクタ10の断面
図である。一般的に電気コネクタ10は、主にコンタク
ト14と絶縁体12とから構成されている。
図である。一般的に電気コネクタ10は、主にコンタク
ト14と絶縁体12とから構成されている。
【0003】複数本のコンタクト14は、絶縁体12に
圧入等によって保持・固定されている。このコンタクト
14は、金属製であり、公知技術のプレス加工等で製作
される。前記絶縁体12は、電気絶縁性のプラスチック
であり、公知の射出成形等で製作される。一般的に、電
気コネクタ10は、コンタクト14が基板に半田付け等
によって装着されている。装着された電気コネクタ10
は相手コネクタ50と嵌合させることによって電子機器
間の信号を伝えるために使用されている。
圧入等によって保持・固定されている。このコンタクト
14は、金属製であり、公知技術のプレス加工等で製作
される。前記絶縁体12は、電気絶縁性のプラスチック
であり、公知の射出成形等で製作される。一般的に、電
気コネクタ10は、コンタクト14が基板に半田付け等
によって装着されている。装着された電気コネクタ10
は相手コネクタ50と嵌合させることによって電子機器
間の信号を伝えるために使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子機器内には、さま
ざまな回路が配置されていることが多い。雌雄1セット
のコネクタで1回路と接続されているのが一般的であ
る。近年、電子機器の小型化が要求されている中、コネ
クタを嵌合すると同時に回路を切断するという様なこと
が1つのコネクタを取付ただけで複数の回路の開閉作動
できないかといった要求が多くなってきた。
ざまな回路が配置されていることが多い。雌雄1セット
のコネクタで1回路と接続されているのが一般的であ
る。近年、電子機器の小型化が要求されている中、コネ
クタを嵌合すると同時に回路を切断するという様なこと
が1つのコネクタを取付ただけで複数の回路の開閉作動
できないかといった要求が多くなってきた。
【0005】本発明は、1コネクタを基板に取付け接続
するだけで複数の回路の開閉作動できる電気コネクタ1
0を提供することを目的とする。
するだけで複数の回路の開閉作動できる電気コネクタ1
0を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、前記絶縁体
に相手コネクタとの嵌合口に連通する係合孔を設け、こ
の係合孔内に接触片Aと接触片Bとを設置し、かつ、接
触片Aは片持ちばりで、一方端に前記接触片Bと接触す
るための接触部Aと、この接触部Aの終端からは相手コ
ネクタの嵌合部に接触する湾曲をした接触部Bと、この
接触部Bの終端からは絶縁体に固定するためのほぼ直角
に折り曲げられた固定部Aと、この固定部Aの延長上に
は基板等に接続するための接続部Aとを有し、この順序
に配置されると共に、前記接触片Aの湾曲した前記接触
部Bが前記絶縁体の嵌合口に突出し、前記接触部Aと前
記接触部Bとを摺動可能にし、また、前記接触片Bは移
動しないように固定され、一方端に前記接触片Aと接触
するための接触部Cと、その接触部Cの終端からは絶縁
体12に固定するためのほぼ直角に折り曲げられた固定
部Bと、その固定部B30の延長上には基板等に接続す
るための接続部Bとを有すると共に、この順序で配置す
ることにより達成することができる。
に相手コネクタとの嵌合口に連通する係合孔を設け、こ
の係合孔内に接触片Aと接触片Bとを設置し、かつ、接
触片Aは片持ちばりで、一方端に前記接触片Bと接触す
るための接触部Aと、この接触部Aの終端からは相手コ
ネクタの嵌合部に接触する湾曲をした接触部Bと、この
接触部Bの終端からは絶縁体に固定するためのほぼ直角
に折り曲げられた固定部Aと、この固定部Aの延長上に
は基板等に接続するための接続部Aとを有し、この順序
に配置されると共に、前記接触片Aの湾曲した前記接触
部Bが前記絶縁体の嵌合口に突出し、前記接触部Aと前
記接触部Bとを摺動可能にし、また、前記接触片Bは移
動しないように固定され、一方端に前記接触片Aと接触
するための接触部Cと、その接触部Cの終端からは絶縁
