JPH10503638A - 無線電話交換システムおよび無線電話サービスを提供する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、無線電話交換システム６０と、無線電話通信システム１００内で加入者サービスを行う方法とを提供する。本発明の好適な実施例においては、電話通信システムで現在用いられるスイッチのうち典型的な１つのスイッチ１１０を処理プラットフオーム１１２に結合して、その機能性を高める。処理プラットフォームは、無線電話通信システムの加入者／ユーザにサービスを提供するよう設計された複数のサービス・モジュール１２８にアクセスするトリガ・マネージャ１２４を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 無線電話交換システムおよび 無線電話サービスを提供する方法 技術分野 本発明は、一般に通信システムに関し、さらに詳しくは、無線電話通信システ ムのための交換システムと、無線電話通信システムにおけるサービスの提供方法 とに関する。 発明の背景 通信システムは周知のものであり、陸上移動無線機，セルラ無線電話，パーソ ナル通信システム（ＰＣＳ：personal communication system）およびその他の 種類の通信システムを含む多くの種類で構成される。たとえば、セルラ無線電話 通信システムにおいては、基地トランシーバ局（ＢＴＳ：base transceiver sta tions）にサービスを提供される複数の通信セルが、基地局コントローラ（ＢＳ Ｃ：base station controller）に接続されるのが普通である。ＢＳＣは、さら に、移動交換センター（ＭＳＣ：mobile switching centers）に接続され、ＭＳ Ｃがセルラ無線電話通信システムと公衆電話交換網（ＰＳＴＮ：public switched telephone network）との間の接続ならびに種々のセルラ無線電話通信 システムの相互接続を行う。通信セル内で動作する移動通信ユニットは、無線通 信を利用して、サービスを提供するＢＴＳとの間に信号を送受信する。 信号は、ＢＴＳ，ＢＳＣおよびＭＳＣにより処理されて、ＰＳＴＮやその他の移 動局に接続された地上回線電話のユーザとの通信トランザクションを完了させる 。 無線電話通信システムのＭＳＣは、通常は、電話交換要素を、信号化，制御な どの無線電話通信システム特有の機能に統合する複雑なシステムである。これら のシステムは、構築，維持および更新が複雑である。たとえば、このような無線 電話交換システムのハードウェアおよびソフトウェア・アーキテクチャは、ＭＳ Ｃの専用動作ソフトウェアに機能として統合された加入者サービスを必要とする 。これに加えて、加入者サービスを提供するためにＭＳＣの能力を更新または変 更するためには、ＭＳＣ動作ソフトウェアの変更が必要であり、これにはかなり の費用と開発時間とがかかるのが普通である。このために、システム加入者に対 してサービスを強化するためのソフトウェア・フィーチャの追加が大幅に制限さ れる。 最近、インテリジェント・ネットワーク・アーキテクチャを用いて有線通信シ ステムを構築することが知られてきた。このようなアーキテクチャは、Ｊan Ｔh ornerによる「Ｉntelligent Ｎetworks」(Ｃhpt.２，Ａrtech Ｈouse 1994)に説明される。インテリジェント・ネットワーク技術により構築される通 信システムの基本は、サービス制御ポイント（ＳＣＰ：service control point ）プロセッサにより通常提供される中央集中型のサービス制御である。従来、サ ービス制御は、上述のＭＳＣと同様の交換システムにおいて実行されていた。イ ンテリジェント・ネットワーク・アーキテクチャ実現の利点は、通信システム内 でサービスを提供するために必要とされるサービス論理モジュール（ＳＬＭ：se rvice logic modules）の形のソフトウェアが、ＳＣＰすなわちほとんど変化し ない安定したプラットフォーム上で動作することである。新しいサービスを追加 したり、既存のサービスを変更するためには、そのサービスに特有のＳＬＭの部 分だけを設計または修正すればよい。