JPH10503423A - 気体と液体を接触させるカラム - Google Patents

気体と液体を接触させるカラム

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JPH10503423A JP8506191A JP50619196A JPH10503423A JP H10503423 A JPH10503423 A JP H10503423A JP 8506191 A JP8506191 A JP 8506191A JP 50619196 A JP50619196 A JP 50619196A JP H10503423 A JPH10503423 A JP H10503423A
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Abstract

(57)【要約】 上向きに流れる気体を下向きに流れる液体に接触させるカラム(1)であって、管状気体/液体接触装置(8、10)を備えるプレート(6、7)を備える水平トレー(3、5)を備え、管状気体/液体接触装置(8、10)が、プレート(6、7)の下方に配置された接触部(12)と、接触部(12)の上方の分離部(13)と、分離部(13)の上方にありプレート(6、7)の上方に配置された出口部(15)とを備え、接触部(12)が、底部で閉鎖され、接触部(12)の壁が、複数の接線方向気体入口(16)を備え、接触部(12)の下端に液体供給管(19)が開放し、出口部(15)が、コアレッサ手段(25)を備える気体透過性壁を備え、出口部の頂部が、カバー(27)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 気体と液体を接触させるカラム 本発明は、上向きに流れる気体と下向きに流れる液体を接触させ、これらの相 間で質量、熱、運動量を伝達するカラムに関する。気体と液体を接触させるその ようなカラムは、よく知られており、たとえば蒸留、精留、吸収、ストリッピン グで使用される。 本明細書では、気体と蒸気を区別せず、「気体」の語は、蒸気も指す。 上向きに流れる気体と下向きに流れる液体を接触させるカラムは通常、カラム の下部に構成された気体用入口と、カラムの上部に構成された液体用入口と、カ ラムの下端部に構成された液体用出口と、カラムの上端部に構成された気体用出 口とを備える。一般に、カラムの上端に配置された気体用出口は一つしかない。 しかし、カラムは、液体および気体用の複数の入口と、液体用の複数の出口とを 備えることができ、これらの入口および出口の数ならびにそれらの位置は応用例 に依存する。 カラムには、通常の動作時に、液体と気体が互いに接触する、少なくとも一つ の水平トレーがある。そのような水平トレーの 一例として、ダウンカマーを備える穴あきプレートがある。 ダウンカマーを有する穴あきプレートを備えるカラムの通常の動作時に、液体 は、穴あきプレート上に連続的に供給され、穴あきプレート上に液体層として集 められる。穴あきプレートの穴を通過した気体は、穴あきプレート上の液体に接 触する。余分の液体は、穴あきプレートからダウンカマーに引き込まれ、一つ下 の穴あきプレート上へ送られ、そこで引き続き接触が行われる。穴あきプレート が1番下の穴あきプレートであるとき、液体がカラムの下端部へ流れ、そこから 液体用出口を介して取り出されることが理解されよう。液体層から出てきた気体 は上向きに流れ、一つ上の穴あきプレートに達し、そこで接触が引き続き行われ る。穴あきプレートが1番上の穴あきプレートであるとき、気体がカラムの上端 部へ流れ、そこから気体用出口を介して取り出されることが理解されよう。 本発明は詳細には、水平トレーが、管状気体/液体接触装置を備えるプレート から成る、気体と液体を接触させるカラムに関する。管状気体/液体接触装置は 、プレートの下方に配置された接触部と、接触部の上方の分離部と、分離部の上 方にありプレートの上方に配置された出口部とを備え、接触部の壁は、 複数の接線方向気体入口を備え、接触部の下端に液体供給管が開放し、出口部は 、コアレッサ手段を備える気体透過性壁を有する。 そのような装置は、英国特許第1123546号で開示されている。この既知 の装置では、出口部のコアレッサ手段を備える気体透過性壁は、二つの同心状エ キスパンデッドメタル層を備え、出口部上端で出口部が開放される。 通常の動作時には、上向きに流れる気体が、接線方向気体入口を通過し、管状 気体/液体接触装置の接触部に進入し、液体が、液体供給管を通じて接触部の下 部に供給される。