体12に固定するためのほぼ直角に折り曲げられた固定
部Bと、その固定部B30の延長上には基板等に接続す
るための接続部Bとを有すると共に、この順序で配置す
ることにより達成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、前記接触片A1
6の湾曲した前記接触部B22の頂部が前記絶縁体12
の嵌合口48に0.4〜1mm程度突出させる。前記接
触部22の頂部を絶縁体12の嵌合口48に突出させる
ことで、相手コネクタ50が嵌合した際に、前記接触片
A16の接触部A20と接触部B22が摺動し、前記接
触片B18の接触部C28と接しなくなる。0.4mm
未満の場合には、相手コネクタ50の嵌合部と絶縁体1
2の嵌合口48のクリアランスの分を越えない可能性が
あり、前記接触片A16が摺動しなし、1mmを越える
場合には相手コネクタを嵌合させる際に接触圧が大きす
ぎて相手コネクタ50を挿入出来ないことがある。ま
た、前記接触片A16の湾曲した前記接触部B22の頂
部から前記接触部A20までの距離を1〜3mm程度に
する。このようにすることで、相手コネクタ50が嵌合
されない状態の時には、接触片A16の接触部A20が
接触片B18の接触部C28と接するようなり、かつ、
相手コネクタ50と嵌合した状態の時には、接触片A1
6の接触部A20が接触片B18の接触部C28と離れ
るようになる。1mm未満の場合には、摺動距離にもよ
るが、接触片A16の接触部A20が接触片B18の接
触部C28から離れないということもあり、3mmを越
える場合には、接触片A16の摺動距離が長くなるとい
うことになり、絶縁体12の係合孔34が大きくなりコ
ネクタ10自体が大きくなってしまうことになり、ま
た、相手コネクタ50が嵌合した状態の時に、接触片A
16の接触部A20が絶縁体12に接することになる
と、常に接触片A16にストレスが掛かることになり、
相手コネクタ50の抜き差しを繰り返した際に、接触片
A16のへたりが早くなる恐れがある。また、前記接触
片A16にはバネ性を持たせる。このようにバネ性を持
たせることで、前記接触片16は相手コネクタ50の嵌
合部に接触することにより、絶縁体12の係合孔34内
を摺動可能になる。また、相手コネクタ50との嵌合或
いは非嵌合時に、前記接触片A16の接触部A20と前
記接触片B18の前記接触部C28とが接するようにす
る。
6の湾曲した前記接触部B22の頂部が前記絶縁体12
の嵌合口48に0.4〜1mm程度突出させる。前記接
触部22の頂部を絶縁体12の嵌合口48に突出させる
ことで、相手コネクタ50が嵌合した際に、前記接触片
A16の接触部A20と接触部B22が摺動し、前記接
触片B18の接触部C28と接しなくなる。0.4mm
未満の場合には、相手コネクタ50の嵌合部と絶縁体1
2の嵌合口48のクリアランスの分を越えない可能性が
あり、前記接触片A16が摺動しなし、1mmを越える
場合には相手コネクタを嵌合させる際に接触圧が大きす
ぎて相手コネクタ50を挿入出来ないことがある。ま
た、前記接触片A16の湾曲した前記接触部B22の頂
部から前記接触部A20までの距離を1〜3mm程度に
する。このようにすることで、相手コネクタ50が嵌合
されない状態の時には、接触片A16の接触部A20が
接触片B18の接触部C28と接するようなり、かつ、
相手コネクタ50と嵌合した状態の時には、接触片A1
6の接触部A20が接触片B18の接触部C28と離れ
るようになる。1mm未満の場合には、摺動距離にもよ
るが、接触片A16の接触部A20が接触片B18の接
触部C28から離れないということもあり、3mmを越
える場合には、接触片A16の摺動距離が長くなるとい
うことになり、絶縁体12の係合孔34が大きくなりコ
ネクタ10自体が大きくなってしまうことになり、ま
た、相手コネクタ50が嵌合した状態の時に、接触片A
16の接触部A20が絶縁体12に接することになる
と、常に接触片A16にストレスが掛かることになり、
相手コネクタ50の抜き差しを繰り返した際に、接触片
A16のへたりが早くなる恐れがある。また、前記接触
片A16にはバネ性を持たせる。このようにバネ性を持