これにより、新しいサービスを開発および 実行するための、あるいは既存のサービスを調整または更新するための時間が大 幅に短縮される。 残念ながら、これら既知のインテリジェント・ネットワークの実行は、無線電 話通信システムなどの無線通信システムに充分に適しているとは立証されていな い。たとえば、有線システムにおいては、加入者すなわち電話システムの顧客は 、サービスを提供する有線スイッチに対して固定した位置と外見とを有する。ト リガ供給、すなわちＳＣＰにおいて特別のサービスまたはフィーチャの開始を示 す呼処理のポイントは、加入者にサービスを提供するスイッチ内に 容易に組み込まれる。しかし、無線電話通信システムにおいては、加入者はシス テム間を移動する。従って、加入者用のトリガを複数のシステム内に冗長的に供 給しなければならない。さらに、既知のインテリジェント・ネットワークの実現 では、インテリジェント周辺装置（ＩＰ，一定の特殊機能を実行するハードウェ ア）がスイッチにより直接的に制御されることが必要である。 無線電話システムのオペレータが新しい加入者を得られるということは、新し いサービスを迅速に、対費用効果が優れた状態で提供できるということである。 従って、無線電話システムの製造者の成功により、新しいサービスを容易に追加 および／または更新することのできるシステムを提供する能力が得られる。この ため、有線通信システムに適用される制約を克服して、無線電話通信システムに インテリジェント・ネットワーク技術を適応することが必要である。 図面の簡単な説明 第１図は、本発明を組み込むセルラ無線電話通信システムの事例のブロック図 である。 第２図は、本発明の好適な実施例による無線電話交換システムのブロック図で ある。 第３図は、本発明の好適な実施例による、第２図のサー ビス制御ポイント・プロセッサの機能ブロック図である。 第４図は、第２図のサービス制御ポイント・プロセッサの本発明の好適な実施 例による要素の機能的な関係を示すドーム図である。 第５図は、本発明の好適な実施例によるサービス動作トリガのディスパッチを 示すブロック図である。 第６図は、本発明の好適な実施例による有効加入者サービス供給の決定を示す ブロック図である。 第７図は、本発明の好適な実施例による有効加入者サービス状況の決定を示す ブロック図である。 第８図は、本発明の好適な実施例による数値前変換を示すブロック図である。 第９図は、本発明の好適な実施例による第２図のサービス制御ポイント・プロ セッサの要素の機能的関係を示すドーム図である。 実施例 本発明は、無線電話交換システムと、無線電話通信システム内で加入者サービ スを行う方法とを提供する。本発明の好適な実施例においては、電話通信システ ム内で現在用いられているスイッチのうち典型的な１つのスイッチが処理プラッ トフォームに結合され、その機能を強化する。処理プラットフォームは、通常、 ＭＳＣの専用処理ソフトウェ ア内で無線電話通信システムの加入者／ユーザに提供されるサービスを提供する ために設計された複数のサービス・モジュールにアクセスするトリガ・マネージ ャを備える。トリガ・マネージャは、交換システム内でのサービスの供給とトリ ガのインテリジェント・ディスパッチに対応する。追加のサービス・モジュール を加えるだけで、無線電話通信システムにその他のサービスおよび機能をいつで も追加することができる。トリガ・マネージャを設けることにより、スイッチに 関連する専用処理とは独立して、多くのサービス・モジュールを開発および実現 することができる。さらに、移動する加入者に継ぎ目のないサービスを提供する ために、多重システムにおけるサービスの冗長的供給が必要でなくなる。 第１図を参照して、無線電話通信システム１００は、基地局システム（ＢＳＳ ：base station systeｍ）５０を構成する図示されたＢＳＣ３１〜３３によりサ ービスを提供される複数のＢＴＳ２１〜２３を備える。ＢＳＣ３１〜３３はＭＳ Ｃ６０に結合され、ＭＳＣ６０はＰＳＴＮ７０に結合される。移動通信ユニット （そのうち１つを移動局８０として図示）は、ＢＴＳ２１〜２３によりサービス を提供される通信セル内で動作し、周知の方法で無線リンクを介してＢＴＳ２１ 〜２３と通信を行う。