接触部に進入した液体は、旋回する気体によって分散され、分 散された形態で気体に接触する。旋回する流体は、管状気体/液体接触装置の分 離部に進入する。分離部内で、液体は、遠心力の影響の下で外側へ移動し、分離 部の壁の内面上に溜まる。気体および液体は出口部に進入し、気体は管状気体/ 液体接触装置の出口部の開放端を通じて出口部から出て、液体はエキスパンデッ ドメタル上で合体し、そこからプレート上に落下する。 出口部の上端が開放されていると、大量の液体が、出口の上端を通じて出口部 から出る気体に飛沫同伴することがある。 飛沫同伴を低減させるために、改良された管状気体/液体接触装置が提案され た。この装置は、「Teoreticheskie Osnovy Khimicheskoi Tekhnologii」(第2 3巻、第4号、435ページないし444ページ、1989年)を翻訳したもの であるNI Saval'ev and N A Nikolaev(Kirov Kazan Chemical Technology Inst itute)著「Mathematical description and analysis of masstransfer mechan ics in contact equipment with vortical concurrent stream flow」で開 示されている。 後者の気体/液体接触装置で、コアレッサ手段を備える気体透過性壁は、接線 方向出口を備える円筒形壁を有する開放端管と、開放端管の上端の上方に構成さ れたU字形環状デフレクタとを備え、環状デフレクタは、液体を回収するために 接線方向出口の上方で延びるスカートを有する。したがって、通常の動作時には 、上向きに流れる気体の一部が偏向され、気体に飛沫同伴する液体が気体から分 離される。 本出願人は、ある量の液体が、中央液体供給管上に集まり、その後、吹き飛ば され、上向きに流れる気体の塊の中心に飛沫同伴することを知った。この気体は 、U字形環状デフレクタでは偏向されないので、ある量の液体は依然として、気 体と共に 開放端出口部から出る。したがって、気体と液体の分離は完全ではない。 本発明の目的は、前述の管状気体/液体接触装置から出る気体に飛沫同伴する 液体の量を低減させることである。 このために、本発明による、上向きに流れる気体を下向きに流れる液体に接触 させるカラムは、出口部の頂部がカバーを備えることを特徴とする。 このカバーは、出口部の上端を閉鎖し、したがって通常の動作時に、流体が、 コアレッサ手段を備える気体透過性壁を通じて流れるように、上向きに通過する 流体を偏向させる。 液体供給管は、管状気体/液体装置の接触部の下部に液体を供給する。液体は 、管状気体/液体接触装置が取り付けられた水平トレーから送ることができ、こ のために、水平トレーの上方の管状気体/液体接触装置の壁に開口部が形成され 、液体供給管は供給導管によって開口部に接続される。液体は、管状気体/液体 接触装置の上方の水平トレーから送ることもでき、この場合、液体供給管は、管 状気体/液体接触装置内を下向きに延びるダウンカマーチューブである。 好適には、出口部のコアレッサ手段を備える気体透過性壁は、 管状コアレッサ材料層を備え、管状層の内径は、分離部の外径以上である。管状 層の内径の寸法は、管状コアレッサ材料層に回収された液体が、管状気体/液体 接触装置の外側の空間内およびプレート上に落下できるように選択される。管状 コアレッサ材料層内の気体流に対する抵抗が高くなりすぎないように、管状コア レッサ材料層の自由領域は、管状気体/液体接触装置の断面積以上、またはその 1倍ないし1.5倍である。 好適には、コアレッサ材料は、エキスパンデッドメタル、すなわち、スリット を設けられ伸長されて格子状にされた薄板金の層を含む。さらに好都合なことに 、コアレッサ材料は、少なくとも二つの同心状エキスパンデッドメタル層を備え る。 出口部のコアレッサ手段を備える気体透過性壁を通じて流れる気体からの流体 の分離を向上させるために、出口部はさらに、コアレッサ手段を備える気体透過 性壁の外面に沿って定間隔に構成された二枚以上のコアレッサストリップを備え る。 既知の装置では、接触部は、その周辺に沿って定間隔に構成されたいくつかの 縦長の接線方向気体入口を備える。各接線方向気体入口は、接触部の内側に湾曲 された縦長のストリップを備え、このストリップの高さは、接触部の高さにほぼ 等しい。 接触部に進入した上向きに流れる気体は偏向され、接触部内の気体の速度は、軸 方向の成分と、周方向の成分とを有する。軸方向の速度の大きさは、気体と液体 が互いに接触する時間を決定する。