たせることで、前記接触片16は相手コネクタ50の嵌
合部に接触することにより、絶縁体12の係合孔34内
を摺動可能になる。また、相手コネクタ50との嵌合或
いは非嵌合時に、前記接触片A16の接触部A20と前
記接触片B18の前記接触部C28とが接するようにす
る。
【0008】
【実施例】以下図1に基づいて本発明の一実施例につい
て説明する。図1(A)は、本発明の嵌合前の電気コネ
クタ10の断面図であり、(B)は、嵌合後の電気コネ
クタ10の断面図である。本発明の電気コネクタ10
は、主にコンタクト14と絶縁体12と接触片A16と
接触片B18とから構成されている。電気コネクタ10
の大きさは大小様々あるが、本実施例では、長さが25
mm、幅が10mm、高さが8mm程度である。長さ
は、コンタクトピッチ寸法と芯数によって変化する。本
実施例では、コンタクトピッチが1.27mmで、芯数
が14芯である。コンタクトピッチとしては0.5〜
2.54mm等が考えられ、芯数としては2〜50芯等
が考えられ、機能等によって適宜設計する。
て説明する。図1(A)は、本発明の嵌合前の電気コネ
クタ10の断面図であり、(B)は、嵌合後の電気コネ
クタ10の断面図である。本発明の電気コネクタ10
は、主にコンタクト14と絶縁体12と接触片A16と
接触片B18とから構成されている。電気コネクタ10
の大きさは大小様々あるが、本実施例では、長さが25
mm、幅が10mm、高さが8mm程度である。長さ
は、コンタクトピッチ寸法と芯数によって変化する。本
実施例では、コンタクトピッチが1.27mmで、芯数
が14芯である。コンタクトピッチとしては0.5〜
2.54mm等が考えられ、芯数としては2〜50芯等
が考えられ、機能等によって適宜設計する。
【0009】本実施例では、コンタクトテールの形状と
して、L形ディップタイプを図示したが、面実装(以下
SMTという)タイプでもストレートディップタイプで
もよい。まず、複数本のコンタクト14は、従来同様に
絶縁体12に保持・固定され、公知のプレス加工等で製
作されている。このコンタクト14の材質としては、従
来同様良導電性の黄銅やリン青銅やベリリウム銅が使用
されている。導電性や加工性を考慮すると、黄銅がよ
い。前記コンタクト14は、一般的に相手コネクタ50
と接触する接触部と絶縁体12に固定される固定部と基
板等に接続されるテール部の3部分からなっている。
して、L形ディップタイプを図示したが、面実装(以下
SMTという)タイプでもストレートディップタイプで
もよい。まず、複数本のコンタクト14は、従来同様に
絶縁体12に保持・固定され、公知のプレス加工等で製
作されている。このコンタクト14の材質としては、従
来同様良導電性の黄銅やリン青銅やベリリウム銅が使用
されている。導電性や加工性を考慮すると、黄銅がよ
い。前記コンタクト14は、一般的に相手コネクタ50
と接触する接触部と絶縁体12に固定される固定部と基
板等に接続されるテール部の3部分からなっている。
【0010】次に、絶縁体12も、従来同様に公知の射
出成形等で製作される。この絶縁体12の材質として
も、従来同様成形性やコストが考慮されるので、PBT
・PET・PA・PPS・LCP等が使用されている。
コストを考慮すると、PBTがよい。前記絶縁体12に
には、前記コンタクト14を固定する所定数の挿入孔4
6が設けられている。また、挿入孔46と反対側には、
相手コネクタ50と嵌合するための嵌合口48が設けら
れている。
出成形等で製作される。この絶縁体12の材質として
も、従来同様成形性やコストが考慮されるので、PBT
・PET・PA・PPS・LCP等が使用されている。
コストを考慮すると、PBTがよい。前記絶縁体12に
には、前記コンタクト14を固定する所定数の挿入孔4
6が設けられている。また、挿入孔46と反対側には、
相手コネクタ50と嵌合するための嵌合口48が設けら
れている。
【0011】本発明の絶縁体12におけるポイント部分
について説明する。前記絶縁体12には、接触片A16
と接触片B18とが収容される係合孔34が設けられ、
この係合孔34は相手コネクタ50が挿入される嵌合口