移動局８０で開始される、あるいは終端する呼はＭＳＣ６ ０を通じて、ＰＳＴＮ７０に接続された有線電話の顧客またはＭＳＣ６０やその 他のＭＳＣ（図示せず） によりサービスを提供される他の無線電話通信システムに宛てて処理される。 第２図を参照して、ＭＳＣ６０は信号化リンク１１４を介してサービス制御ポ イント（ＳＣＰ）処理プラットフォーム１１２に結合された交換システム（スイ ッチ）１１０を備える。スイッチ１１０は、無線電話通信システム内で通常採用 される交換システムによって構成されることも、クラス５の電話スイッチ組み込 みインテリジェント・ネットワーク（ＩＮ：intelligent network）機能で構成 されることもある。ＳＣＰ１１２は、任意の適当な処理プラットフォームである 。ＳＣＰ１１２とスイッチ１１０との間の信号化は、ＥＩＡ/ＴＩＡにより発行 される暫定基準（ＩＳ-41）などの標準プロトコルまたはモトローラ社のセルラ ・インフラストラクチャ・グループ（1501 Ｗ，Ｓhure Ｄrive，Ａrlington Ｈe ights，Ｉllinois 60004）から入手可能な分布移動局交換（ＤＭＸ：distribute d mobile exchange）プロトコルおよびその改訂版に準拠することが好ましい。 インテリジェント周辺装置（ＩＰ：intelligent peripherals）１３０も、音声 ／データ中継線１１６を介して交換システム１１０に、また信号化リンク１１８ を介して処理プラットフォーム１１２に接続される。好適な実施例においては、 信号化リンク１１８は、伝送制御プロトコル／インターネット・プロトコル（Ｔ ＣＰ/ＩＰ：transmission control protocol/internet protocol） に準拠した音声応答インターフェース（ＶＲＩ：voice response interface）プ ロトコルであり、音声／データ中継線１１６はＴ1，光ファイバなどを含む任意 の音声／データ中継線である。 第３図を参照して、ＳＣＰ１１２の要素が全体に階層的構造において図示され 、それは呼モデル・プロセッサ１２２およびインターフェース１２４に結合され たコア・プロセッサ１２０を備える。ＳＣＰ１１２はさらに、呼モデル・プロセ ッサ１２２およびインターフェース１２４の両方に結合されたトリガ・マネージ ャ１２６を備える。トリガ・マネージャ１２６およびインターフェース１２４の 両方には、複数のサービス・モジュール１２８が結合され、これらは無線電話通 信システム１００内で加入者サービスを実現する機能を提供する。 引き続き第３図を参照して、コア・プロセッサ１２０は、信号化リンク１１８ を介して複数のＩＰ−−図にはそのうちの１つが１３０と示される−−に直接的 に結合され、音声／データ中継線１１６によりスイッチ１１０に結合される。コ ア・プロセッサ１２０は、データベース・システム１３２にも結合される。デー タベース・システムは、特に、後述の無線電話通信システムと加入者供給および 状況情報を記憶する。ＩＰ１３０，スイッチ１１０およびデータベース１３２と インターフェースするだけでなく、コア・プロセッサ１２０は、データ送付のた めの信号化システム７（ ＳＳ7：signaling system 7）プロトコルに提供されるトランザクション・コン テクスト管理およびトランザクション機能適応部（ＴＣＡＰ：transaction capa bilities applications part）などの追加機能も提供する。 好適な実施例においては、呼モデル・プロセッサ１２２は、リンク１１８上の インターフェース・プロトコル、すなわちＤＭＸ呼処理メッセージをベルコア・ アドバンスト・インテリジェント・ネットワーク（ＡＩＮ：Ａdvanced Ｉntelli gent Ｎetwork）呼モデルに割り当てる有限状態装置である。一定の状態になる と、呼モデル・プロセッサ１２２により処理が中断され、トリガ・マネージャ１ ２４が起動されて、専門のサービスまたは機能を提供する。トリガ・マネージャ １２４は、インテリジェント命令を通じた加入者サービスの実現と、ＳＬＭ１２ ８に対するイベント・トリガおよびサービス・アクション・トリガのディスパッ チとに対応する。 第４図は、呼処理を行う交換システム１１０内の機能要素の相互関係を示す。 