接触時間が軸方向の速度の大きさに反比例す ることが理解されよう。軸方向の速度の大きさを低減させるために、縦長の接線 方向気体入口を、コラム状に配列された複数の接線方向入口で置き換える。各接 線方向気体入口は、接触部の内側に湾曲されたタングを備え、タングの高さは、 接触部の高さと比べて小さい。好都合なことに、タングの高さは、接触部の長さ の10%よりも小さい。 好都合なことに、接触部は、接線方向気体入口の二つの以上のそのようなカラ ムを備え、各カラムは、接触部の周辺に沿って定間隔に構成される。 次に、本発明によるカラムの断面図を概略的に示す添付の図面を参照しながら 本発明を詳しく説明する。 本発明による、上向きに流れる気体を下向きに流れる液体に接触させるカラム 1は、カラム1の下部に構成された気体用入口(図示せず)と、カラム1の上部 に構成された液体用入口(図示せず)と、カラム1の下端部に構成された液体用 出口(図示 せず)と、カラム1の上端部に構成された気体用出口(図示せず)とを備える。 カラム1内には、二つの水平トレー、すなわち上方水平トレー3と下方水平ト レー5が構成される。水平トレー3および5は、1番下の気体用入口と気体用出 口との間に配置される。上方水平トレー3は、水平プレート6を備え、該水平プ レート6には、該プレートの開口部を通じて延びる二つの垂直管状気体/液体接 触装置8が備えられている。下方水平トレー5は、水平プレート7を備え、該水 平プレート7には、該プレートの開口部を通じて延びる一つの垂直管状気体/液 体接触装置10を備える。 各管状気体/液体接触装置8および10は、接触部12と、接触部12の上方 に構成された分離部13と、分離部13の上方に構成された出口部15とを備え る。管状気体/液体接触装置8の接触部12は、プレート6の下方に配置され、 出口部15は、プレート6の上方に配置され、管状気体/液体接触装置10の接 触部12は、プレート7の下方に配置され、出口部15はプレート7の上方に配 置される。接触部12と分離部13と出口部15は、互いに流体連通する。 接触部12の壁は、複数の接線方向気体入口16を備える。各接線方向ガス入 口16は、接触部12の内側に湾曲されたタングを備え、タングの高さは、接触 部12の高さと比べて小さく、接線方向気体入口16は、コラム17に縦に並べ て構成される。図を明確にするために、接線方向気体入口には参照符号で参照さ れていないものがあり、タングも参照符号で参照されていない。 接触部12は、カバー18によって下端で閉鎖される。接触部12の下端に液 体供給管19が開く。管状気体/液体接触装置8の液体供給管19は、供給導管 20に接続される。供給導管20は、プレート6の上方で開放する入口開口部2 1を有する。管状気体/液体接触装置10の液体供給管19は、プレート6の開 口部を通じて一つ上のトレー3から下向きに管状気体/液体接触装置10内を延 びるダウンカマーチューブ23である。ダウンカマーチューブ23は、入口開口 部21の上方に配置された入口開口部24を有する。 出口部15は、コアレッサ手段25を備える気体透過性壁を備える。出口部1 5の頂部はカバー27を備える。 コアレッサ手段25を備える気体透過性壁は、二つの同心状 エキスパンデッドメタル層30の形の管状コアレッサ手段層を備え、管状コアレ ッサ手段層の内径は、管状層が分離部13にはまるように分離部13の外径以上 である。出口部15はさらに、コアレッサ手段25を備える気体透過性壁の外面 に沿って定間隔に構成された二枚のコアレッサストリップ32を備える。 通常の動作時には、カラム1の上部に構成された液体用入口(図示せず)に液 体が連続的に供給され、カラム1の下部に構成された気体用入口(図示せず)に 気体が連続的に供給される。カラム1の上部に供給された液体は、上方水平トレ ー3のプレート上に集められる。液体の一部は、入口開口部を通じて液体供給管 19へ流れ込み、液体の他の部分は、入口開口部24およびダウンカマーチュー ブ23を通じて管状気体/流体接触装置10の接触部12の下端に流れ込み、残 りの液体は、プレート6上に残る。上向きに流れる気体は、接線方向気体入口1 6を通じて管状気体/液体接触装置8の接触部12に進入する。接触部12に進 入した液体は、旋回する気体によって分散され、分散された形態で気体に接触す る。旋回する流体は、管状気体/液体接触装置8の分離部13に進入する。分離 部13内では、液体は遠心力の影響の下で外側へ移動し、分離部13の壁の内 面上に溜まる。