48と連通している。この係合孔34の大きさは、接触
片A16が相手コネクタ50を嵌合させた際に摺動可能
であれば如何なる大きさでもよく、絶縁体12の強度等
を考慮して適宜設計する。本実施例では、3X2X3m
m程度にした。また、この係合孔34の両端側には接触
片A16と接触片B18とを固定する係止孔A38と係
止孔B40とが設けられている。この係止孔A38と係
止孔B40の大きさは、接触片A16と接触片B18と
が圧入により固定されているので、接触片A16・B1
8より0.05〜0.15mm程度小さくしてある。
について説明する。前記絶縁体12には、接触片A16
と接触片B18とが収容される係合孔34が設けられ、
この係合孔34は相手コネクタ50が挿入される嵌合口
48と連通している。この係合孔34の大きさは、接触
片A16が相手コネクタ50を嵌合させた際に摺動可能
であれば如何なる大きさでもよく、絶縁体12の強度等
を考慮して適宜設計する。本実施例では、3X2X3m
m程度にした。また、この係合孔34の両端側には接触
片A16と接触片B18とを固定する係止孔A38と係
止孔B40とが設けられている。この係止孔A38と係
止孔B40の大きさは、接触片A16と接触片B18と
が圧入により固定されているので、接触片A16・B1
8より0.05〜0.15mm程度小さくしてある。
【0012】次に、本発明のポイントの1つである接触
片A16と接触片B18とについて説明する。接触片A
16と接触片B18は、コンタクト14同様に絶縁体1
2に保持・固定され、公知のプレス加工等で製作されて
いる。この接触片A16と接触片B18の材質として
は、良導電性の黄銅やリン青銅やベリリウム銅が使用さ
れている。バネ性や加工性を考慮すると、リン青銅がよ
い。それぞれの接触片の構成について説明する。接触片
A16は、略L字形状をし、接触部A20と接触部B2
2と固定部A24と接続部A26とから構成され、この
順序で配置されている。一方端には、接触片B18と接
触するための接触部A20を有している。その接触部A
20の終端からは、相手コネクタ50の嵌合部に接触す
る湾曲をした接触部B22を有している。また、その接
触部B22の終端からは、絶縁体12に固定するための
ほぼ直角に折り曲げられた固定部A24がある。その固
定部A24の延長上には、基板等に接続するための接続
部A26がある。湾曲した前記接触部B22の形状とし
ては、相手コネクタ50の嵌合部と接触できる形状であ
れば如何なる形状でもよく、C字形でも「く」の字でも
「コ」の字でもよい。本実施例では、相手コネクタ50
の嵌合部の損傷等を考慮してC字形にした。
片A16と接触片B18とについて説明する。接触片A
16と接触片B18は、コンタクト14同様に絶縁体1
2に保持・固定され、公知のプレス加工等で製作されて
いる。この接触片A16と接触片B18の材質として
は、良導電性の黄銅やリン青銅やベリリウム銅が使用さ
れている。バネ性や加工性を考慮すると、リン青銅がよ
い。それぞれの接触片の構成について説明する。接触片
A16は、略L字形状をし、接触部A20と接触部B2
2と固定部A24と接続部A26とから構成され、この
順序で配置されている。一方端には、接触片B18と接
触するための接触部A20を有している。その接触部A
20の終端からは、相手コネクタ50の嵌合部に接触す
る湾曲をした接触部B22を有している。また、その接
触部B22の終端からは、絶縁体12に固定するための
ほぼ直角に折り曲げられた固定部A24がある。その固
定部A24の延長上には、基板等に接続するための接続
部A26がある。湾曲した前記接触部B22の形状とし
ては、相手コネクタ50の嵌合部と接触できる形状であ
れば如何なる形状でもよく、C字形でも「く」の字でも
「コ」の字でもよい。本実施例では、相手コネクタ50
の嵌合部の損傷等を考慮してC字形にした。
【0013】接触片A16の大きさは、0.3X1.5
mmで、全長が8〜12mm程度である。この接触片A
16の固定部A24は、絶縁体12の係止孔A38に固
定されている。接触片A16が絶縁体12に固定される