中心となるのは呼処理関連機能２００であり、これは上述されるように好適な実 施例においてはベルコアＡＩＮ呼モデルである。本発明の実現を通じてベルコア 呼モデルに対するいくつかのトリガ強化が可能であり、これを以下に説明する。 追加の要素は数値前変換機能２０２と非呼処理関連機能２０４である。 さらに第４図には、トリガ・イベント・ディスパッチ機 能２０６，サービス・アクション・ディスパッチ機能２０８およびサービス状況 決定機能２１０も図示されるが、これらはトリガ・マネージャ１２４により設け られ、管理される。トリガ・イベント・ディスパッチ機能２０６は、イベント・ トリガを潜在的サービス・アクションの優先順位を付けたリストに変換すること を受け持つ。サービス・アクション・リストは、サービス定義テーブル２１４か ら生成され、このテーブルはイベント・トリガ識別子（ＩＤ）により連想的にア クセスされ、サービス・アクション・ディスパッチ機能２０８に通信される。 第５図を参照して、サービス・アクション・ディスパッチ機能２０８は、サー ビス・アクション・リスト，サービス・スイッチ・テーブル２１６内の情報およ び有効加入者サービス・インジケータに基づいて、サービス・アクション・トリ ガをディスパッチする、すなわちＳＬＭにトリガをディスパッチする。この情報 が、サービス・アクション・ディスパッチ機能２０８に対してサービス・アクシ ョン・トリガをディスパッチすべきか否か、すなわちサービスを提供すべきか否 か、その状況がアクティブであるか否か、またサービス・アクションを起こすべ きか否かを決定する根拠となる。好適な実施例においては、サービス・アクショ ン・トリガは、以下の表Ｉに含まれる基準に従ってディスパッチされる。有効加 入者サービス・インジケータは、サービス状況決定機能２１０により生成される 有効加入者供 給インジケータと有効加入者サービス状況インジケータとを備える。サービス・ アクション・ディスパッチ機能２０８は、サービス範囲，サービスＩＤおよびサ ービス・アクションＩＤ情報も利用して、サービス・スイッチ・テーブル２１６ 内にＳＬＭトリガを識別する。サービス・アクション・ディスパッチ機能２０８ は、サービス・アクション・リストが終わるまで、あるいはＳＬＭが継続以外の トリガ応答を返すまで、サービス・アクションすなわちＳＬＭトリガのディスパ ッチを続ける。サービス・アクション・リストがなくなるか、あるいはＳＬＭか らトリガ継続以外の応答を受信すると、サービス・ディスパッチ機能は呼処理機 能２０２にトリガ応答を送る。このトリガ応答は、サービス・アクション・リス ト上のすべてのサービス・アクションがなくなった場合は継続であり、さもなけ ればＳＬＭからの非継続トリガ応答である。 好適な実施例においては、サービス定義テーブルには、サービス範囲，サービ スＩＤ，サービス名，サービス記憶コード，サービス優先度，サービス状態取扱 およびトリガ・イベント・リストのフィールドが含まれる。サービス範囲フィー ルドは、サービスが提供されるレベルを定義する。 すなわち、そのサービスがすべての加入者に適用可能なシステム・レベルのサー ビスであるか、すべての加入者に個別に供給される加入者レベルのサービスであ るかを定義する。サービスIＤ，サービス名およびサービス記憶コードのフィー ルドは、特定のサービスを識別する手段となる。サービス優先度フィールドは、 共通のイベント・トリガに応答してサービス・アクションがディスパッチされる 順序を決定するためのデータを含む。サービス状態取扱フィールドは、サービス 目的を扱う状態の種類を特定するために用いられるデータ、すなわちアクティブ または可変を含む。トリガ・イベント・リストは、特定のサービスが動作のため に必要とするトリガ・イベントを含む。トリガ・イベン ト・リストには、イベントＩＤおよびサービス・アクションＩＤも含まれ、これ は、活性化，非活性化，登録，消去，質問，実施，特定サービス１または特定サ ービス２のいずれかである。動作中は、トリガ・ディスパッチ機能２０６は、イ ベント・トリガＩＤを用いて、特定のイベント・トリガに関連するサービス・ア クションを識別する。次にサービス優先度データが用いられて、サービス・アク ションを優先度順に潜在サービス・アクション・リスト内に順位を付ける。