気体および液体は出口部15に進入し、二つの同心状エキスパン デッドメタル層30の形のコアレッサ手段を通じて管状気体/液体接触装置8の 出口部15から出る。液体は、コアレッサ手段上に溜まり、下向きにプレート6 上に落下し、気体が、上向きに流れる。出口部8は、分離を向上させ、液体の気 体との飛沫同伴を低減させるコアレッサストリップ32を備える。カバー27は 、上向きに流れる流体をコアレッサ手段内を流れるように偏向する。 上方水平トレー3の上方に他の水平トレー(図示せず)がある場合、その、他 の水平トレーの接触装置(図示せず)内で気体が液体に接触し、液体は接触後、 ダウンカマー(図示せず)を通じてプレート6上へ流れる。上方水平トレー3が 1番上の水平トレーである場合、気体はカラム1の上端へ流れ、そこから気体用 出口(図示せず)を介して取り出され、この場合、液体入口に供給された液体は 直接プレート6上に供給される。 ダウンカマーチューブ23内を流れる液体は、下方水平トレー5に取り付けら れた管状気体/液体接触装置10の下端へ送られる。管状気体/液体接触装置1 0内では、上記で管状気体/液体接触装置8を参照して説明したのと同様に気体 と液体が 接触する。管状気体/液体接触装置10の出口部15から出た液体は、下方水平 トレー5のプレート7上に溜まり、余分の液体は、プレート7の開口部を通じて 延びるダウンカマーチューブ35を通じて下方水平トレー5から除去される。 下方水平トレー5の下方に他の水平方向トレー(図示せず)がある場合、ダウ ンカマーチューブ35は、その、他の水平トレーの管状気体/液体接触装置(図 示せず)に開放し、下方水平トレー5が1番下の水平トレーである場合、液体は カラム1の下端に排出され、そこから液体用出口(図示せず)を介して取り出さ れる。 本発明の気体/液体接触装置の効果を示すためにいくつかの実験を行った。二 つの実験では、4つの水平トレーに気体/液体接触装置を設け、液体として水を 使用し、気体として空気を使用した。コアレッサ手段を備える気体透過性壁が、 垂直スリットの形の接線方向出口を備える円筒形壁を有する開放端管を備え、か つ出口部の上端上に取り付けられた環状リングの形のデフレクタを頂部に備える 、従来技術の装置を用いて第一の実験を行った。各トレーには、内径が約50m mの11個の装置を含めた。気体負荷が0.70m/sのとき、平均飛沫同伴は 約0.3であった。この結果を、それぞれ、内径が100mである本発明による 4つの装置を備える、4つのトレーの結果と比較することができる。同じ液体流 量では、気体負荷が0.70m/sのときの飛沫同伴は0.03であった。 前述の結果で、飛沫同伴は、単位時間当たりに飛沫同伴した液体の量を、単位 時間当たりにカラムに供給された液体の量で除した値であり、気体負荷係数は、 単位時間当たりに接触装置に供給された気体の体積を、気体/液体接触装置の面 積で除し、この商に気体密度と液体密度の比の平方根を乗じ、その積から気体密 度を減じた値である。本発明による管状気体/液体接触装置を用いた場合、管状 気体/液体接触装置の出口部から出る気体との液体の飛沫同伴は、かなり低減さ れる。 接触を向上させるために、1番下の接線方向気体入口16の下方の、管状気体 /液体接触装置10の接触部12の下端は、カバー18上に構成された垂直平板 38の形のボルテックスブレーカを備え、液体供給管19の下端は、平板38の 上端の凹部40内で静止する。ボルテックスブレーカは、二枚の平板を含むこと もでき、その場合、一枚の平板は(平板38と同様に)図面の平面に存在し、第 二の平板(図示せず)は図面の平面に 垂直である。 出口部25は、たとえば3と5との間に、図示した二枚のコアレッサストリッ プ32よりも多くのコアレッサストリップを備えることができ、すべてのコアレ ッサストリップは、コアレッサ手段25を備える気体透過性壁の外面に沿って定 間隔に適切に構成される。コアレッサストリップの幅は、気体透過性壁の周辺の 長さの約10%である。 図面を参照して論じた管状気体/液体接触装置の断面は、円形であるが、多角 形であってもよい。 液体供給管19の下端が1番下の接線方向気体入口16の下方に構成され、そ のため、通常の動作時には、各管状気体/液体接触装置8および10の下端に存 在する液体が液体供給管19を密閉することが理解されよう。各接触管の下端を 充填できるように、各接触管の壁は、接触管が取り付けられた水平トレーのプレ ートの上方およびダウンカマーチューブ23の入口開口部24の下方に構成され た小さな孔(図示せず)を備える。管状気体/液体接触装置の下端を空にするた めに、接触部12の底部にあるカバー18は小さな孔(図示せず)を備える。