位置は、相手コネクタ50と嵌合しない状態の時に、接
触片A16の湾曲した接触部B22の頂部が絶縁体12
の連通孔36から嵌合口48に0.4〜1mm程度突出
するようにする。この突出量は、接触片A16のバネ性
や強度や接触片B18と接するための摺動距離等を考慮
して適宜設計する。
mmで、全長が8〜12mm程度である。この接触片A
16の固定部A24は、絶縁体12の係止孔A38に固
定されている。接触片A16が絶縁体12に固定される
位置は、相手コネクタ50と嵌合しない状態の時に、接
触片A16の湾曲した接触部B22の頂部が絶縁体12
の連通孔36から嵌合口48に0.4〜1mm程度突出
するようにする。この突出量は、接触片A16のバネ性
や強度や接触片B18と接するための摺動距離等を考慮
して適宜設計する。
【0014】絶縁体12の連通孔36から嵌合口48に
突出した接触片A16のC字形に湾曲した接触部B22
の頂部から接触部A20までの距離は、相手コネクタ5
0が嵌合されない状態の時には、接触片A16の接触部
A20が接触片B18の接触部C28と接するように
し、かつ、相手コネクタ50と嵌合した状態の時には、
接触片A16の接触部A20が接触片B18の接触部C
28と離れるように、1〜3mm程度にする。この距離
が長くなるということは、接触片A16の摺動距離が長
くなるということになり、絶縁体12の係合孔34が大
きくなりコネクタ10自体が大きくなってしまうことに
なる。また、相手コネクタ50が嵌合した状態の時に、
接触片A16の接触部A20が絶縁体12に接すること
になると、常に接触片A16にストレスが掛かることに
なり、相手コネクタ50の抜き差しを繰り返した際に、
接触片A16のへたりが早くなる恐れがある。このよう
なことを考慮して、絶縁体12の連通孔36から嵌合口
48に突出した接触片A16のC字形に湾曲した接触部
B22の頂部から接触部A20までの距離は適宜設計す
る。
突出した接触片A16のC字形に湾曲した接触部B22
の頂部から接触部A20までの距離は、相手コネクタ5
0が嵌合されない状態の時には、接触片A16の接触部
A20が接触片B18の接触部C28と接するように
し、かつ、相手コネクタ50と嵌合した状態の時には、
接触片A16の接触部A20が接触片B18の接触部C
28と離れるように、1〜3mm程度にする。この距離
が長くなるということは、接触片A16の摺動距離が長
くなるということになり、絶縁体12の係合孔34が大
きくなりコネクタ10自体が大きくなってしまうことに
なる。また、相手コネクタ50が嵌合した状態の時に、
接触片A16の接触部A20が絶縁体12に接すること
になると、常に接触片A16にストレスが掛かることに
なり、相手コネクタ50の抜き差しを繰り返した際に、
接触片A16のへたりが早くなる恐れがある。このよう
なことを考慮して、絶縁体12の連通孔36から嵌合口
48に突出した接触片A16のC字形に湾曲した接触部
B22の頂部から接触部A20までの距離は適宜設計す
る。
【0015】接触片B18は、略L字形状をし、接触部
C28と固定部B30と接続部B32とから構成され、
この順序で配置されている。一方端には、接触片A16
と接触するための接触部C28を有している。その接触
部C28の終端からは、絶縁体12に固定するためのほ
ぼ直角に折り曲げられた固定部B30がある。その固定
部B30の延長上には、基板等に接続するための接続部
B32がある。この接触片B18の大きさは、0.3X
1.5mmで、全長が6〜8mm程度である。この接触
片B18の固定部B30は、絶縁体12の係止孔B40
に固定されている。接触片B18が絶縁体12に固定さ
れる時は、接触片B18の接触部C28が絶縁体12の
凸部A42に接するかもしくは0.05〜0.1mm程
度離れた位置に固定される。この位置は、前記接触片A
16の接触部B22の摺動距離を考慮して適宜設計す
る。この接触片B18は、一度絶縁体12に固定される
と、接触片A16のように部分的にも動くことはない。
C28と固定部B30と接続部B32とから構成され、
この順序で配置されている。一方端には、接触片A16