この リストはサービス・アクション・ディスパッチャ２０８に通信される。 サービス状況決定機能２１０は、ＳＬＭの実行と呼処理を適切に支援するため に必要な有効加入者サービス供給および状況インジケータを計算する。第６図を 参照して、フィーチャ供給情報がシステム・プロフィル２３０のフィールドと、 加入者プロフィル２３２のフィールドから合成されて、有効加入者サービス供給 インジケータ２４０を決定する。好適な実施例においては、加入者プロフィル２ ３２とフィーチャ・パッケージ・テーブル２３４の両方に加入者フィーチャの供 給が重複すると、フィーチャ・パッケージを引き続き使用することができる。シ ステム・プロフィル２３０は、システム全体にサービスを供給するための中央集 中的手段となり、加入者プロフィル２３２とフィーチャ・パッケージ・テーブル ２３４は加入者毎にサービスを供給する手段となる。有効加入者供給インジケー タの例を上記 の表IIに示す。 次に第７図を参照して、加入者サービス状況情報が合成されて、有効加入者サ ービス状況インジケータ２４２ができる。好適な実施例においては、このような 情報には、システム・プロフィル２３２のフィールドからの加入者サービス状況 情報と、加入者プロフィル２３４のフィールドからの呼別加入者サービス状況情 報と、呼発生フィールド２３６からの加入者サービス状況取扱情報と、サービス 定義テーブル２１４からの加入者サービス状況インジケータとが含まれる。有効 加入者サービス状況インジケータの例を表IIIに示す。 サービス・アクション・ディスパッチ機能２０８からのサービス・アクション ・トリガに応答して、ＳＬＭは加入者サービスおよびフィーチャを支援する種々 の機能を実行する。これには、終端呼の転送または再送の実行，移動加入者のペ ージング，呼待機の開始などが含まれる。通常の条件下では、ＳＬＭは連続とい うトリガ応答を送り、これは呼処理機能２０２がＳＬＭ処理または呼処理機能２ ０２に現在の呼に関して何らかの行動を起こすよう命令する別の応答に関わらず 処理を継続することを命じる。サービス・アクションの処理中に一般的な障害が 起こったことを知らせる不良応答が返送されることもある。 再び第４図を、さらに第８図を参照して、交換システム１１０内には前変換機 能２０２も備えられる。前変換機能 ２０２は、加入者のサービス発信クラス（ＯＣＯＳ：originating class of ser vice）をＯＣＯＳ変換テーブル２５４を用いてダイヤリング・プラン２５２に変 換する。加入者ＯＣＯＳが加入者プロフィル２３２内のフィールドから検索され る。ダイヤリング・プランＩＤと収集された任意の数値、すなわちサービスの要 求に追加して加入者により入力された数値が、前変換／ダイヤリング・プラン・ テーブル２５２内のエントリと照合される。テーブル内のエントリは、トリガ・ イベント・ディスパッチ機能２０６に通信されるトリガ・イベントＩＤまたは適 切なアクションのためにサービス・アクション・ディスパッチ機能２０８に通信 されるサービス・アクションのいずれかである。 ＳＣＰ１１２はさらに、トリガ・マネージャ１２６を通じて、用いられるサー ビス２６０に関する数値と、スイッチ１１０による１つのメッセージを維持する 。これは数値ＳＬＭに対する適切なトリガのディスパッチを通じてこれらの数値 を更新するために行われる。 理解頂けるように、呼モデルと対応するＳＬＭ内に別のトリガを追加すること により、最小限の投資と技術的努力で、数多くのその他のサービスおよびフィー チャを交換システム１１０に追加することができる。これを第９図に示すが、こ こではいくつかの追加トリガが呼処理機能２０２に追加されており、第９図では それぞれ個別に１２０２，２２０２，３２０２，４２０２，５２０２として示さ れる。トリ ガ１２０２，２２０２は、ベルコア呼モデルにより、それぞれ呼の発信と終端に 対応する。トリガ３２０２は、無線電話通信システム１００内の移動加入者の自 主登録を行う。「Ｉ_ＲＯＡＭ_ＵＰＤＡＴＥ（私は移動する。更新）」というメ ッセージを受信すると、呼処理機能は自主登録トリガ・イベントを生成し、これ がトリガ・マネージャ１２４のトリガ・イベント・ディスパッチ機能２０６に通 信される。