璧 およびカバーの孔の寸法は、孔が存在することによって管状気 体/液体接触装置の分離性能が悪影響を受けないように選択される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年7月23日 【補正内容】 請求の範囲 1.管状気体/液体接触装置(8、10)を備えるプレート(6、7)を備え る水平トレー(3、5)を備え、管状気体/液体接触装置(8、10)が、プレ ート(6、7)の下方に配置された接触部(12)と、接触部(12)の上方の 分離部(13)と、分離部(13)の上方にありプレート(6、7)の上方に配 置された出口部(15)とを備え、接触部(12)が、底部で閉鎖され、接触部 (12)の壁が、複数の接線方向気体入口(16)を備え、接触部(12)の下 端に、下向きに管状気体/液体接触装置(10)内を延びるダウンカマーチュー ブ(19)の形の液体供給管が開放し、出口部(15)が、コアレッサ手段(2 5)を備える気体透過性壁を備える、上向きに流れる気体を下向きに流れる液体 に接触させるカラム(1)であって、出口部(15)の頂部が、カバー(27) を備えるカラム。 2.出口部のコアレッサ手段(25)を備える気体透過性壁が、管状コアレッ サ材料層を備え、管状層の内径が、少なくとも分離部(12)の外径に等しい請 求の範囲第1項に記載のカ ラム。 3.コアレッサ材料がエキスパンデッドメタル層を含む請求の範囲第2項に記 載のカラム。 4.コアレッサ材料が二つの同心状エキスパンデッドメタル層を備える請求の 範囲第3項に記載のカラム。 5.出口部(15)がさらに、コアレッサ手段(25)を備える気体透過性壁 の外面に沿って定間隔に構成された二枚以上のコアレッサストリップ(32)を 備える請求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載のカラム。 6.各接線方向気体入口(16)が、接触部(12)の内側に湾曲されたタン グを備え、タングの高さが、接触部(12)の高さと比べて小さく、接線方向気 体入口(16)がコラムに縦に並べて構成される請求の範囲第1項から第5項の いずれか一項に記載のカラム。 7.接触部(12)が、接線方向入口(16)の二つ以上のコラムを備え、コ ラムが接触部(12)の周辺に沿って定間隔に構成される請求の範囲第6項に記 載のカラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ウエイン,エンノ・フランク オランダ国、エヌ・エル−1031・セー・エ ム・アムステルダム、バトハアイスウエ ヒ・3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.管状気体/液体接触装置を備えるプレートを備える水平トレーを備え、管 状気体/液体接触装置が、プレートの下方に配置された接触部と、接触部の上方 の分離部と、分離部の上方にありプレートの上方に配置された出口部とを備え、 接触部が、底部で閉鎖され、接触部の壁が、複数の接線方向気体入口を備え、接 触部の下端に液体供給管が開放し、出口部が、コアレッサ手段を備える気体透過 性壁を備える、上向きに流れる気体を下向きに流れる液体に接触させるカラムで あって、出口部の頂部が、カバーを備えることを特徴とするカラム。 2.液体供給管が、下向きに管状気体/液体接触装置内を延びるダウンカマー チューブである請求の範囲第1項に記載のカラム。 3.出口部のコアレッサ手段を備える気体透過性壁が、管状コアレッサ材料層 を備え、管状層の内径が、少なくとも分離部の外径に等しい請求の範囲第1項ま たは第2項に記載のカラム。 4.コアレッサ材料がエキスパンデッドメタル層を含む請求の範囲第3項に記 載のカラム。 5.コアレッサ材料が二つの同心状エキスパンデッドメタル層を備える請求の 範囲第4項に記載のカラム。 6.出口部がさらに、コアレッサ手段を備える気体透過性壁の外面に沿って定 間隔に構成された二枚以上のコアレッサストリップを備える請求の範囲第1項か ら第5項のいずれか一項に記載のカラム。 7.各接線方向気体入口が、接触部の内側に湾曲されたタングを備え、タング の高さが、接触部の高さと比べて小さく、接線方向気体入口がコラムに縦に並べ て構成される請求の範囲第1項から第6項のいずれか一項に記載のカラム。 8.接触部が、接線方向入口の二つ以上のコラムを備え、コラムが接触部の周 辺に沿って定間隔に構成される請求の範囲第7項に記載のカラム。
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