と接触するための接触部C28を有している。その接触
部C28の終端からは、絶縁体12に固定するためのほ
ぼ直角に折り曲げられた固定部B30がある。その固定
部B30の延長上には、基板等に接続するための接続部
B32がある。この接触片B18の大きさは、0.3X
1.5mmで、全長が6〜8mm程度である。この接触
片B18の固定部B30は、絶縁体12の係止孔B40
に固定されている。接触片B18が絶縁体12に固定さ
れる時は、接触片B18の接触部C28が絶縁体12の
凸部A42に接するかもしくは0.05〜0.1mm程
度離れた位置に固定される。この位置は、前記接触片A
16の接触部B22の摺動距離を考慮して適宜設計す
る。この接触片B18は、一度絶縁体12に固定される
と、接触片A16のように部分的にも動くことはない。
【0016】接触片A16と接触片B18との接続の仕
方について説明する。バネ性のある接触片A16の接触
部B22は、絶縁体12の係合孔34から嵌合口48に
湾曲部分が突出しており、相手コネクタ50の嵌合部が
絶縁体12の嵌合口48に挿入されると、前記接触部B
22は押し下げられることになる。相手コネクタ50が
嵌合される以前は、接触片A16の接触部A20と接触
片B18の接触部C28とは接続されていたが、上述の
ように前記接触部B22が押し下げられると、接触部A
20も押し下げられることになり、接触片A16と接触
片B18とは接続が外れた状態になる。相手コネクタ5
0との嵌合前は、接触片A16と接触片B18とは接続
状態にあり、嵌合後は接続が外れた状態になる。即ち、
嵌合前は信号が流れるが、相手コネクタ50が嵌合され
ると信号が流れなくなる。
方について説明する。バネ性のある接触片A16の接触
部B22は、絶縁体12の係合孔34から嵌合口48に
湾曲部分が突出しており、相手コネクタ50の嵌合部が
絶縁体12の嵌合口48に挿入されると、前記接触部B
22は押し下げられることになる。相手コネクタ50が
嵌合される以前は、接触片A16の接触部A20と接触
片B18の接触部C28とは接続されていたが、上述の
ように前記接触部B22が押し下げられると、接触部A
20も押し下げられることになり、接触片A16と接触
片B18とは接続が外れた状態になる。相手コネクタ5
0との嵌合前は、接触片A16と接触片B18とは接続
状態にあり、嵌合後は接続が外れた状態になる。即ち、
嵌合前は信号が流れるが、相手コネクタ50が嵌合され
ると信号が流れなくなる。
【0017】図2のように接触片B18の配置を逆にす
れば、嵌合前は信号が流れないが、相手コネクタ50が
嵌合されると信号が流れる状態にすることもできる。こ
のようにすれば、2つの回路に同時に信号を流すことが
できる。この場合、接触片B18は次のような位置関係
に絶縁体12に固定される。接触片B18の接触部C2
8が絶縁体12の凸部A42と反対側の壁に接するか或
いは0.5〜1mm程度離した状態で固定される。接触
片A16は、絶縁体12の連通孔36から嵌合口48に
突出した接触片A16のC字形に湾曲した接触部B22
の頂部から接触部A20までの距離が、相手コネクタ5
0が嵌合した状態の時に、接触片A16の接触部A20
が接触片B18の接触部C28と接するようにし、か
つ、相手コネクタ50と嵌合しない状態の時には、接触
片A16の接触部A20が接触片B18の接触部C28
と離れるように適宜設計する。
れば、嵌合前は信号が流れないが、相手コネクタ50が
嵌合されると信号が流れる状態にすることもできる。こ
のようにすれば、2つの回路に同時に信号を流すことが
できる。この場合、接触片B18は次のような位置関係
に絶縁体12に固定される。接触片B18の接触部C2
8が絶縁体12の凸部A42と反対側の壁に接するか或
いは0.5〜1mm程度離した状態で固定される。接触
片A16は、絶縁体12の連通孔36から嵌合口48に
突出した接触片A16のC字形に湾曲した接触部B22
の頂部から接触部A20までの距離が、相手コネクタ5
0が嵌合した状態の時に、接触片A16の接触部A20
が接触片B18の接触部C28と接するようにし、か
つ、相手コネクタ50と嵌合しない状態の時には、接触