本発明の好適な実施例により、トリガ・マネージャ１２４は適切なＳ ＬＭに対するサービス・アクションのディスパッチを行い、移動加入者を無線電 話システム１００に登録する。登録が成功すると、移動加入者状況が加入者状況 テーブル２３８内でＳＬＭにより更新され、トリガ応答として継続が返送される 。同様に、フィーチャ更新４２０２および遠隔フィーチャ更新５２０２などの追 加のサービスが、呼処理機能２０２およびＳＬＭ内に適切なトリガを追加するこ とにより実現される。 上記から理解頂けるように、トリガ・マネージャ１２４の導入により、インテ リジェント・ネットワーク技術の利点を無線電話通信システムにも適用すること ができるようになる。トリガ・マネージャ１２４は、複数のシステム内に冗長的 供給を必要とせずに、加入者毎に加入者サービスの優先順位を付け、それを供給 する。さらに、加入者フィーチャおよびサービスが、高いコストや開発のための 遅延を必要とせずに容易にシステムに追加される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ Ｈ０４Ｑ 7/26 7/30 7/38

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．公衆電話交換網と無線電話通信システムとに結合されたスイッチ； 前記スイッチと前記無線電話通信システムとに結合されトリガ・マネージャを 備える処理プラットフォーム；および 前記トリガ・マネージャに応答し、インターフェースにより前記処理プラット フォームに結合された複数のサービス・モジュール； によって構成されることを特徴とする無線電話通信システム交換システム。 ２．前記トリガ・マネージャがサービス・アクション・リストによって構成さ れる請求項１記載の交換システム。 ３．前記サービス・アクション・リストが１組の加入者状態と論理的に合成さ れた１組のシステム制御によって構成される請求項２記載の交換システム。 ４．前記サービス・アクション・リストに優先順位が付けられる請求項３記載 の交換システム。 ５．基地局システムと処理プラットフォームとに結合された交換システムを有 する無線電話通信システム内で無線電話サービスを提供する方法であって： （ａ）イベント・トリガを潜在的サービス・アクションのリストに変換する段 階； （ｂ）前記リストに含まれる第１サービス・アクションをディスパッチすべき と判定する段階；および （ｃ）前記第１サービス・アクションをディスパッチする段階； によって構成されることを特徴とする方法。 ６．（ｄ）前記リストに含まれる第２サービス・アクションをディスパッチす べきと判定する段階；および （ｅ）前記第２サービス・アクションをディスパッチする段階； によってさらに構成される請求項５記載の方法。 ７．基地局システムと処理プラットフォームとに結合された交換システムを有 する無線電話通信システム内で無線電話サービスを提供するシステムであって： イベント・トリガを潜在的サービス・アクションのリストに変換する手段； 前記リストに含まれる第１サービス・アクションをディスパッチすべきと判定 する手段；および 前記第１サービス・アクションをディスパッチする手段； によって構成されることを特徴とするシステム。 ８．前記リストがイベント・トリガ識別子とサービス定義テーブルとの論理的 連係によって構成される請求項７記載のシステム。 ９．判定手段が有効加入者サービス供給インジケータを決定することのできる 請求項７記載のシステム。 １０．無線電話通信システム内でサービスを提供するシステムであって： 交換システムから前記交換システムに結合された処理プラットフォームへのア クション・トリガのディスパッチを管理する手段であって： サービス・アクションのリストを作成する手段； 有効加入者サービス供給インジケータを決定する手段； 有効加入者サービス状況インジケータを決定する手段； および 前記有効加入者サービス供給インジケータおよび前記有効加入者サービス状 況インジケータに基づいて、前記処理プラットフォームにサービス・アクシヨン ・トリガをディスパッチする手段； によって構成される管理手段によって構成されることを特徴とするシステム。