片A16の接触部A20が接触片B18の接触部C28
と離れるように適宜設計する。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上記に詳細に説明した構成に
より、下記のような顕著な効果を奏する。 ・コネクタ10にはコンタクト14以外に接触片A16
と接触片B18とを設置しているので、相手コネクタ5
0が嵌合していない時には接触片A16と接触片B18
とが接続している回路に信号が流れ、相手コネクタ50
が嵌合している時にはコンタクト14が接続している回
路に信号が流れるために、1つのコネクタ10を基板に
取付るだけで、相手コネクタ50の嵌合の有無で2つの
回路を作動することができる。 ・相手コネクタ50が嵌合した時に接触片A16と接触
片B18とがせっしょくし、信号が流れるように接触片
B18の固定する位置をかえることによっては、1つの
コネクタ10を基板に取付るだけで、相手コネクタ50
の嵌合の嵌合時に2つの回路を同時に作動することもで
きる。 ・接触片A16は片持ちばりで、接触片A16にバネ性
を持たせているので、容易に絶縁体12の係合孔34内
を摺動することができ、また、摺動することにより接触
片A16の接触部A20と接触片B18の接触部C28
とが容易に接したり、離れたりすることができるので、
コンタクト14が接続していない別の回路に信号を流す
ことができる。。
より、下記のような顕著な効果を奏する。 ・コネクタ10にはコンタクト14以外に接触片A16
と接触片B18とを設置しているので、相手コネクタ5
0が嵌合していない時には接触片A16と接触片B18
とが接続している回路に信号が流れ、相手コネクタ50
が嵌合している時にはコンタクト14が接続している回
路に信号が流れるために、1つのコネクタ10を基板に
取付るだけで、相手コネクタ50の嵌合の有無で2つの
回路を作動することができる。 ・相手コネクタ50が嵌合した時に接触片A16と接触
片B18とがせっしょくし、信号が流れるように接触片
B18の固定する位置をかえることによっては、1つの
コネクタ10を基板に取付るだけで、相手コネクタ50
の嵌合の嵌合時に2つの回路を同時に作動することもで
きる。 ・接触片A16は片持ちばりで、接触片A16にバネ性
を持たせているので、容易に絶縁体12の係合孔34内
を摺動することができ、また、摺動することにより接触
片A16の接触部A20と接触片B18の接触部C28
とが容易に接したり、離れたりすることができるので、
コンタクト14が接続していない別の回路に信号を流す
ことができる。。
【図1】(A)相手コネクタと嵌合前の本発明の電気コ
ネクタの断面図と相手コネクタの平面図である。 (B)相手コネクタと嵌合した際の本発明の電気コネク
タの断面図である。
ネクタの断面図と相手コネクタの平面図である。 (B)相手コネクタと嵌合した際の本発明の電気コネク
タの断面図である。
【図2】(A)相手コネクタと嵌合前の別の本発明の電
気コネクタの断面図と相手コネクタの平面図である。 (B)相手コネクタと嵌合した際の別の本発明の電気コ
ネクタの断面図である。
気コネクタの断面図と相手コネクタの平面図である。 (B)相手コネクタと嵌合した際の別の本発明の電気コ
ネクタの断面図である。
【図3】相手コネクタと嵌合前の従来の電気コネクタの
断面図と相手コネクタの平面図である。
断面図と相手コネクタの平面図である。
10 電気コネクタ 12 絶縁体 14 コンタクト 16 接触片A 18 接触片B 20 接触部A 22 接触部B 24 固定部A 26 接続部A 28 接触部C 30 固定部B 32 接続部B 34 係合孔 36 連通孔 38 係止孔A 40 係止孔B 42 凸部A 44 凸部B 46 挿入孔 48 嵌合口 50 相手コネクタ
Claims (5)
- 【請求項1】 コンタクトと、複数本のコンタクトを保
持・固定している絶縁体とからなる電気コネクタにおい
て、 前記絶縁体に相手コネクタとの嵌合口に連通する係合孔
を設け、この係合孔内に接触片Aと接触片Bとを設置
し、 前記接触片Aは片持ちばりで、一方端に前記接触片Bと
接触するための接触部Aと、この接触部Aの終端からは
相手コネクタの嵌合部に接触する湾曲をした接触部B
と、この接触部Bの終端からは絶縁体に固定するための
ほぼ直角に折り曲げられた固定部Aと、この固定部Aの
延長上には基板等に接続するための接続部Aとを有し、
この順序に配置されると共に、前記接触片Aの湾曲した
前記接触部Bが前記絶縁体の嵌合口に突出し、前記接触
部Aと前記接触部Bとを摺動可能にし、 前記接触片Bは移動しないように固定され、一方端に前
記接触片Aと接触するための接触部Cと、その接触部C
の終端からは絶縁体12に固定するためのほぼ直角に折
り曲げられた固定部Bと、その固定部B30の延長上に
は基板等に接続するための接続部Bとを有すると共に、
この順序で配置された、 ことを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項2】 前記接触片Aの湾曲した前記接触部Bの
頂部が前記絶縁体の嵌合口に0.4〜1mm程度突出し
たことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。 - 【請求項3】 前記接触片Aの湾曲した前記接触部Bの
頂部から前記接触部Aまでの距離を1〜3mm程度にし
たことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。 - 【請求項4】 前記接触片Aにバネ性を持たせたことを
特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。 - 【請求項5】 相手コネクタとの嵌合或いは非嵌合時
に、前記接触片Aの接触部Aと前記接触片Bの前記接触
部Cとが接することを特徴とする請求項1記載の電気コ
ネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21774896A JPH1050415A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21774896A JPH1050415A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 電気コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1050415A true JPH1050415A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16709138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21774896A Pending JPH1050415A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1050415A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000023924A (ko) * | 1999-10-22 | 2000-05-06 | 이경호 | 콘넥터용 리드 프레임 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP21774896A patent/JPH1050415A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000023924A (ko) * | 1999-10-22 | 2000-05-06 | 이경호 | 콘넥터용 리드 프레임 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050418 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050426 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050624 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050913 |